確定申告」タグアーカイブ

ネット碁7段に昇段!

サーバートラブルのため、一日遅れで書いています。申し訳ありません。
毎年恒例の確定申告も愈々終盤戦に入り、電子申告した割合も漸く80%以上に達しました。あとは毎年3月に入らないと確定申告に関する書類提出に気合が入らない数少ない顧客を残すのみとなって居ますが、幸運にも今年も又、所員全員誰一人風邪を引くことなく此の儘ほぼ順調に申告事務が無事終了できそうです^0^/。
大阪関西万博が5月13日の開場に向けて最後の工事が急ピッチで行われていますが、今回の万博が世論に押されて自然の勢いで盛り上がり、岡本太郎渾身の「太陽の塔」を先頭に打ち立てて高度成長期の萌芽期であった55年前に打ち立てられた前回の千里会場とは全く異なって、各地に住民の下水処理物処理場が完成したことだし、それまで神戸を含む多くの周辺地域から天然の下水処理物処理場として利用されていた大阪湾のど真ん中に人口島を建設し、公設賭博場である「カジノ」を設けるための隠れ蓑であって、目眩ましの口実として大阪関西万博を行うことで人口島建造の大義名分とすることに決めたに違いないと私は思って居ます。
話は変わりますが、昔春の訪れを告げるいかなご漁」が我々の眼の前にある瀬戸内では春先幾ら取っても減らなかったほど豊漁だったのが何時しか何故か不漁となって久しく今や高級魚扱いです。20数年前までは毎年3月を待たずに市場にて「いかなご」が廉価で大量に持ち込まれ、各家庭で作られる佃煮の独特の香りが垂水やその周辺の街中を埋め尽くし、郵便局では親戚や知己に送られる「いかなごの佃煮」でパンパンに丸く膨れたレターパックが大量に持ち込まれることが忘れられてから幾年が経過したでしょうか?今や「いかなご」は高級魚と化し少量が入荷してもその価格がべらぼうに高くて先ず庶民の手の届かない価格となり、その原因は全てが「いかなご」の貧漁でありました。
私はどうしてあんなに取れていたイカナゴが居なくなってしまったのか過去のいろんな経緯を調べその結論を得ました。それは以前大阪府や兵庫県にて下水処理がなく、それまでの家庭トイレが全てボットン便所であり周期的に市の清掃汲み取り車が巡回し、手作業で屎尿を汲み取って居ましたがその屎尿はナント!全て大阪湾に運んでそのまま海洋に排出されて居たのでありました。然しそれを迷惑がらずに喜んだのは大阪湾に棲息する魚介類であって、栄養に満ち溢れた我々の排泄物をタラフク食して大きく成長し子孫の繁栄にも大きく寄与したのでした。
そして幼年期を大阪湾で栄養溢れた食生活を過ごした彼等は軈て成魚となるにつれて瀬戸内海を西進し或いは南進して我々の瀬戸内海や高知沖にまで達したことは想像に固くなく、お得意先であった垂水区舞子の漁師であるOさんやKさんが、「最近沖合で取れる魚が変わって来て高知沖の魚が釣れることを調査に訪れた高知県の漁師さんから聞かされた」と話され、高知県では瀬戸内の魚が取れるようになったので不思議に思って漁業組合の伝手を頼ってわざわざ神戸まで調べに来られたそうです(;;)。が下水処理施設の完備とともに海水の質の変化が下水処理物排出の恩恵に預かっていた魚介類の生息地域にも微妙に影響を及ぼしたのではないか?と考えるに至りました。
下水処理物運搬船で大阪湾に捨てられた下水処理物をご馳走として育って定住していたイカナゴが飼料の枯渇を遠因とした理由により取れなくなって価格が高騰し庶民の需要が途切れたのが20年位前のことであったでしょうか?恐らくイカナゴが棲息していた海域に捨てられて居た各地域で下水処理場が完成したため大阪湾に捨てられなくなったことが、イカナゴ達の主食を奪うこととなって彼等の食生活を一変させた結果としてイカナゴを初めとして多くの釣魚を急激に減少させて行ったのではなかろうか?と私は推測しております。
私事で恐縮ですが、私は一昨年11月10日88歳の誕生日に20年近く前、仕事上の都合により対局余裕がなくなり「九段★」で退会した全世界版囲碁対局ソフトのパンダネットに老齢にて弱くなったことと思い再度「五段」にて再加入しました。今日までに209局対局し、昨年春の六段昇段を経て本日目出度く七段に昇段しました^0^/。所要期間は1年と4ヶ月であり対局数は210局、勝敗は132勝78敗(勝率63%)でありました^^。
恐らく対局相手は若い方が多かったと思いますから11月に到来する満90歳を控えて良くぞ頑張れたものだ!と自分を褒めてやりたいと思います^^。脳味噌って身体の中で老化が遅いのかも知れないのかな?と感じ、惚けたくない私にとってそれはそれは大きな光明の光を与えて呉れたのでありました(^0^)/。
先週の読めそうで読めない字     只管(ひたすら)平身低頭する
今週の読めそうで読めない字     神を(礼う )

