風薫る五月も終わり、漸く花粉症からは遁れたようですが梅雨の趨りで蒸し暑い六月がやって来たので憂鬱な気分です。昔から気力は目に出る、生活は膚に出る、教養は声に出ると云うそうですから6月は萎える気持ちを引き締めて生活は規則正しく仕事と勉学に勤しんで緊張感を以て迎えたいと願っておりますが、世間では成人の百日咳が大流行の兆しとか…うちの事務所の職員が先週からお多福風邪になったりしてそのせいか私も微熱が引かず体調がイマイチなのでどうなることやら…(;;)。
今日ご紹介するのは余り人の出入りのない開かずの玄関の隅で恵まれない不幸な1年半を過ごした哀れなシンビジュームです。確か一昨年の暮れに何方かに頂戴した鉢花でしたが、花が終わってから玄関脇のシンビの棚に置く筈が満杯で置けないために其の儘棚の下の隅に放置され忘れ去れていたものです(;;)。先日見付けたのですが葉の陰に隠れ、いじけて壁を向き俯いて分からぬように咲いていたので蕾が出ても花が咲いても永く気付かなかったのは不覚でした。花を愛でる者の風上にも置けぬ自分に無性に腹が立ちましたが、せめてもの罪滅ぼしにと切り花にして事務所の玄関を飾ることになりました。可愛い卵色の花は春蘭のようでとてもシンビとは思えず、来年も再度咲いて頂こうと鉢を私の目の届く事務所の玄関に移動させ早速HB101とお礼肥のハイポネックスを与えてやりました。(^^)
茎は俯きながら花だけ懸命にお日様の方を向いているのがいじらしいですね(;;)
和歌山県湯浅町と云う処で水道から泥鰌(どじょう)が出てきて住民をビックリさせたとか…(^^)毎日新聞昨日の朝刊の記事でしたが、何でも同町の新しい造成地の新築住宅に水道を供給するために町が水道管を接続したところ、誤って防火用の配水管に接続されたらしく水道管から生きた泥鰌(どじょう)がニュルニュルと出てきたり、夏も近くなった27日には色や匂いがおかしいなどの苦情を受けて町が調べた処不思議なことに入れた筈の塩素が全く検出されず(::)調査の結果水道の水は実は水源地の水ではなくて近くの溜池の水だった事実が発覚したそうです。可哀想に住宅住民の幼児一人が腸炎に罹って通院中だとか(;;)お気の毒で不謹慎ではありましたが久し振りに長閑で微笑ましい田園風景を見るが如き楽しい話題に触れた思いでありました。此の事件で一番愕いたのは泥鰌さんだったのではなかったでしょうか。(^^)
先週紙数の関係で触れることができませんでしたが、日本の大相撲は最早国技と言えなくなったのではないかと最近私は疑わしく思うようになりました。先場所は琴欧州が優勝してモンゴル勢から優勝旗を奪い取りましたが、考えて見れば最近14場所連続して外人が優勝しており、06年初場所で栃東が優勝して以来朝青龍と白鵬が交互に優勝し今回の5月場所でも琴欧州初優勝と2年半も日本人が優勝できずに居り、今後も当分は日本人に優勝の可能性が乏しいと思われる処から何が日本の国技かいなと呆れます。政府も税収不足を貧乏人から乾いた手拭いを絞るが如く税金を取り立てる前に早急に財団法人日本相撲協会から国技だからと例外的に認めていた非課税の特権を取り上げて所得に対する法人税や事業税住民税の申告納税義務を課して頂きたいと思います。税法上での解釈ではプロレスやボクシング同様興行業として課税されるべきものであり明らかに収益事業なのですが、相撲協会のみ監督官庁の文科省が国技だからと特別扱いしての非課税の特例は何処の法律に出ているものでもありませんから、現状では一般大衆への説得力がなく最早世間に通用しなくなったと考えます。最近のように外人にばかり優勝され多額の賞金を攫われて少なくない外人力士に貴重なドルをどんどん自国に持ち帰られるのでは堪ったものではありません。今年発表された日本相撲協会の19年末現在の財務諸表によれば事業収入が年間1100億円と大企業並みであり、流動負債に載せられている未払法人税等7万円(赤字でも払わねばならぬ公益法人の均等割です)を見て思わず嗤ってしまいました。(;;)
損益計算書を見ても役員退職引当金など多額に繰り込んで損益を赤字にしていますが、法人税法に則った税務会計に従えば大幅な黒字になるは必定であり、多額な税負担となるでしょうから北の湖理事長も思惑の退職金が泡沫(うたかた)の陽炎となり、退職金規程改定の已むなきに至ることになるでしょう。(^^)
税務署は中小零細企業を甚(いた)振っては少なくない酷税を取り立てていますが、貧乏人の後期老齢者泣かせの新設保険料にしても、550万円以上の所得者は並(な)べて保険料が6万円下がったとホクホクされていますから、保険料収入増加を目指した手前、その分貧乏人に過重請求されているものと思われ可笑しいと思います。物事と謂うものはもっと大所高所から見て判断すべきものではないでしょうか。税金にしても保険料にしても総じて上に薄く下に厚くが既成路線となっていますが此は本末転倒であり、これらの租税公課は必ず上に厚く下に薄くするのが施政者の為すべきことではありませんか。福田総理、聞いているのか!
