暖かかったお正月が済んだら急に寒波が襲ってきて日本列島は雪一色で温暖地方にも積雪が見られたようです。寒くなると庭の植物たちは縮こまってしょぼんとして居ますが、独り奥庭の十両だけは元気に成長しこんなに凛々しく咲いて居ます^^。

 

小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火によって地底から生まれた大量の軽石が世間の注目を集めていますが此の無数の軽石は黒潮に乗って北上して日本の各地に漂着して船舶の入出港を妨げ、更には魚類が食べて死亡するケースなどが続発するため、鹿児島県工業技術センターではこの軽石は漁業などに甚大な被害を与える厄介な漂着物であることは間違いなく憂慮して居ました。処がその後沖縄県環境部から発表された「県内に漂着した軽石の分析結果について」の報告書を読むと、軽石に意外なプラス面もあることがわかってきたようです。
沖縄農業関係者が直観的に思ったことは、軽石が漂着したときに「無料で土壌改良材が手に入る」ということだったとか…^^。粘度の高い沖縄の土壌には軽石のような水捌けのよい素材がどうしても必要だからとのことでした。然し軽石の中に毒性のある砒素やカドミウムに水銀などが入っていては全く使うことができません。そこで種々分析した結論では沖縄県内三か所から採取したサンプルは何れも土壌環境基準を充分に満たしているというものでした。そして厄介者と思われた今回の軽石は土木建築資材や農業用資材等としての活用が見込まれるということになり、一転して資源になる可能性が大きくなりました^^。プランターの底に入れる鉢底石や土壌改良材として水捌けの悪い土地などに用いて湿地の水分を低下させる可能性が充分に考えられるとのことでした。
でも連連(つらつら)考えるに軽石って石綿みたいなもので小さく砕いても何れは空気中を漂い水分と一緒に我々の体内に入って諸病の根源となるのではないかと私はとても恐れています。

 

大阪摂津市の集合住宅で昨年の8月に3歳の嬰児がお母さんと同棲している男から熱湯を掛けられて生命が奪われた事件で母親や知人が数回摂津市に相談していたそうです、その後嬰児が死亡した事件を精査した処、意外な事実が判明したのです💢。事あるごとに母親は複数の知人に松原容疑者の幼児への暴力を話しており、市の担当職員は数回に亘る母親や知人からの相談により虐待の事実を熟知しており、虐待は日常的だったと認識して居たという話を知人は聞いていたそうです。摂津市は計4回の相談・通告を受けましたが子供の保護には消極的な姿勢を変えず、挙げ句担当者全員が引き継ぎを何もしないで他の部署へ転任してしまったのです(;;)。その後間もなく熱湯による痛ましい嬰児虐殺事件が惹き起こされたのでした。
摂津市の弁解ではその後母親との面会時に、暴力がない事を確認していたとのことですが、当然に母親が隠して言えなかった可能性を全く考慮しなかったのは愚かと言うべきです。母親も被害者であった可能性をも充分に考慮すべきでした。男に捨てられないために心ならずも母親の「大丈夫です」という言葉を鵜呑みにして、嬰児は安全だ、などと考えた吏員は愚かでしたね。又、市は児童相談所に報告はしたけれど保護は求めなかったそうです。市は早急な保護を依頼すべきだったし、又彼等が子供から直接話を聞く機会を持たなかったことがポイントだと私は思いました。過去の事件でも同様のことがありましたが、親の意見だけ、大人の意見だけで子供の安全を判断しては駄目であって、3歳だと詳細に具体的な話をすることは出来ないにしても話をすれば「いやや」「怖い」位は言えたと思います。子供の気持ちを置き去りにした儘、子供の安全を判断した未熟な大人が市の吏員であったことが大きな不幸を惹き起こしました。昔から良く言いましたよね、「彼奴(あいつ)は役場くらいしか勤まらんやろ!」。

 

コロナ感染者各地激増を受けて多くの都道府県が「蔓延防止措置」の指定を受けましたが、此れによって飲食業が再び時短に追い込まれて赤字を増やすことになりそうですが、今のオミクロン株は飲食店での接触から発生するだけでなく異なった形で伝播して居るのではないでしょうか?患者の激増から感染は空気感染だってあり得ると私は思いますが…。飲食店を規制してもオミクロン株患者の増加が変わらなければ、きっと飲食店の規制が間違っていたことを誰もが思い知ることでしょう。
ある介護施設では、職員は不織布マスクを一枚しただけでは足らず、二重にし始めたそうです。

文中の「あり得る」は正しく「ありうる」と読むべきですが、昨今NHKも政治家も「ありえる」と読む輩が頓に増加したことが私(わたし)的にはとても嘆かわしいと思います(::)。

 

先週の読めそうで読めない字   昨年の吹雪(こぞのふぶき)

今週の読めそうで読めない字    最近コロナの患者が(頓に)増加した