伊集院静の生涯~II

大陸から寒波が訪れると言われて居たとおり、神戸市内は風が冷たく昼過ぎから雪や霙(みぞれ)が舞う一週間でした^^。

愈々確定申告業務が佳境に入って参りました。寒さのせいもあると思いますが申告資料の収集が思うように捗らず事務所全員がジレンマに悶える毎日です。

(前回の続きー伊集院静の生涯)
作家としてデビューを果たされた伊集院静氏は1981年「小説現代」に『皐月』を発表されましたが、代表作に「機関車先生」や山口県防府市を舞台とした自伝性の強い「海峡」三部作等があります。彼は、1984年8月嘗てカネボウ化粧品の「クッキーフェイス」のCMキャンペーンガールで一緒に仕事をした当時花形美人と囃された女優夏目雅子と7年間の不倫交際の後再婚をされたのですが、1年後1985年9月に新妻夏目雅子は不運にも27歳の若さで当時は助かる術(すべ)のなかった白血病を発症し冥府の人となられましたが、彼女の死は衝撃的であってマスメディアにて大々的に報じられましたのでご年輩の方なら或いはご記憶の方も多いと思います。
彼は又、伊達歩(だて あゆみ)の名で作詞家としても活動され、当時のアイドルでありその後トップ歌手にまで成長した近藤真彦にはデビュー当時から多数の作詞を提供しており、その中でも「愚か者」が1987年に第29回日本レコード大賞を受賞しました^0^/。他にもバブルの萌芽期に彼が歌った「ギンギラギンにさりげなく」を代表とするシングル・ヒット曲が多くあって、10代の若者達が夜の街中を此の歌を大声で歌って居たことを私は今も忘れません。「…さりげなく」の「く」が数音符高くなる変わったメロディーが特徴でしたが、若者が独り夜道で歌を唄うのを聴いたのは私が20歳代の初期に毎夜大酒を飲み過ぎて早逝した水原弘が熱唱し大ヒットした「黒い花びら」以来のことであったように思われます。70年も古い話までして御免なさい(T_T)。

閑話休題、2015年には伊達歩提供作品のみの楽曲を集めたアルバム三十五周年「 近藤真彦×伊集院静の二十四曲」が発売されて居ますから彼自身が何故か他の人を惹きつけるきっと特別の魅力の持ち主であったであろうと私は思いました。

そしてその後、彼は1992年7月に執筆した小説『受け月』で直木賞を受賞し一流作家の仲間入りをしたのでした^^。又同年8月7日に現在の妻である当時の人気女優であった篠ひろ子さんと再々婚され世間をあっと驚かせたことは今もご記憶に残されて居る方が多いことでしょう。恐らく彼が人間的にも人並み外れた優しさや暖かさの持ち主であったのではないかと私は思って居ります。

その後30数年に亘り順風満帆の人生を謳歌されて居た中を突然不幸の女神(悪魔か?)が彼に襲い掛かり2020年1月21日、彼は突如「くも膜下出血」で倒れて病院に救急搬送され、即刻手術を受けられて2月に退院し3月12日にコメントを発表し、同月下旬リハビリ病院を退院されたのですが、その後2024年10月27日肝内胆管がんとの診断を受け、治療と静養のため執筆活動を休止することを明らかにして居ましたがその約1か月後である同年11月24日に突如逝去されました(;;)。享年73歳であり訃報は妻である篠ひろ子が発表したコメントにより公表されました。

伊集院静が何故天下の美女二人に愛されて結婚したのか謎であり不可解ですが、彼が韓国人であることを決して隠さずに居たことと、人種を超えた特別に魅力的な男性であったためでは無かろうか?と私は思ったものです。彼が遺言を書いていたかどうかに就いては詳らかではでありませんが,先々妻の子どもが二人共に存命して斯界にて活躍されていることは知って居ますから少なくないと思われる彼の遺産を巡って先々妻の子ども二人と妻女篠ひろ子との相続争いの葛藤はさぞ壮絶なものになろうと察せられ彼が遺言書を認(したた)めて居たとしても、先妻の子ども二人について日本の民法相続法による遺留分(2分の1✕2分の1)が厳然と存在しますから彼がどう理解して居たのかとても興味深いと思います、これから後妻、篠ひろ子と先妻の子二人の険悪な関係はきっと阿修羅の争いが想像されますが果たしてどんな決着をみることでしょうか?(;;)。

先週の読めそうで読めない字      終の栖(ついのすみか

今週の読めそうで読めない字      心張り棒を(支う)

フジテレビの報復

お正月休みを含んだせいかあっという間に一月が去り、昨日から確定申告前哨戦である2月を迎えることとなりました。まだ庭の梅は、枝こそぐんぐん伸びていますが、ちっとも花芽を出しません。
振り返れば私は28歳で税理士試験に合格し、以後60年を超える年数を税理士として職務に突進して参りましたが、数え91歳を迎えた令和7年まで良くぞ大きな病いもなく健康を保持できたことを神に感謝せねばなりませんが、その間ずっと私を支えてくれた妻と子供たちに「有難う」を言いたいと思います。

老いた私には最早できることも随分少なくなり現在ゴミ当番で早朝集積場へ家庭ごみや粗大ごみそして空き缶ペットボトル等を所定の場所へ持参すること位となって2週に5回5時半に起床する慣わしです。今年の寒さは今月に入って暖冬の多い此れまでと少し異なって私には結構厳しく感じられましたが、矢張り幼い頃の冬の寒さと異質かな?と思って居ます。私が幼かった戦争前の冬の寒さと比較すれば5度以上温度が上昇している体感であり、その原因は相違もなくヒタヒタと迫りくる地球温暖化のせいであり、これから私達の児孫が無事に生き永らえて行けるのか!と案じられます。全ては我々人類が地球から掘り出した化石燃料で無数に行き交う飛行機を初め汎ゆる文明の機器が我々の吸っている空気を乱し、多くのCO2を撒き散らしている報いが神の怒りとなって返されたものであり、何れ人類は自らのエゴによって神に滅ぼされるのだと思いました🤬/。

週刊文春によって露(あらわ)になった元タレント中居正広のフジテレビ元女子アナ渡辺渚に対する性加害事件🤬に関し、前回のフジテレビ港社長のビデオ会見は大失敗でした。先週初めに行われた親会社フジサンケイグループのトップ5名が舞台壇上に並び、フリー記者を交えた150名に近いマスメデイアが殺到した釈明の質疑応答会は途方もなく長く続いて途中たった15分の休憩を入れただけでコマーシャルの一つもなく、口を潤すお茶すら出されずに次から次へと繰り出される辛辣な質問となって10時間を超える異例の長丁場となりましたが、60歳を超えた出席役員達5名全員の体力と気力には心底脱帽しましたm(_ )m。トイレは我慢できるものではない生理現象であり、年寄りは若者と比べて用を足す時間の間隔が短くなるのが当たり前であって、10時間余に僅か一回の休憩タイムだったことは5名全員が前日から斯くあるを予想して水断ちをされて居たのではないか?と思われましたが、夜中の二時まで過酷な修羅場を乗り切ったフジTV役員の方々の対応に唯々敬服致しましたm( _)m。

