皆様明けましてお目出度う御座います。悪いことは全部昨年起こってしまったから、今年は我々日本人の再出発だと思い新たな希望と幸せを求めて頑張りましょう(^^)。
カレンダーを見ると新春2日は振替休日と書いてあった。祝日である元日が日曜日だから当然と謂えば当然だが、2日に振替休日の恩恵に浴する公務員やサラリーマンが居るとも思えず日本のお役所らしい硬直した発想に愕いた。元日が日曜日だからと2日に出勤しない月給取りが居るとも思えずお正月三が日は祝日ではなかったのか?確か3日の休みも有給休暇扱いではなく休日の筈だが、そうなると4日以降に2日の振替休日のその又振替休日がないと不合理ではないのかな?
今朝5時に起きて畑の気温を測ると3度だった。畑の大根を抜いて居たらその余りの冷たさに手が凍え、70年も前幼年時の激寒期に辛い思いをした手足の霜焼けの痛さを強烈に思い出したが、あの頃は今とは格違いに寒かった。道路の水溜まりは必ず凍って居りその上を歩くと必ずステンコロリと滑り、軒先には何時も氷柱(つらら)が垂れていたのを憶えて居る。この時期気温は常に氷点下であったが私達子供は素足にズックか下駄が当たり前であり、靴下や足袋など履いた記憶が全くない(;;)。寒さで足の親指の付け根が霜焼けで爛れて靴に当たる痛さは耐え難いものだった(;;)。暖房らしきものも家中に練炭火鉢が一つだけであり、その練炭を熾(おこ)すために豆炭に火を付けるのが毎朝起き抜け私の日課だった。今思うとあの寒さに凍えもせず良く我慢できたものだと感心するが、温々(ぬくぬく)と育っている今の餓鬼共には想像も付かぬだろうな(;;)。然し熟々(つらつら)考えるに上記の苛酷な自然環境に於ける幼年期の鍛えが脆弱な私を本日数え年78歳を迎えるまで生かしてくれたのだろう。貧困だった生活環境にも只管(ひたすら)感謝せねばならぬと思ったものだ。
元旦に一句 “大根の白さ目に沁む寒さかな”
年の瀬の書店では書物を押し退けて今年度の日誌や家計簿が店頭に平積みされていたが、『経済のニュースがよくわかる本』など著書700万部超の大人気カリスマ講師細野真宏氏による『つけるだけで「節約力」がアップする家計ノート2012』がベストセラーになっているそうな…。
家計簿を付けることが上手な節約の第一歩と書かれているそうだが実際にはどうなのだろうか。女性セブンは家計簿を付けている女性と付けていない女性各100人アンケートを実施した処“現在貯金は幾らありますか”?の質問に対し家計簿を付けて居る派は全体の平均貯金額は600万円であり、一方付けていない派は全体の平均貯金額は450万円だった。
此のアンケート結果を見る限りでは、家計簿を付けている主婦のほうがつけてない主婦に比べて、150万円も貯蓄額が多く、「付けている派」の方が、圧倒的に貯蓄上手なことが分かるからお金を貯めたかったら家計簿を付けなさいと言って居たが、此の論理には前提条件に矛盾があり、アンケート対象者は僅か100人だし、家計簿を付けたからとて金が貯まるものでもなかろう、要は本人の性格によって几帳面な人は家計簿を記入することより家計の収支を把握し、冗費を省く結果が貯金残高となって反映して居るのではないだろうか。
私は貯金の残高も必要だが、家計簿を付けるに際しエクセルなどを利用し(市販の家計簿ソフトでも可)支出の内容を集計して個別に検討されることをお勧めしたい。此の数字の年次集計により翌年の予算の立案が可能となり、購入食品をソートすることにより、家族の栄養バランスまでチェックが可能となるが、数字の結果として表示されると肉類が多いことや葉菜類が少ないことに愕かれるのではなかろうか。家計簿の記入は上記のような目的を主にして記入されるべきであり、貯蓄などは家計簿の支出欄の一項目ではないのか?家庭の預金残高は主婦なら家計簿を付けなくてもソラで記憶しているだろう。
