ペット・小動物・昆虫」カテゴリーアーカイブ

電通さまのお通りだ

お盆が過ぎれば早くも庭には秋の気配が漂い、夕刻にはツクツクホウシが啼き、庭では今年も水引草が可憐な花を咲かせています。お祝いの熨斗に似たところから此の名が付けられているようですが、20数年も前、此の事務所に勤務して居たNさんが重い苗を土山の自宅からわざわざ持参されました。今では秋の主役を務めて毎年庭のあちこちに咲き零れます。清楚で可憐な花です^^。

 

世間を騒がしている電通の高橋治之元専務洋服の青木HDから多額の賄賂を巻き上げていた事件が世間の話題となって居ますが、罪状は高橋氏の会社がAOKIから多額の賄賂をコンサルタント料名目で受け取ったことが明るみに出て、高橋元専務は検察の調べに最早逃げられなくなりました。「天網恢々疎にして漏らさず」…とはいみじくも老子の言葉でしたよね。AOKIの青木前会長が「高橋に騙されたような気持ちだ」とコメントした心情も十分理解できます。青木会長は昭和30年代の不景気な時代に草深い長野県の僻地にて洋服の行商から身を起こした苦労人です。現在のアオキHDを築き上げるまでの苦労は恐らく余人の想像を絶するものであったと思われ一昔前なら立志伝中の人と言えましょう。アオキが競技団体への強化費のつもりで振り込んだ2億3千万円の大半を高橋氏が取り込んで、高橋氏が「みなし公務員」との説明も認識もなかったAOKIが贈賄に問われるのはまさに青天の霹靂、アオキ会長が「騙された」と感じたのも無理はありません。生まれ育った環境や境遇から想像される処、万人の思いではアオキ会長が加害者で高橋元専務が被害者であるべきですが現実では全く逆であって、一直線で順風満帆の人生を送ったほうが悪い奴だったなんて世の中って皮肉です。組織委員会の委員達が殆ど電通からの出向者であったことは、汚職のための舞台として予め設営されて居たようなもので、オリパラの組織図が電通によって当初から巧みに仕組まれたものではなかったかと考えて居ます。

 

今月10日発足の第2次岸田改造内閣ですが自民党新執行部内で旧統一教会を巡る問題が再燃しています。岸田文雄首相としては人事刷新で世論の批判を躱す狙いだったのが、結果は裏目に出た格好で却って逆風が強まっているようです。NHKの世論調査で支持率は46%と内閣発足後最低になりました。コロナ第7波への無策、急激な物価高もありますが、旧統一教会との関係のない者を入閣させたと胸を張った改造だった筈が蓋を開けてみれば「統一教会汚染内閣」といってもいいほど教会と関係が深い閣僚ばかりだったということが明らかになったのが大きな理由だと思います。ニュースでは岸田改造内閣と旧統一教会との接点が次々と明らみにされたと報じ、政務三役73人のうち閣僚8人、副大臣11人、政務官12人の合計31人が、教団と何らかの接点を持っていたことが分かっていますが、
この問題を長年調べて来たフリージャーナリストの鈴木エイト氏が改造内閣発表の前日の8月9日に、旧統一教会の広島教区三原教会の教会長や東広島教区の伝道教育部長を歴任して来た教団幹部の光永一也氏と岸田首相のツーショット写真をツイッターに公開しました。つまり岸田首相自身も旧統一教会と関係していたわけで、岸田首相本人も入れれば、現在の改造内閣には8人も旧統一教会の広告塔がいることになりますが、お陰で岸田内閣の支持率があっという間に30%台にまで下落し国民の信を失い本人はコロナに感染と四面楚歌の惨状ですがどう収拾されることでしょうか?

 

安倍元総理殺害事件の最終責任者として中村警察庁長官が辞職願を出しました。この方は昨年9月に就任されたばかりのエリート官僚ですが、22歳で警察庁入庁以来一度も立ち止まることなく天下晴れて最高位である長官に就任し、同期入庁で競い合った大石吉彦氏が警視総監になった人事を昨秋本ブログにてご紹介したことを覚えて居られるでしょうか?東大在学中に受けた国家公務員一種試験(昔の高等文官試験)の順位が中村格氏に大石吉彦氏が僅かに及ばなかった36年間の結末でありましたが、安倍元総理の射殺事件は長官の責任とされ詰腹を切らされることとなり、今回の事件を奇貨として大石氏は36年間の屈辱を晴らしましたが、お役所には決まりごとがあり、警視総監はある意味で最高位のため最早、警察庁長官にはなれず、長官には警察庁の露木次長が就任します。お役人は自らが関わりなくてもその地位によって責任が生じますから若し事件が東京都で起こっていたら大石警視総監が詰腹となって居たこととなります。「禍福は糾える縄の如し」と言いますが、国家公務員一種試験の席次によって地位が変わり、運命が変わるのは恐ろしいですね。
処で国会の承認も得ずに桜の会に加計森友問題を無視したまま、安倍総理の国葬が決まりましたが、総額2億5千万円と発表された葬儀はどう考えても電通以外に仕切る会社がなく、さすれば電通は各所に指値で下請けをさせ巨額の差益を得る構図となるでしょう。なんで広告会社が葬式までするんや!然し今の我が国の仕組みからして国葬なんてものはイベント会社である電通以外に全く候補者がありません。仕事は全て下請け任せ、下請けは孫請け任せ、孫受けは曾孫請け任せ…、値段は付け放題での鞘稼ぎではボロ儲けでしょう。オリパラと同じ構図ではありませんか!今の内に電通の株(一昨日現在4600円からじわりと上がって4700円)を買っておいたら儲かるのではないかしら?

 

先週の読めそうで読めない字      山間(やまあい)の街

今週の読めそうで読めない字       字句を(文)った言葉

パート社員の執念

先週の或日、年寄りの倣い性で早朝4時半に起床しましたが外はもうすっかり明るくて、夏至の到来を実感しました。明るくなってはいても早朝なので誰も通らない家の前で何気に庭を眺めて居るとプランターから勝手に生えて来た芒(すすき)に紋白蝶が止まっているではありませんか?蜜が有るわけでもないのに…?あ、睡ってる!と気付いてスマホを取り出し写した途端、私の動きが伝わったのか、音が聞こえたのか紋白蝶はヒョロヒョロと斜めに飛び出して何処かへ行ってしまいました。せっかく気持ちよく睡っているところを起こして紋白蝶さんゴメンm(_ _)m。

 