とは言え、過去に起きたセクハラ事件に引火しないか冷や冷やしていたのでしょう。この局は、タレントが社内でアナウンサーにセクハラすることで有名でしたから。

その後、文春がフジテレビ元社員A氏の性被害への直接関与説(彼はBBQ接待に女子アナたちを派遣したこと により間接的な関与を認めてフジテレビを退職してしていた)をしれっと取り消したことで、この事件が実は中居正広が被害者女性を自ら誘って居たことが判明しました。一体から此の10時間余マスメディア150人VSフジ役員5名の討論は何だったんだろうと思いました🤬/。すっかり事態が沈静化してしまいました。フジTVの罪は、中居、鶴瓶、ヒロミのBBQ接待に彼女をフジテレビ側の一員として遣わしたことだけになってしまいました🤬。

この騒ぎの真っ最中に中居正広から性加害を受けた上記の元女子アナがフォトエッセイ(1980円)を執筆し、講談社から発売と同時に即完売増刷決定とか…(゜o゜;/ 彼女も意外に強(したた)かだ!女って凄いよな🤬。/

フジテレビにとっての問題点は、大株主同士が争っているということです。韓国と米国資本が株を持ち合っており、外人が20%以上の株式を保有してはならない、と言う放送法に違反した状態を続けています。その韓国(左翼)VS米国(右翼トランプ政権)の代理戦争を日本のお茶の間に持ち込んでいるのです。第二第三の中居正広事件が生まれたら、このテレビ局はお終いです。

 

今回の事件は皮肉にも各社TV並びにYOUTUBEでの視聴率トップとなりました。YOUTUBEにて色んな人が其々の意見を披露されて居ますが、かな変換ミスによる誤字や当て字が多くて困ります(;;)。今見ていたYOUTUBE「速報一分前」には文中唐突に「青果街」と書いてあり、「何処に八百屋さんが…?」と考えること2秒…、「性加害」であることに気付きましたが、まるで「宛て字クイズ」であり投稿者の注意力欠乏には呆れます🤬。投稿する前に読み返さないの?漢字が分からなければ仮名で書けば良いものをなまじ「知ったか振り」をするからこんな無様なことになり読者から見放されるのではないの?恥ずかしいよな🤬/。

 

先週の読めそうで読めない字          微温(ぬる)いお茶

今週の読めそうで読めない字       (仄仄)とした雰囲気

 

阪神淡路大震災から30年

雨も雪も降らず穏やかなお正月松の内は殆ど晴れの日が続いて何事もなく恙(つつが)なく無事終わりました、皆様のお正月は如何だったでしょうか?
通常は15日を以て松の内の終わりとなりますが、松の内の由来については元旦に迎えた年神様が居るとされる期間を「松の内」と言うそうです。この松の内を何日間とするかは住む地域によって差があるようであり、関東地方では1月7日までを指すそうです。また、元旦から4日間や10日間として居るところもあり、地域によって様々なのはこんなに狭い狭い日本なのに不思議な現象ですね?。

注連縄飾りは、松の内の間に飾っておき、最後の日に取り払います。最近の傾向では「七草がゆ」を食べるとされる7日までが一般的になって来るようですが住む地域によって違って来ますので、転居された方などあらかじめ確認しておかれることが必要でしょう。我が家は、以前は裏手の八幡神社で焚き火にしていました。いつの頃からか焚き火が御法度になり、かわりに海岸の方にある垂水海神社が10日まで回収してくれますが、その注連縄を処分する際まとめて産廃業者に引き渡してしまうそうです。

ちなみにお供えしていた鏡餅は1月11日の下げていただく行事「鏡開き」の日に下ろします。割った餅はお汁粉やお雑煮に入れて家族全員で美味しく頂いてその年が良い年であることをお祈りします。でもこんな古臭いことを今も実行している家庭は極く々々少数派であろうと私は思います。我が家には、もはや正月の鏡餅さえありません。皆様のご家庭では如何でしょうか?。

15日を過ぎて確定申告が近づいてくると我々税理士は、「捻り鉢巻き」して机に向かわなければなりません。これから、小雪がちらつく日も出てくることと思われ少し宛寒さが厳しさを増して参ることでしょう。私達は今年も3月15日を目指し確定申告の準備に余念のない日々を迎えることとなります。年中行事である確定申告業務は、一体から何回目に当たるか指折り数えて見れば今年が65回目であることに気付きました。65年間も確定申告の仕事ができるなんて良かったのか悪かったのか?きっと65年間も同じ仕事ができたことを神に感謝すべきなんでしょうねm(_ _)m。

近年では申告書の作成から提出まで何もかも電子申告になってしまってアナログ世代の我々には何か味気なくて淋しく、沢山の添付証明書等を添付した確定申告書の束を風呂敷に包んでよいしょと各税務署2階の総務課に持参し、申告書控えに受付受領印をポンポンと押捺して貰って帰って居た遠い昔のことが懐かしい郷愁となって脳裏にフラッシュバックするのは淋しくて成りません。此れも齢91歳を迎えた年寄りの郷愁の一つではなかろうかと思い大切に記憶に止めようと思って居ります。

 

阪神淡路大震災からもう30年も経ったなんて…!昨年の元日に勃発した能登半島での不幸な出来事に被災者達は口々に「避難所の雑魚寝は阪神淡路大震災のときと少しも変わらない」「避難所の運営で県は何も助けてくれない」そんな声が多く飛び交いましたが、30年前だって兵庫県はオロオロするばかりで何もせず手を拱(こまぬ)居ましたよね🤬。市町村には境の領域がありますからその領域を重点的に丹念にチェックをして不公平が生じないように作業の割り振りをするのが本来県のなすべきことであるのに、それを放置したばかりに灘や東灘等東部の住民が西神地域への仮設住宅への避難を強いられるなどしたことは誠に不本意なことであって県民税は、住民税の一部としてしっかりと取られていますが、一体から県は我々県民に何をして呉れて居るのやら?との思いに駆られます🤬。

