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年金機構とマイナンバー

笹百合

今年も梅雨がやってきた。此の時季晴れの日と雨の日と寒暖の差が大きく30度にもなり半袖だったのが、翌日は雨で20度に下がる天候不順は再び抽斗(ひきだし)からカーディガンを取り出さねばならず耐寒性の衰えた年寄りにはとても辛い。
今年も昨日Eさんから菊水山に自生する「笹百合」の映像を頂戴した^^。この花は何時もながら神々しい。写真からも気高い香りが匂ってくるような気がするね^^。

日経夕刊の「明日への話題」には歌人の永田和宏さんが週一で執筆されている。先週は目に入れても痛くない可愛い2歳のお孫さんが熱を出して娘さんである母親と一緒に緊急外来へ連れて行かれたときのお話だった。「点滴をしましょう」とお孫さんだけ診察室に入れられて大きな泣き声が断続して待つこと30分、やっと部屋に招き入れられて孫を見ると涙を一杯溜めながら私達を見て精一杯笑顔を浮かべるのがいじらしい、見ると手の甲には刺し傷が何ヶ所も残って居た。そこへ若い医者がひと言「上手く入りませんでした」何と言うことだ!もっと練習してから医者になれ!と大声で叫びたくなった。わかる、わかる、永田さんの気持ちが…、最近の医者はパソコン処理のデータ解析にかまけて患者に接する応対や基本的な技術が欠如している輩が多い。大体から患者の躰を触ろうとしない手合いが多いこと、「手当て」の言葉の意味が病を癒す本家本元だと知らぬ医者が多いんだろう(;;)。永田さんは当分降圧剤の処方が必要だったのではないだろうか^^。
永田さんは京都大学の学生時代から歌人であり乍ら、京都大学の教授(生体機能学研究部門 細胞機能調節学分野)迄務められた異色の徒で、研究者のときは血液細胞が必要なとき研究者同士が互いの血を取り合ったり自身で自分の血を採って実験に使ったりされていたから軈て採血に熟練して10cmに満たぬ小さなマウスの尾静脈に百発百中針を刺すことまで出来るそうだ。だから2歳のお孫さんの血管が見付けられなかった医者が全く赦せなかったんだ(>_<)。
この方は長く細胞生物学者だが紫綬褒章を受けられたのは歌人としてであり20数年間毎年歌集を出して居られるから本職は歌人なんだろう。でもこの方の所得が大学で得る報酬と短歌集とどちらが多かったか興味深いね、私は所得の多かった方が本職だと思うが、税法的には税務署が短歌集の所得を事業所得と見なしているか雑所得として居るかで決まる。でもこの方は雑所得であっても間違いなく短歌が本職だと言われると思うね。
以前日経夕刊のプロムナードで執筆された著名な歌人である栗木京子さんも京都大学理学部卒だった、歌人と言うと文系人間の見本のように思うが理学部出身の方が多いのは何故だろう、不思議だね。そうなると文学部出の歌人は世間知らずのNEATのようで立場がないよね^^。
ユング研究家で文化庁長官まで務められた河合隼雄さんは京都大学理学部卒だが大学院は文学研究科であり博士号は教育学だ。良く考えて見ると優れた人はどの道へ進んでも大成されるのは基礎が数学で固められているせいだろうと思う。「砂上の楼閣」なんて言葉があるが、基礎さえしっかりしていれば上にはどんなものでも建つんだよね。私のように基礎の全くない者は…、後は言うべき言葉がない(;;)。

日本円に換算して132億円もの巨額の賄賂が乱れ飛んだFIFA(国際サッカー連盟)でブラッター会長が再選されたが4日後突如辞任した。サッカーの放映権を巡る賄賂だが幹部が14人も逮捕されて会長が無傷だなんてあり得ない話だから何処かで事件が堰き止められているんだろう、此の会長は協会の商業化路線を推し進めた元締めだからひとつ穴の狢(むじな)に違いないが、彼は捜査当局に賄賂を渡して身の安全を図る構図が出来て居たのに思わぬ処から堤の土手が破れたんだろうね。我々日本人には先ず考えられないことだと思うが、ひょっとしたら我が国のアマチュアスポーツ界にも既に同じようなことが起こって居るような気がしてならないね。

日本年金機構の加入者データが125万件も流出した事件で職員が開いたメールがウイルスだと分かりながら三週間もインターネットに接続し続けていた事実が公表され、そのうえ機構サイト自体の脆弱性まで指摘されて急遽6日午後サイトを閉鎖する態(ざま)と相成った。年金機構は先月初めに不審メールを確認しながら座視して職員に注意を喚起することを怠ったのは普段からぬるま湯に浸かった仕事をし自分達の職務に対する真摯さが欠如した結果だろう。年金データをデスクトップにコピーして作業することを禁止するだけで充分情報漏洩は防げたのではないか。
ハッカーは常に存在し進歩している、問題なのは年金機構が年金データの重大性を認識せず最低価格で入札した業者にシステムを設計させたため当然にローコストの見返りとしてセキュリティーに欠陥があったとの意見も多い。セキュリティーはいつも最後に試されるのだ。
此から当分は年金が貰えなくなるとお年寄りを揺さぶる振り込め詐欺団の口実が出来た。何時もお役人の怠慢で損をするのは国民と決まっている(><)。今回のデータ流出が原因で年金がパクられたらお年寄りには機構の連中の給与から返済せよ。
マイナンバー制度だって案じられてならない、中国の振り込め詐欺団のハッカー達がマイナンバー制度に侵入して個人預金を掠め取る手段を模索中とか…(;;)、国税庁の完璧なシステムに年金機構の不安定なそれを合体させることは賢い男に愚かな女を妻(めあ)わす愚であり上手く機能する確証がないし、愚かな女に賢い男を誑(たら)し込むウイルスなど仕込まれていたら目も当てられないね。政府はマイナンバー制度の実施に当たってシステム面を更に十二分に検討し、国民の合意を得べきがスジと謂うものではないか?政府の遣り口は余りにも性急だ、まるで橋下流だね(>
<)。

92歳米国人女性のフルマラソン完走(7時間24分)には脱帽m(_ _)mした。でも先月100歳で1500m自由形を1時間15分で完泳した山口県のお婆ちゃんとどっちが偉いかな?当然山口県のお婆ちゃんだろうね^^。

オムスビという名の馬が走ります」先週毎日新聞万能川柳の入選句だ^^。ググったら北海道で「オムスビ」と謂う馬が走っている。どう見ても勝ちそうにない名だが既に2勝して居るそうな^^。お父さんは06年に中京高松宮杯を制した「オレハマッテルゼ」だ、此のお父さんの名は裕次郎の「俺は待ってるぜ」ではなく、「俺填まってるぜ」だそうだが巫山戯た名前だ。子どもはもっと巫山戯ているよね。馬主の顔が見たい、「オムスビ」のような顔だったりして…^^。

中国長江の客船転覆事故は400人もの死者を出した、300人を失った昨年の韓国のフェリー転覆同様の犠牲者だったし、船長は両方ちゃんと助かっている。船長は如何なる場合でも船と運命を共にすると言う我が国の不文律は儒学の教えの筈だった。閉塞船福井丸にて部下(杉野一等兵)を捜してロシア軍の砲弾に斃れ船と運命を共にした軍神広瀬武夫中佐を彼等はどう考えて居るのか?
70年前国民学校で歌った「軍神広瀬中佐の歌」
♪轟く砲音(つつおと)、飛来る弾丸。荒波洗ふデッキの上に、闇を貫く中佐の叫び。「杉野は何処(いずこ)、杉野は居ずや」船内隈なく尋ぬる三度呼べど答へず、捜せど見へず、船は次第に波間に沈み、敵弾愈々あたりに繁し、今はとボートに移れる中佐、飛来る弾丸(たま)に忽ち失せて、旅順港外 恨みぞ深き♬

先週の書けないけど読みたい漢字
歴(れっき)とした証拠

今週の書けないけど読みたい漢字
ヒヨコを掌に(包)む

「君が代」の歌えない照ノ富士

夕化粧赤 夕化粧白

雑草の間から午前中だけ可憐な花を咲かせている夕化粧の赤花と白花をご紹介しよう(毎年出してるようだけど…)。アカバナ科で月見草の仲間だから雑草だと言われたらそれまでだが、わたし的には山野草と認識している。その証拠にちゃんとタネを採って播種しているよ。

明日からもう6月だから月日の過ぎ去る早さには愕いてしまうね。今朝は4時半に目覚めたが戸外は明るく早くも一年で昼の一番長い時季が到来したようだ。昨夜期待した雨も全く降らなかったようで、コンピュータによる予知万能の世なのに最近の天気予報には全く失望する(;;)。誰も今日の日曜日は雨模様と予め外出計画を控えた方が多いから子ども達のご機嫌が良いわけがなく気象庁の罪は重い。何時も言ってることだがあれだけ沢山の気象予報官がTV各局に派遣されて誰一人話す気象予想は金太郎飴のように同じだね、「気象図では雨になって居ますが夜に南風が強くなりそうなので低気圧が北に流されて高気圧が張り、お天気になる地域があるかも知れません」と1人位言う奴が居ても良いんじゃないのかな?私見を述べたら気象庁の偉い人の逆鱗に触れて左遷されるわけ?同じことしか言えないのならTV局毎の予報官は不要で気象庁から局のアナウンサーに原稿をメールすればどちらも費用が少なくて済むことだよね。あれって持ちつ持たれつのデキレースかもな?
いっとき何時も口癖のようだった「ところにより雨」のフレーズが気象庁の意向で禁句とされていた時期があったが近年復活した。一昨日の夕刻垂水は雨だったが神戸も明石も降らなかったし、雨雲も気紛れに蝉のオシッコくらいしたいときがあるし我慢したいときだってあるんだよね。
お役所の面子は別にして我々野菜や草花を育てている者には夜の雨は最大の関心事だ。仕方なく今朝は5時に水遣りをしたが出来ればこの時期には水遣りは夕刻にしたい。朝の水遣りは日照によって水を高温化させて植物の根を傷める恐れが強い、昔から水遣りは「暑い時は夕刻、寒いときは朝」と謂われるのも理由があってのことで、冬夕方水を遣ると根を凍らせるからだ。

