神戸市マイナンバーコールセンターは9月に、10月中に通知カードの送付を開始できますと大見得を切っていました。
神戸市関係者に聞いても現役神戸市長が総務省出身者なので10月10日から発送は可能なので順次発送予定と答えていたのですが、ここに来て大きく状況が変わったようです。
この変更は全国的な都市部だけのものであるようです。
東京や大阪でも11月上旬開始になっていました。
ではなぜ一か月遅れることになったのでしょうか?
自治体及び日本郵政の両方の側に問題があったと考えられます。
総務省や神戸市役所側ではシミュレーションを重ねたはずで、10月スタートで十分行けると考えていたと思われます。
逆に東京都市部のように世帯数が多い場所では年内の配達完了が不可能とわかっていました。
また日本郵政グループの株式公開時期と重なったため、万が一にも全所帯に関係する大規模配送事故を起こすわけにはいかなかったのでしょう。
総務省も自分の管轄内だと考えていた日本郵政の郵便部門からもほころびが出るとは思っていませんでした。
この配送遅れでますます高齢者はマイナンバー制度について混乱することでしょう。
どうしてこういう不安定な状況下で、居所情報登録申請書の締め切りを9月25日に設定したのか?
10月下旬に急にホームに入ることになった人はどうするのか。
期限終了後の申込は、各自役所窓口と相談して下さいとのことですが、せわしい時期に忙しいことです。
(注)北海道、青森県、千葉県、新潟県、長野県、富山県、石川県、高知県、徳島県では10月23日からマイナンバーを伝える通知カードを順次発送することとなりました。
NHKニュース 10/23夕方