花・野菜」カテゴリーアーカイブ

葬式と墓仕舞い

何処から飛んできたのか庭の片隅に白いバーベナが咲き始めました^^。この花はクマツヅラ科バーベナ属の総称であり約250種の一年草および多年草を含み何処にでもある花です。ヴァーベナと表記されたり、ビジョザクラ(美女桜)などと呼ばれ日本中何処にでも咲いて居る極(ごく)庶民的な花です。沢山の種類があるバーベナは、品種によって、一年草、多年草(宿根草)、匍匐性、立性と、生育のリズムや生長の仕方が全く違います。うちのは匍匐性と思われますが、小さいので雑草と間違えそうで踏まないように注意して居ます。ワタシ的には此のように目立たず小さく可憐な花が抱き締めたくなるほど可愛く思えます^^。

 

私も愈々老いて三途の川が間近に迫った感じのこの頃ですが、何事にも世知辛い昨今、目に見えて変化し規模が小さくなってきたのが「葬儀」の大きさと形です。亡くなっても葬儀すらできない新型コロナウイルスの影響もあると思いますが、コロナ以前から家族葬や通夜を省いた一日葬、更には全くお経をあげない「直葬」が巷にじわじわと浸透して居ます(;;)。生産性の無い儀式が廃れていくのは悪いことではなく、理不尽な世間体とか家の格とか親族間の格差や繋がりが薄れて血の繋がった叔母さんが亡くなっても知らされないのが現実であってもそれを薄情と思うのは過去の観念であったことが世代の移り変わりでつくづくと思い知らされます。でも此れはきっと良いことであって、他家との差が重視されなくなったことにより何事にも世間体より実利が優先する時代が到来したことを沁沁(しみじみ)と実感して居ます。昔、親鸞聖人創設の浄土真宗が、他の宗派よりお布施などが格段に廉く済むため「門徒安上がり」と謂われて全国的に信者を増やしたのは誰も知るところですが、今生(こんじょう)で如何に善行を積んでも来世には全てが無に帰し極楽も地獄も存在しない死生感が今の人達に浸透し、誰もが葬儀の簡素化を考えるようになったのは当然です。お経では決して救われないことを知る人達が次第に多くなり、お経を唱えることで死者を成仏させたお坊さんとそれに乗っかる葬儀屋が「葬式仏教」と揶揄されるのも時代の流れと考えます。
昔は皆が貧しくて殆どの時間を過酷な労働で家族の生活を護って居ましたから、誰もが貧しく早朝から夜遅くまで続く仕事の疲れを取るために夜睡(やす)むことが一番の楽しみとなり、昔毎朝4時に起きる祖母が夜遅くに睡む折「極楽極楽」と言って居たことが思い出されますが、経済成長で昔と格段に生活が安定しても死後きっと極楽浄土に迎えられると謂う神話も消え失せた昨今です。
私は死後の世界を思い、ショーペンハウエル、ケルケゴールなどを必死に学んだ学生時代は何だったんだろうか?と思います(;;)。今の私は無宗教ですが、葬儀の問題は直葬で解決できても舞子墓園に50年前亡父が生前に分骨した我が家のお墓が問題です。姉と養子に入った義兄は父が死んだ時財産をしっかり半分取りましたが、父との約束を破って墓の裏面に名前が朱で刻まれた儘、別の墓地を買って去って行き、うちの家系では愚息が結婚せず娘は他家に嫁いでいるため何れ絶える運命(さだめ)にあり墓仕舞いの必要がありますが私の生前に墓仕舞いすべきではないかと日夜思い悩んでいます。墓地では最近放置され雑草に覆われた墓がどんどん増えて行って居るのが現実です。葬式離れは何れ墓離れと繋がりますよね。墓仕舞いに思い煩うこの頃です(;;)。

 

オリンピック、パラリンピックは、多くの国民の反対を押し切って開幕されそうな雰囲気です(;;)。昨年まで尾見会長を股肱の臣として全面的に頼りにしていた総理が、此処に来てIOCに阿り、開催に踏み切るべく尾見氏を切り捨てるのに必死なのは誠に見苦しい限りです。此れでは尾見氏側に万全の信頼を置く多くの国民が反旗を翻すことになり、総理はIOCと国民の狭間に苦慮する羽目に陥ることになります。全ては自分が蒔いた種であり、自らの無節操を国民に晒し見苦しい限りです。尾身氏が「今の状況で(五輪を)やるというのはどうか」と述べたのは、6月2日の衆院厚労委員会であり、以降パソナの竹中氏をはじめ五輪を食い物にしようと目論んでいるドブネズミ共から「五輪は尾身会長の所管ではない」といった声が相次いでいますが将に笑止です💢。国民を思う心と、パソナの人材を多数派遣して五輪を食い物にしようとする竹中平蔵(取締役会長)と動機が異なるものを比較しようがありません💢。
確かに尾身氏率いる分科会は、コロナ対策について科学的な知見から政府に助言を行う立場であり、五輪開催の可否などについて、物言う立場にありませんが、なぜ五輪に関する提言を行うのか。その理由は彼が真に日本を愛し、日本人を愛して居るからで、前者の主張には全く大義がなく、国民の血税を掠め取ろうとする詐欺師だからです。自分たちの職務を逸脱してまで国民の命を守ろうとする尾身会長に我々はエールを送ろうではありませんか!総理は東京五輪を開催すればそれまでの感染対策の失策を国民は忘れ、選挙に勝って政権が継続できると言う大きな賭けに出ているのではないでしょうか?

 

今月7日、都営浅草線中延駅2番線ホームでJOC経理部長が電車にはねられて死亡しました。原因は161億円の補助金の処理で何らかの問題に悩んだものだと思われます。巨額の補助金を捌くのに4人の経理部員とは無茶苦茶や!目に見えない大きな裏の力が存在したんやろね!