うちのスタッフTさんの子どもが大阪のさる私大の経済学部に昨年入学された。受講科目のことで話して居ると英語は必須でも国語はないそうだ(;;)どうやら今は大学で国語の学習は文学部位しかないようだ、必須でなければ背伸びしたくて誰も国語なんか受講しないだろうし、それでは殆どの大学生が国語は高校までの中途半端な常用漢字の音読みでお仕舞いと謂うことになり、「慮(おもんぱか)る」などの訓読みの半分は小説などを読みながら自力で憶えるしかなく専門課程に入っても専門用語の読解にきっと苦労するのではないかと思う。国語は漢字だけでなく文章力も問われるが、今の「ゆとり」以後世代では四段活用すら覚束ないから句点や読点すら正しく教えられず、携帯流行りで手紙など書く習慣がないため自分の意思が思うように相手に伝えられず、相手に理解させる正しい日本語が書けないのではないかと思う。世の中今では英語英語と夜も日も明けないが、正しい英語を喋るにはその基礎として相手に伝わるちゃんとした日本語を喋る基礎がなければダメなことを誰もが忘れて居るのではないか。
TOEICの獲得点数は日本企業が優秀な人材を登用し或いは確保する目安に用いられるが、京都大学のさる女子学生がいみじくも言った「私はTOEIC910点ですが、「英語を話す」ことと英語のテストで高得点を取るのは全く別物です。話すにはそれなりの日本語力が必要であって英語々々と騒ぐ前に、しっかりした国語力を身につけることに力を注ぐべきであり英語よりも先ず母国語をしっかりと学ぶことが大切です。」そうなんや、英語を喋るには日本語ができないとあかんのや、英単語を幾ら沢山覚えてもそれを活用するには文法と語彙(ボキャブラリー)と筆力が不可欠だ。高校までに憶えた寸足らず(訓読みの半分が準一級に格上げ)の常用漢字だけでは英会話に必要な語彙が得られるとは全く思えない。英和辞典を見てその答である日本語の意味や読み方が分からないのでは全く悲劇だ。大学ではもう一度漢字と文章力を鍛える日本語講座を設けて英会話の基礎作りが必要ではないかと思うが国語が大学での必須単位に入ってないことに物凄い違和感を憶える。偶々昨年秋から日本漢字検定協会が文章読解・作成能力検定を始めることになったそうだ^^。TOEIC900点を目指す若者は先ず此の(文章検)をクリアしてから改めてスタートされたら「急がば廻れ」で却って英会話熟達への捷径になるのではないかと思うがどうなんだろう。皆様はどう思われますか?

50年間で5000万円も年金を騙(かた)り盗っていた元市役所の女性職員86歳が逮捕されたとか…(>_<)、何でも両親が60歳位で亡くなっているのに死亡届は出したものの生きていると現況届に記載して50年間も厚生年金を貰い続けていたそうだ。110歳を超えた夫婦が死んでいないことに疑問を抱かなかった日本年金機構だってやはり旧社会保険庁の体質そのものだね、ダメ役所だな(;;)。
私など自分が掛けた僅かな個人年金を年に一度ニッセイから貰っているけど、毎年その時期になると返信葉書の現況届を持って区役所へ出向き300円払って押印を貰い返信しないと自分が掛けたお金なのに年金を貰えない。だが此は私が死んだら貰えなくなるのだから当然だろう。でも年金機構にとっては生死の確認は当然ではなかったんだ。この悪い小母さんは定年まで岐阜県の恵那市役所の職員でその辺りの事情に精通しており社会保険庁や日本年金機構の杜撰さを充分に認識していたんだろう。それにしても110歳の夫婦が生存していることに何の疑問も抱かず漫然と年金を交付し続けていた年金機構の連中が何の咎も受けないのは怪訝しいね。死んでいるのに役場に死亡届を怠って親の年金を取り込んで居る連中とは全く異なるから明らかに機構側に非がある。小母さんの咎とは別に5000万円は年金機構の職員全員が国庫に弁償すべきだろう。何の仕事をして居るのかよく分からぬが年金機構には25000人も社員が居るから一人当たりたった2千円で充分だ。
年金受給資格者に対し住民票の照合位は最低行うべきが常識だと思うが彼等が親方日の丸で自分の懐と無関係のことには全く関心がないのは情けないよな。税金を何だと思っているんだろうね?
来年発足のマイナンバー制度が確立され税金無駄遣いの元兇である年金機構を潰して全てを国税庁に移管し誰もが公平な税金や保険料を支払う日が来ることを待たれるよね。

先週の大相撲夏場所で白鵬がよもやの4敗をして関脇照ノ富士が優勝した。表彰式に先だって全員で唱う「君が代」に照ノ富士は全く口を動かせなかった(>_<)、大阪市に巣くうアンチ橋下派の左翼の先生のように「クチパク」をしないのかと思ったがどうやらこのモンゴル人は日本に来て5年も経つのに「君が代」を知らなかったんだ(;;)。だったら「クチパク」もできないよね、とても恥ずかしい思いをしたと思うから次回優勝するとき(できるかな?)までに必死で憶えるだろう。次回も口を噤んでいたら日本人全てが彼等モンゴル人にバカにされて居ることを知ることになるんだろうな(;;)。

先週の書けないけど読みたい漢字
赤児が憤(むずか)っている

今週の書けないけど読みたい漢字
(歴)とした証拠

鶏卵の自給率10%

カタバミ
(五月六日訂正)

先々週から牡丹が満開になったが、道行く人の目を楽しませたのも僅か1週間であっという間に全部散ってしまった。落花狼藉と謂う言葉があるが、花弁が散った後葉が出る桜と違って牡丹の木は無惨だから見るのはとても遣る瀬ない。ひと月以上も咲き誇った黄色と白のカタバミもそろそろ終わりが近づいた,来週くらいから花が散って次第に地上部分が消えて行き愈々蛇苺の登場となるだろう。

GWに入り、うちの事務所は6日まで休みになるが、4日を無理矢理休日にして置いてその上水曜日が振替休日だなんてド厚かましいと思う。今日は憲法記念日だが新聞やTVで「そうなんや」と思われる方が多いだろう、大連休が憲法記念日の蔭を薄くして居るんだ。

今年も垂水の街は先週半ばより閑古鳥が啼き今日など普段の日曜日より更に寂れた雰囲気だ。先月末にみずほ銀行の前にあった若者向けの靴屋が店を閉め、又ジャスコ1階の東にあるブティックのシャッターが閉ざされた。「国民の休日」なんて法律は大金持ちとお役人様と観光産業のためにあるのかな?

思えば50年前、垂水の駅から北へ徒歩1キロの丘陵地帯に「旭が丘」と銘打った住宅地が造成され丁度住宅ローンの始まった頃で働き盛りの方が多く建売住宅を購入され入居された。そして10時になると新居となった旭が丘の奥様方が大挙して垂水廉売市場に食料品のお買い物に来られるのが常であって当時はダイエーもコープもジャスコも無かったから商店街は物凄い活気で熱気に溢れていたし、忙しい市場の店舗用地は坪500万円でも売り手が無かった程儲かったが、栄枯盛衰今何処(いずこ)であり、市場は現在で廃墟となって閉まったシャッターの方が圧倒的に多くて見るのが痛々しい。そして旭が丘の方も丘陵地帯のためアップダウンがきつくて今やお年寄りには棲めない場所となってゴースト化している。あの当時誰も人生50年と考えて居たから、人生80年-90年時代を迎えて建て替えも含めて悲劇の幕が千里ニュータウンに明舞団地と全国各地に切って落とされたのだ(;;)。

昨年5月に法律改正で振替休日が更に一日増やされ8月11日が「山の日」になるそうだ。但しカレンダー屋さんが翌年度の作業に入っているため実施は来年からとなる。初めは6月に祭日がないから6月に決まり掛けたが土壇場で8月になったとか…、お盆休みの交通渋滞が一日増えそうだね。ご高齢の天皇陛下が万一崩御されると皇太子の生まれた2月23日が天皇誕生日となる。更に次は秋篠宮悠仁さまの出番だが9月6日が誕生日だ。どんどん祝日が増えるがこんなことで良いのかな?政府は休日ばかり増やして国民に迎合しようとして居るが、休日の増加は諸刃の剣で就業規則をお役所に倣って祝祭日を休日と定めている我々のような零細企業も少なくないし、働きたくても働けない時間給勤務の者だって沢山居ることを政府は忘れて居るんだ!休日だからって家族旅行に出掛けても借家の方は家賃30日分ちゃんと取られて居るし、持ち家の人だって固定資産税はしっかりと365日分だ、働く方は日給か時給計算で、払う方は全て月極計算では割が合わずに凄く不公平だよな(>_<)。

