皆様明けましてお目出度う。

今年もブログが続けることが出来ようとは考えて居なかったので感無量です。どうか今年も宜敷お願いしますm(_ _)m。

慌ただしい年末の激務に疲れた躰をお正月はゆっくり休むことに専念しようと思って居ます。休みの日の午後囲碁ネット対局が唯一の楽しみでしたが、手術後は体力低下が著しく一局打つと50mを全力疾走したくらい疲れるので対局が難しくなりました。力入れないでテキトーに打ったら良いのではないの?と人に言われますが、私の性格として其れは先ず出来ず、又テキトーに打てばあっという間に潰されます。そうすれば自分が惨めになるし、負けるのは嫌だ、私がプライドを鼻にぶら下げて居ると人に言われる所以でしょうね(^_^;)。もう生涯碁が打てないのではないかなあ?

京都都大路の高校駅伝は「高校生の箱根」とか「駅伝の甲子園」とか囃されて年末恒例のイベントであり私も毎年TV観戦を楽しみにして居ます。出場校も外人留学生を抱えて入賞を狙う多くの強豪校から、片や部員が足らずバドミントン部サッカー部バレーボール部から選手を誘致してまで奔走して都大路への切符を手に入れた女子沖縄県代表那覇西高校など男女94チームの戦いでした。他の運動部員を参加させてまで部員不足を補った那覇西高校最下位は仕方がなかったけど1分差は立派だったよ、彼女達が無事完走できて京極競技場での万雷の拍手は嬉しかっただろうと思う^^。放映は全国版だしね。きっとビデオに撮って結婚式に使えるよね(^^)。

わたし的には男女ともに西脇工業に勝って欲しかったが、西脇女子2区の選手の足が伸びずに薫英の留学生ムセンビに1分以上置いて行かれたのが致命的だったな。彼女が自分の持ちタイムで走れていたら計算上は余裕の優勝だったから悔しいね。「たら」「れば」は禁句だが、あの小さいムセンビはメチャ早かった、薫英の留学生を使っての優勝はずっこいぞ:-)。純血主義の西脇工業に見習え!

個人情報秘匿の昨今なので出場選手の氏名欄を見るのは何より楽しみだ^^。今風の名前が圧倒する中を男子で西脇工業の加井虎造、女子で東京順天高校の森山友子がレトロ調で異彩を放って居たね^^。虎造なんて素敵な名だね。

名前と言えば私の中学三年のクラスに「松原ツ子」という女の子が居ました、当時はこの年齢で男女が会話する環境になかったし、ずっと名前の読み方を不思議に思っていましたが後年「子」が甲子(きのえね)の(ね)と読むことに気づき、アッと思った。あの当時は良くある名だったんだ。一度本人に漢字混じり名前への感想を聞いて見たかったなあ^^。

昔のことだがお得意先の横山さんに西廼(にしの)と言う姓の家に嫁がれたお嬢さんが居られ、本人曰く「姓を問われ説明しても分かって貰えずに本当に苦労します」「野ではなくて延繞(えんにょう)に(西)と書くの」と(廼)の説明は苦労極まりない^^。「だい」「ない」が音読みで「すなわち」や「の」が訓読みですが常用漢字でないため知る方が少なく書いても「はあ?」と言われるとか。いやはや、日本人の姓名は難しい。でも今はやりの無茶苦茶な当て字の名前振り仮名より昔は其れなりにちゃんと読めたから良かったね。

年末恒例の紅白歌合戦は未だに若いアイドルファンが多く圧倒的だ。私は此の数十年間年末年始の番組は騒がしいばかりで敬遠し、夜は専ら読書と静かなラジオで過ごすことにしている。紅白昔は兎も角現在では多彩なダンスや衣装などTV向きでラジオファンを全く考慮しないのは訝しい。今年の紅白には郷ひろみや五木ひろしが出たと聞く、この二人は旧アイドルVS演歌でファン層が全く違うから紅白の視聴者の幅広さが分かる反面ファンにはお年寄りも多いんだろうね。我が国は高齢者社会だったんだ.一方出演者よりも昨年の話題の人が審査員ゲストに出るから興味深く、紅白の視聴率には審査員の占める割合も看過出来ないね。「逃げ恥」のガッキーに日本ハム二刀流の大谷選手、レスリング栄誉賞の伊調選手など歌手よりファンが多いんじゃないかしら。

大晦日毎日新聞恒例のいろは歌留多は(な)「涙がヒラリー」(お)「大谷二兎追う流」の二つが出色だった^^。得票数では上回りながら何故か負けたヒラリーさん涙も堪えきれないよね。大谷選手には絶対に日本人の花嫁さんを貰うことを切に願います。紅白の記事まで大竹しのぶが歌手だったことを私は知らなかった。

お正月今朝の新聞は広告を併せて何時もの4倍もあった、新聞配達さんご苦労さんm(_ _)m。

三省堂国語辞典の「暖かい」

気温が寒くなくて気持ちが良い、懐が暖かい(お金を沢山持って居る)、暖かい色。

新明解国語辞典の「暖かい」

適度の温度があって寒さ、冷たさなどによる不快感を受けることがない様子だ。「~天気」「~ご飯」、「暖かい目で見守る」、「温かい」とも書く。

懇切丁寧な新解さんに比べて三省堂の語釈が一見少し物足りなく感じます。明鏡も広辞苑も新潮さんも新解さんと殆ど変わりません。

処が、辞典を繙くと国語辞典は三国さんを除いて何処も「暖かい」と「温かい」の区別ができて居ません、どの出版社ももどっちでも良いと考えて居ます。然し三国さんは毅然として「温かいと暖かいは違いますよ」と主張しています。なぜなら三国は常用漢字に忠実に書かれて居るが、他の辞書はそれらの点が曖昧で全く頓着していないのです。実は深いワケがあります。行数が尽きました、続きは次週をお楽しみに…^^。

 

先週の読めそうで読めない漢字

此の辞書を拠(よりどころ)とする

今週の読めそうで読めない漢字

お話は(予予)うかがって居りました