 

先週の読めそうで読めない字    咲き誇った花に見惚(みと)れる

今週の読めそうで読めない字    針の耳を(針孔)という

 

東京五輪を止められぬ理由

先月の初めに「カラー」球根(塊根)?を植えましたが先週花が咲きました^^。カラーはサトイモ科の多年草です。葉の形は三角形の鉾形であり、すっとしたフォルムが印象的な花でブーケやアレンジメントに良く使用されますね。切花をよく見かけますが、写真のように庭植で育てるのも楽しいものです。花と思える部分は実は花ではなく「仏炎苞」と謂われる萼「がく」が変化したもので花はその中に蜜に包まれて隠れており蜜蜂や虫達を有頂天にさせて居ます。仏炎苞の色は赤、オレンジ、黄、ピンク、白、紫など様々でうちでは沢山植えたけど花を咲かせたのは白と臙脂とピンクの三種類だけでした、然しその神秘的な妖しい姿は花なのにとてもエロチックなのに甚く驚きました。

 

東京オリパラ大会運営のディレクターの日当がナント!35万円だそうです(@@)。国会で爆弾発言が飛び出しましたね。月額にすると22日として770万円とは一桁以上間違ったのではないかと思いますが正しいそうですよ…(;;)。本当にこんな金額が貰える道理がなく、この数字は政治絡みで政府の下請け業者共が寄って集(たか)って大半を中抜きする何時もの筋書きでしょう

此の金額が明らかになったのは、5月26日に開かれた衆議院文部科学委員会で、立憲民主の斉木議員がオリパラ組織委員会と大手広告代理店「東急エージェンシー」との業務委託契約書の写しを暴露したことが発端でした(@@)。此の契約書は、大会期間に武蔵野の森総合スポーツプラザでの準備・運営に関わるマネジメントなどの業務を委託する内容であり、契約が締結されたのは2019年12月でした。当初の予定だった昨年7月の五輪開催からみれば、半年ほど前になり、業務委託契約書に添付された「内訳書」によれば、本大会に向けての準備業務のディレクターが最高額で1人日当35万円。40日間で2人とされて計上された予算が2800万円、続いて大会準備期間における会場運営計画策定業務のディレクターが一人日当25万円40日間で1人計1000万円、大会期間中における会場運営業務の運営統括ディレクタースーパーバイザーが日当20万円、サブディレクターが13万5千円、アシスタントディレクター10万円、マネージャー5万円で日当の最低金額はサービススタッフ2万7千円となっています人数は約800人で契約金額の合計は約6億2300万円です。明らかにゼロが一つ多いですね💢。

五輪が2020年に開催されていれば、営業管理費つまり東急エージェンシーの儲けは11%でしたが1年延期されたことで強欲にも9%もアップして営業管理費が20%となりました(;;)。東急エージェンシーはその分を上乗せして組織委員会に請求しています。週休二日制にしてみれば月給924万円です!

委員会の答弁に立った組織委の副事務総長は業務委託契約書と内訳書が組織委と東急エージェンシーの間で締結された書面と同一だと認め、なぜ業務委託契約費が高騰したのか斉木議員に問われると、そこに登場したのが人材派遣サービス大手「パソナグループ」でありました!
斉木議員が更に委員会で内部資料「TOKYO2020 パートナーカテゴリー」に基づいてスポンサー保護の項目が定められている、と暴露し「例えばソフトドリンクはオフィシャルスポンサーのコカコーラ、アルコールはアサヒビールと縛りがあります。人材サービス分野はパソナグループとリクルートホールディングス、人材派遣はパソナにだけというパートナー契約ではないか」と質問をすると組織委は「一般論としてはその通りです」と認め「組織委の約4000人の3分の2の職員は、国や東京都、スポンサー企業などからの出向で、残りの3分の1はパソナから優先的に派遣されています」と答えたそうです。こんなに高給が貰える業務契約に入札制が採用されないのは異様であり当初から出来レースであったことが窺えます。

パソナグループは五輪スポンサーで、人材派遣サービスとして優先されています。大会運営業務委託は43会場で契約されており、契約者として東急エージェンシー以外にも、電通や博報堂など大手広告代理店が名を連ねています。組織委がパソナグループ以外から人材派遣サービスを受ける場合、「パソナグループに書面と承諾を受けないといけない取り決めになっている」と斉木議員が言い、委託費が高騰する理由を斉木議員はこう語りました。「大会運営業務委託が入札ではなく、随意契約、1社独占になっているからではないか?」誰もその通りだと思いますよね。

一方パソナグループの「パソナから東京2020で働く」という、人材募集のホームページを見ると、選手村運営、競技会場運営という分野が記されています。時給は1650円、1日あたり実働7時間45分とあり、日給約12700円ですからパソナの中抜きは95%にも上る計算で魂消ます。此れは随意契約の弊害ですが物事には節度と謂うものがあリそれを無視した組織委は民間事業者との契約だ(何処が民間や!)と詳細な説明は拒んで居ますから益々怪しく、調べるとパソナグループの会長は、小泉政権時代に総務相などを歴任した悪名高いあの竹中平蔵であり。菅総理は竹中氏が総務相時代に副大臣として仕え、竹中氏は現在総理の有力ブレーンの一人ですから、総理が五輪を絶対に止めない筋書きが誰にも読めてきましたね。こんな話を聞かされたら、我々は税金なんか払って居られないよね💢。バカみたいやね!書いていて虚しくなってきたので今週は此れで終わりにします。
政府の陰謀に正論で手向かう尾身さんガンバレ!

 

先週の読めそうで読めない字    等し並み(ひとしなみ)に扱う (同等に扱う意)

今週の読めそうで読めない字    咲き誇った花に(見惚れる)

素数と自然の摂理

年々遅くなる傾向だった梅雨が今年は何故か早く訪れ、初夏の訪れを思わせる高い気温の日が続きじわじわとCO2への恐怖が増すこの頃です。早い梅雨に驚いて咲き出したのが庭のアマリリスです。昨年は何故か咲かなくて、秋に球根を掘り出して植え替えたら一株だけですが花を咲かせました。此の昏(くら)い昏い黄色は全く文字通り人生の黄昏(たそがれ)を思わせますが、それでも此の色は私の大好きな色です。美人薄命で僅か一週間の儚い命でした(;;)。

 