先日妻が蒼い顔をして「スマホが壊れた」と言ってきた(;;)、原因は全く分からず何もしていないと言い張るばかりだ、愛する妻の懇願とあれば多忙だったが詮なく、銀行へ行くついでにドコモへ行った。ブーブー言うばかりで作動しないと妻の言葉どおり伝えると受付の青年がスマホのケースを引っ繰り返し「ケースにスマホを上下反対に入れていますね」と即答した、そうか、妻は裏を見ないからカメラのレンズの存在など気にも留めなかったんだ、スマホカバーに押されてボタンの長押し状態が続いて機械が怪訝しくなったらしい、「データがなくなって居るかも知れませんよ」と言われたが、係員に操作して頂くと無事復元した^^。
買ったときドコモのお姉さんが「何回でも来て下さい」「毎日でも来て下さい」と真剣な顔付きで言われ「冗談ダロ^^」と思っていたが、決して冗談ではなかった(;;)スマホを手にしてから3ケ月以上経つが新しい操作の度に「やれドコモIDを忘れた」とか「パスワードは何だったか」と両手の指で数えきれぬ位ドコモ通いが続いて居る、アナログ人間は恥ずかしいね(;;)。

世界的にマクドナルドの苦戦が続いて居るとか…、日本と中国が悲惨な状況だそうだがアメリカでも利益が1/3も激減して居ると発表された。期限切れ使用や異物混入事件は我が国だけではなかったんだろう。トップが何百億も給与を取るせいもあるに違いない。
「廉かろう悪かろう」とは昔良く言われた言葉だが過当競争激化の昨今余り聞かなかった。でも税込み100円マックなんて究極怖いよね。どんなチキンを使っているのか考えて見れば不思議でならない。
チキンと言えば卵だが、政府の発表する卵の我が国食糧自給率は10%だそうだ。卵を輸入するなんて聞かないしどうしてなのか調べてみたら鶏の食べる飼料が90%輸入物であるため卵の自給率は計算上10%になるそうだ。そうか、卵の自給率は飼料(えさ)自給率が掛けられて計算されて居るんだ。

それなら米や野菜にも同じことが言えて我が国には田畑は沢山あっても作物自給率が40%なのは肥料が輸入されて居るせいなんだ、考えさせられるね、江戸時代の農民が肥料がなくて焼き畑をして居た理由がよく分かった。
古い話では赤尾銅山鉱毒事件を読んで居たら魚が死に絶えた渡良瀬川周辺にある田中正造先生出生の小中村では作物がよくできたが、その原因は時折押し寄せる山津波のせいで土壌が肥沃となって作物のできが良くなったから山津波は歓迎だったと記されて居る、きっと山に堆積された腐葉土が流されてきて田畑を潤したんだろう。田畑を埋め尽くす怖ろしい山津波が農民に歓迎されるなど当時の農民が如何に肥料に飢えて居たか分かるよね。

北海道の釧路へ行けば往事の鯡(にしん)御殿が多数存在して居たが、あの鯡は鯑(かずのこ)を採った後肥料として高額で農家に引き取られていたことは余り知られない。鯡御殿の由来は肥料代金だったんだね^^。鰯(いわし)も人間の食料よりその儘農家の肥料として買い取られて重宝されて居たそうだ。

団塊の世代を含め今の若い人は知らないが戦前は便所の汲み取りに近郷のお百姓が大八車で月一に訪れて居り、年末に野菜などを頂戴して居たのはギブアンドテイクだった。お百姓さんが便壺の臭いからその家の家族にガンに罹った人が居ることを教えてくれたと年寄りから聞いた。検査検査と医者が瑣末なことまでMRIやCTなどの検査器械に頼る昨今だが、医者もお百姓が経験から学んだ癌患者の便の臭いに思慮を巡らすべきだろうが便の臭いを嗅いでも臭(くさ)いばかりで保険点数にならぬものね、最近は背中や胸を指でトントンなんて何処の医者もして呉れないよ(;;)。

余談だが、子どもの頃疎開先では田圃の片隅に必ず肥溜めがあり、誰もが一度は落ちて居た^^。あれは強烈で幾ら洗っても三日は臭いが取れなかったから一人納屋で生活させられていた(;;)。尾籠な話でゴメンm(_ _)m。

藤田光理

先週のフジサンケイレディースは20歳の藤田光理選手が18番でラフからミラクルパットを放り込んで初優勝を飾った。厭味のない清楚な美人で新しいスターの誕生だが韓国や台湾でなく日本人さえ勝ってくれれば私は満足なんだ^^。彼女は中学2年生から北海道女子アマチュアゴルフ選手権を5年も続けて勝っている実力者だ。彼女のパットが入らなければ6人のプレーオフとなる処であり何故かこの日に限って放映時間が3時までの実況中継だった(;;)。3時からは何時もの競馬中継があるからだがゴルフを4時からにできなかったのは幾ら何でも少し無謀だと思ったな、時間切れの場合は5時半からのニュースで…、なんて実況アナが狼狽えて居たがニュースの方はカトマンズの地震の中継でゴルフどころではなかったから彼女のミラクルパットでフジTVは窮地を救われた。賞金賞品贈呈シーンが放映時間に間に合わなかったらスポンサーが賞金を出さぬと言い兼ねないよね。そうか、スポンサーはフジTVだから自前だったんだ。自分で時間を決めたんだから誰にも文句は言えないよね。フジTVは藤田選手に番組功労賞でも渡したのかな?

先週の書けないけど読みたい漢字
寂(せき)として声なし

今週の書けないけど読みたい漢字
彼は身動ぎもしなかった。

陛下を待ち焦がれていた英霊達

上野寛永寺

旧友のEさんから上野寛永寺の桜を送って頂いた、ソメイヨシノでなく変わった桜だ、枝垂(しだ)れ桜の種類だろうね。お寺が小さく見えるから大きな桜なんだろうな^^。Eさんは母校の同窓会に上京されて撮られたそうだ…、この方私より5歳若いだけだがその活動力は私と一回り以上違う感じでエネルギッシュだからとても羨ましい。

コンピュータソフトを使って3年間に中央競馬の全レースを買って30億円近く勝ち28億円余り負けた結果差引1億4千万円儲けた会社員が国税局から当たり馬券のみ29億円余に対して課税処分された事件については此まで幾度となく触れてきたが、巷の風評通り当然ながら最高裁で国税局の上告棄却が言い渡されて先月国の敗訴が確定した。
この上告棄却を受けて国税庁では先月競馬の馬券の払戻金について所得税法の基本通達を改正し、「コンピュータソフトを使用して長期間に渡り多数回の頻度を以て…、」など厳しい条件を加え乍ら「営利を目的とする継続的行為から生じたものを除く」と但し書きを追加したが、「上記以外の競馬の馬券の払戻金に関わる所得は一時所得に該当することに留意する」といじましく古い法律を死守する意地を見せているが、無駄な抵抗はやめろ!
何故国税庁が此処まで競馬に拘るのか分からないが、課税の不公平はあってはならぬことだ。コンピュータソフトでの馬券売買は決済が銀行取引となるため銀行とグルである税務署の知り得る処となるが、競馬場で買った馬券の払戻金は現金だし、金額が如何に多額でも領収書を求められない実情からしてそちらの方を放ったらかしての課税呼ばわりはチャンチャラ可笑しいし、法律と謂うものは公平且つ合理的でなければならないからとても矛盾していると思う。年に一回程度1レース当選券1枚などの超万馬券が新聞を賑わすことがあるが、ついぞ税金を取られたなんて聞かないよ。此は課税資料が税務署に届かないせいだ、届いた方だけ税金を取るなんて不公平だ。
農水省は競馬での25%のテラ銭で天下りの報酬を含め全てを取り込んでいるから全部税金のようなものでありテラ銭の使途は省庁間で調整をし、コンピュータソフトの使用を含め競馬の儲けに対し宝クジのように全て非課税にすべきだろう。そうでないとコンピュータソフトでの取引への課税を続ける限りは、衰頽への一途を辿っていた中央競馬がコンピュータソフトの出現で漸く帰ってきたファンに再び逃げられることになるは必定だ。非課税と決まればファンも増えるに相違ないし税収も増えるから、お役人にその辺が分からないとは思えないが我が国の縦割行政に偏した省庁間の争いは税金の多寡ではなく面子なんだな、醜いよな(>_<)。課税の公平は税の鉄則ではないのか!

今日は久し振りに日経夕刊「プロムナード」に触れたい。この一年これはと思える執筆者に巡り会えず無聊を託ち、私のブログも「プロムナード」の話題から遠ざかって居たが、今年上半期の執筆者に異色のピアニストが加わったので注目していたら段々筆が熟れてきて少し宛面白い記事になってきた^^。その方は桐朋学院大学音楽部を卒業後、バークリー音楽院に留学し首席で卒業したジャズピアニスト山中千尋さんだ。
音楽ものは苦手だナと思いながらも毎週読んで居るが、先週の「失敗から学ぶ」はメチャ楽しかった^^。彼女が舞台で演奏中に興が乗って動作が大きくなり、椅子から転がり落ちた話やそれでも立ち直って演奏を続け何時もより大きい拍手を頂いたことや、叩く指の勢いで彼女の指輪が飛んでギター奏者に当たってギター奏者が泣き出したことがあったり、あるときは背中が大きく開いた美しいドレスを着る機会があったのでヌーブラ(肩紐やアンダーベルトのない貼り付け型のブラ)を付けて弾いて居たら演奏に夢中になったあまりにヌーブラが落ちて内股に挟まり、それを必死に膝に挟んでいたが、ピアノは足だって使わねばならぬため軈てポロッと足許のステージの床に落ちてきたそうな^^。ステージの床は黒で統一されていたからヌーブラは闇夜に浮かんだ月みたいに足許で存在感をアピールしていたとか…、下着はステージの色と統一しなければならぬと教訓を得たと書かれたのが話のオチだったが、この方の諧謔とユーモアにはホトホト魅せられてしまった。来週も楽しみにしよう^^。

仕事でシリアに渡航を計画していた新潟県のフリーカメラマンに外務省から「待った」が掛かりパスポートを取り上げられたと先週新聞が報じた。パスポートを返さなければ逮捕すると警察官同道で外務省の木っ端役人が新潟の自宅まで押し掛けて恫喝したそうだ、後藤さん殺害のように事件に巻き込まれたら政府が迷惑するからだろうが、逮捕は違法だし何も警察官まで連れて行かなくても良かったと思う、外務省も姑息なことをするね。法的に疚(やま)しいから恫喝までしてパスポートを返戻させたが、此のカメラマンは半ば生活のため仕事で行くのだから、他に割の良い仕事を世話してやるか、タップリある裏金の極々一部を渡せば良かったのと違うんかな?その昔たった一人で官房機密費を10億円使い込んで事務次官以下20人程更迭された外務省裏金事件は未だ生々しいよね、外務省にはそんなために使う裏金が今でもワンサとある筈だしこんな時に使わないで何処で使うのか!