今日は分単位での給与の話です。スカイラークと言えばファミレス大手ですが、一人の勇気あるアルバイト社員が、給与の計算方法について疑問を抱き、5分単位で計算し5分未満は切り捨てられて居るのは不当だとスカイラークの労働組合に訴え、会社と労使交渉の結果、労働基準法の原則に従い此のバイト青年は過去2年分の給与差額約6万4千円を会社に支払うことを合意させたそうです^^。此の社員は「1分だろうと1秒だろうと汗水たらして働いたお金に代わりはないから切り捨てられるのは許されない」と訴えたのでした。数分くらいと思いがちですが、紆余曲折の結果、スカイラークは過去2年分の切り捨てられた給与をパートやアルバイト9万人に支払うこととなったそうです^^。そしてその金額はナント!16億円に上るそうです(@@)。「塵も積もれば山となる」の格言は蓋し箴言でありました。

 

もう50年も前のことになりますが、フォークソングが全盛時代にフォークグループ「かぐや姫」の南こうせつが登場して歌った「神田川」が当時の貧しかった若い人達に受けて大ヒットしたことを憶えていられる方はもう70歳になられましたね、此の歌は現在とは違って我が国が当時未だ高度成長の黎明期にあって、苦しいながらも誰もが明るい未来への希望に萌えて貧しい生活の中を大きな目標に向かって懸命に生きて居る時代でありました。この曲のヒットにより当然の如く南こうせつの「神田川」が紅白歌合戦の候補に上がりました。然し商品の宣伝はしないモットーであるNHKの方針から歌の内容にある♪24色のクレパス買って♫が物議を醸し、株式会社サクラクレパスの商品名である「クレパス」から一般名詞である「クレヨン」に歌詞を替えて歌うように要請されたことを不服としてかぐや姫は拒否し、紅白歌合戦の出場はなりませんでした。私が南こうせつの矜持と硬骨振りに称賛のエールを送り、何時だったか、Facebookに掲載しましたから皆様の中で憶えて居られる方もあると思います。

でも最近私は加齢と共に人間が疑り深くなったせいなのか彼の当時の言動に疑問を抱くようになりました。それは、南こうせつが当時「神田川」の歌詞によって売上が激増したサクラクレパスから申し出を受けてスポンサー契約をしていたのではないかと謂う極く極く素朴な疑問でありました。スポンサー料には必ず契約が伴い、契約書には必ず禁止事項があるもので、「クレパス」と歌うことがスポンサー料支払いの条件になって居たのではないかと考えられます。紅白出場は歌手の目標であり、歌手である者全てが悲願とする紅白出場を辞退してまで「クレパス」に固執したのは「クレヨン」と歌うことによって、クレパスから契約不履行による違約金支払いを迫られることを恐れてのものではないかと考えました。果たして私の推理は妄想なんでしょうか?間違っていたら、こうせつさんゴメンなさいm(_ _)m。

 

先週、私は7年振りに西明石へ漢字検定に行って参りました。テスト会場は昔と少しも変わらぬ佇まいで懐かしさに胸が一杯になりましたが、今回は両眼手術に因る視力低下もあってルーペ持参となりました(::)。試験開始時間を告げられて問題紙を開けましたが、何時もならスイスイと筆が進む冒頭の「仮名付け30問」ではペンが止まること暫しの有様に内心動揺し、知ってる字が読めぬもどかしさに身悶える有様に愕然とし、第2問-4問は何とか通過しましたが第5問の書き取りは冷汗三斗で第6-7問の誤字訂正と四字熟語でメチャ落ち込み、第8問の対義語類義語が思い出せず第9問の故事成語で躓くなど第10問の古文の書き取りと仮名付けが8割位書けて、漸く終わりましたが総合では散々の出来栄えでした。これまで一ケ月間の猛勉強は一問も擦らず正答は7年前までの記憶にしぶとく助けられたもので、4割はすっかりと忘れて書けませんでした。書けたものにも誤りが多いと思われ、100点前後(満点200点合格160点)しかできなかったのではないでしょうか。17年前に初めて受験したときよりも、さらに屈辱的な得点となったようです(::)。7年間のブランクを悔いましたが、全ては後の祭りでありました。
おまけに要らぬお土産迄頂戴してしまいました。久し振りに1時間以上身動きもせずに硬い板の椅子に座らされた影響で、その夜から筋肉痛に悩まされ翌日から整形外科への通院となりました。将に踏んだり蹴ったりであり、悪夢の一日でした。トシは取りたくないなあ(;;)。

今朝西垣の奥様に贈り物を頂いたのでお礼の電話をしました。平成の初めから私が加古川地帯から撤退する平成11年までお得意先だった電機店の経理を担当されている奥様です、とても美人で頭の回転の早い方で数年に一度久闊を叙す間柄ですが、此の方とお話をするとめちゃ元気が貰えます。今朝も一杯元気を頂きました^^。私も弱音を吐かないでもう少し頑張ろうと力付けられました。奥様有難う御座いましたm(_ _)m。

 

先週の読めそうで読めない字  香(かぐわ)しい香り(かをり)

今週の読めそうで読めない字   (分限者)の意味はお金持ち

沖縄人も日本人だ!

5月もあと2日、春と謂うより何方かと言えば夏の雰囲気を漂わせるこの頃です。先週玄関先で七星テントウムシが石蕗の葉に寛いでいるのを発見しました^^見ると他にも幾つか居るようです。益虫ですから心がホッコリしますね^^。数年前迄はこの時季になると必ずアマガエルが姿を見せ門柱に乗って辺りを眺めて居ましたが、その微笑ましい光景も何時とはなく見なくなりました。水質汚染のせいだと思われますが家の前を流れる生活用水の交じる側溝に棲息していたウシガエルも死に絶え、今棲んで居るのは弁慶蟹に似た赤い蟹だけとなりましたが、湧き水が多い処だとは言え町の中の溝にネズミ以外の生き物が棲んでいること自体稀有なことだと思って居ます^^。

 