此れから夏に掛けて蝉が姦しくなりますね。我が国では蝉は7年間地中で暮らし地上では1週間で生涯を終えると聞いて居ますが、北アメリカ東部では13年に一度孵化する蝉4種類17年に一度孵化する蝉3種類が棲息するそうです(@@)。原因は良く分かって居ませんが、大量に発生することで大半が鳥の餌となっても、一定の蝉は餌食にならずに産卵が終えられることで種の絶滅を救っている不思議な蝉ですが、13年蝉と17年蝉が同時に発生するのは13も17も素数(1より大きい自然数で、正の約数が 1 と自分自身のみであるもののこと)であるため早くても221年目となることに深い意味があり、自然を慮った神の摂理ではなかろうかと深い感動に浸って居ます。神様もよくよく考えて地球の生物を作られたのでしょう^^。数年周期の生活環境を持つ捕食者や寄生虫が同じ周期で発生する可能性を抑えられるためではないかと考える学者も居るそうです。例えばセミの発生周期が13年ではなく12年であったなら、発生周期が3年や4年の寄生虫とは常に同時発生してしまう。これが13年であれば、発生周期が3年の寄生虫39年4年の虫52年置きにしかセミと同時発生することができないからとの説までありますが、世の中には天敵の発生年数まで考慮して地中から地上に出る年数を決めて居るなんて深い謎と謂うか神秘な謎に包まれており、神の偉大さを考えると人間のちっぽさに気付かされて身が竦む思いです。

 

ラジオを聴いていると最近敬語が廃れてタメ口が多くなった印象を強く受けます。その最たるものが「成る程」であって、上下の差別の酷しい芸能界であっても後輩が平気で先輩に対して「成る程」と合点しているシーンが多いことです。先日もNHKラジオ「東京ゼロ3」コントトリオの持番組でしたが「乃木坂なんとか」の幼い新人がゲスト出演していて、此の新人さんは雲の上の大先輩と謂うべき「東京ゼロ3」の問いかけに悉く「成る程」とだけ同意を表して居ましたが、「はい、その通りだと思います」など敬意を顕して答えるべきを「成る程」の一言は世が世ならなら「無礼者、其処に直れ!」と叱責され、お手打ちにされても仕方がない無礼です。この新人は「成る程」を決してタメ口と思っていない処が社会の上下の秩序崩壊を垣間見た思いで唖然としましたが、外国語にない敬語を有する立派な日本語が廃れようとする現実を肌に感じとても悲しく思いました。皆さん「成る程」は同僚や目下の者に対し使う言葉であることを知ってくださいね。苦労人である「東京ゼロ3」の三人は番組終了後この新人に対し、その世間知らずと礼儀知らずを懇々と諭したでしょうか?それとも…。

金曜日の女子プロゴルフブリジストンレディース二日目に山路晶選手がホールインワンを二回も達成しました。3回目もあわや!と謂うシーンまであったそうで将に神憑りです、処がショットが乱れて不運にも予選落ちしてしまいました(;;)。予選落ちは別にこの選手をギネス登録はできないのしら?

 

先週金曜日は老人枠でコロナワクチン接種に行ってきました。会場の区役所で長く待たされての注射はインフルエンザのときとあまり変わらず前後の色んな手順が何かと煩わしいだけでしたが夜になって肩が痛く翌朝になっても変わりませんでした。同道した妻は帰宅するなり高熱で床につき朝になっても起きられない状態です。

 

井山文裕三冠史上初めての本因坊戦10連勝を賭けた第二戦で25日弱冠21歳挑戦者の芝野虎丸九段が白番僅か96手で圧勝し対戦成績を1勝1敗と五分に戻しました^^。二日間対局で100手未満の終局は私の知る処では初めてですが、恐らく新記録だと思います。無敵井山棋聖を相手に豪快な虎ちゃんの会心譜でした^^。話は変わりますが井山本因坊や藤井聡太の対局時には何時もお昼の献立がニュースの話題になりますが虎ちゃんのお昼は何時もお母さんの手弁当だとか…^^、微笑ましいですね^^。相模原市在住一家五人の自宅には昔からテレビは全く置いてなくて、お姉さんは東大出とか…、お兄さんは東京理科大を出てプロの囲碁棋士であり、末っ子の虎丸九段は中卒ですから子供達の意思を尊重した両親の教育無干渉が窺える今どき珍しく素晴らしい家族だと思いました。

 

先週の読めそうで読めない字  弄(まさぐ)って小銭を取り出す

今週の読めそうで読めない字 (等し並み)に扱う

 

駆け落ちソング

南の庭ではチェリーセージの群落が大きくなって何時の間にか池を挟んで前に聳えるユキヤナギの群落を凌いで居ます。でも良く見たら少し変なやつが顔を覗かせて居るので、近づいてよく見たらそれは紛れもなく「ベツレヘムの星」と呼ばれる花ニラがセージを真似て花を咲かせているのでした。セージの群落は背丈が1mを有に越しますから50cm程度の花ニラには到底敵う相手ではありませんが、どうあっても日を浴びて花を咲かすのが本能の花ニラは懸命の努力を払って茎を1m以上に伸ばし、お日さまの日を浴びて花を咲かせているのでした。此奴は雨の日でも咲くのでこうまで背伸びしなくても…と考えたのですが、雨の日と他の樹木の下とでは蕾の環境が異なるのかな?と思ったものですが、それにしても50cmの茎を1m以上に伸ばすエネルギーは半端じゃないと大嫌いなニラではありますが此奴のど根性にはホトホト感服しました^^。

 

昨今就寝前のラジオはプロ野球実況が多く興味がないため、どっさり溜まっている昔のCDから適当に探し出して聴くことにして居ますが先日聴いたアルバムの曲は50年くらい前のもので「花嫁」の題名であり「♫鞄に詰めた花嫁衣装は♪故里の丘に咲いてた野菊の花束♫」はしだのりひことクライマックスが50年前である1971年1月にリリースし2月にはオリコン週間ヒットチャートで2週連続一位、紅白出演に加えて売上はミリオンセラーとなった曲です。丁度戦後に生まれた団塊の世代の若者たちが対象だったのでしょう。田舎の少女が都会から遊びに来た男に惹かれて駆け落ちでも試みたのかな?と思いましたが、恐らくテキトーに言葉を紡いだ詩であり、この少女の行く末が案じられる曲です。この歌詞はどうやら瞬時の即興で作られた如くで真面目に聽くと上記に掲げたように全く意味がわからない歌です、きっと中身はどうでもよくメロディーやテンポが若者の心を捉えたのだろうと思いました。「駆け落ちソング」はそれまでテーマ的に暗いものとされ、演歌の題材にはなって居ましたが、それを爽やかで明るく前向きに表現した衝撃的な作品と当時評されましたから、きっとメロディーが若者の心を掴む何かがあったのでしょう。
当時を思えば、丁度高度成長の真っ直中であり、青春を謳歌する若者とは正反対に親世代達は途轍もなく上昇する物価と最高65%の所得税に喘ぎ、事業者が生きてゆくために売上を誤魔化して裏帳簿を作らざるを得ず、税務署との攻防が一番激しいときでありました。脱税しなければ食べて行けない小規模事業者と、あらゆる手段を使って隠した売上を探査する税務署との攻防に税理士が一番苦しんだ時代であったのです(;;)。あの頃は今と違って、税法の難しい解釈など不用であって税理士に必要とされたことは税法の解釈論でなく税務調査終了の夜、更正決定に手心を加えて貰うため調査官をキャバレー接待の梯子(はしご)をすることなどが双方の暗黙の決まりごとであり、現在では規律が厳しく悪しき風習もなくなりましたから世の中も随分良くなりました^^。

