小学校卒94歳の前頭葉、学卒って何だろう?

梅花藻2

梅雨も終わりが近づいた、先月から庭のビオトープでは梅花藻が一斉に咲き誇って居る、と謂ってもそれ程目立つ華やかな花ではないが清楚な白梅のようだ。此の藻がどんどん蕃殖するお陰でメダカやカワエビが卵を産み付け、その卵が仲間に食べられずに孵化し成長できるんだ。試みに杓子で梅花藻の中をザブンと掬ってみたら沢山のメダカとカワエビの赤ちゃんがうじゃうじゃと入って居た、メチャちっちゃいのに食べられずに居るのは偏に密生した梅花藻のお陰だろう^^。

先週の漢検の検定は休日ダイヤと平日ダイヤをネットで見誤って10分遅い山陽電車に乗ったミスや、到着駅の西新町が前日に高架化して居り、未完成の張りぼてを巡らした出口に迷って反対の方に出たりして教室に駆け込んだのが検定開始の直前であり、全員に所定の説明が終わって受験者達が問題用紙をペリペリと捲っているときだった(;;)、私が自分の席を捜し当てて座るなり試験官補助の女性が後ろから飛んできたが私のオジン顔を見て「初めてではないですよね」と言った上に「お分かりですよね」と念押ししてその儘行ってしまった。それなら来るな!全部分かって居ることやけど、相手が棺桶に近づいた年寄りやから名前の振り仮名のことや性別のマ-クシート位教えてくれたら良いんじゃないの?と半分不貞腐れて一人問題用紙のミシン目を外し(これって目が悪い者には苦労です)少し宛心を問題用紙の中身に滑り込ませていったが、教室到着までの駆け足の動悸を鎮めるのに数分を要したため何時ものペースに乗れずにモタモタし、開始30分経過と言われたとき、何時もなら一通り問題に目が通り、70%は答が記入済みであり、確信が持てずにまだ書いてない後の30%のも半分は大凡答えの見当がついて居るのだが、今回は未だ最終の第10問にも至って居らず可成り慌てた。然もその10問の書き取りに「オモムロに」が出てきて居るのを見て頭が真っ白になった。常用漢字だのに思い出せぬ(;;)、漸く全部見終わって他の未記入解答の確認作業に没頭しながらも実は頭の中90%は「オモムロに」に傾いているから「二兎を追う者は…」と虻蜂取らずになりそうで可成り狼狽した。書き取りは一つ2点だから1問位然程気にすることはないのだが、私自身常用漢字如きが書けずに白紙で出すことの屈辱感は自身のプライドがズタズタになる。
終了5分前に神のご加護か仏のお慈悲か忽然と記憶が甦った^^、「徐(おもむろ)に」が思い出せたんだ^^、良かった(^^)、ちっぽけなことだけど自分にとっては大切なプライドが保ててホッとした^^。でも誤字訂正の「ご多聞に洩れず」が分からずメチャ情けなかった(;;)。
以上漢検ジャスト20回目のお粗末体験記でした。尚、予想点数は私のミミズの金釘流を読み取り器械が何処まで判読してくれるかにより全く不明です。

今年の2月1日のブログを憶えて居ますか?94歳杉内雅男九段(小学卒)が日の出の勢い若手代表の20歳日本棋院外柳初段を棋聖戦予選で負かした事件と、中学卒の16歳少女藤沢里奈二段が東大法学部卒石倉昇九段(日本興業銀行入社後プロ棋士に華麗なる転身、現在現役棋士に加えて東京大学の客員教授を務める)を同じく棋聖戦予選で負かした痛快な話題二つに触れましたよね。
処が先週再び同じような奇跡が再び起こったのだ!奇しくもと謂うべきか皮肉にもと謂うべきか前述の94歳杉内雅男九段東大卒石倉昇九段が天元戦予選で対局した結果ナント!94歳杉内九段が勝ったんだ(^0^)。
此れで石倉九段は今年小学卒と中学卒に続けて破れたことになるが、東大法卒で現役のプロ九段が未だヒヨッコである16歳の女の子に敗れ更に94歳の老人に敗れるなんてメチャメチャ痛快だね(^^)。石倉九段の今回の二つの敗北は人には言えない低学歴故に世を斜目で見て歩んで居る人達や、高齢で人並みのことができないと思い込んでいる人達に大きな夢と希望と無限の可能性を与えてくれた。人生って学歴でも年齢でもなく一所懸命真摯に生きて行く処に結果が実を結ぶんだと悟ったね。
石倉昇九段も敗れたことは本意ではなかったに違いないが、世の底辺や日陰を歩む多くの人達に点してくれた谷間の灯は帝国ホテルのシャンデリアより明るかったと思う、
だけど斯くも人類の学校教育と知能の発達の乖離に関する重大なニュースであっても囲碁はニッチな世界だから「週刊碁」を購読して居る人(配達してくれる日経朝日販売店の集金の小母ちゃんに聴いたら垂水地区で5人だけだそうだ(;;)、)以外誰にも知らされて居ないのは残念だと思う。
苛めや学内暴力や引き籠もりニートなどに関連し、過去現在共に学校教育には一定の枠内に納まらない人間を無理矢理排除しようとするが、枠に納まらない人の中には世人の能力を超脱した素晴らしい人材が埋もれていることを文科省が知らないからだろう。そうだよね、自分が一番賢いと思って居る高学歴の人には自分達より優れた人のことは理解できないよな、今回のできごとで学校教育と自己研鑽のあり方について何処かの新聞が取り上げるかと思ったが、矢張り世の中には東大を貶めるニュースはタブーなんだろう(;;)何処にも何にも出なかった(;;)。何も東大出を貶めている訳ではなく94歳の前頭葉の柔軟さを保つには学校教育など何の役にも立たず「自らの自己研鑽と努力あるのみ」と言いたかっただけなんだけどな。

先週の日経電子版に拠れば、孫正義社長に乞われてソフトバンクへ昨年9月に入社し今度の株主総会で副社長になったニケシュ.アローラ氏(インド人)47歳に対し19日財務省に提出された有価証券報告書には今年3月末決算までの半年間に165億5600万円の報酬が支払われたと発表した(゚ロ゚)。売上が上がらないのに下請けを搾って巨額の利益を出したあの強欲な日産社長カルロス.ローンの年額報酬が世間をアッと愕かせた10億3500万円だから、月に慣らせば此の人は30倍だ!魂消るね。カレーじゃないがインド人もビックリだ!日本人平均年収約4000倍にあたるからメチャクチャ腹が立つ(>_<)、半分税金にせよ、こんなに多額なお金が国外に持ち出されるなんて日本人も情けないよな(;;)。ソフトバンクってIT企業の旗頭だがITってホリエモン以来虚業のイメージが強いが本当に儲かっているの?垂水の商店街にもソフトバンクのお店があってスマホなど売っているようだがお客の入って居るのを見たことがなく店員の青年が表で背伸びや欠伸をしているのをよく見掛ける^^。商店街同じ並びのドコモには私などを初め千客万来だからその落差は大きく間もなく店仕舞いするのだろうか?などと思ってしまう。単細胞に考えれば半年に165億円もあればスマホの料金が半分に下げられるだろうし、その結果、他社に追い付き追い抜けると思うけど…?孫さんって一体から何を考えて居るんだろうね?

関西電力の株主総会が25日神戸ワールド記念ホールで開催され筆頭株主である大阪市(9%)を初め「脱原発」や高額な役員報酬の引き下げなどを求める反対派の株主提案は全て否決された。大阪市は筆頭株主でも関電側には自社株や日本生命に銀行そして従業員持株会などの味方の持株が50%以上あるから狼狽えるところなく、社長以下高給を貪ることに羞じる様子もなく橋下さんの完敗だったね(;;)。銀行や保険会社も役員報酬の値下げくらい同調したかったと思うが、それを言うと自分達の報酬が多すぎるため「あんた等はどうなんや」と関電に返されそうで言えなかったのと違うかな?

昨日札幌で行われた女子ゴルフアマ選手権で勝みなみ(昨春15歳でプロツアー優勝)が同じく16歳中国人学生を6&5とぶっ飛ばして圧勝した^^。矢張り日本人の優勝が気持ちが良いね^^。此で10代の優勝は16年連続とか…、50年前の女子アマは180ヤードしか飛ばない有閑マダムが確かプラス12くらいで優勝していたから隔世の段だ。日本も裕福になったんだね。後は世界だが、何故かゴルフに限って朝鮮が強いのは何故だろう?それもズングリムックリ160cm70kg級が多いのが不思議でならぬ。アンソンジュなど彼女達を見てから、筋肉質の男性のような成田美寿々選手(167cm60kg)を見ると痩身のモデルのように見えるから不思議だね^^。

今朝の「なでしこ」は僅差乍ら前試合と違って圧勝だったね、金メダル制覇に希望が点ったよ^^。

先週の書けないけど読みたい漢字
愕いて後(しり)込みした

今週の書けないけど読みたい漢字
木々の色づく(比)

「NISA」で蓄財しよう

紫陽花

今日は8ケ月振りに漢字検定日だ、早朝より東にある福田川の川べりを散策して公園の紫陽花などを愛でて気持ちを落ち着け体調を確かめた。少し風邪気味だが語りかけてくれる様々な紫陽花の花に励まされて何とか頑張れそうだ^^。此の処降り続いた雨も今日は何とか持ち堪えそうで10年間一度も傘を持参した記憶がないから僕は晴れ男だ^^。受験票に写真を貼って鉛筆に消しゴム眼鏡にルーペなど受験の七つ道具を確認して午後2時半にリュックで家を出よう、帰宅は5時半位になるだろう。今回も交通に不便な神戸市(学園都市)の会場を避けて会場が薄暗く問題が読み難いけど家から近い明石市の明庚殿にした、此処だと山陽電車の日新町駅から徒歩5分なんだ。写真は今朝近くの瑞穂公園のフェンスに植わっている数ある紫陽花から私の好きな白を選びました。花言葉は「寛容」です。