復帰50年を迎えた沖縄ですが、実は未だ政府も世間も内心では沖縄県出身者を日本人と扱って居ないようなのはとても悲しいことです。「♫守りが憎いとて 破れ傘着せて可愛がる子に 雨やかかる、何処が違う!何が悪い♪」 ふと部落差別を歌った「竹田の子守唄」が思い出されますが、内地の人は沖縄を同和部落だと勘違いして居るんでしょうか(::)。先日運転を誤った若い米兵の乗用車に住民が轢き殺され、事故現場に先に到着した米軍が兵隊を引き取って行きその後は再三の交渉で我が国での裁判が認められましたが、復帰50年にして未だこの 状態が継続していることには遣る瀬無い思いに駆られます💢。政府も激しさを増す中国海軍の示威行為や北朝鮮の脅威を目の当たりにしては米軍の存在が自国の安寧に不可欠であって、自衛隊など何の役にも立たぬことを重々承知しているから何も言えないと思います。米軍基地の費用は全て我が国の「思い遣り予算(年間約2110億円)」にて賄われていますから、「お金は全部負担するから沖縄から帰らないで中国や北朝鮮から日本を守って下さいね」とアメリカに懇願している構図でしょう。情けないですね(::)そのうちロシアが羨望の目で狙っている北海道をロシアに攻め込まれた時アメリカはきっと知らぬ顔で助けてくれないと思います💢。観光に往くだけで私達は何も気付いていませんが、実は沖縄の人たちは学者達から、アイヌなどと同じく日本人と異なった人種である原住民「琉球民族」だと信じられています(::)。先年沖縄やアイヌの遺骨を研究名目で持ち帰った東京大学と北海道大学はその後遺族からの訴えで返還を前提に和解しましたが、研究名目で沖縄から琉球時代の遺骨を持ち帰った京都大学については、法廷は返還請求者を子孫と認めながらも「墓を参拝しているからと言って彼等が真の遺族かどうか分からないから「祖先の祭祀を主宰すべきものには当たらない」など訳もわからないことを言って此れを退けました。ついでに遺骨は信仰対象であっても同時に学術資料的文化財的価値を有するなどと言って京大が遺骨を保管することに違法性はないと結論づけたのです。先祖の墓を祀るのは子孫の務めですが盗掘までして持ち出した京都大学が勝訴するのはどう考えても納得が行きません。研究が大事か祖先の祭祀を祀るのが大切か答えは自明だと思うけどな?どうやら判事達は琉球の人を野蛮人であって日本人とは認めたくないようです!だから沖縄の女性が米兵にレイプされても辺野古の美しい珊瑚礁を踏み躙られ米軍基地にされかけても内地の人間は知らん顔を決め込んで居るのだろうが、可怪しいね、悲しいね、どうして誰も何も言わないんだろう?

 

国会議員の特権で新幹線切符が無料になるため起きた元参議院議員の切符詐取事件が報道されました💢。駅員が間違った切符を渡したことでの電話を奇貨として事件が発覚したものですが、新幹線グリーン車がタダになるのなら昨秋問題になった税金のかからない議員への文書交通費代月額100万円支給は重複して居るんじゃないの?どちらも廃止しないと!💢。

 

今月20日の深夜、東急田園都市線で他の乗客に注意されて激昂し殴る蹴るなどの暴行を加えた罪で現行犯逮捕されたのは財務省大臣官房総括審議官小野平八郎(56歳)でした。東大法学部卒ですからもう少しでバラ色の終着駅である事務次官の椅子、更には退職後の絢爛たる天下りが待っていると言うのに少しのお酒で輝かしい将来が全部ふっ飛びました。それにしても財務省はどうして実名報道を止められなかったのでしょうね?同省には警察庁から照会が入った筈です。お役所には派閥とか色々ありますが、此の程度の不祥事報道の外部流出を止められなかったのは財務省に旧大蔵省当時の力が失われてきたものでしょう。思えば平成10年三塚博大蔵大臣と松下康雄日銀総裁まで引責辞任することとなった旧大蔵省のノーパンシャブシャブ事件が思い出されますね(;;)。あれは国家公務員として破廉恥極まる猥褻な事件でしたね^^。

 

ウクライナが攻め込まれてゼレンスキーさん懸命の防戦ですが、西欧諸国やアメリカは武器貸与などだけ…、ロシヤが怖くて軍隊を送らないため住民が多数殺されているウクライナを見殺しにしようとしています。おまけに此の戦いのお陰でウクライナの小麦が輸出できなくなり、運悪くアメリカやカナダも不作であって世界の小麦市場が危機的な状態に陥りました。我が国でもパン屋さんは何れ米粉のパンを作らねばならぬ運命ですが、パンは些細なこと…、暑い夏を迎えてロシヤからの液化天然ガスの供給を断たれては電力が持ちません。アメリカに媚びてロシヤに楯突いた岸田総理!一体どう終熄する?!

 

奈良県庁で35歳の有為な青年が月100時間超のヤミ残業で鬱病を発症し自殺していたことで、両親が提訴!上司は知らぬ存ぜぬを貫いています。役人にも5時に帰れず休日出勤ってあったんや!大昔のことですが大阪の国税局は残業が蔓延ったため、ある日から17時に暖冷房を打ち切って職員を強制的に帰宅させて居ましたよ。

 

先週の読めそうで読めない字     五月雨(さみだれ)が降る

今週の読めそうで読めない字    (現し身)

町にアライグマが…

うちの事務所では多忙な確定申告での束の間の憩いとして先週の2日と6日をGW休みに取り込んでお休みとし、3月決算に備えて従業員の英気を養うことにしました^^。私は何処も行かずに体力の温存に努め来月六年降りでの漢字検定試験の予習と気分転換を兼ねてネットの囲碁対局を数局楽しみましたが、6年間のブランクは大きくて、漢字検定の過去問が結構難しくこんな字も書けないの?こんな字も読めないの?と驚愕し遣る瀬無い思いに打ち拉(ひし)がれたGWでありました(::)。

今日はアライグマの赤ちゃんをご紹介しましょう。水曜日夕刻向かいの空家の庭にアライグマが沢山いるとの情報が耳に入り、好奇心を膨らませて駆けつけると二匹の赤ちゃんアライグマが垣根と草木に囲まれた中庭に居て寂しげに啼き、一匹は門の外で震えているではありませんか!取り敢えず外の奴を捕まえようとしましたがそこは野生のため、威嚇して抵抗されるのを、トンボ取りの網で上手く掬って仲間のところへ帰してやりました。母親が居ないのでお乳も貰えず、家にあったオムライスを与えると3匹喜んでガッついて居ました。その後は小生入浴と就寝時間のため後事を妻に託しましたのですが好奇心旺盛な妻は警察に電話したり駆けつけた警官に事情説明をしたりと84歳には見えぬ大活躍^^、警察も相手が幼くすぐに危害を加えるような成獣でないためとその家が現在持ち主遠方で連絡不能であって、無断侵入もできなかったようで後は区役所に任せることになったそうです。あちらはGW満喫の公務員ですから三連休明けの金曜日にでも来るかと思って毎朝早朝に食べ物を持参しましたが、金曜の早朝行くと彼等の姿がなく何処へ行ったものやらお母さんが連れて帰ったのなら良いな…とあの子達の無事を祈ったものでした。公務員は結局来ず、でも捕まれば殺処分だから公務員のズルを嬉しく思ったよ^^。

 

