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成田三里塚の悲劇

 

颱風一過、何時もならお盆が過ぎたらがやって来たのですが、それは大昔のことで今ではは11月後半にちょこっと来る貴重なシーズンになってしまいました(;;)。特に蒔いた訳でもなく昨年咲いた零れ種から、家の前のプランターでは今年も月見草がひっそりと咲いています^^。此れを見て感じたのですが、月見草は昨年みたいに沢山の群落からワッと咲くより「ポツンと孤高なのが好ましいな」と思いましたが、此れは「負け惜しみ」や(;;)。昨年の月見草の群落は今年西瓜畑と変身しましたから道行く人はなんでやろと驚いています^^。月見草の花の咲く花弁の開き方はメチャ機械的で、夕暮れ時が訪れる7時前には腕時計ではなくデジタル時計の目盛りのように花弁が開きますから見ていて驚きます。昨年は私が開花を待っていると道を通る女性が月見草を見上げられてポンポンポンと弾け音でも聞こえそうな位リズミカルな咲き方を目の当たりにして目を丸くされてたことがありましたよ^^。

 

 

お盆休みの間は病院へ行った以外は暑さと豪雨で外に出るのも億劫で予て志していた宇沢弘文先生の「成田とは何か」や「闘う三里塚」など数冊を読みました。成田三里塚の闘争は1966年私が31歳の頃起こった事件であって長期間を要し多くの犠牲者を出し、政府の横暴を曝け出した我が国戦後最大の階級闘争です。私は民主主義の時代になんて酷(むご)いことが起こっているのかと義憤を憶えたのでしたが、当時は何処(いずく)も我が国高度成長に至る萌芽期であり、三里塚事件は池田勇人、佐藤栄作共に総理大臣としてアメリカに媚び諂い国民を欺く悪役を演じた結果として起きた悼ましい事件です。私は当時仕事上の事情により不運にもこの重大な国家的歴史的な事件に向かい合うことができず自らに降りかかる火の粉を払いのけるのに必死であったことを今も甚く悔やんで居ります。それは当時が経済成長を謳い文句に政府が中小零細企業に課した税金が異様に高く(所得税80%法人税65%)中小企業は税金をまともに払って居れば首を縊(くく)らねばならぬムチャクチャな酷税であって、誰もが生きるために帳簿を誤魔化し、税務署員はそれを摘発しようと帳簿など信用できないと一切見ずに何の証拠もないのに「裏預金出せ!」とヤクザのように恫喝し、お得意先が「そんなもんない!」と言うと、不可解な「認定留保」なる課税項目を付けては理不尽な更正決定による徴税を繰り返す狭間で、私は税理士になってホヤホヤ3年目にして税理士試験で学んだものなど税務調査の立会現場ではクソの役にも立たずに喧嘩仲裁役係の毎日に明け暮れ当(まさ)に戦国時代でありましたから、三里塚のお百姓たちを思い遣ることや成田の問題を考える心の余裕など全く持たなかったことは今になって思えば無念です。

弁解がましいことはさて置き盆休み夜を徹して読み私を魅了した50年前の古書は字が小さくてタバコの焼け焦げもあり読み難いものでしたが痛快極まるものでありました。三里塚のお百姓たちが「ご先祖様から預かった田んぼを飛行場などに渡してなるものか!」と、お年寄り(老人行動隊)から小学校低学年の少女まで自主的に少年少女行動隊を組織して、応援に全国から駆けつけた、反共産党系全学連の礼儀正しい学生達と共に機動隊に徹底的に手向い、お百姓たちを応援する観衆や応援団も全国から詰めかけ多いときに3000人も来て機動隊へ投石など農民を加勢する情景は、まるでスペクタクル映画を見ているようで少年時代に読んだ冒険小説のようでした^^。軈て機動隊は状況不利と見て観衆の来ない早朝に襲ってくるなど変化しましたが、お百姓の婦人行動隊は二人一組で躰を立木に鎖で括り付けてバリケードとなり機動隊の侵入を阻み、更に機動隊員たちに糞尿を振りまいて抵抗し公務執行妨害で逮捕を迫られた婦人行動隊員たちは自ら糞尿をかぶって機動隊に抱きついて行き、「カンニンして…」「カンニンして…」と隊員が哀願するさまは観衆達の嘲笑を誘って居ました。皆様にはご記憶がないと思いますが田舎では学校の往還などに必ず肥溜めに落ちた経験があり、裸になって川に飛び込んで洗うのでしたが匂いが落ちるのにどうしても数日を要し、家に入れて貰えず納屋の藁に包まって寝て居たのです(;;)。

皆様も是非一度此の成田三里塚のお百姓達と少年少女行動隊と老人行動隊の活躍とその生き様を読まれたら如何でしょうか。男の子は言うに及ばず、町に働きに行かずに百姓をしたいと希望する三里塚の若い女性については「親子の絆」の産物であり、両親の真摯な生き様が齎した結果であったと思います。最後の強制執行1時間前に死を覚悟したお百姓たち全員が歌ったのは文部省唱歌「故郷」でした。彼らは二回歌いました。唯々涙に眩(く)れました。

 

全英女子オープンで優勝した渋野日向子選手はNEC軽井沢72ゴルフ二位タイで本日決勝を迎えます。2週間前の英国遠征から二週間連続の国内戦出場で疲労困憊、なのに常にギャラリーに笑顔を絶やさぬ態度には胸打たれますね。この子は去年プロテスト通ったばかりの未だハタチなんよ!身長165cmで足は26.5cmなんよ。安定化あるなあ^^。

 

先週の読めそうで読めない字   年の所為(せい)か目が霞む

今週の読めそうで読めない字   今こそ我が国存亡の(秋)だ

 