今日は久し振りで(でもないけど…)読書の話です。先日古市で買った湯本香樹実さん20年前の処女作である「夏の庭」を読んだ、愚娘に聞けばとても有名な作品だそうだ。三人の少年と戦争帰りの独り暮らしの老人との交流を描く心暖まるとても爽やかな作品だった、日本児童文学者協会新人賞を獲得して映画化され舞台化され更に10ケ国以上で刊行された作品だそうだが、戦争の悲劇が織り込まれて居り、私はこの小説の底辺に横たわるとても暗い影が私自身幼年時の戦争体験を思い出し深く考えさせられた。いい作家だな、と思って湯本さんの「西日の町」も買って読んだ。お母さんとお爺さんと一人称である少年の物語だ、これも良かった^^。此の作品は芥川賞の候補に挙がったが審査員の目が曇っていたのか選ばれなかった。その原因はどうやら「夏の庭」が日本児童文学者協会新人賞に選ばれて居たため、此の作者が児童文学畑の人だと審査員達の先入観があってロクに読まれもせずに芥川賞は畑違いだと蹴飛ばされたのだと思う。登場人物に子どもが居るからとて「夏の庭」も「西日の町」も決して児童文学ではない、我々高齢者の心の底を剔(えぐ)ったとても奥深い作品だ。日本児童文学者協会新人賞の方が勘違いじゃないかと思う。どちらの作品も貧しい時代を生き抜いてきた老人が主役で戦争の体験による人生の希望と絶望が織り綯(な)って居る。きっと絶望があるから希望が燦めくんだろう。この小説の深い部分は稚拙な私の筆ではとても表現できないから是非一度お読み下さい。作家であり精神科医でもある解説者のなだいなだ氏が「老人のことが此処まで分かる湯本香樹実はただものではない」と結ばれたのが印象深かったな、作品の題名が「夏の庭」とか「西日の町」なんてジミ過ぎて今風でないが、此の題名に納得された編集者もきっと「ただもの」ではないと思った。

証券会社のラップ口座が今年の3月末の一年間で3倍に膨らみ4月末には4兆円に達したと先日日経が報じた。「ラップ」とは包むことだから一紮(から)げに顧客のお金を証券会社が株式や投資信託に運用してくれる処から呼ばれている。最近では最低額が300万円から500万円程度にまで引き下げられたので富裕層だった顧客がゼロ金利時代にウンザリした投資の初心者である一般の人にまで客層が延びてきているが、ラップ口座の運用は証券会社委せになり、基本手数料と管理手数料が約2%掛かるし、此の手数料は大手銀行の大口定期預金金利である0.025%に比し篦棒に高い、此の手数料の額を凌ぐにはそれ以上の利回りや売却差益が必要だから私は薦めようと思わない。
又、証券会社と顧客との間に設定する目標利回りが高ければ必ずリスクの割合も高くなるから良いことばかりではなく損が出ても自己責任だし証券会社は投資元本の2%を取って少しもリスクを負わないから不公平だ。そんなことならラップ口座など止めてご自分でネット口座を開設して上場株式にでも投資されたらどうだろうか。自分で此と決めた銘柄なら損をしても納得だしね、特にNISA(少額投資非課税制度)などお薦めだ、NISAはネット証券なら手数料もタダだし配当金から譲渡益まで非課税だからとても魅力的ですよ。私ごとだが先月配当利回りがそのとき一番高かった(4%)三井物産をNISAの限度額である100万円ぎりぎりで600株買ったら一時は10万円以上も値上がりしていた^^。皆さんもどうですか?

私は毎夜眠る前に必ず蒲団の中で小一時間本を読む。仰向けだから重い単行本は腕が辛く、文庫本は片手で持てるからラクチンだ^^。読むものはホラーとSFとコミック以外は何でも御座れだ^^。
文庫本の難(なん)は文字が小さいことだが最近の文庫は昔の岩波より3倍も字が大きくなって行間も広く読み易くなっている。文庫本は作者の究極の終大成なのだが、単行本に拘って文庫本を二流に位置づける輩(やから)は最早時代遅れで、最近は何処の書店でも文庫本が横帯付きで華麗な装幀装画のカバーまで付いているから昔の岩波文庫しか知らない年配者は愕きだろう、傾向としては昔はあり得なかった書き下ろし文庫本などが増えてきたし本屋さんの店頭では文庫の平積みが圧倒し、重たいハードカバーが淘汰されて居る、重い本の時代は最早専門書以外去ったようだ。
文庫本は普通初版本より数年遅れるが、値段も単行本の半分以下と廉価だし持ち運びに困らないし何より作者が出版以来表現に長く悩んでいた校正ミスの個所がしっかりと匡(ただ)されており、オマケに必ず加筆訂正までされて「文庫のためのあとがき」まで書いてあるから単行本より良質な文章が期待できるのでお薦めだ。当初の単行本とは話の筋書きから登場人物まで変わるのがあるから愕きだ。
それは薬丸岳の「逃走」だった、文末にある大矢博子さんの解説を読んで愕いた、此の文庫は出版時のストーリーと記憶がまるで違うと書かれて居る。当初「逃走」は新聞小説でスタートしたが単行本に纏められる際に大きく改稿されたそうだから文庫化で2回目の大改稿になるそうだ、解説者が慌てて2年前の単行本を取り出して読んだら登場人物から筋書きまでガラリと変わって居たそうだ、全面改訂どころか「此では書き下ろしの新作だ」と書かれて居た。
「推敲を重ねる」とは良く言われる言葉だが、著者は絶えず自分の作品に対して思い入れがあり、読み返して居たら堪らなくなるのだろう。批評家の意見だって胸に刺さることがあるだろうし人生経験や心境の変化で書き直したい個所が出てくることは素人ブロガーの私にもよく分かるね、その意味では文庫本は著者に書き直し絶好の機会が与えられたことになる。私は「逃走」の単行本も読みたくてアマゾンを検索したが見付からなかった(;;)。
此の作品は殺人犯とその逃走が描かれているが、実はとても優しく心温まる小説だ、読後感はとても清々しい。皆様も一度「薬丸岳」の作品をお読み下さい、どの作品も圧倒的な筆力に魅せられ夜などに読み始めると眠りに落ちる機会を逸するから注意してね。

女子サッカー「なでしこ」は辛勝を重ねて決勝リーグに進出した、くじ運が好かったせいだろうな、でも初出場2試合で16点も取られたエクアドルに対し「1-0」だなんて何か寒いよね。予選リーグを通じて感じたが、か弱い日本人には連覇なんて到底ムリなように思う。前回はよくよく好運の女神が味方してくれたせいだろう。
「なでしこ」の彼女達は年収数億円の男子サッカー選手と相反して沢選手でやっと500万円しかなく同世代大手総合職女性の年収を下回るから信じられない。菅沢坂崎選手など嘱望される殆どの若手選手が月収20万円程度のパートで糊口を凌ぎ夕方から練習に参加して居る状態だから野麦峠ならぬ、ああ「なでしこ峠」なんだ、海外強化選手にシーズン中支給される1日1万円の滞在費もその少なさにも悲しくなるね、我が国にもきっとFIFAのような亡者が居て税金から支払われる女子サッカー強化資金の大半をなでしこ本部費用とかの名目でくすねて居るのじゃないの?

先週の書けないけど読みたい漢字
少(わか)くして学べば壮にしてなすあり

今週の書けないけど読みたい漢字
愕いて(後)込みした

「繭」らかるなに糸が虫 (昔風に右から読む)

キリギリス

庭のキリギリスも随分大きくなった。叢(くさむら)に触れるとピョンピョンと飛び交ってその儘動かずジッとしている。このジッとしているのがキリギリスの絶滅しない理由だ。一番(つがい)で5匹位しか卵を産まないから生存率が高いのは外敵が来ると冷静にジッとしている習性からだ、ジッとしていれば保護色が働いて鳥には分からない。バッタが捕まりやすいのはバタバタ動くからだろう。昨日垣根を越えて隣家へ逃亡しようと謀っている不埒者を捕獲したが、随分大きくなって居るのに愕いた。

来週の日曜日は愈々恒例の漢字検定の日だ、69歳で初めてチャレンジしたから今回で丁度10年目になる。確定申告期は時間が取れずパスし、6月10月と年2回受験して居るので今度で丁度20回目の節目となるが、流石にこの歳になると漢字の細部の記憶が定かでなくて牴牾(もど)かしく連続合格も愈々怪しくなって来た (;;)。
先月から土日の午後に問題集を繰っては熟語の書き取りなど泥縄式を実践して居るが、簡単な常用漢字をド忘れしては歯軋りし、漢字の棒が一本なのか二本なのか、又引っ付いているのか離れているのか突き抜けて居るのかが思い出せず自分に腹を立てて頭ゴツンゴツンの連続で自分がイヤになる(;;)。チョンのありなしなどにはお手上げ状態だ、同じ準一級の配当漢字でも「渚(なぎさ)」にはチョンがなくて「賭(かけ)」にはチョンがあるなど誰が決めたんや!と腹立たしい。昨日など「繭」が書けなくなって居た、と言うより字画の中の糸と虫の左右の位置が詳らかでなくなったのだ(;;)、繭は虫が糸になるから虫が左になるように思うが、繭を作っていた60年前日本語の横書きは右から左へ書いて居たっけな?と虫を右にしたら正解だった^^。そんなことばっか繰り返して居るが不思議に画数の多い「憂鬱」とか「鸚鵡」なんかは目を瞑っていても書けるから不思議でならない。きっと10年前漢検受験に際して必死で憶えた字だけは記憶脳に引っ掛かっているんだろうな、でも総合的に見て明らかに脳が硬化して融通性に欠けるから、易しい常用漢字など書けないと自分にメチャ腹が立つ(>_<)。そろそろ合格に届かなくなる時期が近づいてきたのかな?と弱気の虫が顔を出して来る(;;)。
もう此からは昔のように高得点など望むべきもなく、最低の合格点だけを確保することに路線変更を余儀なくされて居るが、若し不合格でも秋にチャレンジできる気力だけは失いたくないと思っている。そうやこうやで来週を迎えることになるが一番留意せねばならぬことは体調だから、風邪を引かぬよう雨が降らぬことを願うことにしよう。