「 少にして(若くして)学べば壮にして成すあり、 壮にして学べば老いて衰えず、 老いて学べば死して朽ちず」此れは江戸時代の有名な美濃国岩村藩の藩士であった儒学者佐藤 一斎の箴言です。漢字検定試験は、現在東京で単身就職して居る孫娘が今から18年前、小学校一年になったとき一家で受験することを知り私も佐藤 一斎の箴言に倣い老骨に鞭を打って準2級を受験したのが始まりでした^^。以後私一人だけずっと春秋年二回受験を続け6年前私がドナーになったせいで受験を止めるまで受験してきました。長い間受験しながら己の無能を仕事多忙に託(かこつ)けて言い訳とし、一級挑戦に至らなかった己を自嘲しながらの12年間でした(::)。然し80歳を越え体力気力共に急激に衰えて、受験を止めて居たのですが、最近はパソコン依存でペンを持つことが少なくなり、キーボードに頼っているせいか試験を受けなくなったことで何時の間にか漢字が全く書けなくなっている己に気付いて愕然としました。キーボードなど幾ら叩いても少しも字が憶えられず忘れて行くばかり…(::)。読めても書けないのは、受験しなくなってから字を書く機会を失ったせいであることに漸く気付いたのでした。漢字は私の心の支えです。余命も僅かだし…、と先月末一念発起して6月に行われる漢字検定に申し込みましたが、6年間のブランクはメチャ大きく過去問を見ても合格の自信など全くありませんが、ダメならもう一度今秋挑戦してそれでもダメなら来年…、と歩けなくなるまで会場に行こうと思っています。注文した試験問題集が先日到着したので一読しましたが、ページを捲っては読めないこと!書けないこと!驚くばかり(@@)、現状では100点(200点満点160点合格)すら危うく、苦難の旅立ちを迎えることとなりますが、本欄で発表した以上は男の意地として受験を辞められず、合否に執着せずマイペースで初心に帰って一から学びたいと決意を新たにしました。

 

先月末、ロシヤ人の留学生少女レナさんに課せられた我が国での経済制裁に関する新聞記事は私に大きな衝撃を与えました。大学に入学すべくロシヤで日本語を学習した上で単身日本に留学し飲食店のアルバイトなどして必死で日本の大学入学を目指して専門学校に通う少女が、プーチンが悪いからと何の罪もないのに西欧の制裁による通貨ルーブルが下落し、お母さんからの送金まで停止され、寮費が払えずにクレジットカードでキャッシングをして糊口を凌がれるさまが縷縷と語られ甚く私の涙を誘いました。学業を目指す彼女に何の罪もありません。来日のウクライナの人々は歓迎されて居心地良く暖かい衣食住など提供されて居ますが、ロシヤ人と言うだけで此の少女の将来は真っ暗です。たった一人で訪日されて日本の大学に学ぼうとする此の少女の勇気と希望を是非叶えてあげたいと願って居ますが、世の中って不条理だなあ…(::)。ウクライナ人もロシヤ人も同じ人間なのに…。先週この小文を新聞の「読者の声」に投稿しましたが敢えなく没にされました(::)。マスメディアはロシヤに触れることは何事に限らずタブーなんやね!

 

先週ロシア外務省が日本に対する報復手段として日本人63人のロシア入国禁止を発表しました。その中には岸田総理は当然としても共産党の志位委員長まで対象者にされていました(@@)。ソ連とおさらばしたロシアは今や共産主義では帝国主義でなくになってるんや!中国共産党はどうなんだろうね?

 

先週の読めそうで読めない字     人生の奥義(おうぎ)

今週の読めそうで読めない字     (松明)を灯す

遅かった税理士法改正

皆様新年明けまして御目出度う御座います
お正月は如何お過ごしだったでしょうか?私はこの正月でついぞ思いもしなかった88歳の米寿を迎えることになりました。戦時中から戦後の食料難時代に耐えて生き残り、更には60年に亘って税理士として学び且つ戦った年月が感慨無量です。このブログの終焉も何れ遠くないと思いますが、日増しに難解となる税金の仕事をするには柔軟な脳が必要であり、脳を柔軟に操るには日頃の好奇心を決して忘れないことだと信じている私は、あらゆる方面にアンテナを張って躰の続く限りこの仕事を続けて行きたいと願っています。

 

お正月にお送りする花は先月ご紹介した裏庭にひっそり咲く十両です。花じゃないからひっそり生っていると書くべきかもしれません。昨秋に一度登場しましたが寒さが増すに連れて随分大きくなり実も沢山付きました^^。この裏庭には普段太陽を好まない動物や植物が多く住みついて居ます。もう寒いのでオケラやトカゲ(カナヘビ」は冬眠とっくに冬眠していますので見かけませんが、一昨日奥庭掃除の折にヤモリを見かけたので此れもご覧頂きましょう。名前通り家の中に住む悪い虫を食べてくれる益虫です^^、目がクリクリ飛び出し、可愛く私の掌で戯れています^^。

我々の業界機関紙である「税理士会」12月号にて令和4年度税制改正大綱に於いて納税環境整備を掲げて税理士制度の画期的な見直しが明記されました。経済界に於けるウイズコロナの対応も含めてICT化への対応について税理士も「納税者の利便向上及びその業務の改善進歩を図るよう務めるものとする」との規定が設けられ、税理士業会でも電子化を推進し、更には税理士試験科目から受験資格を撤廃するとともに税法科目についても一定の専門課程終了要件を外す画期的なもので受験希望者の門戸が大幅に広がっては大学1年生からどんな学部でも受験が可能となります。既に我々業界では日常業務が帳簿処理、申告書作成共に電子ソフトの使用なくして仕事にならないのが実情であり、改正はむしろ遅きに失した感があります。思えば今を去る30年前大学院博士課程を終了した愚息が、学校での這般の事情により止む無く進路変更を余儀なくされましたが、学歴が嵩高くて同期は大手企業の課長に手が届く地位にまでなっており、それでは受入れ側が難色を示すのは当り前で大学院時代に合格した公務員一種試験合格資格も宝の持ち腐れとなり、止む無く母親の強引な命令を受けて故郷に帰るべく税理士試験を受けようとしましたが、理学部で数学とコンピュータで9年間世界を過ごし、経済学や法学と全く無縁であったため摩訶不思議、税理士の受験資格が何処にも見当たらず、暗中模索の結果、遠回りでありましたが公認会計士に合格し、その資格によって税理士資格を得ることを知ったのですが、税理士試験の受験には大学の経済学部法学部商学部での専門科目の受講単位歴が要件とされるに反し、公認会計士は大学教養課程終了のみであって学部等は問われず、考えれば格が上のはずである会計士の受援資格が緩いなんて摩訶不思議な規則でありました。愚息が公認会計士二次試験に合格して私の事務所に入所した28年前には既に税理士業界はIT化の黎明期にあり、もう生涯神戸に帰ることはないと家を送り出した子供の思わぬ帰神によって、瞬時にして事務所員全員のパソコンがネットワークによって連結され利便性の高い事務所構築がなされたことは文系人間の典型である私には望外の喜びであると自らの幸運に驚き、仕事とは無縁であっても子を想う母親の一心から、彼の学業と私の仕事の大きな乖離を何も分からぬ妻が只管(ひたすら)子を思う故に彼の帰郷を主張したことには心底から感謝したのでありました。

