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11月も後3日で終わり師走を迎えるが1年なんて早いものだ。税務署からは早々に年末調整の用紙が届けられ毎年恒例の年末調整の時期が到来した。然し何時もの用紙の中に上の写真が出てきたので“ハテ?”と良く考えて見たら地方税法の定めが全て1月1日を基準としているため04年の1月2日に生まれた人は来年1月2日では19歳で、3日にならないと成人に認められないそうな…(;;)その辺を国税庁が勘違いしての正誤表の綴じ込みとなったようだが、誰が考えても1月1日現在と書かれてあれば2日が変更日だと思うよな(;;)、此は12月31日現在と書かれていない処が味噌であって、満年齢に到達するのは前日の終わりだとする定めは年齢計算に関する法律に規定されている。そして民法第百四十三条で、其起算日ニ応当スル日ノ前日ヲ以テ満了ス」と規定しているから前日午後十二時と謂うことで2日生まれの者は1日の午後12時に成人することになるからで法律上の誕生日は戸籍に記載された日ではなく1日前だと謂うことだ。この年齢計算に関する法律について、ウソ!と思われる方も4月1日生まれの者が3月31日早生まれとして小学校入学になることからご理解頂けるだろう。お得意先のTさんは昭和3年4月1日生まれだが未だに“1年損した損した”と言って居られる(;;)。若し勉強が好きな人だったら“1年得した得した”と思われたのかな(^^)。
2日で3日でも何が違うの?と思われる方のために住民税の仕組みをお話しせねばならないが地方税法上未成年者と認められるとその年の所得が125万円までは非課税とされる特例があるそうだ(^^)。
月初めに送られて来た漢字検定協会からの会員通信に “今年の漢字”応募案内が同封されて居た。抽選で何名かに漢検オリジナルグッズが貰えるそうで早速ネットから応募したが、今年の漢字は何と謂っても異常な円高と東北大震災以外には考えられずどちらにしたものかと迷った挙げ句、大所高所からは日本企業の国内存続を危うくし国内産業を空洞化する円高だと思ったが、庶民の立場をとって敢えて後者の東北大震災を選んだ。東京電力の福島原発が先ず脳裏を過(よ)ぎるが原発には適当な漢字一字が浮かばず、さりとて過去の漢字を調べると平成7年の漢字が阪神大震災に因んで“震”だったから今年の漢字は此しかないと思い原発事故の直接原因となった津波の“波”を選んだが果たしてどうだろうか?
新婚早々のブータン国王夫妻がヒマラヤ山脈から遙々遠路を国賓として来日され、国王が親日家であることを知る日本人に何処も大歓迎だった(^^)。21歳花嫁の王妃は初々しく可愛いくて美しい方だったな(^^)
なのに、一川保夫防衛相が国王夫妻を歓迎する宮中晩餐(ばんさん)会を欠席し、同僚議員のパーティーで“宮中で催し物があるがこっちの方が大事だ”などと挨拶していたそうな…:-)将に大臣罷免に値する問題発言ではないのか!
宮中晩餐会は外国の国賓が来日した際、皇居で行われる国事行為以外の天皇のご公務の中で最も重要な行事の一つだ。今回は陛下が東大病院に入院中のため、皇太子が陛下のお言葉を代読された。そのような大切な会であるのに国防を担う閣僚が出席すべきは当然だが、国の行事より同僚議員のパーティーを優先させたとする彼の行動は国王夫妻にも皇室にも著しく礼を失して居り非常識だ。官房長官は一川氏を呼んで厳重注意したそうだが、注意で済まされる問題ではない。即刻罷免すべきだろう。
ブータン国王は予(かね)てからの親日家であり、東日本大震災の直後8000万円もの義捐金を送って下さった。ブータンの国民所得の平均は年15万円だから8000万円はブータンの貨幣価値に換算すれば20億円にも匹敵するから物凄く大金だ、斯くも大金を贈って下さった国が他にあったろうか、一川防衛相、お前は幾ら義捐金を出したのか!
