投稿者「tigerace」のアーカイブ

tigerace について

税理士

再び竹田の子守歌


木曜日に寒蝉(つくつくほうし)の声が聞こえたと思ったら早や9月を迎えてしまいました。1年の3分の2が過ぎ去った計算であり、歳月の過ぎ行く早さには只々驚くばかりです。
9月の声に驚いたのか昨日一昨日と気温が8月と急に様変わりして肌寒いくらいの朝でありました。暑さでゲンナリしていた蟋蟀もお陰で元気を取り戻し美声を震わせています(^^)
然し敵は名うてのCO2温暖化現象ですからこの儘すんなりと秋が到来するとも思えず必ず逆襲があるものと応戦の覚悟をしておきましょう。(;;)
庭の瓢箪池には沢山の蛙達がやってきて(播磨町から通ってくる事務所の職員が毎日自宅の近くで捕まえてきて呉れています(^^))賑やかになりました。そろそろ夜には大合唱が始まるかな?と期待していますが何せ五月蝿い住宅街ですから近所から苦情が出るやも知れませんが、“町の真ん中で自然の歌声が聞けて有難く思わんのか!”と一喝し逆襲してやろうと思っています。(^^)
昨夜からひよんなことからキリギリスも庭の仲間に加わりました。昨日個人的な用で町内の民生委員の方に判子を頂戴に参上したとき、縁側でキリギリスの美声が聴こえたので、お訊ねしたら毎年夏になるとご夫婦で“しあわせの村”まで行かれてキリギリスを40-50匹程捕られるそうです。用途はお中元代わりに近所の方々に毎年差し上げるとか、私も便乗して5匹ほど頂戴して、内雄2匹と雌1匹を庭に放し来春の楽しみの基を作りました。
私も経験上この虫の捕獲が如何に困難かを知っていますので、ご夫婦に秘訣をお聞きしたら、ご夫婦の仰るには、竹の先にタマネギを括って鳴いているキリギリスの鼻先にそっと差し出すと暫くしてタマネギの誘惑に耐えかねてタマネギを食べ始めるので、夢中になった頃を見計らってそっと手繰り寄せ昆虫網で捕まえられるとか、奥様の役目はご主人が少し耳が悪いのでキリギリスの鳴いている場所を見付けてはご主人に知らせ、ご主人が目を凝らせてキリギリスを見付けられるそうです。(^^)雌は鳴きませんが雄の近くを丹念に捜すと見付かるとか、それにしても50匹とは凄いですね。
私が行き付けの小鳥屋さんでは1匹700円ですから原価を1匹300円としても15000円にもなりますから“しあわせの村”でお風呂に入ってご馳走が食べられますよね(^^)

画像

今朝樽プランターに止まっているのを見付けてシャターを切りました。産卵管が付いていますから雌なのがお分かりですね。他の昆虫同様雌の方が雄より少し大きいのですが、産卵後雄は雌に食べられて仕舞いますから哀れですよね。と謂っても人間も似たようなものか!
“竹田の子守歌”は先月後半毎日新聞が社会の底辺に纏わる種々の問題を取り上げたコラム“夕刊ストーリー”の一環として5回に渉って連載特輯されましたが、この子守歌は19世紀の末期に京都市伏見区竹田地区にある被差別部落より生まれたとされております。今年になってから京都市で同和出身職員の不祥事や大阪市の同和住民対策として設けた芦原病院への不正貸付や部落解放同盟幹部による駐車場不法賃貸事件など由々しき問題が発覚しました。同和を錦の御旗として自治体が食い物にされてきた原因は実に自治体の事なかれ主義を利用した一部の同和の連中乃至は似非同和の連中の仕業に依るものでありますが、同和利権のその背景には日の当たらない被差別部落の人達が過去に如何に悲惨な生活を強いられていたかの事実を放任し傍観していた自治体の贖罪であったことを意味し、それらを片や放置し片や食い物にしてきた彼等双方を許すことはできませんが、敢えて嘗てのムラと呼ばれた部落の実状を一般の方々に知って貰い、これらを検証するため今回この重い問題を毎日新聞が勇気を持って取り上げられたものと思いました。
私自身にとってもこの“竹田の子守歌”は大変に感慨深いものであり、一昨年元旦に“竹田の子守歌”と銘打ってこのブログ(当時はHP)が更新されたことを覚えて居られる方もいられることでしょう。この子守唄については何時か機会を見て部落の問題を検証したいと筆を置いた記憶がありますが、この歌は実は子守歌ならぬ守り子唄であり、貧しいため年端も行かぬうちに子守に出された被差別部落の少女が、貧困と差別の中を遊ぶことも学ぶことも叶わなかった怒りと恨みが籠められたものであって、決してその背中に負われた赤ん坊に聞かすものではなく生まれながら置かれた自身の境遇への恨み節であったのです。
当時の被差別部落の人達は貧しいために教育を受ける機会が失われていたため、殆どの女性が文盲であり、自らの生活への自虐から唄った守り子唄はムラの恥を曝すもので人前では決して唄うものでないと信じられていたために、この儘では末代に伝承できずに消え去るところでありましたが、いろいろな方々の努力から様々な経緯を経て彼女達の唄を次世に伝えるために、元歌を丹念に調べて嘗てのムラの暮らしを歌い継ぐ運動が少しずつ浸透し、自らの暮らしへの劣等感から頑なに唄うことを拒んだ人達もやがては次第に心を開き、自分達の生活を唄うことで部落の在り方への次代への問い掛けにしたいと考えるようになったのでした。
アイヌのように文字を持たない彼女達の歌は口から口へと伝えるには方言も災いし至難の業でなかったと思いますが、文字に代えなければ消え去るしかない儚い唄も部落全員の努力で遂にこれをなし得て、01年伏見区で行われた“伏見人権の集い”の舞台では白いブラウス姿のムラの女性30数名の合唱がなされたと記されていますから、被差別部落の方々にとっても唄の再生に努力を尽くされた方々も感慨無量であったことでしょう。
♪久世の大根飯、吉祥の菜飯、またも竹田のもんぱ飯、どうしたい、こりゃ聞こえたか!♪(久世、吉祥、竹田は何れも伏見にある被差別部落の字(あざ)名です)。どう読んでみても子守歌である訳がありませんよね。ムラの恥であったもんぱ飯(少しの雑穀におからが殆ど)を皆の前で曝した歌ですから人前では恥ずかしくて唄えなかったのも当然でありますが彼女達の勇気には頭が下がり、この人達を賤民と貶めて平気で居た我々が居たたまれぬ思いです。記事には彼女達の悲惨な生活が縷々と記されていますが、戦後我が国の憲法第14条に於いては『すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において差別されない。』 と記載されてあり、古くは明治4年に穢多廃止令が施行されて100年以上が経過しながら平成の世に至るまで被差別部落と謂う言葉が生き続けていたのは何故でしょうか。深く考えさせられた“竹田の子守歌”でありました。
この100年もの永い年月には愛を誓い合いながら自らの出生の秘密が明かせずに結ばれることなく自らの運命を呪い乍ら、死を選んだ有為の若人が数知れずあったことも我々は決して忘れてはなりません。皆様も一度機会があれば古くは藤村の“破戒”近くは住井すえ著“橋のない川”全九巻を読まれたら如何でしょうか。
休養明けのさくらちゃんでしたが、疲れが残っているのかイマイチ気合いが入らず16番2度の池ポチャで6位と沈みました。(;;)藍ちゃんも帰ってくることだし来週の日本女子プロ選手権に期待を繋ぎましょうか。

ミニ里山ができた!


お盆休みに孫達全員で頑張った庭の池作りが漸く完成し、水草や底石を入れて水道のカルキも抜け安定したため、先日からメダカなどを放して楽しんでいます。処が少し宛メダカが減って行き、早朝行ってみると近所の黒猫が池を覗いていたので、てっきり猫の餌食にされたのかと思い、猫が掬えないようにバリケードを張ったのですが矢張り減ってゆくのでおかしいなあと思っていたら、ある朝5時頃メダカに餌を与えに行くと5cm位の疣(いぼ)蛙が居てチャボンと水底へ逃げて行くではありませんか。犯人?は疣蛙だったようです。この池は何れおたまじゃくしも育てるつもりでしたからメダカは幾らでも補充できるし、少しくらい食べられても良いか、と大目に見ていたらこの蛙は日除け簾の下にある排水溝の横の隙間に安住地を見付けたらしく何時もそこに定住するようになりましたが迂闊にもうっかりと手に載せて鑑賞したのがショックだったらしく叢に逃げ込んで出てこなくなりましたが翌朝池を見に行ったら3cm位の違う疣蛙がちゃっかりと特等席(池の手前に蛙が池から出易いように石を積んで浅い箇所を作りました)占領していました。(^^)秋にはこれらの蛙のお嫁さんかお婿さんを見付けて来ねばなりません。昨日はむぎわらトンボが飛んできて尻尾の先でチョンチョンチョンと卵を産んでいましたよ(^^)さあミニ里山のスタートだ!(^0^)/

