お盆が過ぎて9月が近くなるとアキアカネが忙しなく飛び交い、駅前街路樹の百日紅(さるすべり)が急激に色褪せてきた。木槿(むくげ)と百日紅は真夏を象徴する花だが、昨日も大阪は記録的な大雨だとか…其れなのに神戸は殆ど降らず排ガスだけでなく水不足と極度の暑さのせいだと思われる。通りから眺めていると道行く誰一人として百日紅など見上げて行く人を目掛けないが、花を愛でる余裕もないなんて世の中随分ゆとりがなくなったなったもんだな(;;)私もうちの百合が咲くのを見落としていたから大きなことは言えないが(;;)、百日紅の色褪せたのも或いは誰からも振り向かれなくなったせいではないのかな?
吉本の島田紳助引退宣言は最近特ダネに飢えていたマスメディアの格好の標的とされたが、どうやら彼は大阪府警などの調査の手が延びてどうにも隠し負うせぬ事態となったようだ。闇社会と芸能界は太古の昔から現在まで持ちつ持たれつ太い絆で結ばれていることは万人の知る処だ。江戸時代には相撲も芝居も出張興業であり野外で行われたから地元の侠客が仕切るのが常であり、彼等の存在は興業の無事打ち上げと興行時のトラブル回避にあった。彼等のメリットは入場料や弁当などの鞘稼ぎが大きく、その代わり他の組からの嫌がらせに対抗するだけの組員が確保できないとやれない仕事だった。興業は必要悪としてヤクザとは切っても切れぬ関係にあり、その腐れ縁は現代まで続き芸能界の興業は彼等のドル箱だ。みかじめ料を断って客席に糞尿を撒かれて舞台が開けなかったことなどよくあったから誰もが彼等と騒動を起こそうとはせず、新人女性歌手などデビュー時に組本部へ夜伽に行かされていたものだ(;;)、美空ひばりが山口組三代目と親しく、弟が組の人間であったことも周知の事実だが、マスメディアは芸能人が全て闇社会と繋がっている事実を充分に周知していたからヤクザや同和に対しては常に当たらず触らずであり、此等の関係を知らない体にすることに必死であったろう(;;)。
紳助は去年部下をどつき回して問題になったが、彼自身既に組の人間になって居るのではないか、金は何億と貯まって居る筈で芸能界を引退すれば大手を振って企業舎弟として芸能会社など設立し、部下をどついては活躍するつもりなんだろうが、大阪府警も兵庫県警と協力して暴対法でしっかり紳助から目を離さないでいで欲しいな。
愕いたことには我が国では道府県の数より原子力発電所の数の方が多いそうな(;;)然も原子炉の寿命がマンション以下の40年しかなく、その後の廃炉や使用済核燃料の処理については莫大な費用と長い年月を要すると謂うことだそうだ。要するに原子炉は地球を少し宛ダメにして行くことを前提にしていることだと私にも分かったが今まで誰も言わなかったし、誰も知ろうとしなかったが此って私達が悪かったのだろうか。それとも我々に知らせない力が何処かから働きかけて居たのだろうか。いや、我々は充分に知って居ながら此の事実から無理矢理目を逸らし、知らない振りをしていたのに違いないと思う。“孫は可愛い”と言い乍らも、心の中では“それから先のことまでは知らんよ”と思って居たのだろう。
今から30年も前のことだが当時敦賀原発停止の判決を受けて”100年経って片輪が生まれてくるやら、50年後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それは分からんけど原発で子どもがガンになってもいい、奇形の孫が生まれてもいい、子孫が苦しんで死んでも構わない。それより今原発でお金を貰いたい”と言って満場の拍手を浴びたのは当時敦賀市長だった高木孝一だったな! 拍手する奴もする奴だが、原発利権に身を窶(やつ)したこんな情けない奴が自治体の長だなんて呆れてものが言えぬ:-)、己が子孫を金で売り渡して恥ずかしくないのか!『人は後世に対しては義務こそあれ権利はない、又前世に対しては権利こそあれ義務はない』とは儒教の教えだ。故に我々には孫の先の子孫の命まで縮める権利はなく、彼等の命を救う義務を負って居るのではなかったのか?私達のしていることは明らかに未来の歴史への責任放棄だ、人間なんて誰も上辺だけ取り繕って居るが一皮捲(めく)ればこの敦賀市長のように実に利己的な薄穢い存在なんだなと思うと情けなくて泪がでるぞ:-)!
 先日千葉県の野球場で東京の中学生が野球の練習中に体調不良を訴え消防隊員が駆け付けたら何れも13歳の男子中学生5人が体調不良を訴え、2人はやや意識低下が見られたため県のドクターヘリで病院に運ばれたとか…(;;)健康管理が徹底され子供達には適時にスポーツドリンクなど与えられ万全の体制の筈なのに最近此の手の事件?が多発するのは何故だろうか、我々の少年時代には水一滴飲まずに炎天下を長時間走らされていたが、熱中症になったなど聞いたこともなかったし不思議でならない。熟々考えるにどうやらその理由は当時の生活が今とは違って長いズボンなど無く、雪の降る寒い冬も夏と変わらぬ膝上30cmの半ズボン姿に下駄履き(走るときは裸足)が決まりであり、絶えず転けて膝小僧を擦り剥いてもマーキュロもバンドエイドもない時代であり、薬は殺菌効果絶大の唾を擦り込み3日で瘡蓋(かさぶた)が取れて治し、腹八分目処か何時も三分目で炒りじゃこなど齧(かじ)って空腹に耐えて居た我々戦前派人間は身体こそ小さかったが、乳母日傘暖衣飽食の現代少年より身体の基礎作りや鍛えに於いては圧倒的に優れ、外気に対し順応力耐久力が遙かに高かったため熱中症などお呼びでなかったに違いないと考えた(^^)。過保護は子供の身体の成長のためには決して良くなく、子供をダメにすることに気付かされたが体育の鍛錬に関する教育のプロも自分達自身が過保護世代であり我々戦前派の経験など全く想像も付かず、誰一人として年中半ズボンで炒りジャコを齧っての耐久生活の実践から生み出された身体機能の効能など先ず気付かなかったじゃろうな(;;)。
青森の光星学園の準優勝での凱旋が暗転した(;;)。野球部員正選手三名の飲酒が選手自身のブログに書き込まれたことが外部から学校側に指摘されて発覚したものであり、知って居て隠蔽するつもりの学校関係者は周章狼狽その極に達した(;;)。お酒や煙草など何処の高校生も80%が嗜んで?居ることでもあり選手は罪悪感など全くなく自然体にてブログ登場となったのだろうが、“覆水盆に返らず”で漏らしてしまえばお仕舞いだ、ブログは誰が見ているか分からず恐ろしいものであることに無知であった選手達がアホだった(;;)
此の学校の野球部は大阪第二代表と揶揄される程大阪出身の特待生が多く20人中10人が大阪であり青森県は僅か3名とか…(;;)。停学が決まった三選手は何れ放校されるやも知れず、万一クビが繋がっても次の特待生となる筈の大学からは蹴飛ばされることになるに相違なく無知の代償はメチャ大きかったな(;;)。それにしても高野連の処分“厳重注意”とは何だ、此が処分だと言えるのか!秋季大会出場停止にできなかったのは大方地元選出の元文科大臣大島理森辺りの圧力に違いないぞ!
先週の常用漢字表外読みの答え
祖母の長命を(寿ぐ) (ことほぐ)でした
今週の常用漢字表外読みの問題
話しかけても彼は(頑)に黙り込んだ