 

新型コロナウイルスのワクチン担当の大臣として注目を集める河野太郎氏に月刊ジュニアエラ5月号にて5人の子ども記者がオンラインで直撃取材しました。「総理大臣になったら膨大な国の借金をどう返すか」と国民誰しも思っていることであって子ども達からのなかなか厳しい質問でした。彼河野太郎氏の答えは「日本の借金は非常に大きいのでこの借金が大きくなり過ぎないように、無駄遣いに気をつけないといけないと思う。それと日本の経済をもっと発展させて、企業も個人もお金を稼げるようにすること。そうすると法人税や所得税消費税などの税金を払う人が増え国の税収も増えていきます。少し長い時間をかけて戦略を作っていかなければならないと思います」と模範回答でしたが、現在政府が抱えている借金はコロナ対策で今後幾層倍にも膨れ上がってゆくから到底返済できる額ではないことをしっかりと分かって居ての答弁ですが、此の子ども記者達が不惑を迎えた30年くらい後に此の日のことを回顧すれば自分たちに河野大臣が言ったことは全く絵空事であったことを知り絶望するに違いありません(;;)。自分の死んだ先のことなら誰でもなんでも言えるよな💢。

 

23日朝刊で内閣支持遂に31%が報じられた(@@)。さあ!ホントにオリンピックどうなるの?コロナ対策とコロコロ変わる緊急自治宣言の曖昧さに国民は幻滅しています💢。先日毎日新聞投稿の「ふんすい塔」の諧謔に国民の共感を見ました。そうか、総理は何も考えないで部下の原稿を読むだけだったんだ(;;)。「L」かと思ったら「R」やったんや!

 

内閣官房参与の高橋洋一教授は21日付の自身のツイッターで、新型コロナウイルス対策に関し「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく『屁みたいな』ものでないのかな」と投稿した。この方先日、『日本のコロナは「漣(さざなみ)」のようなもの』とツイッターで投稿して総理の叱責を受けたばかり…、今度はどうなるのかな?

 

米大リーグ大谷選手、球場外へのホームランを含む14号には魂消ます。体力に劣る日本人のアメリカコンプレックスを払拭する素晴らしい快挙でしたね^^。大谷選手ガンバレ!

 

先週の読めそうで読めない字  夕日が没(しず)む

今週の読めそうで読めない字  (弄って)小銭を取り出す

コロナとパピプペポ

春を十分楽しめない間にすっかり夏めいた日々がやって来ました。そして先週毎年夏に咲く夕化粧が赤花白花共に同時開花しましたが、白い方は何故か何時も咲く南の庭でなく玄関前に於いてある5号鉢の風蘭に寄生して咲いたので驚きました(@@)。宿根草だと思っていたのですが種だって飛ばして居るのかとその生命力の強靭さには感服しました。

人生とは思い通り行かぬものだ」と納得している人は、どんな世の中でも楽に生きて行ける」と語ったのは、随筆家兼漫画家で毎日新聞の人生相談回答者でもあるヤマザキマリさんですが、彼女はヴィオラ奏者を母に持ち、母が再婚したため異父妹がおり、複雑な家庭環境の持ち主です。ミッションスクールに通っていた14歳にして家を出て単身ドイツやフランスを放浪した稀な少女時代を過ごした女性ですから上記の深い言葉もなんとなく合点が行きます。独りフランスに到着した折、暗くて寒くてカルチャーショックを経験したリ、母の友人が迎えに来なかった絶望感を乗り越えて、一年間彼の地に滞在できたのは彼女の聡明と優れた環境への順応性を示していると思います、彼女の語学力不足を乗り越えた精神力と忍耐心は容易に蓄えられるものでなく、彼女の特異稀な才能と思われ驚異的だと思いました。生れつきの飛び抜けた聡明さの賜物と思われますが、中2の少女が一人渡仏することに同意した母親も変わり者です、我が子を信頼する度量には私はホトホト感服しました。その後懲りずに彼女は再び17歳で単身イタリアに留学し、フィレンツエの国立美術学院にて美術史と油絵を学び11年間を過ごした間、隣室の詩人と愛し合って男児を出産もシングルマザーとなり、その後別のイタリア人と結婚する波乱を経て現在に至りますが、北イタリアは武漢から進出した中国企業が多いため昨年初期からのコロナ攻勢を避けて、現在は夫や子供を置いたまま訪日中でありTVラジオで日夜活躍中ですから皆様もご存知のことと思います。NHK高橋源一郎の「飛ぶ教室」にゲスト出演された彼女の話ではイタリアにコロナが爆発的に蔓延したのは彼等の日常生活が恋人同士でなくてもキスやハグを常態とするばかりか、日本人が使う飛沫を伴わない「ハヒフヘホ」が全く発音できず全てパ行の「パピプペポ」であることも飛沫を増やしている原因だと述べて居られます。韓国人にラリルレロが発音できないことは知っていましたが、イタリア人の「パピプペポ」は初耳です。言葉にもコロナ蔓延の謎があるなんて考えもしなかったけれど言われてみればその通りです。因みに私が彼女を好きな理由は彼女が「一生懸命」と書かずに必ず「一所懸命」と書かれます。偉いね(^^)。