画像

今朝の蛙は2匹とも向こうの叢で蚊などを食べているようで不在です。光線の具合で現在5種類程居る沢山の魚達が写らないのが残念です。
甲子園は暑い夏を象徴する熱戦続きでしたが、各試合驚異的な粘りを見せた駒大苫小牧も遂には早実に敗れ中京商業3連覇の再現は果たせませんでした。
“早実齋藤投手が負けて悲劇のアイドルになるでしょう”などと先週のブログに書き込みましたが、内心は昨夏の事件のこともあり苫駒に勝って欲しくなかったので予想が外れて万々歳でした。王監督も病状が急速に恢復されることと思います。(^^)
先週金曜日夜福岡市で起こった飲酒運転の上速度違反の乗用車による追突事故で何の罪もないカブト虫取りから帰宅途中の三人の幼児達が犠牲になって亡くなりました。涙を誘ったのは同じく車と共に海に投げ出されたお母さんが車から脱出した後、我が子を救うために勇気を奮って水深6mもの海に4回も必死で潜り子供二人を後部座席から助け出し(水を呑んでいて助からなかったが…)た勇気ある行動は当(まさ)に“母は強し”でありました。
憎むべきは被害者達の平和な生活を根底から覆し、地獄へと突き落としめちゃくちゃにした男ですが、彼は福岡市の吏員であり事故後も車を捨てて逃走を謀っており、公僕であり乍ら道義心のなさには呆れるばかりです。こんな奴には刑務所のもっそう飯を食わせるのも腹立たしく未必の故意で死刑にしてやればよいのです。人を殺せば死刑と聞くと世の酒飲み達も車に乗るときは少しは酒を控えるのではないでしょうか。
土曜日の朝刊では5段抜きの記事となりましたが、何故か同記事の下の欄に高松国税局職員が酒気帯び現行犯で逮捕のベタ記事と警視庁巡査部長電車内で痴漢の記事が並んでいました。盗撮事件の犯人は捕まえてみると殆どが学校の先生だったりと公務員のモラル低下が叫ばれる昨今ですが余りにも情けないですよね。公務員は国民の税金で養なわれていますから罪を犯せば一般人の刑罰を倍増し適用する法律を施行すべきです。
何処が公僕や!
不幸な出来事ではありましたがこの勇気溢れるお母さんは未だ29歳と若いことだし、死んだ子の歳を数えても詮ないこと、後ろを振り返らず全てを忘れて早く平和な生活を取り戻し沢山子供を産んで下さい、それが亡くなった子等に対する何よりの供養になると思います。
私の知識不足のせいでしょうが、消耗品を買った少額の支払いを三井住友のATMで振込に行ったときうっかりキャッシュカードを忘れて行ったので、同じことだと手持ちの現金を振り込んだらナント!手数料を105円余分に取られました(;;)どちらも器械が相手なのにカードなら105円で現金だと210円に上がるなどまるで腑に落ちず案内嬢(小母さん?)に文句を言ったら、同じ苦情が絶えずあるらしく振込手数料の表を懐から取り出して立板に水の講釈で説明され“窓口なら315円になります”と嘯(うそぶ)かれてしまいました(;;)
ATMの耐用年数は5年で、とっくに償却が終わっている筈ですから後はメンテ代だけであり、リスクの多い貸付金と違って手数料収入は行員達の給与を賄ってお釣りが来るのではないでしょうか。無利子同然の預金を運用して荒稼ぎをし、3時以後は店に客は入れず、その癖して一番美味しい商品である住宅ローンだけは日曜日に特別相談受付するなど金儲けのためなら形(なり)振り構わぬ姿勢はおぞましいですよね。他行に負けるなと何兆円も稼いで消費者還元など更々考えず、役員の給与や退職金も高すぎて世間に公表できぬ有様はどう考えても尋常ではありません。彼等がかのバブルを創設し、我々庶民に多大の損害を与えた上、自身の負うた自損事故については預金利息を殆ど無利子にすることでちゃっかりと我々から300兆円も巻き上げてチャラにしておいて自責の念に駆られることなくヌケヌケと“諸外国の銀行に追い付こう”などと世迷いごとを言っておりますが、外国は日本と違って貧富の差が激しいだけお金持ちの資産は我々の想像を絶していますから追いつける道理がありません。ユダヤ資本など日本の金持など傍へも寄れず、アメリカンドリームの第一人者ビルゲイツ一人の資産だけであれだけ多額の寄付を繰り返しながら一代で5000億ドル(邦貨60兆円弱)と亡くなった武井さんの100倍もあり桁外れですから到底敵う訳がありませんよね。
それでも身の程知らずの銀行は諸外国に追い付け追い越せを大義名分として預金者を痛ぶっていますが、所詮追い付けぬことを承知していてそんなに儲けてどうするんじゃ!
先週木曜日の日経で個人を対象にした金融機関に対する満足度の順位が発表されましたが、新生銀行やITネット関連銀行の人気が高く、預金金利の高さや手数料の安い処が人気の焦点になっているようです。私の行き付けの三井住友やみずほ銀行はどうやろかと順位を見ると案の定トップテンはおろかトップ20にも入れぬ有様でありますから阿漕な商法が順位に如実に顕れていますよね。新生銀行が三年間トップの座を譲らないのは定期預金1%の高金利だけでなく24時間自行ATM使用料が無料であることが顧客に評価されたものでありましょう。金融機関にも愈々下剋上の日が近くなってきたようです。
作曲家の高木東六先生が25日金曜日逝去されました。102歳の長寿を全うされお目出たいと謂わねばなりませんが、この先生が60年前に作曲された“水色のワルツ”は私の青春を象徴する歌であり、古くは二葉あき子のソロ、最近では東京ソフィア合唱団のコーラスが想い出されて懐かしさと色んな想い出でで胸が一杯になります。私が死んだら葬式はしなくて良いから斎場までこの曲を聴かせて欲しいと愚娘にお願いしてありますが果たして覚えてくれていることやら…(;;)
今週の女子ゴルフは横峯さくらちゃん休養のため、さくらちゃんコーナーの代わりに特別にさくらちゃんに纏わる微笑ましいニュースをご紹介しましょう。
日経朝刊最終ページに”交遊抄“というちっちゃなコラムがあります。毎回大会社の社長や会長そして有名大学の教授等が矢張り有名人である師や学友のことを書いていられますが、半分以上は自分の学歴などの自慢話やサクセスストーリーが多く少しも面白くありません。処がお盆前の何日だったか”交遊抄“を覗いて見て驚きました。書き手が社長でも先生でもなく吉本興業の人気者池乃めだかだったのです。そして交友相手がナント!横峯さくらちゃんのお父さんの横峯良郎さんでした。(^^)
鹿児島にある良郎さんの居酒屋の名前が“いけのめだか”だそうであり、4年前吉本新喜劇が鹿児島を訪れた際近くに“いけのめだか”と謂う居酒屋があることを聞いてめだかさんが出掛け”訴えよう”と息巻く仲間達と入ってみると壁にサイン入りの色紙が飾ってあり、店主は不在でしたがめだかさんは以前“お名前をお借りして居酒屋をやっております”と手紙を貰ってサインを送り返したことを思い出したとか、その後手紙の遣り取りなどがあり、さくらちゃんも目出度くプロになったので、昨年4月兵庫県の女子ツアーで3人が初めて対面したとき、帽子を脱いで“ありがとうございます”と丁寧に頭を下げた可愛いさくらちゃんにめだかさんはすっかり魅了されて舞い上がり、それからというものは時間が取れるとさくらちゃんの追っ掛け観戦に行かれるようになったそうですが、メディアに熱愛報道などされぬよう帽子を目深に被り分からぬようにこっそり声援されているそうです。でも竹馬にでも乗っていないと直ぐにばれてしまうんと違うやろか?(^^)

皇太子のせいで“イタセンパラ”が絶滅!