スマイル・シンデレラ

うちの事務所も今週は金曜日までお盆休みになり土日祝日併せ9日間を寛いで過ごせます。先週アイセンターで眼球注射したため13日だけ朝イチで術後検査日ですが此の日ならお盆休みで通勤電車が楽チンだと思われ助かりそうです^^。でも颱風10号がどうなるか少し気に掛かります…(;;)。他の日は何処にも行かず昨日まで連日外出して衰えた体力の回復に努め、読書の傍ら一日一局全力を籠めて午後のネット囲碁対局を楽しもうと思っています^^。

 

 

先月ご紹介したあのハブランサスがひと月を経て力を取り戻したのでしょう、再びワッと咲きました。先月は20個位やったけど今度は30以上数えきれない程です。あの後家庭ゴミで作った堆肥を施したのが少し宛効いて来たのかも知れません。3日間咲いて萎みましたが、次回は計算では9月ですが果たして咲いてくれるでしょうか?隣ではタンポポに似た可愛い小鬼田平子(コオニタビラコ)が雑草の左で競って咲いていますが雑草を見てくれるのは私一人だけで怨めしげです(;;)。

 

今日は働く女性の資格の話です。昔女性だけの職場だった看護婦さんは法律の改正で男女が勤務できるようになったため名前が看護師と変わりましたが、昔産婆さんと言ってた職業が今では助産婦から助産師と変わりました。でも女性の恥じらいを尊重する我が国では未だに法律で男性の助産師を認めて居ないし、助産院を開業している助産師さんも少ないと思われるから産婆の儘で良かったのではないかと思いますが、看護婦だけでなく助産婦まで助産師にされたのはどうやら「」と言う言葉には「帚(ほうき)を持った女」と謂う掃除婦の如く女性を蔑視する言葉の意味を含んで居るとか言い出す愚かなな国語学者の登場で「婦」が汎ゆる女性の職業から排除されたのでした。「婦」(掃除する女)と「師」(先生)では月とスッポンですよね。看護婦が看護師に変えられて間もない20年位前のことですが、明石のガンセンターへお得意先のお見舞いに行っていたら、外来待合で患者から「婦長さん」と呼び掛けられた女性がきっぱりと「師長です」「あのう婦長さん」「師長です」には思わず笑ってしまいました^^。その患者には「師長」は「市長」としか聞こえて居なかったんでしょう^^。師長もそこまで拘らずに「はい」と言えなかった背景には「婦長」の(掃除する女の長)のイメージがプライドに耐えられなかったのかしら^^。話変わるけど保育士、介護士は「師」でなく「士」なのは何故なのかな?看護師や助産師は医師と同じ医療系であっても厚労省の縄張りの力によるものです。同じ厚労省の管轄でも医師、看護師は医政局や健康局が司り、保育園は児童家庭局が管轄ですから医師系の部署と縄張りが違うので保育士を「保育師」とは言えないのです。学校の先生なら高校から幼稚園まで文科省の所轄ですから「教諭」と言いますよね。「教師」は法律的な言葉ではありません。保育士は在学中に単位を取得すれば幼稚園教諭の資格も取得できますが、厚労省管轄の保育園がどんなに背伸びしてもどんなに大きくなっても大本(おおもと)が異なるため文科省管轄の幼稚園にはなれないのでした💢。日本って省益ばかりかその内部でも見えない壁が鬩(せめ)ぎあったややこしい国やなあ❢。保育園から幼稚園までその儘上がれたら環境の安定から子ども達の成長にメチャ資すると思うんだけど…(;;)。日本の役人って省益に省内部に横たわる大きな溝など国民不在で了見狭いよな💢。処で「婦人」や「主婦」はどうなの?「婦人倶楽部」や「主婦の友」は閉刊したけど…、「婦人」「主婦」など特に差別語とは思えないんやけどな?

 

 

先週のトップニュース、渋野日向子20歳が人生初の海外ラウンド然もメジャー全英女子オープン優勝し全国紙一面トップを飾りました^^。優勝の掛かった最終18番では5mのバーディーパット、此れを入れないと勝てないと心を括りガツンと打って入りましたがすごい度胸でしたね。入らなければ3パットで3位に転落する処でした。私は彼女が三日目のトップだったから2位か3位なら兎も角此れではその夜眠れず先ず自滅してダメだろうな(;;)と過去の幾つかの例から諦めて居ましたから彼女の物凄い肝っ玉と度胸には唯々魂消ました。此れぞ大和魂や^^。それまで彼女を決して美人だとは思ってなかったけど、その笑顔の美しさに彼女が英国でスマイル・シンデレラと呼ばれて居る意味が分かりました。笑顔って共通の世界語です、笑顔は人間にしかできないもんね。素敵やったね^^。英国でも新聞のトップニュースでしたよ^^。

 

 

先週の読めそうで読めない字   学問を攻(おさ)める

今週の読めそうで読めない字   年の(所為)か目が霞む

全域避難指示

早朝熊蝉の大合唱に目が覚める毎日です(;;)。今日も早朝から30度超えで一向に雨が降らず夜7時に自室の2階に上がると温度計の35度には思わず汗が吹き出します(;;)。戦争前の人間である私は冷房が大嫌いで32度位までは耐えられますが流石35度はリモコンに手が伸びます。30度で安定すると除湿ボタンに切り替え睡るのが習慣です。海外研修でアフリカ・マダガスカルにいる孫娘はLINEで「昼でも寒いから長袖着ている」と訴えてくる。アフリカやのに日本より涼しいなんてなんでやろ?。

 

 

種なし西瓜の雄花の役目で植えられたのに健気にも自分の雄花と雌花で着果した西瓜は先々週木曜日に収穫されました^^。孫がこの翌日マダガスカルへ留学するので一口食べさせたかったのです。8キロ以上もあって急拵えの痩せた土で良くまあ育ってくれたと感心しています^^。種馬のため普段は必須とされて居る南瓜の接ぎ木苗ではなく純粋の西瓜苗だったので種が少なくシャリシャリと口の中で溶ける感触は紛れもなく子供の時食べた本物の西瓜の味でしたよ^^。受粉の種なしが赤だったのにこっちは何故か赤くなく黃色西瓜だったのにはビックリしました。