小池都知事が言い出したと思いますが「不要不急」と謂う曖昧な日本語には困ります。「不眠不休」なら誰も知っている慣用句だし、どの辞書にも載っていますが「不要不急」は多くの慣用句を揃えた「成語林」にも記載されない言葉です。不要不急の外出とは「漫ろ歩き」とか「気晴らしの散歩」のことかしら?と思ったりしますが、ちょっと違いますよね。絶対に必要な外出以外を禁止することをはっきり言わないでやんわり表現したのだと思いますが、やんわり過ぎて国民に正しく伝わって居ないようです💢。三省堂国語辞典の見坊豪紀先生ご存命なら適切な「用例」を明示して頂けたかも知れませんが、今の不勉強な国語学者達では先ずダメでしょう(;;)。

3つの道と県に宣言を出す期間について当初蔓延防止措置を緊急事態宣言に切り変え、想定していた6月よりも短い5月末までにしたことについて自民党幹部は「もうめちゃくちゃだ…」と絶句…、総理は宛ら自分の意思を放棄して有識者達のメッセンジャーボーイに成り下がり国民を呆れさせるばかりですが、我々はとんでもない人を総理に迎える不幸を受容せねばならぬことを知るまでに追い詰められました。コロナ禍も愈々末期的な様相を呈して居ます。万人が待つワクチンも何処でどうなって居ることやら情報が全く届きませんが政府は一体から何をしているのでしょうかまさか電通になど下請けさせて居ないよな💢。又、あちこちで役人の内緒でのワクチン接種が暴露されていますが、菅総理など政府要人や各省高官は医療従事者ではないけどきっとこっそり国民に内緒でワクチン接種をしたと誰もが思って居ますよね、然しこうまで政治家や役人が国民の信頼を失ってはもうお仕舞いや💢

新型コロナ変異株の蔓延により医療崩壊が目に見えているため、皆が反対しているオリンピック開催ですが菅総理はIOCから莫大な違約金の請求が来ることを恐れて中止宣言を躊躇って居ます。協賛企業を裏切ることにも成るし、きっと今では総理になったことを深く後悔しているに違いありません。棚ボタの総理の座が実は針の筵であったことを今になって漸く気付きあのときは仏様だった安倍さんを今では閻魔様のように深く恨んでいるのではないでしょうか(;;)。

先週の読めそうで読めない字  後朝(きぬぎぬ)の別れ

今週の読めそうで読めない字  夕日が(没)む

中学一年生の快挙

長いGWが漸く終了しましたが、皆様はステイホームが守れましたか?GW中各地の雑踏がTVで報道され2週間後を想い心が傷みます。道行く人々もマスク姿が常態化しましたが、マスクって目元の綺麗な方に意外な効果を齎すことに気付きました。出歯の方にも大歓迎でしょう^^。

先月末,夜窓を開けて寝て居ましたが寒くなったので北の窓を締め、更に今度は南側を…と6畳間で左右の余裕があるのに面倒だと不精にも遠廻りを避けて蒲団を飛び越えたら脚力不足で僅かに着地が及ばず、蒲団に足を取られて転倒し、右足親指から中指までを捻挫し、2日に一度クリニックに通院し10日間で漸くビッコの生活に戻りましたが、加齢による体力の低下にはとても凹んで居ます。不肖の患者を診る I 先生は私より二周り下ですが20年前外科医院を背負った老先生の急逝で大学病院から急遽病院に戻られ、麻酔の専門医でしたから畑違い180度の転身でした。あの頃は私が骨折第一号患者でギブスを巻く手が震えていましたよ(^^)。それ以来何故か2年に一度は私の粗忽からくるトラブルを助けて頂いて居ます。2年前蜂に刺されて夜間の救急外来を紹介されるなど20年間馬鹿げたことでお世話を掛け放しです。きっと先生は此の歳になっても子供染みた私を呆れられて居ることでしょう^^。写真はIクリニックの横庭に咲いている「マーガレット」です。ナース達は「シャスターデージー」だと頑強に譲りませんが、皆様はどっちだと思われますか?

先週月曜日発行の「週刊碁」には本年度1月から4月までの勝ち星勝率ランキングが掲げられました。この前小学生でプロ入りした仲邑菫ちゃん(12歳)が今年は21勝2敗9割を超える圧倒的な勝率勝ち星共にダントツトップです^^。4月に中学生になったばかりでこの成績は余りに驚異的です(@@)。2段で然も女性のランキングトップは前代未聞です。彼女は28日女流立葵杯本戦で小西和子八段を破りベスト4に進出しました。日本棋院によると、12歳1カ月での公式戦ベスト4進出は史上最年少記録です。仲邑菫二段はこの日の中押し勝ちを以って、2012年の新人王戦にて一力遼23歳が達成した15歳0ケ月のベスト4進出記録を9年振りに塗り替えました。今月も昨日までに更に2勝を加え棋聖戦Cリーグ入りを果たしましたから 凄いね!菫ちゃんこの儘年間トップを護れたら男性棋士全員切腹ものやんか(^0^)/

あの渋野日向子選手に女子プロ協会が罰金100万円を課し世間は驚愕しました。理由は前年度優勝した試合への出場義務違反です。曾て10年前横峯さくら選手が姉の結婚式に出席するため前年優勝の試合を欠場し、「特別な理由でない限り欠場は許されない」という規定のもと、出場義務違反で罰金100万円が科されて以来です💢。此れは家族の絆を踏み躙る暴挙でしたが、今回の渋野選手はアメリカンツアー参加のための欠場であり、小さい島国の日本が世界一流大会出場の妨害行為は異常です。女子プロ協会が彼女への罰金に拘ったのは、協会の真意ではなく、きっと大会スポンサーであるサロンパスに阿った行為だと私は思いました。渋野選手が出場すればメディアの報道からTV放送視聴者の倍増が予想され、この数字は賞金総額1億2000万円を初め、渋野選手を大々的にあしらった広報に膨大な費用を掛けたサロンパスが一番心に掛けている処ですから協会は昨年優勝者の渋野日向子選手のファンが多くて視聴者が減少した結果を大いに怒るサロンパスに「どうかご容赦を…m(_ _)m」と陳謝したことでしょう。

 

菅総理大臣が此の一年間少し宛忍び寄るコロナ禍を軽視して己の支持者たちに阿リ、経済を優先した結果が遂に昨日新規感染最多7247人と全国的に広がり、昨春のイタリアを思わせる惨状と化し全土は末期的症状に陥りました。総理は役人の書いた原稿を読むだけで己の意思や心情を国民に示さないのは、総理自身の無能を国民に曝け出して居ます。「専門家の意見を参考にして…」など他人事のように言うべきではなく、総理は己が心に決めた覚悟をしっかりとはっきりと自分の言葉で国民に吐露すべきではありませんか!喝