ロシアと謂う國の連中は本当に悪い奴ですね。警備艇を日本領海まで先回りして降ろしたモーターボートで待ち伏せし警備艇とで挟み撃ちした上、警告もせずに発砲し日本漁船員を殺害した上漁船員全員を口封じのために拉致しました。彼等は日本漁船が警備艇に体当たりしてきたとか警告したが逃げたから発砲したとか無茶苦茶な強弁をして居ますが、目撃した仲間の船の乗組員はロシアの発表を否定し、待ち伏せされてのものであり予め標的として狙いを付けられた上でやられたと証言しています。今となっては操業中の場所がどちらの領海内であったか水掛け論ですが、多寡が蟹を巡って人間の闇討ちとは尋常ではありません、血の通った人間のすることではなく余りにも惨い遣り口ですね。おまけにロシアの外務省は彼等の勇み足を謝罪する処か、ソ連領海内に侵入した日本船に非があると開き直りましたから盗人猛々しいとはこのことです。日本の外務省等は聞きとり難い蚊細い声で細々と抗議をしていますが、若しこれが逆にロシアの船員が撃ち殺されたならどんな反響を起こしていたでしょうね。問答無用の圧倒的な脅しと恫喝で北海道位毟り取られていたに違いありませんよね。
彼等は古くは第二次世界大戦終戦時に俄に参戦してきては、多くの日本兵を日本に返すと騙して極寒零下40度のシベリアへ拉致して重労働をさせ、数百万人の日本人を飢えと寒さから死亡させた上に謝罪の一つもせず、更には北方領土迄も取り上げてしまったことは誰もが知る事実ですが、日本政府は未だ相手の牽強付会に手も足も出ない状態であり、こんなことなら北方2島でも返還で手を打っていれば良かったと臍をかんでも後の祭りです。中国韓国からは敵視され今度はロシアまでもジャップ叩きに加わりましたから、“出る杭は打たれる”であり、普段から如何に我が国が諸外国から睨まれているかが良く分かりますね。彼等はど厚かましくも日本領海内で獲った蟹を堂々と釧路の市場に売りに来るそうですから我慢なりませんよね。蟹を食べなくても誰も死ぬ訳でないからロシアからの蟹は一切買わないで追い返せ!
今回の事件で今や北方領土返還どころではなくなりました。何時も思うのですが、これまで各国との対話において日本人がどんな問題についても悪者にされてしまうのは、政府高官がアホな連中ばかりで弱腰と貧ボキャのために相手国の詭弁に対する切り返しの答弁が全くできず相手国の言い成りになる無様さに原因するものと思います。“人の命を何だと思っているのか!問答無用だ!ボートの乗員を全員引き渡せ!日本で裁判に掛けて全員銃殺刑に処するぞ!位のハッタリが噛ませないのでしょうか。と言っても世襲の卑弱いボンボン政治家ばかりでは仕方ないか!選んだ俺達が悪いのよ(>_<)
あの悪名高い武富士の創業者武井保雄氏がお盆前の10日76歳で亡くなりました。この人04年に電話盗聴事件で懲役3年(執行猶予付き)の罪に問われたことで有名ですが、戦後闇屋からの成り上がりの元ヤクザであり、過去に窃盗に傷害更には強姦未遂まで前科10犯の強者(つわもの)であったことは余り知られていないようです。彼の金融業のスタートは誰もが見向きもしなかった団地に住むサラリーマンの主婦を相手に小口の生活費の貸与から始まりましたが、彼の商法は誰に学んだものでもなく全くの自己流であり、申し込んだ相手の生活態度から性格を読み取り融資を決断したそうですが、そのポイントはベランダに干される洗濯物の時間から郵便物の取り込み状況や、更には室内の状況やトイレを借りて掃除の有無を確かめることで融資を決断されたそうです。つまり性格的に几帳面な人には貸し、だらしない人は相手にしなかったのが彼の貸金哲学の身上であり見事に成功したものです。こうして築いた巨億の富も、05年には長男の俊樹氏にオランダの法人を通じて生前贈与した武富士の株の贈与税1600億円課税決定を巡って現在国税当局と係争中であり、この世に多くの煩悩を残しての旅立ちとなりましたから無念やるかたなしでありましょうが、これまでの悪業の数々からして到底“後生菩提”とは行かぬのではないでしょうか。
昨年米経済誌“フォーブス”で日本の富豪40人の中に武井氏が第三位で選ばれその資産は52億ドルとか、邦貨に換算してざっと6000億円にもなりますが、1円すらあの世へ持って行けるでなし、贈与税ばかりか今度は相続税まで伸(の)し掛かってきますから武井一族は大黒柱を失って“前虎後狼”となりましたね。須く持たざるべきものはお金ですよね。武井氏は死の直前に至って人が神に生かされているに過ぎぬ無力な存在であることを知り、歎異抄に記されたる“善人なおもて、往生をとぐ、いわんや、悪人をや”の言葉に縋って逝かれたのではないでしょうか。“朝盈夕虚”であります。合掌
國の天然記念物“イタセンパラ”が淀川で絶滅したそうです。(;;)01年に8000匹も確認できたのが今年は0匹になったそうな(;;) このタナゴの一種は淀川のワンドに棲息していますが、これまで外来魚に食べられぬようにと国土交通省河川環境科ではワンドと本流の境界の水位を調節して大型ブラックバスなどが入れないようにしていましたが、昨年皇太子が全国“みどりの愛護”の集いに来られた際に淀川を船で渡るプランが採用され、航路の一部となった水深の浅いところを深くするために単細胞にも下流淀川大堰の放流を止めて水位を上げましたが、どうやらそのせいでワンドと本流の境界の水位も自動的に高くなってブラックバスなどが大量にワンドに入り込み孵化したばかりの赤ちゃん共々イタセンパラを全滅させたものと思われます。河川環境科は水位操作とイタセンパラの全滅との関係は分からないと惚(とぼ)けていますが、ワンドにブラックバスがうじゃうじゃ居たそうですからイタセンパラの絶滅と無関係の筈がありません。何も知らされなかった皇太子もとんだ罪なことをしたものですね。“みどりの愛護”は自然保護が目的ではないのですか。浅いところがあったのなら遠回りするかその箇所だけ浚渫すれば済むことではなかったのか!
役人のすることは何時もながら尻が抜けていて腹立たしいですね。来年からはワンドの外来魚を一網打尽にした上で水族館からイタセンパラやホンモロコの稚魚を貰ってきて放流しワンドと本流の間に網を張ってでも外来魚から隔離し日本の淡水魚の生態系を護ったらどうや!
壁画事件で謝罪させられることになった河合隼雄先生は事件が自己の生存に関わる重大なショックであったものでしょう、先週自宅で倒れられました。恐らく事件の責任感によるストレスが原因と思われます。役人達はカビなどあろうがなかろうが無関心ですから何が起ころうとも“蛙の面に小便”でありストレスなど捜しても出てこないでしょうが、先生には自己に対する高い矜恃が災いしての発病と考えました。衷心より早いご回復をお祈りしたいと思います。
今日の女子ゴルフキャタピラー三菱は高校野球決勝戦が延長戦のため放映中止となりました。どうせさくら選手は昨日まで14位でしたし全英の疲れも取れて居ずトップテンは難しいでしょうから見なかった方が良かったかも…
高校野球は明日再試合となりますが、3連投早実の斉藤投手は20数年前愛知東邦高校の坂本投手(通称バンビちゃん)を思わすルックスの良さは抜群であり一躍女子高生のアイドルとなりました。そしてアイドルは涙と共に去って行くことで人気を高めますから三沢高校の太田投手(懐かしいなあ)同様、早実は恐らく明日勝てないのではないでしょうか。試合終了と同時に入院中の王監督の容態が悪化したりして…(;;)

銀ヤンマは幼い頃の宝物


馬齢を重ねると月日の経過が早く感じられるようで困っていますが今年早くもお盆を迎えてしまいました。この間までの日照不足が嘘のようにカンカン照りの毎日が続き庭の水遣りで水道代が嵩みます。(;;)
最近は殆ど見掛けることがなくなりましたが、先週の水曜日の早朝うちの庭でトンボの王様である銀ヤンマを捉まえましたが、60年も前の幼い頃の感動が甦り身体が震えました。年寄りに捉まる位ですから産卵も終えて居て弱っていたらしくて間もなく死んでしまいましたが、私の幼少時代はどんな宝物より大切だった雌の銀ヤンマだったのです。このトンボは雄に比べて個体数が少なく恐らく20匹に1匹も居ないと思われ昼間は雄の尻尾に頚を挟まれてアベックで飛んでいるときしか捉まえるチャンスがないのでした。そして捉まえると直ぐに糸で羽根の根元を十字に縛って竹の棒の先に1m位の糸を付けて飛ばしてやると今なら想像もつかぬことですが当時は田圃の上を舞って蚊を食べている雄が近づいてきて雌にしがみつくため子供にでも容易に雄の銀ヤンマが捉まえられるのでした。(^^)恐らく三木街道周辺の溜池で孵化し、数十キロを飛行してきたものと思われます。今年は是非おたまじゃくしが孵り、銀ヤンマが産卵できるような池を庭に作る予定ですが、肝心の施主である孫達が塾だ宿題だと忙しくやむなく私と愚娘とで仕上げることになりそうです。(;;)

画像

トンボの止まっている葦簀は、先月の22日に孵化したコオロギ500匹(水槽4槽)と虫籠に入ったキリギリスの日除け覆いです。
先日孫達が自然学習体験とか神出あたりに行って幾つかの小さな魚やエビなどを持って帰ってきましたが、飼育方法も知らず仕方なくうちの事務所で飼っている豊年エビ(ミジンコのような子えび)やメダカの赤ちゃんなどと混棲させましたが、同居することになった3cm位のヨシノボリ(はぜ科の淡水魚)の成魚が生憎肉食のため、金魚の餌などは食べては呉れず豊年エビやメダカの赤ちゃんをすっかり食べ尽くしてしまいました。(;;)食べられたものは仕方なく諦めましたが、そうなると今度はこいつを餓死させる訳にもゆかず餌の調達に困り、最近の金魚屋さんではミジンコやイトミミズなど置いて居ないため、ない知恵を絞った挙げ句、畑にうじゃうじゃ居るヤブ蚊の子供である孑孑(ぼうふら)をそこいらの水溜まりから掬ってきて与えたら普段は石の下で寝ている横着者(栄養失調?)のヨシノボリが飛び出してきて踊り廻ってアッという間に食べ尽くしてしまいケロリとしています。然し孑孑(ぼうふら)もそうそうは居ず、現在やむなく孑孑を育てるためそこらここらの草の繁みに水を張った容器などで蚊の産卵を待っている状態ですが、生憎孑孑は綺麗な水には産卵してくれず泥混じりの水が好きで、おまけに孑孑を掬おうとすると泥の中に隠れるため泥ごと水槽に入れることになり、そうなると水槽をしょっちゅう清掃せねばならず何か良き方法はないのか?とネットで調べたらナント!冷凍赤虫なるものの通販があったので少し高かった(クール宅急便の運賃の方が)けど送ってもらって毎朝森永のキャラメル位の大きさのものを解凍して与えていますが、生きた赤虫のように水槽を舞い降りるのでヨシノボリだけでなく他の雑魚達もお相伴してご機嫌です。(;;)
日本製紙と並んで2強となっている王子製紙が更なる上位を目指して第3極の北越製紙に対し法外な高値で敵対的TOBを仕掛けて居ますが北越には三菱商事が援護に回り、更には日本製紙が味方について呉れて防戦買いに出ましたから王子製紙の野望は難関に突入しています。王子の目的は子会社化しておいて生産性の高い新潟工場のみを残し他の2つの工場は閉鎖して従業員はリストラ対象の予定だとか…(>_<)
ご存じの方は少ないと思いますが、王子製紙は戦後財閥解体で分割されましたが戦前はメチャメチャ大きな会社であり各地に沢山の山林を有し、今では考えられないことですが本社から社員が出張してくると村長さん宅で山海の珍味でもてなしを受け、夜には村一番の娘が夜伽に出されて居たことで有名であり、政府本省の御役人の地方出張と少しも代わらぬ待遇だったそうですから、さぞ本社の社員は出張の順番を待ち焦がれたでしょうね。
民俗学者柳田國男が農商務省の役人として全国津々浦々を巡り職権を利用して多くの民話を蒐集されたことは余りにも有名ですが、戦前は田舎の村落に政府の御役人が来ることは天皇陛下が来られたにも等しく、その余禄は計り知れませんが、柳田國男同様王子製紙の本社社員も同様の待遇を受けていたのが戦後の財閥解体でそんな特権も奪われてから60年虎視眈々と復権を狙ってこの会社の当時への怨念は今だ凄まじいものであり、最早時代が変わりましたから村娘の夜伽など夢物語になりましたが、日本製紙の合併で危機感を募らせた王子はシェアの接近に“多寡が下郎の分際で頭が高い”と腹癒せに北越が狙い撃ちしたものでありましょう。
然し西欧等狩猟民族と違い農耕民族の日本人には敵対的TOBは馴染みません。日本人ならあくまで話し合いによる対話を通じたM&Aであらねばならぬのを何を西欧気触れ(かぶれ)したのか王子の手法は昔の驕りを引き摺ってのものでありましたが、私はこの事件で最低180億円もの損失を蒙ることになった北越製紙に勝たしてやりたいと思いますがきっと皆様も私と同じ判官贔屓であろうと思います。
今回の事件で王子はイメージをメチャ悪くしましたからひょっとしたら、下剋上の昨今ですから業界1位の座もそのうち日本製紙グループに明け渡すことになるかも知れませんね。王子さん昔のお殿様も今は誰もが平民なのを忘れてはダメですよ。“驕れる平家は久しからず”の格言が思い出されますよね。(^^)
河合隼雄長官が明日香村で壁画をどうしてくれるのかと地元の人達に詰め寄られて、一言の返答すらできず謝罪されたそうですね。この方本職は哲学者であって心理学者ですから人の心を読むのは巧みであった筈が部下の心だけ読めなかったようですが、それもその筈文化庁長官など名誉職の最たるものであり、上がって来る書類はどれもチンプンカンプンですがめくら判でも押してしまえば責任逃れはできず、長官も“儂も幹部達も実は壁画のことは良く分からんのじゃ”と言いたかった処でしょうが、そこまでは矜恃が赦さず自らの給与返納などで事態の収拾を謀って居られますが、給与を返せば壁画が復元されるものでもなく、所詮文化庁が現場を見ずに机上の空論を振り翳した似非学者擬きの寄せ集めであったに過ぎなかったことが露呈されました。毒説の河合先生、いつもの河合節でそこの処を一切合切暴露して辞職されたら如何でしょうか。こんなつまらない魑魅魍魎の世界にいては天下の河合隼雄の名が泣きますよ。先生に文化庁長官の称号は凡そ不似合いであり、勲章に阿る先生とも思えませんから、この際、野に下って世の権力者に対しペンと言葉で刃向われるのが先生の真骨頂ではないのでしょうか。
瑛梨香ちゃん事件と謂い、この壁画事件と謂いお役所ってどうしてこんなに無責任なんでしょうね。嘗て中国が共産主義(今も?)の時代に、働いても働かなくても給与が同じのために、お店の店員が客が来ても全く働かず、やむなく現体制に進路変更した経緯がありましたが、日本の役所もひょっとしたら昔の中国と一緒なの?
今週は毎夏恒例のNEC軽井沢72レディースです。横峯さくら選手全英オープン疲れの処を主催者の強い要請に負けて仕方なく出場しましたが、体調不良で最下位と屈辱の結果となりました。私は怒っています!全英にも行かず国内で連勝しで賞金1億円も稼いだ大山志保はさくらちゃんの顔がまともに見られるのか!(>_<)