先月初旬に九州鹿児島市を始め多くの市町村が豪雨に襲われた際、気象庁が全域避難指示を出した問題について先週NHKラジオは特集を組んでその是非を論じました。あの日の気象庁の報道に対して各地より非難が殺到したものだと思います。7月7日号のブログで触れましたからご記憶の方も多いと思います。あの避難勧告は悲鳴に近い必死の口調であり、きっと気象目盛りが頂点を超えたので気象庁もパニックになったことでしょう。幸いあの豪雨では何故か真備地方のような災害が起こらなかったけど地域を指定せずに気象庁に「全域」と言われては避難場所も被害対象ってことだから住民は逃げ場所を失って居ることを知らされて居ることになり、わたし的にはメチャクチャ無責任だと感じました❢。全域避難ってことは「外に出るな、今居る場所を動くな!」の反語だったんだ!と今になって悟りましたが気象庁もあまりの豪雨に判断力を欠いての問題発言だったでしょうか。住民はきっと混乱してパニクったと思います、生きた心地がしなかった方も多かったでしょう。「全域避難勧告は住民の不安を煽るあまりに無責任や、もう少し違った表現ができなかったのか」の反論が多くて先週の特集(反省か?)になったものと思われました(;;)。

 

 

あの京アニ放火事件は自己チューのオタク男が逆恨みして多数の死者や負傷者を出し残酷且つ理不尽なものでした。お参りに訪れる方が外国を含め各地から訪れられ献花や献品など物凄い量です。あれってアニメフアン達の善意であり志だけど結局は数日毎にゴミとして処理されると思います。誰が処分やら掃除をするの?京アニの人達ではないと思うので行政の仕事になるのでしょうが行政も文句を言えば悪役になるから何一つも言えない処が辛いよね❢。

今更戦時中の徴用工とか…韓国の執拗な嫌がらせがエスカレートし、じっと我慢していた我が国も遂に怒って韓国への輸出禁止をするまでに至りましたが、貿易が途絶えて困るのは一方的に韓国ですからこの結果は予め読めていた筈なのにどうしてこんな風になってしまったのでしょう。唯のいじめられっ子の反逆とは思えません。国を挙げて我が国を糾弾しようとして居ます。ひょっとして我々国民に知らされていない何かが日韓の背後に隠されているのではないかと憂慮します。太平洋戦争の前夜のような雰囲気が漂っているのは徒事(ただごと)ではない気がしてなりませんが…(;;)。

択捉(エトロフ)島でロシア首相が「我々の土地だ」と啖呵を切ったが、安倍さんも菅官房長官もダンマリだ「それならロシアランクル10マル(トヨタの四駆)輸出禁止」なんて言ってやれないのかなあ(;;)相手が強そうだとしっぽを巻いてスゴスゴと…。此れでは日本負け犬丸出しやないか❢💢。

先週の読めそうで読めない字   友の忠告を肯(がえん)じない

今週の読めそうで読めない字   学問を(攻)める

 

 

故郷は古里なの?

先週月曜に種なし西瓜を収穫し事務所全員で賞味しました。手前味噌でなく本当に美味しかった^^。西瓜につきものである収穫期が適期であったかどうかが一番案じられましたが、西瓜の蔓から出ているひげが枯れたら採れとネットに書いてあったし積算温度も丁度1000度位なので思い切って採りましたが正解でした^^。円周は60cmで普通の西瓜より一回り小さかったが種なしの宿命で仕方ありません。週末には種なし西瓜の種馬苗の自家受粉「種あり西瓜」も摘果し美味しく戴きましたがそれについては来週にて…^^。

今日は常用漢字読み方の疑問についてお話したいと思います。「故郷(ふるさと)」って懐かしく床しい言葉ですよね。日本人の真心が滲んで居ます。唱歌「故郷(ふるさと)」♫兎追いし彼の山、小鮒釣りし彼の川♬口遊(ずさ)むと過ぎ去った遠い遠い昔が蘇って涙が出そうになります。日本人拉致被害者支援者団体の開催する支援者団体の集会では、集会の最後に必ず拉致被害者の早期帰国を願って参加者全員で文部省唱歌「故郷(ふるさと)」を合唱されることが通例となって居るそうですが、この歌は我ら日本人に強烈な愛国心を鼓舞する文部省選定大正3年からの尋常小学校唱歌であり私達の原点である「心のふるさと」です。処がこの床しい言葉である「故郷」(ふるさと)は常用漢字音訓表に「ふるさと」という読みがないと言う理由を付けて最近では「故里」と同じく排斥されて新聞で必ず「古里」にされてしまって居ます💢、此れでは何だか「故郷」が古物屋になり薄汚れてメチャ嫌だな❢。何で?「故」も「郷」も常用漢字なのに…(;;)。文科省は訓読みの仮名を勝手に罷めるな!常用漢字には必ず読みが付いて居ますが「故」は音読み「こ」訓読み「ゆえ」であって「ふる」も「さと」も高校3年生になっても教わらない「表外読み」とされて居るのが原因なんです。「郷」も同様常用漢字の音訓は「きよう」「ごう」で「さと」は同じく表外読みだとされ「故郷」「故里」が何時しか国語審議委員会に異端児とされて使われなくなりましたが、国語審議委員会は馬鹿ですね❢。唱歌の方を「古里」にできないのでは矛盾撞着ではありませんか?「温故知新」(故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る)と謂う有名な格言がありますが、「温(たず)ねる」も表外読みだから漢文を選択しない高校生に教えられないことになるけど、中高生なら誰も知っている四字熟語だから、常用漢字の音訓が教育上と全く乖離して機能していないのは全く可怪しいと思います。戦後常用漢字を作った国語審議委員会は正しい日本語をダメにした張本人でしょう。又今の日本人が正しい日本語が書けないのは常用漢字を決める際、ちゃんとした字を簡略化した変な字体に彼らが変えたせいです💢、私達小学生のうち憶えた旧字体を全部忘れさせられて❢新しい変な常用漢字を憶えさせられた屈辱は今も忘れません。68歳で初めて漢検3級を受験したとき旧字体を書いて三問6点を失ったことはメチャ屈辱でした❢。小学生までに頭の襞に刻み込まれたものは最早記憶から剥がせなくなっているんだ…?と慨嘆しました。今だに私は収入を「收入」なんて書いてるもんね(;;)。

