愈々時代は平成と別れを告げて令和となり、10連休も明日で終わろうとして居ます。今頃は一年で一番過ごし良い季節ですが、平成と令和交代の数日間気温が安定せず連休前に収納した暖房器具を取り出す程の寒さのぶり返しには寒がり屋の私めはとても困りました(;;)。わたし的には「れいわ」より「りょうわ」の方が言葉が柔らかくてより発音し易かったかなと思っています。「律令」なんていい響きですよね^^。
ホントに長いお休みでした、でも世の中10連休できる企業など限られており、雇用の形態だけの理由で国民の間に大きな不平等を生じさせましたが旅行関係者などは10連休とても多忙だったと思いますが、普通の日に代休が貰えるから10連休期間の宿泊費は高いし交通機関は渋滞の連鎖だし却って良いかも知れませんね、気の毒なのは派遣社員であって派遣先がお休みでは給与が貰えずバイトをしようにも兼業禁止の規定でできなくて金欠病で大変だそうです。
安倍総理は10連休を国民に良かれと作ったと思いますが、我が国の雇用には此のような世の中の様々な歪な不平等と格差と矛盾が存することなど苦労知らずの坊ちゃん宰相には何も分からないから国民は災難です、本来此のような下々の様々な不公平と格差をなくすのが彼等政治家の使命なんですが何が10連休や!迷惑している多くの方や相変わらず週一の休みしかない介護の現場などを無視して作ったものやないですか!
この期間に何か恐ろしいことが起こるのではととても危惧しましたが外国為替相場も昨日現在111円台で安定しているので今の処大丈夫みたいでホッとしています^^。

 

 

今日は先週開花した苧環(おだまき)をご覧頂きましょうね^^。おだまきは機織りの際につかう苧環という糸玉に由来する言葉であり、花の形がそっくりなところから名付けられたそうです。昨年秋に5号鉢に種を蒔いて大切に育てたので思い入れは一入(ひとしお)であり、彼女も特別に大きな花を咲かせてくれました^^。花を一杯付けて居ますから小さい5号鉢の根がその負担に耐えられるのかチョッピリ不安です。此の花は普通紫色ですがこの花の紫色はとても変わって居て此れまで見たことがありません。宿根草ですから花が終わったら早速露地に戻してやろうと思っています。

 

 

新元号の「令和」が選ばれた万葉集について先週のNHKの「Nラジ」で万葉集の権威である東大の品田教授が衝撃的な発言をされました。万葉集は奈良時代に庶民を含めた多くの人達から4500首もの歌が収められていると教えられた我々の教育は間違っていて実は一部の特権階級の富裕層によって詠われた歌だそうです。そして太平洋戦争で軍部が国民を鼓舞するために毎朝国民学校で歌わされた「♫海行かば水漬く屍(かばね)♪」は万葉集にある大伴家持が作った歌を基に軍部が国民の士気を高めるため軍歌として作曲され国民を鼓舞する荘重にして荘厳なな軍歌でありました。他にも沢山軍歌を歌わされましたが、心に深い感動を覚えたのは此の曲だけであり、短かかったせいもあり今でも鮮明に憶えており歌えます。

♪海行かば 水漬く屍(かばね)♫(海を行けば、水に漬かった屍となり)

♪山行かば 草生(む)す屍(かばね)♫(山を行けば、草の生える屍となって)

♪大君(おおきみ)の辺(へ)にこそ死なめ♫(天皇のお足元にこそ死のう)

♪顧み(かえりみ)はせじ♫(後ろを振り返ることはしない)

平成上皇は私より年長ですから戦時中に此の歌をよくご存知だと思います。だからこそ贖罪として戦没者の慰霊にサイパン、沖縄、パラオ諸島と足繁く訪れられたものと私は考えて居ます。偉い方でしたね^^。

 

 

先週の読めそうで読めない字   風邪で声が擦(かす)れる

来週の読めそうで読めない字   (初)な女の子