 

昨年末大阪北新地での大量放火殺人事件の犯人が、自らも事件によって死亡したため、捜査本部と多くの遺族が事件の真相に接する機会を失って困惑することとなりましたがコロナ禍により殺伐とした世相の中、これからも他人を巻き込んだこの種の自爆事件が多発するのではないかと憂う毎日です。世の中には自分の不幸を自らのせいにせず世間のせいにする世を拗ねた輩が絶えませんが、早く正義が勝つ無事平穏な日々が我々の許に帰還することを願うばかりですm(_ _)m。

 

元日には多くの方から賀状を頂きました^^。本当に有難うございました。でも何故か今年に限って『本年を持って賀状を終わらせたい』(終活年賀状)とのお便りが数通も届きました。老後資金に対する過剰な社会の風潮でしょうか、何れも私より若い方からであって「切り捨てられたんや!」との思いで私は大きな衝撃を受けています(;;)。ペーパーレス化により会社単位で年賀状を出さない会社も多くなってきたようです。
私は昔は親しくても今は日常の往還がない方であってもお互いの安否を賀状のみで確かめあっている方が数十人居られますが、賀状辞退の理由が手間暇や経済的な理由ではなく、違った処に位置するように思われとても不愉快です。出したくなければ止めれば良く翌年から届かなくなると思いますが「もう賀状出しませんよ!」の宣言には「私がなにか悪いことでもしたのか!」と毎年楽しみにしていた遠い昔からの絆を断ち切られたショックがとても大きいです。皆様は如何お考えでしょうか?

 

先週の読めそうで読めない字    陽炎(かげろう)のように儚(はかな)い

 

今週の読めそうで読めない字    (遮莫)

 

大相撲の四股名

暑かった夏も何時の間にか木枯らしに取って代わり冷たい雨が降る季節が到来しました。師走の風は寒いと謂われますが、気温の急降下が余計寒さを引き立たせて動作の鈍い年寄りを萎縮させます。つい先日まで暑い暑いと文句を言って居ましたから人間って勝手なものです。玄関の庭先では長く咲き誇ったツワブキの花が漸く咲き終わろうとしています。この花は淋しい花で何故か落ち込んでいるときの僅かな慰めになります。地球温暖化のおかげで遅くに生まれたツマグロヒョウモン(南方系の蝶)の雄がツワブキの蜜を吸って懸命に生き延びようとしています。寒い寒い12月だのに逞しいね。

 

大相撲九州場所も、悪玉横綱白鵬が居なくなってせいせいする反面少し寂しくなり、必然的に横綱照ノ富士独走優勝となりましたが、大関陣との力の差が大きく当分は怪我でもしない限り照ノ富士の天下が続くことと思います。今場所前頭筆頭に昇進した若隆景(わかたかかげ)は前半連日関脇大関が相手のためあわや負け越しと思われた後半戦7連勝して給金を直しました^^。小結二人が負け越したので来場所は小結に昇進することになるでしょう。此の力士を話題にした理由はNHKアナウンサーが7時と9時びニュース内にて中入り後全取組の勝敗を読み上げますがこの力士の四股名がどうにも読み難く、7時のニュースアナは辛うじて15日間何とか無事切り抜けましたが、初めの週は少し危なく後半持ち直しました。9時の女性アナはなかなか舌が回らず、意識すればするほど言葉を噛み苦戦の連続でとても可哀そうでした^^。若隆景本人も自分の自己紹介にきっと噛んでいるに違いなく、彼も名付け親の親方を恨んでいるにではないでしょうか?皆様も一度「若隆景」と二回言ってみて下さい。どうですか、言えました?

 

先週の月曜日大の理事長田中英寿は、日大付属板橋病院の建て替えなどを巡る背任罪で起訴された大阪市の医療法人「錦秀会」前理事長籔本雅巳被告らからのリベート収入などが背任や詐欺に問われる裏金であることを知って故意に申告せず、東京地検特捜部と国税局査察部による自宅の家宅捜索で裏金2億数千万円があちこちから発見され所得税法違反で逮捕されました。嗤ってしまいますね^^何処が教育者や!ドブネズミの仲間じゃないか!彼が預金化しなかった理由は後ろめたいお金だし所得税ばかりか相続税まで誤魔化すつもりだったことが丸見えです。早速所得税55%と重加算税35%に延滞税更には住民税10%の追い打ちが来ますから、所得税法違反で告発されての罰金(推定約1億円以上)の追い打ちを併せると 最早殆ど残らないかと思います。ひっこいマスコミが朝夕自宅周辺を屯して騒がしく家族は道を歩けなくなり全員ノイローゼになることでしょうが、全ては自業自得です^^。手足となって悪事を働く学園に巣食うドブねずみ共の罪状を見逃してピンを跳ねるなど学園の長(おさ)としてあるまじき行為であり言語同断でした。神聖であるべき教育者のする行為とは全く思えません。間接的に国の補助金を取り込んだことになりますから本人の辞職届を受理したのでは退縮金を払うことになります。学生や民意の昂まりを恐れ、中央からの圧力もあって理事会は慌てて辞表を受け取らず理事長を解任することに切り替えましたが、お粗末な御用理事会ですね💢。きっと此れから日大志望者は何処にも入学できない偏差値の低い連中ばかりとなるのではないでしょうか?此れまでも常に「ポン大」と蔑視されていましたよね(;;)。

 

唐突な国際線予約停止の発表に各所から猛烈な反対を浴びて、僅か一日で予約停止は撤回されました。当リ前や…、しかも予約停止は国交省航空局長の独断だったとの声明と局長のお詫びとは、何で?…、早過ぎない?張本人の岸田首相はきっと航空局のせいにして、窮地を逃れたに違いありません、此れは安倍や菅さんが水際対策に対し何時も後手後手に回り、国民から批判されたことへの反省から岸田総理の勇み足であって、素直に謝れば良いのに航空局のせいにするのは岸田さんらしいね。菅さんならオロオロして、身代わりまで立てる知恵は浮かばなかったろうな💢。航空局長は左遷どころか時期を見て栄転すると思うよ(;;)。

 