天皇皇后両陛下がご高齢を押してあの悲惨な太平洋戦争で戦没した遥かなるパラオ共和国ペリリュー島に待つ1万人余の英霊の御霊(みたま)を弔うために訪問された。8日にパラオに到着され晩餐会の翌日は猛暑の中をヘリでペリリュー島行きの強行軍だ。天皇陛下はお歳の上正月以来二度の風邪引きが癒えず体調不良の中を嗚呼お労(いた)わしや、昭和天皇の存命中40数年間に幾らでも機会を作れたと思うが、外務省は何をして居たんや!裏金作りに忙しくて陛下を待つ戦没者の英霊のことなど眼中になかったんだろうよ(>_<)。

上西小百合とかド厚かましい議員は維新の比例で当選しながら、維新をクビになっても議員辞職しないそうだ。議員報酬に通信費交通費年間合計3400万円は堪えられないよね、一流のホステスになっても此だけ稼げない、完全に法律の網の目を潜った、こんなひどい議員を選んだ維新の橋下さんは愈々進退窮まったな、さあどうする。

同じく先週の新聞で山口県100歳の女性が日本マスターズ水泳短水路女子1500m自由形を1時間15分で完泳したと報じた。私より20歳も年上だ!凄いな、転けないことを祈りつつヨタヨタとしか歩けない自分がとても恥ずかしい(;;)。

今日の競馬桜花賞には「ココロノアイ」が出場する。とても素晴らしい名前だ、きっと馬主がスティービーワンダーのファンなんだろう、愚息に聞いたら「ココロノアイ」は重馬場に強いそうだが生憎今日だけこちら(阪神競馬場)は天気なので前日3番人気だそうだ、それで単勝は避けて複勝を少し買うことにした^^。当たるかな?

先週の書けないけど読みたい漢字
封書を親(みず)から開く

今週の書けないけど読みたい漢字
髪の(容)を(理)める

三井物産32人抜き

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桜に先駆けて自宅の土手の上には先月彼岸頃より桜桃の満開となった。冬に油糟の寒肥を与えて堆肥をたっぷりと掛けてやったからきっと大きな実を沢山付けてくれるものと期待して居る^^。文字通り桜と桃を併せたような花だね^^。皆さんは「桜桃」が正しく読めますか?そう、「ゆすらうめ」が正解です。桃だのに梅と読むのはおかしいが、熟語全体での読みだから単語の読みには拘らないでね^^。因みにさくらんぼも「桜桃」と書くから昔は「ゆすらうめ」であったのが品種改良して「さくらんぼ」になったんだろうな。

先週日経新聞を見て居たら、大きく三段の決算公告がデカデカと載って居た。この時期なら12月決算だし何処の会社だろうと公告した会社名を見るとナントご本尊の「日本経済新聞社」だった。決算公告は「日刊紙又は官報でせよ」と会社法で義務付けられて居るが、公告が幾ら大きくても自分トコの会社だしタダだから新聞社はいいな^^。数字を見ると売上高が単体で1700億円、連結で3000億円と凄い数字だ、新聞の売上高は朝刊280万部だから金額は約160億円位だし、出版図書が新聞の10倍も売れるとは思えない、殆どが広告料の収入なんだろう。何せ新聞一面の全面広告料が一日1千万円だもんね、凄いよね。新聞社は新聞を売って儲けるのではなく、沢山読者を抱えて居る新聞社目掛けて広告を打ってくる会社が増えるから儲かるんだ。だから購読代は赤字でも良いのではないかと思うがそれなら購読料月間4500円は高い!よく見たら44Pある朝刊の20%近くが広告だった(;;)。購読者から金を取り広告主から金を取れば新聞社が儲かるのは当然だろうな。それなら戦前日本一だった毎日新聞社が赤字で困って居るのはどうしてかな?恐らく読売に標的にされて顧客を奪われ発行部数が減少したため広告数が減った結果に違いないと思う。5年前のことだがうちのお得意先だったTさんは3年契約でお米券など7万円相当のオマケを貰って毎日から読売に変えられたことを憶えている。
余り知られて居ないが、この会社日本経済新聞社は資本金25億円だが純財産が3000億円以上もあり非上場の超優良同族会社だ。日本の企業って上場しなくてもこんなに沢山財産を持っている会社があるんだ、愕いた。広告を出す会社の方が広告を貰う日経より小さい処が多いなんて世の中一寸変だな。
新聞社にとって特ダネも大切だが大きな広告を取ってくる方がずっと偉いんだ。何時ぞや自社の悪口を書いた週刊新潮の広告を泣いて掲載したのは天下の朝日新聞だったよね^^。
企業も広告を出していると利害関係からダーティーな記事の掲載を止めて貰えるからお互い持ちつ持たれつなんだ、読者の目を曇らせるのが広告の役目だなんて情けないな。

大阪市は保育所で使用するラジカセの見積書を不正に作成した廉(かど)で先月31日こども青少年局女性係長を懲戒免職処分したと先週の夕刊にて報じた。記事では不正に作成された見積書は使用されて居なかったし、お金を着服した訳ではなかったから懲戒免職は少し厳し過ぎると思ったな、痴漢しても減給1/100じゃなかったの?此が橋下方式なんだろうか。
それより私が奇異に感じたのはこの記事の末尾に、この係長が昨年11月と12月の出勤時に少なくとも4回地下鉄の運賃を払わずに自動改札を通ったと付記された個所だった。どうして今頃そんなことが分かったの、何処から分かったの?どうしてそんなことが此の記事に出てくるの?おかしいよね?市役所へ通勤なら定期が支給されるんじゃないの、どうして切符を買って通勤なの?私の頭の中はいろんな疑惑でぎゅうぎゅう詰めでパニック状態だ。
きっと外部に言えない隠された真実が何か背後にあると思う。このこども青少年局女性係長の弁明が聞きたいね。今度の統一選挙だが維新は大丈夫なのかな?

粛粛と進んできた今年の春の甲子園だったが終盤の準決勝から一気に盛り上がった。奇しくも昨夏同じく準決勝で相手も同じ大阪桐蔭に9-15と惨敗しノックアウトされた福井代表敦賀気比平沼投手が連投にも関わらず意地の完封で昨夏の雪辱を果たし大阪桐蔭の春夏連覇を妨げたのは執念以外の何ものでもなかった。それにしても背番号17補欠の6番松本選手が二打席連続満塁ホームランと謂うあり得なーい快挙を成し遂げたのには誰もが愕いた、一人で一試合2本なんて史上初めてだそうだ^^。決勝戦も松本選手のホームランで勝負を決めたがどうしてこんな選手が補欠だったのかなあ?こんなラッキーボーイが居たら優勝して当たり前だよね、北陸路に初めての優勝旗だ^^。閉会式で大会会長が名指しで松本選手を賞讃したのは異例のことだがその言葉を聞く彼の顔はいい面構えだったよ。夏にも是非出て欲しいな^^。でも雪国同士春の決勝戦は地球温暖化ならではだ。

総合商社大手の住友商事がこの3月期16年振りに巨額の赤字を計上することが決定したが、一方で三井物産の新社長が発表された。ナント!54歳安永竜夫新社長は32人抜きと異例の人事だった。四季報ワイド版を見れば記載18人の役員中名前もないから執行役員上がりだと思われる。この人事は石油価格の下落を受けての危機感と業績低迷の打開策だろうし、兼ねてよりの派閥解消が目標だったと思う、それはそれで若い人をトップに据えるのを悪いことだと言わないが、前社長は新社長の前に位置する32人の役員とその家族の抱いていた希望を粉々に砕いたことに気付いたのだろうか、前社長から役員全員に掛けられた「新社長を支えて欲しい」の声は聞こえの良い言葉だが、32人には最早社長になる可能性は99%潰えた、それ処か新社長が嵩高い先輩達を煙たがって彼等を傍系会社へ飛ばすことは充分に考えられるから32人の役員の此から毎日は針の蓆(むしろ)だろう。宮遣いは辛いな。

隠し口座を6つも作って20年以上続いて居たそうだから、5億円(この数字は氷山の一角だ)もの裏金を作った大阪桐蔭前校長は当然に司直の手に委ねるべきだし国税局のミニマルサも動き出したと思われるから近く天誅が加えられるだろう、大阪経済大学を卒業して大阪産業大学附属高校の教員になったのがスタート台だから謂わば校長への道程は険しく幾多の試練を乗り越えた実力者であったようが、大久保彦左衛門が居なかったらしく校長に成り上がってからは恣(ほしいまま)の暴走路線だったのだ。処が肝腎の主務監督の座にある大阪府が弱腰で補助金僅か2割カットで鉾を収めようとしている。何処から20%が出てきたのか分からぬが、補助金カットで学校が潰れたら役所の責任にされることを恐れたに違いない、一銭も補助金の貰えない塾が潰れないで頑張って居るのに、学校は敷地に対して固定資産税は無税、法人税も非課税なんだからそれで潰れるのでは企業努力の問題だろうから補助金は全額カットすべきだ。それでも潰れたら定員不足で悩んでいる周辺校への福音だろう。大阪府は補助金は住民の血税であることを自覚しているのか、喝!

