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野坂昭如と「四畳半襖の下張」裁判

ベコニア

今年も後4日となりました。一年の経過の早さには目が廻りそうだ。庭の花も枯れてしまって残っているのはカタバミ以外には露地植えのベゴニアだけとなっている。此奴は葉が肉厚で少々雨が降らなくても枯れないから根っからの不精者には最適の優れ物だ^^。私は赤より白い方がずっと好きです。今年もとうとう最後のブログ更新を迎えることとなったが、恙なく(でもなかったけれど…)一年を終えることができたことを神様に感謝したいと思う。

作家で歌手更に参議院議員として政治家でもあった正義の使徒野坂昭如が今月9日85歳で波乱万丈の人生を終えられた。
今から43年も以前のことだが、戯作家として戦前一世を風靡した永井荷風の著作であるあの文語体の名著「四畳半襖の下張」を彼が月刊誌の編集長として掲載したことが当局の目に触れ、此の作品が既に昭和23年最高裁で猥褻だと罰せられていること、過去のD.H.ロレンス著伊藤整訳の「チャタレー夫人の恋人」事件(1957年上告棄却)、マルキ・ド・サド著渋澤龍彦訳の「悪徳の栄え」事件(1969年上告棄却)を踏まえて裁判所が野坂昭如に有罪判決を出したことに対し、高裁での控訴審で文学作品の論評には欠かせないその道の専門家である五木寛之、石川淳、井上ひさし、有吉佐和子、吉行淳之介、開高健を始め国文学者の吉田精一、批評家の中村光夫など綺羅星の如き多くの著名人が証人として出廷し、「昭和50年代ともなれば時代の推移とともに猥褻の定義も変わるのだ、此の作品は優れた文学作品である」と様々な証言がなされ、野坂昭如の無罪を縷々と訴えられた事件があったことをお歳を召した方ならご記憶だろう。
女性の裸もとっくに解禁になった昭和50年代後半に文学にまるで門外漢である検事や判事達が、文壇の権威者達の意見にどうして従わないのか不思議でならず、此の名作が有罪になったのか当時訝しく思って居たのだが、此の事件の特別弁護人となった丸谷才一のエッセイ集「コロンブスの卵」から「四畳半襖の下張裁判」の弁論要旨を読ませて頂いた、そして私はその要旨から此の裁判に野坂昭如が何故敗訴したかの原因を理解したので皆様にお聞き頂きたいと思う。
この裁判で野坂昭如を擁護する何れの控訴人の証人も著名人であり語り口は理路整然として明快であり、中でも開高健の2時間半に亘る証言は絶賛もので裁判官が時間を過ぎても閉廷を言い渡すのを忘れた程だったそうだ。出廷しているどの検察官や判事から見ても証人は自分達より遠くて高い教養の持主であるため抗弁することができず忌々しくも同感せざるを得ず歯軋りして己が無知を悲しんだことと思う。然し控訴人の致命的な失敗であったのは、巷の声を判事達に聞かせたい一心であったろうが、唯一人市井人で家庭の主婦であった水沢和子証人を出廷させ証言させたことだったと私は考えた。
証人水沢和子の弁論は「此の作品に一般的な善悪はありません、私の子供が大きくなってから読んでも一向に差し支えありません。寧ろ、うちの子供が斯くも難しい文章を読める学力があれば嬉しいと思います」と胸を張ってのものだった^^。此を聞いて職業柄酒席でも猥談一つできない堅苦しい判事達は自分達の世俗への無知を思い知らされ屈辱の怒りで瘧(おこり)のように身体が震えたに違いない。著名人から語られるのなら許容できても一介の主婦の発言では到底聞く耳を持てなかったろう。斯くして「四畳半襖の下張」は最高裁に於いても上告棄却、野坂昭如は罰金10万円が確定したが、一寸の虫にも五分の魂というから、全ては判事達のプライドをズタズタにしたのは主婦の証言であったろうね。此の主婦さえ出廷しなければ判事達は証人の社会的な地位と高邁な思想に尻尾を巻き野坂昭如は無罪が勝ち取れて居たに違いないと思う。そう言えば古来「お前にだけは言われたくない」なんて言葉があったよな^^。水沢証人は性に淡泊な質(たち)であって文語体の流麗な文章の巧みさに魅せられ芸術作品としか考えなかったんだろう。だから書かれた内容については少しも拘る処がなかったのではないかと思った。そうでなければ「うちの子ども云々…」など到底母親として言葉に出せる訳がなく、是認すれば検事や裁判官が芸術作品に対し態と卑猥な解釈をして居るようになってしまうからどうしても無罪にできなかったのだろう。そして水沢証人が我が子を引き合いに出さなければあのとき野坂昭如は勝訴できたと思う。然うしたら彼は勲章の一つも貰えて居たのではないだろうか。証人丸谷才一は文化勲章を貰っているもんね。合掌

懲役刑

野坂昭如さんの裁判が巷の良識者から批判を受けるようになって、漸く法曹界も此れではいけないと古から踏襲して貪っていた眠りから目覚めたのか、その後最近になって殺人事件の時効廃止や刑罰の長短に刑法が変更されるなど劃期的な判断が行われているが先日の新聞で劃期的な判決が載せられていた
裁判は二つあり、新聞左には前方注視が困難な状態になる程酔って、車を運転し乍らスマホに夢中になり、道を歩いて居た通行人4名を跳ねて3名を死亡させ1名には重症を負わその場から逃走した悪辣な若者に対する判決であり、右には女子中学生を連れ出したと男が「猥褻目的略取」と謂う罪に問われた事件の判決であった。
判決結果は左が懲役22年で右が懲役16年だった。一瞬だが左は軽くて右は重いと感じたのだが、どうしてなんだろう?酩酊運転で3人もひき逃げして死亡させれば無期懲役が最低刑だと誰もが思うし、女の子を連れ出しただけで何も悪さをしていないのだったらせいぜい懲役5年辺りが精一杯ではないかと思うが時代が変わってきたんだ。
30年も前だったらきっと左の事件は殺意がないとして恐らく懲役7年位だったろうし、右の事件は精々懲役3年で執行猶予が付いたと思う。世間の目が段々命の尊さや、被害者の少女の心の傷の深さに思い至るようになったからだと思われる、頭の固い裁判官も法律の条文への拘り(未成年を猥褻目的での誘拐略取は刑法で7年以下と定められて居る)を捨てて被害者やその家族の心情を思い遣る時代になったようだ。
5両盗んで打ち首獄門になった江戸時代から比べて、終戦後は法律が軟化し犯罪人の罪が驚くばかりに軽くなって居たが、ここに来て法より重い刑が増えていることはとても喜ばしいことだと思う。裁判員裁判で死刑も出されたしね…^^。

従軍慰安婦の噓

50年前にキッパリと決着した筈の従軍慰安婦問題が又もや再燃し韓国が我が国から更に賠償金をふんだくろうと居ている(>_<)。何処まで汚い連中だ!
写真は戦時中我が国公務員の月給が45円であったとき月給300円で公募された広告だ。我々も我もと応募したが器量の悪い者は全て落とされたそうだから、戦後其奴等の僻みを朝日新聞が記事にしたのが発端だ。悪いのは朝日新聞とそれに便乗した韓国だ。何が強制連行や!朝日新聞は恥を知れ!それにしても韓国は底意地の悪い国だね。

先週の書けないけど読みたい漢字
風船が窄(つぼ)む

今週の書きたいけど読めない漢字
開いた花が(窄)む

皆様どうぞ良いお年を…

「金輪際」を英語で言え!

川口真

先月日経夕刊「こころの玉手箱」は作曲家川口真の登場だった。私と近い世代の方であり、由紀さおりの「手紙」や山口百恵の「いい日旅立ち」弘田三枝子の「人形の家」などこの方の歌は何処か他の人と違うなと感じていたが学歴を見て魂消た。彼はピアニストで東京芸術大学現役入学で楽理科に学ばれた超エリートだったのだ。本来クラシック畑に身を置くべき方なのになにゆえ?と思ったら、何気にアルバイトで弾いたのが、越路吹雪さんのバックバンドであり、多忙で来られないピアニストのご主人の代わりに弾いたピアノが「愛の讃歌」、場所も新宿コマ劇場だったとか、越路吹雪さんの人柄に魅せられ、又売れっ子作曲家いずみたくさんの事務所でアルバイトをしたことなどがきっかけで辿らねばならぬ道を間違えて?しまったのだそうだ。芸大で和声法や対位法をみっちり勉強して居た基礎が大きな力となり、他の作曲家と一味違う作品になったのだろうがクラシックの道に歩まれたらプライドは保てても食ってゆくには大変だと思ったから、歌謡曲への転進は実利主義で正解だったと私は思う。大衆の中に溶け込んで愛されるのが「歌謡曲」であり、クラシックは一部の人の教養を満足させるためのものだと言ったら言い過ぎなのかな?