納入通知が何で“処分”や!


悪賢いのか底なしのアホなのか呆れ返ったのが又もや今回の社会保険庁でありました。この税金泥棒達は先月末までに38万5千件にも上る不正行為が発覚したのです。役人の総数は1万7千人ですから一人あたりの不正は単純計算で22件にも上る勘定であり、馬鹿馬鹿しくてお話になりませんが、この国民年金不正免除事件に関し、社会保険庁は外部有識者による検証委員会(お役所が国民の目眩ましに良く使う手口であり、座長は厚生労働政務官)に対して最終報告書を提出致しましたが、内容は“社会保険庁に不正への組織的関与は全くなかった”とする空々しいものであり、幹部達に傷が付かないようトカゲのしっぽ切りで済まそうと待ち構えていた検証委員会も流石に開いた口が塞がらず、“関与なしとはあんまりだ!”と報告書を突っ返す羽目となりました。
低所得者層に免除を勧める文書が社保庁事務局会議で決められたことに疑いはなく、この事務局会議が本庁に無断で行われる故もなく、明らかに本庁主導で行われた会議の結論が本庁の与り知らない道理がありません、国民を馬鹿にするのも良い加減にしろ!
国民への公文書は全て本庁が作成し、庁幹部の決済が通ったもののみ事務局を経由して我々の手許に届く仕組みであることは、税務署であれ警察署であれ何処の役所も同じであって知らぬ者とてありませんが、社保庁のみ“そんな書類は知らなかった!”では済みませんよね。
話は飛び火しますが、この庁は民間の村瀬長官が就任するまで組合と密約を交わし、パソコンに45分従事したら15分休憩を取ることになっていたそうです。誰かさんの年金未納を覗き見ては15分のお休みを取っていたなんて人を小馬鹿にしていますよね。税金泥棒と謂われても仕方がない行為ですが、来庁の相談対応者も含めて殆どの職員が端末を操作してデータ検索していますから、パソコンに触っていないのは受付で所在なげな高齢の小母さんくらいです、きっとこの小母さんも不公平や!と文句を言って15分の休みに便乗していたに違いありません。そう謂えば相談が終わる毎に相談担当者が交代することを不思議に思っていましたが、きっと喫茶室にでも行って昨日の野球談義か猥談にでも興じていたことでしょう。税金泥棒達よ、これまで貰っていた給与賞与の25%(15分÷60分)を村瀬長官就任までに貰った全額を返却して国民の未納年金に充当しろ!
もう一つ国民を虚仮(こけ)にしている代表的なものは社会保険料厚生年金の納付通知書です。私事で恐縮ですが、ちっぽけなうちの事務所でも従業員が2-3人居て社会保険に加入しています。うちは個人事業ですから従業員5人以上にならないと社会保険の強制加入義務はないのですが、求人難の40数年前の名残りで人材確保のために社会保険にも厚生年金にもずっと加入していますので、未だに止められずに毎年夏には社会保険事務所まで出向かされて賃金台帳や源泉徴収簿などを調べられ保険料の算定基礎届を提出させられます。そしてその結果とし社会保険料、厚生年金の納入通知書が毎月送付されて来る仕掛けなのですが、何気なく納付通知書の裏を返して見てアッと驚くのです。ナント!麗々しく次にように書かれています。
『あなたがこの納入の告知に不服があるときは、この処分を受けた日の翌日から60日以内に社会保険審査会に審査請求を…云々』
私が一体誰から何の処分を受けたのでしょうか?社会保険庁が私を処分したのなら、その処分した書類は一体何処にあるのでしょうね。納得ずくで提出した算定基礎に従って銀行から月末に保険料などが引き落とされているに過ぎませんが、その引き落とされる保険料の通知が庁に謂わすと“処分した”となるのですから奇怪千万です。単なる通知(正しくは御依頼ではないのか!)ではないのですか。広辞苑によれば“処分”とは処罰することとも書かれていますが、法律用語では“処分”とは『具体的事実や行為についての行政権又は司法権の作用の発動』などと書かれています。
実際退学処分とか行政処分とか褒められそうな言葉ではまるで使われませんから“保険料を引き落としますよ”と謂う書類が役所からの処罰とはどう考えても腑に落ちませんよね。“私達は公僕です”などと普段白々しいことを言って乍ら現実は国民に対しこんな理不尽な言葉を使って平気の平左はチャンチャラおかしいですよね。如何して“処分”ではなくて“ご依頼”にしないのか社会保険庁はその理由を国民に説明したらどうじゃ!
全国230カ所の社会保険事務所を所員との対話に行脚したと仰る村瀬長官も実はこんな末端の事実はまるでご存じないでしょうね。そんなことで長官が務まるのか!

可哀想に埼玉県の幼気な2年生の少女が市営プールの吸水口に吸い込まれて溺死した事件では安全管理や責任の所在に関して次から次へと問題が噴出し大騒ぎとなっています。何時も乍ら行政のすることには、他人任せで心が籠もらず事件が起こっても只オタオタするだけで対応する部署も判然とせず本当に腹立たしいですね。二つの市の合併でプールの点検(只眺めに来ていただけ?)が半減したとか、プールの管理が委託業者から下請けに丸投げされていたとか事故の理由にもならぬ説明に終始していますが、何を言ってみても亡くなった少女の命は戻りません。全国各自治体では慌ててプールの点検を始めましたが此を泥縄と謂いますよね。過去20年来多くの吸水口事故が起こっていますが、“喉元過ぎれば熱さを忘れる”の譬え通りであり3年もすればこの事件も忘れ去られることでしょう。ボルトで留めねばならぬ吸水口の柵を針金で括ったことが問題視されていますが、大切なことは針金であれボルトであれ200キロもの水圧に負けても絶対に外れないものを設置する智恵を培ってこなかったことです。
そしてこの事件の原因は関係者の教育不足に尽くされます。先ずプールの管理マニュアルに吸水口のリスクに関して何ら言及されて居なかったことと、委託業者下請け業者共に吸水口の柵の重要性への認識を欠いていたことでしょう。監視人は殆どがアルバイトの高校生で溺れる子供に注意するように言われただけでしょうし、柵が外れたことを知らされた係員が吸水口へ1分間に10トンもの水が流入していることを知っていれば直ちに流水の循環を止め得た筈ですが、それができなかったのは過去の数知れぬ吸水口の死亡事故の教訓が何時とはなく忘れ去られていたことであり、殆どの監視員が吸水口の危険について全く無知であったことが事故を防げなかった原因であったと思います。誠に無念遣る方ない思いです。
傍に居たお母さんはどんな思いだったでしょうね。己自身を責め帰宅した夫には責められ死んでしまいたい気持ちに駆られたのではないでしょうか。
朝霧大蔵海岸の少女埋没事件では何故か関係者全員が不起訴となりましたが、今度はふじみ野市も言い訳の方法がありません。然し事件と謂ってもまさか市長さんを牢屋に入れる訳にも行かぬでしょうし、一体誰がどんな罪になるのか難しい処でしょうね。過失致死責任を問われるのは市からプール管理を委託されて丸投げの委託業者と下請業者でしょうが、罪の擦り合いをした挙げ句にこいつらは市からの損害賠償請求で倒産してお仕舞いとなるのではないでしょうか。これは大変不幸な事件でしたが、教育委員会と委託業者の癒着や受託管理の違法な丸投げなど違った事件が副産物として出てきそうです。誰か悪い奴が捉まらないと世間が承知しないし、第一亡くなった瑛梨香ちゃんが浮かばれませんよね。
理不尽にも毎日新聞が永年護ってきた将棋名人戦を朝日が金にものを言わせて取り上げようとし、自分達の無駄遣いを殖やすために米長中原等の幹部が朝日の誘惑に負け、羽生三冠森内名人の反対も実を結ばず棋士全員の投票で毎日が否決されました。“へぼ将棋王より飛車を可愛がり”昔から有名な川柳ですが、王より金を可愛がるようでは棋士魂地に落ちたりと言うべきでしょう。いっそ毎日は1億円以上払って主宰しているスポニチの王将戦を止めてやればどうですか。米長中原が慌てて頭を下げてくることでしょうが、囲碁より人気のない王将戦を観るためにスポニチを買っている人は100人に一人もいないと思います。昔のように近畿六府県囲碁対抗戦でも連載されたら、囲碁ファンの方が圧倒的に多いし、お金は殆ど掛からないし、読者は増えるし一石二鳥ですよ。私は週末さくらちゃんの成績などをチェックするためにスポーツ新聞を買いますが新聞は25年前近畿六府県対抗戦出場時に2局も掲載して頂いた義理を忘れずにスポニチに決めています。(^^)
全英オープンは横峯さくら選手が予選ラウンドを突破して健闘していますが、イマイチパットが入らず苦戦しています。今夜遅く結果が分かりますが、入賞は到底無理なのでTV観戦はパスさせて頂きます。(;;)それにしても大山選手はずっこいですね。昨年の獲得賞金2位本年1位の癖してW杯も全英も参加せずにパスし、国内で賞金女王を狙っています。外国行きが嫌いなあの不動選手だって今回は参加して居るではありませんか。こんなずっこい選手は大相撲の露鵬のように賞金のビッグ3試合出場停止くらいのペナルティーを与えたらどうや!

