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水色のワルツ

秋が少しずつ深まっていく中、先週からずっと暖かく好天に恵まれ、13日水曜日の午後2時から大阪NHKホールで行われた混声合唱団フォレスタの念願のコンサートに行ってまいりました。8月31日土曜日に予約されていた公演が台風の到来で中止となり、日程が変更されて前日フォレスタが博多公演から上洛され行われたものです。

女性7名男性4名の変則な構成での公演の上、男性陣の要であるバス歌手が休んでいました。季節的にベートーベンの「合唱」公演と掛け持ちだったのでしょうか(;;)。
会場は平日であり、又本来の公演日が8月末の土曜日であったにも関わらず、一.二階席ともに殆ど空席が見当たらず満席に近い盛況であったことはフオレスタの歌唱力の高さが齎したものであったと確信致しました(^0^)/。

小生、素(もと)より生まれて初めて一流合唱団の聴衆の一人となったのですが、BS放送で聴く声と比べて音声のボリュームが全く異なり歌声やピアノの音色が異質な感触で耳に染み込み、歌声の重厚さに「此れがフオレスタのナマの声なんだ!」としみじみ感動に酔い痴れる120分間が終わりを告げたのはあっという間でありました。7月に前売券を買い求める際、のネットでの投書欄に「水色のワルツ」をお願いします」と書き送り、其の儘何の期待もして居なかったのですが、ナント!7曲目に「♪きみに逢う嬉しさの胸に深く…♫」と、「水色のワルツ」が歌われたのでした!。此の歌は昭和25年私が中学生の終わり頃に歌謡曲として藤浦洸作詞古関裕而作曲二葉あき子歌唱で全国を席捲した大ヒットの恋の歌でありましたが、曲の格調の高さからその後数十年の年月の推移を経て何時しか歌謡曲からスタンダードに昇格し、著名な女性合唱団の多くがこの曲を歌うようになったことは皆様ご承知の通りであり、この歌を中学生当時からずっと愛して居る私には本当に嬉しい限りでありました^^。歌謡曲は亜流の音楽であって道ならぬ恋の歌が多く、正当な歌ではないと言われる方々も居られますが、歌謡曲は決して下品でも何でもなく、愛し合う男女の生活の心情や愛情の細やかな心の機微を歌うものであって通俗的な下等な演歌であるなど大きな偏見であると私は常々思って居ます🤬。

会場である本町のNHKホールには御堂筋線の地下鉄では歩行距離が長いそうであり、往路は大阪駅からタクシーを利用しましたが本町は地下鉄二駅目なのに渋滞もあり料金が2200円も掛かったのには肝を潰し、帰路は、かすかな土地勘のあるNHKホールの東側、税理士会や国税局が存在する谷町4丁目へ出て、谷町線の地下鉄を利用しました。東梅田で降りてからは、改装され道幅が一段と広くなって様変わりした地下街で東西南北の感覚を失い、地上に上がる機会を逃してしまいました。お陰で当日の帰宅までの歩数は6700歩とスマホに表示され、4000歩台であった最近の記録を大幅に更新したのは怪我の功名でした(^0^)/。

NHKの朝ドラ「おにぎり」は、開始以来徐々に視聴率が低下しているようです。原因として主演橋本環奈の演技力や脚本の薄さが指摘されており、更に週刊誌報道による騒動も重なり、視聴者の共感を得られていないように思われます。視聴者の不満は主演にもあるのでしょうが、何よりも話が薄っぺらくてお父さんもお祖父さんも存在感に乏しく、居ても居なくても良い存在なのは脚本が悪いせいかも知れませんね?それ故視聴者に対する説得力がないために共感されないのでないのでしょう。序盤のシーンで「橋本環奈が溺れた子どもを助けるため制服のまま海に飛び込んだのに海から上がったら少しも服が濡れて居なかった!」との視聴者からの鋭い?指摘も多く、脚本と現実との矛盾を視聴者はしっかりと見ているんだ!。 NHK!視聴者を舐めんなよ!