日経夕刊「明日への話題」で三井住友FG会長奥正之氏が70歳になって初めての運転免許高齢者講習を受講された感想を述べられた。土日も祭日もガードマンと運転手付き黒のベンツ600後部座席が決まりだと思っていたから、こんな偉い人でも自分で車を運転するんやと正直驚いた。感想の中で会長は講習のテストは全て上手くいったが次の関門は5年後の免許更新だと書かれていた。そんなことないよね、ゴールド免許でも70歳以上は3年更新が決まりだよね、私もずっとゴールドだが過去3回3年更新であり、未だ高齢者講習のない68歳の時でも4年更新になり驚いたことを覚えている。3年更新は我々貧乏人だけで偉いお人は5年更新の特別待遇が得られるんだろうか?と僻んだがそんなことないよね。
処で、警察庁や警視庁の偉い人だった人のOBなど6000円も払って高齢者講習を受けているか疑わしいと思う。ひょっとしたら警察関係者は全員免許センターすら行かなくても自動的に免許を更新できているのではないかと思ってしまう(>_<)。今度事件があって警察が防犯カメラを見に来たら聞いてみよう。でも「その通りです」なんて絶対に言わぬだろうから聞くだけ無駄だろうな(;;)。

九月の末に作家車谷長吉について触れさせて頂いたが、今日は彼の作品の特異性についてお伝えしようと思う。それは彼、車谷長吉が平成10年文藝春秋に上梓した作品「変」にて自らが芥川賞の受賞を逃した怨みをぶち上げられたことだ。彼の作品である「漂流物」は平成7年度芥川賞筆頭候補になり、第一回目の投票で賛成者が過半数を制したにも拘わらず、偶々その年に阪神大震災やオーム真理教事件が世の中を震撼させたため車谷の作品が殺人事件であったので授賞に相応しくないとの意見が出てきて授賞から落とされ、(車谷氏曰く)毒にも薬にもならない平穏な日常を書いた保坂和志の「この人の閾」が授賞したことだった。
彼の作品「変」には「彼が5寸釘を9本買って白紙を鋏で9枚の人形に切り抜き、人形にそれぞれ日野啓三、河野多恵子、黒井千次、三浦哲郎、大江健三郎、丸谷才一、大庭みな子、古井由吉、田久保英夫と当時の芥川賞銓衡委員9人の実名を書き、金槌と五寸釘を持って深夜旧駒込村の天祖神社へ丑の刻参りに行き銀杏の巨木に人形を突き立て「死ね!」と、人形の心臓に五寸釘を打ち込んだ」と書いてある、この八つ当たりは将に狂気の沙汰だが彼には理不尽な理由で芥川賞が授賞できなかった物凄い鬱屈が溜まっての行為に違いない。心で思うことは誰しもあるが彼のように実名を作品に登場させて糾弾することは誰もしない。其処が彼の異能作家である所以だろうが、誰も思っていても書けないことをズバリと書いた車谷長吉を私のような世の中を斜に見ている者には誠に痛快極まりない。その後平成10年に彼は「赤目四十八滝」で直木賞を受賞したが、授賞式には上記の9人はもとより寄りつかなかったろうし、色んな文壇の集いにも此の9人は出席を車谷の欠席を条件にしたことだろう。五寸釘の呪いが叶ったのか現在9人中6人が死亡しているから怖ろしい。生き残って居る三人(黒井、大江、古井)もきっと戦々恐々とし不機嫌な毎日を過ごして居るのではあるまいか。
車谷さんは芥川賞の選考委員はだれも凡庸で自分より小物だと思って居たと思われる、何せ彼は広辞苑約2000頁を1日1ページ宛7年掛かって読破するなど国語学者顔負けの知恵者であり逆に考えると選考委員達全員、車谷の才能が自分達より秀でていることを知って畏怖し落としたのかも知れない。私は此の9人の選考委員のなかで車谷と教養が同レベルの文学者は丸谷才一だけだと思って居る。
この怨み節を書いた車谷長吉本人は今年5月誤嚥による壮絶な窒息死を遂げた。彼の魂は未だ成仏できずに深淵の怨みはこの世に残されたに違いない。黒井、大江、古井の三人は内緒で懺悔に車谷の墓所へ訪れているのではないか^^。
「変」は彼の短編集「金輪際」に納められているから、興味のある方はどうぞ…、処で「金輪際」を英語でどう言うかご存じの方は居ますか?わからないよね、答は文末にあります。

最近子供を欲しい人達は沢山居るが作らない理由として、昔は主として自分の老後を見て貰うために子供を必要としたが今の子供にはそんなことは全く期待できないし、教育費など経済的な問題が大きく、投資が浪費となる可能性大であるため子作りに消極的になるのが原因だそうだ。
お店を経営して居る人に聞くと、アルバイトに来る連中には偏差値の高い学校の子ほど融通が利かず頭が悪いそうだ、面白いね^^、又人間としての頭が悪い奴が多いそうだ、偏差値と人間性が反比例するなんて怪訝しな話だが、現在の教育制度では良い学校に入るためには良い人間である努力を放棄せねばならぬのではとても恐ろしいことだと思う、
教育の目的は良い人間に育てることに尽きるのだが、其れを正しく理解しないで、良い学校に入ることと勘違いをしている手合いが多いのではないか?
「良い学校に入った人間」と「良い人間」では絶対的に後者が優先するが、前者の連中に限って注意すると「プライドを傷付けられた」と逆ギレするとか…、親が甘やかすばかりで子をチャンと怒らなかったせいもあると思うが、現在の文科省の教育指導が何故か根本的に誤って居る箇所があるとしかと思えてならないね。
「世の中にはあの人達は子供を作ったら拙いだろうと思える人達がボコボコと子供を産んでは子供達の正しい教育を放置して社会のお邪魔虫を排出して居る、子供のことに真剣に考える人達が却って出産に消極的になる傾向が強い。」此は何時だったか作家群ようこさんがエッセイに書かれたものだがズバリ言えてる、全く同感だ、考えさせられるよね。

先週の書けないけど読みたい漢字
履(くつ)を履(は)いて土を履(ふ)む

今週の書けないけど読みたい漢字
風船が(窄)む

「金輪際」を英語では「Never」と謂います。
「座布団一枚!」の一声が^^掛かりそうだね^^。

渥美清のドラマ「泣いてたまるか」と放送禁止用語

シロシキブ

先月芦屋のNさんを訪問させて頂いた折、庭に白いムラサキシキブが咲いているのに気付き「種が生ったら下さいね」とお願いしていたら先日送られてきた^^。ネットで調べたら此れはムラサキシキブ属でもシロシキブと謂う種類だそうで種が乾かぬうちに蒔くよう書かれていたが此奴は繁殖率がランタナよりも遙かに強いので私は露地蒔きでなく春に種を鉢蒔きするつもりで居たから可成り慌てた。寒いときでもあるし発芽するのは春だろうし思案の末鉢に種まきして庭に鉢ごと植え込むことにしたが果たして春に芽が出るだろうか、それより私自身がこの種を播種したことを春になって記憶しているか全く自信がない(;;)。

清水希容

清水2

空手が2020年東京オリンピックで採用された^^。写真は何れも糸東流清水希容21歳関西大学3回生、空手の形を打つ彼女の面構えはまるで夜叉だが実物は迚も可愛い女性だ、見ていて惚れ惚れするよね^^。最近の若い男女は何れも軟弱な連中ばかりになったと思ったが、こんなに凜々しい若人を見るのは久し振りだ^^。「凜々しい」なんて言葉を使ったのも久し振りだ^^。
彼女は2年前に史上最年少の20歳で全日本選手権を制し、昨年は全日本を連覇、アジア大会は日本勢6大会連続となる優勝、初出場の世界選手権でも金メダルの栄冠に輝いた。しかも全日本、アジア、世界選手権の3大会全13試合を5―0のストレート勝ちで制す圧勝劇だから65連勝は将に向かうところ敵なしで空手道のの世界女王だ^^。
空手と謂うと先ず男子を思い浮かべるが女子だって居たんだね^^。凄いね、5年後は彼女も26歳だが大丈夫かな、何処かで一回負けて緊張を解(ほぐ)しといてね。

ニュースの後など時折録画ビデオを見る。最近は「下町ロケット」以外に碌なドラマがないので仕方なくBS12の渥美清主演ドラマ「泣いてたまるか」を見ている。50年前の白黒映画だから入居倍率40倍の公団住宅家賃が5600円、タクシー100円、玉子丼が80円など無性に懐かしい^^。何故か主人公である渥美清の台詞がしょっちゅう途切れるので気に掛かるが、どうやら再放送の前にチェックが入り、言葉がカットされて居るようだった。当時とは異なり今では放送禁止用語が厳しくて、当時誰もが喋っていた「見えてるよ、メクラじゃないんだから…」などメクラの箇所が消されて口だけパクパクだ。一話に10回くらい口パクが出てくるから話の筋がよく分からなくて困る(;;)。
放送禁止用語はマスメディアが勝手に付けたもので,昔名曲「竹田の子守歌」が禁止歌にされたのは同和の幹部も知らない勇み足だった。何処かからイチャモンがでるのを怖れて放送業界が適当に怪しいものを間引いて居たらしい。
ネットで調べたら放送禁止用語一覧なるものが搭載されていたが、何処がダメなのかよく分からないものが多い。「足切り、田舎、未亡人、四つ辻、家柄、踏切番、農夫、OL」何れも放送禁止用語だそうだが少し考え過ぎだね、足切りは身障者を暗示するからこじつけで分からぬでもないが、「田舎」や「農夫」はどうなんだろう、童謡の歌詞にも出てくるし素朴でとても良い言葉だと私は思うが、此れを差別語と言うのでは大都会の大金持ちが高層マンションの上から思いっきり下界の貧乏人を見下(くだ)しているようでとても不愉快だ(>_<)。「四つ辻」に至っては四つが特殊部落を意識させると思ったんだと思うが考え過ぎも良いとこだね、「未亡人」は上品な言葉であり「後家」なら良いことになるのではどうにもおかしいね?「嫁かず後家」なんて明らかに蔑称だと思うよ。踏切番には嗤ってしまう、現在日本に電動でないこの手の踏切が未だあるとは先ず思えんから出てくるとすれば昭和の初期から半ばに至る時代を描いた文芸ものにでも登場することになろうが、この言葉が禁止では作家は途惑ってしまうよね。「馬鹿ちょんカメラ」もダメらしい。「ちょん」って朝鮮人の蔑称らしい、知らなかった。
差別語だと差別することのほうが問題であり、差別語を使わない言い回しが逆に差別を意識させてしまうってことはないの?