 

先週の読めそうで読めない字  寿(いのちなが)ければ辱多(はじおお)し

今週の読めそうで読めない字  (後朝)の別れ

懐かしい昭和

コロナ禍の憂鬱に包まれたゴールデンウイーク真直中です。事務所南の庭から隣のマンションが見えます。マンションの小庭に白い紫陽花(あじさい)が咲いているのを見付け夏も早くなったなあ、それにしても白い紫陽花も珍しいな、と傍まで見に行ったら紫陽花ではなく躑躅(つつじ)でした^^。最近夙に視力が減退し、2-3mまで近づかないと相手が誰か分からず、挨拶できない無礼を誰彼なく働いて居ますが、視力の低下は眼鏡では補えないことを知り大きなショックを受けています。躑躅は皐月の花だし適期です。然し純白は珍しくきっと昨年も咲いていた筈なのにまるで記憶がなく加齢のせいかな?と衰えた記憶力にすっかり凹んで居ます(;;)。

先月或る日の昼下がり、東京上野にある高齢者が通うストリップ劇場シアター上野ではこの日最初のショーが終盤を迎えたその時、「動かないで!」と客席に潜入していた捜査員の大きな声が響着、同時に近くで待機していた約50人の捜査員が劇場内になだれ込み、経営者の男やダンサーの女ら6人を次々と現行犯逮捕したと報道されました。逮捕容疑は劇場のステージでダンサーが下半身を露出し、客15人に観覧させたとされています。「公然猥褻物陳列罪」に問われるとか…(;;)、何事にも多らかな戦後を思わせる長閑な昭和が垣間見えて微笑ましく…^^、密室内であるし、お互いが納得ずくだから誰にも迷惑が掛かる訳でもなく、青少年の育成を妨げて居るわけでもないし、何も検挙することはないのでは?…と私は思いました。客は罪に問われないから究極イタチごっことなりますが、警察にヤル気があるなら国は客も逮捕する法律を先に作らないと…💢。そんな瑣末なことよりも警察庁には治外法権などと諦めずにアメリカとしっかり連携を取って国外のサーバーを経由して我が国にリターンする卑猥なAV映像がスマホを通じて多くの青少年を毒し、勉学の妨げとなっている現状を傍観せず厳重に取り締まって頂きたいと思いますが…💢。

 

先週25日の日曜日男子女子ゴルフ共に行われ女子はフジサンケイレディースを稲見選手が、男子は関西オープンを星野選手がそれぞれ優勝しました。バブル期のジャンボ尾崎時代には男女の賞金額が二倍以上違ったのに、昔は無敵だった台湾や韓国でなく華のある日本人女子がメキメキ強くなった昨今では逆転し、優勝賞金女子が1440万円男子が1200万円でした。男子は4日間競技、女子は3日間とあっては中身大差であり、女子は此の数十年間冬場を除き殆ど毎週トーナメントが行われるのに、実力は月とスッポンでも人気の劣る男子は一月に2試合程度と冷遇されて居るのはジャンボ尾崎、青木、中島のゴルフブーム以後石川遼以外花がなくスポンサーが付かず冬の時代が続くせいです。松山選手が悲願のマスターズを制しても全英制覇の渋野日向子の注目度に遠く及ばず、女子は昨年コロナ禍によるトーナメント中止騒ぎも今年は5月を前にして8戦を消化し、稲見選手が4勝して居ますが男子は二戦目であって女子の人気が4倍となります。賞金獲得額も女子は昨年のトーナメント大半の中止を受けて通算される賞金額が既に1億円超えが3人も出て居ますが男子はトップが金谷拓実の5600万円で大差も甚だしく、男女プロゴルフ界の格差は野球に例えれば人気の「セ」実力の「パ」と謂うべきでありましょう^^。

 

今年も又々昨年同様緊急事態宣言下のGWに入って居ます。昨年は政府の方針に従い国民は真面目に謹慎して居たのでコロナ禍拡大をしっかりと防げましたが、その後阿呆な総理達の軽率な判断によりGOTOトラベルの美酒を味わったことでコロナ禍を蔓延させてしまいました。最近我が県内ではコロナ感染者が急増して居ます。殆どが変異株ですから死亡率が高く私のワクチン接種予定が今月28日なので後3週間余り外出を控えステイホームに徹せねばなりません(;;)。それにしてもワクチンの接種率の0.2は他の国に比しメチャ酷い数字です。河野大臣以下政府関係者が手練の外人ブローカーに「ここ迄来い」と良いように遇(あしら)われているように思えてならなりません。ノーベル医学賞の山中博士は何をしてるの?一度イスラエルにワクチン入手のノウハウを相談したら?

 

2013年に日銀総裁に就任した黒田東彦黒田バズーカと称して2%2年内での物価上昇を力強く約束しましたが、その後今日に至るまでバズーカなど一度も発射できずに漫然と歳月が経過しましたがこの間に彼が取った報酬は実に3億円に達します。後2年で二度目の5年任期が到来し高額な退職金を受け取ることに成るでしょうが、彼は日本中の銀行や信用金庫を傷めつけただけで日本経済にプラスしたことは一度もありませんでした。何が黒田バズーカや!先日も「後2年で2%の物価上昇させる」と世迷い言を口走って居ましたがもう誰も此のボンクラ総裁を信じませんよね💢。彼も又安倍さん同様日本をダメにした一人です(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字  長押(なげし)は床の間の横柱です

今週の読めそうで読めない字  (寿ければ辱多し)

 

 

 

入院保険の終了

あっという間に四月も終わろうとし、近づくグールデンウイークを前に春が駆け足で通り過ぎようとしています。気温が高くなり早朝からに加えて最近では冬鳥である(じょうびだき)が遠いバイカル湖方面への旅立ちを控え餌を求めて姦しい毎日です。南方では大型台風2号が忙しなくも発生したと聞きますから、異常気象は年々その時期と勢力を増し我々住民を災害に巻き込んで居ますが、これも我々がCO2を撒き散らした報いであり誰も文句は言えません(;;)。コロナ禍も関東から此方に逃げ出してきて関西での居心地の良さから安住し、変異型となって猛威を奮って居ますが、何故か届くワクチンが少なく不安でなりません。玄関先では今年もヒメウツギが満開となりました。独特の白さがコロナ禍に消沈した心を癒やしてくれます^^。

