あっという間に四月も終わろうとし、近づくグールデンウイークを前に春が駆け足で通り過ぎようとしています。気温が高くなり早朝からに加えて最近では冬鳥である(じょうびだき)が遠いバイカル湖方面への旅立ちを控え餌を求めて姦しい毎日です。南方では大型台風2号が忙しなくも発生したと聞きますから、異常気象は年々その時期と勢力を増し我々住民を災害に巻き込んで居ますが、これも我々がCO2を撒き散らした報いであり誰も文句は言えません(;;)。コロナ禍も関東から此方に逃げ出してきて関西での居心地の良さから安住し、変異型となって猛威を奮って居ますが、何故か届くワクチンが少なく不安でなりません。玄関先では今年もヒメウツギが満開となりました。独特の白さがコロナ禍に消沈した心を癒やしてくれます^^。

 

コロナへの感染拡大に対して大阪と兵庫県首長の対応が問題視されて居ます。SNSでは吉村知事のフォロー数が100万人を超え、一方兵庫の井戸知事は遣る気の無さと公用車を高額なセンチュリーにしたことが民意を損ね、已む無く次回の選挙に出ずに巨額の退職金を手に故郷横浜に帰る予定であり、県政を蔑ろにしたことから吉村知事との落差が大きく県議団から彼の後継者では選挙が戦えないと新しい候補者を模索した結果自民党が真っ二つに割れましたが、維新が井戸後継者を支持しなかったことは維新ファンの多い神戸市などで圧倒的に不利であり、井戸派の金沢副知事は劣勢に立たされて居ますが、全ては井戸知事の不徳の致す処でありました(;;)。

先週日本税理士共済会から一通の書留が届きました。何やろ?と開けてみたらナント!税理士会を通じて50年以上加入していた所得補償保険が本年8月5日を以って終了するという告知書でした(;;)。この保険は病気やケガによって就業不能となった場合に、入院証明書等を提出して申請し、1週間を越える部分の日数に対して保険金が支払われるものです。曾て30数年前腰痛の手術等2回入院したとき雀の涙ほどの保険金を貰った記憶が残って居ます。保険料の額は年四回に分けて計10万円弱でしたから此れまで500万円以上掛けて居た計算になりますが、貰った額は少な過ぎて記憶に残って居らず、愚息の腎臓ドナーとなった5年前の私の入院は私の入院ではなく愚息の分身扱いでしたから無関係だったし(;;)ざっとトータルで10倍以上損をした印象ですが、それはそれで私が元気だった期間が多かった分仕合わせだったから…、とムリに自分を納得させましたが、85歳は男子の平均寿命を超えていることもありフーンどんな保険にも年齢時効があるんや!と甚(いた)く感心しました。 きっと保険の約款には小さくこっそりと書いてあったんやろね?気付かなかった私が愚かでした(;;)。5年前の8月5日にはニッセイから170万円振り込まれて此れで生命保険は一切終了しましたがあのときは「長い間保険料を払って頂いたので特別に差し上げますが、例外的なものなので所得として全額申告して下さい」とダメ押しをされました(;;)。今度は損害保険であり病気入院もダメと言う告知ですから私も愈々黄泉路(よみじ)に近づく人生になったようで悲しくなりました(;;)。誕生日でもない8月5日ってなんやろ?

 

一日の感染者5000人超えとなっては、緊急事態宣言解除からたった一月で多くの患者を排出させ明日から三度(みたび)各地に緊急事態宣言を発しますが、総理や幹事長が支持者達に阿(おもね)ったGOTO政策により一度緩んだ国民の行動を元に戻せなかったことが原因であることは明白です。初回宣言時の繁華街の閑古鳥とまるで異質な今の多い人通りには魂消てしまいます。昨年4月以降数ヶ月間、国民全員が見せた真摯なステイホームの姿勢が、総理や幹事長の支持団体への慮り政策であるGOTOトラベルで暗転した結果となったのです。一度緩んだ国民の気持ちを翻させることは「覆水盆に帰らず」でした(;;)。雲上人である総理や幹事長のGOTO政策の気紛れが齎した罪は万死に値すると思いますが、糾弾する者が誰も居ないことは情けない(;;)。石破さんは此の好機に何してんの?

 

渡米して米大統領との会談は部下の原稿で凌ぎましたが、共同記者会見では返答が当意即妙とあって自己の主張を何一つを持たない総理が絶句し馬脚を顕しました。米の記者たちはきっと総理の無能を察したことでしょう(;;)。総理の正体を知られては、これから何事もバイデンさんの言いなり、しかも中国問題の矢面に立たされたので菅総理の訪米は今後も日本がアメリカのパシリとなる悲劇の幕開けとなりました(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字  米を炊(かし)ぐ

今週の読めそうで読めない字  (長押)は床の間の横柱です