文科省はウェブサイトにて地方の国立大学に対して18歳人口の減少傾向から教員養成系学部や人文社会科学系学部や大学院について国立大学としての役割を踏まえた組織見直し計画を策定するように要請したそうだ(;;)。つまり地方には教員養成系や人文社会科学系の学部はもう要らない、もっと社会から求められる学部に変えろと言っているようだ。
それなら社会から求められる学部って何だろう、直ぐに役に立つ理系学生を世に送り出せと文科省は言っているんだ、「有機栽培は止めて促成栽培にせよ」なんだ。でもそのときそのとき場当たり的に社会からの要請に応じた学部ばかり作っていたら、要請がなくなった途端にその学部は存在の意味がなくなるし、何より「直ぐに役に立つことは直ぐに役に立たなくなる」と喝破されたのは慶應義塾の塾長だった小泉信三先生だ。世の中は複雑だから直ぐに役に立たない者だって世の中にはきっと必要だと思うよ。ファストフードに代表される大量生産高速型のライフスタイルや、モータリゼーションの進展による都市の郊外化が既に問題化し、有機栽培とかスローライフが叫ばれるように世の中も常に前にばかり進んでいる訳ではない、後戻りだって必要だし、ムダなことでもその内ムダでなかったことが分かるときが来るのではないか。上手く言えないけど文科省がすべきことは目先に拘らずに物事の根っこの部分を大切に培う人材を育てることじゃないのかな。だから即戦力じゃないが間接的に役に立つ人を育ててくれる教師だって絶対に必要だと思うな。

先週北海道砂川市で痛ましい交通事故が発生した、加害者は酒を飲んだ上2台連なって赤信号の交差点に時速100km超で入り軽ワゴン車の家族5人を殺傷したが、内1台の乗用車は車から転げ出た軽ワゴン車の少年を引き摺った上蛇行して殺し、更には酒が醒めるまで警察に出頭しないなど悪質極まりない奴だった。お陰で新聞に顔写真まで出された(;;)、此奴等は複数の飲食店で焼酎を数時間飲み続けていたものだ。思うに9年前福岡海の中道大橋飲酒運転事故で子ども3人を海中で死亡させた事件でも思い出して酔い覚めの時間稼ぎをしたに違いない。確か福岡市職員であるあの犯人(22歳)は事件後逃走し、水をがぶ飲みして警察の呼気テストをクリアしてたよね(><)。
此奴が言うのに逃げた理由の一つは任意保険に入って居なかったからだそうだ(>
<)、強制賠償保険は飲酒運転には下りないが任意保険は下りるんだって、でも世の中には任意保険に加入しない奴って居るんだね、知らなかった。そんな奴に限って危険運転を顧みない奴等ばかりだろう。被害者の家族は国からの賠償だけになるのだろうが、国も被害者に賠償した上、此の悪い奴を長期間塀の中で飯を食わすことになるから世の中メチャ不公平だ (>_<)。

処で話変わるが福岡市のあの悪い奴は事件後上辺だけ改悛の情を示したため一審は懲役7年6ケ月に処せられたが量刑不当で控訴したお陰で二審最高裁共に懲役20年とされ刑を執行されたから此奴はバカだった、控訴しなかったら今頃は娑婆で新しい免許をとってルンルンだったろうに^^。「鳥も啼かずば撃たれまい」とは良い格言だったね^^。

砂川市は北海道空知地方にあり嘗ては炭鉱の町だった。交通事故にはとても敏感な市で今年の1月1日に交通事故死ゼロ500日を達成して北海道交通安全推進委員会より表彰状が贈られ、又平成3年には交通事故死ゼロ860日の記録を保持している屈指の交通事故に敏感な町だが、こんな記録が作られるのも炭鉱閉鎖後人口が少なくて道路が広くて建物や障害物が少ないからこそ達成されたものだろう。時速60kmで運転して60km先へ丁度1時間で到着できるなんて北海道だけらしいが砂川市もそんなトコなんだろうね。信号が少な過ぎるのも善し悪しだな!

もう一回話変わるけど福岡のあの事故で3児を失った被害者夫妻に翌年子どもが出産したことがメディアから伝えられ各地から多くの祝福が贈られた^^、処がその蔭で「立ち直りが早すぎる、子どもなんか産んでる場合か!」と2チャンネルでほざく奴が居たが、世の中には屈折した人間が居るモンだね、彼女のできないオタク人間の僻事だろうが我が国にも情けない連中が増えてきた。世も末だ!

先週の書けないけど読みたい漢字
ヒヨコを掌に包(くる)む

今週の書けないけど読みたい漢字
(少)くして学べば壮にしてなすあり

年金機構とマイナンバー

笹百合

今年も梅雨がやってきた。此の時季晴れの日と雨の日と寒暖の差が大きく30度にもなり半袖だったのが、翌日は雨で20度に下がる天候不順は再び抽斗(ひきだし)からカーディガンを取り出さねばならず耐寒性の衰えた年寄りにはとても辛い。
今年も昨日Eさんから菊水山に自生する「笹百合」の映像を頂戴した^^。この花は何時もながら神々しい。写真からも気高い香りが匂ってくるような気がするね^^。

日経夕刊の「明日への話題」には歌人の永田和宏さんが週一で執筆されている。先週は目に入れても痛くない可愛い2歳のお孫さんが熱を出して娘さんである母親と一緒に緊急外来へ連れて行かれたときのお話だった。「点滴をしましょう」とお孫さんだけ診察室に入れられて大きな泣き声が断続して待つこと30分、やっと部屋に招き入れられて孫を見ると涙を一杯溜めながら私達を見て精一杯笑顔を浮かべるのがいじらしい、見ると手の甲には刺し傷が何ヶ所も残って居た。そこへ若い医者がひと言「上手く入りませんでした」何と言うことだ!もっと練習してから医者になれ!と大声で叫びたくなった。わかる、わかる、永田さんの気持ちが…、最近の医者はパソコン処理のデータ解析にかまけて患者に接する応対や基本的な技術が欠如している輩が多い。大体から患者の躰を触ろうとしない手合いが多いこと、「手当て」の言葉の意味が病を癒す本家本元だと知らぬ医者が多いんだろう(;;)。永田さんは当分降圧剤の処方が必要だったのではないだろうか^^。
永田さんは京都大学の学生時代から歌人であり乍ら、京都大学の教授(生体機能学研究部門 細胞機能調節学分野)迄務められた異色の徒で、研究者のときは血液細胞が必要なとき研究者同士が互いの血を取り合ったり自身で自分の血を採って実験に使ったりされていたから軈て採血に熟練して10cmに満たぬ小さなマウスの尾静脈に百発百中針を刺すことまで出来るそうだ。だから2歳のお孫さんの血管が見付けられなかった医者が全く赦せなかったんだ(>_<)。
この方は長く細胞生物学者だが紫綬褒章を受けられたのは歌人としてであり20数年間毎年歌集を出して居られるから本職は歌人なんだろう。でもこの方の所得が大学で得る報酬と短歌集とどちらが多かったか興味深いね、私は所得の多かった方が本職だと思うが、税法的には税務署が短歌集の所得を事業所得と見なしているか雑所得として居るかで決まる。でもこの方は雑所得であっても間違いなく短歌が本職だと言われると思うね。
以前日経夕刊のプロムナードで執筆された著名な歌人である栗木京子さんも京都大学理学部卒だった、歌人と言うと文系人間の見本のように思うが理学部出身の方が多いのは何故だろう、不思議だね。そうなると文学部出の歌人は世間知らずのNEATのようで立場がないよね^^。
ユング研究家で文化庁長官まで務められた河合隼雄さんは京都大学理学部卒だが大学院は文学研究科であり博士号は教育学だ。良く考えて見ると優れた人はどの道へ進んでも大成されるのは基礎が数学で固められているせいだろうと思う。「砂上の楼閣」なんて言葉があるが、基礎さえしっかりしていれば上にはどんなものでも建つんだよね。私のように基礎の全くない者は…、後は言うべき言葉がない(;;)。

日本円に換算して132億円もの巨額の賄賂が乱れ飛んだFIFA(国際サッカー連盟)でブラッター会長が再選されたが4日後突如辞任した。サッカーの放映権を巡る賄賂だが幹部が14人も逮捕されて会長が無傷だなんてあり得ない話だから何処かで事件が堰き止められているんだろう、此の会長は協会の商業化路線を推し進めた元締めだからひとつ穴の狢(むじな)に違いないが、彼は捜査当局に賄賂を渡して身の安全を図る構図が出来て居たのに思わぬ処から堤の土手が破れたんだろうね。我々日本人には先ず考えられないことだと思うが、ひょっとしたら我が国のアマチュアスポーツ界にも既に同じようなことが起こって居るような気がしてならないね。

日本年金機構の加入者データが125万件も流出した事件で職員が開いたメールがウイルスだと分かりながら三週間もインターネットに接続し続けていた事実が公表され、そのうえ機構サイト自体の脆弱性まで指摘されて急遽6日午後サイトを閉鎖する態(ざま)と相成った。年金機構は先月初めに不審メールを確認しながら座視して職員に注意を喚起することを怠ったのは普段からぬるま湯に浸かった仕事をし自分達の職務に対する真摯さが欠如した結果だろう。年金データをデスクトップにコピーして作業することを禁止するだけで充分情報漏洩は防げたのではないか。
ハッカーは常に存在し進歩している、問題なのは年金機構が年金データの重大性を認識せず最低価格で入札した業者にシステムを設計させたため当然にローコストの見返りとしてセキュリティーに欠陥があったとの意見も多い。セキュリティーはいつも最後に試されるのだ。
此から当分は年金が貰えなくなるとお年寄りを揺さぶる振り込め詐欺団の口実が出来た。何時もお役人の怠慢で損をするのは国民と決まっている(><)。今回のデータ流出が原因で年金がパクられたらお年寄りには機構の連中の給与から返済せよ。
マイナンバー制度だって案じられてならない、中国の振り込め詐欺団のハッカー達がマイナンバー制度に侵入して個人預金を掠め取る手段を模索中とか…(;;)、国税庁の完璧なシステムに年金機構の不安定なそれを合体させることは賢い男に愚かな女を妻(めあ)わす愚であり上手く機能する確証がないし、愚かな女に賢い男を誑(たら)し込むウイルスなど仕込まれていたら目も当てられないね。政府はマイナンバー制度の実施に当たってシステム面を更に十二分に検討し、国民の合意を得べきがスジと謂うものではないか?政府の遣り口は余りにも性急だ、まるで橋下流だね(>
<)。