 

コロナへの感染拡大に対して大阪と兵庫県首長の対応が問題視されて居ます。SNSでは吉村知事のフォロー数が100万人を超え、一方兵庫の井戸知事は遣る気の無さと公用車を高額なセンチュリーにしたことが民意を損ね、已む無く次回の選挙に出ずに巨額の退職金を手に故郷横浜に帰る予定であり、県政を蔑ろにしたことから吉村知事との落差が大きく県議団から彼の後継者では選挙が戦えないと新しい候補者を模索した結果自民党が真っ二つに割れましたが、維新が井戸後継者を支持しなかったことは維新ファンの多い神戸市などで圧倒的に不利であり、井戸派の金沢副知事は劣勢に立たされて居ますが、全ては井戸知事の不徳の致す処でありました(;;)。

先週日本税理士共済会から一通の書留が届きました。何やろ?と開けてみたらナント!税理士会を通じて50年以上加入していた所得補償保険が本年8月5日を以って終了するという告知書でした(;;)。この保険は病気やケガによって就業不能となった場合に、入院証明書等を提出して申請し、1週間を越える部分の日数に対して保険金が支払われるものです。曾て30数年前腰痛の手術等2回入院したとき雀の涙ほどの保険金を貰った記憶が残って居ます。保険料の額は年四回に分けて計10万円弱でしたから此れまで500万円以上掛けて居た計算になりますが、貰った額は少な過ぎて記憶に残って居らず、愚息の腎臓ドナーとなった5年前の私の入院は私の入院ではなく愚息の分身扱いでしたから無関係だったし(;;)ざっとトータルで10倍以上損をした印象ですが、それはそれで私が元気だった期間が多かった分仕合わせだったから…、とムリに自分を納得させましたが、85歳は男子の平均寿命を超えていることもありフーンどんな保険にも年齢時効があるんや!と甚(いた)く感心しました。 きっと保険の約款には小さくこっそりと書いてあったんやろね?気付かなかった私が愚かでした(;;)。5年前の8月5日にはニッセイから170万円振り込まれて此れで生命保険は一切終了しましたがあのときは「長い間保険料を払って頂いたので特別に差し上げますが、例外的なものなので所得として全額申告して下さい」とダメ押しをされました(;;)。今度は損害保険であり病気入院もダメと言う告知ですから私も愈々黄泉路(よみじ)に近づく人生になったようで悲しくなりました(;;)。誕生日でもない8月5日ってなんやろ?

 

一日の感染者5000人超えとなっては、緊急事態宣言解除からたった一月で多くの患者を排出させ明日から三度(みたび)各地に緊急事態宣言を発しますが、総理や幹事長が支持者達に阿(おもね)ったGOTO政策により一度緩んだ国民の行動を元に戻せなかったことが原因であることは明白です。初回宣言時の繁華街の閑古鳥とまるで異質な今の多い人通りには魂消てしまいます。昨年4月以降数ヶ月間、国民全員が見せた真摯なステイホームの姿勢が、総理や幹事長の支持団体への慮り政策であるGOTOトラベルで暗転した結果となったのです。一度緩んだ国民の気持ちを翻させることは「覆水盆に帰らず」でした(;;)。雲上人である総理や幹事長のGOTO政策の気紛れが齎した罪は万死に値すると思いますが、糾弾する者が誰も居ないことは情けない(;;)。石破さんは此の好機に何してんの?

 

渡米して米大統領との会談は部下の原稿で凌ぎましたが、共同記者会見では返答が当意即妙とあって自己の主張を何一つを持たない総理が絶句し馬脚を顕しました。米の記者たちはきっと総理の無能を察したことでしょう(;;)。総理の正体を知られては、これから何事もバイデンさんの言いなり、しかも中国問題の矢面に立たされたので菅総理の訪米は今後も日本がアメリカのパシリとなる悲劇の幕開けとなりました(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字  米を炊(かし)ぐ

今週の読めそうで読めない字  (長押)は床の間の横柱です

 

ヤングケアラー

道路一筋向こうの古い共同住宅には華やかな樹木や花がぎっしりと植わった庭がありますが昨日前を通ったらこんなにも大きい芍薬が一輪だけ咲いていました^^。私と目が合うと花は「大きいよ!綺麗よ!見て!」と言っているようです^^。「秘すれば花なり秘せずは花なるべからず」と世阿弥は言いましたね。「秘めるからこそ花になる、秘めねば花の価値は失せてしまう」と言う意味ですが、私など花は人に見られてこそその美しさの発露だと思って居ます。

 

先週火曜日朝刊にて中学生の家族ケアがトップ記事として一面二面を賑わせました。ケアの対象は両親、祖父母、兄弟と多岐に渉りますが、中でも弟妹の世話が際立って多く、彼等ヤングケアラーの存在に焦点が当てられ「親は子供が弟妹の世話をすることを当然のように思っている」ことへの批判が記されて居ましたが、「家族の助け合い」を一義的に教えられてきた私世代にはこの言葉に強い反発と違和感を憶えました。家族は子供が巣立つまで全員で一体として成り立つもので、戦前戦中戦後を通じ、家族が助け合って生きて行くことを家族全員の喜びだと強く信じて居た私は学校から帰ると母から歳の離れた弟を背中に括り付けられることに全く違和感も抵抗もなく、父から何時も「穀潰し」とか「ムダ飯食い」と罵られて居ましたから弟の世話が少しでも家族のためになることに寧ろ喜びを憶えて居ました。好きでして居た訳ではないけれど家族の互助精神なのだと思って居ましたが、今の子供たちは「自由時間がない」とか「勉強に差し支える」とか自分本位で勝手な言い種(いいぐさ)だと思います。親には子の扶養義務がありますが、子供も親に大きくして貰ったのだから進んで親の希望に応えるべきでしょう。昔の当然が今では親のエゴと言われるなんて厭な時代となりましたね。

 

厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に資するよう、新型コロナウイルス感染症対策チームと連携して、新型コロナウイルス接触確認アプリ「ココア」を開発し国民のスマホにインストールし利用されることにしましたが、厚労省に全く仕事をする気がないため、ココアの不具合が相次ぎ痺れを切らした政府は4月から運用の委託先であるテンプスタッフ関連会社から変更しました。テンプスタッフは業務をMTIに再委託し、再委託先は再々委託先へとどんどん広がり、彼らはそれぞれ国民の血税である巨額のマージンを手に入れて居る何時ものパターンですが関係する企業は7社にまで増えていたそうです。当然あの電通だってきっと紛れ込んでいると思われ、これまでも数知れずあった何時もの税金詐取パターンです、我々の血税がペーパーマージンで合法的に民間企業に詐取されるなんて、東南アジアなど後進国並みではありませんか!厚労省はココアの運用について、4月1日付でIT企業MTIと約3億1400万円で随意契約し、MTI社は計約7500万円で再委託しましたが、政府は業務体制を見直しもせず、民間下請けが国民の個人情報を垂れ流している危険に気付かない筈がなく、差額のお金は役人達が己の天下り先への手土産に相違ありませんがどうして国民は何も言わないのか!

