物凄い颱風(たいふう)が来るぞ!とTVや新聞が騒ぐので家の周囲を物々しく武装して身構えましたがこの辺りは前の21号より雨も風もずっと少なくて被害が少なくホッとしました^^。でも再度の大型颱風の接近には地球がどうかなったのかと少し不安を憶えますね。処で颱風の方向も決まらぬのに利用者の都合など全く考えずに明日は日曜日やし…と、29日に計画運休を決めたJRの腰抜け共には唯々呆れますね。日曜日も働く人達が世の中には一杯居ることを頭の硬い彼等には分からないのでしょう。乗客のことより事故った場合の自分達の保身が脳裏を過(よぎ)ったに違いありません(;;)。播州路では浜側を走るより危険な山陽電車が区間を决めて少し宛走らせているのに立地条件の良いJRは知らぬ顔です。改札口で途方に暮れる沢山の乗客をTV報道で見て感じたのですが、乗客の安全を…と言いながら実は自らを安全圏へと優先させた彼らは民営化したとは言え矢張り運輸官僚なんや!そうやね、国鉄は民営化したのは1987年やから現在50代の幹部連中の殆どは国鉄に官吏で入った奴等なんや!
一寸季節外れだけど、先週百均ショップで「しのぶぐさ」を見掛けたので、買おうとしたら216円やと言われました。「百均やなかったんや」と言ったらいいえ百円ですと店員は引きません。「?」の間抜け面に「株が100円で鉢が100円です」と言われ再び「?」買って帰って中をよく見たら、忍草はポット鉢のまま陶器の鉢に鎮座しており、確かに二品でした。黒いポット苗ではホームセンターのようで見苦しく百均にはそぐないので陶器鉢にポット苗を入れて付加価値を付けたものと納得しました。百均の店員さんは値段の心配などしなくていいな^^、など思っていましたが、植物やから水も遣らなあかんし意外に気を配るところだってあるんや、と感心したものです^^。鉢は要らんと言ったらどうやったんかな?鉢だけでは売りにくいから矢張り216円が正解やったんやろと考えましたがそこまで追い詰めるのも大人げないもんね。「しのぶぐさ」は羊歯(しだ)類の仲間で江戸時代からずっと町家の軒下で「風鈴と一緒にぶら下がり「釣忍」と呼ばれて夏の風物詩だったものです。山本周五郎の作品「松風の門」にも短編「釣忍」が入っており、下町で身分差から身を引こうとする女の哀感と心底から愛する女のために富裕な実家への帰参を拒絶す男の心意気が描かれ、軒先の「釣忍」が芽吹いて二人の絆となる件(くだり)は周五郎ならではの圧巻でしたよ^^。
先月から颱風が三連続し大雨続きで各地に大きな被害が出ています。此れだけ沢山雨が降っても海水が降って来ないのは何故なんだろうかとバカな私は考えて居ます。
画数の少ない漢字
竟 音読みはきょう、訓読みは、ついに おわる です。あまり見掛けない字ですね。
「有志竟成」
志を曲げることなく堅持していれば必ず成し遂げられると謂うこと、又は一見すると困難に見えても堅い信念を以てことに当たれば遂には実現されると謂うことであり「竟」は音+人からなる字で音を奉ずる人の形で在るとされています。ノーベル賞受賞の本庶先生が此の四字熟語を記者会見用に用いられましたから今後マスメディアで流行となり重用される言葉になるでしょうか。「有志竟成」は漢検四字熟語辞典にも収録されていない極めて難しい四字熟語で私も今回初めて知りました。
先週の読めそうで読めない字 話の論点が逸(そ)れる
今週の読めそうで読めない字 チャンスを(逸)する