庭は全て初夏の佇まいカタバミの天下だ、夏を待っていた何種類ものカタバミが笑い合っている^^、種が弾けてポンと跳んで行く処は雑草の生命力が溢れ出ているよ^^、雑草だけど結構可愛いよ。
玄関前では桃色月見草が咲き始めた。この花とても綺麗だが、アカバナ科であるが故に甲虫類の大好物であり、軈ては葉も花もボロボロに食い尽くされてしまう。そんなこんなで昨年は殆ど咲かなかったが、その間も地中では懸命に体力作りに励んで居たに違いなく雌伏1年今年は4月後半から樹勢が強くなりこんなに繁ってきた^^。何れ葉が網の目のようにされるのは悲しいが、甲虫類は強くて市販の噴霧薬位ではどうにもならない(;;)、虫だって生きる権利があるのだろうが花の持主にとっては遣り切れないよな:-)。
もう一枚の写真は上の花とは違ってこぼれ種が飛んできてひっそり咲いているが、此もアカバナ科の仲間でで「夕化粧」と謂う。今は気づかれていないが間もなく甲虫に気付かれてボロボロにされから痛ましい:-)。
先日みやざき中央新聞を読んで居てとても良い話にお目に掛かった。母一人子一人で育てられた学生がある会社を受験した処、社長面接まで行き「君は母一人子一人で育てられたんだな、今までにお母さんの身体のどこかを洗ってあげたことがあるか」と言われて首を横に振ると「お母さんの身体を洗ってからもう一度出直して来い」と言われた。彼はしぶしぶ帰宅し理由を言ってお母さんの足を仕方なく洗うことにした。ところがか弱い女性の足だと思ったら、お母さんの足はごつごつと石のように頑丈だった。彼はお母さんの足を触って居て涙が止まらなくなったそうだ。次の面接のとき何か言われる前に彼は社長に言った。「社長有難うございました、もしこの会社に入れなくても、教えて頂いた親孝行をこれから必ずして行きます」彼が母の足を見て始めて知った「母の苦労」だったのだ。一人で息子を育て上げた母とどう生きていくべきかを彼に教えた社長は偉かったな。社長の言いたかったことは「親を敬わないで、親の苦労が分からないで、人間が一人前になれるのか」だったのだろう。
私は50年位前子供ができた頃「子供叱るな、来た道だ。年寄りいびるな、行く道だ」先輩から此んな言葉を教わって心打たれた、幾ら自分が一人前になったと思っても上と下の世代に対する思い遣りがしっかりと持てない内は半人前なんだなと考え込んだことをふと思いだした。
昨年12月初旬のブログ「長男の嫁なんよ」で紹介した「カツチ」さん(行き付けのクリニックの看護婦さん)から連休明けの点滴作業時に、彼女が長男の嫁になる運命的な出会いについて少しだけ教えて貰った。とても頬笑ましかったのでご紹介しよう^^。
男と女の出会いなんて人さまざまだと思う、何が切っ掛けだったかは聞き洩らしたが彼女曰く、その運命的な出会いは小学校6年生から18年振りに突然やって来たそうだ、18年間もの長い年月の経過は彼の顔を見ても声を聞いても何も感じなかったそうだけど彼の姓が「カツチ」だと言うのだけ聞いて、その聞き慣れない珍しい名前に頭の何処かが微妙に反応して遙か昔の淡い記憶が忽然と甦り、18年前小学校の同級生にそんな姓の同級生が居たことを思いだしたそうだ…^^、「ひょっとして〇〇小学校に居たん?」「うん」「えっ!私も居たんよ」…赤い糸の結びつきだ!かっこ良すぎー^^かっこ良すぎー^^、18年後の巡り逢いが変わった苗字のせいだったなんて凄いな^^、赤い糸は苗字に結ばれていたんだ。彼の名が田中や鈴木ならきっと出会いなど何もなくその儘終わって居ただろうとは彼女の述懐だ。消防士だった彼と看護師の彼女の運命的な出会いが救急病棟だったかどうか聞けなかったが、彼女はお酒がメチャ強いそうだから或いは合コン終わっての飲み会だったのかも…^^、発音し難い舌を噛みそうな珍しい苗字が彼女の記憶を甦らせて二人の出会いを創造し軈て愛を育んで結婚への誘い水になったんだとしたら、消防士の彼は素敵な女性のハートを掴むことができたことを「カツチ」の姓を与えてくれた両親に感謝すべきだろうな。彼女は自分が「カツチ」の姓になったことを誇らしく思って居るには充分すぎる理由があったんだ。「長男の嫁」だけでなく「カツチ」の苗字にも深い感慨が籠められて居たんだ^^。メチャかっこ良すぎーっ^^。
先日日経夕刊で掲載された頭の体操です。気分転換にどうですか、
覆面算です、平仮名を0~9の数字に換えて下さい、同じ文字には同じ数字が入り、文字が変われば数字も変わります。持ち時間は2分もあれば充分でしょうね^^。
答は来週です。
ついた
+かつた
=たいかい
先週の誤字訂正の答え
此の作品は彼の快心の作だ、(会心)でした
今週の誤字訂正の問題
気まじめで根性のある兄貴
今週のご教訓カレンダー
「アマリリス」 「アマリ リス」 ペットショップで売れ残ったリス