何時だったかこれも一昔前のことです。近くの歯科医院に入れ歯を頼んで造ってもらい、出来上がる約束時間に歯科医を訪れたときのことです。10時の予約で10分前から行って10時に診察室に入り涎掛けなど装着して待たされた挙げ句が、入れ歯の加工が外注であったため10時到着予定の宅配便で来る筈の入れ歯が到着して居ないことを告げられ、再度午後4時に訪れることに変えられましたが、何故か午前も午後も保険の一部負担金を支払わされました。
その後暫くして目の治療で行った朝霧病院の帰路に病院玄関を出る時、車止めに躓いた足を捻挫したのでクリニックに湿布交換のために受診したところ、受付嬢から保険適用は朝から晩まで24時間が1日であって1日に二回患者負担分を支払うことはないと言われました。歯科医を思い出して文句を言いに行きましたが、それは間違いだとシラを切られました。後期高齢者健康保険証には発行元が「兵庫県後期高齢者医療広域連合」と書いてあったので私は、兵庫県の後期高齢者担当に電話を掛けて一日に二回も後期高齢者保険の一部負担金を取られたと訴えたら「そう謂うことはセンター街にある国民健康保険事務所で聞いて下さい」と相手にされず門前払いされ、一体から県は何をする処か!と鬱憤を電話したら「それは医者とよく話して下さい」と此れ又逃げられて私の完敗で終わりましたが、今も腹立たしい記憶として脳裏を抉って居ます。県の後期高齢者保険課って一体から何の仕事をして居るのでしょうか?🤬

 

先週の読めそうでよめない字     足に肉刺(まめ)ができた

今週の読めそうでよめない字          (終の棲家)

男尊女卑

寒い毎日が続きます。日夜確定申告驀地(まっしぐら)の毎日を過ごしていますが、今年は市町村や年金機構からの申告資料である源泉徴収票等の送付日が先月の最終日となったため毎年より確定申告の初動が数日遅れて始まりました(;;)。

私事で恐縮ですが、機械音痴の私は昨年購入した自室のテレビが前のテレビとメーカーが違うため取り扱いがまるで異なりビデオ切り替えなどの操作に手こずりビデオ録画はできるもののリモコン操作の難易度が克服できずに「ビデオ」切り替えボタンなどが上手く使えず、TVを買った電気屋に聞くと露骨に「そんなことも分からないの?」…と、軽蔑の眼(まなこ)で見られてから、些末な質問にも躊躇われ、仕方なく見る画面は何時もNHKに限られて居ます。時折愚娘の機嫌の良い時を見計らって手を煩わせて居ますが、このトシになると新しく知識を身に付けることがとても難しく困惑しきりです(;;)。わからない儘にリモコンボタンを押すものだから最近ではリモコンが私を嫌って反応しなくなり、ビデオどころかTVもNHK番組しか見られない有様となって60年前にタイムスリップした如くとなり毎夜無聊を託(かこ)ち、止む無くTVを諦めて読書専一を努めていますが(;;)。読書は読書で字が小さいため目の疲れが酷くて最近は睡眠までの小一時間NHKラジオを聞いています。でも聴きながら寝落ちしないように気を配らねば成らずそれはそれで大変です。トシは取りたくないなあ(;;)。

世情、女性が起業する話題が多くなって男性達を落ち込ませて居ますが、男女同権となって70年以上にもなる我が国ですから女性が起業することについて私は何の不思議もないと思って居ます。然し「男が偉いもの」と生まれつき親や学校から言い聞かされて戦前に生まれた昭和の人間が死に絶えないことには此の偏見はなくならないと思いますが、実のところ男女の格差が親の偏見によってなのか学歴以外になくなっていることを男は認めたくないのだと思います。「妊娠に出産」と言う大きなハンディキャップがなければ男子はとっくに女子に抜かれて居たのではないでしょうか?何故なら男は青春期の「性の煩悩」と謂う大きなハンディキャップを背負って居ますから受験勉強に集中できる時間には男女差が大きく異なり女性が大きく優位なのは自明でしょう。然らば同じ人間だし周囲の環境と理解さえ整えば女性が男より勉強ができて当たり前であり東大合格は女性が優位となりますが、残念なことに我が国の男女教育に対する文化が諸外国に対し可成り劣っているため未だに女性は男性の従属物と見做されて後塵を拝しているのが現実の姿です。ヨーロッパ諸国の女性首相誕生などを見聞するとあちらでは男女平等が自然体であることが良く分かり、日本の「それ」では可成りハードルが高いことが実感されます。その原因として日本人の理念の根底に「女性蔑視」が根深く横たわっているのだと私は思いました。昔何かで読んだ諺ですが、「男が帰って来たら、女は股開いて待て」と謂う卑猥なものまでありましたから、此れは此れまでの我が国が女性の人権や意思を全く認めず女性を男の従属物と考える男性中心の生活であったことを意味しており、女は男に対して只管(ひたすら)奉仕することが女の使命であると謂う誤解が罷り通っていた結果の言葉であろうと思いました。

女性蔑視と謂えば麻生副総理の漏らした「女性が外相だなんて…」の一言も国会における女性差別を浮き彫りにしましたね。この方は根が単純なので周囲から窘められての「前言撤回」が多く議員さん達の本音がこの方の何気に発する言葉から良く分かります。麻生氏は先月、講演で上川氏の手腕を高く評価しつつ「そんなに美しい方とは言わんけれど」「おばさん」などと発言されました。上川氏は会見で受け止めを問われ「約20年ぶりに女性の外務大臣に任命され、全身全霊を込めて専念しているところです。どのような声も有り難く受け止めています」と、模範解答にとどめましたが、これに対し、立憲民主党の田島麻衣子議員は「なぜ抗議しないのか」と反発し、麻生氏は2日漸く発言を撤回していますが女性閣僚が兎角揶揄される風潮など世界を眺めると異常としか思えません。上が変わらねば下も変わらんよな🤬。

ときも時、保守王国・群馬県の 前橋に初の女性市長が誕生!現職市長が衝撃の落選!保守王国・群馬県に「地殻変動」が…🤬。又、日本弁護士連合会の次期会長を選ぶ選挙で、東京弁護士会の元会長の渕上玲子弁護士が選ばれました!弁護士、検事、裁判官の法曹三者でトップに女性が就くのは当に衝撃的であって我が国初めてであり、選択的夫婦別姓制度の実現などに意欲を示されると思います(^0^)/ 果たして日本は変われるのか!

