5月もあと2日、春と謂うより何方かと言えば夏の雰囲気を漂わせるこの頃です。先週玄関先で七星テントウムシが石蕗の葉に寛いでいるのを発見しました^^見ると他にも幾つか居るようです。益虫ですから心がホッコリしますね^^。数年前迄はこの時季になると必ずアマガエルが姿を見せ門柱に乗って辺りを眺めて居ましたが、その微笑ましい光景も何時とはなく見なくなりました。水質汚染のせいだと思われますが家の前を流れる生活用水の交じる側溝に棲息していたウシガエルも死に絶え、今棲んで居るのは弁慶蟹に似た赤い蟹だけとなりましたが、湧き水が多い処だとは言え町の中の溝にネズミ以外の生き物が棲んでいること自体稀有なことだと思って居ます^^。

 

復帰50年を迎えた沖縄ですが、実は未だ政府も世間も内心では沖縄県出身者を日本人と扱って居ないようなのはとても悲しいことです。「♫守りが憎いとて 破れ傘着せて可愛がる子に 雨やかかる、何処が違う!何が悪い♪」 ふと部落差別を歌った「竹田の子守唄」が思い出されますが、内地の人は沖縄を同和部落だと勘違いして居るんでしょうか(::)。先日運転を誤った若い米兵の乗用車に住民が轢き殺され、事故現場に先に到着した米軍が兵隊を引き取って行きその後は再三の交渉で我が国での裁判が認められましたが、復帰50年にして未だこの 状態が継続していることには遣る瀬無い思いに駆られます💢。政府も激しさを増す中国海軍の示威行為や北朝鮮の脅威を目の当たりにしては米軍の存在が自国の安寧に不可欠であって、自衛隊など何の役にも立たぬことを重々承知しているから何も言えないと思います。米軍基地の費用は全て我が国の「思い遣り予算(年間約2110億円)」にて賄われていますから、「お金は全部負担するから沖縄から帰らないで中国や北朝鮮から日本を守って下さいね」とアメリカに懇願している構図でしょう。情けないですね(::)そのうちロシアが羨望の目で狙っている北海道をロシアに攻め込まれた時アメリカはきっと知らぬ顔で助けてくれないと思います💢。観光に往くだけで私達は何も気付いていませんが、実は沖縄の人たちは学者達から、アイヌなどと同じく日本人と異なった人種である原住民「琉球民族」だと信じられています(::)。先年沖縄やアイヌの遺骨を研究名目で持ち帰った東京大学と北海道大学はその後遺族からの訴えで返還を前提に和解しましたが、研究名目で沖縄から琉球時代の遺骨を持ち帰った京都大学については、法廷は返還請求者を子孫と認めながらも「墓を参拝しているからと言って彼等が真の遺族かどうか分からないから「祖先の祭祀を主宰すべきものには当たらない」など訳もわからないことを言って此れを退けました。ついでに遺骨は信仰対象であっても同時に学術資料的文化財的価値を有するなどと言って京大が遺骨を保管することに違法性はないと結論づけたのです。先祖の墓を祀るのは子孫の務めですが盗掘までして持ち出した京都大学が勝訴するのはどう考えても納得が行きません。研究が大事か祖先の祭祀を祀るのが大切か答えは自明だと思うけどな?どうやら判事達は琉球の人を野蛮人であって日本人とは認めたくないようです!だから沖縄の女性が米兵にレイプされても辺野古の美しい珊瑚礁を踏み躙られ米軍基地にされかけても内地の人間は知らん顔を決め込んで居るのだろうが、可怪しいね、悲しいね、どうして誰も何も言わないんだろう?

 

国会議員の特権で新幹線切符が無料になるため起きた元参議院議員の切符詐取事件が報道されました💢。駅員が間違った切符を渡したことでの電話を奇貨として事件が発覚したものですが、新幹線グリーン車がタダになるのなら昨秋問題になった税金のかからない議員への文書交通費代月額100万円支給は重複して居るんじゃないの?どちらも廃止しないと!💢。

 

今月20日の深夜、東急田園都市線で他の乗客に注意されて激昂し殴る蹴るなどの暴行を加えた罪で現行犯逮捕されたのは財務省大臣官房総括審議官小野平八郎(56歳)でした。東大法学部卒ですからもう少しでバラ色の終着駅である事務次官の椅子、更には退職後の絢爛たる天下りが待っていると言うのに少しのお酒で輝かしい将来が全部ふっ飛びました。それにしても財務省はどうして実名報道を止められなかったのでしょうね?同省には警察庁から照会が入った筈です。お役所には派閥とか色々ありますが、此の程度の不祥事報道の外部流出を止められなかったのは財務省に旧大蔵省当時の力が失われてきたものでしょう。思えば平成10年三塚博大蔵大臣と松下康雄日銀総裁まで引責辞任することとなった旧大蔵省のノーパンシャブシャブ事件が思い出されますね(;;)。あれは国家公務員として破廉恥極まる猥褻な事件でしたね^^。

 

ウクライナが攻め込まれてゼレンスキーさん懸命の防戦ですが、西欧諸国やアメリカは武器貸与などだけ…、ロシヤが怖くて軍隊を送らないため住民が多数殺されているウクライナを見殺しにしようとしています。おまけに此の戦いのお陰でウクライナの小麦が輸出できなくなり、運悪くアメリカやカナダも不作であって世界の小麦市場が危機的な状態に陥りました。我が国でもパン屋さんは何れ米粉のパンを作らねばならぬ運命ですが、パンは些細なこと…、暑い夏を迎えてロシヤからの液化天然ガスの供給を断たれては電力が持ちません。アメリカに媚びてロシヤに楯突いた岸田総理!一体どう終熄する?!

 

奈良県庁で35歳の有為な青年が月100時間超のヤミ残業で鬱病を発症し自殺していたことで、両親が提訴!上司は知らぬ存ぜぬを貫いています。役人にも5時に帰れず休日出勤ってあったんや!大昔のことですが大阪の国税局は残業が蔓延ったため、ある日から17時に暖冷房を打ち切って職員を強制的に帰宅させて居ましたよ。

 

先週の読めそうで読めない字     五月雨(さみだれ)が降る

今週の読めそうで読めない字    (現し身)