昨今企業の就活解禁日が6月だ8月だと揺れている、文科省も主体性がなくコロコロと話が変わるからみっともない。企業が学生からの内定が拒否されることを怖れての歯止めなのかとも思うが、良い学生は内定を沢山取り、そうでない学生は内定ゼロなのはメチャ不公平だし、三菱と住友に受かれば学生は銀行でも商社でもメーカーでも東の人は先ず8割は三菱を選ぶに相違ない、そうなると住友は良い人材を殆ど三菱に取られる羽目になり割に合わない、本来住友を目指した学生の足をも引っ張ることになろう。就職試験日を国立大学の入学試験のように大企業は申し合わせて同じ日をテスト日にできないものかと思う。
処で就活と言えば服装から髪型まで何故かリクルート型で個性がない。40年も昔のことだが「いちご白書をもう一度」を御存じですね、1975年にユーミンが作った大ヒット曲で「ばんばん」のばんばひろふみが歌った反戦歌だ。♫就職が決まって髪を切ったとき…♪今なら♪就活が始まって髪を切ったとき…♫と歌わなければ正しくない。あの当時はバブル創生期の前哨戦だったし、何処の会社も人手不足で体育会系を中心に採り捲って居たから、髪など切らなくてもジーパンでも面接できたんだろう。ちっぽけなうちの事務所などあの頃、職安(今のハローワーク)へ行っても給与が安くて全く相手にして貰えなかったことを覚えている。うちで働いているベテラン所員の給与が10万円で職安の張り紙は15万円だったからまるで話にならず、当時は増え続ける得意先を捌くため少人数で毎日9時10時の残業続きだったから現在謂うところのブラック企業の見本だった(;;)。でも今思うとあの頃は日本経済一番の成長期だったんだ、物価も上がったけどお得意先もよく儲かるようになり仕事もどんどん増えてしんどくてもとても働き甲斐があったし、中小零細企業の環境が今とは正反対だったね。今は大企業が中小零細企業を足蹴にしているが、昔は中小零細企業が大企業を助けて押し上げて居たんだ。

TBS火曜ドラマ「結婚式の前日に」が今週終了するが、暗いドラマのせいで視聴率が一桁と全く伸びなかったかがよくぞ中途で打ちきられなかったものだ。醜聞高い香里奈の主演のせいもあるが私は原田美枝子の服装にも大いに問題があったと思った、この人はとても美人で上品な女優なのにこの番組で着用しているマフラーやらショールやらネッカチーフなどゴテゴテしたコスチュームは外国では人気のファッションブランドだそうだが私のような年寄りには何故か下品でまるでホームレスの服装に見える。彼女が室内で此のゴテゴテを脱ぐとあっと驚く上品な婦人に変身するから不思議だ。スタイリストも視聴者層をもう少し意識できなかったものか?美保純も「寅さん」のときの可憐さがいつの間にか老醜にとって代わり見るのがとても辛かったね。

先週の書けないけど読みたい漢字
襖が弊(やぶ)れる

今週の書けないけど読みたい漢字
(履)を(履)いて土を(履)む

旭化成建材は被害者じゃないの?

大根2

秋も少し宛深まり紅葉の季節が近付いている。もう11月なんだ。歳月の経つのは思ったよりずっと早くあとたった10日で私は80歳を迎えることになるから万感迫る思いだ。
庭の大根も順調に育って三角バッタの好餌となり、モンシロチョウがせっせと葉に卵を産んでいる、卵は軈て青虫となって大根の葉を食べるのだが青虫は葉と同じ色だから見付けるのが殆ど不可能だ、でも青虫にしても蝶々になるために必死だし捕まえて金魚の餌にするのは人間のエゴだから見逃してしてやろうと思う。なんて…悟ったようなことを書いているが、実はもう私の視力では青虫と大根の葉との見分けができない(;;)。
今年の大根はなぜか昨年と違って発芽率が100%だった、そんなに発芽すると思ってなかったのでテキトーに蒔いたのがアダとなり数回間引く羽目になって現在に至っているが、半月もしたらもう一回くらい間引く必要がありそうだ。間引き大根の根っこは辛くて食べられたものでなかったが葉はメチャ柔らかく美味しかった、栄養価も満点らしい^^沢山の方に差し上げて喜んで頂いた^^。

先日近藤康太郎著「新しい民主主義」を読んでいたら、村上春樹が捉まっていた^^。彼、村上春樹は初期に「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を書いていた辺りまでは車嫌いで、この作品の主人公が死んでゆくのも国産のしょぼくれたレンタカーでボブ・ディランを聞きながらだった。その頃の村上春樹は「正月は車が居なくなるから、自分のような散歩者には静かで空気が良い」なんて清潔なエッセイを書いていたのに流行作家になってから急に「車はオープンカーに限る」とか言ってポルシェのオープンカーだって?恥を知れ!と彼近藤康太郎に叩かれている^^。
この人ノーベル賞候補になったせいかやっかみだろうが文筆家の間では評判悪いよね、いつだったか群ようこに「村上春樹の経営する飲食店に行ったら大きなゴキブリが壁に張り付いていた」と書かれたが、目の敵にされて居るのは面白いね^^。本当に立派な作家であれば同業者からこんなバッシングを受けない筈だから何処か彼に人間的な欠陥があるのかな?
村上春樹は翻訳物が出回ったせいで外国人には好評のようだが、わたし的には彼の作品に登場する主人公の性格が分かり易そうで実はとても晦渋だからよく理解できずあまり読みたくない。

先週日曜日午後漢検の検定に出かける少し前に近くで事件があったから防犯カメラを見せて欲しいと警察官が来たので招じ入れたら小柄で皰(にきび)ポチポチの可愛い女性警官だった。名刺も貰ったが名刺の肩書きは「兵庫県巡査」だ。「早く警部にならんとあかんね」と言ったら「絶対ムリ」と真顔で言われた。
事件が深夜でもあり防犯カメラがはっきりしないので上司に相談しUSBメモりーが必要なら私達は三交代なので三日後に来ますからお願いしますと頭を下げて帰って行ったが水曜日には来ず昨日になって「矢張りコピーが要ります」と訪ねてきた。丁度六日後だから休み明けの勤務だろう、でもうら若い女の子が24時間勤務だなんて厳しい職場だね。女性にとって体力勝負の世界だ。お嬢さん、警察は基本男社会だけど女性も頑張ってせめて警部補になって部下の男達を扱かんとあかんよ。

先週の漢字検定は女性警官の応対などで鼻を伸ばして遅刻しそうになり日新町の駅から必死に走って漸く開始3分前に駆け込んだが、動悸が治まるのに時間を要し、息継ぎが終わったら皆問題用紙をペリペリ捲って居て慌てた。80歳にして駆け足5分の体力消耗は当然に思考に影響し、30分経過を告げられたとき未だ8問の対義語、類義語を考慮中だった。9問解答できて「帝都」の類似語には「けいし」しか残らないがそんな熟語はまるで知らん(;;)、回答欄に空欄が目立つが取り敢えず10問全問の答えを書き終わったところで時間を見たら後20分、空欄一杯、ヤバ!
曾ての不祥事以来漢検も少し宛不人気となり参加者も激減しているが、その辺を考慮してか問題も10年前と比べて結構易しくなって居るのに何故か答えが思い出せず書けない字が多くなっているのは加齢のせいだが、その牴牾(もど)かしさには身を捩(よじ)れる(;;)。
その上最近では何故か見たことがない問題が幾つか出題されて戸惑うが此れは曾てなかったことだ、きっと問題が易しくなった結果、200点獲得者には合格証に加えて満点賞が交付されるが満点賞の乱発は漢検のブランドを下げる恐れがあり出したくないからだろうと思う。今回も先ず誰にも書けないと思える問題が帝都を含め2問あった(::)。
今回明石会場での準一級受験者は欠席者1名を除いて僅か15名だった。1部屋に4級と6級の数十名を詰め込んでお釣りがあった。10年前神戸の会場は山手短大の教室だったが、100人教室の3室びっしりと犇(ひし)めいて芋の子を洗うようだったから栄枯盛衰盛者必衰はこの世の倣いだが感無量の思いだ。
(注)帝都の類義語は「京師」だった(80年生きていて初めて見た熟語だ(;;))