 

先週の読めそうで読めない字  (直向き(ひたむき)な愛

今週の読めそうで読めない字  (頑な)

女性活躍の企業

何時もなら3月は土壌が冷え切って一番冷たい時期です。庭の草木は全員春の到来を待ち焦がれて居ますが、何処かから飛んできて芽を出した「カラスノエンドウ」が早くも花をつけて春一番を告げています^^。豆笛が吹ける位大きな豆を付けるかしら?

 

毎年恒例ではありますが正月来の長丁場であった確定申告の戦場にて、私は悔しいけどもうあまり戦力にならなくなりましたが顧客情報のみを提供して皆が私の分も併せ一致団結し、今年も漸く無事凌げることとなり安堵して居ます。細(ささ)やかではありますが15日には所員達に川向うの食堂から何時も美味しい出前定食を昼食に供するのが例年の慣らわしです^0^/。

 

早いもので税務署から送られてきた申告用紙による提出から電子申告になってもう15年位が経過したと思います(@_@;)。それまでは3月15日には医療費の領収書を一杯添付した医療費控除の明細書から各種控除証明書を貼り付け結構重い申告書の束を抱えて芦屋税務署から加古川税務署まで8つもの税務署へ提出に行き、受付印を貰って帰って居たことなど思い出すと昔日の感に打たれます。ある年には申告書の作成が遅れて申告期限である15日夜中の12時前に須磨税務署の宿直を叩き起こして期限内申告に繋げたこともありました。たった一日でも申告提出が遅れると無申告となり、青色申告取り消しの上、無申告加算税(払うべき税額に対して10%)を追徴される仕組みがメチャ恐ろしかったです(;;)。

確定申告終期である先週には国税庁は恒例の如く脱税事案をネットに曝し納税者の適正申告を慫慂しました。福岡県の40歳代の会社員男性が副業とするネット販売で2020年までの7年間(時効期間)で得た利益について全く申告せず所得の 隠蔽 を謀って居たとして福岡国税局から昨年重加算税を含め約2100万円を追徴課税された事案の発表でした。男性は米国など海外から掃除機やドローン、アウトドア商品などをネットで仕入れており、大半は新品でショッピングサイトやオークションサイト、フリマサイトで売却して居り、年間約500万~約1000万円の利益を得ましたが全く申告して居なかったとか…(;;)。
この時期になると脱税の公表は例年の慣わしです。悪質無申告者への課税処分を公表し世の脱税者たちへの警告ですが、50年昔と違って納税意識が高くなった昨今では脱税した者は、悪質な場合刑事告発され更に世間からも厳しく糾弾されます。税金を誤魔化して「あいつは偉い奴や!」と称賛されたのは、国民の誰もが酷税に泣いていた60年前のことであり、今では誰にも払える位税金も安くなって居ますから脱税した人は世間からスポイルされます💢。福岡国税局の発表はネットでの取引であっても絶対に逃さぬという国税庁の気概の現れだと思いました💢。
脱税を刑事告発された場合、過去7年間に亘って税金とほぼ同額の罰金が課せられ更に重加算税35%と延滞税に加えて事業税と住民税が後日追い打ちを掛けてきますから誤魔化した所得はほぼ全部吐き出しになり弁護士の費用だけ持ち出しになります(;;)。脱税は先ず報いられぬものだと巷に知らしめて居るのでしょう。

先週の毎日新聞に厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」に、女子の方が男子より賃金が高い企業として「阪神タクシー」があると掲載されました^^。はて?「阪神タクシー」って、どんな会社かしら?とネットを窺えば本社は西宮市鳴尾にあり昭和8年創業の資本金1億円、従業員450人タクシー231台の老舗で、しかもあの阪急阪神東宝グループの子会社でした^^。保有台数からしてタクシーは通常昼夜二人勤務ですから従業員の殆どが運転手だと知れますが、女性事務員の賃金が高い筈もなく、高いのは運転手としての乗務員であって昼間用に女性ドライバーを多く抱えて居られ、しかも男子より売上が多いのだと推察しました。
此れって凄いですね。きっと上品な女性ドライバーを高待遇で抱えハイヤー紛いの指名などにより西宮芦屋周辺に数多い高級住宅地域の固定客をガッチリ掴んで居るんだろうと私は推察しました^^。一種取得から3年を経た後受験できる第二種免許は女性には少ししんどいと思いますが、男にできて女にできぬ訳もなく最近ではタクシー会社が二種免許取得を積極的にサポートして呉れますから、女性ドライバーがその儘その会社に定着するのは人情だと思います。
女性の運転手には何より女性客がホッとするでしょうし、きっとリピーターとなってくれることでしょう^^。タクシー運転手の高齢化が顕著な昨今ですが、会社も女性運転手を雛の段階で重点採用したことに大満足して居ることでしょう。60年前なら車庫入れ時の据え切りが重く女性には大変だったハンドル捌きも今では全てパワステになってるもんね…^^。

 

今週の読めそうで読めない字          (昔日)の感に打たれる

先週の読めそうで読めない字          神事の後の直会(なおらい)

 

第三の性

2月も後半に入り確定申告も酣(たけなわ)となりました。最近の申告事務手続きは世の中何ごともIT化してペーパ―レスが常態化し、寒空の中を申告会場に医療費の領収書を持って集うアナログ世代である年金生活者達の困惑を誘って居ます。
此れまでは税務署以外でも沢山の相談会場を設けて医療費還付申告希望者の便宜を払ってきましたが何時しか少し宛税務署の態度が変わり難易度の高い電子申告が慫慂され、神戸市内各署のアナログ申告は年寄りが行き難い辺鄙なところを纏めて申告相談会場設けられましたから此れは明らかに税金を徴収するため還付申告に消極的な税務署の姿勢だと思いました。
そのため年金に課された税金から医療費控除の還付を求める年寄りには受難の時期となり申告による税金還付を諦める人達がコロナ禍を機に随分増えて参りました(;;)。高齢の方の中にはコンピュータなど触れたこともないのに無理に電子申告を慫慂する税務署は本来税金を取るのが主たる目的であって、税金を返すことには消極的なのは当然です(;;)。