11月7日発売の『女性セブン』は、橋本のパワハラ報道に対するNHKの反応について報じました。今回の文春報道後、橋本の所属事務所はパワハラ疑惑を否定しましたが、今後の続報次第でNHK側は朝ドラの途中降板や、橋本環奈の紅白司会交代まで考えているそうです🤬。文春報道では橋本環奈の元マネージャーの新たな証言が出てくる可能性もあり、橋本サイドは暫し気の抜けない状況が続くのではないでしょうか。それにしても姉妹役では圧倒的にお姉さんの方がパワハラ顔だけど人間って分からんもんやね🤬。

先週の読めそうで読めない字  (二進(にっち)も三進(さっち)も行かぬ

今週の読めそうで読めない字    恐怖に身体が(戦慄)いた

バブルの頃を思い出して…

アジアンタム2

お彼岸を迎えて今も一番花の少ない時期だ。今日は事務所2階の主(ぬし)であるアジアンタムをご紹介しよう。何の変哲もないこの鉢は平成2年に私が神戸から事務所を朝霧に移したとき、お得意先からお祝いで頂戴したものでこの5月でナント!25年になる^^。ウソ-!本当なんだ。その間10年に一回くらい土を入れ替えただけで鉢は四半世紀同じものだからすっかり鉢は色褪せてしまって居る(;;)。
此奴をダメにしないコツは耐えず周囲の水分を絶やさないこと(1日に2回程度霧吹きをしてやり足許に水の入った盥などを置いてやれば良い)だ、此奴は水が好きなのでなく水気(みずけ)が好きなんだ。勘違いして水を沢山遣り過ぎて枯らしてしまう人が結構多いね。三月(みつき)も経つと葉っぱに粒々の胞子が一杯になり色褪せて見苦しくなるから老齢化した証拠だ、放って置かずに全部茎を2-3cm(此は大切)残して散髪(剪定)して霧吹きだけ続けておけば軈て一ヶ月半で元通りのふさふさになるから不思議だ。散髪しないで放置して置けばその儘枯れてしまうことは誰も知って居るが散髪での復元を知って居る人は多くない。
アジアンタムは見掛けより根が浅くて、植え替え時には細心の注意が必要です、10年に一度しか用土を変えないのは枯らすのが怖いからだ。この春の連休には赤玉土で植え替えてやろうと思っている。観葉植物だから多肥は禁物でHB101の栄養剤で充分です。

アジアンタムを頂戴した25年前は丁度バブルの終焉時だった。あのときバブルで笑った人、泣いた人が多く居たことも、泣いた人の方が圧倒的に多かったことも良く憶えているが、私は何をして居たのだろうと振り返ってみるとお得意先の業績拡大に伴い本業の仕事がメチャ忙しくてバブルに感(かま)けて居る暇が全くなかった、日経の夕刊で何処のゴルフ場も会員権が毎週100万円宛上がって居ることを知って居たが大阪まで買いに行く時間もなく買いそびれたから売りそびれることもなかった。募集しても零細企業の安月給では来てきてくれる者とてなく「貧乏暇なし」の言葉通り唯只管(ひたすら)齷齪(あくせく)と働いて居たお陰でバブル崩壊の粉塵を身に被ることがなかったことを本当に幸運だと思っている、でも一回だけバブルの夢に酔ったことがあった。
それは自宅の近くに10年位前に1000万円余りで買って居た50坪の中古住宅が一軒あり、家が傷まないように社宅としてうちの従業員を住まわせて居たが、或るとき不動産屋が2億円で買いたいと言ってきた。2億には流石にときめいたが、税金屋の本能としてバブル時の特別累進税だった40%の譲渡税に拒絶反応が起こり断ったことだ、ひょっとしてもっと値上がりすると欲惚けていたのかも知れないね^^。売っていれば税金を払って残ったお金で何か買っていたことは充分考えられるし、その買ったものが文字通りバブル(泡)になって居たんだろうと思う。そう考えると今は駐車場として幾らかお小遣いが入るから何もしなかった私は正解だったのだろうね。一寸負け惜しみだけど…。

