各地に大雪が舞って居ます。地球温暖化を思えば喜ばしいことですが決して温暖化が退化している訳ではなく一時的な現象なのは悲しい限りです。先週スマホの写真転送機能が壊れて当分の間巻頭を飾る写真はありませんが寒い折でもあり写材にも乏しく、あとに述べる理由によってドコモに予約する暇すらとれないことを暫しお赦しくださいね(;;)。
我が国も老人社会となって久しく「最近年をとってめっきり弱ってきたから、ヘルパーさんに来て貰おうかしら?」なんてことを考えて居られるお年寄りが多いと思います。処が介護の現実はそんなに甘いものではなく、先ず要介護の点数によって介護保険の適用が受けられるかどうかが決められ、要介護度の高い人がより多く介護サービスを受けられても要介護度ゼロ点の私など全くご縁がないのが現状です。介護して欲しかったら要介護度の点数が必要であり、それには役所に介護申請をしなければならず、申請後しばらく待っていたらそのうち訪問される役所の調査員との対面での身体事情等の酷しい調査で要介護度が決まります。うちは妻と長男が要介護3の点数を所有しているため可成りのサービスが受けられますが、介護保険料を沢山払っているのに足腰ガタガタでも何故か私は要介護者になれないため介護保険の適用が受けられず、止む無く過去には妻の仕事であった私の部屋の掃除などはお金を払って家政婦紹介所にお願いするしかなく高額負担を強いられるのは私の不運ですが、要介護認定だけは何が何でも避けたいと思って居ますから私も充分に勝手な男です(;;)。
処で話は元に戻りますが現在の介護に関する社会状勢ではヘルパーさんの4人に1人が65歳以上であり有効求人倍率が約15倍もあって、職員不足に悩む事業者が8割にも上ります。当初事業者はコロナ不況だし何れ失業者が介護の世界に移動してくるものとタカを括って居たようですが現実にはそうはならず誰も来てくれなかったのです(::)。何故なら訪問介護のヘルパーは誰にでもできる仕事ではなく要介護度によって1時間乃至2時間単位で別の介護先へ移動が必要であって、永年の習慣から気難しい利用者ごとに異なる介護用品や掃除用具の場所更には調理や家事の作業にも各家庭で種々の様式があったりと認知症気味のお年寄りの世話などを腰を傷めないで済ますのは容易ではなく給与のメチャ安さもあり仕事が続く人は極く稀であり殆どの方が短期間でネを上げて辞めてしまうのが実状のようです。又此れからは要介護者に麦飯を食っていた戦争世代が死に絶えて軟弱な団塊の世代へと変わってゆくことも介護の世界がより難しくなって行くに違いありません。現在40歳から徴収している介護保険料を何れ年齢を下げたり保険料を値上げしたりすることになるでしょうが、そんなせこいことより介護や医療には現在の保険料の上限額の足切り(月額給与130万円で健康保険と介護保険料が労使で月額16万円限度)を止めて高額所得者からも同じ累進料率で保険料を徴収すれば財源は充分担保され取り過ぎとなります。因みに現在の制度では年に100億円儲ける人は年に1560万円の人と同じ保険料なのをご存知ですか?上限を撤廃すると国が儲け過ぎになりますから料率を下げることが可能となりせめて所得10億円位を限度にしても余裕で黒字であり現在の保険料率を劇的に下げることが可能だったと考えます。保険料が今の10%位に減っても充分に余裕だと思います。皆様は誰もが介護も医療も金持ち優遇政策を死守する政府に騙されて居ることに気付かれましたか?
愈々確定申告が始動し始め我々も此れから1ヶ月半の臨戦態勢に突入することとなりましたが、運悪く事務所の主軸であり司令塔である愚息が先週火曜に転倒して股関節を骨折し確定申告期間コロナのせいで隔離のため話もできず戦力にならぬことが判明しました(;;)。女王蟻が居なくなっては我々働き蟻は方向を失い途方に暮れて居ますが、残った四名全員が寄り添って協力し、どうにか難関を潜り抜けたいと考えております。お得意先の皆様にはご迷惑をお掛けすることになると思いますがどうかお赦し下さりご協力頂くことを願って止みませんm(_ _)m。
皆様は夏目漱石の「坊ちゃん」を読まれていますよね^^、私はよく知人に此の本の主人公は誰でしょうか?と質問するのですが、此れまでに正解に達した方に巡り合っていません(::)。皆様は如何ですか?えー坊っちゃんじゃないの?違います。正解は来週へのお楽しみ^^。
先週の読めそうで読めない字 昨年の吹雪(こぞのふぶき)
今週の読めそうで読めない字 神様の決めた(則)がある