本当の秋が来るために必要な雨が最近メチャ少なくて困っています。真夏に内庭で咲いて居たタンポポの仲間である小鬼田平子(コオニタビラコ)が咲き終って沢山胞子を付けて居たのを見付けたのでポットに蒔いて道端の樽プランターの隙間に置いて水を遣っていたら炎天下を瞬く間に成長し僅か一月でこんなに沢山花を付けました^^。道端のコンクリートの割れ目に寂しく咲いているのはよく見かけますが、道を通る方は此奴が並んだ鉢に植わって大量に咲いて居るのに気付かれ此の変な持ち主をメチャメチャ驚かれたことでしょう^^。
先週の話題として韓国のことを取り上げましたが、皆様は韓国語と朝鮮語の違いをご存知ですか?「え?一緒じゃないの?」 いいえ、元々同じ国だから同じ言葉だと思い勝ちですが、朝鮮半島が南北に別れてから70年を経て言葉は同じでも言葉の発音が変わり今では北朝鮮で話せる「R」が何故か韓国では全く発音できなくなって居ます。何でやろ?60数年前学生時代私が旅に出掛けた折、秋田県生保内線で田沢湖に行く途中、隣の席の地元の住民の話が全く聞き取れなく英語なら少しは分かるのにな…(;;)と思ったことがありました。寒い地方の習慣だと思いますが余り口を開かずサ行の発音を口を噤んで話しますから私には全く理解できないものでした。だから朝鮮だって北と南では今では庶民日常会話の言葉はお互いがきっと全く理解できない言葉になっていると思います。又昔は発音できたラ行が韓国人には何故か発音できなくなってナ行になってしまったようです。例えば「来年」を韓国では「ネンヨン」朝鮮では「れんよん」、「労働」を韓国では「ノトン」北朝鮮では「ろどん」です。「ラクビー」が韓国では「オクビー」ですから語感から日本に断然遠い北朝鮮に軍配が上がるのは不思議ですね^^。韓国人に「ラリルレロ」と発音を求めたらどうなんでしょう?きっと「ナニヌネノ」と言うのではないでしょうか?
先週の毎日新聞は大胆にも振り仮名も用いずにこんな難しい字を遣いました。読める方は10人に一人あるかどうかでしょうか?「無辜(むこ)」の「辜」の訓読みは「つみ」で無実であると言うことですが、「無辜」を使う場合は冤罪を強調した表現で戦前は全て「無辜」でしたが常用漢字時代に入って「辜」の字が使われなくなって「無実」に置き換わったものです。私も辜の字は読めても恥ずかしながら一度も書いたことがなく、我々旧字体世代が死に絶えるときっと死語になることでしょう(;;)。
近年、「死後離婚」という言葉を耳にする機会が増えました。これは夫に先立たれ未亡人になった妻が「夫の実家(義理の両親)と縁を切る」こと、具体的には役所へ「姻族関係終了届」を提出するのですが、法務省の戸籍統計によると、この届出件数は10年前と比べ1.5倍に増えているそうです。この届出の目的は決して再婚が目的ではなく義父母の介護義務から法的に解き放されることであることにご注目下さい。
「もし私に何かあったら、妻は父や母の面倒を見てくれるだろうか?」。新型コロナが流行し、そんなことが頭を過(よ)ぎった方も居るのではないでしょうか。これは、誰しも起こり得る心配ごとの一つだと思います。今までの結婚生活を少し振り返って見て下さい。我儘放題に振る舞ってきて妻に迷惑を掛けたり、(夫の)母が癇癪持ちで妻と折り合いが悪かったり、仕事人間で家庭を顧みず、両親のことを妻に任せっきりだったり…。少しでも心当たりがあれば、後家になった妻が夫の両親と縁を切って家を出て行き、介護を放棄しても少しも不思議ではありません。皆様亭主関白も良い加減にしてご両親の長寿を喜ぶ前にせねばならぬことに気づいて下さいね。今の75歳以上のお年寄は粗食に耐えて居ますから美味しいものを沢山召し上がった皆様よりきっと長寿の可能性が高いのではありませんか?
先週の読めそうで読めない字 彼は驚いて後退(あとずさ)りした
今週の読めそうで読めない字 (伊賀と甲賀)