大分県中津市が市の処理場の工事に旭化成建材が関与していないと発表していたが先週此れを撤回した。旭化成建材が4次下請けに入っていたそうだ。普通孫請けなんて聞くことがあるが曾々(ひいひい)孫請けなんてのまであるんだ(´Д`)、下請けと孫請けに曾孫請け達は工事代金の鞘抜けをして居るんだろうが、建設業界の複雑さには唯々魂消るね。私は旭化成建材だけでなく他の同業者もきっと同じような杭打ちデータの改竄をしていると思う。旭化成建材が不運だったのは横浜のマンションの土壌が普通の土地より脆弱だったため2cm傾いたことだった。ひょっとしたら旭化成建材は被害者かも知れないと思う、施主の三井不動産が不当に安い建築金額と早い納期を契約条件に入れていたのが此の事件の発端であり結末ではなかったかと私は見た。真に責任を取るべきはマンションの購入者から多額のお金を受け取り暴利を貪った三井不動産ではないのか?曾孫請けから長さの短い杭を持ち込まれて「工期を守れや!」と言われたらああするより他なかったんだろうと思う(;;)。
横浜を契機に何処も彼処もがデータの改竄ラッシュの出来(しゅったい)だ、改竄などCADのキーボードをポンポンと叩くだけでできるから手間は要らない。「改ざん」と言う熟語が新聞にテレビに幾度も大きく出てくるが、とても読み辛い。杭打ちまで「くい打ち」だ、常用漢字でないからだが「改ざん」を「改竄」を漢字で書いてルビを振れば良いと思うのだが何故だろう、子供達が難しい漢字を覚えさせるのに良い機会だと思う。「お父さん、この字はなあに?」「あれはね、鼠が穴に入っている字で隠れている意味であり、鼠はこそこそと悪事をなす者の喩えがあるから改竄は悪い方に改めると解釈するんだな」「へえーお父さんって何でも知ってるね」と畏敬の眼差しを受けるだろう、最近とみに失墜している父親の権威を回復する絶好のチャンスをこの際生かそうね。
山本夏彦翁は小学生にして四書五経が読めるほど漢字に精通されて居たが、それは毎日ルビ付きの新聞を隅から隅まで読んでいたら自然にそうなったそうだ。因みに明治大正の時代、新聞の字には全てルビが振ってあり子供でも魑魅魍魎は疎か鑱諂面諛(ざんてんめんゆ)でも楽勝だったんだ^^。読み方が分かれば子供達は漢字に興味を抱いて読書に親しむだろう。どうして今の新聞はそうしないのかな?障害者なんて酷い字だよね、障碍者と書きルビをつけたらどうして悪いの?「書き替え字」なんて日本語への冒涜だ!

先週の書けないけど読みたい漢字
見ていないからと仕事を慢(おこた)るな

今週の書けないけど読みたい漢字
この家は百年は(堪)える

60年前のいろいろ

金閣寺 天竜寺庭園

秋の夕暮れは釣瓶落としと謂うが夜が更けるのは早い、シルバーウイークなのに盛り沢山の仕事で鬱屈して居る私に秋を満喫させてくれたのが先週頂いたEさんの京都散策時の写真だった^^。金閣寺天竜寺の庭園です。日本でしか見られない風景だが、最近では諸外国の方々にも静謐でひっそりした日本の自然の佇まいが理解されて来たようだね。
「金閣寺」と言えば60年前「新潮」に連載された三島文学の代表作を思い出す、あの頃私は未だ20歳で夢多き文学青年?だった。ひよんな旅行から信州で小学校の音楽の先生をしている恋人ができてバイトでお金を貯め大きく胸を膨らませ月一煤塗れになりながらシュッポシュッポと石炭車で中央西線を上って居た。歳月は干支(えと)が一回りしてその彼女も今は亡い(;;)。それ以来遠い儚い思い出となって私の郷愁を誘って居る。
あの頃木曽路は一面桑畑に掩われてお蚕さんの匂いに満ちていた。そのうち生糸の生産が後進国に移り、40年前の中央西線はトウモロコシ畑に変貌し、今では何もなくなった(;;)。

60年前と謂えばもう没されたが作家の車谷長吉さんが面白いことを書かれて居た、昭和30年に小学校への登下校に運動靴が義務付けられ下駄が禁止されたそうだ(;;)、理由は分からないが転倒事故など防ぐための文部省の要らぬお世話だったんだろう。然し下駄を履けば絶対に巻き爪にならないし、従って瘭疽(ひょうそ)で医者に儲けさせることもなかった。歩くのに下駄はバランスが必要だから体幹の強化には大いに寄与したに違いないと思う。禁止令のお陰でそれまで細々と暮らしていた下駄屋さんが殆ど倒産するか転業を余儀なくされたのは当然だろう、私はその頃もう大学生だったから余り記憶にないが、その頃垂水小学校の西側にあった下駄屋さんがなくなったを憶えている、子沢山で良く肥えた色白の奥さんも下駄の鼻緒の担当だったし、道に面した表の作業場には何時も小さい子達がお母さんに群れて仕事の邪魔をして居たがお母さんは少しも嫌がらず何時もニコニコしていた^^。廃業は子ども達からの需要が激減したからだろうね、何処へ行かれたのか知らないが文部省も酷いことをするよな(>_<)。

私の小学校時代は戦争中だし下駄履き以外に藁草履の子どもが多く素足の子も沢山居た、当時は貧しい時代だったから運動靴の子どもの方がずっと少なかった。私は学校から帰ると門の内側に鞄と履き物をそっと差し入れて裸足で遊びに行って居たことを今もよく憶えている、遊ぶのには裸足が最高だった、川を渉って蜻蛉(銀ヤンマ)を追い掛けるのに履き物は邪魔で何より早く走れるからだ^^、でも今の子どもと違って6時にはちゃんと帰宅していた、1分でも遅れると晩ご飯が貰えなくなるからだし、夜になると人攫いが来て連れて行かれサーカスに売り飛ばされると信じ込んでいた。8時には電気代が勿体ないので家族全員が眠って居た。今は9時や10時まで塾通いだなんてどんなに賢い子ができるかと思ったら安保反対もできない軟弱な腰抜けばかりだ、世の中何処か狂ってきたね(;;)。
車谷さんは昭和20年生まれで当時10歳だから下駄履き禁止令には強烈な記憶があるに違いない、昭和30年は鍋底景気だったしズックの運動靴は高価だったから買えない家庭は少なくなかったと思うが、どうして文部省はそんな理不尽なことを言いだしたかよく分からない。製靴業界の代表が政治家にでもなったんだろうな。60年も前のことだからネットで調べてもはっきりした記載がない。
皆さんの中で下駄の歯が禿びたから下駄屋で新しい歯を入れ直して貰った人って居ないよね?靴が禿びたら放(ほか)すしかなかったが、下駄は何度でも歯を替えることができたんだ、どうしても履けなくなったら下駄は風呂焚きの燃料で役に立った、ゴム靴革靴は最後に公害を齎(もた)らすが、木は灰になって畑の肥料で命を終えたから環境に優しい省エネの昔って良かったなあ^^。

来月25日はもう本年最後の漢字検定だが80歳を目前に控えて頭が鈍くなったのと相続税など臨時事件があったりと気忙しく漢字を学ぶ時間が余りない、せいぜい土日の午前中だが仕事の残りやブログ更新など余分の仕事まであって儘ならぬ毎日だ、前回6月の検定に間に合わすべく詰め込んだ漢字の記憶はたった三月(みつき)でシャボン玉の泡の如く消え去って居るから頑張らぬと合格が難しくなる(;;)。土日の午後のネット囲碁対局を暫くお休みすることにしようかな?

小為替

先月相続の添付書類で地方の市役所に戸籍関係の書類を依頼し書類枚数が不明のため小為替千円を送金したら料金が返金された。見ると彼方此方から届いた小為替だ、どうして小為替の発行が私の送付した市と違って大津錦織と小伝馬町なのか訝しく換金時に郵便局で聞いたら、いちいち返金時に手数料の掛かる小為替を買うより他から送られてきたものを流用すれば経費節減になるからだと教えられた。させれば私の送った小為替も何処かへ送られて行くのかな?と聞いてら私の送ったのは千円だから先ず郵便局で換金されて居ますよと言われた、そうだよね、戸籍謄本は1通300円から最高750円だから1000円の小為替は釣り銭には使いようがないよね。処で小伝馬町は江戸時代牢獄のあった町だから分かるが、大津錦織って何処にあるのかな?とネットで調べたら滋賀県大津市の神宮前駅にある郵便局だそうだ。IT時代にアナログのスタンプも案外郷愁があって懐かしかった^^。

先週の書けないけど読みたい漢字
昔人足や馬は駅(うまや)に居た、
(明治時代になり線路ができても中継地点として此の字を使って「駅(えき)」と言った)

今週の書けないけど読みたい漢字
湖畔の道を(漫)ろに歩く

ヨーロッパ人の日本人感

精霊バッタ キリギリス (1)

暑かった8月も漸く終わりを迎えたが、暑さだけは此からまだまだ当分続きそうだ。先週事務所の庭に何処から来たのか精霊蝗虫(しょうりょうばった)が居た、水遣りの私の姿も見て愕き叢(くさむら)から飛び出し窓枠に取り付いた。この辺り数キロ周辺には草原はないしトンボと違って此奴は沢山飛べないから何処からやってきたのか不思議でならない。そっとして翌朝見たら居なかったが何処へ帰ったんだろう?
キリギリスの鳴き声もこの頃はめっきり蚊細くなった。啼いているのは3匹になり、メスも沢山生まれたから大方交配に産卵も済んだ頃と思われる、今年は庭の雑草団が群落をなし雨でも中で凌げる位繁茂し彼等が安穏に生活できる環境になったため夜の内に隣家の庭に飛んで行く不届き者も居ず、生まれた塒(ねぐら)だし、好物のオンブバッタも沢山孵化して飛び回っているから充分寛いで余生を楽しんで居るようだ^^。蜻蛉もチョウチョもよく来ているので人から見れば見苦しい庭だが昆虫の楽園かも知れないね^^。でも水遣り時のヤブ蚊の襲来には唯々閉口している(;;)。
庭の道路側の塀に取り付いている写真のキリギリスは産卵管があるからメスだ。此奴は昆虫の中でも飛び抜けて綺麗だね。捉まえようとしたらスルリと逃げてプランターの草の中に隠れた。捜したが全く見付からない、此奴はバッタと違ってバタバタせず草の中に10分くらいジッと潜んだ儘動かない習性が鳥たちから身を守っている。20分して行ってみたら出てきて居た^^、早速網で捉まえて雑草群落に放してやったが、ウジャウジャ生まれるオンブバッタと違って一番(つがい)に4-5匹しか卵が孵らないキリギリスが容易に絶滅しない唯一の処世法なんだろう。