「総会が終わったらノーサイド、社員と心を一つにして信頼回復し努める」と高言した大塚家具の久美子社長が次の日に行ったことは、言葉とは裏腹に長男等4人の元取締役と共に27人の部長を人事部付に飛ばした。大粛淸だ!この会社は長くないね、きっと外資にでも乗っ取られるのではないだろうか、会社より身内が憎い、会長派であった従業員が憎いなんて了簡の浅い娘だな、到底経営者の器と思えないね。株主総会では多くの金融機関が議決権の行使を棄権したそうだよ。

先週の書けないけど読みたい漢字
来年は屹度(きっと)合格する

今週の書けないけど読みたい漢字
封書を(親)から開く

中卒が東大法卒を破った!

バーベナ

1月もあっという間に終わり愈々26年度確定申告の宣戦布告だ。此から3月15日まで私を始めスタッフ全員身体に気をつけて総力で峠を乗り越えて行こうと思う。
処で確定申告時に何時も思うのだが、電子申告ソフトの所得の内訳書入力時に昭和と平成のどちらかを選択する必要がありサボるとエラーとなって電子申告が受け付けられない(;;)昭和が逝って四半世紀になるが時効だし昭和の所得を申告する者が居るとは全く思えないがこのソフト会社は杜撰だな、当然平成と空白欄の2行に訂正されるべきだろう、空白欄は勿論高齢の天皇が逝去されて年号が改元されることを想定すべきだが其れをしないのは改元時に新しいソフトをもう一枚購入させる意図が見え見えだ、世知辛い世の中だね。

昨年年末に紹介した庭のバーベナは年末遂に枯れたがその当時大きな蕾だったのがお正月の寒さを乗り越え一月半ばに蕾を開きこの寒空に耐えて咲き誇って居る^^。全く信じられない(゚ロ゚)、人に話すと「嘘や」と言われるのでスマホの写真を見せている。捏造でない証拠に29日の日経朝刊も一緒に写している、合成写真と疑われても仕方がないが、私にはそんな技術を持ち合わせないから信じられない方は見に来て下さい。傍で威張っているのは鴉豌豆と呼ばれる「ヤハズエンドウ」だ^^。此奴は春に咲く雑草で空豆の仲間であり子どもの頃はよく野原で食べて空腹の足しにしたものだ。食べた後は莢(さや)の両端を切って「ピー」と豆笛にして遊んでいたね^^良く肥えている奴が音色が低くて強い音で、細いのは音が高く蚊細かった。此奴までよもや咲くとは思えないが毎日目を配っておこう。
調べて見るとバーベナは宿根草だってあっても決して寒さに強い訳ではないが霜には全く叶わないそうだ、此処の処毎夜1度程度まで気温が下がっているが霜が降りないから花が枯れないで居るんだろう、今朝も無事だった^^。もう少しガンバレ!

クローズアップ現代で意外なことが話題となって居た、此また全く信じられない。最近各地で保育園の建設に近隣住民が反対活動をして居るんだとか…、何でも園庭で幼児達の遊ぶ声が五月蠅いんだそうだ、騒音だと非難された保育園では園庭に柵をしたり園庭での運動時間を制限して室内で遊ばす対策を講じているそうだが何処かおかしいね、幼児達の弾ける声は聴いていてとても心地良いし、少子化の昨今幼児達の声を聴けるだけでも仕合わせだと思うが、どうしてこんなにトゲトゲした世の中になったのかな。音の質も考えずに唯々フォン数だけで騒音条例を適用するなんて全くバカげていると思う(><)。酒を飲んで夜中に前の道を歩き乍ら喚き合う若者達の方が音は低くてもずっと喧しい、家の前を騒ぐ若者には怖くて注意もできぬくせに相手が保育園だと急に居丈高になるなんて卑怯だね!子どもが日中(ひなか)太陽の下で思い切り遊べないなんて歪(いびつ)な社会になった、そのくせ近所で親に虐待されて泣き叫ぶ子どもの声に誰もが後難を恐れ関わりを避けて耳を塞ぎ、警察へ通報もせず放置されるのが常だ、昨年6月茨木市で3歳の幼女が衰弱死した事件でも近所の住民は誰もが知って居たが警察にも児相にも連絡が入らず、僅かに匿名での通報があったが今度は児相が動かなかったそうだ。自己チューの家族ばかりで隣家は他国なんだろうね、そうだよな、自分とこの子だって可愛くないのに他所の子が可愛い訳ないよね、此また世も末だ (><)。

久し振りで囲碁界のビッグニュースを2本お届けします。囲碁をご存じない方でもきっと魂消るに違いない。先週、中学校を卒業しただけの17歳の少女藤沢里奈2段が、東京大学法学部卒で日本興業銀行入行を蹴ってプロ棋士になり現在東京大学客員教授でもある石倉昇9段を棋聖戦の予選で破った^^。同じく棋聖戦予選で20歳の新進気鋭の日本棋院外柳是聞初段が74歳年上の杉内雅夫9段に半目敗れた、半目でも負けは負けだ。感性を培って居る左脳の働きが17歳でも94歳でも年齢に関係ないことを目の当たりに見せつけられて唯々感無量だった。感性は「こころ」だし心は肉体と違って生まれてから死ぬまで進化はしても少しも衰えないんだろう、凄いね。

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大相撲初場所で全勝した白鵬が千秋楽翌日記者会見で、13日目取り直しとなった稀勢の里との一番を録画映像から明らかに勝っていたと審判団の判定に不満をぶち撒けたが、写真を見ると明らかに白鵬は負けている(手前が稀勢の里)。取り直しの方が彼は儲けて居たんだ(>_<)、相撲規則では「足の裏以外の躰の一部が早く砂についた者を負けとする」と謳われて居り、写真では明らかに白鵬の足の甲が砂につき、稀勢の里は死に体ではあるが未だ残っている、白鵬は日本語が読めないから規則など知らなかったんだね、知らなかったでは済まないよ、此まで土俵際での微妙な一瞬を横綱であるばかりにお目零しされ多くの白星を貰って居たことを忘れて居るんだな? 傲慢だ!

ノーベル賞の栄誉に輝く名古屋大学からリケジョ19歳女子学生の信じられない殺人事件だ。この生徒は学業を司る脳は正常でも小さい時から自己と他者との関わりについて前頭葉の一部が異常で精神を病み内に秘めた狂気の持主だったと思う。大学の入学試験に倫理学を科しても合格点で潜り抜けただろうから、こんな人達が我々の周囲に何食わぬ顔をしてワンサと居るのかと思うと怖いね。世の中死にたいと思う人と同じ位人を殺して見たいと考えている奴が居るんだろうな。学校が超難関校だから当分週刊誌はネタに困らず名古屋大学の学生や先生はTVクルー達に追い掛けられて大変だろう、彼女の犯行は恐らく幼い頃に経験した出来事が齎(もた)らした心の病いの後遺症だろうと思う、この女性は此から一生精神病院の牢獄で暮らすことになると思うから、起訴する警察や検察庁も瀬がないよな、人間って怖い、龍之介の「蜘蛛の糸」だね。

先週の書けないけど読みたい漢字
雪洞(ぼんぼり)に灯りを点(つ)ける 
ぼんぼりは紙張りの覆いのある小さくて背の高い行灯です。

今週の書けないけど読みたい漢字
♬(鞐)が光るよ、ちょいとご覧♪

箱根駅伝の矛盾

御来光を待つ幼女

皆様、新年明けましてお目出度う御座いますm(_ _)m。
昨年同様今年も拙(つたな)いブログですが、どうかお見捨てなくお付き合い下さい。
雪や雨が降るとの報道でしたが、何時ものように予報が外れ幸い好天に恵まれた元日でしたね^^。御来光を待つ菊水山の山頂はご覧の通りの大観衆です。マイナス4度でも300人も集まれば1度位上がることでしょう。幼い少女まで凍る山途459mを登ってきています。何時もEさんから送られ手来ますが今年は一風変わった御来光待ちの映像でした。

八幡神社

元日は早朝1人で近くの八幡神社に初詣に行った。ちっぽけなお宮だから参詣客もちらほらそれでもアルバイトの巫女さんが2人白装束で破魔矢などを売っていた、鎮守の森を住処とする早起きの雀たちも元旦は参拝客で戸惑ったろうな。

お正月と謂えば私達世代は先ず日の丸の旗を連想するが今は誰もお正月を「旗日」だなんて思わないよね。日の丸は我が国選手のオリンピック入賞で思い出す程度だ。昨年「幸福の黄色いハンカチ」で旗に触れる機会があったが、戦前生まれの私には日の丸の旗への思い入れが強い。戦争が終わるまで何処の家も祝祭日には門柱に国旗を掲げて居たし、出征する兵士達を僕ら子ども達まで日の丸の旗を打ち振って歓呼の声で見送ったものだ。お正月を除けば「旗日」は6回しかなかったが今では変な祭日が続出して15回に急増ししっかりと振替休日まであるから並みの月給取りは本当に働かなくなったね、週40時間制となって盆休みに正月休み更に有給休暇まで入れたら1年の内幾らも働いて居ないのではないかしら、我が国の経済活動に影響がなければそれはそれで結構なことだが、世の中には毎日朝早くから起きてから晩遅くまで休みなしに働かないと食っていけない人達も少なくないから、政府はその辺は目を瞑って見ない振りをしている、国民は全て平等だと謳っている憲法なんて一体から何のためにあるのかな?