現在厚生労働省が年末調整している扶養控除や後期高齢者保険料、介護保険料に加えて今ひとつ同省管轄下にデータがある医療費を加えてくれれば税務署の申告が不要になるのですが、省庁内の力関係のためその辺りの調整が出来ないことが原因だと思います。スマホ申告も覚束ない高齢者への還付申告事務のアナログ的解決方法として確定申告相談会場にて我々税理士が無料奉仕することにより解決しようとして居りますが、税金を取るために存在する税務署の根底には税金を還付することへの違和感があると思います。
然し昨今厚生労働省は保険診療費の全てを把握して居て年間医療費の総額だって通知される時代です。然し後期高齢者保険料や介護保険料が年末調整できるのに医療費を控除計算に取り込んでくれないのは医療費を国が貰っているのではなく医者が貰っているからでしょうね。

 

真紅の十両がまっ盛りです。此の実を見ていると昔は一杯居た田舎の少女の頬が思いだされてなりません^^。今では頬の赤い少女など何処にも見掛けないけど地きっと球温暖化のせいやろね(;;)。

 

政府は今月初めに我が国の国債発行額が遂に1257兆円になったと発表しました。前回の一昨年の9月より1年間で5兆6千億円も増加したこととなり年間増加額は過去最大となりました💢。何に浪費するのか公表されませんが、そんなに多額なお金が国民の福祉に用いられたとも思えず、恐らくミサイルや戦闘機等の購入費に当てられたのでは?それとなく強要されたか或いは総理の意思でアメリカにオベッカを使うため購入されるのではないでしょうか?結果として此の借金は我々国民が負担することになり今後増加こそすれ減ることはないと思いますが、国民一人あたりの借金を試算すると年初の総務省推計での日本人総人口で除すると一人あたりの借金は約一千万円となります(@_@;)。きっとこれからも借金は益々増加の一途を辿ることでしょう(;;)、アメリカと中国の板挟みになり岸田総理にはもう目の前が何も見えていないのだと思います。国民が可哀そう…(;;)。

 

先週総理秘書官が無知をボロって解任された同性婚の問題ですが、一般的にはトランスジェンダーと言って性同一性障害のうち心が解剖学上の性とは逆の性であって社会生活を行うが外科的手術までは望まない人を言うそうです。難しいなあ(;;)。
人間を区別するために「男女」といとも簡単に括りますが、世の中にはこの括りに当て嵌まらない人達が多数存在し自らの「性」について煩悶しているのが実情です。近年此等男女の区別が判然としない人たちが声を上げたため、初めて我々も我々自身が理解できないからと放置することなく手を差し伸べるべきではないかと疑問を感じるようになりましたが、思考するに性の問題は大変難しいことであり、それらの人々の心である「魂」の問題であって彼らの心の闇に気付かぬ第三者が容喙すべきものではないと私は考えました。
遅蒔きではありますが現在日本国内において住民数合計が日本国人口の半数を越える地方自治体で制度を替えて制定されており、現在255の自治体で同性パートナーシップ制度が施行されて居ます。我が国人口における制度の人口カバー率は65.2%もあって、この制度による交付されたカップル組数は実に4186組にも上っています(^0^)/。「心と身体が異なる性」と急に言われても理解に苦しみますが、「心」と言うものが形を持たないため、理由が分からぬ儘にその人独りが本能との不条理に苦しむのは神様の悪戯にしては度が過ぎており、漸く世に知られて僅かでも救済されるようになったことはとても喜ばしいことだと思いますが、此れまで理不尽な思いを持ちながら何も言えぬままに外見上の性に従って生まれそして死んで行かれた無数の人達の無念に思いを馳せ、我々は第三の性の問題に直視し、解決を急がねばならぬと考えました。

 

今週の読めそうで読めない字          (黄泉)の国

先週の読めそうで読めない字          彼女と理無(わりな)い仲となった

「坊っちゃん」

寒い冷たい毎日が続く中を私達は愈々確定申告の本番に突入しています。私ごとですが面会謝絶の病院にて手術後21日間のリハビリに耐えて愚息が一昨日無事病院を退院し帰宅致しました(^^)/。当初は退院しても車椅子生活になるのでは…と危惧して居リ、車椅子になれば段差の多い自宅や事務所は最早彼が帰れる場所ではないため松葉杖で歩ける彼に心から安堵致しました。丁度20年前彼が脳溢血で倒れた折には半年間に及ぶリハビリに耐えて復帰した経験もあり、きっと此れから少し宛元気になってくれるものと信じて居ます。皆様に多大なご心配を掛けて申し訳ありませんでした。心から御礼申し上げますm(_ _)m。

最近府立の高校生約10万人に対し大阪府教育委員会がアンケートを試みた処、意外にも在籍校からヤングケアラーとして把握されて居ない生徒が6割以上も居ることが分かりました💢。個人的な生活の部分だし、本人も触れて欲しくないことでしょうが学校側が生徒の生活内容を把握できて居ないことは問題でもあり、府は中高生に対しては行われていない学級担任の家庭訪問を実施するなどして生徒の私生活を把握し、更にはスクールカウンセラーやソーシャルワーカーにて対応すべきだと思いました。そして大阪府だけでなく各都道府県に於いても中高生のヤングケアラーの把握をしっかりと行って生徒の勉学での支障が解消するように前向きに取組んで頂きたいと願ったのでした。然し家族へのケアが生徒自身の満足であり、干渉は迷惑だと思う私のような生徒も中には居ることを先生に知って頂きたいと思います。