92歳米国人女性のフルマラソン完走(7時間24分)には脱帽m(_ _)mした。でも先月100歳で1500m自由形を1時間15分で完泳した山口県のお婆ちゃんとどっちが偉いかな?当然山口県のお婆ちゃんだろうね^^。

オムスビという名の馬が走ります」先週毎日新聞万能川柳の入選句だ^^。ググったら北海道で「オムスビ」と謂う馬が走っている。どう見ても勝ちそうにない名だが既に2勝して居るそうな^^。お父さんは06年に中京高松宮杯を制した「オレハマッテルゼ」だ、此のお父さんの名は裕次郎の「俺は待ってるぜ」ではなく、「俺填まってるぜ」だそうだが巫山戯た名前だ。子どもはもっと巫山戯ているよね。馬主の顔が見たい、「オムスビ」のような顔だったりして…^^。

中国長江の客船転覆事故は400人もの死者を出した、300人を失った昨年の韓国のフェリー転覆同様の犠牲者だったし、船長は両方ちゃんと助かっている。船長は如何なる場合でも船と運命を共にすると言う我が国の不文律は儒学の教えの筈だった。閉塞船福井丸にて部下(杉野一等兵)を捜してロシア軍の砲弾に斃れ船と運命を共にした軍神広瀬武夫中佐を彼等はどう考えて居るのか?
70年前国民学校で歌った「軍神広瀬中佐の歌」
♪轟く砲音(つつおと)、飛来る弾丸。荒波洗ふデッキの上に、闇を貫く中佐の叫び。「杉野は何処(いずこ)、杉野は居ずや」船内隈なく尋ぬる三度呼べど答へず、捜せど見へず、船は次第に波間に沈み、敵弾愈々あたりに繁し、今はとボートに移れる中佐、飛来る弾丸(たま)に忽ち失せて、旅順港外 恨みぞ深き♬

先週の書けないけど読みたい漢字
歴(れっき)とした証拠

今週の書けないけど読みたい漢字
ヒヨコを掌に(包)む

「君が代」の歌えない照ノ富士

夕化粧赤 夕化粧白

雑草の間から午前中だけ可憐な花を咲かせている夕化粧の赤花と白花をご紹介しよう(毎年出してるようだけど…)。アカバナ科で月見草の仲間だから雑草だと言われたらそれまでだが、わたし的には山野草と認識している。その証拠にちゃんとタネを採って播種しているよ。

明日からもう6月だから月日の過ぎ去る早さには愕いてしまうね。今朝は4時半に目覚めたが戸外は明るく早くも一年で昼の一番長い時季が到来したようだ。昨夜期待した雨も全く降らなかったようで、コンピュータによる予知万能の世なのに最近の天気予報には全く失望する(;;)。誰も今日の日曜日は雨模様と予め外出計画を控えた方が多いから子ども達のご機嫌が良いわけがなく気象庁の罪は重い。何時も言ってることだがあれだけ沢山の気象予報官がTV各局に派遣されて誰一人話す気象予想は金太郎飴のように同じだね、「気象図では雨になって居ますが夜に南風が強くなりそうなので低気圧が北に流されて高気圧が張り、お天気になる地域があるかも知れません」と1人位言う奴が居ても良いんじゃないのかな?私見を述べたら気象庁の偉い人の逆鱗に触れて左遷されるわけ?同じことしか言えないのならTV局毎の予報官は不要で気象庁から局のアナウンサーに原稿をメールすればどちらも費用が少なくて済むことだよね。あれって持ちつ持たれつのデキレースかもな?
いっとき何時も口癖のようだった「ところにより雨」のフレーズが気象庁の意向で禁句とされていた時期があったが近年復活した。一昨日の夕刻垂水は雨だったが神戸も明石も降らなかったし、雨雲も気紛れに蝉のオシッコくらいしたいときがあるし我慢したいときだってあるんだよね。
お役所の面子は別にして我々野菜や草花を育てている者には夜の雨は最大の関心事だ。仕方なく今朝は5時に水遣りをしたが出来ればこの時期には水遣りは夕刻にしたい。朝の水遣りは日照によって水を高温化させて植物の根を傷める恐れが強い、昔から水遣りは「暑い時は夕刻、寒いときは朝」と謂われるのも理由があってのことで、冬夕方水を遣ると根を凍らせるからだ。

うちのスタッフTさんの子どもが大阪のさる私大の経済学部に昨年入学された。受講科目のことで話して居ると英語は必須でも国語はないそうだ(;;)どうやら今は大学で国語の学習は文学部位しかないようだ、必須でなければ背伸びしたくて誰も国語なんか受講しないだろうし、それでは殆どの大学生が国語は高校までの中途半端な常用漢字の音読みでお仕舞いと謂うことになり、「慮(おもんぱか)る」などの訓読みの半分は小説などを読みながら自力で憶えるしかなく専門課程に入っても専門用語の読解にきっと苦労するのではないかと思う。国語は漢字だけでなく文章力も問われるが、今の「ゆとり」以後世代では四段活用すら覚束ないから句点や読点すら正しく教えられず、携帯流行りで手紙など書く習慣がないため自分の意思が思うように相手に伝えられず、相手に理解させる正しい日本語が書けないのではないかと思う。世の中今では英語英語と夜も日も明けないが、正しい英語を喋るにはその基礎として相手に伝わるちゃんとした日本語を喋る基礎がなければダメなことを誰もが忘れて居るのではないか。
TOEICの獲得点数は日本企業が優秀な人材を登用し或いは確保する目安に用いられるが、京都大学のさる女子学生がいみじくも言った「私はTOEIC910点ですが、「英語を話す」ことと英語のテストで高得点を取るのは全く別物です。話すにはそれなりの日本語力が必要であって英語々々と騒ぐ前に、しっかりした国語力を身につけることに力を注ぐべきであり英語よりも先ず母国語をしっかりと学ぶことが大切です。」そうなんや、英語を喋るには日本語ができないとあかんのや、英単語を幾ら沢山覚えてもそれを活用するには文法と語彙(ボキャブラリー)と筆力が不可欠だ。高校までに憶えた寸足らず(訓読みの半分が準一級に格上げ)の常用漢字だけでは英会話に必要な語彙が得られるとは全く思えない。英和辞典を見てその答である日本語の意味や読み方が分からないのでは全く悲劇だ。大学ではもう一度漢字と文章力を鍛える日本語講座を設けて英会話の基礎作りが必要ではないかと思うが国語が大学での必須単位に入ってないことに物凄い違和感を憶える。偶々昨年秋から日本漢字検定協会が文章読解・作成能力検定を始めることになったそうだ^^。TOEIC900点を目指す若者は先ず此の(文章検)をクリアしてから改めてスタートされたら「急がば廻れ」で却って英会話熟達への捷径になるのではないかと思うがどうなんだろう。皆様はどう思われますか?

50年間で5000万円も年金を騙(かた)り盗っていた元市役所の女性職員86歳が逮捕されたとか…(>_<)、何でも両親が60歳位で亡くなっているのに死亡届は出したものの生きていると現況届に記載して50年間も厚生年金を貰い続けていたそうだ。110歳を超えた夫婦が死んでいないことに疑問を抱かなかった日本年金機構だってやはり旧社会保険庁の体質そのものだね、ダメ役所だな(;;)。
私など自分が掛けた僅かな個人年金を年に一度ニッセイから貰っているけど、毎年その時期になると返信葉書の現況届を持って区役所へ出向き300円払って押印を貰い返信しないと自分が掛けたお金なのに年金を貰えない。だが此は私が死んだら貰えなくなるのだから当然だろう。でも年金機構にとっては生死の確認は当然ではなかったんだ。この悪い小母さんは定年まで岐阜県の恵那市役所の職員でその辺りの事情に精通しており社会保険庁や日本年金機構の杜撰さを充分に認識していたんだろう。それにしても110歳の夫婦が生存していることに何の疑問も抱かず漫然と年金を交付し続けていた年金機構の連中が何の咎も受けないのは怪訝しいね。死んでいるのに役場に死亡届を怠って親の年金を取り込んで居る連中とは全く異なるから明らかに機構側に非がある。小母さんの咎とは別に5000万円は年金機構の職員全員が国庫に弁償すべきだろう。何の仕事をして居るのかよく分からぬが年金機構には25000人も社員が居るから一人当たりたった2千円で充分だ。
年金受給資格者に対し住民票の照合位は最低行うべきが常識だと思うが彼等が親方日の丸で自分の懐と無関係のことには全く関心がないのは情けないよな。税金を何だと思っているんだろうね?
来年発足のマイナンバー制度が確立され税金無駄遣いの元兇である年金機構を潰して全てを国税庁に移管し誰もが公平な税金や保険料を支払う日が来ることを待たれるよね。

先週の大相撲夏場所で白鵬がよもやの4敗をして関脇照ノ富士が優勝した。表彰式に先だって全員で唱う「君が代」に照ノ富士は全く口を動かせなかった(>_<)、大阪市に巣くうアンチ橋下派の左翼の先生のように「クチパク」をしないのかと思ったがどうやらこのモンゴル人は日本に来て5年も経つのに「君が代」を知らなかったんだ(;;)。だったら「クチパク」もできないよね、とても恥ずかしい思いをしたと思うから次回優勝するとき(できるかな?)までに必死で憶えるだろう。次回も口を噤んでいたら日本人全てが彼等モンゴル人にバカにされて居ることを知ることになるんだろうな(;;)。

