バーベナ1

10月初旬に咲いたのでご紹介したバーベナが枯れ果てたと思っていたら、寒さにめげず復活して先週再び一輪咲いた^^、初夏以来今年3回目の開花だ、横に蕾が大きく枝を伸ばして居るが咲いてくれるんだろうか、4日間の雨と寒さで花も随分草臥れたようだ。上と下の写真で花が疲れてきたのがよく分かる、傍には鴉豌豆まで芽を出しているが此は明らかに春と間違えて出てきたようだ。どうする気だろう?

バーベナ2

衆議院議員選挙の喧噪が終わった先週月曜日何時もの散歩で垂水の駅前を通ったら、横断歩道の向こう側に最下位で落選した共産党の候補者が立って通勤する人達一人宛に無言で頭を下げていた。投票して貰ったのに当選に届かなかったお詫びの叩首だと思ったが、或いは比例で近畿地区民主と同数の4人も当選できたお礼かも知れぬ。通勤する人も疎らで薄暗く寒い早朝6時前だと謂うのに党を思う此の候補者は偉いな^^。改選前此の党は僅か8議席だったのに今回一挙に21議席もの躍進は驕れる自民に対するやり場のない国民の怒りだろうか。

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明治安田生命が今年生まれた子どもの名前ランキングベスト100人を発表した。今年個人年金保険の加入者約7000人からだから厳密には正確とは言えないが男子の一位は「蓮」で女子のトップが「凛」と「陽菜」が26人で同数だった、男の子「翔」の付く名が2位に転落したのは意外だったが、そろそろ此の字も殖えすぎて飽きられたのかもね、だが「蓮」だトップになった理由がよく分からない、スポーツ選手や芸能人で「蓮」って名が居たとも思えんが?
処で「凛」は旧字体であり現在一級の配当漢字は「凜」と旁の下が禾になっていて、どちらも人名漢字に登録されているが、「凜」は13人と10位に居るから実質的には同じ字だから女の子では断トツのトップだろう。禾も示も5画だが厳めしい示が多くなったんだろうね、「凛々しい」とか「凛とした」など我々日本人に求められる若者本来の姿だが、昨今女性上位が目覚ましく、昔は多かった「凛太郎」など今では名前負けするから男には「凜」は相応しくない名前となったのかな。
何故か女性の18位は「暖」だった。此の名ってどう読むんだろう?「だん」じゃないよね、いや矢張り「だん」かな?考えたけど分からない。でも名前の読みだけはどう読んでも国は文句を言わない規則だから誰もが考えつかない読みなんだろうね、究極「あたたか」だったりして…^^。(読み方の例、のどか)
「遙馬」なんて名も登場するが此も「凛」の類いで「遥」の旧字体だ、二点之繞(しんにょう)だし旁は缶になり干に「ノ」が付いているし、書き間違われやすい字だが名付けた親は其処まで考えて居ないんだろう。本人は書き慣れているが書かれた字を読まされる方は困るね、名前の字は難しければ値打ちがあると思う背伸びスタイルの風潮が世の中にはあるようだが子どもは迷惑だな。
名前に使って良い字は人名漢字に限られるが、此の字は常用漢字以外に1000字位あり結構読み難くとても書けそうにない字まで含まれている。人名漢字は漢字検定2級で「読み」が出題範囲だが、誰が考えたのか訝しい字も少なくない。例えば「鰯」は国字で音読みがないから「いわし」だけだがこんな名前は誰も付けないだろうが、こんな変な字を人名漢字に入れた奴は一体誰だ(>_<)。

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先日長野県の知人からお便りを頂戴した。見ると80円切手は全面しっかりと岡谷局の消印が捺されて居たが、真下に張られた2円切手には消印が届かず「神戸中央/消印」と上下に書かれて真ん中を線引きされたシャチハタより少し大きめの丸い消印が捺されて居た、遠方からだと垂水郵便局の前に神戸中央郵便局を経由して来るようだ、神戸の消印は切手右下4分の3が外にはみ出て居る昔風のものだったから消印は機械でなく人の手だと思った。今どき郵便番号の読み取りは機械だし消印も当然消印だと思ったが岡谷郵便局が機械で押捺するとき2円切手を見落としそれを到着局の神戸中央が発見して捺印を追加したのかな?なんて考えたが何か可笑しいよね、ダブルチェックは良いことだが明らかに省エネ時代に逆行して居る、郵便局が郵便物に触れるのは集配の人だけと違うのかなあ。スタンプを一回にしてコストを下げようと考える役人は居ないのか?
うちも当分は80円2円の併用が続くことになるが、当分は到着局の担当者が封書を寄り分けて2円切手の消印忘れを探すことになるのだろう、2円切手をもう一度使われる損と消印忘れの選担者の給与とどちらが多いか自明の理だ、郵便局株式会社もヤッパ役所なんだな^^。

亡くなったとは聞かないから老人ホームなどで優しくなられて居るんだな、と思っていた佐藤愛子さんが突如新作「晩鐘」を文藝春秋社から上梓され仰天した(゚ロ゚)。私より一廻り上の亥年で91歳だから将に不死鳥だ、愛子さんは44歳の折、夫の会社が倒産し2億円の借金を押しつけられ死にもの狂いで原稿を書いて凌がれた稀代の猛女だから生命力は普通の人の3倍はあるんだろう。昭和の初期に少年小説「嗚呼玉杯に花受けて」を発表し一躍有名になった佐藤紅緑の次女として生まれ、お兄さんは彼の有名な詩人で作家で作詞家のサトーハチローだから文才は血脈天下一品エッセイなど読んでいると心や躰のモヤモヤが消えてさっぱりし便秘など気持ちよく癒える^^。瀬戸内寂聴さんより一歳年下だが寂聴さんは2012年の著書が最終でこの2年お休みのようだ、きっと今回の「晩鐘」上梓を知って負けてなるものかと新作を発表されるだろうね。色好みの性格は正反対だが二人とも昭和の烈女だね。お二方とも私達昭和世代の希望の星だ。

先週の仮名付けの答え
直(ひた)向きに勉強する 直(じか)に交渉する  直(ちょく)葬

今週の仮名付けの問題
勉強が(疎か)になる 彼を(疎ましく)思う 人通りが(疎ら)だ