かんぽ不正問題は国民の信頼を根底から覆しました❢。民間から簡保の保険営業に転職したさる局員は「民間生保なら呼び鈴を鳴らしてもドアは開かないが「郵便局です」と言えばお客さんは判子を持ってドアを開ける」と言う信頼につけ込んだ(;;)と国営時代からの体質を喝破されたが、誰も郵便局が不正を働いているなど思っても居なかったから余計悪質ですね💢。他にも国のしていることには先ず疑って見る必要があるんじゃないかしら?

先週の読めそうで読めない字   紅娘(てんとうむし)

今週の読めそうで読めない字   友の忠告を(肯)んじない

 

 

 

 

学問は何のためにあるか

あれだけ毎朝懸命に種なし西瓜雌花の開花を探していたのに先週初めに女子職員が朝出勤時に玄関先の庭の柵に左右2つも西瓜がぶら下がっているのに気付いて教えて呉れました^^。2つとも事務所の外塀の桟を蔓が巻いて内側に西瓜がぶら下がっているではありませんか。着果した時点で実がぶら下がっていたため冬瓜のように楕円形でした。慌てて柵に絡みついている蔓を切り地面に下ろして発泡スチロールを敷いて安定させましたが、上手く丸くなってくれるかどうか興味深い処です。予備の株にはちゃんと着果して収穫期を迎えて居るのに本命株は幾ら雌花に受粉させても黒くなって腐るばかり…、もうダメなんやと諦めていたら最近になって葉も茂って蔓がぐんぐんと伸びだしたのは肥料の効果が後になって出てきたせいだとわかりましたが繁茂し過ぎて雌花の開花には気付きませんでした(;;)。でも、何時の間にかチャンと媒介の昆虫が種あり西瓜の雄花の花粉を庭の西南から東の端まで遥々20mを運んで来てくれてたんや^^。蝶々か蜂か知らんけど有難うねm(_ _)m。

 

 

 

 

 

上の写真は、10日後のものです。茂みの右上に西瓜がありますが分かりますか?こんなに大きくなりました^^。

 

 

今日は我が国の教育のあり方に意見を呈したいと思います。シカゴ大学や東京大学など世界中で経済学を教えられた宇沢弘文先生の著書を私は愛読して居ますが、中でも「自動車の社会的費用」と「人間の経済」は私如き非才にもよく理解できる好著です。入学試験は成績の優秀な生徒を確保するためにありますが、先生は著書「人間の経済」でシカゴ大学内の選考試験について触れられ、優秀な成績で入学した学生の大半が学者として大してモノにならなかったので逆に合格者のうち点の悪い者から順に選んでみたら優秀な人材が揃うようになったとか…^^。ウソー!実の処、人が内に秘めた力など外部から正しく測ることはとても難しいことなんでしょう。宇沢先生は文科省が大学入試共通テストなど学生の内に秘めた個性特性を全く考慮することなく一定の生徒を選ぶために陳腐な方法を用い恬として恥じないのは奇怪であって所詮五者択一問題なんかで優秀な人間が選べる道理がないと嘆いて居られます(;;)。国語問題に自分の著書の一部を採用された作家が自分には正答が分からなかった例は山田詠美など文学者から数知れず報告されて居ることだし、加えて問題作成者の資質にも問題があるのはとても遺憾です。採点が容易でも正答が得られない5択など罷めて私は論文式の出題にすればきっと個性ある優秀な学生が選べると思います。昔のアナログ時代の問題は採点者の質と採点方法や時間が大変だから罷(や)めたと思いますが良い学生を選ぶために出題と解答の省力化するなんて学生をバカにして居ます、効率重視の現代では公平な採点が難しい論文問題は現実的でなくムリなんでしょうか(;;)。センター試験は文科省が安易な方法で自分たちの操れる学生を見付けようとする簡便法かも知れません。個性溢れた優秀な学生を見付けることはそれだけ手間隙(ひま)かけないとできないけど絶対にしなければならぬと宇沢先生は言って居られます。
私ごとで恐縮ですが65年前のことです。大学受験の昭和29年は鍋底不景気でもあったし「商大(家から歩いて通える)に落ちたら、後は知らんからな!」と四年後に勘当までされる怖い父から引導を渡され、仕方なく昼間は大阪で丁稚奉公をするつもりで当時は天神橋6丁目の関西大学経済学部の夜間部を受験しました。そのとき一般社会の出題で「民主主義について述べよ」と800字論文が出題されたことを憶えています。思うに関大は夜学の受験生如きの書いた論文まで真剣に読んでくれてたんや!採点者はきっと大変だったと思いますが昔は例え相手がしがない夜間生であっても其れ位手間隙(ひま)かけて力を吟味してくれて居たのでした。論文は国語作文、国文法更には漢字力も充分に試せるし入試に不可欠ではないでしようか。なんや!今の文科省は!何が5択や!💢。学問は自分の教養のためだと私は懸命に励みましたが、今の学生には学問は教養でなく受験のためのものなんや!(;;)。それなら受験が済んだら先ず忘れるよな💢。金太郎飴のような学生だけ作って文科省は日本の未来を政治家の思い取りにするつもりなんや❢

 

 

京アニ事件は悲惨な事件でした。犯人は重症とか自業自得ですが、此奴の手術治療費は誰は支払うの?阪大病院に移送されたから国が税金で払うことになりそうや(;;)けど結局我々の税金やないの?