青森県三沢基地近くで米機が燃料タンクを民家の近くに投棄して知らぬ顔、岸田総理は何も言わないね。もう二日後には米軍はビュンビュン飛ばしているから情けないね。防衛相が米国防長官に遺憾の意を表したとか…、お詫びの言葉があったとも憶えず情けないね、腹立たしいよね💢。でも沖縄の人達は辺野古移転でもっと怒っているもんね💢太平洋戦争に負けたのが今になってメチャ悔しいよな(;;)。時効ってないんやね、死刑と一緒やね💢。

 

先週の読めそうで読めない字     血肉(けつにく)の争い

 

今週の読めそうで読めない字    人が(集る)

一面広告のパラ陸上選手

9月も半ばを迎え夕には恒例のオケラが啼く時期となり夏の終わりを音で実感して居ます。南の庭で生まれた雌の三角バッタが今年も何時の間にか随分大きくなりました。今朝は玄関の庭にやってきて朝顔の葉を食べています^^。今は周囲が青いから青い姿をしていますが晩秋になると周囲が枯れ草になるため三角バッタも体色を茶色に変えて鳥に見つからないよう変身しますが、此ればかりは人間の叶わぬ業です。

 

先週月曜、毎日新聞朝刊の一面広告では世界パラ走り幅跳びで惜しくも8位入賞の高桑早生選手の跳躍が登場しました^^。日経の広告費は約1千万円と謂われますから衰退著しい毎日では500万円位でしょうか?とまれパラ選手の一面広告登場はスポンサーである東京海上日動の大きな決断であり快挙でありました^^。成績なら同社所属マラソンの道下選手が金メダルでしたが彼女には「華」がなく、成績より高桑選手の義足を蹴ったその若さと躍動感溢れ華のある姿が採用されたものでしょう。それにしても高桑選手の跳躍の姿は義足とのバランスに渾身を込めた美しいものであり多くの身障者の夢と希望を繋ぐ効果は大きく、健常者にも日常突如起こりうる事故に備える東京海上日動火災保険の啓蒙であり素晴らしいパブリシティーでありました^^。

広告には採用されませんでしたが殆ど全盲に近い小さな道下美里選手の諸外国の強豪を相手に動ずることなくマイペースを忠実に守っての金メダルは素晴らしく、144cm44歳(体重はどう見ても44キロ以下)はまだまだ伸びしろがあると感じました。毎月60キロ以上走られ、腹筋運動は一日1500回とか…(@@)、頭が下がりますね。栄光の背後にはこうした人知れぬ努力が存在することを知りました。そしてもう一人はパラ出場最年長者弱視障害66歳西島美保子選手マラソン3時間29秒の8位完走も驚異的であり此れも又我が国が誇るべき記録でしたね^^。

 

解散までまだ一月あるので菅義偉総理には是非一度国会を開会して議員全員でコロナ対策を論じて頂きたいと願います。憲法では議員15%以上の要求があれば国会開催義務がありますが、総理は昨年来野党の要求を頑なに無視し一度も開きませんでした。憲法を守らない総理など要りません。処で菅総理が退陣を発表してからたった1週間で日経平均が随分上昇し3万円を超えてバブル時の高値に迫っています!。経済界も国民同様総理の無能さにきっと辟易して居たのでしょうね。

菅総理が此処まで長持ちした原因の多くは総理を持ち挙げてきたマスメディアの過大評価だと思います。何一つ能力がなく頭の切れない彼をこれまで「最強の官房長官」とか「喧嘩に強い」とか「勝負師」などのムチャクチャなムードを平気でプロパガンダしてきましたがそれら全ては彼等の幻想でした。官房長官は蔭の裏方で有能な総務省出身者の支えがあってのことを彼の実力だと言う幻想が彼等の過ちでありました。裏方があったから何とか凌げたけどオモテに出てきたら自論を持たず原稿を読むことしかできぬ只の人だったことに皆が気付いたときは時既に遅しであり、彼が裸の王様だと先に気付いたのは我々市井人だったのは皮肉でしたね。昨年はGoToトラベルに…、今年はコロナワクチンに…、意地になって賭け続けた姿は「負けの込んだギャンブラー」そのものでした。然し国民の不満は兎も角も漸く危機感を抱いた自民党内部からも引き摺り下ろされるとは総理も想定外だったでしょう。総理は内閣の支持率が僅か27%になった段階で自らの進退を決断すべきでしたがそれすら逸して堪りかねた内部からの圧力の結果でした。そして今になって各方面から菅総理への批判が世間を騒がせて居ますが、それは死人に鞭打つ恥ずべき行為です。私が思うに彼の決断は曾て一度も表に出なかった総理の奥さんが夕食後お茶の折にでも「もう辞めたら?」と囁いたのではありませんか?。老いた夫は妻には色々人に言えない負い目がありどうしても勝てないとしたのが世の倣いとしたものです(;;)

 

堺市は、コロナワクチン接種の予約を受け付けるコールセンターで着信後すぐ切れてオペレーターにつながらないシステム・エラーが6月から8月までの間約5万5千件起きたと発表しました。電話をかけた側に通話料金が発生し料金は計58万円に上るそうです(;;)。掛けた人を調べることは可能でも費用は莫大だし一人に10円返金するには凄い手間や費用が発生しますが、堺市はどう対処するのでしょうか?NTTがきっと北叟(ほくそ)笑んでるね😁。

 

先週の読めそうで読めない字     十回二十回 (じっかいにじっかい)

 今週の読めそうで読めない字    (右手左手)

戦争との出会い

お盆になると決まって自宅前のプランターから山百合が開花します^^。普段は山百合のことなどすっかり忘れて居てロクに水も遣らずに放ったらかしで成長した茎を見て慌てて肥料など施しますが、あとの祭りが常態のお粗末です。雑草のプランターから茎二つで花が3つも咲いて、ハグブランサスのプランターからは施肥のせいだと思いますが5つ咲きました(^^)。この花を見ると花言葉である「純潔」の言葉がピッタリで、年甲斐もなく少年の日に帰ることができます^^。

 