先月末に古本市場へ行って5円のことで大損こいた話をしましたね。でも懲りずに先々週16日愚妻の教会行きドライヴのついで何気に寄ってみたら「お盆セール」とか銘打って本日まで全品20%OFFと麗々しく張り紙があり、割引券などなくても税込み100円の文庫本が2割引になっていた^^。「ラッキー」と文庫棚へ行き作家を選んでテキトーに16冊抱えてレジに行ったら1278円と消費税の端数が切り捨て計算だった^^、先月の切り上げがきっと顧客の不評を買ったに違いない。帰宅後シンナーでシールを剥がして居ると93円の値札の下にも値札があり350円なんてのもあった(;;)。ま、仕入れコストはせいぜい10円から50円だから損はしていないだろうが、愈々日本人の読書離れが進んで来て末期的症状だ、悲しいね(;;)。

100年企業

来月から孫が学校からドイツへ留学することになった。そこで私は日本人に対してヨーロッパの人々がどんな感情を持って居るのかいろいろ調べてみたら概してEU諸国では日本人は好感を抱かれて居るようなのでとても安心した。全ての根源は日本が100年前の日露戦争でロシアのバルチック艦隊をやっつけたことに由来するようだ^^。東郷平八郎が人気ナンバーワンで各地に銅像まであるそうだ^^。「トーゴー」ってとっても有名人なんだ、そうだよね、ロシアはあの周辺のどの国からも蛇蝎の如く嫌われ居たんだ(今もだけど…)。そして極東のちっぽけな国がロシアに刃向かってやっつけるなんて誰も夢想だにしなかった。兵力はロシアVS日本10対1の大差の中を旅順203高地を勝ち取り更にバルチック艦隊を全滅させるなど世界の誰もが全く考えなかった。蟻が象を斃したくらい世界が驚嘆し一躍日本が一等国になったのだ^^。イギリスでは「教育勅語」こそ日本発展の原動力だと菊地大麓大博士に講演を依頼し、ドイツのヴエルヘルム2世はドイツ軍に「汝らは日本軍隊の精神に倣え」と訓話をした。そしてもう一つ日本が世界で唯一植民地にならず且つ植民地を持たない国だったことを彼等は高く評価している。朝鮮が日本の植民地だったと誤った考えを持つ手合いも偶には居るが、朝鮮は植民地ではなかった。日本は彼等に日本人と同じ教育を施したことを忘れてはならない。奴隷に利敵行為である教育を施した国が何処にあったのか、日本は朝鮮から感謝されて当然であり、彼等の現在あるは日本人のお陰なんだぞ。それが何だ!謝罪が足りぬとか年中ほざいているが根深い劣等感の裏返しだろうな。

閑話休題、ドイツはベンツやVWなど昔からの企業が存続していることで可成り有名だが現在ドイツで100年以上継続する企業は1500社あるそうだ、処が我等が日本は100年以上の会社が2万社を超えるから世界でもダントツであることも誇るべきことだ^^。上の写真のヤナセはその一社だがベンツ専門だからドイツとの因縁は深いよね。
最近ドイツを初めヨーロッパでは現在日本のアニメやコミック本が大流行だ、結構偽物も出回っているが、本物は登場人物が屋内でスリッパを履いているのに、偽物は靴の儘歩いて居るそうで容易に見分けられるらしい^^。道で犬の糞を踏んづけた儘食卓へ、或いはベッドへ、なんて綺麗好きな日本人には想像も付かないことだもんな(>_<)。

又日本のアニメは世界的に有名だ、でも文語体を失って韻を踏まず単調な言葉となってしまって気が引ける日本語だが、それでも美しいと言うヨーロッパ人が多いそうな^^。きっと口の動きが少なく外人のように唾を飛ばし大口開ける所作や両手を使って会話する習慣のない淑やかな処が外人から見て好感度の原因だろう。
世界中で大人気のアニメ「セーラームーン」の日本語に魅せられて日本語を覚えたイタリア人の少女が先日のみやざき中央新聞に紹介された^^、感情移入ができずに表情に乏しいとか言われる日本人だがちゃんと評価してくれる人だって居るんだ^^。

話変わるが彼方では面白いことにコミック本を現地語に訳すときに日本語独特のオノマトペ(擬音語、擬態語)がどうにも手に負えないらしい。キャーキャー むしゃむしゃ どきどき なんて訳しようがなくてその儘書いてあるから今では日本語のオノマトペがその儘ヨーロッパの言葉となって仕舞ったそうだ^^。だからドイツ語もフランス語もオランダ語も キャーキャー むしゃむしゃ どきどき と日本語のオノマトペなんだ^^。彼方にもオノマトペが幾らかあるようだが日本は3000位もあるからどうにもならんのだろう。最近は「ぶぁあああ」とか「ごぉおおお」とか変なオノマトペまで出現したから訳者や字幕スーパー作成者もやって居られないよな^^。

先週毎日新聞の万能川柳にて面白い句にお目に掛かった^^。
「君の子が欲しいと言うと連れてきた」
良く咀嚼して見ると、推敲に推敲を重ねてのプロポーズの言葉に対し、彼女の取ったイエス?の行動だったのだろうが、意表を突かれた彼の混乱ぶりが窺われる心(うら)悲しい句だね、果たして二人はどうなったのだろう、万能川柳ではときどきこう言う面白い句に出会(くわ)すが、川柳を詠むのと作るのが私の健康法だ^^。
「キーボード触れても患者に触れぬ医者」 最近投稿したがボツになった自作です(;;)。

先週の書けないけど読みたい漢字
坐(いなが)らにして天下の情勢を知る

今週の書けないけど読みたい漢字
着物の裾が(解)れる

ジャンケンをさせる散髪屋

コスモス

お盆も済んで雨も降って朝夕少しは灼熱の峠を越したかに思うが、それでも暑いね。
先月の颱風で被害甚大のコスモスも漸く立ち直ってもう綺麗な花を付けている、桜色のコスモスらしくない変わった色だ、中には颱風から立ち直れない儘咲いている健気なのが居る。この花壇はうちの裏の土手の上にあって水遣りが大変だ。ホースを伸ばしての水遣りとなるが夕刻の水遣りはホースの中の水が20m位直射日光に照らされてお湯状態になって居り、却って花の根に害を与えるため仕方なく早朝6時までに水遣りを変更したりと苦心惨憺だ。先週初めの雨は何日振りだったかこれぞ旱天の慈雨と言うんだろうね。庭の草花が急に生き生きと艶(つや)やかになってきたよ^^。

先週何時も行き付けである商店街の理髪店「かんさい」で散髪して居たら面白い光景にお目に掛かった。散髪の終わった客が精算時に「かんさい」に初めての客だと分かると、何故か店の人からジャンケンを挑まれていた^^。耳を澄ませて聞いていると、客がジャンケンに勝ったら料金が300円廉くなり、アイコの場合は200円引き、客が負けても100円引きになる仕組みだそうだ。トクになることだから誰もジャンケンするよね^^、
此の理容院は時間が短くて値が安いので重宝し、最近10年位月一で通っているが私はジャンケンした記憶がないからその後オーナーが考えついたものだろう、とても良いアイデアだ。何気に散髪屋に入った人もジャンケンしたことは忘れないだろうし料金の安くなったことも記憶に残り次回も行こうと思うだろうね、知人にも話すに違いないからクチコミも期待できるよね。尚希望者には次回からのスタンプカードが渡されて料金が割引される仕組みだ、その割引もひと月以内なら200円引き5回行けば500円引きとダブルにポイントが得られるし、ポイントカードが満杯(80回)になると特別ポイントの葉書が送られてくるそうだから楽しみだ^^。「かんさい」はチェーン店だから皆様の近くにもあるかも知れないね^^。

昔近鉄では見たことがあるが、今では新幹線も二階建ての列車ができて東北新幹線で用いられ居るとか、二階部分はグリーン車になって居り螺旋状の階段を上がって行くそうだ。処で此の二階にも当然にワゴンを運ぶ売り子さんが来るが、彼女達は何処からワゴンを二階に持ち上げているのだろう?螺旋階段からは先ずムリだ。実は螺旋階段の裏に乗客に内緒でエレベーターが隠されているんだって…、設計者は賢いな、よく其処まで考えるね、ワゴンは新幹線の車両の一部ではないから出来上がってから「あ、しもた!」では遅いもんな。一階の乗客達もエレベーター制作費の償却の一部をワゴン商品代に附加されて支払わされているのだ、本当は二階の乗客が割増商品代金を払うのがスジだが、それでは売り子の勘定計算が難しくなるし、一階で買って二階に持ち帰るセコイ客だって出てくるから一階二階同一料金に成らざるを得なかったのだろう^^。ワゴンはJRのサービスなのか商売なのかよく分からなかったが、エレベーターまで作られているのでは矢っ張り商売だろう^^。
でも新幹線のワゴン商品はメチャ高いし定番商品だし少しも妙趣がない。私の若かった頃は車内販売などなく窓が開閉できたので専ら窓越しに駅弁と御茶を買っていたが、何処の駅弁もその地の特産物だったから風情があり楽しみだった^^。60年も前のこと、お小遣いを貯めては月一で信州の恋人に逢いに行っていた頃、多治見の駅で稲荷寿司だけ売りに来る小父さんが居てよく買っていたことを憶えている。メチャ美味しかった、どうやら自家製だったよ。