 

 

今日は参議院選挙です。何故かカナ表示の候補者が多いけど自民党比例区の候補者33名を数えたらカナが87字で漢字は80字やった(;;)漢字が読めないんやろと自民党は選挙民をバカにするな!❢💢。

 

 

先週の読めそうで読めない字    彼は情(すげ)なく横を向いた

今週の読めそうで読めない字    (紅娘)

日本人のルーツ

 

 

今年も毎年恒例の風蘭が咲いて呉れました^^。実(げ)に涼しげです^^。ずっと事務所玄関先を占領したススキのプランターの足元に置かれてあって影薄く昼間極々(ごくごく)僅かな時間しかお日様の当たらない環境が此の花には好ましく、この時期十日間だけひっそりと花を付けます^^。カトレアや胡蝶蘭に代表される豪華絢爛な西洋の蘭と違って我が国の蘭は総じて清楚で儚い中原淳一風の和風美人が多く鷺草、春蘭、ネジバナなどに共通する処は日本人が古来愛する「侘(わ)び寂(さ)び」ではないでしょうか。普段余り構って遣らなかったので少し拗ねて居るようです、今年は鉢の水苔を変えてやろうと思って鉢の中を探ったら水苔がなくて根だけで生きていました(;;)風蘭ちゃん放ったらかしてゴメンなm(_ _)m。早速1時間掛けて水苔を搾って根に巻き付けてやりました。来年もきっと咲いてね^^。

 

 

 

 

 

旧石器時代に当たる3万年前に丸木舟で早い黒潮に逆らって台湾から沖縄を目指した我らが日本人の先祖であるホモサピエンスの成り立ちに迫る研究をすべく40歳から60歳の漕ぎ手4名(女1人を含む)が丸木舟で此の7日台湾を出発し45時間掛けて難関の黒潮を縦断して直線で200km以上ある沖縄県与那国島に到達する快挙を成し遂げました^^。太古の日本人は沖縄を経由して渡来したのではないかと想像されますが、それはさておき沖縄に人類が住むには台湾から来たことしか想像できないそうですから今回その実験が行われたものです。女性一人が加わっているのは子孫を儲けるために必要だったからでしょうね。3億年前も交代要員など居よう筈もなく、だから今回4名が45時間休憩も交代もせずに漕ぎ続けたそうです、偉いなあ^^。頑張ったよなあ^^。でもトイレはどうしたのかな?世間の関心は全てトイレに尽きるらしく、写真にあるようにその度に海に飛び込んで用を足されたとか…^^、そうや、それで決行が暑い夏やったんや!気候の温暖な5月なら汗が少なく快適でも海の水が冷たくて飛び込んだら筋肉が収縮して漕ぐ力が削がれると思うもんな(;;)。今回の漕ぎ出しは目的地が分かっていたから皆頑張れたけど3万年前は万分の一の可能性に賭けての決死の旅だったろうし、何百隻も次々と舟で送り出された幾多の先達の生存が全く期待できない状態での船出であっただろうから、家族とは水盃での覚悟の旅ではなかったかと思うと我々日本人の元祖であったかも知れない彼らの勇気には全く胸が熱くなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

先週月曜の新聞広告には驚きました。「新聞という病」我が国の四大新聞がクソミソに叩かれた書物の広告が各社ともに大きく掲載されました。此れって新聞社の偉い人達は怒らないの?そうなんです、新聞社はどんなに偉い編集長でも広告部には全く頭が上がらないのです。購読料より多く広告料が新聞収入の大半を担っている広告部は新聞社の王様ですからこんなものでも恥ずかしげもなく掲載されます。こんなもの何で載せるのか!と怒る編集部の声も広告料の前には全く効き目がないのです、普段論陣を張って金の亡者を糾弾し、ええ格好してる割にはお金の前での節操のなさには唯々呆れますね(_)。二代目「プリウス」の制御装置の不具合から高齢者のブレーキ事故が多発してもトヨタが全くマスメディアから糾弾されない理由が皆様も漸くお分かりになられたでしょう。さすれば昔月刊誌「暮しの手帳」を無広告で頑張り通した編集長花森安治は偉かったですね^^。広告を掲載したら正しい記事が書けないと言うことが彼のポリシーでしたよ。

 

先日の毎日新聞万能川柳に掲載された入選作「月桂冠シャープTOTO共通点」数日考えたが、漢字とカタカナとローマ字の会社名が何を意味するのか意味が分からない?誰か教えてねm(_ _)m。

 

先週の読めそうで読めない字   それはきっとあり得(う)ることだね

最近ではNHKアナウンサーでも誤りである「ありえる」と読む方が増えて来ましたね、此れは「あり得ない」からの連想であって決して正しくありません。国語辞典を見られたらきっと誤りがお分かりでしょう。近くの辞書を見ると先ず広辞苑、岩波国語辞典新明解国語辞典明鏡国語辞典は「あり得(う)る」だけで、岩波国語辞典三省堂国語辞典には「あり得((う)る)と「あり得ない」が両方掲げてありましたよ。小学館精選版日本国語大辞典は流石に「ありえる」も見出し語にしていますが、語義部分は『「ありうる」を参照せよ』でした。

今週の読めそうで読めない字    彼は(情)なく横を向いた

 

自然災害は天罰だ!