「旗日」の値打ちが忘れられて、終戦後誰も少し宛ずぼらになり旗を出さなくなった、私と同世代の脚本家久世光彦がエッセイに面白いことを書いて居られたよ、この作家はバブルの頃にマンション住まいから念願のマイホームに移ることができたので昔を思って国旗を掲揚したくなったとか…^^、子どもの頃は旗屋とか紋屋などあり旗も扱っていたのが戦後はそんな店もなくなり、今どき旗なんて何処に売って居るのか分からず彼方此方訊ねたらそれはナント!デパートだったそうだ。松阪屋に電話したら地下のスポーツ用品売り場であり、日本橋の高島屋では7階の呉服売り場、三越では1階のアウトドアコーナー、渋谷の西武は8階ゴルフ用品、新宿の伊勢丹では7回のブライダルサロンだとそれぞれ違う売り場を教えられたそうだ、最後の数寄屋橋阪急では丁重に「お取り扱いしておりません」とのことだったとか、随分面白いね^^、取扱場所を決める決定打はきっと旗ではなく付属品でも欠かせない長いポールだったからだろうな、マンションの窓に掛けられた日の丸の旗なんて見たくもないよね。戦前はきっとどの百貨店も決まった旗売り場が鎧や5人囃子などと一等場所を占めて居たに違いないが終戦後需要が減って陳列場所に困り他の店の真似もできず独自に工夫を凝らして旗の売り場を考え設(しつら)えたものだろう、例え売れなくても百貨店同士お互いの意地と対向意識が窺えるね^^。「滅多に売れない物は置かない」と阪急が面子(めんつ)に拘らなかったのは算盤第一の関西商人らしいよね^^。

昔百貨店なら今はコンビニだ。私は長くコンビニの商品は価格が高いイメージが強くて敬遠し、スーパーばかり利用して居たが最近はコンビニにもよく行くようになった。24時間営業はサービス原価が高いと言う偏見が実は誤りで食料品や菓子類の単品比較でコープなどより幾らか廉いことが分かったからだ、味も品質も決して悪くない。その上早朝散歩族の私にはコンビニは暖房だし冷えて小用を催してもトイレまであるから絶好の休憩所だ。散歩は5時から6時までが多く店員さんは交代前の一番眠い時間帯なんだろう、私の行くセブンイレブンは何故か愛想が悪くて入ってくる私の姿を見て「ませ」と言い、私が帰るときは「した」と言うだけだ。知らぬ顔の店員だって少なくない。初めは何気に聞き流して居たが、そのうち気になりずっと考えていたらその内謎が解けた。彼は「いらっしゃいませ」「有難う御座いました」と言って居るのだが眠いせいか疲れて居るのか全て口の中で発音しているので私には「ませ」と「した」しか聞こえないのだ。どちらも口を開けないと話せない言葉だからだろうね。ローソンやサンクスではちゃんと「いらっしゃいませ」「有難う御座いました」と大声が掛けられるから気持ちが良い、此のセブンイレブンは時給が低くてマシなパートが居ないせいなんだろうかな?客が少ないし…なんて考えて居る、こんなことを書くとセブン&アイホールディングス鈴木会長からお目玉を頂戴しそうだがホントのことだから仕方がない。

今年の箱根駅伝は誰も夢想だにしなかった青山学院大が72年振り断トツで総合優勝したが、その原動力はあの箱根越え柏原選手の記録を塗り替えた神野選手164cm43kgだった。軽量を問われて彼曰く「53kgの選手は10kgのダンベルを下げて走っているようなものだ」とは痛快だったな、体型から連想するのはまるで女性のファッションモデルだ^^。完走後の体重はきっと30kg台になっていたことだろう^^。青学は明治大学と共に最近は地方から希望する学生の人気がメチャ高い、東京に無数にある大学の殆どが神奈川寄りだったり埼玉県のキャンパスが多いから東大は別にして青学と明治の偏差値が高いのは山手線からの近さだろうな。今年も箱根駅伝は年初のTV視聴率を攫い、国道一号線の沿道は大勢の応援で埋め尽くされた。

話の腰を折るようだが「箱根駅伝が大嫌いだ」で始まる年末の新聞評論玉木正之「時評・点描」は痛快だったな、私の気持ちがそっくり代弁されて居た。玉木先生曰く現在男子高校生の内優秀な中距離ランナーの大半が箱根を走るべくスポーツ特待生として関東の大学に吸収され地方の大学との格差を大きなものにして居るが、その格差を批判すべきメディアがジャーナリズムを放棄し箱根駅伝の主宰者となり関東にある大学のみの提灯持ちとなって居ることは笑止と謂うべきで愚かだ。どうして日本中の大学に門戸を広げようとしないのか?過度のメディア露出によるマイナス要因も少なくない、生島淳著「駅伝がマラソンをダメにした」に見られる如く沢山のTVカメラに晒され沿道の大応援に我を忘れ、「襷(たすき)を繋ぐことに懸命の余り「科学的なランニングを放棄し、この駅伝で燃え尽き再起できなかったランナーが少なくない」と言われる。全くその通りだろう。「山の神」と称讃され苛酷な箱根を走破する選手のその後の活躍をついぞ聞いたことがないし、日本選手が世界のマラソンで勝てないのは箱根駅伝によって選手生命が燃え尽き将来を絶たれた有望な若者が多いのが原因ではないかと私は思う。全てはTVカメラと応援旗を打ち振る群衆を意識して舞い上がりマイペースが守れないのは自己の精神力の欠如だろうが二十歳そこそこの若者には無私の境地になれと言うほうがムリだ、関東学連選抜とか予選突破できなかった学校のうち優秀な選手を掻き集めたチームまで走っているが、それなら関西選抜とか西日本選抜を出場させないのは何故か?きっと上位に来られ万一優勝でもされたら困るからだろうね^^、私は箱根駅伝が悪いとは言っていない、スポーツは機会均等が原則だから全国の大学生によって選ばれた学校によって公正に競うものであって欲しい。だから関西に生まれ関西に育ち関西の学校に通った私は関東偏重の箱根駅伝が大嫌いだ。ケニアの選手が学生として走っているのはもっとイヤだ(><)。経済界の拠点を東京から地方へ移転するよう呼び掛けている政府はこの箱根駅伝の抱える矛盾と毒素をどう考えているのか質したい(><)。

40年前私の事務所で7年間も朝7時発の電車で加古川から通って働いてくれた栗本文子さんから来た年賀状にこのブログを見ていると書いてあった^^。播磨町から通って来た藤岡優子さん(今は税理士として活躍している)からも出題の漢字が難しいと書いてあり、フェイスブックも好評らしい^^、少し宛ファンが殖えて居るのにお正月早々とても気をよくしている。今年も気合いを入れて頑張ろう!

先週の仮名付けの答え
向こうに灯(あかり)が見える マッチで火を灯(とも)す 灯影(ほかげ)が揺れている

今週から書けないけど読みたい漢字のコーナーに変わりました。
読みたい熟語は(檸檬) (薔薇) です。
書けたら凄いが、両方書ける人は100人に1人居るかな?

残 身

捜し物

秋も愈々深まり畑の大根も太くなって食べ頃を迎えて居る、それはそれで良いんだが先月よく遊びに来ていた紋白蝶の卵が何時の間にか孵ったらしく青虫となって葉っぱを食害している(;;)、栄養価の高い葉っぱだから煮て食べて居るが、虫の小さい奴は分からずその儘口に入っているようで、皆に嫌がられ職員にも「大根の下の方だけ頂きます」となどと涼しい顔で言われる始末、仕方なく誰にも遣らず(遣れず?)私一人のおかずとなって居る。

写真の何処に青虫が居るか判じ物だ^^。擬態で同色化しているため沢山居るのだが捕獲に1匹約1分を要する、此奴は普通葉っぱの葉脈に沿って引っ付いて居るため10cm近くまで目を凝らせて焦点が合わせないと眺めているだけでは先ず発見できない。天敵に見付からぬように先祖からのDNAなんだろうな^^。
青虫

毎日畑を覗くと同じくらい捉まるから恐らく青虫は1000匹以上居るようで日に日に葉っぱを食べて大きくなり私の目に留まるのだ、お百姓さんが農薬を使用する気持ちが分からぬでもないが、青虫だって一所懸命生きているのだから、ま、いいか、捕まえた青虫は池の金魚の蛋白源として歓迎されて居る。コンコンと合図をすると金魚が寄って来るから青虫を投げるとパクッでなくバシャと食べる音が気持ち良い^^。うちの池は金魚が死んだら池の隅に居るウナギが此奴を食べると謂う自然界の輪廻に則って居る。ウナギは大きくなると私が食べるシナリオなのだが何時も捉まえる時期を逸し、ウナギは産卵のため深夜庭を通って海を求め近くの溝に這いだし通り掛かりの人に「ウナギが居った!」と勇んで捕まえて持ち帰られる話が近所から流れてくるが、それはうちのウナギだとも言われず毎回悔しい思いをしている(;;)。稚魚から10年以上も育てたのに…(>_<)。

