漸く9月を迎えたものの先月末から暑さは一向に衰えず熱帯夜が続いて居たが、今度の颱風で熱帯夜だけは避けられたから皮肉なものだ、今度の奴は自転車並の速度でありメチャ鈍足のため各地に雨の被害が相次ぎ、たった4日で平年の1年分以上の降雨とか…(;;)旱天の慈雨と喜んでも居られなかったな、でも此で当分琵琶湖の水甕は安泰だろう(^^)。
昨夜の“なでしこ”の韓国戦は苦戦だった(;;)日本だけには負けたくなく大蒜(にんにく)齧ってぶつけてくる韓国の剥き出しの闘志にはタジタジだったがよくぞ凌ぎ切ったな、でも彼奴等のスピードは脅威であり“なでしこ”も学ばねばならない課題となった。北朝鮮とちゃんころには負けるでないぞ!
先月末石川県の海水浴場で、若い妻が夫を驚かそうと砂浜に友人達と落とし穴を堀り、その穴に夫婦揃って転落し窒息死亡したニュースは何とも悲しく遣る瀬なかったな(;;)。被害者が夫と自分自身だったことはまだしも不幸中の幸いであり、若し見知らぬ他人が嵌まって死亡していたら、民事で訴えられ彼女達は首を括る羽目に陥って居ただろう(;;)相手は砂であり落ちたらどうなるかを考えたら精々1mがやっとの深さにする筈だがこの連中酒でも飲んで居たのか深さ2.5mとは非常識も程度を超えている:-)。砂上の楼閣なる言葉があるが楼閣まで砂では少しの震動で崩れて当たり前だろう。手伝った友人達は重過失致死罪に問われることになったが、小学生にでも分かる危険を6人も居て誰も察知できなかったなど今の若者の余りにも幼稚過ぎる精神構造を訝しく思ったものだ。俗に墓穴を掘ると謂うがその通りのことが現実に起こったのは悲しいぞ!
若い妻は夫を穴に誘導する際目印のペットボトルを見落として自らも転落したものだが、夫だけ穴に嵌まっても助けることは先ず叶わなかったに違いなく、自分も穴に落ち共に命を落としたことは結果的には愛する夫に対する罪の償いとして生き残るより遙かに良かったと思う。今頃天国で夫に赦しを乞い、己が運命(さだめ)を納得して居ることだろう。若し生き残って居れば世間からの冷たい視線と夫の両親から怨嗟の声を浴び、更に警察や裁判所での厳しい訊問とそれからの遣り切れない長い一生はきっと死ぬより辛い生地獄だったに違いないと思う(;;)。
10年前明石の大蔵海岸を歩いて居た4歳の女の子が砂浜の陥没で隣に居た父親の助けも届かず砂に引き込まれて亡くなり、誰もが砂の恐ろしさを嫌と言う程思い知らされた事件を彼等はどうして知らなかったのか!
同じく先月末、山陽新幹線の運転士が眼鏡を付けず電車を運転していることに自ら気付いて岡山駅の手前で列車を線路上で緊急停止させ、代わりの運転手が来て45分遅れで発車したそうだが乗客への車内放送では”乗務員の体調不良”と説明されたが、何処が体調不良や!この運転手は最近の視力検査で左1.0右0.9と診断され規則で0.9は眼鏡が必要になるそうな…(;;)、0.1の違いがどんな事故に繋がるのか想像も付かないがATS(自動列車停止装置)まで付いて居ながら裸眼1.0は良くて0.9は眼鏡を必要とするなど誰がこんな規則を作ったのか?まるでお役所仕事の典型みたいだから旧国鉄時代からあったのかも知れないな。昔の列車は踏切などあって運転手の視力が必要だったが、新幹線は踏切など何もなくメチャ早いから2.0の視力も0.9の裸眼も視界はまるで何も変わらんと思うけどな(;;)
抜群の視力で前方の線路上に座って居る狸でも見付けて何かできることってあるのかな?
新しい総理野田佳彦が誕生したが発言から早くも”A級戦犯は戦争犯罪人ではない”との持論が怪しくなってきた(;;)。総理になったら急に“右より”は止めた!など、普段言って居たことが信念に基づいたものでないことを早くも露呈したが、“竹島も尖閣諸島日本のもんや、文句あっか!”と言えないようなら総理になどなるな!
菅総理が最後っ屁で朝鮮学校無償化審査再開を決めたことも理不尽だった。彼の行動は北朝鮮に塩を送り、横田めぐみさんの両親達の熱い思いを土足で蹂躙(ふみにじ)る惨(むご)いものだったな(;;)。
“いしぶみ”とは漢字では“碑”や“碣”と書き石碑や墓石を指し、石に書かれた“書”のことを謂うが、向田邦子さんのエッセイ『無口な手紙』を読んでいたら、太古の昔、人がまだ字を知らなかった頃は遠くに居る恋人に気持ちを伝えるのに石を使ったと書かれていた。恐らく後世の賢者が考えた寓話だろうがロマンと夢があってとても素敵だと思った(^^)。
男は自分の気持ちにピッタリの石を探して旅人に言(こと)付ける。旅人から受け取った女は目を閉じて掌に石を包み込んで考える、尖った石だと男が病気なのか気持ちが荒んでいるのではと心が鬱ぎ、丸いすべすべした石だと彼は息災なんだなと安心するそうだ(^^)。此の石を“いしぶみ”と謂ったそうだが 石が文(ふみ)になるなんてとても微笑ましくて心地よい気分に浸れるなあ、昔パットブーンが歌う“砂に書いたラブレター”なんて甘い恋歌があったが、石ころこそきっとラブレターの元祖なのかと思ったものだ(^^)。男は安寧息災なときは河原へ石を探しに行き、身体が不調なときは山へ石を探しに行ったのだろう。河原の石は何百年も水に打たれて角がなく丸くてツルツルしているものな。私も子供の頃は河原や海岸の砂浜で丸い石を拾っては宝物にしたものだ(^^)。何事にもせからしく携帯やメールの欠かせない喧しい時代となった近年、字を知った現代人は知らないで済むことまで知らされて案外沢山の不幸を背負ってしまったのかも知れないな(;;)。適えられるなら私は字のなかった太古に帰ってみたいと思う、声以外に相手に伝達する通信手段がないならきっと聾唖の方々のようにエネルギッシュな百面相をして現代人の100倍位喋っていたことだろう(^^)、昨今電車に乗っても無感動に携帯を叩き無表情に携帯を眺める若者達を見て何となく今の世が疎ましく思われてならない(;;)。
先週の常用漢字表外読みの答え
話しかけても彼は(頑)に黙り込んだ。 (かたくな)でした。
(頑な)ではない処にご注意!
今週の常用漢字表外読みの問題
彼の言葉に疑いを(挟む) (はさむ)は常用漢字の読みです。
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