先週の書けないけど読みたい漢字
赤児が憤(むずか)っている

今週の書けないけど読みたい漢字
(歴)とした証拠

有朋自遠方来 不亦楽

松尾くん

中学時代

先週木曜日歌敷山中学H組同級生のさんちゃん(松尾博君)が歌中2回生(昭和26年卒業)傘寿祝賀会の帰路、暑い中をわざわざ立ち寄ってくれた。私は人見知りが激しく人の集(つど)いが大の苦手だから出席しなかったが、さんちゃんはわざわざ私と二人で傘寿会をしようと塩味饅頭まで持参して会場の舞子ビラから事務所まで4kmを徒歩で来て呉れたんだ^^。健康の秘訣だそうだが恐るべき健脚だ、山陽電鉄の全線パスを持っているのに垂水に来るときは何時も舞子公園駅で下車して5kmを徒歩だそうだから魂消るな、早朝3000歩の散歩で満足している私なんかとても恥ずかしい(;;)。自宅は高砂より遠い大塩だから帰路と正反対なのにわざわざ来てくれたことがとても嬉しかった^^。持つべきは友だね^^、歌中2回生700人中49名が出席されたそうだ、出席者名簿を見て又懐かしかったな、私の脳裏に刻まれている65年前歌中の仲間達も半数以上は冥府行きなんだろう、その夜更け歌中の卒業アルバムを取りだして眺めたが万感逼る思いだった。さんちゃん元気で又来てね。
下の写真は中学2年生のとき写真屋さんで撮った仲良し3人組の写真です。左から松尾君、私、黒江君です。黒江君は10数年前物故されたと人伝(ひとづて)に聞きました。
諸行無常是生滅法生滅滅已寂滅爲樂、合掌

通販で中古本を買うと署名入りばかりでなく時折変わった本に出会う、先日など背表紙に堂々と図書館のナンバーが記された本に巡り会った、此って泥棒なんと違うの?裏表紙を開けると図書館名と処分済みの判が押してあり盗品ではなかった。そうか図書館も新しい本を入れるために古い本を処分せねばならないんだ、其処で古書店に行くんだと納得した。
巷間若者だけでなく日本人全体が本を読まなくなってきた、街中の本屋さんが少し宛姿を消して行く、情報だけでなく小説までKINDLE版などネットで読める昨今だから時代の流れだろう。新本が売れなければ当然古本だって需要者が激減して当然だ。
連休に郊外古書店の古本市場(古市)へ行ったら閑散としてコミックコーナーに子どもが数人居るだけで、本のコーナーには人っ子一人居なかった(;;)、文庫本の値段を見ると2か月前行ったとき250円だったのが100円になっている、5冊程買ったが税込みで540円だった^^。帰宅してからシンナーで値札を剥がしていたら、100円の下に250円や315円の値札があり400円のまであったからビックリだ(;;)、売れないから叩き売りしてるんだろう!2回3回と値下げされた形跡は痛ましい、お陰で値札剥がしに時間が掛かって困った。
そして先々週日曜日教会の御ミサに愚妻を送って行った際、時間があったので再度「古市」を覗いたら、GWの後だし閑古鳥で店員の方が多かった、早速文庫本コーナーへ行ったら全品2割引と大きなポップが出ていて殆どの文庫本が93円に統一して値下げされていた、「ラッキー^^」と6冊手にしてレジに行ったら480円になり、オマケに5月中に限り3割引や5割引になる券まで貰えたから今月もう一回行こう。

先日の紙面で天下の日本生命が戦後70年初めて第一生命に売上高業界一位の座を渡したと書かれてあった、下剋上だね^^。第一生命の今期保険料収入は5兆4300億円だそうだ。銀行窓口の販売が好調だったからだそうだが、銀行もゼロ金利時代で運用できないため預金のお客さんは放ったらかして投資信託や生保の客に色目を使ったのが功を奏したんだろう、脱税で有名になった「ほけんの窓口」なんて会社も脱税するくらいだから結構儲かるようで先週の女子プロゴルフ「ホケンの窓口レディース」の賞金総額は1億2千万円とメチャ高額だった。此の会社はソニー生命トップセールスマンの起業だが、起業した本人が脱税で起訴され更に会社も一昨年脱税で国税局に2億円も税金を毟られたから余程儲かるんだろう。「ほけんの窓口」にはニッセイからアフラックに明治安田生命と大手24社が加入しているが第一生命だけ未加入で銀行窓口に拘って居るのは興味深いね。
それにしても全国に多数の店舗を構え営業嬢を座らせるだけで儲かる商売なんて、此まで我々が抱いていた保険へのイメージが随分変わってきたようだ。日本人は何故か保険好きだ。CMでは若年層には医療保険を、熟年層には超低金利の銀行に対抗して一時払い貯蓄保険に変わってきて居る。昔の実績で今のところ辛うじてトップの地位を維持しているかんぽ生命も主流だった月掛け満期保険がゼロ金利時代の到来で好まれず何れその地位を奪われるのではなかろうか。
今の若い人は50年位前女優の中北千枝子が田舎道をママチャリで走って居た「ニッセイの小母ちゃん」CMを知らないだろうな、あのCMは小母ちゃんの笑顔が爽やかでとても良かった、今でも懐かしいね^^。保険と謂えば「ニッセイの小母ちゃん」だったのが、何時とはなく保険各社も個人情報秘匿やらの世情の移り替わりから戸口から入ってくる小母ちゃんの訪問外交が終焉した。今や全ての用件がピンポン応対で終了し、戸口から入って来れるのは宅配便だけになったもんな(;;)。
先週私に今や保険の大手となった外資のアフラックからお知らせが来た。何でも契約更新のお知らせだったが、何気に中を見ると40年前に加入して毎年12万円位払って居るガン保険が私の年では死んでも30万円しか貰えなくなって居るようだった。昔はガンで死んだら100万円とか入院したら25万円とか言われていたが歳を取ると保険金が減少するだなんて加入時には全く言われなかった(;;)。此まで40年間に支払った480万円は貯金していたら物凄い大金になって居たろうから保険はまるで詐欺だね(;;)。歎くべきか、それともガンに罹からなかったことを喜ぶべきか複雑な心境だ。

保険と謂えば銀行だが三菱UFJ銀行が今期の決算で1兆円を超える利益を出した、因みに三井住友銀行は9500億円だ!1兆円の利益はトヨタに次いで我が国第2位になる訳だが、自動車と銀行では利益の性質がまるで違うよね、銀行が預金者に利益を還元せずにひたすら儲けを取り込んでいるのはどう考えても怪訝しくまさしく詐欺集団だ、1億円以上の給与を取る役員が4人も居るそうな(>_<)。振込手数料ばかり高くて、預金利息は最近ずっと私の視力検査と変わらぬ位小さい数字なのは全く怪訝しいと思う。嘗ては多額の公的資金を導入し銀行に大きな「貸し」がある筈の財務省は此の異常現象に文句の一つも言わないのは信組など弱小金融機関を護るため預金利率を変えないとの大義名分だろうが、背後には政治献金などダーティーな裏取引きがあるのだろうね? バカを見ているのは預金者である国民ばかりだ。どうして誰も怒らんのか!

都構想橋下さんも区の配分に配慮が欠け、更には市民に充分考えさせる時間を与えなかったせいで僅差の敗北となり任期終了での引退宣言となったが、負けても主役は橋下さんだったね。
♬肩を抱いては口癖に、どうせ命はないものよ、死んだら骨を頼むぞと、言い交わしたる二人仲♪此の歌は日露戦争当時の軍歌「戦友」全14節の11節だ、住民投票に敗れた橋下さんは引退しても元々タレント上がりだから食うに困らないが、「維新」は元々橋下さんが作ったものだし、橋下市長の改革姿勢に共感して異種業界から飛び込んだ市議会議員29人の同志はどうすれば良いのか!全員力が抜けて頭真っ白だそうだ。橋下さん、同志を見捨てて逃げてそれでいいの?

先週の書けないけど読みたい漢字
雨が歇(や)む

今週の書けないけど読みたい漢字
赤児が(憤)っている

タイトルの「有朋自遠方来 不亦楽」は論語の一節です。(友あり遠方より来たる、また楽しからずや)と読みます。

豊田正子の「綴方教室」

あじさい

5月半ばなのに新緑なんかとっくに通り越して初夏に近い毎日だ。五月のシンボル躑躅(つつじ)の花などとっくに枯れかかって風情がないね、何時もより一月早く紫陽花が咲き出して居るから今年も随分暑くなるんだろうな(;;)。
先週愚娘から妻に送られた母の日の贈り物は定番のカーネーションでなく紫陽花の鉢植えだった。とても綺麗な色だから花が終わったら露地植えにしたいと妻が言いだしたが妻にその趣味がないから結局私が手入れすることになりそうだ(;;)。

綴方教室

先月15日、日経夕刊の「文学周遊」にて豊田正子著「綴方教室」が紹介されたのを読みメチャ懐かしかった^^。戦争前のいろんなことが思い出され昭和59年の復刻版をアマゾンで購入した。確か小学生の後半に読んだ本だが、あまりに昔なので内容は殆ど記憶に残って居ない、全く新しい本を読む感触だった。豊田さんは私より一回り位上の方で、私が生まれる少し前の昭和の初期から日本中を掩っていた大恐慌が全国に未曾有の失業者を溢れさせた頃小学生であって、貧しさに翻弄されながらも東京下町のブリキ工の父を持つ一家の生活を長女である彼女が幼い頃から丹念に緻密に書き綴り、鈴木三重吉の童話雑誌「赤い鳥」の懸賞に当選し、更に昭和10年代になり全国的にベストセラーになった作文集だ。
此の本の読後感だが、幼い少女なのに今ならプライバシーとされる生活のごく細かい襞(ひだ)まで時系列で細部にわたって克明に記録し、ありの儘を飾らず立体的に筆にされているのに殆(ほとほと)感心した。彼女は貧乏だった境遇にもめげずに空腹にも耐えていじけずに、一所懸命その日その日を生きている様が私の少年時代を思い出させ涙を誘う。恐らく彼女は子どものときから抜群に聡明で抜群に記憶力の強い方だったんだろうと思った。
彼女はブリキ職人である酒好きの父親と勝ち気でしっかり者だが亭主の失業を不満として亭主の友人と不貞を働く母親の間で悩みながらも弟達の世話をし、小学校在学中は放課後夜の9時まで縫製工場で働き、卒業後も女工を継続して家計を助け乍ら寸暇を縫って作文を書かれた苦労は、我々戦中派の人間をもってしても想像を絶するものがある。余程書くことが好きだったか或いは書くことで苦しい生活(なりわい)への鬱憤を晴らして居られたのではないか。彼女は学校卒業後芸者に売られる筈だったが写真を送ったら器量が足りぬと断られ(彼女は健康そうでとても良い顔なのだが当時の美人は竹久夢二描く瓜実顔の不健康派が主流だったのかも知れぬ)ずっと赤貧の生活を送っていたことは女工の給与が一日遅れたためその夜食べる米がなく、蒸したさつまいも1本を姉弟3人で分けて食べ空腹を凌いだことなどが書かれて居るから、貧乏の度合いなんかも私の育った昭和二桁代とは桁外れに違って酷かったんだろう。