私は誉田哲也の「武士道エイティーン」などスポーツもの青春小説が好きでよく読んでいる。ひとつのことに賭ける集中力が、スポーツとは言えないが囲碁に賭けた自らの青春時代と重なるからだろう、此の小説は剣道ものだがよく「残身」と謂う言葉が出てくる、聞いたことのない言葉だけどメチャ格好良い言葉だ^^、文章の前後から意味は相手に打ち込んだ後の姿勢を謂うような気がするがはっきりしないので辞書を引いて見た。先ず手許の漢検辞書だったが此の熟語はなかった、次に新潮国語辞典を引いたが矢張りなく、広辞苑まで引いたがなかったのだ。仕方なくネット検索に頼ったら「残身」は「残心」のことだそうだ、其処で再び広辞苑に戻って「残心」を引いたら、その意味は①「心残り」の次の②で剣道の「撃突した後、敵の反撃に備える心の構え」とある。残身はきっと「打った後の躰の構えなんだ」、元の姿に戻ることだよね、剣道の場合は此の残身も点数評価されるそうだ、サムライ映画や歌舞伎ならバッサリ斬った後斬り下ろした儘の姿勢で見得を切るのに剣道の試合を見ていると打ってはサッと元の姿に戻るので打ったのか当たったのかまるで分からず審判の旗を見て漸く一本入ったのに気付くよね。審判は各コーナーに三人居るが一人しか旗を揚げないときも少なくない。後の二人には当たったことが見えてないんだ。そうか!竹刀を相手に当てては元の姿に戻って居るんだな。究極「残身」を目指せば打たずに当てることに専念することに気付かされる。そうすれば相手に体を躱(かわ)されてもつんのめるような無様(ぶざま)な姿を晒さずに元の体に戻れるよね、「型」を重んじるとても良い言葉だった^^。囲碁にも「そんな品のない手は打てない」とか、「そんな手を打つてまで勝つのは恥ずかしい」などと謂うことがあり、勝敗より石の姿を重んじる傾向が強いが、武道だって同じなんだな。

今月の初め文化の日の夕方TVを付けたらNHKで偶然第62回全国剣道選手権の中継だった。各選手の「残身」に見とれていたら優勝したのは童顔の学生だ、それも43年振りだとか…^^。大学生竹ノ内選手(21歳)が並み居る強豪の警察官を薙ぎ倒して優勝したんだ、警察庁の剣道担当警視正も真っ青だろうね(^^)、地方に更迭されるんじゃないかしら?43年振りには愕いたが彼の学校は国士舘でも日体大でもなくあの筑波大学だったんだ。二度ビックリだ^^、この学校はどちらか謂えば運動より理系の勉強型の学校だ、凄いよね、矢張り竹ノ内選手は警察官になるんだろうか?きっと警察庁が就職内定先の企業や研究所に「分かってるやろな」と衣の袖の鎧をちらつかせて手を引かせ強引に引き抜くんだろうな^^。一般の会社に入社されて又優勝されたら武術の警察庁の面目がまるで立たないモンね^^。

先週16日の女子ゴルフ伊藤園レディースで今月末30歳を控えた無名の前田陽子選手が初優勝を飾り賞金1800万円に来年1年間の出場資格を獲得した^^。何でも今年の冬まで生活のためダンボール工場で8年間時給750円9時から4時までヘルメットを被って働き、仕事の後にゴルフの練習をされたそうだから将にシンデレラガール(おばさん?)だ。二日目は3位タイだったが何故か日経毎日新聞共に彼女一人の大きな写真入りだった、上位二人が何れも韓国人でなく日本人だったので訝しく思ったけど「時給750円」のインパクトが予想外に強く各社記者の涙腺を誘い写真掲載を決意させたんだろうね。日経は写真の上段に「29歳前田、初のV戦線へ」下段に「バイト兼業脱し夢を満喫」と大文字の見出しだったよ^^。プロを目指し挫折する者が多い中を苦節耐えて11年の苦労はしっかりと浪花節の世界だから何処の記者さんもウルウルだったんだろうね、初めて優勝争いに参加した選手は誰もがプレッシャーに押し潰され躰が動かず遠く圏外に落ちて行くものだが、愕いたことに彼女は最終日の18ホールフェアウェーを一度も外さず全てパーオンする横綱相撲だったから凄かった、きっとダンボールの神様が付いて居たんだろうな^^、月曜日はもう一回大きな写真が出されたから本当に良かった^^。750円効果は絶大だったね^^。ダンボール工場の人達も喜んで居るだろうが、自分達の低賃金が暴露されて複雑な心境かも?

高倉健が逝った。昭和を代表する一人が消えたね、彼は私が学生の頃青春映画でデビューした。足が長くてメチャ格好いい学生姿の彼はとても爽やかだった。その後彼の人気の原動力となった任侠映画より良く憶えている。相手役は「バンビ」こと中原ひとみだったかな^^。

安倍さんの唐突な解散に国民全員が戸惑っている、消費税の値上げの恐怖が先送りされた安堵の気持ちに付け込んでの総選挙だろうが些か卑怯だね、莫大な選挙費用が我々国民の借金を増やす負担を思えば、解散総選挙の決断など一国一城の主として容易にすべきでないと思う。解散するなら消費税の増税を取り止めてからすべきがものの道理と謂うものだ。年末を迎えて不況の風は益々強く我々底辺の衆生がどんなに苦しい生活を強いられて居るのか大企業や公務員や政治家達には分からんだろう (>_<)。幸福の黄色いハンカチの日は手の届かない遠くに行ってしまったようだね(;;)。

先週の仮名付けの答え
着物の領(えり) 領(うなじ)を垂れる 国を領(おさ)める

今週の仮名付けの問題
清く(廉)い心 泥棒の(廉)で捕まった 思ったより(廉)かった

円地文子の「女坂」

秋の装い

台風一過、本当の秋がやって来た^^。28度が一遍に19度に下がったから震えたね、うちの小さい庭にも小さい秋が来た。短い秋だから大切にしよう。
大きな颱風だったが被害は予想より遙かに少なく僥倖だった^^。風も思ったより強くなく雨だけで済んでホッとした。でも私鉄は動いているのにJR西日本は気象予報だけで前日早々(はやばや)と運休を宣言して早くに運行を取り止め多くの乗客から顰蹙を買った。未だ台風が来ても居ないのに運休を決めるなんてあんまりだ、切符は払戻が受けられるが、定期券の乗客はどうなるのか?JR駅周辺の商業施設もやむを得ず営業を終了させられたから、他人(ひと)を顧みぬJRの姿勢は停電で車中泊などを恐れた過剰防衛と非難されても仕方がない、やっぱ国鉄の体質は変わらんね、強者の驕りだな(>_<)。

池上彰と謂えば天下の朝日新聞を相手に一歩を引かずに刃向い遂に頭を下げさせ男を上げたNHK出身の著名な経済評論家だ、昔「週刊こどもニュース」のお父さん役で一躍有名になってたよね、あの番組は分かり易いので子どもより大人の方が多く見ていた。小難しいことを謂う経済評論家より遙かに日本経済の仕組みがよく理解できたからだ。今では各紙にコラムを抱えて大忙しだが、この方の文章は自己主張がなく平易でバランス感覚に富んだ処が読み手の魅力だと思う。日経朝刊に連載されている「大岡山通信」では先々週「美しい日本語」と題してロシアのウラジオストクを訪れられたときの出来事を記されて居た。此の街には極東連邦大学があり国際関係学部の日本語科には多くのロシア人が学んで居り、誰もが親の仕事の関係から日本語を学んで居たが、一人の女子学生だけは違っていて、彼女の日本語を学ぶようになった動機が「日本語は音楽のように美しい言葉なので勉強したかった」そうだ、仰天するね(゚ロ゚)、日本人の日本語は漢文の素読などで培われた五七五調の抑揚に富んだ美しいイントネーションから何時とはなく平坦な口語体に変わって他国の言葉に比しとても貧弱で恥ずかしいものになったと私は思って居たから一人のロシア人の少女にこんな風に言われると戸惑ってしまう、「勉強して見てどうでしたか?」の質問の答は「矢張り美しい音楽だと思いました」だったそうだ^^。感性と謂うものは人によって異なるものだろうが、私の喋っている日本語も美しい音楽なんだろうか?確かにロシア人やドイツ人が唾を飛ばしながらガ行ダ行と濁音をがなり立てることを思えば抑揚に乏しい平坦な日本語が美しいと思えるのかなと思ったが、みやざき中央新聞に書かれて居た「虫の鳴き声とか打ち寄せる波や小川の潺(せせらぎ)など自然界の音を聞き分けられるのは日本語固有の特長で他国人には日本語に余程精通しないと此等の擬音語が雑音としか聞こえず帰国子女も日本語に堪能になれば此等の擬声音が雑音でなく雅な響きとして聞こえる」そうだから日本語って本当は美しいのかも知れないね、今も窓の下では蟋蟀がコロコロと囀(さえず)っており私の心を優しくしてくれて居るが、他国人には此が雑音としか聞こえないなんて可哀想だね。

このロシアの少女が日本語に触れて真の美しさを見出したのは「川端文学」であり、それも「伊豆の踊子」でも「雪国」でもなく「山の音」だったのには池上さんも仰天されたとか…(゚ロ゚)、「山の音」は高校のとき読んだが、老いを自覚した実業家が深夜に響く山の音を死の予感として恐れながら尚恋心を燃え滾らす晦渋な作品で我が国の学生でも先ず読み熟せるとは思わない、ましてやロシヤ人の少女において況んやだ、好きな作品に円地文子の「女坂」が登場したのには池上さんも絶句されたそうだ、村上春樹などと違ってこの作品にロシア語訳があると思えないから日本語の新潮文庫でも読まれたのだろうが、「女坂」は孤立無援の生涯を生きた「明治の女」を描いた作品だ、明治政府の高級官僚が妻の心も慮らず妻に探させた稚い少女を愛人として同居し、さらに二人目を、ついには息子の妻とも関係を持ち妻の心をズタズタにするが妻は心の奥に悲しみも恨みも怒りも抑え込みじっと耐える、彼女の心の葛藤は年月の経過と倫理観の隔絶もあり到底現代学生の理解を超えた世界だ、櫺子窓(れんじまど)とか絎台(くけだい)権妻(ごんさい)など聴き馴れぬ言葉が満載だから今の日本人学生でも全く手に負えぬだろうね、それに我が国の学生は円地文子を知っているだろうか?不惑を超えた愚娘も知らなかった(;;)、日本語を音楽として捉え、軈ては円地文学にまで辿り着くなんてこのロシヤ人の少女の教養の深度は物凄い!脱帽だm(_ _)m。ロシア人ってプーチンみたいな陰険で邪悪で腹黒い人達ばかりじゃなかったんだ!

