事務所の玄関先では石蕗が満開です。此の花が咲くと冬が近づいたなと実感します。長い間プランターの土も替えない劣悪な環境に文句も言わずに耐え今年も見事な花を咲かせてくれました。写真の上に突き抜けて居て写っていませんが南天と薄(すすき)も同居して居リ3畳の間に6人暮らしの風情ですが、何処吹く風とニッコリ道行く人達を見下ろして居ます^^。

先日毎日新聞の書評欄に14歳の少女ペンネーム「鈴木るりかチャン」が書いた連作短編集「さよなら、田中さん」の大重版が紹介されて居ました。彼女は小学館主催の「12歳の文学賞」に4年生から6年生まで三年連続して優勝した凄い少女です。まるで想像できない圧倒的な筆力の持主でしょう。応募の動機は優勝者に渡される10万円の図書カードだったそうです、天性で文章が上手だったんでしょうか。余りの筆達者にきっと大人が書いたのでは?と小学館から彼女の自宅にきっと調査が入ったに違いないと思います。るりかチャンの連作短編集の中には4年生での受賞作までアレンジし載せられて居ましたがまるで大人の筆でしたよ。

小説は建設作業員を母に持つ貧しい母子家庭の女の子が主人公で、自販機の釣り銭探しを同級生の男の子に見付けられ揶揄(からか)われる処など事実か?と思える程の発想の転換は到底小学生の筆とは思えません。作品中「児孫に美田を買わず」なんて西郷南洲「幕末維新備忘録」にある難しい格言が出て来るし、「跪(ひざまず)く」とか「騙(だま)す」なんて難しい漢字が頻出するので、此れを子供が書くの?と唯々驚くばかりで筆力にプラスして教養にもビックリです、読んで見てとても面白かったですよ^^。表紙の装幀も西原理恵子でキラリと輝いています。

19年4月30日に天皇陛下が退位されることが正式に決まりました。どうかそれまで天皇皇后お二方のご健康とご無事を祈るばかりです。そして私は天皇様ご夫妻が退位され上皇と上皇后になられてからどう過ごされるのか案じられてなりません。勿論公式行事は現皇太子ご夫妻が務められますが、公式行事以外災害慰問などで国民が待ち望んでいるのは被災者の前に膝を付かれてまで同じ目線で話をされた上皇上皇后であることは自明であり、徳仁天皇夫妻では集客力に乏しくて上皇上皇后との落差は大きいと思います。それに雅子様が体調不良だとゴネて欠席されることも少なくないだろうし、徳仁天皇は前立腺肥大で尿袋を抱えての移動だと聞きますからこの二人には今後被災地訪問などまるで期待できないでしょう。それに何より何時も上から目線の徳仁天皇では被災地の方々がそっぽを向くんじゃないでしょうか?

知っておきたい生活の知恵

近年子供ができなくなったのは結婚する若者が減ったせいでもありますが、それより酷いのが塩ビ製品です。此れに含まれた環境ホルモンは内分泌撹乱物質と言って受精能力を激減させます。できるだけ化学物質から遠ざかりましょう。

先週の読めそうで読めない字   卒(つい)に成功した

今週だけ仮名付けですよ  (稲妻)が光った