私自身戦後11歳も離れた弟が生まれて、下校後彼をねんねこで括り付けられ今で言うヤングケアラーになったことは此れまでよく触れました。然し私は家族が助け合うのは当然であり自分が家族に少しでも貢献できることを嬉しく思ったのですが、個を重視する今の世相では「ヤングケアラー=可哀相」と社会的な価値観が変わって居ます。大切なのはケアラー本人が自らの状況に満足しているのかどうか生徒の意思をしっかりと確認すべきだと私は考えます。親に食べさせて貰っているのだから家族に対して自分のできることをしたいと思うのは当たり前ではないかと私は考えました。厳しい父は中学までは義務教育だから親の義務だが、高校へ行きたければ自分で授業料を支払えと言って私の自立心を克己しました。その時私に役立ったのが戦後の混乱期での畑作り、焚木取り、更には小学5年生でのロウソク売りの体験でした。一方何故か私の姉は私と正反対に乳母日傘で育てられ、世間のことを何も知らぬ儘に20歳で養子を採って父の寵愛を継承し、経済的には幸せな生活を過ごし昨年89歳の生涯を終えましたが、全てを父の庇護と遺産に頼リ、人生の辛酸を嘗め己を高める機会を全く持たなかった不幸?な生涯の持ち主であったため、他者に対し常に上から目線で接するので、心を開いて近づく者が居らず孤独な生涯でなかったかと思いますが、それは全て両親の溺愛が原因であリました。その根っこは賢い姉が単純な気性である父の操縦法を心得えて己が意の儘に操って居たものでしたが、不幸にして結果的に自らを切磋琢磨する機会を失い人生の荒波に接する人生を送らなかった姉を不仕合わせであったと思っています(;;)。父が渾身で愛した長女が養子共々遺産の大半を取って父の墓に入らず見捨てて行ったことを黄泉の父はどう思っているかと考えると心が痛みます。一方少年期に父よりスパルタ教育に徹した生活を課せられた私は躰は細くても、打たれても怯まぬ根性の持ち主となり艱難辛苦を耐えて激動波乱の20歳代を生き抜き現在の私があるのは偏に10代までに与えられた凄まじい父のスパルタ教育であり、父にどのように感謝しても感謝しきれぬ思いで一杯です。人生決してお金が全てではありません。幾つになっても希望に満ち父母に感謝を捧げる生活が必要ではないでしょうか?

政府はコロナオミクロン株ピークは超えたとか罹っても軽症だと発表しましたが、感染は一日10万人に迫り、70歳代以上は死屍累々です(;;)、なのに…各県の蔓防を続々中止、どうして?そこまで経済が大切ですか?そうか…税金で食っているのは役人やもんね(;;)。

宿題であった「坊っちゃん」の主人公が「清」であることに異論を唱える方が多かったのではないかと思いますが、私の変わらぬ持論を述べると「坊っちゃん」主人公の謎解きの鍵は文末の最後のひとこと「だから、清の墓は小日向の養源寺にある。」に尽きると思います。坊っちゃんの主人公は幼い頃から坊っちゃんを愛し、彼が松山に往くとき列車が去るまで独り坊っちゃんを見送り、ずっと坊っちゃんの帰京を待ち焦がれて居たばあやの「清」でありました。『…俺は家に帰らず鞄を提げたまま、清や帰ったよと飛び込んだら、あら坊っちゃんよくまあ、早く帰って来てくださったと涙をぼたぼたと落とした。俺もあまり嬉しかったから、もう田舎へ行かない、東京で清とうちを持つんだと云った。…玄関付きの家でなくても清は至極満足の様子であったが気の毒なことに今年の二月肺炎に罹って死んでしまった。死ぬ前日俺を呼んで「坊っちゃん後生だから清を坊っちゃんのお墓に埋めて下さい。お墓の中で坊っちゃんが来るのを楽しみに待って居ります」と言った。』文末の「だから清の墓は小日向の養源寺にある」を日本文学史上最も美しい「だから」であると喝破したのは作家の井上ひさしです。主人公っていつも悲劇的な役割です。坊っちゃんは主人公「清」の唯ひとり愛する人でありましたm(_ _)m。

先週の読めそうで読めない字     熱り(ほとぼり)が冷める

今週の読めそうで読めない字         昔は(文盲)の人が多かった

確定申告基礎控除の怪

厳寒から暖かい日を経て先週は再び寒さが戻って参りましたが、この辺の寒さなど知れたもので、東北では激寒の上地震などあってお気の毒(;;)我々は幸せで申し訳ないです。今年になって一つ宛ご紹介した事務所玄関の小さい庭に咲く花や野菜を一度に写して見ました。ラインナップは手前からさくら草、ゼラニュウム、レタス白梅ですが皆仲良く寄り添ってお互いに寒さから身を護って居ます^^。

確定申告本番を迎えて事務所五人全員緊張の毎日です。本年の確定申告での特異点は私が知る限り、此れまでの60年間昔1万円から昨年の38万円まで少し宛でも増えることはあっても減ることがなかった「基礎控除」が今年は48万円に増やされたものの法改正によって1円も控除されない納税者が出てきたことです。昨年まで申告用紙には基礎控除の欄だけ必ず38万円と印刷されて居ましたが、本年から48万円に引き上げられながら空欄となりました(写真参照)(@@)。その理由は令和2年度より2500万円超の所得の方は基礎控除すら受けられなくなったからです。(;;)。この改正によって高額所得者は税金が約20万円が増加しますが、私は税金の増加は兎も角この改正によって己の基礎控除がなくなることで自分の存在を全否定されたように感じる納税者が出て来はしないかと思いました。国税庁は他の控除を減らし基礎控除くらい認めたらどうでしょうね💢。きっと今年は税務署の窓口で納税者から基礎控除についての質問が殺到したことと思います。でも此の数年税務署では申告の受付はしても申告についての質問には一切応じない方針ですから、申告相談会場へ行って下さいとつれなく断られます、国も酷(むご)いことをしますね。オマケに此れまで各税務署毎に沢山設けられて居た相談会場が今では須磨税務署から灘税務署まで貿易センタービルの傍らにある神戸サンボーホール一箇所だけに縮小されてしまいコロナ禍の時代でもあるのに沢山交通費を使わせて僻地に移動させるなんて酷い仕打ちです。要するに紙申告への嫌がらせと電子申告への無言の慫慂だと思いますが、年寄りに「スマホでもできますよ」と言われても困ります(;;)。そのうち税務署では「医療費控除の還付申告は電子申告しか認めない」など言い出すのではないかと恐れて居ます(;;)。だって税金を取る立場にありながら手間暇懸けて税金を返すなんて国も抵抗があるでしょうからね。