美しい日本語の序でだが、夏目漱石は東京大学(旧制一高)での講義で「I love you」の和訳について学生の質問に答えて「月がとても綺麗ですね」と答えたと謂われる。トンチンカンな訳のようだが私は含蓄に富んだ良い訳だと思う。日本人とアメリカ人の感性の相違で此の言葉を直訳して受け止めるには何時の世も日本人の貧弱な感性では無理があるのではないか。特にあの当時は「I love you」を訳する言葉がなかったし、シャイな日本人は「愛する」は男女間の話言葉として浮き上がるので使ってはいけない言葉の範疇に入れられていたのだと思う。
現在ではどうだろう、矢張り愛すると言う言葉は話し言葉ではなく「僕は君がいっちゃん好きやねん」位が良いのも知れないね、直訳すれば言葉だけ浮き上がってお互いの雰囲気をぎこちなくするに違いない。漱石の言いたかったことは「I love you」の「love」を当時も今も日本語に直訳することにはムリがあり、相手と寄り添っていることへの満ち足りた自分の心の状態を言いたかったのではないかと思う。私なら「ずっと一緒に居って欲しいなあ」と訳したいと思う。「愛」と謂う言葉を使って似合うのは宝塚歌劇団の舞台位じゃないのかな?
真の愛は見返りを求めないものだと謂われ、一方では「愛は真心、恋は下心」と言う言葉があるが、「心」の位置が字の中心か字の下かを捩(もじ)ったもので面白い比喩だ。愛は恋ではなく純粋なんだね、それなら恋はセックス目的なのか?

小渕優子経済産業相に進退論が巻き起こっている、お父さんの急死から何も分からぬ儘、後継者となって14年、お嬢さん育ちだからお金のことなんか自分の議員報酬だって知らぬだろうな、まして講演会の観劇会費なんて自身はゲストのつもりで居たに違いない、多くの会員が12000円の会費を払ったと言っているから全てはこのお嬢さんを操り人形にして先代から事務所に棲みついて古狐達が懐を肥やそうと優子さんをタレント扱いし彼女は蚊帳の外なんだろうね。優子さんはまるで枕芸者をさせられるAKBだね。可哀想…(;;)

阪神が久し振り9年目の日本シリーズだ!他チームでなく巨人をやっつけたのが痛快だったね、甲子園でなかったのが残念だったが、巨人の本拠地東京ドームだったから巨人ファンに一泡も二泡も吹かせ逆に良かったのかも知れないね、快感だったなあ^^。

先週の仮名付けの答え
愕いて目を)瞬(しばたた)く 瞬(またた)く間に通り過ぎた

今週の仮名付けの問題
妻と(逸)れる 話が(逸)れる

帝国ホテルへ無料招待

甲子園球場

愈々9月も終わりを迎えた。そして今年も阪神タイガースはファンに期待されながら優勝できなかった、暑さは別にして長い夏も漸く終わりそうだね。処で甲子園にある武庫川女子大学の学生達がタブロイド紙「むこじょっこ.スポーツ」を発行し阪神電車の各駅で無料配布していると新聞に掲載された…^^、紙面中「甲子園に行こう」では「むこじょ」の学生200人が選んだ阪神タイガースの選手ランキングの「恋人にしたい」、「お父さんにしたい」トップスリーが発表され前者が藤波晋太郎で後者が新井良太だったそうだ、でも両部門共に二位は鳥谷敬選手だったから実質の一番人気は鳥谷だったろうね。
新開地のお得意先からヤクルト戦の指定席券を2枚頂いて居たので先日女子校ソフトボール部のホープである髙一の孫が観戦に友人と勇んで出掛けた、そのときにこのタイガース新聞を貰ってくるよう頼んだが無料のためか品切れでダメだった(;;)。お金を取ると何かと五月蠅い規則があって難しいのだろけど例え100円でもお金を取らないとあかんよね、タダだと有り難みがないからちゃんと読んで貰えず捨てられるモンね。尚、写真は孫が特別指定席から撮った甲子園球場です。「ええ席やったあ^^」と孫の声が弾んで居た^^。

近畿税理士会から先日封書が届いた、最近税理士証票の携帯などヤケに会則が五月蠅いから、又規則の追加でもあったのかと封を切ると、来月2日近畿税理士会発足50周年を記念して50年間会員であった者に対し、大阪帝国ホテルに招待され賞状を交付した上に無料で晩餐会が催されることになったとの招待状だった^^。確か今年の確定申告が税理士になって51回目と記憶しているから、私は近畿税理士会が誕生する以前から税理士をして居ることに気付いた。帝国ホテルなど生まれてから行ったことがないし、服装もモーニングはお得意先のお仲人を務めて以来だからカビが生えているだろうし、ぞろぞろと連なる役員の格式張って中身の乏しい挨拶や関係官庁からの祝辞など聞きたくもないし、フルコースのご馳走などは肩が凝り、素うどんとカレーライスを最高のご馳走と心得ている私の最も苦手とする処なので欠席することにしたが、税理士会も50周年にもなる大きな行事だったら招待者は夫婦同伴にすべきでないのかな、老妻なら喜んで同伴し私の分も食べてくれると思うんだが…^^。考えて見たら50年間に500万円以上会費を払っているから、少しでもモトを取り返すチャンスだったがそんなセコいことは言うまいぞ。然し50年もよくこの仕事が無事続けられたものだと考えると感慨が胸に迫る。
思えば大阪国税局査察部からお得意先の脱税幇助の疑いで多数の査察官に捜索令状を持って多勢押し掛けられたこともあったし、又お得意先の社長が車の中で排ガス自殺をして債権者から隠し財産の在処を知って居る筈だと大勢で迫られたこともあった、お得意先との関係が余りにも親密だったことを疑われたものだったのだろう(;;)。人生バラ色ばかりでなく鉛色の時代も多かったなあ。

推理作家白河三兎の講談社文庫を読んでいたら作品の中に胡散臭い意で「如何(いかが)わしい」と書いてあったから、此の人作家なのに何故こんな幼稚な当て字を使うのか文字に携わる人間なのにどうして?とその非常識さに呆れたが念のため辞書を引いたら此の熟語は正しかったんだ(゚ロ゚)、非常識だったのは私の方だった(;;)、易しい常用漢字だが、漢検のテストにこんな書き取りを出されたらお手上げだったな、でも漢検辞典には「如」の付く熟語として「如何わしい」はなかったから出題されないかも知れないね?エイトクでも変換できないからどうもこの熟語はどうも語源の由来がいかがわしいと思う。

来月発表されるノーベル文学賞は村上春樹で粗(ほぼ)決まりだそうだ^^。世界中で翻訳されて読まれているせいだろうが、彼の作品は平易で読み易そうであり乍ら登場する人物の性格が意外に晦渋なので私にはどうしても読みこなす力がない、でも翻訳者にはちゃんと理解できて居るのだろうし外国人の読者もそうなんだろうね、私独りバカみたいで悔しいな(;;)。

先週の日経夕刊「こころの玉手箱」はユーミンだった。私達と少し世代が違うが「バンバン」に提供した反戦フォーク「いちご白書をもう一度」は、所謂四畳半フォークと謂われ生活感が手垢に染まった「神田川」などと違って、60年安保を見知っている我々に勇気を与えて呉れたことが今も心に残っている。彼女が結婚して荒井由実から松任谷由美に変わったとき多くの人から名前が勿体ないと反対されたが、彼女にとって夫は他人(ひと)に言われるように髪結いの亭主なんかでなく彼女になくてはならない芸の師匠であり、仕事に於いても此までずっと二人三脚で頑張って来れたことを「こころの玉手箱」で縷々と告白された。自分の収入が多いからとの理由で亭主を小馬鹿にする女が多い中で、ユーミンって偉いね^^。

長田名倉小学校1年生の少女美玲ちゃんが無惨な遺体で見付かったのは本当に痛ましい事件だった。我々国民の生活が平和になってから変質者が多くなったのは何故だろうね、「衣食足りて礼節を知る」なんて格言はウソだったのかな?
名倉小学校は今日予定された運動会を取り止めたが、美玲ちゃんのお母さんからの涙の訴えで急遽撤回し、来月4日に開くことに決めたそうだ、恐らく学校側が美玲ちゃんの両親の心情を勝手に慮(おもんぱか)った単細胞な判断だったと思うがそれは大きな間違いで、美玲ちゃんのお母さんにしてみれば運動会を止められることはきっと指折り数えて楽しみにして居た児童やその家族から向けられるであろう怨憎の眼差しに耐えられなかったに相違ない、そんなことも分からぬノー天気な教育委員会には唯々呆れるね。運動会開催に際して先生と生徒に父兄全員が美玲ちゃんに黙祷を捧げ彼女の冥福を祈れば良かったのではないのか(>_<)。

先週の仮名付けの答え
仕事を中途で止(や)める 読み止(さ)しの文庫本

今週の仮名付けの問題
畳の(縁) (縁)の糸