 

先週火曜日の朝自宅前プランターのハブランサスが花を付けました。確か昨年もご紹介しましたね。球根の中には小さい発育不全のものだってある筈ですが、どうして一斉に開花の歩調が合うのか不思議でなりません?「ワッと咲いた」と謂う表現がピッタリの咲き方です^^。土も変えず堆肥も遣らず、唯一夕方決まってHB101の水やりに励んでいたのが効を奏したのでしょうか。普段ろくすっぽ構って遣れず花の大群を見て後悔一入(ひとしお)です。でも花はたった3日で萎みましたよ、儚い命でした(;;)。次の開花は約半月後になりそうです。

 

 

毎年の豪雨や地震、自然災害の多発は、人類が自然を冒涜した振る舞いに対して報復を受けているのだと思います。先週九州南部を襲った豪雨は物凄いものでした、水曜日の夜何時もの習慣でラジオをつけたら途端に「もう直ぐ豪雨が参ります、地域の皆さんは避難勧告が出る前に避難して下さい!」と悲鳴のようなアナウンスを繰り返すラジオ❢、「何で、何で?」と私の頭は一瞬混乱しましたが、気象庁アナウンサーによる九州地方の豪雨災害に対する緊急メッセージでありました。「避難勧告の前に避難」と謂う言葉は如何に緊急事態が切迫して居るかを窺わせましたが、気象庁の計測データが間に合わぬ位災害のスピードが早く規模が大きいと謂うことなのでしょう、或いは気象庁の感知ソフトの設定値を超える豪雨だったのかも知れません。然しラジオを聞いている方は裏山が崩れかけた気配など察した方を除いては暗がりではあるし、取り敢えず避難勧告が出ないことには動かないと思います。「避難勧告前の避難」とはきっと最近のゲリラ豪雨の大きさが気象庁の予知ソフトの基準を超えてしまったのではないでしょうか(;;)。緊急メッセージが一段落して次に一般のニュースをお伝えしますとアナウンサーが代わりましたが、一般のニュースも矢張り「九州南部の豪雨は…」と同じ大雨情報でしたよ(;;)。翌日の兵庫県南部の降水量は150mmであり、週後半はずっと雨と伝えられたので連日出かける予定の身とて不安に苛まれましたが翌日木曜日も金曜日も昨日も雨が降らない天気でしたからきっと前線が九州にしがみついて動かないせいではないかと広島県の呉地区や岡山県真備地区災害の再来を恐れ鹿児島県の方々を案じたものですが被害はそれ程大きくなかったようで前線が何処に消えたのか不思議でなりません。今回の大雨で幾ら雨が降っても、山裾が崩れたり川が氾濫しなかったため大事には至らなかったことと思い本当に僥倖だと安堵しました。

大阪城のエレベーター設置について、「大きなミス」と発言した安倍総理が身障者達からの抗議を受けて自己の発言を「ちょっと遺憾だ」と述べましたが、この日本語は怪しいね。「遺憾」とは三省堂国語辞典によると「十分にできなくて心残りの様子」又は「残念」と書かれている。自分が言っておいて「心残り」でもないだろう。安倍総理の意は決して残念でも心残りでもなく、謝る意思がないのに一見謝ったかに受け取られる言葉を用いているから確信犯や。でも多くの読者は「ゴメン」と言ったと受け取っているよね。日本語は難しいよな(;;)。

入試疑惑の東京医大に於いて、僻地で診療させるための「地域枠」で合格した生徒が約束を破り都内の附属病院の研修医になって居たことが発覚しました(;;)。「地域枠」は通常の合格点より悪くても卒業後9年間僻地診療することを条件に合格させて貰った謂わば恩返しであり、現在医大生全体の約10%に達します。返済不要の奨学金など至れり尽くせりの待遇にも関わらず約束を守らぬ不届き者が後を絶たないのは、入ってしまえばどうでもなるとの安易な考えと学校側が生徒の親や関係者の圧力に屈したものだと思います。此れは完全な詐欺行為ではありませんか。約束違反の理由は恐らく内外部からの圧力だと思います。然し「地域枠」の医学生を附属病院への囲い込みなど厚労省の方針に背くものであり、こんな学校は我々の血税である私学助成金を受け取る資格がありません。東京医大は此れまでの私学助成金を全部返しなさい!そして「地域枠」不同意の医者を百叩きの上全員僻地に引っ立てませい!

仙台で2才の幼女がコンビニ海苔巻き一本だけ与えられ、水分無しに放置されて3日で死亡だなんて…💢、母親だけでなく他人に無関心を決め込む社会の責任はどうなんだろう?そんなこんなで少ない日本人がまた減って行くよな(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字   縫い針の糸を通す穴のことを針穴(めど)と言う

「みみ」とも言います

今週の読めそうで読めない字    それはきっとあり(得)ることだね

種あり西瓜の謎 

明日から恐怖の7月を迎えます。昨年はメチャ暑かったですよね。先週後半から久し振りの雨の到来で漸く梅雨がやってきたようですが降り出した雨は何時もの梅雨らしくなくて男性的な雨です。でももう直ぐあの酷暑と颱風が襲ってくるかと思うと憂鬱でなりませんね。

 

 

庭では異変が起こりました!!。種なし西瓜の受粉用の雄蕊が必要なため止む無く植えた種あり西瓜にも当然雌花が咲きますがどうせ種馬だから…と放置していたら、先週気付きました!ナント何時の間にかちゃんと自家受粉してどんどん大きくなって居るではありませんか\(◎o◎)/!でも此れってまるっきり近親相姦です!でも外見は普通の西瓜であり、遺伝子加工のため余り大きくならない種なし西瓜と違ってこちらはノーマルですからずっと後に結実したと思いますがもうとっくに種無し西瓜より大きくなりました^^。切ったら中が種ばっかりやったりして…(;;)。

 

 