豊田正子_

手に入れた「綴方教室」の表紙を捲ると「豊田正子」と署名があったことが今日の話題です。本物かどうか確かめたくてネットなどで本人の原稿をみるとどうやら直筆と思えるのだが、署名の個所がなくてはっきりせず、考えた末出版社である「木鶏社」に電話してサイン本入手の経緯を話したら、「担当者に替わります」と言われ年輩の女性の方が出て来られ彼女から字の特長など教えて頂き筆体など話したら、どうやら直筆らしいので鑑定して頂くため「写メで送ります」などと話してたら、先方から「手許に署名入りの原稿があるのでコピーをお送りしますが…」と言われ喜んで申し出に応じた。先週届いた原稿を見ると紛いもなく同じ字だった^^。私の手に入れた本は彼女が知人に送ったものか或いはサイン会で書かれたものだったんだろう。
豊田さんは4年前に88歳で亡くなられたが、送って頂いた原稿のコピーは30年前に書かれたものだ、その原稿中に木鶏社の編集者伊藤紀子さんが登場する、その編集者が私からの電話を受けられた方であることは同封のお手紙に記されて居る通りだから偶然だ。見知らぬ者からの厚かましい電話でもちゃんと受け答えして頂けたのは豊田さんが亡くなられた今でも彼女が豊田正子の「編集者」をされて居た証(あかし)なんだなと感激した。紀子さんだからひょっとしたら私より5歳年下の昭和15年生まれではあるまいか、(違っていたら伊藤さんゴメンm(_ _)m。)この年は紀元2千6百年で全国的に「紀子ブーム」だったことは私が若い頃ミシンのセールスをしていた折、顧客となりそうな若い女性を捜すために知人に貸して頂いたY高校の昭和33年卒業生名簿が「紀子」だらけだったことでよく憶えている^^。あの住所入りの名簿は訪問販売に絶大な効果を発揮したから、個人情報が秘匿された昨今ベネッセの顧客情報が莫大な額で売買されたことは容易に想像できるね。

話はさておき、豊田さんの原稿を読んで居て旧字体と常用漢字が混在しているのに時代の移り変わりを痛感した、昭和二桁の私がそうだから、大正生まれの方は20数年間慣れ親しんだ旧字体から戦後遽しく常用漢字への変更を余儀なくされたことに理不尽な思いが強く容易に常用漢字に馴染まれなかったと思うから編集者の校正も大変だったろうな。
私は幼い頃の郷愁に深く浸るため「粘土のお面」「おゆき」など豊田さんの作品を数冊購入して読んで見た。貴重本の「芽ばえ」も定価の12倍強で手に入れた^^。本は重いけど字が大きいので年寄りにはラクだ^^。「粘土のお面」は豊田さんが成長した10代後半の作品だから「綴方教室」より出色の出来だ。中でも短編の「大晦日」は此の夜一文無しのため年越しの金を借りに除夜の鐘の前に文盲の母親の口述を学校の読方帳を千切って書かされ、仕事先のお宅に行き20円(今の10万円位)借りに行かされる下りは圧巻だ。手紙の出だしが「はいけ、みなさまおかわりありませんか」なんて、何でこの子がこんなことまで…と悲しくて涙がとまらず困った、「はいけ」は勿論「拝啓」のことだが、字を耳から覚えた文盲の母親は勿論当時小学2年生の彼女には書けない字だ、「おとうさんが怪我をして働けなくなった」とウソを吐いて少女にお金を借りさせようと企むお母さんも強(したた)かだったな。だけど2年生の女の子に借金の手紙を書かせて独りで借りに行かすなど、如何に相手の憐憫を誘う手段か知らぬが今なら考えられないことだ、凄い母親だね、イヤイヤ書かされた手紙を持って知らぬ家にお金を借りに訪ねて行く2年生の女の子など今時居ないよな、彼女は生活のためには母親に服従する覚悟を決めて居たんだ(゚ロ゚)。と言うより当時は親の命令に服従することが当たり前で、今の子ども達が過保護に過ぎてあまりにも親の役に立たな過ぎるんだろう、そうだ、思い出した!私の幼い頃は学校から帰ると水汲みやら風呂焚きやら弟を負ぶってのお使いなどあらゆる家の用事をさせられたが、親にご飯を食べさせて貰ってるので当然だと思って居た。勉強したくても戦時中は紙がなかったから、今の子どものように「勉強せー」なんて言われたことがなくて良かったな^^。そのため大学受験でメチャ苦労したけど…(;;)。

苦労して入った大学も入学後は囲碁に没頭して学業に身が入らず、挙げ句当時は何より恐れていた卒業試験の単位が足らずに留年しそうになった悪夢を未だ80歳になっても見て夜中に冷や汗と共に飛び起きることが再々だ。留年が決まれば父に「この穀潰しめ…」と家から叩き出される恐怖心からだ、昔の親は絶対権力者だったがそれは「長幼の序」として当然だったのだ。幸いにも留年せず卒業できたが留年して居たら私の人生は大きく変わって居たに違いないと思う。親は怖かった!
それに引き換え「ご飯全部食べたらゲーム買って上げるからね」などと子どもの我が儘に追従(ついしょう)する情けない親が減らない今の我が国には最早未来はないんだろうな(>_<)。

今夜のニュースは大阪市の住民投票一色だろうな、橋下さんの詭弁に乗せられる大阪人ではないと思うけど…、

先週の書けないけど読みたい漢字
遽(あわただ)しい朝のひととき

今週の書けないけど読みたい漢字
雨が(歇)む

「親鸞」が読めない若者

鯉のぼり

最近は子どもの節句になっても鯉のぼりなど見掛けることが久しく寂しいな…、など思っていたが先週5日の早朝翡翠(かわせみ)の訪れる福田川の川縁(べり)を散策して居たら大町公園付近にあった、あった^^、百個ではきかぬ無数の鯉のぼりに願い事短冊などが川べりの対岸まで10数本の縄を渡して吊してあった。前の日に仕上げられたんだろう^^。洗濯物じゃ無かったんだ^^。風が吹かなかったのが残念だったがそれにしても両岸渡しの工夫には相当な労力が必要だったに違いない。福田川の鯉もビックリしたろうね。
♪屋根より低い鯉のぼり♬ だったな^^。

キリギリス

ジャーン、今年もうちの庭にキリギリスが多数誕生した。叢(くさむら)をピョンピョン跳び刎ねている、50匹以上は居るようだ、悪い目を凝らし乍ら何とか近寄り撮影に成功した^^。もう生まれて半月以上経っている様子、何を食べて居るのかしら?カラス豌豆の近くに沢山居るから豌豆でもたべているのかな?でも此奴は雑食性なので共食いが心配だ(;;)。

長い連休が終わってうちの前は何時ものように何時もの人の通勤路に戻った。この道は土地勘のない人には分かり難いし曲がりくねった路(うちを訪ねてくる人で間違わずにちゃんと来れた人が居ない)だが、対向車が躱(かわ)し難いために車が少ない処を好んで誰もが通勤路に利用されているようだ。几帳面に毎日1分と違わず通られる方が結構多いのは庭先に居ると跫音のリズムで大体その人の見当が付く、7時20分決まってピンヒールで全速力のお嬢さんも居る^^。転けたらどうするんダロ(>_<)、煙草を吸いながらの人は減ったがそれでも早朝6時台の10人に一人は煙草族だ、うちから駅まで7分あるから道端か側溝にポイだろうな、年配者も結構多いから肺癌が怖くても今更止められないんだろう。私は44歳で止めることができたのは好運だった^^。 或る雑誌に五木寛之さんがエッセイを書かれて居た。彼が「親鸞」を新聞連載した折、是非題名に振り仮名を付けて欲しいと頼んで新聞社の編集者に怪訝な顔をされたそうだ。仕方なく新聞連載の「親鸞」には大きな「しんらん」のルビが書き添えられることになったが、五木さんにはご自身で苦い思い出があり、書店で親鸞の「歎異抄」の帯に若いカップルが「これなんて読むの?」「おやどりだろ?」と話すのを聞いていてガッカリしながらも最近の若者の国語力の低さから「親鸞」に仮名付けの必要性を感じられたそうだ(;;)。「親鸞」の「鸞」は鳳凰の一種で神鳥の名だが誰も識らず書けない字で「親鸞」以外に使われて居るのを見たことがない。だから「親鸞」って読めるけど書けない字だと思っていたが、最近の若者の教養が低下しこの言葉も読めなくなったようだ(;;)。「歎異抄」など読まないのかな?「善人なおもて、往生をとぐ、況んや、悪人をや…」など万人が周知している言葉だと思っていたがそうじゃなかったんだね。五木寛之がルビを振りたくなる気持ちがよく分かった。

