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桜に先駆けて自宅の土手の上には先月彼岸頃より桜桃の満開となった。冬に油糟の寒肥を与えて堆肥をたっぷりと掛けてやったからきっと大きな実を沢山付けてくれるものと期待して居る^^。文字通り桜と桃を併せたような花だね^^。皆さんは「桜桃」が正しく読めますか?そう、「ゆすらうめ」が正解です。桃だのに梅と読むのはおかしいが、熟語全体での読みだから単語の読みには拘らないでね^^。因みにさくらんぼも「桜桃」と書くから昔は「ゆすらうめ」であったのが品種改良して「さくらんぼ」になったんだろうな。

先週日経新聞を見て居たら、大きく三段の決算公告がデカデカと載って居た。この時期なら12月決算だし何処の会社だろうと公告した会社名を見るとナントご本尊の「日本経済新聞社」だった。決算公告は「日刊紙又は官報でせよ」と会社法で義務付けられて居るが、公告が幾ら大きくても自分トコの会社だしタダだから新聞社はいいな^^。数字を見ると売上高が単体で1700億円、連結で3000億円と凄い数字だ、新聞の売上高は朝刊280万部だから金額は約160億円位だし、出版図書が新聞の10倍も売れるとは思えない、殆どが広告料の収入なんだろう。何せ新聞一面の全面広告料が一日1千万円だもんね、凄いよね。新聞社は新聞を売って儲けるのではなく、沢山読者を抱えて居る新聞社目掛けて広告を打ってくる会社が増えるから儲かるんだ。だから購読代は赤字でも良いのではないかと思うがそれなら購読料月間4500円は高い!よく見たら44Pある朝刊の20%近くが広告だった(;;)。購読者から金を取り広告主から金を取れば新聞社が儲かるのは当然だろうな。それなら戦前日本一だった毎日新聞社が赤字で困って居るのはどうしてかな?恐らく読売に標的にされて顧客を奪われ発行部数が減少したため広告数が減った結果に違いないと思う。5年前のことだがうちのお得意先だったTさんは3年契約でお米券など7万円相当のオマケを貰って毎日から読売に変えられたことを憶えている。
余り知られて居ないが、この会社日本経済新聞社は資本金25億円だが純財産が3000億円以上もあり非上場の超優良同族会社だ。日本の企業って上場しなくてもこんなに沢山財産を持っている会社があるんだ、愕いた。広告を出す会社の方が広告を貰う日経より小さい処が多いなんて世の中一寸変だな。
新聞社にとって特ダネも大切だが大きな広告を取ってくる方がずっと偉いんだ。何時ぞや自社の悪口を書いた週刊新潮の広告を泣いて掲載したのは天下の朝日新聞だったよね^^。
企業も広告を出していると利害関係からダーティーな記事の掲載を止めて貰えるからお互い持ちつ持たれつなんだ、読者の目を曇らせるのが広告の役目だなんて情けないな。

大阪市は保育所で使用するラジカセの見積書を不正に作成した廉(かど)で先月31日こども青少年局女性係長を懲戒免職処分したと先週の夕刊にて報じた。記事では不正に作成された見積書は使用されて居なかったし、お金を着服した訳ではなかったから懲戒免職は少し厳し過ぎると思ったな、痴漢しても減給1/100じゃなかったの?此が橋下方式なんだろうか。
それより私が奇異に感じたのはこの記事の末尾に、この係長が昨年11月と12月の出勤時に少なくとも4回地下鉄の運賃を払わずに自動改札を通ったと付記された個所だった。どうして今頃そんなことが分かったの、何処から分かったの?どうしてそんなことが此の記事に出てくるの?おかしいよね?市役所へ通勤なら定期が支給されるんじゃないの、どうして切符を買って通勤なの?私の頭の中はいろんな疑惑でぎゅうぎゅう詰めでパニック状態だ。
きっと外部に言えない隠された真実が何か背後にあると思う。このこども青少年局女性係長の弁明が聞きたいね。今度の統一選挙だが維新は大丈夫なのかな?