先々週の金曜日8時NHK「増田明美のキキスギ」のゲストはボヤキで有名な私と同じ年の元南海ホークス野村克也元監督でした。話は幼少時からプロ入団に至るよく知られている秘話でしたが、彼の口から直接聞くと生々しくて臨場感が溢れます。お父さんは監督が3歳の時満州で戦死され、寂しい漁港で二人の子を抱えて織物の産地でもある京都府竹野郡網野町(今の京丹波市)で看護婦をして暮らしていたお母さんが癌を二度も患い、幼い1年生から兄と一緒に新聞配達やアイスキャンデー売りと苦労され、お母さんの糸繰りの仕事では足りぬ生計を支えた極貧家庭の環境にあって、幼少時より好きな野球は道具が買えないから諦めて居た処、野球部の先生が「今日から私が父親の役目をします」とお母さんに申し出て彼を引き取り衣食住の面倒を全部見て、卒業時にプロ野球全球団に先生が手紙を出してくれたそうですが、返事があったのは南海ホークス鶴岡監督だけだったとか…(;;)。それもテスト生として入団し2年目に4番目の捕手だったのが運良く1番目ら3番目までのキャッチャー全員が怪我や故障で出られなくなっての檜舞台登場という幸運児でしたから、それは偏(ひとえ)に不遇な彼を救うために幸運の女神の仕業だと思いました。その後50年を超える奮迅の活躍は皆様ご存知の通りですね。幼い頃からの精進を神様はちゃんと見て呉れて居ます^^。生徒に無関心で仲間の苛めにも気づかぬ振りをする先生が多い中を生徒の素質を見抜くなんて…❢、生活まで丸抱えなんて…❢、1956年の経済白書に「最早戦後ではない」と謂う有名な警句が記されましたが、それより以前の誰もが食べるに苦しかった時代でしたから偉い先生が居たもんやなとホトホト感心しました。同じ年に生まれながらボンボンであった長嶋茂雄が今や恍惚の人となっていますがその差は偏に野村選手が幼少時に身につけた生命力の差だったのでしょうか。胸に沁み込むようなお話を聞かせて頂き感動一入(ひとしお)でありました。

 

 

私は6時過ぎの夕食時、ニュースを聞き後は入浴までの30分を録画したホームドラマ等を見る慣わしですが、ドラマでは未だ嘗て玄関を開けて家に入ってきた住民や客が手を洗って居るのを目にしたことがありません。直ぐに座って食事を摂っているシーンなどに切り替わります。玄関から冷蔵庫に直行してネクタイを緩めながら缶ビールを取り出し、拭きもしないでプルタブを開けてガブリという光景も少なくありません(;;)。せめて外から帰ったら手を洗うシーンくらい入れて欲しいと思います。手を洗うことは疾病予防に物凄く大切な習慣だと思いますが、そんなに些末なことなのかしら?…、それとも決まっていることだから時間が惜しくて省略しているのかしら?子供達だって見ている時間帯ですから余計そう思います。厚労省のお役人は医者や製薬会社の味方やからまさかこのシーンを禁止しているなんてことないよな💢。話は変わりますが我々がちょっとした切傷なので医者で処方してもらう外用薬のアズノールは、最初医薬部外品だったのに多額な政治献金で処方薬に入れて貰って巨利を博しているそうです。そんな薬は他に無数にあるそうですが、政治家に企業そして政治献金と我々の税金を邪に費消される嫌な世の中になりましたね💢。

 

 

先週の読めそうで読めない字   武士は二君(じくん)に見(まみ)えず

来週の読めそうで読めない字    縫い針の糸を通す穴のことを(針穴)と言う

ギッチョで仕合わせ^^

6月も愈々終盤を迎えて居ます。でも今年は何故か未だ梅雨入りが聞かれず、お百姓さんを思い複雑な心境です。今年もきっと又豪雨や颱風が襲ってくることでしょう。全ては我々が地球を恣(ほしいまま)にした神の怒りだと思います。

 

 

 

今年は50年振りに挑戦した庭の種なし西瓜が植えてから二ヶ月が経過しますが漸く咲いた種あり西瓜の雄花を雌蕊に交配させ漸く結実して少し宛大きくなって呉れました^^。今丁度ソフトボール位でしょうか、この儘無事に大きくなってくれるよう慈しんで育てて行きたいと思っています。

 

 

 

先週のお約束だった土曜日未明に私が市民病院の救急外来で診察を受けた話ですが、原因はその二日前の木曜日正午前に庭で足長蜂を見付け、虫取り網で捉まえ足で踏み付けて殺そうと試みたのでしたが、網の端から逃げ出そうと藻掻いているので咄嗟に親指で蜂の頭を押し潰そうとしたら、蜂はするりと身を躱して私を刺しました。イタタタ(;;)、その痛みの瞬間、蜂は網を逃れて遁走…グヤジー…💢。蜂には子供時代から最近まで何度も刺されて居ましたから大して気に留めてなかったのですが、翌日の朝から親指が5割増しに大きく腫れ上がって真っ赤に変色してきました。マジやばい、と思い、行き付けの皮膚科で診て頂くと一寸腫れ過ぎやから月曜日にもう一度来るように言われ塗り薬を処方して頂いたのですが、夕方看護師さんを通じての電話で指の状態を確認されましたが、そのときは朝と変わりませんでした。寝床に入った午後10時頃先生から直に電話を頂いたので指の写真をスマホで送りました。それを見るや先生は内部が壊死して親指を切断する危険があるから、中央市民病院の救急外来に連絡を入れるので直ちに行くように促され、着のみ着の儘アレヨアレヨと言う間に愚娘の運転で中央市民救急外来に辿り着きましたが、11時なのに外来病棟は会計2時間待ちと書かれ一杯の患者で溢れ零時半頃に漸く診察に呼ばれ、ことの仔細を聞いた先生は上司の先生と二人で念入りに診察した結果「危ないから切開しましょう」と言われ「ドキッ!」指がなくなるよりマシか…と観念したのですが、直後に「利き手は?」と問われ「左です」と答えると即座に「明日の朝まで様子を見ましょうか」と返されました。切ったらひと月は使えないから利き手では困るみたいです。冷房が大嫌いな私(;;)は、翌朝までギンギンに冷房を利かした救急病棟のストレッチャーに横たわって毛布と掛蒲団を2枚宛借りて服も脱がずに包まって震えて居ました。2時間毎にナースが肘下から指先まで4箇所の太さを計りに来ましたが、少しでも太くなると即切開だそうで…(;;)怖い…💢、でも朝になっても患部の状態が変わらず時間の経過と併せて先生からひとまず切開の必要なしとの判断が頂け無事帰宅を赦されました、良かった^^