大阪府の橋下知事が府立体育館売却の方針に相撲協会北の湖理事長が慌てて28日春場所のための存続要望書を知事宛に持参しました。知事とてあの大きい身体には圧倒されて“重く受け止める”と要望書を受け取ったそうですが、逆に賃料を10倍位値上げする要望書を渡してやればよかったですね。そして”日本人が優勝するまで事業税も払って下さいね“と言ってやったらどうだったでしょうか(^^)
中国は世界各国にパンダを貸し出して相手国から喜ばれるため、友好の象徴とかでパンダ外交なんて言われているけれど実態はパンダの貸与料が篦棒に高く中国の外貨獲得に大きく貢献しているとか…(;;)先日新聞記事で見ました。
世界各国の動物園に居る中国のパンダは昨年末現在世界中に242頭だそうです。貸与料は各国によって違うでしょうが、神戸の王子動物園では2頭で年間100万ドル(;;)だそうですから、中国は世界中から年間1億ドル(円に換算すれば100億円)以上ものレンタル料をせしめていることになります。王子動物園の年間収入は現在約6億円だそうですが、支出がパンダのレンタル料を含めて約7億8千万円もあり毎年2億円近い赤字(市の負担)は00年パンダ登場前と少しも変わらぬそうです。お役所は予算制であって諸経費は収入を度外視したものですから1億円支払って赤字が変わらぬのも訝しく、パンダの来た00年もパンダ人気の薄らいだ現在も同じ赤字なのはもっと可笑しいですよね。役所は損益の増減で翌年度の支出予算を加減されますから、恐らく収入の増減に見合う経費を市の一般職員の入替や増員などで粉飾していることでしょう。私の以前の知り合いにも一人居ましたが3年間王子動物園でした仕事は判子捺す仕事だけだったとか…(;;)
愈々後2年に到来するパンダの貸与期限をどうするのか、上野動物園ジャイアントパンダ“リンリン”の死を受けて胡錦涛中国国家主席から次のパンダ貸与の打診を受けて石原東京都知事の“レンタル料は法外な値段だから、居なくてもいいのじゃないの?”の発言に見る如く、神戸市もパンダに固執することを再考する時期が来たのかも知れませんね。大阪の橋下知事なら“今すぐ返せ”と言うことでしょう。(^^)
王子動物園もパンダを返したからとて黒字になる訳もなく矢張り2億円近い赤字が続くと思いますが、中国に渡すことを思えば判子を付く職員が増えても良いんじゃないですか?他の部門の人件費が減ることは間違いありませんしね。
それにしても中国の商売上手には魂消ますね。今度大震災のあった四川省はパンダの棲息地だそうですが、自然蕃殖かと思ったら四川パンダ蕃殖センターまで設けて居るそうで幸い職員共々殆ど無事だったとか(^^)中国政府にしてみればチベット族の安否などどうでも良くて、ドル箱であるパンダの方がずっと気掛かりだったのではないでしょうか。温家宝首相がいち早く被災地に駆け付けたのはパンダ達の安否を確かめたかったのでしょうね。
王子動物園も10年3月のパンダ貸与期限までに動物園を訪れる方々に毎年貴重な外貨を100万ドルも払ってパンダを見たいのかどうか一度アンケートを採られたら如何でしょうか。そんなに高いのなら直ちに中国へパンダを返してその分市民税や国民保険料を安くしてくれと言う回答ばかりでアンケートの結果発表ができなかったりして…(;;)
豪州から来ているコアラも幾らか貸与料を取られているのか少し気になりますね。(;;)
日本政府は中国政府から自衛隊機による四川被災地への救援物資の搬入を断られて面子を潰され民間機による屈辱の輸送となりました。アメリカはとっくに軍用機で支援物資を四川に空輸し中国軍関係者からの出迎えまで受けているのに我が国の好意だけ蚊帳の外は甚だ心外です。中国側の意向は日本政府が中国侵略を本当に謝罪するまでは自衛隊機を受け入れるべきでないとの民間サイトの意見を取り入れてのものだそうですが、決着の付いた大昔のことを穿(ほじく)っての中国政府のこの態度は何様かと実に腹だたしいですね。いっそ“うちは自衛隊機しか災害救助物資を運ぶ手段がないので、今回はパスさせて頂きます”と公然と言ってやれば中国は慌てて自衛隊機でどうぞ…と言うに決まって居ますから、今度は“中国侵略の謝罪をせよと謂う中国人の態度に我が国の国民の同意が得られないからダメだ!”と言ってやれば良いのですが、政府の外交下手と謂うか駆け引きの拙さには唯々呆れ果てるばかりであり、外務大臣並びに外務官僚の弱腰にも困ったもんじゃのう。(;;)
今週の女子プロゴルフはさくら選手休養のためお休みします。あの細い身体で痛々しくて早く休んで欲しいと願っていましたが実際にお休みされると、とても寂しい週末となりました。(;;)
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