先週夕刊での訂正記事ですが笑止です^^。恐らく購読者からの指摘と思いますが、「墓」と「暮」とは紛らわしい字です。此の字は音読みが同じでも「墓準」では熟語としてワードにないため熟語入力は考えられず不思議でなりません。何時も原稿のアラを探すことが唯一の仕事である新聞社の校閲者は一体から何を見ていたのでしょうか?慌てて老眼鏡の買い換えに行ったことでしょう^^。見つけた読者は偉かったね^^。

 

賭け麻雀の黒川元検事長に検察庁は罰金10万円を命じましたが、東京簡易裁判所所長は硬骨にも罰金20万円を求刑し、黒川氏は全額納付してこの事件は終了しました。通常検察の求刑に対し裁判官は弁護側の主張をも考慮して量刑を若干下げるとしたものですが裁判所にも検察の判断を快く思わない硬骨漢が居たんやね^^。

 

政府が福島第一原発汚染水の海洋放出を決定しました(;;)。「関係者の理解なしには如何なる処分も行わない」と約束したのを総理は忘れたの?

 

二階幹事長の「オリンピック中止」発言は内心NHKを除く日本中の誰もが思っていたことでした。失言の多い幹事長にしては上出来の一言でしたね。

 

先週の読めそうで読めない字  曲尺(かねじゃく)は直角に曲がった物差しです

今週の読めそうで読めない字  米を(炊ぐ)

 

 

 

日本人の容姿

愛垂公園満開の桜もそろそろ散る日が近くなりました(;;)。桜の木は来年も咲く心つもりだと思いますが、彼女は字が読めないから秋に伐採されるなんて思いもせず前を通る度に哀愁を憶えてガラにもなく涙が零れそう(;;)。

今日の花は玄関前に咲く真紅のチューリップです。此奴は蕾の期間がメチャ長いのに咲いたらあっという間に散ってしまう薄情者です。花の向こうの野菜は毎日外側の葉を掻いてはサラダにして蛋白源として食べているチシャです。春先になりうちの家族3人が食べる分以上にぐんぐん成長して居ますから、当分は安心です^^。

 

今回、中国からオランダに向かう途上強風によりスエズ運河の浅瀬で座礁事故を起こした日本の正栄汽船が所有するコンテナ船「エバーギブン」は全長400メートル、全幅59メートルとメチャ大きく、スエズ運河を通航できる最大サイズです。積荷がコンテナ20万個にも魂消ますね。多くの方の努力で漸く動きことができましたが今回の座礁事件では復旧費などを併せ数十億ドル「数千億円」の損害だそうです(;;)、こんな飛んでもない額では誰も支払える道理がなく船の所有者ばかりか保険会社だって吹っ飛んでしまいますよね。でも保険会社は慣例に従い用心深く他国の保険会社に保険料を支払い再保険する用心を採っていますからどうやら誰も倒産しないで済むことになるそうです^^。良かった^^、良かった^^。但し事故船の所有者は今後保険料が法外に値上げされますから此れからの企業経営への負担は大変だと思います。保険と謂うものは全て此のようにシステムが画一化されて居ります。労災保険なども同じ仕組みであって、曾て私の関与していた病院で軽微な労災事故(火傷)があり、病院の外科で治癒したのですが、労務担当者が病院への忠誠心から労災申請したために申請は容易にパスし、社会保険の医療費なら約1000円の処労災は20%増で1200円頂戴したものの、翌年から給与総額に対する労災保険料率0.3%が0.4%とされてビックリ仰天!保険料が年間100万円も増加(@@)することになり大変な騒ぎとなりました(@@)が、全ては後の祭りです(;;)。それまで曾て事故がなかったことと担当者の無知だったことが原因ですが、労務担当者は労災保険料の料率が基本的には業種で決められて居るものの実際は労災事故の発生が料率加算に繋がることを知らなかったことに尽きます。昔から「労災隠し」なんて言葉があり外科医院の壁に貼ってありますが、此れは労働事故となれば翌年からの保険料が増額されるため労務外での健康保険扱いを戒めたものです。だから会社は仕事に差し支えのない軽微な事故は被害者と口裏を合せて健康保険を使わせようとします。うちの事務所では創業60年近く未だに0.3%と均一の賦課がなされており、自動車保険なら与えられる無事故割引もなく一度だって料率を下げてくれませんでしたが、此れって我々零細事業は大会社の労災保障の赤字を埋め合わせるため必要なのかな?と考えたりします。私は厚労省の労災料率の刻みが0.3%を下限にすることが大雑把であり、その企業の過去の無事故実績に対し、0.1%や0.01%だって創設すべきだと思って居ますが、無神経で傲慢で自分の出世しか考えていない厚労省では下々(しもじも)のことなどは微塵も考えて呉れないと思います(;;)。

競泳池江璃花子選手の復活!10日間で11レースとメチャメチャハードなスケジュールに耐えてオリンピック出場5種目獲得はメチャ素晴らしかった^^。ファッションモデルも裸足で逃げ出す位素晴らしいプロポーション美貌は日本人の誇りです^^。今や不可能と思われるオリンピックですが是非開催し、ズングリムックリでガニ股と誤解された日本人の姿態と容姿を世界中に知らしめたいなあ(^^)。

先週の読めそうで読めない字  今際(いまわ)の一刻(ひととき)

今週の読めそうで読めない字 (曲尺)は直角に曲がった物差しです