舛岡の(ます)は何処から?


池作りの畑の端に先月植えたトマトの幹がすくすくと順調に育っていましたが10日ほど前から葉っぱが巻いて茶色くなり成長が止まりました、おかしいなあと思っていたら一昨日ニュースで長雨と日照不足で大きくなったトマトの実が色付く前に落果するために兵庫県のトマト生産業者が歎いていると報道され合点が行きました。トマトは古来“照り草”と呼ばれ水を遣らなくても良い見本のように謂われて来ましたからこの長雨はトマトの生育に致命的でありうちのトマトも天候の犠牲になったものと分かりホットしました。葉っぱは見るも無惨な状態ですが、実が子供の拳くらいに成長していますので此からの日照如何で葉っぱが恢復すれば収穫の可能性があり、孫の期待を裏切らないように祈って居ります。(^^)

画像

ハリポタの翻訳者が3年間に35億円の申告納税漏れとは驚きましたね。先週水曜日の新聞記事ですが翻訳者は01年からスイスに住民票を移しあちらで納税していたそうですから強(あなが)ち脱税ではなく二国間の税率の差を考えての節税工作かと考えられますが、翻訳料を支払っているのは自分の経営する出版社であり、支払時には原稿料や講演料などと同じく源泉徴収がなされて居り、通常は10%ですが非居住者であるために20%天引きされています。日本の所得税の最高税率は37%ですから35億円は天引き納税の20%を控除した17%相当額に該当し、逆算すればこの翻訳者の3年間の所得金額は200億円を超えることになりますが、如何にハリポタが売れたとは謂え200億円の翻訳料は凄いですよね。この出版社が取得した翻訳出版権の金額だって少なくないでしょうし紙代や装幀代も馬鹿にならないし、一体我が国でのハリポタの売上は幾らあったのでしょう。東京国税局は住民票は兎も角日本を生活の本拠としているから実質課税の原則に則り、譬えスイスで永住権を獲得(税金を沢山払ったから手に入った?)したからと言って非居住者扱いはできないと主張していますが、スイスだって税金が欲しいのに違いなく両方から税金を取られては翻訳者も堪ったものではありませんから、国同士の争いに委ねることになりそうですが、内弁慶で評判の日本の国税局のことだし20%は貰っていることだから、きっとスイスに粘り負けすることでしょう。(;;)2005年の追徴税額のことは新聞に何も記載がありませんでしたから、どうやら05年は翻訳者に居住者扱いを納得(本年立法化しました)させて10%の源泉所得税にして申告を日本でさせたように思われます。
税金逃れと謂えば郵政民営化総務大臣竹中平蔵が90年代に毎年年末になるとアメリカに住民票を移しお正月が済んでから日本に転入する手口で1月1日現在の住所地に課税すると定めた欠陥地方税法の盲点を突いて毎年住民税を免れていたことが発覚し、国会で追及され窮地に陥ったことがありましたよね。そのことと比較すればハリポタの翻訳者の節税など可愛いものではありませんか。でも本当に国内で税金が取られるとなれば住民税(13%)と個人事業税(5%)で更に36億円追徴されますし、加算税や延滞税も少なくありませんから、スイスから税金を返して貰わないと到底払えない税金でありこの翻訳者の方本当に大変でしょうね。小賢しいことをしないで、一昨年投信の運用で会社から100億円給与を貰い税金NO1になった清原さんのように翻訳料を給与で貰って5億円給与所得控除を享受していた方が賢明だったでしょうね。
先週の裁判で元東芝の社員現東北大学電気通信研究所舛岡富士雄教授がフラッシュメモリーの特許を巡って500万円の報奨金が不服として11億円の支払いを要求し結局8700万円で和解が成立しました。
今から3年位前でしたか青色ダイオード日亜化学VS中村修二氏の地裁600億円判決を思い出しますよね。彼は結局高裁で6億円に値切られ上告を断念しましたが、私は常々思うのですが彼等は企業に働く者として一番大切なことを忘れているのではないかと思っています。何故なら会社に禄を食(は)む者は売上歩合の者を除き全て時給乃至月給の固定給であり、社内の功績などに対しては賞与などで報いられるものであり、会社が調達した材料や機器類を使用して新発明に至っても譬え発明が個人の智恵を発想の原点としたものであったとしても同僚の助力も得たことであろうし、如何ような事情が存しようとも全ては会社に帰属するものと考えます。会社は何のために給与を払っているのですか。若しも何の発明もできなかった者はそれまでに貰った給与賞与の全額を会社に返還して解雇される約定でもあれば別ですが、現在の企業は月給泥棒のような奴にでも取り敢えず定年まで働く権利を与えていますから、逆に言えばどんな功労発明があってもそれは全て給与賞与に含められているものであり、もし訴訟を起こすなら儂の賞与は少なすぎると申し立てるべきですが、それでは幾ら何でも判事が納得しませんから特許権の利益をよこせなどと筋違いな戯(たわ)けたことほざいているのです。年に250日しか働かない者に365日分の高い給与を払ってまで自分を育ててくれた会社に対し叛旗を翻すような奴は人間の風上にも置けませんよね。その点島津製作所の田中さんは自らの分(ぶん)を心得て居られて偉いですよね。舛岡富士雄も中村修二も田中さんの爪の垢でも有難く頂いて煎じて呑めば己の過ちに気付き、居た堪れない悔恨に苛まれることになるのではないでしょうか。所詮人間の教養と品性が違うから無理ヤロ!
話は変わりますが舛岡の姓は誰も無意識に“ますおか”と読みますよね、処がこの舛の字は漢検準一級の配当漢字なのですが何処にも“ます”の読みの記載がなく音読みは“セン”であり訓読みは“そむく”“あやまる”“いりまじる”なのです。一体“ます”は何処から来たのか調べてみたのですが私の貧弱な語彙では正解するに至らず僅かに“桝(ます)”が枡の俗字であると書いてある処からどうやら桝の木偏が忘れられて“ます”と読まれるに至った如くでありますが釈然としません。パソコンのATOKUでは“ます”で出ますが辞書では先ず無理で若しご存じの方は是非お教え頂きたいと思います。<(_ _)>
毎週木曜発売の週刊新潮と週刊文春の広告が何時も各新聞朝刊に並んで掲げられますよね。先週の広告で記事の内容を見ていたら両紙共に欽ちゃん野球チームの不祥事を取り上げていましたが、面白いことに新潮の方は“極楽とんぼの相方が援交少女だった”と書き、文春は“17歳少女怒りの告発”と極楽とんぼ以外にも加害者が居たようにまるで正反対の記事になっている如くでした。雑誌は読んでいないので詳細は不明ですが、どうやら真相は援交に纏わるお金の多寡で揉めたようでどっちもどっちの良い勝負ですが、譬え人気タレントとは謂え未成年者買春は明らかに犯罪であり、タレントの知名度を利用した非行は許せない行為です。又少女の方もタレントの人気と謂うアキレス腱を利用して金にしようとしたものでしょう。この頃の子供は怖いですね。欽ちゃんもこんな程度の低い連中と野球などしないでもう少しマシな奴を集められんのか!
全英オープンを来週に控えフランスエビアンマスターズでの横峯選手は最終日1番2番ダボダボとビギナー並みの出だしでどうなるのかと気遣いましたが、9番のイーグルなどで踏ん張ってライバル宮里藍選手を抑えて通算イーブンパー日本勢トップの28位はまずまずでした。(^^)

地裁が泣いた。裁かれるべきは行政


暑い暑いと言っていたら先週は日曜日から肌寒い雨の日ばかりで、コオロギのお家もカビだらけとなりお陰でコオロギ達もご機嫌斜めです。おまけに向こうの通りのガス工事が終わったと思ったら一軒向こうのマンションのリフォームで終日“ガガガガ”とコンクリートに穴を開ける騒音に悩まされ、体調までおかしくなってしまいました。(;;)
一昨日金曜日の午後仕事で神戸まで出掛ける用があり、天気予報が雨だったのが上天気になり雨傘が日傘になってしまいましたが、駅に着く途中灌木の繁みで今年初めてのクマゼミの大合唱に遭遇しました。考えて見ればこの蝉は油蝉なんかと違って午前中しか鳴かない蝉なのですが、生まれてきたものの毎日雨続きで1週間限りの命でもあり、午後だから鳴くのを止めておこうなんて考えている余裕が到底なくて種族保存の本能から午後の斉唱となったものとのと思われます。天晴れ健気なものではないですか!
日本の若者も少子化我が国の将来を憂いてクマゼミに見習い、選り好み(自分の顔を見ろ!)せずにさっさと相手を見付けて夜とは言わずに子供作りに精を出したらどうだ!そして政府は堕胎処罰を立法化せよ!