そうそう、あの頃一番困ったことは神戸の事務所(4階建てビルの2階部分20坪)を家主である父から出て行けと言われたことだ。ある日或る弁護士から電話があり「立ち退きのことで話したい」と言ってきた。寝耳の水の私は立ち退きなら父から直接聞かせて欲しいと会談を断ると数日して父に呼ばれ「このビルはK(姉婿)にやるからお前は出て行け」と言われた。開業以来20年以上無事平穏に過ごしてきた月額5万円の家賃をその半年位前に「もう払わんでもええ」と言われて単純に父の好意だと喜んで居た私がアホだった(;;)、きっと立退料を払わないための辯護士の入れ知恵なんだろうよ、仕方なく慌てて近くの貸ビルを捜したが当時はバブルの絶頂とあって中古ビルでも安くても坪当たり家賃が2万円とメチャ高いので途方に暮れたが運良くお得意先の持ちビルが朝霧駅前にあり、40歳のときから私が道場主として仕事の終わった夜6時からと土日にはフルタイム日参して弟子の指導をしてきた朝霧囲碁道場が仕事の多忙で終熄して空き家になって居たのを月額20万円余で借り受けて新しい事務所を開設することにした。立ち退き騒動が起こった原因は、どうやら私が若い頃から親に逆らって言うことを一切聞かず、女のことやら家出などあらゆる親不孝の限りを尽くし両親に多大の迷惑を掛けた極道息子であったせいかと思ったが、改心して30年も経って、誰もが忘れた頃に塞がった筈の過去の傷口を押し広げに来られたことには心底困惑したが、恐らく何処かから私の足を引っ張ろうとする力が年老いた父に働き掛けたんだろうと思っている。だから遺産相続の時は何も言わずに判子を付いた。
しょっぱい想い出だが父が死んで今年が10回忌だ。そんなこんなを考えるのはそろそろ私にもお迎えが近づいてるんだろうね^^。

将棋の名人戦で先週青森県出身行方尚史9段が4人の挑戦者争いを制し羽生名人と対戦することとなった。40代での初挑戦は灘9段以来44年ぶり大器晩成颯爽の登場だ。此の人の名前は「なめかた」と読む、茨城県に「行方(なめがた)市」があるが「か」が濁るから一寸違うのかな?でも「行」を「なめ」とは難しい読みだね。漢和辞典を引いたら「行」の字自体が存在せず「何で?」と慌ててたら此の字は「ぎょうにんべん」ではなく「ぎょうがまえ」だったのだ、詰まらぬ処で無学を曝してしまったな(;;)。
此の挑戦者争いで世の「行方さん」は元気になったろうな、「ゆきかたさん」と呼ばれて誰も困って居たのと違うかしら、でも将棋はマイナーな世界だから行方さんは名人にならないと挑戦者くらいでは世間に名前の読みを周知して貰えないだろうね。名人になってもダメか?

将棋と謂えば囲碁だ。先週日曜日のNHK杯囲碁トーナメントは弱冠20歳伊田篤史8段が初出場で優勝した。相手の同じく初出場17歳の一力遼7段も立派だった。30歳までのタイトル獲得はあり得ないと豪語した23世本因坊坂田栄男(年間記録30勝2敗の保持者)があの世でズッコケて居るのではないか。凄いね^^

橋下市長のお友達であるため畑違いから転職した大阪の中原教育長がパワハラで辞職に追い込まれた。一児の母であり一般から公募して合格した立川さおり委員が発言したら彼は「それは目立ちたいからだ」とか「知事を後ろから刺すのか」とか無茶苦茶な議論を吹っかけて立川委員が泣き出すまで高圧的な態度を崩さなかったそうだが、この何にでも上から目線の教育長の発言は不愉快だったな。話し合うべきは子どもの教育にどう向かい合うのかではなかったか!今回の騒動で世の教育委員会が真に教育を憂いている者の居場所がない如何に形骸化した無益な存在であるかを露呈したな。喝!

三っちゃん 結婚されたとか同級生のNさんから聞きました。お目出度う、良かったね^^。

先週の書けないけど読みたい漢字
暗がりを歩いて居たら遠くに榾火(ほたび)が見えた

今週の書けないけど読みたい漢字
彼は用足し(旁)町に出掛けた。

榾(ほた)とは木切れのことです。昔木切れを燃やした焚き火を榾火と言った。子どもにとって焚き火には幻想的な夢があったから焚き火禁止の今の子ども達はかわいそうだ(;;)。