先月末の日曜日愚妻を御ミサに車で教会まで送迎する途中にひと月振りに古本市場に行った、暑い盛りで客より店員の方が多かった。文庫本の値段は前と同じ93円だったが棚が増えていたから文庫本の大部分が93円に変えられている。物凄い冷房の中を作者を選んでテキトーに文庫本をレジに持って行ったら価格と冊数を数えてレジを打ち「12冊で1205円です」とレシートを差し出された。ウソ!一冊税込み100円やなかったん?と問うと、「前は内税でしたが今は外税になって居ます」と澄まし顔、レジをワンタッチで切り捨て計算から切り上げ計算に変えたんだ!「おかしいと思わへんか?2冊買ったら200円のものが12冊でなんで5円増えるんや、ようけ買うた方が高くなるなんて経済法則に逆ろうてるやないか、2冊ずつレジ通したら1200円やろ?」と追い込むと「そうですね」とバイトの女の子は新人らしく素直でしおらしい、早速レジをクリアして2冊分レジ打ちして「200円です」と言ったので2000円渡したら1800円お釣りを呉れた、「あんたねえ、レジだけ6回打ってお釣りは800円呉れたらええんと違う?」と言うと、彼女は素直に納得して黙々とレジを操作しあと5枚レシートを呉れて清算したが、本を袋に入れて渡しながらポツンとひと言「あのう、10冊以上買って頂いた方には来月からの割引券があるんですけど、今回は2冊なので…」それを先に言え!5円に拘って大損こいた、暑さが倍増した真夏のできごとだった(;;)。

先週の週刊文春を読んで居たら道路信号を全て青にさせて目的地へ到着した話が2件も掲載されていた。一つは安倍首相が公用での美術館からの帰り便意を催し「官邸までの全ての信号を青にするよう調整した」との記事で、もう一つはジャニーズの布川敏和の「家の履歴書」で昔歳末のレコード大賞最優秀新人賞を受賞してNHKホールの紅白歌合戦に駆けつける際ハイヤーに乗ったら警察が途中の信号を全部青になるよう配慮してくれたと書かれて居た。前者の警察もある意味職権乱用だが、後者の芸能人は何様のつもりだ!

高槻市の少女殺害事件が世間の危惧通り変質者の殺人事件に発展した、死亡を知らされた凌斗くんのお母さんの慟哭「いやや!」が我々の胸を搏(う)つ。9日を経て漸く容疑者が逮捕されたが二人の命はもう帰らない、本庁から責められていた大阪府警本部長も漸くクビが繋がった。寝屋川、高槻の警察官は朝から晩まで暑さと草熱(いき)れのなかを河川敷や雑木林の捜索で大変だったと思う。最近は小学生も中学生も然したる目的もなく塾通いが当たり前の風潮だが、夜間外出する習慣の延長がコンビニで屯(たむろ)などの弊習を育てたのかも知れない、勉強は自宅で充分だが塾通いは世間体がそうさせるのだろう、悪しき習慣だ。深夜帰宅しなくても親が心配もしないのでは外泊も日常茶飯事なんだ!我々の少年期は6時に帰宅しないとご飯を食べさせて貰ええなかったし、電気代が勿体ないので8時には就寝させられた(朝は4時起きだったけど…)。此の事件を汐に許可証のない児童の夜間外出にペナルティーを課してはどうだろうか。

年金機構のサイバー攻撃を受けて外部検証委員会は「事件は起こるべくして起こった」と厳しく批判した。厚生労働省には3万人もの役人が巣くっているが、ナント!情報セキュリティーを担当しているのは此の12月から発足するマイナンバー制度担当を兼務する情報政策担当参事官室の係長一人だけだ(゚ロ゚)。大切なことをする部署には人を欠き無駄な部署には人が溢れかえるお役所独特の構図だね。5月8日に最初の標的型メ-ルで機構のパソコンが感染した際、厚労省は機構側に全く何も伝えなかったそうだ(;;)。厚労省は機構になんか怨みがあるのか?そうだよな!国民を愚弄した杜撰窮まる社会保険庁の年金欠落事件のとき厚労省は世間から散々監督不行届を叩かれたもんな^^。総理が無能だから仕方ないか!
何故か土井晩翠作詞「星落(ほしおつ)秋風五丈原」が思い出される。「丞相(じょうしょう)病(やまい)篤かりきだ。我が国に諸葛亮孔明は居ないのか!

先週の書けないけど読みたい漢字
彼女の寝姿を見て気も坐(そぞろ)になる 

今週の書けないけど読みたい漢字
(坐)らにして天下の情勢を知る

少子化の原因はアメリカの小麦だ

 

クマゼミ カマキリ

暑い毎日が続き多くの方が熱中症で倒れて居る、そんなに暑いのに何故か今年は木槿(むくげ)も百日紅(さるすべり)も咲かない不思議な夏だ。6日の広島に続き今日は長崎へ原子爆弾が投下されて70年目、我々は日本がアメリカから常に都合の良い奴隷として利用されて居ることを誰もが知って居る。原爆記念日が来ると未だ頑なに謝ろうとしないアメリカに対して憎しみが増幅するよね。アメリカ人って本当に狡賢い奴だ (>_<)。

今週は何で木の写真やろ?先週のある日公園の木にクマゼミが止まって鳴いていた、一見して何処に蝉が居るのか分からないが、良く見て下さい。中央に正しく止まって居るから樹木の色に融け込み紛れている。此が天敵に対する自衛策なんだろう。でも昔猫はよく生きた蝉を咥えて来た。どうして捕まえるのか信じられないが兎に角捉まえて来た。

猫は現在ではペットだが昔は家畜だったと本に書いてあった、納屋に入れた貯蔵用米や麦などの穀類を鼠から守るのが彼女達の仕事だったのだ。幼い頃田舎に帰ると猫が鼠を咥えて帰ってきて褒めて貰うため家族に見せ、喉など撫でて貰っていたが、今なら皆にキャッと叫ばれるのがオチだろう。だから今の猫は鼠など捕らえない、ペットだからもう家畜じゃないんだ。

閑話休題、幼い頃の習性で今でも身近に蝉を見ると今でもワクワクする^^。あの頃は一日中空腹だったので虫はなんでも食べたが蝉は躰が空っぽで食べ応えがなく、少しも美味しくなかったことを憶えている(;;)。早朝散歩していると道端に蝉の死骸が少なくない。雀や燕の餌になりそうだが中がカラッポで美味しくないから鳥たちにも敬遠して居るんだね(;;)折角見付からぬよう擬態までして鳴いているのに…、可哀想!

昔はクマゼミは少なくてアブラゼミと午後のニーニーゼミが一番多かった。ミンミンゼミは早朝山奥でこっそり鳴いて居り姿も翡翠のように美しく宝物の中でも格段の王者だ、10歳の頃私は早朝4時に起きてミンミンゼミの木の下で素手(網などない時代だった)で捕まえるため何時間も蝉が降りてくるのを石になって待って居たものだ。それが今では東京都心で一番多いそうだから愕くね。でも都心の子どもはミンミンゼミなど何の感傷も持ち合わせないのだろう、70年前と現在と子ども達の価値観の相違には唯々愕く他ないな(゚ロ゚)。

もう一つの写真は、庭仕事から戻ったとき私の背中に掴まって事務所入りし2日後に見付かったカマキリの赤ちゃんです。早速庭に放したが二日間空腹だったろうな。

子どもが欲しかったらアメリカから輸入される高濃度農薬使用の小麦製品を食べるな!と書かれた本を先日読んだ。

我が国の少子化の原因は女性の社会的な地位が向上して仕事に夢中になり婚期を逃して居ると言われるが実態はそうではなく、仕事をしながらも女性に結婚願望があるのだが、男の方にその気のない所謂草食人間が多くなって居ると謂う説が強い。そうだよね、先日の新聞では若い男の40%近くが結婚願望を全く持たず、その割合は女性よりもずっと多いと書いてあった。つまり女性には生まれつき母性本能があり好ましい男が現れたら結婚しても良いし、子どもも欲しいと内心思って居るのに、若い男にまるでその気がない連中が多くなったようだ。これって昔とまるっきり逆だ。子どもを産むには女性にその気がなくても男さえその気になれば妊娠させられるが、男がその気にならなければ女性の受胎は不可能だ。何故か最近の男には女性に対して劣等感を持ち圧倒されて去勢されてしまう奴等が増えたように思う。

処で我が国の出生者数は毎年減ってきて20年前200万人以上居たが昨年は100万人だ、そして今年は確実に100万人を割るそうだ。試験管ベビーも少なくなく4万人を超え25人に一人居るとか…、どうしてそんな風になったか調べてみると男性の精子の状態が悪くどんなに励んでも受胎しないカップルが増加してきたのだ、そこで不妊センターでは不作為に若い男性60人の精子を調べたらまともなのは2人だけで58人は異常だったとか…(;;)、彼等の食生活を調べたら8割がバーガーやカップ麺が多くその添加物である石油製品が精子を殺して居ることが分かったんだ。元兇はアメリカだ!30年前、米のハンバーガーメーカーが「味覚は10歳までで決まるから、それまでにハンバーガーの味を覚えさせれば確実に味噌醤油を忘れさせる」と日本全国に販売戦略を展開し2000年以上続いた日本人の味覚から味噌醤油を奪い去ったのだ。そのせいで若者は和食の味覚を忘れてしまった結果、今では子どもまで産めなくなった (>_<)。

