7月が近づくと自宅前のハブランサスが満を持して芽吹き一斉に花を咲かせます。今年も私の期待を裏切らず先週火曜日朝から咲き出しました^^。球根が繋がっている訳でもないのに一斉に咲くのはとても不思議な花です。此の淡いピンク色は大和乙女の湯上がりの肌を思わせ思わず心がときめきますね。誰も信じないと思いますが60数年前うちの愚妻がこんなピンクの肌をして居たのを想い出しました(^^)。ハブランサスは約3日の命であり、枯れてから一週間経過し、もう一度開花する不思議な花です。
「白鳥はかなしからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ」 皆さんの誰もが昔読まれたことがある若山牧水の有名な短歌ですが、愚かな私は若い頃からずっと「白鳥」を「はくちょう」だと思い込んで居ました(;;)。処が先週NHKラジオでアナウンサーがこの短歌を詠んで「はくちょう」を「しらとり」と読んだのでビックリ仰天(@@)、20世紀半ばまで活躍した評論家で劇作家の正宗白鳥の名は「しらとり」でなく「はくちょう」でしたから私は此の言葉の読みは「はくちょう」だと思いこんで居たのでした(;;)。気になってもう少し深く調べたら此の歌の白鳥は「かもめ」のことで「かもめ」では短歌の構成上字足らずになるので「白鳥」に変えたようでしたが、少し考えてみれば(はくちょう)なら淡水に棲んでいますから「しらとり」に決まって居ましたよね。びっくり仰天!慌ててネットを調べると矢張り私の誤りであり「しらとり」でした。知らなかった(@@)!処で更にハクチョウとシラトリは別の鳥なのか調べると牧水は何も語らず正解は良く分からないそうで鴎(かもめ)だと言う人と白鳥(はくちょう)だと言う人と両方あるそうです。だから「しらとり」なんや(;;)。
漸く学校も再開され一月を経過しましたが、学校の有り難さを学業と違った意味で我々が考えさせられた4月5月のふた月でした。処で子供も中学高校生になると将来の進路が気になります。どちらにすべきか本人も含めて悩まれる家庭が結構あると思いますが、そんなとき親は次の質問を子供にすれば進路が決め易いと何かに書いてありました^^。「雪が溶けたら〇〇になる」の「○○を答えよ」…と、「春」と答えた子は情緒系だから文系に進ませ、「水」と答えた子は即物的だから理系に進ませるのが良いんのですって…^^。ふーん…、ホンマかいな?処で情緒系か即物的だなんて教育の問題ではなく感性の世界でしょうから学校教育ではなく幼少時よりその子の生活環境や両親の教育や所作振る舞いに拠る処が多いと考えます。両親から貰ったDNA以外にも両親による工夫した幼児教育の重要性が必要であることを何気に納得しました。
JR東海のリニア新幹線27年開業に大きく赤信号が灯りました。リニア工事で排出する貴重な南アルプスの地下水を何とかトンネルで大井川に入れて農作物や水力発電に利用したい地元静岡県の意向と直接除去したいJR東海の意見が真っ向から対立し、交渉が事実上決裂しました。昨日両首脳ががっぷり四つに組んで討議が行われましたがリニア側が27年開業に拘(こだわ)って治山治水を放棄しようとするJR東海と自然保護を守り地元の農家や茶畑を救いたい静岡県川勝知事の鬩ぎ合いが真っ向から対立した結果であり全く折り合う余地のない厳しい話し合いでありました。交通手段のないところに鉄道を作るわけでもなく新幹線に併設するリニアは、我が国の貴重な国土を削り、県民の水源を絶ち、公害を撒き散らして南アルプスの環境を破壊しつつ、土木大手各社を潤して政治献金紛いの賄賂を得るため自民党政権が後世の我々に多額の借金を残す何時もの手法ではありませんか。どうして誰も怒らないのか!静岡県川勝知事頑張れ!!
「狭い狭い日本を、皆そんなに急いで何処へ行く!」
先週の読めそうで読めない字 肯(あ)えて危険に向かう
今週の読めそうで読めない字 彼の忠告に(肯んじる)