先々週久し振りに小雨が降って、それが止んだらすっかり秋が到来して居ました^^。メチャ暑かった夏とも漸くお別れすることになりましたが、気候の変動は体調不良を齎し易く、年寄りには注意が必要です(;;)。古来「秋の夜は釣瓶落とし」と言いますが夕暮れの訪れが急速に早くなったことで愈々秋の夜長を体感する季節となりました^^。

秋と言えば虫の音ですが、近年虫が随分減ったように思われ少し宛虫の音が際立って少くなって居ます。うちでは秋の到来を象徴して居たの鳴き声が聞こえなくなり、松虫やカンタンに馬追いも居なくなって久しく、鳴かないカマキリも天道虫も赤トンボも来なくなったのは暑さのせいではなく劣悪な自然環境のせいであって全ては空を飛ぶ飛行機のCO2が為せる仕業に違いありません🤬。
そうそう昔は庭の瓢箪池の傍に棲み着いて、時折庭の塀にピョコンと乗って、道行く人達を眺めていた可愛いいアマガエルも何時しか死に絶えたらしく見なくなリ、偶にやってくるのは精霊蝗虫(しょうりょうばった)位となり、近年は蝶々まで随分少なくなりました(;;)。
いずれも近隣の住宅化が過密化して緑が失われ昆虫類の生活根拠が奪われCO2による地球温暖化が原因であることは誰もが承知していますが、何れ温暖化が進んだ結果北極と南極の氷が溶けて小さな日本も富士山の一部を残して水没することを私達は忘れてはなりません。自業自得である環境汚染によって何れ我々人類も何れは滅びるに違いありませんが、その辺りを十分に分かって居ながら、他国との因果関係でどうにも方向転換のできない運命を享受せねばならぬジレンマを抱えてこれから環境汚染の時代に生まれてくる人達は決して幸せとは言えないでしょう🤬/。

 

半世紀にわたって世間を騒がせた袴田事件でしたが、負けを認めたくないしぶとい検察当局が新しい証拠に対する何の対策も有さないことを漸く認めて勝ち目なしと判断し袴田さんの控訴を断念すると発表したため袴田巌さんの無罪が漸く確定して袴田事件が終結しましたが、彼の逮捕から検察側の控訴断念まで長期間加害者として死刑囚の重罪を背負って獄舎に繋がれた私と同年齢(88歳)の袴田巌さんは2014年に釈放されるまでの約48年間、身体を拘束され続けました🤬。今後、補償金として最大2億円超が国から支払われことになると考えられますが、弁護団は「不十分」として国家賠償請求訴訟の提起をも視野に入れて居ます。保証金の上限額は30年余り見直されておらず「冤罪(えんざい)」に対する補償のあり方が改めて問われますが、果たしてどんな結果になるでしょうか?

損害賠償保証金は所得税法上原則として非課税であり、問題は袴田さんが死亡したあとその賠償金の行く末を袴田さんがお姉さんを遺言書に記載しなければ全部嘗て児童相談所に入ったことのあるできの悪い長男が相続することになり、弟の無罪に生活の全てを賭けて戦い、そして勝利を勝ち取ったお姉さんには1円も権利がありません(;;)からその辺りを周囲の人達が配慮できるのかどうか私は大いに案じて居ります。
何故か何時も姉のひで子さんの露出が大きくて長男の報道はされませんが、気になるのは国家賠償保証金の請求者は直系親族の長男となりますが、彼は裁判中も何故か殆ど登場せず、できの悪い息子役を演じ、袴田さんを無罪に導いたのは姉の秀子さんであっても保証金は袴田さんが死ねば息子の手に入る結果となる不条理な結果を迎えることになりそうですが、損害賠償金は法律上非課税として扱われますから良いのですが袴田さんが亡くなれば唯のお金となって長男が全て取得する財産となり相続税対象とされ、次は長男のその妻子に相続権が移行し、お姉さんは含まれませんからその辺りについては支援者の手には負えず私は割り切れぬ思いで歯軋りが出てしまいそうです😡。長男に子どもが居ないことを願うばかりです。

解散まであと2日となって開催された衆議院代表質問に於ける党首討論にて石破総理と立憲民主党の野田氏との党首対決は大いに期待されましたが石破総理は浪人時代が余りにも長かったことを暴露したのかメチャ歯切れが悪くて下を向いた儘、総務省の役人が書いた作文を棒読みする体たらくであって全く国民の期待に応えるものでは全くありませんでした(;;)。此の人の持ち味は「攻め」であって「守り」ではなかった筈だけど…🤬、「自分の言葉で「誠心誠意語る」と言ったあの約束はどうしたの?総理就任までは自民党政権への批判を厭わない直言が持ち味だったのに…🤬。始まったばかりですが、急な総理就任に舞い上がった総理の「言行不一致」にはこれから先が思い遣られるなあ…(;;)

 

先週の読めそうで読めない字  徒(いたずら)に馬齢を重ねる

今週の読めそうで読めない字   (声高)に話す