先月だったか将棋の話題に触れた。私は将棋は指せないし銀が横に行けぬこと位をやっと知って居る程度の超初心者だ。でも勝負の呼吸だけは心得て居るつもりで新聞二紙の将棋の観戦記は全て読んでいる。概して観戦記者はアドバイザーであるプロ棋士の着手への読みをその儘筆にするので棋力のある方には面白くても私のような超初心者にはチンプンカンプンだ。その点プロ棋士自身が観戦記を書かれる場合は、当然乍ら余り着手に拘らずに対局者の心理描写などを主として筆にされ読み物になっているから気持ち良く勝負の場の雰囲気に浸れる。特に島朗9段が観戦記を書かれる場合はプロ跣足(はだし)の筆達者だから、対局場の臨場感にどんどん引き込まれてしまう。私のように将棋を知らなくても観戦記を読んでいる者が居るんだから新聞社も一度将棋を知らない色んなエッセイストに観戦記を書かせたらどうかなと思う。阿川佐和子さんなんかどうだろうか。

詰将棋

その阿川佐和子さんだが先日週間文春で羽生名人と対談されたのを読んで居たら二人の息がぴったりで面白くその上阿川さんが私と同じ位初心者なのが分かった^^。羽生さん曰く「相手が長考していたので対戦相手がその間に散髪に行った」など、阿川さんでないととても聴けない面白い話ばかりだった。阿川さんは最後に羽生名人に超初心者向けの詰将棋を2つ出題されて苦心の末やっと解けた。3手詰めと5手詰めだが、阿川さんが解けるならと私も頑張ったら解けた、詰将棋など解いたことがないし解けると思ってなかったから嬉しかったね^^。

来週の17日は大阪市で愈々住民投票だ。公明党が反対で創価学会が中立と良く分からない戦いだが、都構想を愁いて居る連中が決して少なくないことを橋下さんは忘れなさんなよ。都構想と言っても決して大阪都になるわけでなく大阪市内の区が直接大阪府北区や南区になるだけだが、現在の24区が5区に減らされるのは経費削減の行政改革なんだろうがそれなら行政のサービス低下は避けられないし、現在各区が使用中の施設をどうするのか区の減少に伴い廃止されると思うが大阪市民にしてみれば不安でならないと思う。先ず600億円の庁舎の財源を何処から調達するかだが、税金しかないよね?特区にしても西成区を抱えこむ新中央区は迷惑だし、貧乏区と金持区の差が激しく区民の受けるサービスが大きく違って来るから道一つ隔ててゴミの日が減ったりと不満の声が大きくなるのではなかろうか(;;)。将来の構想も曖昧模糊として居り、賢い市民は間違いなく反対票を入れるだろう、その実、橋下さんも将来の構図など何もできていないのと違うのかな?
特区になれば住所の変更に伴う登記不動産の書換や会社の本店所在地の変更登記などが必要になるが申請書を書いたり法務局の手続きが素人には煩わしいので司法書士会だけは大歓迎だろうね。わたし的には橋下さんの都構想は時期尚早であり、経済界の中心が東京主導で動いている以上大阪は百年経っても東京都になれないことを察するべきだと思う。

先月29日米議会での安倍総理の演説を受けて、米のハーバード大学等教授多数が旧日本軍の従軍慰安婦問題に触れ、過去の侵略の過ちの清算を求めて総理に対し4日声明を送付したと報じた、戦後70年に際して日本が世界の祝福を受けるには歴史解釈への謝罪が必要だそうだ、今更何を…?韓国にでも乗せられたか!
日本人は黙して誰も語らないが、終戦後我が国に上陸した低俗なアメリカ兵達が我が国の多くの子女に対して働いた無体な凌辱の数々を彼等が知らないとは言わせないぞ、女性の尊厳を奪い去ったのはお前達の同胞じゃないのか!金を貰って身体を委せたプロとは大違いだ!謝罪すべきは安倍総理ではなく従軍慰安婦を帯同せずに日本に来たお前達アメリカ兵ダロ(>_<)。「戦後日本の歩みは祝福に値する」だと?「祝福を受けるには歴史解釈が障碍になっている」だと?巫山戯るな!要するに日本が戦後GHQの横暴にも屈せず瓦礫の中から這い上がって今日を築き上げたことが妬ましくてならないんだろうな。そんなことより、原爆投下を一度位「ゴメンナサイ」と言ったらどうだ!

先週の書けないけど読みたい漢字
彼は身動(じろ)ぎもしなかった。

今週の書けないけど読みたい漢字
(遽)しい朝のひととき

鶏卵の自給率10%

カタバミ
(五月六日訂正)

先々週から牡丹が満開になったが、道行く人の目を楽しませたのも僅か1週間であっという間に全部散ってしまった。落花狼藉と謂う言葉があるが、花弁が散った後葉が出る桜と違って牡丹の木は無惨だから見るのはとても遣る瀬ない。ひと月以上も咲き誇った黄色と白のカタバミもそろそろ終わりが近づいた,来週くらいから花が散って次第に地上部分が消えて行き愈々蛇苺の登場となるだろう。

GWに入り、うちの事務所は6日まで休みになるが、4日を無理矢理休日にして置いてその上水曜日が振替休日だなんてド厚かましいと思う。今日は憲法記念日だが新聞やTVで「そうなんや」と思われる方が多いだろう、大連休が憲法記念日の蔭を薄くして居るんだ。

今年も垂水の街は先週半ばより閑古鳥が啼き今日など普段の日曜日より更に寂れた雰囲気だ。先月末にみずほ銀行の前にあった若者向けの靴屋が店を閉め、又ジャスコ1階の東にあるブティックのシャッターが閉ざされた。「国民の休日」なんて法律は大金持ちとお役人様と観光産業のためにあるのかな?

思えば50年前、垂水の駅から北へ徒歩1キロの丘陵地帯に「旭が丘」と銘打った住宅地が造成され丁度住宅ローンの始まった頃で働き盛りの方が多く建売住宅を購入され入居された。そして10時になると新居となった旭が丘の奥様方が大挙して垂水廉売市場に食料品のお買い物に来られるのが常であって当時はダイエーもコープもジャスコも無かったから商店街は物凄い活気で熱気に溢れていたし、忙しい市場の店舗用地は坪500万円でも売り手が無かった程儲かったが、栄枯盛衰今何処(いずこ)であり、市場は現在で廃墟となって閉まったシャッターの方が圧倒的に多くて見るのが痛々しい。そして旭が丘の方も丘陵地帯のためアップダウンがきつくて今やお年寄りには棲めない場所となってゴースト化している。あの当時誰も人生50年と考えて居たから、人生80年-90年時代を迎えて建て替えも含めて悲劇の幕が千里ニュータウンに明舞団地と全国各地に切って落とされたのだ(;;)。

昨年5月に法律改正で振替休日が更に一日増やされ8月11日が「山の日」になるそうだ。但しカレンダー屋さんが翌年度の作業に入っているため実施は来年からとなる。初めは6月に祭日がないから6月に決まり掛けたが土壇場で8月になったとか…、お盆休みの交通渋滞が一日増えそうだね。ご高齢の天皇陛下が万一崩御されると皇太子の生まれた2月23日が天皇誕生日となる。更に次は秋篠宮悠仁さまの出番だが9月6日が誕生日だ。どんどん祝日が増えるがこんなことで良いのかな?政府は休日ばかり増やして国民に迎合しようとして居るが、休日の増加は諸刃の剣で就業規則をお役所に倣って祝祭日を休日と定めている我々のような零細企業も少なくないし、働きたくても働けない時間給勤務の者だって沢山居ることを政府は忘れて居るんだ!休日だからって家族旅行に出掛けても借家の方は家賃30日分ちゃんと取られて居るし、持ち家の人だって固定資産税はしっかりと365日分だ、働く方は日給か時給計算で、払う方は全て月極計算では割が合わずに凄く不公平だよな(>_<)。

先日妻が蒼い顔をして「スマホが壊れた」と言ってきた(;;)、原因は全く分からず何もしていないと言い張るばかりだ、愛する妻の懇願とあれば多忙だったが詮なく、銀行へ行くついでにドコモへ行った。ブーブー言うばかりで作動しないと妻の言葉どおり伝えると受付の青年がスマホのケースを引っ繰り返し「ケースにスマホを上下反対に入れていますね」と即答した、そうか、妻は裏を見ないからカメラのレンズの存在など気にも留めなかったんだ、スマホカバーに押されてボタンの長押し状態が続いて機械が怪訝しくなったらしい、「データがなくなって居るかも知れませんよ」と言われたが、係員に操作して頂くと無事復元した^^。
買ったときドコモのお姉さんが「何回でも来て下さい」「毎日でも来て下さい」と真剣な顔付きで言われ「冗談ダロ^^」と思っていたが、決して冗談ではなかった(;;)スマホを手にしてから3ケ月以上経つが新しい操作の度に「やれドコモIDを忘れた」とか「パスワードは何だったか」と両手の指で数えきれぬ位ドコモ通いが続いて居る、アナログ人間は恥ずかしいね(;;)。

世界的にマクドナルドの苦戦が続いて居るとか…、日本と中国が悲惨な状況だそうだがアメリカでも利益が1/3も激減して居ると発表された。期限切れ使用や異物混入事件は我が国だけではなかったんだろう。トップが何百億も給与を取るせいもあるに違いない。
「廉かろう悪かろう」とは昔良く言われた言葉だが過当競争激化の昨今余り聞かなかった。でも税込み100円マックなんて究極怖いよね。どんなチキンを使っているのか考えて見れば不思議でならない。
チキンと言えば卵だが、政府の発表する卵の我が国食糧自給率は10%だそうだ。卵を輸入するなんて聞かないしどうしてなのか調べてみたら鶏の食べる飼料が90%輸入物であるため卵の自給率は計算上10%になるそうだ。そうか、卵の自給率は飼料(えさ)自給率が掛けられて計算されて居るんだ。

それなら米や野菜にも同じことが言えて我が国には田畑は沢山あっても作物自給率が40%なのは肥料が輸入されて居るせいなんだ、考えさせられるね、江戸時代の農民が肥料がなくて焼き畑をして居た理由がよく分かった。
古い話では赤尾銅山鉱毒事件を読んで居たら魚が死に絶えた渡良瀬川周辺にある田中正造先生出生の小中村では作物がよくできたが、その原因は時折押し寄せる山津波のせいで土壌が肥沃となって作物のできが良くなったから山津波は歓迎だったと記されて居る、きっと山に堆積された腐葉土が流されてきて田畑を潤したんだろう。田畑を埋め尽くす怖ろしい山津波が農民に歓迎されるなど当時の農民が如何に肥料に飢えて居たか分かるよね。