画像

愈(いよいよ)夏休みの宿題であり課題でもある池作りに励むことになり、2年生孫娘が庭の畠の穴掘り作業に取り掛かっています。畳一畳位の池にする予定なのでまだまだ掘らねばなりませんが、池作りも世の中と同様一筋縄では行かず、大きなコンクリートの殻などが出てきたりと試練にぶつかり兄妹して頑張っているようです。(^^)今朝も早くから頑張っていましたが雨が降ってきて頓挫しています。(;;)
昭和天皇が崩御の直前までA級戦犯合祀に反対だったことが記された富田宮内庁長官(浅間山荘事件当時の警察庁長官)の書き残された天皇との会話メモが発見され、A級戦犯合祀に天皇が強い不快感を抱かれ “だからあれ(合祀)以来参拝していないそれが私の心だ” と陛下ご自身の強い意思が露わにされていたことは衝撃的でしたね。
我々国民が貴重な富田メモの公表により海よりも深く山よりも高い人民を想う陛下の御心に接することができたことは誠に感慨深いものでありました。
究極の公人であるためご自分の意見を表現されることなく、国技館でも贔屓力士の名も言えず、好きな食べ物すら明かせなかった生活は我々市井人には到底堪えられないものでありますが、厚生省が愚かにも遺族会の無理押しに屈してA級戦犯の合祀を認めた際にも、陛下の意向を踏まえて靖国神社の筑波宮司が在職中は合祀を取り止められていましたが、次の宮司に選ばれ能天気にもA級戦犯を合祀することに決めた松平永芳に対し天皇は“松平(元宮内大臣松平慶民)の子である今の宮司が何を考えているのか、松平は平和への強い考えがあったのに一体どう考えたのか、親の心子知らずと余は思っている”と松平宮司を強烈に批難された下(くだ)りは圧巻であり、陛下の心情が吐露されています。又中国の批判を受けて靖国参拝を中止した中曽根総理に対し“靖国への処置は極めて適切であった、よくやったと伝えなさい”と言われ富田氏に首相官邸へ電話を入れさせたことからも昭和天皇のA級戦犯は日本を戦争に駆り立てた犯罪者だとの揺るぎない信念の持ち主であったことが分かります。真のA級戦犯が誰と誰であったか今となっては霧の中でありますが、少なくとも靖国神社は“天皇陛下万歳”と叫んで敵地で散っていった若者の命を讃えるために顕彰されるべき場所であると陛下は考えて居られたことでありましょう。戦後靖国神社が宗教法人となって異なった歴史観を持つものになったと思われますが、今回の富田メモは海外メディアにも喧伝され最早総理大臣が参拝不可能になったと考えるべきではないでしょうか。それでも小泉さんは来月15日お参りする勇気あるの?ヤケクソでお参りしたりして…(;;)
仕事を辞めてまで懸命に認知症の母親の介護に尽くしたが、介護と両立する仕事が見付からなかったばかりに生活苦からやむなく認知症の母親を殺し、自らも死を諮ったが果たさず、承諾殺人の罪に問われていた54歳の男性に対する判決が一昨日21日京都地裁であり、東尾裁判長は“福祉事務所で生活保護の相談に乗って貰えなかった被告の絶望感は言葉で言い尽くせなかったと推察される”と異例の言葉を述べ被告に対し懲役2年6ケ月執行猶予3年を申し渡しました。何事にも介護保険を申請しろと突っぱねて動じない行政窓口が事件の発端であることを痛烈に批判した上でのものでありますが、介護保険の適用には10%の自己負担が必要であることを知ってのこのお上(かみ)の対応が、余りにも物事を杓子定規に捉えて情がなく哀れな市民を助けようとする姿勢がてんで窺えないことに裁判長が憤りを覚えたものと思われます。
恐らく福祉事務所の窓口担当者もこの事件の証人として喚問されたでありましょうが、彼の口からは市の条例を読み上げるだけで人間としての情のある言葉が一切聞かれなかったことが、東尾裁判長の苛立ちを掻き立てたに相違ありません。裁判長はこの事件の真の犯人は福祉事務所の窓口担当者であり現在の刑事訴訟法では人の倫(みち)に外れた消極的な行為に対してまで踏み込んで罰することは出来ないために上記の如き発言となったものと考えました。
首吊りの足を引っ張るなんて酷い奴(案外女だったりして…)も居るものですね。裁判長もできることなら個人名を挙げて糾弾したかったでしょうが個人情報その他諸般の事情によりそれもできなかったことが無念であったでしょう。(>_<)
数年前死を決意して東尋坊を訪れた中年の男女が、自殺を思い留まるよう巡視の警官から説得され、やり直そうと三国町役場を訪れましたが、係員からつれない対応をされ傘も貸して貰えなかったことに絶望し、故郷に戻る途中首を吊って心中された事件がありましたね。広告の紙の裏に記された遺書から警官の温情に対する礼と同時に町役場の心ない仕打ちに対する無念が記されていた事件がありましたが、同じ公務員でもどうしてこうも違うのか不思議ですが、因果は巡ると謂いますから、きっとその内に人を思い遣る心を持たなかった彼等自身が同じ運命に襲われることになることでしょう(^^)。そうでないと世の中不公平ですものね。
フィランソロピーLPGAレディースは横峯さくら選手ショートアイアンにいつもの切れが見られず、無念にも韓国の“太っちょブス”に優勝を攫われ3位タイは無念でした。(;;)来月3日の全英オープンはお祭りだから一所懸命にならずほどほどに予選墜ちして無事元気で帰ってきて下さいね。待っていますヨ(^^)

処方箋料の謎


酷暑と謂う言葉は少しオーバーな手紙の書き出し季語かと思っていたら、最近は本当に毎年やってくるようになりましたから参っています。未だ梅雨も済んでないのに連日のこの暑さは地球温暖化を暗示するものでしょう。今日は夕方から久し振りの雨なので熱帯夜から解放されて熟睡できそうです(^^)
海の記念日とか何時からかこんな祝日が出来て久しいのですが、お陰で明日まで3日間3連休となりました。仕事も繁忙期を外れたことだし、ボケ防止の漢字の勉強以外特にすることとてないので畠の手入れや、兼ねてから孫達が楽しみにしていた小さい池作りの穴掘りに取り掛かろうかと思っていましたが余りの暑さにゲンナリし早朝だけの植え替え作業で終え、少し先送りにすることにしました。夢は池にトンボが飛んできて卵を産んでいったり、ミズスマシや蛙が居たりとミニ里山の箱庭を目指していますが、果たして上手く行くことやら、蛙も触(さわ)れない孫達の夢でなく、案外爺ちゃんの夢なのかも知れませんね(^^)