子どもを儲けるのは人間の本能の筈だが、ひょっとして精子が少なくなると躰が自動的に反応して異性を求めようとする本能まで退化するのではないかしら?女性のオス化男性のメス化が話題になる昨今だが、近い原因はどうやら味噌醤油の摂取量の減少と小麦に対する石油製品の添加物のせいだろうな。ハンバーグ食べて人類滅亡だなんてメチャ怖いね(;;)。アメリカ人は国内産のものを食べるが我々日本人の食べる小麦は輸送路の長期間熱いコンテナに耐えるために特別製の防腐剤やDDTなどの防虫剤がタップリと使用されていることを知らされて居ない。パンもカップ麺もアメリカ産の小麦だ。ハンバーグだけでなくカップ麺もパンもアメリカ産小麦使用なんだから全く大変だ。

話は変わるが、先日愛媛県で子どもを6人産んで10歳の子ども以外5人全員を出産直後に浴槽で殺したとして34歳未婚の女性が逮捕された。きっと父親は不特定だと推察するが、この女性は誰からでも受胎できる希有な能力の持主なんだろう。精子の辿る階段が急な上り坂でなく下りのスロープにでもなって居るのかしら?子どもには愛情の欠片も感じない彼女だが、数少ない精子をちゃんとキャッチできる特異な機能の持主なんだから、少子化の昨今とても勿体ないと思う。

先週米国務省の報道官が日本要人への盗聴疑惑について「機密が含まれる文書(盗聴した内容の文書)の存在を積極的に認めたくない」とほざいた(>_<)。此って実は認めて居るんじゃないか!「君が嫌いだと積極的に認めたくない」と彼氏に言われたら、どんな彼女でも怒ると思うが、それなのに政府は黙って俯いて居る、どうして誰かバシバシ糾弾しないの?きっとアメリカにバカにされて居るんだろうね。情けないよな(;;)。

先週の書けないけど読みたい漢字

思わず後(しり)込みした

(6月21日と同じ問題でした、暑さで頭が呆けて居ます。申し訳ありませんm(_ _)m。)

今週の書けないけど読みたい漢字

天に(坐)す神よ、我々を助け給え

カーテンの神様

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新しい7月に入ったが相変わらず肌寒く雨の日が多い、然し間もなく灼熱の猛暑が訪れてこの肌寒い雨の日が懐かしくなるに違いない、人間なんて勝手なもんだね。
今日は暑さをぶっ飛ばす豪華客船ダイアモンド・プリンセス号の偉容をご覧下さい。長さ290m船体11.5万トンには魂消るね、数年前三菱重工長崎造船所で完成間際に大火災を起こした曰く付きのもので船名を改めデビューしたものだ。スイートルーム一泊80万円だし、独りで一日だけ乗る訳にも行かぬから余程のお金持ちでないと不可能だが、乗組員が1100人も居るからきっと至れり尽くせりだろうね。入場料だけ払って船内の豪華施設だけでも観覧させて頂けるなら両親に冥土の土産になりそうだ。
この写真は先月24日第四突堤に停泊中の処をお馴染みのEさんが撮影されました^^。序でに送って頂いた豪華船接岸時に不可欠なタグボートもご覧下さい。Eさんが定年まで勤務されたH社の早見丸と早雄丸です。タグボートの内部は竣工時のレセプションなどで良く見せて頂きまししたが、船体に似合わぬ物凄いエンジンルームの中に小さくてもキッチンからトイレバスとマンションのモデルルームのような綺麗な一室があったのを良く憶えています^^。

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日経夕刊のプロムナードは半年で執筆者が総替えとなる。毎週読むのが楽しみだったジャズピアニスト山中千尋さんのエッセイも6月30日は遂に最終稿だった、名残り惜しかった。山中さんは写真を見るととても小柄でグラマラスな美人であり自らのCDの表紙には必ず出て居られるから容貌には自信満々なのだろう。
4月12日のブログでこの方のエピソードである自虐エッセイをお届けしたが、普通の人なら隠そうとする自分の失敗談を山中さんは隠さず筆にされるから面白い、今回も前回と変わらず失敗による噴飯モノだ^^。
バークリー音楽大学を首席で卒業された山中さんは本拠をニューヨークに置く一流のミュージシャンで世界的なピアニストであり、WIKIPEDIAには年齢を伏せられているが他をググると年齢は40歳だと書いてあったが写真では20代後半で十分通用するし小柄だからアメリカならティンエイジャーと見られるかもね^^。
扨て最終稿のエッセイだが、この方は絶えず世界中を飛び歩いて演奏されビッグバンドで演奏旅行される。ピアニストだけは大き過ぎて楽器を持たなくて良いが、他の楽器奏者は大層な荷物になるのでついお手伝いにクラリネットなど小物を持たされるハメになるそうだ。そして搭乗時には必ず手荷物検査がありフロリダのジャズフェスティバルに行った際、あのテロ事件の直後であり特別に検査が厳しくて世界的に著名なサックス奏者のデビッド・サンボーンに対し係員がケースを開けて「念のため吹いてみて下さい」と言ったんだ。係員は楽器の中に何か隠して居ないか確かめたかったんだろうね、サンボーンが楽器を組み立てて徐(やお)ら吹きだしたその音色を聴いて思わず周囲からどよめきと大きな拍手が起こったとか…^^。悲劇は次にクラリネットを吹くハメとなった山中さんに到来した。彼女がケースからクラリネットを取り出してリードに向かって思い切り息を吹き込んだらキーンと甲高い金属音が鳴り響いて周囲の大顰蹙(ひんしゅく)を買い係員が目をぱちくりさせて愕いているのに「此が私のスタイルなの」と堂々と開き直って楽器をケースに仕舞ったそうだ。ピアニストがクラリネットを持たされているとは係員も思わなかったろうし、本人も生まれて初めてクラリネットを吹いたんだろうね。リード楽器は同じ木管楽器でもフルートなどと違って音を出すのにコツも肺活量も要るが、初めて吹いて良く音が出たね^^、流石はミュージシャンだ、今回もつい笑ってしまった。この方の自虐ネタはとても面白く、エッセイ集を是非読んでみたいと思いアマゾンを検索するがCDばかりで音楽関係の本が1冊だけだった。買って読んだけど私はジャズの街神戸に住み乍ら、ジャズの接した期間は学生の一時期ジャズのスタンダードナンバーであった「サマータイム」をサラボ-ンなどで聴いていた位で何時しか映画音楽に変わって居たからジャズの深みには門外漢だし専門的なウイットが良く理解できなかった。序でにいろいろググッて見たら山中さんはコンサートの最後を必ず何故か桐生名物八木節で締められるそうだ、ジャズ演奏の締め括りが八木節だなんて面白い人だ、アメリカ人も八木節ファンが増えるかも知れないね^^。
手荷物検査と謂えば、先日新幹線で焼身自殺があり、煙を吸った乗客一人が巻き添えで死亡する傷ましい事件があったから今後は航空機だけでなく新幹線でも手荷物チェックが行われるようになるのではないかと思うが、検査待ちは敵わないから、宅配便の会社には朗報だろうな、中でも東証上場予定の日本郵政など図に乗って売出し公募価額を嵩上げするのではなかろうか。

先週の木曜日の夜1時頃(正確には金曜日だ)トイレに行こうと部屋を出てトイレの戸を開けようとし寝惚けてふらつき2階の踊り場から足を踏み外して一気に1階まで落ちた(;;)。右足が階段側に踏み外したようで仰向けの儘足から落ちていった、尾骶骨を13段ある階段の角にドンドンと13回打ち付けて落ちて行ったが、13回が20回にも思えたほど長かった。尾骶骨以外は頭も何処も打たずに擦過傷が2個所だけだったのはどう考えても天佑であり、不思議でならない。物凄い音は隣に住む愚娘宅まで聞こえて愕かしたらしいし、1階で寝ている愚息はてっきり私が死んだと思ってやってきたら立って居るのでひどく愕いたようだ。尾骶骨の打撲以外だけだったのは落ちる寸前「溺れる者は藁をも摑む」を実践して無意識に左手で、傍らにあった窓のカーテンを摑んだのが良かったらしくカーテンがカーテンレール毎(ごと)外れて階下まで落ち無惨な姿を晒したが、カーテンレールの釘の粘りで滑るスピードが落ち上手く仰向けに滑落出来たことが幸運だったようだ。翌朝何時ものように5時に起きて散策に出掛けることができたから自分でもとても信じられない。但し尾骶骨の痛みは座るときと咳や嚔(くしゃみ)に出るので敵わないが、幼い頃、蓆(むしろ)に乗って日中(ひなか)遊んだ土手滑りも結構アップダウンがあり始終転倒していたから今回もその感触によく似ていたしトシも考えずに日にち薬で治るものと楽観している。私の強運は持って生まれたもので一昨年ポリープ手術で入院して居て夜中にトイレに行こうとし、リノリュームの床で滑って転けたときもカーテンを摑んでカーテンレールを壊したから腰骨に罅(ひび)が入っただけで助かった、きっと私にはカーテンの神様が付いて呉れて居るんだ^^。トイレの神様も助っ人かもね。然し人生ってそんなに甘いもんじゃないよね、幸運には不運、ラッキーにはアンラッキーが付きものだ、私に其奴が訪れるのもそんなに遠くないと思って居る。
ふらついたのはきっと睡眠薬のせいだろうと思い翌日薬を半分にしたら3時に目が覚めてその儘睡れずこっちの方がもっと辛かった(;;)。