年次グラフにしたら旦那の小遣いが最下位だったりして…(;;)。
年の暮れ30日に起こった明暗二つの出来事をお知らせしよう。
まず「明」の方は30日神奈川県平塚競輪場の第11R一発勝負で優勝賞金1億円の競輪界最大のレース「KEIRINグランプリ2011」が行われ、若い選手に混じって出場したベテラン山口幸二選手が優勝した(^^)。
山口選手は齢(よわい)43歳、98年以来2回目の制覇でグランプリ最年長覇者となった。アラフォー鼻息の勢いの強くなった昨今だが、体力勝負の見本のような競輪で全盛期を過ぎた43歳が勝つなんて凄いよな(^^)彼は「本当に、本当に嬉しいです」と号泣したそうだが、本年度アラフォー大賞でもあれば贈りたいものだ。
「暗」は同じ30日の午後、茨城県でトンネル内にて乗用車が対向車線にはみ出し、走ってきた原付バイクと衝突、バイクの青年(20歳)が死亡する事故であったが、ナント!死亡した青年は皮肉にも乗用車を運転していた加害者である女性の息子だったそうだ(;;)。
警察は乗用車を運転していた容疑者を現行犯逮捕して当時の状況を詳しく調べているが母親は被害者が我が息子だなど露思わず、被害者の免許証から身元を確認した警察から名前を聞かされ我が息子であることを知って愕然としたそうだが、その愕きと衝撃は如何ばかりであったろうか:-)、つい先々月バックで車庫入れしていて幼い我が娘(こ)を轢いて死なした若い父親の事件が報道されて居たが、此の母親とて同様であり前世の因縁か自らの不注意とは言え、世にも不幸な運命の持主となってしまった(;;)。トンネルの中では対向車線を走ってくるバイクのライダーの顔など到底見えるものではないが、警察はきっと保険金目当てなど母親の殺意を追求するに違いないが、反面単なる偶然の事故なら息子を殺したことで母親が思い詰めて縊死などしないかとの慮(おもんぱか)りも必要だし、警察も他人(ひと)の心を読むのに大変だろうな(;;)。
保険金と謂えば、母親が魔除けとして子供の保険を掛けて受取人になって居るケースなどよくあるが、このような事件の場合果たして保険金は下りるのだろうか?警察の調査の結果不幸な事故であったと結論されても保険会社は加害者が受取人であることを盾に先ず支払わぬだろうな(;;)。自賠責はどうなんだろうか?
世の中一寸先は闇だとよく謂われるが、「暗」の事件から我々は他人事(ひとごと)ではなく日常生活に於いて充分注意しても仕過ぎることはないことをつくづく思い知らされたな。
北朝鮮人民共和国金正日総書記の告別式にあたる中央追悼大会が先月末29日午前平壌で行われた。朝鮮中央通信によると金永南最高人民会議常任委員長が追悼の辞を述べ、金総書記の後継者である金正恩氏について、「金正日総書記の思想と指導、人格と徳望、胆力と度胸を受け継いだ朝鮮労働党と軍隊人民の最高指導者である」と述べ絶賛したが、大会では後継者である金正恩は全世界から注目されながらナント!全く一語も発せず演説も何もしなかったそうな(;;)、恐らく大方の予想通り彼は人前で話もできぬ頭の巡りの良くない太った豚であり父親の肥満だけ受け継いだようだな(;;)。それにしても食糧難が深刻な此の国でよくぞ此処まで太れたものだ:-)。恥ずかしくないのか?
先週の常用漢字表外読みの答え
襲いかかる相手に必死で(抗う)(あらがう)でした。
今週の常用漢字の表外読みの問題
彼は稀に見る立派な(医)だ。