 

先日NHKラジオで恐ろしいことを聞きました。最近の子どもたちが起きている間にスマホやゲームなど目から30cm以内のものを見る時間が多くなったため瞳孔の奥行きが長くなって近視になる者が極端に多くなったそうです。我々の幼年時代は常に戸外で遠くの空を見る生活でしたから、瞳孔の奥行きと言われてもよく理解できませんが、近視の原因を聞かされると今の子供たちの生活環境は異常であり警鐘を乱打すべき由々しき事態だと思います。目医者は儲かるでしょうが、こんなことで良いのでしょうか?そのうち遺伝して生まれてくる子供が全員近視だったり弱視だったりする時代が到来するのではないかと恐れて居ます。

 

反動と言うものは恐ろしいもので森さんの不用意な一言から女性の橋本聖子オリ・パラ会長の就任と言う意外な結末に発展しました(@@)。一人の男子候補すら立たぬ儘に極端すぎる結論は民意を無視し、少し行き過ぎだと思いますが…。その上、後任に決まったのは過去にフィギュアスケートの高橋大輔にキスを強要したとセクハラを週刊誌に報じられた女性橋本聖子でした。女は何をやっても許される。けれど男は失言だけでも即、追放! 此れって男女不平等やないですか!

 

親の威光で菅総理の長男に接待された総務省局長が文春砲に屈して更迭され、栄えある将来を一瞬にして失いましたが此れは自業自得です。野党は総理の息子を国会に喚問して攻撃したら面白いよ?彼はどう答弁するするかしら?シドロモドロやろね^^。国民の誰も彼の顔を見たいよな^^、矢張りドブネズミ顔かしら?今後は文春の隠しカメラに警察の親玉である「公安」がべったりと張り付くことになるんだろうね(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字      単衣(ひとえ)の着物

今週の読めそうで読めない字      (夫々)の幸せ

 

広告のアンチ効果

愈々今日で1月も終わり、昨年度の年金や給与の源泉徴収票などの送付も終わるので、お得意先から漸次書類を頂戴する時期となりましたが、緊急事態宣言中ステイホーム厳守でもあり牴牾(もどか)しい限りです。高齢者はよく書類を紛失されて再発行の羽目となるため注意喚起に大童の毎日です。年金事務所では年金は預かっているだけなのに国の慈悲で与えて居ると誤解して居ますから常に横柄であって定期的な届出書にも返信切手が必要であり、入っている封筒が不定形なため切手代も割高負担となり、庶民を見下す横柄なお役所の典型であり、源泉徴収票を無くしても取りに行かないと絶対に再送してくれないし数ある困った役所の一つです(;;)。

 

凍てついた寒い朝に似合うのがさくら草です。街に出たついでに一株買ってきました。暗い庭に明かりが灯ったようで傍のゼラニュームもきっと冬を彩るさくら草が来てくれたことを喜んでいることでしょう^^。

大阪市が新型コロナの感染者らに自宅待機時の注意事項などを書いた書類を送る際、葬儀業者の広告が印刷された封筒を使っていたことが先週金曜日に判明しました(;;)。市保健所の担当者は「軽率だった。受け取った方の気持ちを考えると大変申し訳ない」と話しているが、お役人が日頃の仕事に全く心が籠もって居ないことを暴露した事件でした。使用する封筒の広告は使用目的に相応しいかどうかのチェックが必要なことは常識ではありませんか。広告を載せる側もお金を払うのだからどんな文書に使われるのか確かめないと広告料が無駄になると思います。随分前のことですが郵政省の広告担当者がうちの事務所を訪れて、近くの高丸郵便局のATMに置いてあるお金を入れる封筒に名前を入れませんか?と勧誘されたことがあり、確定申告や相続税相談のPRになるかも…と心が動きましたが20万円近い高価な広告料でもあり、色んな人にその是非について意見を求めたら「郵便局の封筒は銀行ATMのそれと違って分厚くてしっかりしているので一人の客が他の用途に用いるため大量に持ち帰るから余り広告効果はないのではないか?」と言う方があり、「ご尤も…」と掲載を諦めたことがありましたがコロナの葬儀は規則でできない決まりだし、役所から封書を受け取った感染者の家族はこの広告を見て「此の葬儀屋にだけは金輪際誰の葬儀は頼むまい!」と反感を持ったに決まって居り凄いマイナス効果だったと思います(;;)。葬儀業者もその点を十分に確かめてから広告料を支払うべきでしたね^^。今からでも大阪市に「広告料返せ!」と言ってみたら?

 

この度飲食店の時短給付金支給案が可決されました。此の給付金は昨年国税庁にチェックされない数字を認めて杜撰な審査で多くの罪人を作った持続化給付金に懲りずに作られたザル法であって、給付金はざっくりと月額160万円から180万円と大雑把なもので遍く国民に平等でなければならないのを無視した杜撰極まるものです。都内でスナックを営む40代女性は「うちは通常営業が19時から深夜3時までなので、今回の給付金対象期間は完全休業に踏み切りました。これまでのように2週間で15万円、約1か月で20万円と“小出し”の給付ならランチ営業などで日銭を稼ぐ必要があったけど、1度に半年分の売り上げに近いお金が入るのだから、人件費や光熱費を払って店を開けるのはバカらしい。いい骨休めになりました」バイトをクビにして給付金だけ丸取りするこんな業者を想定して居ないこの法律は訝しく、制度を決めた役人の見識が疑われます💢。役人って、ホントダメですね💢。

 

先週の読めそうで読めない字      目(ま)のあたりにする

今週の読めそうで読めない字     (雪洞)が灯っている