先月26日武田薬品の株主総会が大阪で開かれたが翌日株主総会決議通知とは別に総会決議一部訂正のお知らせの手紙が舞い込んだ。どうやら総会決議を予め印刷して居たのに直前になって取締役候補である外人より就任を辞退したいの申し出があってのものらしいが、外人には直前のドタキャンや印刷費のムダなど分からぬらしく身勝手なのが腹立たしい、武田薬品はアメリカで糖尿病の薬を訴えられ3200億円も和解金を払うハメとなり前期1460億円の巨額赤字を出し株主の端くれである私は多額の株式評価損に喘いでいる(><)。でも総会決議を見たら、ナント!第5号議案でしぶとく役員賞与を3億7千万円もせしめているから役員も全員鉄面皮だ(><)、こんな節操のない役員を抱えた会社は見込みがないから時期を見て株を売却しよう。

先週の書けないけど読みたい漢字
木々の色づく比(ころ)

今週の書けないけど読みたい漢字
(倹)しい生活をする

「NISA」で蓄財しよう

紫陽花

今日は8ケ月振りに漢字検定日だ、早朝より東にある福田川の川べりを散策して公園の紫陽花などを愛でて気持ちを落ち着け体調を確かめた。少し風邪気味だが語りかけてくれる様々な紫陽花の花に励まされて何とか頑張れそうだ^^。此の処降り続いた雨も今日は何とか持ち堪えそうで10年間一度も傘を持参した記憶がないから僕は晴れ男だ^^。受験票に写真を貼って鉛筆に消しゴム眼鏡にルーペなど受験の七つ道具を確認して午後2時半にリュックで家を出よう、帰宅は5時半位になるだろう。今回も交通に不便な神戸市(学園都市)の会場を避けて会場が薄暗く問題が読み難いけど家から近い明石市の明庚殿にした、此処だと山陽電車の日新町駅から徒歩5分なんだ。写真は今朝近くの瑞穂公園のフェンスに植わっている数ある紫陽花から私の好きな白を選びました。花言葉は「寛容」です。

今日は久し振りで(でもないけど…)読書の話です。先日古市で買った湯本香樹実さん20年前の処女作である「夏の庭」を読んだ、愚娘に聞けばとても有名な作品だそうだ。三人の少年と戦争帰りの独り暮らしの老人との交流を描く心暖まるとても爽やかな作品だった、日本児童文学者協会新人賞を獲得して映画化され舞台化され更に10ケ国以上で刊行された作品だそうだが、戦争の悲劇が織り込まれて居り、私はこの小説の底辺に横たわるとても暗い影が私自身幼年時の戦争体験を思い出し深く考えさせられた。いい作家だな、と思って湯本さんの「西日の町」も買って読んだ。お母さんとお爺さんと一人称である少年の物語だ、これも良かった^^。此の作品は芥川賞の候補に挙がったが審査員の目が曇っていたのか選ばれなかった。その原因はどうやら「夏の庭」が日本児童文学者協会新人賞に選ばれて居たため、此の作者が児童文学畑の人だと審査員達の先入観があってロクに読まれもせずに芥川賞は畑違いだと蹴飛ばされたのだと思う。登場人物に子どもが居るからとて「夏の庭」も「西日の町」も決して児童文学ではない、我々高齢者の心の底を剔(えぐ)ったとても奥深い作品だ。日本児童文学者協会新人賞の方が勘違いじゃないかと思う。どちらの作品も貧しい時代を生き抜いてきた老人が主役で戦争の体験による人生の希望と絶望が織り綯(な)って居る。きっと絶望があるから希望が燦めくんだろう。この小説の深い部分は稚拙な私の筆ではとても表現できないから是非一度お読み下さい。作家であり精神科医でもある解説者のなだいなだ氏が「老人のことが此処まで分かる湯本香樹実はただものではない」と結ばれたのが印象深かったな、作品の題名が「夏の庭」とか「西日の町」なんてジミ過ぎて今風でないが、此の題名に納得された編集者もきっと「ただもの」ではないと思った。

証券会社のラップ口座が今年の3月末の一年間で3倍に膨らみ4月末には4兆円に達したと先日日経が報じた。「ラップ」とは包むことだから一紮(から)げに顧客のお金を証券会社が株式や投資信託に運用してくれる処から呼ばれている。最近では最低額が300万円から500万円程度にまで引き下げられたので富裕層だった顧客がゼロ金利時代にウンザリした投資の初心者である一般の人にまで客層が延びてきているが、ラップ口座の運用は証券会社委せになり、基本手数料と管理手数料が約2%掛かるし、此の手数料は大手銀行の大口定期預金金利である0.025%に比し篦棒に高い、此の手数料の額を凌ぐにはそれ以上の利回りや売却差益が必要だから私は薦めようと思わない。
又、証券会社と顧客との間に設定する目標利回りが高ければ必ずリスクの割合も高くなるから良いことばかりではなく損が出ても自己責任だし証券会社は投資元本の2%を取って少しもリスクを負わないから不公平だ。そんなことならラップ口座など止めてご自分でネット口座を開設して上場株式にでも投資されたらどうだろうか。自分で此と決めた銘柄なら損をしても納得だしね、特にNISA(少額投資非課税制度)などお薦めだ、NISAはネット証券なら手数料もタダだし配当金から譲渡益まで非課税だからとても魅力的ですよ。私ごとだが先月配当利回りがそのとき一番高かった(4%)三井物産をNISAの限度額である100万円ぎりぎりで600株買ったら一時は10万円以上も値上がりしていた^^。皆さんもどうですか?

私は毎夜眠る前に必ず蒲団の中で小一時間本を読む。仰向けだから重い単行本は腕が辛く、文庫本は片手で持てるからラクチンだ^^。読むものはホラーとSFとコミック以外は何でも御座れだ^^。
文庫本の難(なん)は文字が小さいことだが最近の文庫は昔の岩波より3倍も字が大きくなって行間も広く読み易くなっている。文庫本は作者の究極の終大成なのだが、単行本に拘って文庫本を二流に位置づける輩(やから)は最早時代遅れで、最近は何処の書店でも文庫本が横帯付きで華麗な装幀装画のカバーまで付いているから昔の岩波文庫しか知らない年配者は愕きだろう、傾向としては昔はあり得なかった書き下ろし文庫本などが増えてきたし本屋さんの店頭では文庫の平積みが圧倒し、重たいハードカバーが淘汰されて居る、重い本の時代は最早専門書以外去ったようだ。
文庫本は普通初版本より数年遅れるが、値段も単行本の半分以下と廉価だし持ち運びに困らないし何より作者が出版以来表現に長く悩んでいた校正ミスの個所がしっかりと匡(ただ)されており、オマケに必ず加筆訂正までされて「文庫のためのあとがき」まで書いてあるから単行本より良質な文章が期待できるのでお薦めだ。当初の単行本とは話の筋書きから登場人物まで変わるのがあるから愕きだ。
それは薬丸岳の「逃走」だった、文末にある大矢博子さんの解説を読んで愕いた、此の文庫は出版時のストーリーと記憶がまるで違うと書かれて居る。当初「逃走」は新聞小説でスタートしたが単行本に纏められる際に大きく改稿されたそうだから文庫化で2回目の大改稿になるそうだ、解説者が慌てて2年前の単行本を取り出して読んだら登場人物から筋書きまでガラリと変わって居たそうだ、全面改訂どころか「此では書き下ろしの新作だ」と書かれて居た。
「推敲を重ねる」とは良く言われる言葉だが、著者は絶えず自分の作品に対して思い入れがあり、読み返して居たら堪らなくなるのだろう。批評家の意見だって胸に刺さることがあるだろうし人生経験や心境の変化で書き直したい個所が出てくることは素人ブロガーの私にもよく分かるね、その意味では文庫本は著者に書き直し絶好の機会が与えられたことになる。私は「逃走」の単行本も読みたくてアマゾンを検索したが見付からなかった(;;)。
此の作品は殺人犯とその逃走が描かれているが、実はとても優しく心温まる小説だ、読後感はとても清々しい。皆様も一度「薬丸岳」の作品をお読み下さい、どの作品も圧倒的な筆力に魅せられ夜などに読み始めると眠りに落ちる機会を逸するから注意してね。

女子サッカー「なでしこ」は辛勝を重ねて決勝リーグに進出した、くじ運が好かったせいだろうな、でも初出場2試合で16点も取られたエクアドルに対し「1-0」だなんて何か寒いよね。予選リーグを通じて感じたが、か弱い日本人には連覇なんて到底ムリなように思う。前回はよくよく好運の女神が味方してくれたせいだろう。
「なでしこ」の彼女達は年収数億円の男子サッカー選手と相反して沢選手でやっと500万円しかなく同世代大手総合職女性の年収を下回るから信じられない。菅沢坂崎選手など嘱望される殆どの若手選手が月収20万円程度のパートで糊口を凌ぎ夕方から練習に参加して居る状態だから野麦峠ならぬ、ああ「なでしこ峠」なんだ、海外強化選手にシーズン中支給される1日1万円の滞在費もその少なさにも悲しくなるね、我が国にもきっとFIFAのような亡者が居て税金から支払われる女子サッカー強化資金の大半をなでしこ本部費用とかの名目でくすねて居るのじゃないの?

先週の書けないけど読みたい漢字
少(わか)くして学べば壮にしてなすあり

今週の書けないけど読みたい漢字
愕いて(後)込みした