今日は三連休の真っ只中だ、確定申告に突入しての三連休は少し辛い、年末調整の追い込み時には天皇誕生日の三連休が入ったが、何事も上手く行かぬのは此が世の中の倣いと謂うものか(;;)。できたらお盆の辺りに変えて欲しい心境だ。
先々週日本語の発音についてお伝えしたが、今日は発音でなく日本語表記への疑問です。「こんにちは」「こんにちわ」 「こんばんは」「こんばんは」どちらもよく使われるが、「は」が正しく「わ」は誤りだと分かって居るが誰もその理由を知らない。最近では「こんにちわ」と書いて恥じない愚かな若者がやたら増えてきたが誰も彼等を咎める術を知らぬ。
現代仮名遣い(昭和61年内閣告示)では助詞の「は」は特定の語に属し、「わ」と読んでも「は」と書き表記の慣習を尊重すべきものとちゃんと決められて居る。従って「今日は日曜です」「ではさようなら」「これはこれは」等は「こんにちは」同様に用いられる。「こんにちは」や「こんばんは」の「は」は終助詞のようだが実は副助詞であり言葉の後に「こんにちは良いお天気で…」 「こんばんは穏やかな夜で…」などの言葉が省略されていると考えられるため助詞の意識が健在で「は」と書く。然し「すわ」 「いまわの際」「きれいだわ」など「わ」が明らかに終助詞と扱われる場合は「わ」と表記するのが正しい。悲しいことに最近日本語の乱れが激しく国文法など糞喰らえの連中が闊歩しているから、何れは「こんにちわ」が天下を取る日も近いことだろう:-)。
現代仮名遣い(昭和61年内閣告示)は結構細かいところまで詰めてあってついうっかりすることが多い、皆様は次の二つの言葉について正しい仮名付けができますか?
「人妻」「稲妻」 答は紙面の都合により来週に発表しましょう。
先日JTB40歳の課長さんが長時間労働の過労死で2年掛かって労災認定されたと報道された。なんと!死亡直前一ヶ月間の残業時間が250時間であり、逆算すると休日返上で一日14時間働いたことになる。JTB程の大きな会社なのにどうして?の思いだが、まるで女工哀史擬(もどき)ではないか!一昨年2月ニュージランドで発生した地震に関連して担当した高校のホームステイ旅行の予定変更などで緊急対応に従事し、終了直後の3月6日に秩父で練炭自殺した痛ましい事件だった。
極度の疲労から不眠を併発して精神錯乱状態となって死を選択されたのだろうが、組織と謂うものは非情だな:-)、課長ともなれば管理職で残業手当も全く付かぬが、此も又遣る瀬なかった(;;)。彼の直属の上司である部長は一体何をして居たのだろう、部下の仕事も掌握できなくて上司と言えるのかな、此の部長は人の上に立つ器でなかったことを悟って会社を去り自分の退職金を全額課長の仏前に供え頭(こうべ)を垂れるべきが人の倫ではなかろうか。
尖閣諸島について中国政府が「尖閣諸島」という日本名を明記した上で、沖縄に含まれるとの認識を示す外交文書を作成していたことが最近分かった。尖閣諸島を中国の領土と主張せず「琉球の一部」と認識していたことを示す中国政府の文書が発見されたのは初めてで時事通信が文書原文のコピーを入手したのだ。尖閣諸島を「台湾の一部」と一貫して主張してきたとする中国政府は嘘を吐いていたことが発覚した:-)。日本政府の尖閣国有化で緊張が高まる日中間の対立に大きな一石を投じるこの外交文書は「対日講和条約における領土部分の問題と主張に関する要綱草案」であり中華人民共和国成立の翌年に当たる50年5月15日に作成され、北京の中国外務省外交史料館に収蔵されている^^。
領土草案の「琉球の返還問題」の項目には、「琉球は北中南の三つに分かれ、中部は沖縄諸島、南部は宮古諸島と八重山諸島」と説明し、尖閣諸島を琉球の一部として論じている。中国が尖閣諸島を呼ぶ際に古くから用いてきたとする「釣魚島」の名称など何処にも使われていなかった。
東京大学の松田教授は当時の中華人民共和国政府が「尖閣諸島は琉球の一部である」と当然のように認識していたことを証明している。「釣魚島」が台湾の一部であるという中華人民共和国の長年の主張の論理は完全に崩れたと解説された^^。なのに中国政府は尖閣諸島を護る海上自衛隊の護衛艦に対し執拗に火気管制レーダーを発射して威嚇し、神を恐れぬその行為に対しバネッタ米国務長官が激怒し一喝した。それでもちゃんこ達文句あっか!
先週東京都から尖閣諸島寄附金の証明書が漸く届けられた。コピーではあるが思いも掛けず石原慎太郎都知事(当時)直筆の礼状が同封されていた^^。然も便箋にはくっきりと尖閣諸島の模様が描かれていたから、尖閣諸島寄附金のために作られた用箋だと思い、思わず尖閣諸島に日本の日章旗が翻る日が遠からんことを祈願したm(_ _)m。
連続金メダルの内柴が女生徒への準強姦罪5年の実刑判決に続いて、日本代表の園田監督までパワハラで辞任するなど女子柔道界に受難の嵐が襲っているが、どうして女子柔道界に女子監督や女子コーチが居ないのか調べた処、この世界では引退した男子選手を食わせるために先輩が後輩の就職の世話をする伝統があるそうだ、それはそれで結構なことだが、男の方ばかりでは数余りであぶれるために女子界にまで勢力を広げてコーチや監督のポストを男が占めていることにある。女子だって女子柔道のパイオニアとなり女三四郎と謳われた山口香選手以来柔ちゃんなど優秀な多くのOBを排出しているが、男が女性柔道界を抑えているから此の世界に女子が入れず女子柔道の監督やコーチ職は男子選手OBの専売特許になる悪しき慣例であり女子選手にまでポストが回って来ず、女子柔道のOBは仕方なく警察官になるか高校の国語の先生などで糊口を凌いで居るとか…:-)、男女同権で女性の総合職が男子を凌ぐ仕事をする昨今此の時代錯誤はどうしたことか、柔道は他の競技と異なってお互いの身体と身体を合わせて闘う競技だから女子柔道の監督やコーチは女性であることが望ましいとは誰もが考えることだが既得権と謂う看板を振りかざしての柔道男子の此の横暴は目に余るものがある。此って指導と謂う美名の下でのセクハラではないのか。
先週の常用漢字の表外読みの答
叔父を(便)として転職した、(よすが)でした
今週の常用漢字の表外読みの問題
病気に(被けて)欠席する
ご教訓カレンダー
「あでやかやなあ」「アデラかやなあ」 髪が急に薄くなった人に…