戦争中の疎開先の方便(たつき)では、4年生であっても私は生活の一部の担い手であり30坪の野菜畑と鶏小屋管理以外に風呂や食事の燃料調達のため下校後毎日裏山に薪取りに行って居ましたが、思い掛けない処にポツンと咲いている山百合に出会う度に空腹のひもじさから来るトゲトゲした心まで癒やされて居ました。今もこの花を見ると遠い昔が懐かしく思われます。思えばあの頃授業中考えていることは勉強のことではなく食べ物のことであり、年中ひもじかったため食べられるものはタンポポ、イタドリ、ドングリなど何でもよかったのです。昔は農薬などなかった優しい時代だったので、とかげ(かなへび)が何処にでも沢山棲息して居たので今のようにゲームも何もない私には無二の友であり作業中も彼らを掌に載せて遊んでいました、とかげは嫌がっていたけど…。
以前触れましたが戦後間もなく4年生のある日「男女7歳にして席を同じうせず」の格言が破られて前触れもなくクラス変えがあり、別クラスで顔も知らない同学年の女の子がドヤドヤと押しかけて同席させられました。当初猫を被ってしおらしかった女子ですが少し宛素地が現れて厚かましくなり、口では絶対に勝てない位生意気になったので、口では叶わぬため悪戯心で背中からトカゲをシャツに滑りこませたりしては女生徒を驚愕させ、先生からゲンコツを食らうのが常でしたが、それはそれで充実した少年時代でした^^。

 

そうそう今日は戦争の語り部のお約束でしたね。

昭和19年私が3年生のときのことです。初めて疎開した姫路駅前の呉服町に棲まって居ましたが、或る日父の懇意な知人が父子で訪ねて来られ息子さんが招集されて翌日姫路師団に入られるため一夜の宿を乞われたことを知り、私は戦争に対する恐怖に戦(おのの)いたのでした。老父は60歳位でも子供さんは父と同じ36歳だと聞いたからです。私はびっくりして父に「父ちゃんも招集されるん?」と質したら、「儂は支那事変で傷痍軍人になったからもう招集されん体なんや」と言って呉れました。父は私が生まれる頃に招集され支那事変の戦地で右耳に弾丸の破片が飛び込んできて鼓膜が失われ野戦病院に収容されその後傷痍軍人として除隊して居たのでした。そのとき「良かった^^」と心から安堵したことを今も鮮明に記憶して居ます。
貧乏で借家住まいだったうちでは、お二人に泊まって頂くにも生憎予備の蒲団がなかったので大家さんに頼んで一組貸して頂き、申し訳ないけど親子二人一つの蒲団で睡んで頂きました。後日聽いたことですがあの蒲団が父子今生の別れになったとか…(;;)。悲しかったけど結果的に一組の蒲団で寝てもらえて良かった(;;)。

 

その後少し宛戦争が深くなって二回目の疎開をした先の姫路の増位山では200m南にあった東洋紡績の工場が夜間米空軍B29の爆撃で数発の爆弾と数え切れぬ焼夷弾によって全焼したのを逃げ込んだ山中からしっかりと目に焼き付けたことが私と戦争との忘れられぬ出会いでありました。落ちてくる焼夷弾は大きな花火のようでとても美しかったことが忘れられません。B29が去った翌朝東洋紡績の横の畦道を通って登校する際傍らの一反の田圃が水を抜いた池のように抉(えぐ)れており、爆弾投下によるものだと知り驚愕し、そしてその後間もなく私達は8月15日の玉音放送に接することになったのでした(;;)。

 

またまた昨日よりから4回目の緊急事態宣言となりました(;;)。昨年4月の緊急事態宣言では国民が全員自粛し、効果が絶大だったのにその後は「GOTOトラベル」とか総理が経済にしゃしゃり出たばかりに誰もが一度浮かれた心から醒めることなく変異株の到来となって危機的な状態がずっと続いて居ます。医療崩壊により自宅療養、更には孤独死と地獄への道を驀地(まっしぐら)です。全ては無能な総理が選択した結果です。五輪を辞めれば違約金が法外に高いからと無観客開催で違約金以上の赤字を生じさせたのも総理ですが、究極それらを負担させられるのは総理でなく我々国民です(;;)。先週総理は弁明のためか記者会見を催しましたが各報道機関記者からの核心を突いた鋭い質問には全く答えず無視して違う事を話すなど国民に対し甚だ不実だと思いました。総理が未だ答弁を続けるものと女性秘書官が思い込んで居たら総理は喋る気がないのに気付き慌てて次の質問者を探すなど股肱の秘書官をも惑わす此の総理では我が国はもうダメだと感じたのは私一人ではなかったことでしょう(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字     彼は芽出度く緒戦(しょせん)を飾った

今週の読めそうで読めない字    一家は(団居)となって団欒(だんらん)していた

入院保険の終了

あっという間に四月も終わろうとし、近づくグールデンウイークを前に春が駆け足で通り過ぎようとしています。気温が高くなり早朝からに加えて最近では冬鳥である(じょうびだき)が遠いバイカル湖方面への旅立ちを控え餌を求めて姦しい毎日です。南方では大型台風2号が忙しなくも発生したと聞きますから、異常気象は年々その時期と勢力を増し我々住民を災害に巻き込んで居ますが、これも我々がCO2を撒き散らした報いであり誰も文句は言えません(;;)。コロナ禍も関東から此方に逃げ出してきて関西での居心地の良さから安住し、変異型となって猛威を奮って居ますが、何故か届くワクチンが少なく不安でなりません。玄関先では今年もヒメウツギが満開となりました。独特の白さがコロナ禍に消沈した心を癒やしてくれます^^。

 

コロナへの感染拡大に対して大阪と兵庫県首長の対応が問題視されて居ます。SNSでは吉村知事のフォロー数が100万人を超え、一方兵庫の井戸知事は遣る気の無さと公用車を高額なセンチュリーにしたことが民意を損ね、已む無く次回の選挙に出ずに巨額の退職金を手に故郷横浜に帰る予定であり、県政を蔑ろにしたことから吉村知事との落差が大きく県議団から彼の後継者では選挙が戦えないと新しい候補者を模索した結果自民党が真っ二つに割れましたが、維新が井戸後継者を支持しなかったことは維新ファンの多い神戸市などで圧倒的に不利であり、井戸派の金沢副知事は劣勢に立たされて居ますが、全ては井戸知事の不徳の致す処でありました(;;)。

先週日本税理士共済会から一通の書留が届きました。何やろ?と開けてみたらナント!税理士会を通じて50年以上加入していた所得補償保険が本年8月5日を以って終了するという告知書でした(;;)。この保険は病気やケガによって就業不能となった場合に、入院証明書等を提出して申請し、1週間を越える部分の日数に対して保険金が支払われるものです。曾て30数年前腰痛の手術等2回入院したとき雀の涙ほどの保険金を貰った記憶が残って居ます。保険料の額は年四回に分けて計10万円弱でしたから此れまで500万円以上掛けて居た計算になりますが、貰った額は少な過ぎて記憶に残って居らず、愚息の腎臓ドナーとなった5年前の私の入院は私の入院ではなく愚息の分身扱いでしたから無関係だったし(;;)ざっとトータルで10倍以上損をした印象ですが、それはそれで私が元気だった期間が多かった分仕合わせだったから…、とムリに自分を納得させましたが、85歳は男子の平均寿命を超えていることもありフーンどんな保険にも年齢時効があるんや!と甚(いた)く感心しました。 きっと保険の約款には小さくこっそりと書いてあったんやろね?気付かなかった私が愚かでした(;;)。5年前の8月5日にはニッセイから170万円振り込まれて此れで生命保険は一切終了しましたがあのときは「長い間保険料を払って頂いたので特別に差し上げますが、例外的なものなので所得として全額申告して下さい」とダメ押しをされました(;;)。今度は損害保険であり病気入院もダメと言う告知ですから私も愈々黄泉路(よみじ)に近づく人生になったようで悲しくなりました(;;)。誕生日でもない8月5日ってなんやろ?