画像

うちの扶養家族であるコオロギ達の主食はレタスなのですが、最近のレタスは農薬がきつくてコオロギ達が次々と死んでゆくので自衛上自家製のレタスを種から栽培し、毎朝レタスの株から直接葉を千切ってコオロギに与えるようになってからすっかり元気になりました。人間もスーパーのレタスなど平気で食べていますが、コオロギが死ぬ位だから人も10年程寿命を短くしているのかも知れませんよ。無農薬とか減農薬とかのレタスもある時期売っているのですが、夏場は虫が多いせいか販売されません。うちの蒔いた種は何故か丸くなるレタスでなく焼肉用のレタスのようですが、コオロギは美味しく食べてくれて居ます。(^^)孫達も喜んでお相伴していますよ(^^)
最近ジェネリック薬品とか銘打って特許の切れた同品質の薬品を格安で提供する中小メーカーが続出し、これら後発薬品の宣伝がとみに多くなりTVコマーシャルでは高橋英樹あたりまで駆り出されていますから、武田薬品などの大手もジェネリック如きとウカウカできなくなってきました。
私も大手製薬会社の儲けすぎには常々苦々しく思っておりましたから効能が同じなら廉い方が良いに決まっていますし、偶々掛かり付けのI先生の受付にジェネリックご希望の方はお申し出下さいと張り紙がしてあったので、早速先生に申し出たら就寝前に服用する睡眠剤ハルシオンと安定剤デパスにジェネリックが出ていると教えられその場ですぐに処方して頂いたのですが、調剤薬局へ処方箋を持って行ってからが大変で薬局ではあの手この手と“商品を置いてないとか、取り寄せるのに手間が掛かるとか”何とか断ろうとしましたが私がガンとして聞かないので仕方なく最期に言った言葉が“薬を変えても岡本さんの場合10円しか廉くなりませんよ”の捨て台詞には流石の私も頭に来て、薬の価格表を見せろと詰め寄ったら、“見せられない決まりですとか何とか言ってシドロモドロなので客が買う商品の単価を聞いて何処が悪いのか!と一喝すると渋々見せてくれたのでコピーしてくれと言ったら、又一騒ぎあり結局私の処方された薬の他は塗りつぶした新旧価格表を貰いました、デパスは9円がゼネリックの場合6円40銭とそれ程でもありませんでしたがナント!ハルシオンは1粒17円40銭が7円40銭と10円も安く、一度に3週間分貰いますから10円しか廉くならんのは腑に落ちずめげずにしぶとく食い下がると、”岡本さんは2割負担なので…“とか抵抗しましたが数字のことなら商売柄お手のものであり暗算で手早く反論するとやむなくジェネリックは処方料が高くなることを白状しました。調剤薬局も処方箋料が多くなるなら当然ジェネリックを積極的に勧めそうなものですが、それがそうでないのは橋梁談合事件のバックリベート同様大手製薬の薬品は背後に多額なバックマージンが流れていて、大勢(たいせい)がジェネリック潰しに動いていることを予感しました。どの業界も消費者不在の足の引っ張り合いばかりで厭ですね。
今ではリベートは裏の話であって薬価差額は昔と違って表向きは薄口銭であり調剤薬局は処方箋料という美名の許に薬袋へ薬を入れるだけの作業で暴利を貪っていますが、処方箋料がどうして高いのかその理由は、昔、お薬は専門の薬剤師が異なる粉薬をミリグラム単位を度量衡で量って調合し1回毎の分量に指先を器用に使って薬包紙(やくほうし)という薄い紙に包む作業時間から割り出されていましたから、40年くらい前に分包機が発明されるまでは手間暇が掛かって処方箋料もそれなりに値打ちがあったのでしょうが、今や薬はカプセルや錠剤に定型化され薬局のする仕事は、医師の処方箋に書かれた薬と同じ名前のものを薬品棚から探し出して数合わせして袋に入れるだけの仕事になりましたから日本語さえ読めれば薬剤師でなくても誰にでも充分に勤まる仕事になっていますが、料金だけは厚生省との癒着により昔のテクニック代がその儘踏襲されていることが彼等の旨味となっているようです。
よく似た商売に眼鏡屋さんがありますよね、眼鏡の利益率は通常の計算上80%位ありボロもうけの見本のようなものですが、実際にはレンズの球を加工中に割ってしまう確率がとても高く実際の利益率は熟練した職人でも50%がやっとでした。処がこの世界も数十年前に精巧な球摺機が出来たために素人でも球を割ることがなく利益率だけ80%が確保されたために何処も兼業で営んでいた時計屋を廃業し専業眼鏡屋ばかりとなり時計など郊外のホームセンターにでも行かぬと手に入らなくなったことは皆様ご承知の通りです。
然し眼鏡は自由競争ですし、値引き競争となり一時より少しは廉くなりましたが、先週眼鏡の三城の社長が30億円の脱税とか新聞を賑わせていましたからまだまだ美味しい世界なのでしょうね。それに引換え処方箋料は厚生労働省のお決めになることで今だ彼等の手厚い保護の許に置かれていますから庶民は堪りませんよね。
然し今年4月からこれまで病院だけであった診療費の内訳が一般の開業医や調剤薬局にも公表するように改められたために中に記載されてある医学管理料とは何だ!とか薬学管理料は?とか巷では物議を醸していますが、特に調剤薬局の調剤技術料と薬学管理料が一段と目を牽きますね。先週貰った眼科のお薬の内訳を見るとお薬代が230円で処方箋料に該当する調剤技術料と薬剤管理料が1160円でしたから、ナント!代金の83%が調剤薬局の儲けとなっているのでした。エール調剤薬局、巫山戯(ふざけ)るな!
以上のような訳で、皆様の中で定期的にお薬を処方されて居る方は、先生に言って出来るだけ長い期間のお薬を処方して頂くとトクになりますね。3日で治る風邪などはダメですが血圧心臓など生活習慣病の場合現在の法律では3週間4週間分も出して頂けますから調剤薬局の処方箋料がとても助かります。勿論先生ところへは毎週診察に行かれても薬だけは纏めて処方して貰ってくださいね。薬局と違って先生の方は薬を一つ処方するのも10種類処方するのも幾らも変わらないので収入への影響は少ないのですが、調剤薬局からはその都度高い処方料が毟(むし)られますから出来るだけ薬局のドアを開ける回数を減らす努力が必要です。
現在は世論が動いて少し宛改善されているようですが、医者の薬の過剰投与を防ぐために医薬分業となって当初調剤薬局が認可された頃は、私も仕事で某病院の調剤薬局のコスト計算に携わったことがありますが、分業を推進する余りに薬局の利益を厚くし、従業員一人あたり一日8人の患者で充分ペイする過保護な処方箋料に驚いた記憶があります。その分患者の負担が増加したことについて当時の厚生省は何も言わず国民が騙された結果となっております。その一方で院外薬局の発足当時は法整備が未成熟であったため、垂水では駅前のT医院の調剤薬局を奥さん名義で認可され物議を醸しましたが、これでは何のための医薬分業か分からず意味がありませんよね。
以下は読売新聞が調査発表した処方箋料などのカラクリですが、結構面白いですよ。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/nedan/20060616ik12.htm
皆様も結構無駄な支出をされているのではありませんか?
特許切れと謂えば、1953年に公開された映画“ローマの休日”などの複製DVDに対し東京地裁で先週画期的な判決が下されましたよね。薬の特許など一般の時効は精々15年程度ですが、歌曲や映画などは50年もあるためにウカウカと歌の文句などブログに引用すると特許権に引っ掛かって酷い目に遭うことがありますが50年とは又永いですよね。その永い時効をアメリカに怒られて更に70年に伸ばさされたのが04年からでありましたが、小泉さんと同じようにアメリカに弱腰の文化庁は法の施行日を04年1月1日としながらも、1月1日は午前0時0分だから、つまりは03年の12月31日の午後12時だと屁理屈を垂れて53年公開作品は70年時効の対象になると牽強付会(こじつけ)ましたが、東京地裁の高部真基子裁判長は“紛らわしい表現は刑事罰をも伴う著作権法に馴染まない、利用者が理解できる立法にすべきだ”と切って捨てパラマウント社の申し立てを却下しました。法務省が同じ役所同士の文化庁に楯突くなどいい気味ですね、そりゃそうですよね、04年1月以降と法律に書いてあれば誰だって03年はセーフだと思いますよね。文化庁はアメリカの意向を受けて53年作品から70年時効に移すつもりで法律を作ったと抗弁していますが、そもそも特定の作品の著作権料を払うためにアメリカに従うなど文化庁も嘗められたものです。文化庁のお墨付きの許に訴訟に踏み切ったパラマウント社は先ずは即時抗告することになるでしょうが東京高裁も最高裁も東京地裁の高部真基子裁判長を見習って頑張って下さいね。(^^)
アメリカも50年もロイヤリティーを取ってまだ取り足らぬのか!
アメリカの著作権時効は現在95年ですから、日本も“鉄腕アトム”や“となりのトトロ”なんかで取り返してやりましょうか(^^)
今週の女子ゴルフは横峯さくらちゃん全英オープン出場前のトレーニングのために休養し、興がないのでお休みとします。(^^)
土曜日の朝刊には、何時もなら例え成績が悪くても“横峯さくら選手は18位タイでした”とか載る筈が日経も毎日も“さくら”のさの字もでないので、訝(いぶか)しく思ってスポニチを買ってきたら矢張り無視されていましたので順位表を虱潰しに見ていったら名前がなくナント欠場と分かりました!察するにどうやら主催者としては、さくら選手欠場が報道されると観客数もTVの視聴率もガタ落ちとなるため、敢えてメディアに頭を下げて記事を差し止めたものと思われます。さくら選手目当てに東名CCまでわざわざ観戦に出掛けられたファンの方々お気の毒でした。入場料を返せ!

倒産前日に賞与


梅雨が終わったのかどうか、今年は梅雨独特のシトシトと降る女性的な雨が少なく、男性的な豪快な雨ばかりで、その内知らぬ間に梅雨が明けていたと謂うことになるのではないでしょうか。湿度が高くて鬱陶しいのに最近隣の通りで道路の削(はつ)り工事がずっと続き騒音でイライラし憂鬱な1週間でありました。然し世の中厭なことばかりでなく爽やかなこともありましたよ。
昨日の土曜日は早朝から仕事で玉津に出掛けましたが、帰路路線バスに乗ったらナント“お早うございます”とウグイス色の声が掛かり運転席を見ると紛いもなく女性運転手ではありませんか。10トントラックなどで捻り鉢巻きのお姐さんはよく見掛けますが、路線バスでは初めてであり、何時も無愛想でぶっきらぼうで何を言っているのか聞き取りにくい男性運転手の言葉に慣れているためにメチャ驚きでした。この女性運転手さん絶えず乗客に対し信号で止まる注意から降車の客に対して“到着が遅れて申し訳ありません、どうかお気を付けて、行ってらっしゃいませ”等と親身な話し掛けが続き、前方から駆けてくる乗客には前の降車ドアから乗車するように声を掛けてあげたりと臨機応変の対応で、車内はほのぼのした雰囲気に包まれている内に“永いご乗車お疲れ様で御座いました。乗務員は神姫バス西神営業所の水瀬でした…”と終着の明石駅に到着し全員ほんわかムードで“有り難う”などと言って降りて行く方も多くありました。横顔を拝見すると30代半端かと思われる小柄な美形であり、最難関の大型2種免許をクリアし、女性の男性社会進出の目覚ましさを垣間見た思いでありましたが、あの10mを超す巨体を転がすだけでも大変なのにその上乗客への話し掛けや細やかな気配りなど女性ならではであり、我々の若い時分はパワステがなく男でも非力な者にはハンドル捌きが難しかったのですが今や全てパワステ車になりましたから、バス業界もこれからはどんどん女性が進出する職場になることを予感しました。男の運転手は深夜と早朝勤務だけになったりして…(;;)梅雨空の中ではありましたが、ほんに爽やかな一刻でありました(^^)
でもこの小柄な女性の力でタイヤがパンクしたときには予備タイヤを持ち上げられるのかな?とちょっぴり心配でした(;;)
今日お見せする花はご近所で今月初めから咲き始めた“梔子(くちなし)の花”の珍しい八重咲き(普通は一重咲きが多いのです)です。鼻炎が治らず絶えず詰まらせている私の鼻でもこの花の芳香には強烈に反応しますから沈丁花も敵わぬ程です。

