今日も小春日和の暖かい一日になりそうだ^^。買い物に出掛け、上高丸アリラン峠の下り車線を前の見知らぬ軽自動車のあとを一緒に下りていった。坂の頂上から前方の信号の赤が見えたのでゆっくりと走ったら前の軽自動車が一旦停止の線をスルスルと越えて前方のエリアに停車した。コラ!停止線が見えないのか?此処は三差路で左右から大きな車が曲がってくるので車の内輪差を考えて停止線を深く取っているが、此のドライバーは何を考えて居るのか。最近は人のことを考えずに我が身勝手に行動するアホが急増しているが此奴もその一人だろう(;;)、自動車学校で何を聞いて居たのか?曲がってくる車に備えて此奴がバックしてきても余裕があるように私は車間を多く取って待機したが幸い曲がってくる大きな車もなく青信号を迎え軽は何事もなく去って行ったが、良くある交通事故の背後には表面にも出ず加害者にもならないこうした軽率で無神経な連中の行動がきっとあると思った。「今時の若い者は」なんてセリフは言い飽きたが、つい思ってしまうね(>_<)。
東京大学がAO入試(アドミッションズ・オフィス入試)を行って、77人の推薦入学を発表した^^。東大の推薦入学など三島由起夫以来だ。出願者自身の人物像を学校側の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める入試だが、秀才は入試をクリアして悠々とに入ってくるが、今回からの推薦制度は現行の試験制度では入学が難しい天才を拾い上げる制度だろう。所謂学業での一芸主義を容認したものだが、学校推薦だけでなく本人推薦がメインだ。中には医学部医学科に入ったのだって居る(゚Д゚)。先日の週刊誌で記念すべき第一期合格者の手記が幾つか紹介されたのを読んだ^^。
入学者は何れも、日本学生科学賞における総理大臣賞受賞者や英語スピーチコンテスト最優秀賞受賞者、科学オリンピックのメダリストなど異色の人材が多いが、それぞれ東大教授の過酷な面接試験をクリアして入学を許可された人達で「浪人あり」には驚いた。更に推薦入学の彼等には現役合格者を超える大きな特典が用意され、それは教養課程をパスして入学後直ちに専門科目の受講ができるため恰も学士入学扱いであり、専門分野で力を蓄えさせて卒業時には大学院修士の力を持たせようとするものだ。此れまでの因習に囚われた旧套墨守を廃して一芸に秀でた天才を更に磨くべく新しい学問の世界に羽ばたこうとする東大の試みには私は諸手を挙げて賛成だ^^。
一方、センター試験のマークシート方式に替わり、2020年より大学入学希望者学力評価テストを導入すると文科省の専門家会議が決定した^^。評価テストでは、マークシート問題は正解が一つとは限らず、さらに記述式や英語のスピーキング問題も導入される予定だ。
此れまで五者択一のマークシート方式には兎角の批判があり、テキトーに塗れば20%の確率で正解が得られ、③を塗れば30%の確率だとか揶揄されて居たから、此の改革には大賛成だ。できたら複数解答よりも正解がない問題や全問が正解である選択肢などを採用すれば正答率が1%以下の確率となり回答者の緻密な能力が悉に測定できると思うがどうなんだろう。
今週の新解さん:
「世の中」
愛し合う人と憎み合う人、成功者と失意、不遇の人が構造上同居し、常に矛盾に満ちながら、一方には持ちつ持たれつの関係にある世間。
広辞苑の「世の中」
世間。社会。また世間の情勢。世間の人情。世間の傾向。世情。
まるで他人事(ひとごと)のように書くのが辞典と謂うものだが、新解さんは人間の感情がしっかりとぶつけられて居るね
マイナス金利は金融界を震撼させ更には極度の円高を招き日経平均を暴落させ家計も直撃だ。此れって「リーマンショックのような事態が到来しない限り消費税増税は実施する」と高言した安倍総理が俄の人気低迷を受けて消費税増税を先送りすべくアホな黒田総裁に命じた究極のシナリオではないのか?との説が巷に浮揚しているがどうなんだろうか。
先週の読みたくても読めない字
(経)と(緯) (たていと)と(よこいと)でした。
昔の機織(はたおり)からの言葉でしょう、明治時代の貧しい農村では女は6歳になると早朝4時から罅(ひび)割れの手で機織りをさせられた…と津村節子の小説に描かれていたが、どんなに貧しくても辛抱を重ねて懸命な努力の末、自ら足るを知った幸せな一生を送ったそうだ。真冬の早朝4時が起きがどんなに辛いものかの経験が総てであったろう。「乳母日傘」で育てられた今の女性は本当は幸せなんだろうか?
幸せって幼い頃の労苦が齎(もたら)すものではないのかな?
今週の読みたくても読めない字
血気に(逸)る