 

一日の感染者5000人超えとなっては、緊急事態宣言解除からたった一月で多くの患者を排出させ明日から三度(みたび)各地に緊急事態宣言を発しますが、総理や幹事長が支持者達に阿(おもね)ったGOTO政策により一度緩んだ国民の行動を元に戻せなかったことが原因であることは明白です。初回宣言時の繁華街の閑古鳥とまるで異質な今の多い人通りには魂消てしまいます。昨年4月以降数ヶ月間、国民全員が見せた真摯なステイホームの姿勢が、総理や幹事長の支持団体への慮り政策であるGOTOトラベルで暗転した結果となったのです。一度緩んだ国民の気持ちを翻させることは「覆水盆に帰らず」でした(;;)。雲上人である総理や幹事長のGOTO政策の気紛れが齎した罪は万死に値すると思いますが、糾弾する者が誰も居ないことは情けない(;;)。石破さんは此の好機に何してんの?

 

渡米して米大統領との会談は部下の原稿で凌ぎましたが、共同記者会見では返答が当意即妙とあって自己の主張を何一つを持たない総理が絶句し馬脚を顕しました。米の記者たちはきっと総理の無能を察したことでしょう(;;)。総理の正体を知られては、これから何事もバイデンさんの言いなり、しかも中国問題の矢面に立たされたので菅総理の訪米は今後も日本がアメリカのパシリとなる悲劇の幕開けとなりました(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字  米を炊(かし)ぐ

今週の読めそうで読めない字  (長押)は床の間の横柱です

 

公立高校の逆襲

颱風が無事去って先週末の雨で気温が下がって空には赤とんぼが飛び交い、本当の秋がやっと近づいて来ました。「草雲雀」此れは最近読んだ葉室燐の小説です。彼は5年前に亡くなりましたが、大学卒業後ずっと新聞記者を勤められ、50歳にして漸く作家デビユーされ66歳で亡くなるまで15年間に60冊もの時代小説を発表され芥川賞など各種の賞に輝いた異色の人です。素晴らしく漢学に長けた方で作品の中で漢詩を詠んでいて葉室燐の知識の広さに唯々魂消ました(@@)。

 

題名にある「草雲雀」は表紙にあるようにコオロギの遠い親戚なのですが、コウロギやキリギリスなら飼育経験の長い私も、「草雲雀」など見たことも聞いたこともなく葉室燐の作った想像上の虫かと思いましたが、種々調べてみると「草雲雀」は実在する昆虫のようで、今でも人里離れた処には居るらしく小さくて普通の蚊くらいの大きさの蟋蟀のような虫だそうです。とても良い声で啼くので昔は風流人の間で愛好家が多かったとか…、小泉八雲の書物「日本の面影」に登場して居ると書いてありました。( 「草雲雀」というのが彼の日本名である。そして、彼は市場で丁度二十五錢の値段である。即ち自分の重さだけの黄金よりもはるかに高価である。こんな蚊のようなものが二十五錢もする!)今から126年前明治の中期に書かれた作品です。単純に明治30年頃の物価と今の物価を比べると明治時代の1円は、大凡現在の4000円位になりますから草雲雀は1000円ということになり現在のキリギリスの値と比較して少し高いかと思いましたが、昔のお金と今のお金の価値を比べるのは可成り難しくその品物によって当時と今では人々の仕事の種類も生活の仕方も違いますし必要とする物も異なります。物価も賃金水準も全く変化しているのでそのことを踏まえて試算してみると、当時は日本経済が発展しはじめたばかりで物価に比べて賃金の水準は低く、今よりも職業によっての所得格差も大きかったので給与が安ければ、それだけ1円の重みも異なり明治30年頃の小学校の教員やお巡りさんの初任給は月に8円ぐらい、一人前の大工さんや工場のベテランで月20円位だったようです、片や高級官僚は100円外国から来た技術者は300円とか500円も取り、100円で立派な家が建ったことから考えると貧富の差が現在とは全く異なっていたようです。庶民にとって当時の1円は、どうやら現在の2万円以上の値打ちがあったのではないでしょうか。さすれば草雲雀は5千円になりますが、草雲雀を飼うのが金持ちの道楽なら取り尽くされて死に絶えて居る筈だし、現存しているのなら是非見てみたい謎の虫です。

 

大阪府立山田高校が一躍人気者になりました^^。野球では全くの無名、部員33人で殆どが地元中学の軟式野球部出身で練習時間1日2時間程度練習場は他部と共用の校庭を3分割、フリー打撃は週1~2度を早朝に実施、安全確保のため金属バットは使用できないハンディキャップを全て乗り越えて…。そんな普通の公立校がそれも甲子園大会優勝経験のある上宮、履正社など全て私立校から6勝を挙げ近畿大会での府代表は26年振りの快挙だそうです。兵庫県でも公立高校の力は侮れず明石商業を破った一流進学校の旗頭長田ら公立2校が近畿大会に出場を決めたから、三校何れも秋季近畿高校野球大会の結果で春の選抜出場の可能性を秘めています。金に飽かして各地から生徒を集める私立校に対し、地元勢だけで文武両道を貫く公立校との格差は決して小さくありませんが、此等の大きなハンディキャップにもめげず勝ち上がった公立高校に対し私達は大いに声援を贈ろうではありませんか!

 

誰もが期待した学術会議の梶田隆章(ノーベル物理学賞受賞)会長は首相に任命拒否の理由を問い質さず!本人の保身のためだったのか?或いは予め訪問時に総理側近からの口止めか?

 

阪神大震災による3千億円の債務を抱えてケチケチ財政に徹すると公言する兵庫県井戸知事が2000万円もするセンチュリーを公用車に用い、記者に迫られると「何か問題があるか!」とムっとしたそうだ。庶民には官僚上がりの知事なんて全く信用ならないね💢。

 

先週の読めそうで読めない字    タバコの火先(ほさき)

今週の読めそうで読めない字    現実を(目)のあたりにする