右手は「食べる」のと「書く」だけしかできない私めは、幼い頃食事と習字に左手を使ってはホッペタを抓られビンタを張られて次第に此の2つだけ右使いにさせられたのだと思い両親の腐心が偲ばれたのでした。因みに中学生以来私の渾名は「チョンギー」です^^。私がギッチョなのがお分かりになりますよね。昔は厳しい矯正が当たり前でしたから今と違ってギッチョはとても少なかったのです。でも食べることと書くことは右だと告げて居たら指を切開されて居たやろね(;;)、怖っ…💢、要らんこと言わんで良かった^^。

 

 

仕事でのお付き合いを通じて誠実な方だったため退職後も長く知友であったEさんが、帰天されて先週鈴蘭台へお別れに行ってきました。菊水山から神戸港夜明けの写真を何時も頂きブログを飾らせて頂いたのはついこの間のことでしたよ、佳人薄命、合掌m(_ _)m。優しい奥さんとEさんの想い出話に花を咲かせ、帰路の神戸電鉄粟生線は60年前の昔信州で乗った懐かしい単線でした^^。最近では自宅付近で見られなくなったトンボの王者ギンヤンマが線路を伝って疾走して行きましたが、懐かしかったなあ^^。トンボ少年の幼い頃を思い出して思わず胸がときめきました。

 

 

先週の読めそうで読めない字    夫婦は二世(にせ)主従は三世(さんぜ)

間男は止せ」と続きます^^。

来週の読めそうで読めない字    武士は(二君)に(見)えず

悲しいね、児童虐待事件

 

ずっと以前にご紹介したので憶えて居られる方もあると思います。お得意先芦屋のNさんから先日メールで送られてきました岩皐月(イワサツキ)の花をご御覧ください。此の皐月は大邸宅の庭園の景観の一つとして置かれている岩の割れ目から発芽して少し宛大きくなり今や花を付けるまでに育ちました^^。岩の中を根がどういう風に辿っているのか分かりませんが、岩から皐月が生まれる訳もなく、土壌にあった根が偶然岩の割れ目を伝って地上に姿を現したものと考えます。それにしても地上に出るまでの過酷な境遇から苦節10年花まで咲かすなんて唯々偉いなあと感腹しきりです。古代古墳のようにCTスキャンで岩の中を見てみたいですね。

 

児童虐待記事が新聞の三面を賑わす不愉快な世の中ですが、千葉県や大阪府に続いて北海道札幌市で又々悼ましい事件が起こりました。父親が誰か分からないが自らは罪のない幼(いとけな)い2歳の幼女池田詩梨(ことり)ちゃんがおむつだけの痩せ細った身体中に痣やタバコを押し当てた跡が惨たらしく付いての衰弱死だそうですが、母親は警察にはそれまで台所から落ちたとかヘアアイロンを踏んだなど見え透いた嘘で逃れていたとか…(;;)、そんなことで幼児が痩せ細ると思えません。父親でもないハングレの入れ墨男が同棲していたことから警察はもっと早く虐待に気付くべきでした。できるだけ事件にしたくない忙しい忙しい警察から半月前に家庭訪問の同行を求められた児相が2回にわたり拒否していたことを警察がマスメディアに明かし、責任を児相に押し付けようとして居ます。虐待から48時間以内に安全確認知する所謂48時間ルールを平然と破った児相は児相で「警察から今は同行が難しいので待ってくれと言われたから行けなかった」「いや行かなかったのは児相の判断だった」と矛盾全開コロコロ変わる態度に呆れます。最早誰が何を言っても死んだ詩梨ちゃんは帰らず事件の醜い責任転嫁は全く情けないですね、警察も児相もモノの言えない幼い被害者にもう少し寄り添う配慮が出来なかったものかと私は歯軋りし腹立たしい思いに駆られます。何時でも幼児が死なないと誰も動かんのは情けない国だと思いました💢。死んでからでは遅いやんか!。「子は宝」と我々は教わってきましたが、どうしてこんな情けない国になったんやろ?何が「子育て支援」や💢。

 

 

先週夕刊の記事です。阪急電車の車内吊り広告「働く人への啓蒙メッセージ」が乗客から猛烈な批判を浴びて急遽取り外しました^^。此れは「多くの働く人をバカにしたメッセージ」です(;;)。上級住民が住んでいる地域を走っているので驕りと高慢ちきな思い込みがこんな愚昧な広告になったと思います。不愉快極まるコピーですね💢。阪急電車は世間に醜態を晒すことになりました。きっとコピーライターが自分の給与と同じ位ならいいかと思って書いたのでしょう、20万円なら乗客からなんや?と軽蔑されるから30万円にしとこか…、とまあ安易に考えたのでしょうが上から目線の不愉快極まる広告ですね、よくまあこんな愚劣なコピーがクライアントである阪急電車の決裁を通りましたね?掲載決定には偉い人の決裁が沢山必要だったと思いますが、きっと全員メクラ判やったんや💢。でないと阪急電車の偉い人は全員バカだと言うことになりはしないかな?何が啓蒙や!何が研究者や!世間を馬鹿にするな!

 

昨日土曜日の午前0時に何故か私は神戸中央市民病院救急外来にて診察を受け救急病棟で朝まで居りました(―_―)!!、詳細は来週のブログにて…(;;)。

 

 

先週の読めそうで読めない字    彼は努力を惰(おこた)る

「努力を怠る」は正しくありません。

来週の読めそうで読めない字    親子は(一世)夫婦は(二世)主従は(三世)