粛粛と進んできた今年の春の甲子園だったが終盤の準決勝から一気に盛り上がった。奇しくも昨夏同じく準決勝で相手も同じ大阪桐蔭に9-15と惨敗しノックアウトされた福井代表敦賀気比平沼投手が連投にも関わらず意地の完封で昨夏の雪辱を果たし大阪桐蔭の春夏連覇を妨げたのは執念以外の何ものでもなかった。それにしても背番号17補欠の6番松本選手が二打席連続満塁ホームランと謂うあり得なーい快挙を成し遂げたのには誰もが愕いた、一人で一試合2本なんて史上初めてだそうだ^^。決勝戦も松本選手のホームランで勝負を決めたがどうしてこんな選手が補欠だったのかなあ?こんなラッキーボーイが居たら優勝して当たり前だよね、北陸路に初めての優勝旗だ^^。閉会式で大会会長が名指しで松本選手を賞讃したのは異例のことだがその言葉を聞く彼の顔はいい面構えだったよ。夏にも是非出て欲しいな^^。でも雪国同士春の決勝戦は地球温暖化ならではだ。

総合商社大手の住友商事がこの3月期16年振りに巨額の赤字を計上することが決定したが、一方で三井物産の新社長が発表された。ナント!54歳安永竜夫新社長は32人抜きと異例の人事だった。四季報ワイド版を見れば記載18人の役員中名前もないから執行役員上がりだと思われる。この人事は石油価格の下落を受けての危機感と業績低迷の打開策だろうし、兼ねてよりの派閥解消が目標だったと思う、それはそれで若い人をトップに据えるのを悪いことだと言わないが、前社長は新社長の前に位置する32人の役員とその家族の抱いていた希望を粉々に砕いたことに気付いたのだろうか、前社長から役員全員に掛けられた「新社長を支えて欲しい」の声は聞こえの良い言葉だが、32人には最早社長になる可能性は99%潰えた、それ処か新社長が嵩高い先輩達を煙たがって彼等を傍系会社へ飛ばすことは充分に考えられるから32人の役員の此から毎日は針の蓆(むしろ)だろう。宮遣いは辛いな。

隠し口座を6つも作って20年以上続いて居たそうだから、5億円(この数字は氷山の一角だ)もの裏金を作った大阪桐蔭前校長は当然に司直の手に委ねるべきだし国税局のミニマルサも動き出したと思われるから近く天誅が加えられるだろう、大阪経済大学を卒業して大阪産業大学附属高校の教員になったのがスタート台だから謂わば校長への道程は険しく幾多の試練を乗り越えた実力者であったようが、大久保彦左衛門が居なかったらしく校長に成り上がってからは恣(ほしいまま)の暴走路線だったのだ。処が肝腎の主務監督の座にある大阪府が弱腰で補助金僅か2割カットで鉾を収めようとしている。何処から20%が出てきたのか分からぬが、補助金カットで学校が潰れたら役所の責任にされることを恐れたに違いない、一銭も補助金の貰えない塾が潰れないで頑張って居るのに、学校は敷地に対して固定資産税は無税、法人税も非課税なんだからそれで潰れるのでは企業努力の問題だろうから補助金は全額カットすべきだ。それでも潰れたら定員不足で悩んでいる周辺校への福音だろう。大阪府は補助金は住民の血税であることを自覚しているのか、喝!

「総会が終わったらノーサイド、社員と心を一つにして信頼回復し努める」と高言した大塚家具の久美子社長が次の日に行ったことは、言葉とは裏腹に長男等4人の元取締役と共に27人の部長を人事部付に飛ばした。大粛淸だ!この会社は長くないね、きっと外資にでも乗っ取られるのではないだろうか、会社より身内が憎い、会長派であった従業員が憎いなんて了簡の浅い娘だな、到底経営者の器と思えないね。株主総会では多くの金融機関が議決権の行使を棄権したそうだよ。

先週の書けないけど読みたい漢字
来年は屹度(きっと)合格する

今週の書けないけど読みたい漢字
封書を(親)から開く