ブータン国王は王妃とも決して偉ぶらず笑顔を絶やさず好感の持てる態度は、日本中何処ででも歓迎されて居たが、纏わり付くマスコミやカメラマンにも嫌な顔一つせず両手を合わせ笑顔で謝意を表して居られるのは遉(さすが)オックスフォード大学出の教養溢れた紳士だった。然し国王の車の傍から状況を説明する民放女性アナウンサーの興奮気味の言葉”国王は此方を向いて手を振ってくれました” には引っ掛かったな:-)、此は当然に”手を振って下さいました”と敬語を使うべきだったろうが、彼女は”振りました”でなく” ”振ってくれました”で敬語になったと勘違いして居るのではあるまいな、最近のアナウンサーは謙譲語も敬語も使えないとは何とも情けないぞ(;;)
先日の新聞三面記事に男の不甲斐なさを象徴する事件が掲載されて居た。“痴漢を2キロ追跡し通報”とタイトルが三段抜きだったのが印象的で記事に目が行ったが、何でも京都大学大学院生(23歳)の女性が明け方の5時前に自転車で帰宅途中、後ろから追い付いてきた同じく自転車の男(35歳)に服の上から胸を触れられ男はそのまま自転車で逃走したそうな…(;;)、普通ならヤレヤレ触られるだけで逃げてくれて良かったと女性は胸を撫で下ろすものだが、此の院生はその儘自転車で2キロ追跡して男に追い付いた。追い付かれて息が切れた男は自転車を降りてナント“赦して下さい”と土下座をしたそうだ(^^)、でも彼女に赦して貰えず110番通報されて駆けつけた警官に現行犯逮捕されたそうな…(;;)、まるで笑えぬ4コマ漫画のような事件だが女性が此処までで強くなったとは魂消るな!土下座するような柔(やわ)な男だから良かったもののナイフでも持たれていたら大変な処だった。きっと院生は警察で“通報だけにせよ”と追跡後の危険についてきつく説教されたに違いない。
戦後女性と靴下は強くなったと謂われたが、昨今頭脳の方は追い付かれても、体力の方はせいぜい小学生が中学生程度に延びた位に高を括っていたのが、35歳の男盛りが23歳の女にチャリンコの2km走で負けるのではことは重大であり、斯くまで女性の体力が向上したことは男にとって脅威であり世も末だ。一昨日には川崎市の路上で深夜帰宅途中の女子大生の下半身を触って逃げた同市の職員をこの女性が駅近くに止めていた自転車に乗って追い掛けながら携帯電話で110番しパトカーで駆けつけた署員に現行犯逮捕されたそうだ(^^)。此の女性チャリンコ走行中の携帯使用は道交法違反だが警察も野暮は言わなかったろうな。
話変わるが、此の夏以降巷では夜歩いている若い女性からの生下着強奪事件が続出しているとか…(;;)何でもイヤホンを聴きながら歩いていると突然若い男が襲いかかって下着を奪い取って行くとか、物干しでの下着泥棒はよく聞く話だが生下着は聞いたことがなく、突然突き飛ばされて下着を奪われた女性は次に襲ってくることの予感から恐怖で絶望感に襲われただろうが、その儘何もせず下着だけ奪って逃げてくれては安堵したことだろう。こんな変態こそ腕力のないモヤシのような痴漢に思えるから、とことん追い掛けて110番通報してやれば“赦して下さい”と土下座させることができたのではないかと思ったが、良く考えて見ると抵抗する女性から下着を奪うなど並の男の力でできるものでなく、凄い力に加えてクネクネした女性の身体の特徴をも熟知した技術?も必要としたろうから、ジムで体力作りをした上、何度も失敗して会得したものだろうな。
今日の大阪でのダブル選挙は日本中が固唾を呑んで見守っているが、市長選は橋下さんが勝っても府知事の方は自民民主が手を組んでの強敵となったから維新の会は危ないなあ(;;)
先週の常用漢字表外読みの答え
彼は節制して100歳まで(存えた)(ながらえた)でした。
今週の常用漢字表外読みの問題
着物姿の(項)が美しい