今年も此の時期になると小さな空色朝顔が花を付けます^^。此れまで幾度もご紹介していますね。種など採ったこともないけど律儀に毎年勝手に咲くから不思議です。思えば今では東京暮らしの孫が幼稚園だった頃、恒例であった日曜日早朝散歩の折、五色塚古墳で咲いていたのが可愛かったのでその種を持ち帰って翌年播種したのが始まりですからもう20年になるでしょうか。その間一度も何もしたことがないのに庭の各所から勝手に咲いてくれる可愛い奴です^^。
最近の日本語の乱れについて昔人間の私は始終文句を垂れていますが、先週の新聞に最近になって従来とは解釈が異なって用いられる用語が多くなったと書かれていたので読みました。例として挙げられていたのは「浮足立つ」「敷居が高い」「手を拱(こまね)く」の三通りであり、最初の例は「喜びや期待で落ち着かない」60%、二番目は「高級すぎて入り難い」56%、三番目は「準備して待ち構える」47%が解答の多数派でしたが、明らかに間違った解釈です。でも本来の意味は些か我々日常言葉の意味の常識を超える処が少なくなく、却って新解釈はそれなりに肯(がえん)ずる処があり強ち過ちとも言えない感じもあり言葉は日々進化しますから間違った解釈であっても用いる人が増加すれば本来の意味に固執しないで新しい解釈も入れてどっちもありにすべきかも知れません。国語辞典の編者も今や直載的な若者言葉に耳を傾けねばならず、昔から多いこうした柔らかくボカしふんわりした奥床しい関節表現も十分に尊重したいし悩ましいところでしょう。編者は若者の集まりに絶えず参加して新しい用例や解釈の拡大そして変更に努力をしないと今後改定版を購入されることが少なくなり本棚の飾り物となっている国語辞典が更に読者から受け入れられなくなるのではないでしょうか。因みに例一の正解は「落ち着いて居られないさま」二は「不義理して訪問し難いこと」三は「何もしないでいること」ですが、相手を慮(おもんぱか)って暈(ぼか)しを入れた日本語の床しさを好む我々戦前派と違って直截的な表現を好まれる若い皆様は???だったかも知れませんね。
アメリカでの黒人射殺事件を受けて女子テニス世界のトップに立った大坂なおみ選手が帽子に警官に打たれて亡くなった黒人の名前を刻んで人種差別に対する抗議の意を表したことに対し、意外にも我が国一部の人達から批判の声が挙がりました。種々考えてみると嘗てプライド高い我々日本人が外人から「ジャップ」と見下され侮られた時代を長く過ごしましたよね。そしてその劣等感を黒人に対してぶち撒けて中間層の地位を保持しようとしたのですが、実は教育機会の貧困から無学なだけで実は知力体力的には全く敵わない黒人に対する劣等感を今も忘れないのは私達高齢者世代だと思います。現実には今も面と向かって言われないだけでアメリカ人は日本人を矢張り「ジャップ」だと侮っていると思いますよ。トランプさんのあのでかい態度や超高価な戦闘機の無理やり押し売り要求に拒絶の一言も出ないことで充分に分かりますよね💢。白人黒人の序列は実は白人が黒人を奴隷として酷使して蓄えた財宝ででき上がったものであり、人種的な序列は逆であって財力や教育機会の違いで白人が偶(たまたま)上位にいるだけですから、日本人も実は内心黒人を恐れていることが大坂選手の帽子への批判の眼差しとなったのではないかと思います。日本人は白人の味方をしないで黒人を守ってやらないと…(;;)。
大相撲先場所双葉山が創設した時津風部屋から57年ぶりに関脇正代「しょうだい」が優勝し大関に昇進しました^^。珍しく此の力士は本名の名字が正代でお祖母さんの名は正代(まさよ)と言うそうです^^。正代家に正代と言う名の嫁が来たのでしょうが、奇しき縁(えにし)ですね^^。熊本地震の被災地熊本県の出身だから正代の優勝に地元民も大喜びしたでしょうね^^。お目出度う🙌正代関!
車のせいだ!と池袋暴走事故犯人通産省元高官の主張は89歳にもなって未練がましい💢、負けたら民事訴訟で家ごと財産全部取られるせいせいやろね^^。尊いのは財産やなくて人の命です。
先週の読めそうで読めない字 彼は二歩退(しさ)った
今週の読めそうで読めない字 タバコの(火先)