温かいお正月でしたが皆様如何お過ごしでしたか。うちは年末年始と瞬時ではありましたが東京で勤務しているが二人帰郷してくれました^^。孫の帰郷は年に一度か二度であり、この歳になると孫の顔を見る度に今生の別れとなるように思えるのは私自身の年齢のせいだと思います(;;)。

お正月になって裏庭に星月夜(四時草)が咲きました^^。何時も玄関正面の庭に咲くのですが秋に咲かなかったのですっかり諦めていたら何時の間にか裏庭に種が飛んで居たのでした^^。お正月の登場は始めてです^^。

 

元旦に放送された討論番組「朝まで生テレビ!」で、司会の田原総一朗氏が出演者に「此の国から出て行け!」と激昂する一幕がありました(@_@;)。「日本は立て直せるか?」とシリアスなテーマについて田原氏はジャーナリストとして活動するお笑いタレントの「たかまつなな」を初め若いパネリストが出演していることに関し、番組出演のパネリストらの顔ぶれが長年変わらないことに不満の発言をし、それに対したかまつさんは「私は(日本は立て直せるか?)との質問に対し反対ですが、その理由は日本社会にはもう諦めが蔓延って居ると思う」と爆弾発言を投下した処、その発言に対し田原氏が「あなたは日本は良くなると思ってるの、思ってないの?」と問いかけ、たかまつ氏が「思ってないです。だって…」と説明を続けようとする処から勃発しました。
89歳の田原さんと29歳のたかまつ氏では世代の差から価値観が全く異なり議論が噛み合う道理がありません。たかまつ氏は「実際に日本は(社会は変えられる)と思う若者が2割位で、これは先進国の中でもものすごく低い数字です。企業や政治を見ても年功序列で変な慣習が残ってたり非効率だと感じているのに惰性で続いていることが多いと思うので、私は若者に権限を委譲したり若者がどんどん社会を変えていくこと教育が必要だと思います」と至極常識的な説明し、EUの教育に倣うなど日本の教育の仕組みを変えることが必要ではないかと語りました。
然し、天皇陛下を敬い死と隣り合わせながら教育勅語を聴きながら歯を食い縛り11歳で終戦を迎えた昭和9年生まれの男の人生観や価値観が幾つになっても変わる道理がなく、客観的に日本人を分析できる平成生まれの人間と年功序列が本音の昭和人間が口論すれば折り合える処が全く無いことは自明であり、田原氏が怒ったのは彼の心情が生まれ育った教育に基づいたものであって当然でありました。
たかまつさんは激昂する田原氏に怯むことなく「違いますよ」「(人々は)日本の教育にどのくらい本気でいるのか…」として、教育の重要性を主張しました。彼の意見は「実際に日本は『社会は変えられる』と思う若者が2割くらいしかなく、これは先進国の中でも物凄く低い数字で、企業や政治を見ても年功序列で悪しき慣習が矢鱈多く残って居たり、非効率極まりないことが惰性で続いていると思うので、私は若者に権限を委譲したりとか、若者がどんどん社会を変えていくことが必要だと思いそのために私はやっぱり教育が必要だと思う」と自論を展開し、ヨーロッパの主権者教育に倣うなど、日本の教育の仕組みを変えることの必要を懸命に説きました。
私が思うに我が国の諸外国に対し劣っている処は、教育の問題ではなく悪しき習慣に倣った企業や官僚のトップの不透明な天下りや顧問として居座る院政などポストの不条理な存在が国や企業を甚く蝕んで居り、勤勉な若者の希望を奪って居るのではないかと謂う点でたかまつ氏の考えにメチャ同感したのでした。たかまつ氏は「NO」と回答しつつ、日本を変えられると思っている日本の若者が2割しかいないことを指摘し、年功序列や非効率な習慣を変え、もっと若者が参加する社会にすべきと主張しました。彼の熱弁を真摯に聴いて漸く賛同した田原氏は番組終了後、たかまつ氏に対し「失礼致しました。たかまつ氏には絶望しないで頑張り続けて欲しいので、その気持ちをぶつけてしまいました。これからも宜しくお願い致します」と謝罪したそうです。

 

毎年恒例のお正月箱根駅伝は連覇を狙った青山学院大学でしたが5区箱根の山上りでよもやの区間7位に落ち、更に翌朝の山下りで区間最下位と信じられない成績によりよもやの3位と沈みました。その原因は5区走者の体調不良による代役に六区山下り予定走者の起用にありました。その結果山下りに未経験者を起用せざるを得なくなっての区間最下位の屈辱は明らかに山下りの選手を山上りに起用したことによる原監督の采配ミスでありました。力で走れる上りよりブレーキ技術を要する下りの選手は絶対に変えるべきではなかったのです上りに強い選手が下りに弱いことは膝関節の動作から自明ではありませんか!

 

任命閣僚の不祥事続出に続いて国会の承認を得ることなく使途の分からない予備費を5兆円も計上したことで岸田総理の支持率は遂に20%を切りました(;;)。法人税の増額が必至であり賃上げも吹っ飛ぶことでしょう、3月の年度末を待たずに解散総選挙は必至ではないでしょうか。

 

今週の読めそうで読めない字       (可成)来て下さい

先週の読めそうで読めない字       七五三縄(しめなわ)