北海道の釧路へ行けば往事の鯡(にしん)御殿が多数存在して居たが、あの鯡は鯑(かずのこ)を採った後肥料として高額で農家に引き取られていたことは余り知られない。鯡御殿の由来は肥料代金だったんだね^^。鰯(いわし)も人間の食料よりその儘農家の肥料として買い取られて重宝されて居たそうだ。

団塊の世代を含め今の若い人は知らないが戦前は便所の汲み取りに近郷のお百姓が大八車で月一に訪れて居り、年末に野菜などを頂戴して居たのはギブアンドテイクだった。お百姓さんが便壺の臭いからその家の家族にガンに罹った人が居ることを教えてくれたと年寄りから聞いた。検査検査と医者が瑣末なことまでMRIやCTなどの検査器械に頼る昨今だが、医者もお百姓が経験から学んだ癌患者の便の臭いに思慮を巡らすべきだろうが便の臭いを嗅いでも臭(くさ)いばかりで保険点数にならぬものね、最近は背中や胸を指でトントンなんて何処の医者もして呉れないよ(;;)。

余談だが、子どもの頃疎開先では田圃の片隅に必ず肥溜めがあり、誰もが一度は落ちて居た^^。あれは強烈で幾ら洗っても三日は臭いが取れなかったから一人納屋で生活させられていた(;;)。尾籠な話でゴメンm(_ _)m。

藤田光理

先週のフジサンケイレディースは20歳の藤田光理選手が18番でラフからミラクルパットを放り込んで初優勝を飾った。厭味のない清楚な美人で新しいスターの誕生だが韓国や台湾でなく日本人さえ勝ってくれれば私は満足なんだ^^。彼女は中学2年生から北海道女子アマチュアゴルフ選手権を5年も続けて勝っている実力者だ。彼女のパットが入らなければ6人のプレーオフとなる処であり何故かこの日に限って放映時間が3時までの実況中継だった(;;)。3時からは何時もの競馬中継があるからだがゴルフを4時からにできなかったのは幾ら何でも少し無謀だと思ったな、時間切れの場合は5時半からのニュースで…、なんて実況アナが狼狽えて居たがニュースの方はカトマンズの地震の中継でゴルフどころではなかったから彼女のミラクルパットでフジTVは窮地を救われた。賞金賞品贈呈シーンが放映時間に間に合わなかったらスポンサーが賞金を出さぬと言い兼ねないよね。そうか、スポンサーはフジTVだから自前だったんだ。自分で時間を決めたんだから誰にも文句は言えないよね。フジTVは藤田選手に番組功労賞でも渡したのかな?

先週の書けないけど読みたい漢字
寂(せき)として声なし

今週の書けないけど読みたい漢字
彼は身動ぎもしなかった。

6年生がプロを相手に優勝!

牡丹

先月の二輪草は東の庭だったが、南の庭にも春が来て樽プランターから露地に移した牡丹が満開となって居る、今年は植え替えのショックで根が傷み花が随分小さくなった。
そろそろビオトープも水温(ぬる)み、もうすぐ池のメダカが水面(みなも)に姿を現すことだろう^^。そしてキリギリスの赤ちゃんがカタバミの下から孵化する予定だ、そのためにカラス豌豆などの雑草はできるだけ高く生やして鳥などの天敵からキリギリスを護ってやろうと思っている。道行く人からは庭の雑草の手入れもしない不精な奴だなと思われて居るだろうが、そんなことは一切意に介さない私なんだ^^。

ゴールデンウイークが其処まで来ている、此の月末から道路も電車も飛行機も日本民族大移動だが、垂水など小さい住宅地では商店街や市場が閑古鳥となる(;;)。政府は富める者を助け貧しい者が生きて行き難い世の中にしようとして居るように思えてならないが、そんなことで良いのか?

昨日悪夢のあの日と同じように抜けるような青空の下をJR福知山線の衝突現場では犠牲者への追悼の祈りが捧げられ、通過する電車は時速25kmに徐行し警笛を鳴らし、沢山の乗客が席を立って合掌した、あれからもう10年が経ったんだ。夫を失った妻や、子を失った親が献花台で何を祈ったのか。
当時輸送現場の苦労など何も考えずJR西日本本社の豪奢な役員室にふんぞり返って将来の天下り先の待遇など模索して居たに相違ないあのエリート3悪人は此の日何をしていたのだろう?能天気にTVのバラエティー番組でも見て笑って居たに違いないと思う(>_<)。加害者となったあの運転手だって苛酷なノルマの被害者だったから可哀想だったなあ。

括られた子ども

相変わらず保育園では幼児への虐待、介護ホームでは老人への虐待が報道されない日がない毎日だ(;;)。先日も宇都宮市で認可外の保育所に預けられた幼児が紐で括られているとの通報が宇都宮市にされ、立ち入り調査したらそのような形跡が全くなかったそうだが、実は立ち入り捜査が前もって予告されたものだったことが判明した。「縛られているかどうか明日調べに行きますよ」と通告すれば保育所だって括った紐を解(ほど)くに決まって居るが、要するに行政は括られている幼児の姿なんか見たくなくて問題など起こしたくないんだな。仕事を増やしたくないんだろう (>_<)。如何して行政ってこんなに揉み消し型の事勿れ主義なんだろうね、認可保育園なら分からぬでもないが認可外は謂わば市からみれば違法だし商売敵みたいなものだからこの時とばかり排除し摘発すると思ったら全く違ったから愕いた。要するに行政は認可外とか何とかは別にして煩わしい仕事をしたくないし、マスメディアから保育所への関与度を聞かれるのがイヤなんだろう。普段何もして居ないモンね。幼児が殺されさえしなければ縛られようがどうされようが見て見ぬ振りをするのが行政の姿勢なんだ。でもこの認可外保育所では前科があり昨年9ケ月の幼児が亡くなり、現在両親が経営者達を過失致死などで刑事告訴しているから宇都宮市は知らなかった筈がないよね。写真は被害者の両親に施設の関係者から極秘で送付されたものだ、保育所の職員にも呵責の念に耐えられぬ者が居たんだろうな。

先日愚妻が介護保険証がなくなったと言いだした。何でも妻は要支援1を得てヘルパーさんに来て貰うつもりらしくケアマネさんに保険証を提示せねばならぬとか…、そう言われて気付いたのだが私の介護保険証も見当たらない。何時か貰った記憶があるが使ったことがないから何処に仕舞ったか忘れて居る。序でだから妻の分も一緒に区役所に再発行を申請したら、判子もなしに簡単に貰えたが、平成18年に交付を受けて以来保険証の更新は全くされて居ないそうだ。健康保険証は毎年交付だし病院に行けば毎月提示を要求されるから大切に保管しているが、介護保険料だけは年金からきっちり差引かれながら保険証は9年間も更新しないなんて杜撰極まりない、紛失して当然だろう。それなら要支援か要介護認定を受けた者だけに保険証を交付すれば良いと思うが、お役所って無駄なことをするね、再発行に行った折、区役所の窓口で「永く保険料だけ取られて損してる」とぼやいたら「損をされてる方が何よりですよ」と窓口の小母さんに慰められた、多くの方から同じ言葉を受けて用意された回答なんだろう、そうだよね^^。

諫早干拓事業の開門事件が泥沼化し、工事着工から四半世紀が過ぎた。全ては当時の建設省が工事の利権を餌に天に唾した行為だ(>_<)。現在敗訴した国が原告漁業者一日一人当たり1万円(総額1億3500万円)の制裁金を一括して弁護団団長の口座に振り込んでいるが、福岡国税局が原告漁業者にこの制裁金に対し税金を払えと言ってきた、国の嫌がらせだが弁護団も多額の報酬を期待しての預かりだから税金を取るなら弁護士の支払を必要経費とすべきだし、そうなると弁護士の方にも所得が発生するからそっちも考慮しないのは片手落ちだ。そもそも制裁金は法律に基づかない罰金のことだから所得税法上の収入金額に該当するのか甚だ疑わしい。開けたり閉めたりと政争の具とされ汚染された諫早湾が可哀想だな。
こんな瑣末なことで騒ぐのは国も漁業者も干拓農民も全員どうかしている、早く止(や)めなさい。皆が一丸となってやらねばならぬことは諫早湾を元の綺麗な海に戻すことではないのか!有明海を護ることではないのか!

先月末に小学6年生藤井聡太くん(奨励会2段)が現在名人戦挑戦者である行方9段などプロ強豪を抑えて詰め将棋解答選手権で優勝したと報道された、史上最年少だ^^。少年は中学生の間に4段(プロ)になりたいと語って居るが過去に中学生で4段に登ったのは加藤一二三、谷川浩司、羽生名人、渡辺明とわずか4人全てタイトル保持者だ。将に終盤の鬼と謂われた天才村山聖(29歳で夭折)の再来だ、10年後が待ち遠しいな^^。

先週仕事で三木の志染に行った。カーナビが第二神明から175号線を上がれと言ったのでその通りに走ったが、帰宅してから道路地図を見ると有料道路経由はわざわざ三角形の二辺を通るのであって、斜辺である押部谷経由を行く方が距離的には遥かに短いと思ったのだが、ナビは到着時間を優先して有料道路を使うように組込まれているようだ、ゆっくりと田園の風景など眺め乍ら行きたいと思ったがナビには私の感傷など全く通じないんだな(;;)。

ネパール首都をM7.8が直撃し死者が1000人を超えた。又南米チリでは対岸でもない1万キロ離れたオーストラリアからも見えた程の物凄い大噴火だったそうだが、此等は人類が石油発掘など自然破壊の極みに対する神の無言の怒りではあるまいか?人類は地球を甘く見すぎていないか。

先週の書けないけど読みたい漢字
大事件が出来(しゅったい)した

今週の書けないけど読みたい漢字
(寂)として声なし