画像

花期が短いのが玉に瑕ですが、葉に艶があり私の好きな花の一つです。♪くちなしの馨りが…♪と30数年前に渡哲也のヒット曲として有名になりましたから名前は誰もご存じですが花までご存じの方は少ないようです。(^^)
北海道夕張市が600億円超の赤字を抱えて赤旗を掲げ財政再建団体に指定のための申請を決めたことは耳新しい話題でありましたが、この夕張市が先月15日に前年を上回る一人平均76万円もの賞与を支給しておいて翌16日破産したとの発表をしたそうですから魂消ました。これはどう考えても詐欺ですよね。市の職員は人口14000人に対し196人と全国平均より100人もメチャ多く、市会議員も数十人いるでしょうから掠め取った賞与の総額は2億円近くに上るでしょう。我々の得意先でも赤字会社は役員賞与は疎か給与すらカットされるのが常でありますが、この夕張市は借金の利息も払えぬのに市長が163万円、助役144万円、市会議員70万円も賞与を取り込んでいたのにはぶっ魂消ました。
市の係員曰く賞与の引き下げについては6月1日までに条例の改正が必要だとか…、赤字団体の賞与支給など法律の問題以前の話ではあり人の倫(みち)の話ではありませんか、盗人猛々しいとはこのことです。急に一日で赤字や借金が降って湧いた訳でもないのに、柔軟性に欠けたこの硬直した姿勢と借金を他人事のように思っている市長以下全員の危機管理のなさにはほとほと愛想が尽きますよね。
市長と謂えば社長も同然です。赤字会社の社長や重役は賞与を取らずとも赤字の責任を株主代表訴訟で訴追され多額の追徴金で家屋敷を失うことになりますが、夕張市の市長や助役や多くの幹部職員が何の罪にも問われないのでは世の中何処か狂っていますよね。巨額赤字の大阪市が磯村前市長の責任追及もできず退職金すら取り返せない実情ですから役人の体質が何処も腐りきっていることが窺えますが、倒産一日前に賞与を盗っていたなんて並みの常識では到底考えられませんから、親方日の丸で借金の600億円はお国が何とかしてくれるやろと甘く考えているのでしょう。総務省も今回ばかりは素知らぬ顔をしてお前等が作った借金やからお前等で返したら?と嘯(うそぶ)いてやったらどうですか(>_<)
これからは自治体が借金をするときは市長を始め助役や局長辺りまで連帯保証人にさせてやればよいのです。きっと何処の自治体も借金をしないで経費節減に励むことになり一石二鳥の効果がでることでしょうね。(^^)
横田めぐみさんの夫とか名乗る数十年ぶりであった母親との対面でもニタニタと笑うばかりで涙一つ見せぬあの胡散臭い胡乱な男は、平壌での記者会見で横田めぐみさんがどうして北朝鮮に来たのか聞いたこともなく話題にもならなかったと語ったそうですが、真実彼が横田めぐみさんの夫なら二人の最大の関心事が拉致であったことは疑う余地がありませんから、彼のこれまでの証言の全てが演技と虚構に包まれたものであることがはっきりと分かりました。
安倍幹事長が総理になったら一番にこの胡乱な男と横田佐紀江さんと対面させて彼の仮面を斌(ひん)向いてやるために最大の努力を尽くして頂きたいと思いますが、先方の役者が上手(うわて)でこのお坊ちゃん総理には荷が重過ぎて無理でしょうね(;;)
先日訪問した明石のお得意先で聞いた話ですが、10年近く子なしだった弟夫婦に三つ子が生まれたとかきっと排卵誘発剤のせいだと思いますが、一度に3人ではおっ魂消ますよね。実家のお母さんからご兄弟の家族まで総動員して育児に励んで居られるそうですが、もう少し経つと戸外に出すことになりますが、自転車も乳母車も三つ子用などありませんから、外出には最低大人二人が介助に必要でありとても大変だと思います。最近は少子化の影響で各自治体からも3人目の子供に対して何かと恩典が与えられることになっていますが、介護保険のように10%負担でヘルパーさんでも派遣してくれると助かりますよね。然し明石市は県内でも貧乏な市で有名ですから大したことは期待できないでしょう。(^^)
先日新聞に載っていましたがダンボール最大手のレンゴーが従業員に対し、この4月から三人目の子供が生まれたら100万円の祝い金を出すことに決め、既に3人が受取りこれからも子作りに励む社員が多くなったそうです。生まれた後は兎も角として、奥さんは毎晩ご機嫌でしょうがご亭主は会社で扱き使われ、帰ればもう一度頑張らねばならぬではとってもお気の毒ですね。
税金屋として気になるのですが、この会社の慶弔規定では1子2万円2子5万円であり、3子目の100万円は一寸高すぎるからと90万円位は税務署が賞与として源泉所得税対象に認定するのではなかろうかと危惧しています。2万円5万円なら次は10万円が妥当な数字ですものね。政府は少子化の心配だけしていても子は増える道理がなく、レンゴーのように会社だって100万円払ってまでも少子化対策に協力しようとしているのですから、積極的に扶養控除を3人目以降現在の38万円を100万円に挙げてやる位のことができないのでしょうか。そうすれば会社に負担を掛けずに少子化に少しは歯止めが掛かるのではないかと思いますが…。
明石大蔵海岸の砂浜陥没事故で関係者は何故か全員無罪の判決を受け当時5歳の美帆ちゃんのお父さんは“海岸へ連れて行った私への有罪判決だ!”と意外な判決への衝撃から悔しさを露わに滲ませました。過去の判例を辿ることしか頭にない石頭の地裁の判事は、“事故が予測されるものでなかった”と決めつけましたが,欠陥工事だからこそ砂が陥没したのではないのですか、海水の浸蝕すら計算に入ってないのでは小学生以下ですよね。百歩譲って刑事責任は問えないとしても幼気な少女の命を奪った人の倫の罪は免れません。判事は被告4人に対し“これから20年間美帆ちゃんの命日には欠かさず佛前にお参りに行くこと!これに反した場合は一回につき100万円の科料に処する“位の判決が出せないものでしょうか?刑事責任を問えなかったことを詫びて判事も一緒にお参りをせよ!
奈良の高校生の事件とは裏腹に豊中で阪大生の強盗に見せ掛けた母親殺害事件はよく似通っていてまるで異質な事件でありました。連日のパチスロ通いで学校にも行かず2年も留年して更に来春の卒業見込みもないのではお母さんが怒るのも尤もです。奈良の少年には1500通も減刑の嘆願書が差し入れられましたが、こちらの方は極刑に処せよ!との嘆願書が殺到するのではないでしょうか。(;;)
人を思い遣ることのない我が身勝手な若者の増加は昨今の風潮ですが、これからの小学生には英語など教えずに佐藤一齋の“言志四録”でも講ずればどうでしょうか。今の若者達は“この世に生を受けて何を為すべきか”について考えたことがないのではないでしょうか。先生や親の方が何も考えてなかったりして…(>_<)
女子プロツアー明治チョコレートは2週連続優勝を狙ったさくらちゃんでありましたが、今ひとつ波に乗り切れず6位タイに終わりました。来週に期待しましょうか(^^)

国税庁は社保庁を併呑せよ!


梅雨明けも当分望めそうもなく、蒸し暑い日が続き雨の日とカンカン照りの日と交互に続くので体調不十分な毎日です。先週は気象情報で降る降ると言われ乍ら少しも降らなかったのですが、昨日今日と久し振りの雨模様のようでいて実は晴れ間の方が多かったりと変な天気でしたが皆様は如何お過ごしでしたか。
愈々我が家の額紫陽花も終わりが近づきました。この花は晩生(おくて)なので普通の紫陽花より花期が遅く6月半端より7月初旬までが最盛期です。
処で皆様は紫陽花の漢字について疑問を持たれたことはありませんか。この言葉は中国から渡来した言葉ですが、当て字にしては相似する箇所がまるでなく、先日新聞の中国古典学者の書かれた“漢字ことば散策”を読んでいてどうやら中国で紫陽花と呼ばれた花と日本のアジサイとは別の花であることが分かりました。
紫陽花を詠った中国の詩人は白居易だそうですが彼の詩(うた)には“色は紫にして気香る”と記されているそうで我々は薫り高い紫陽花にはお目に掛かったことがありませんからきっと別の花でありアジサイに紫陽花を宛てた平安時代の学者源順はきっと香り音痴の蓄膿症だったのでしょう(^^)

画像

私の一日は5時の起床に始まります。簡素な食事の後メールチェック(迷惑メール50通の削除が大半です)と事務所の掃除などを済ませ6時半から1時間くらい道路に面している庭の手入れや水遣りなどが日課となっていますが、日中と違って朝は道行く人達の流れにリズムがあり、神戸女学院の生徒らしいお嬢さんの6時半通学を皮切りに、7時半コンビニの袋から直接パンをむしゃむしゃ食べながら運動靴で気忙しく通勤される20歳代の職人さんと思える青年まで数十人の方が時計代わりとなります。7時5分になると決まって長渕剛の“とんぼ”(ご存知ない方の方が多いでしょうね)の歌詞ではありませんが、カツカツと早足の高い靴音を響かせて我が家の前の坂を下りて来られる30歳前後のご夫婦が居られます。どうやらうちから徒歩5分の処にお住まいで7時ジャストに家を出られるのかなあと思っています。どちらもTVドラマに出てくる私が嘗て50年前に憧れていた大手商社総合職と謂った雰囲気でとても格好良く、仲が良くてお二人共黒のビジネススーツをピシッと決めて腕を組まれて歩まれる姿は絵になっており微笑ましい光景でしたが、流石に最近は暑くて腕を組まれることが少なくなり、奥様はジーンズ姿に変身されたりしてギャラリーとして些か寂しい思いをして居ます。この時間には小生は大抵玄関先で座り込んで5箱のアクリル水槽のコオロギ飼育箱の掃除と餌換えとレタスの襞(ひだ)に入り込んだコオロギ赤ちゃんの篩い落とし(蝕ると潰れるので…)や水槽の外に逃げ出した奴を金魚掬いの小網に誘導してお家に戻す作業などのため汗だくの奮戦中ですから、“とんぼ”のご夫婦はこのお年寄り一体何をしているのかしら?ときっと不思議に思って居られることでしょう。(^^)
対照的に7時15分になると今度は上下ともベージュ系が好みの慎ましい40代の小母さんがうつむき加減にひっそりと通って行かれます。跫音がしないので見落としてしまいそうですが、悪くない右目が道路側なので毎日しっかりと認識しています。この方は土曜日も日曜日も休むことなく必ず出勤されていますから、平日が休日かと思いましたが私が見ている限り、通られない日がなく、労働基準法なんて大手企業や官庁など上辺(うわべ)だけのものであることがよく分かりました。こんな人って世の中には沢山居られ、日本政府も国民の労働時間週40時間とか白々しく決めて置いて自分達お役人だけがちゃっかりと享受し、余力のある大企業が上手く便乗し、その跳ねっ返りによる不足時間の埋め合わせを日本の裾野を占めるこんな方達がきっと支えて居られるに違いありません。政府は一度でも土日に両親と遊ぶことも出来ぬ子供達のことを考えたことがあるのでしょうか!(>_<)
“月月火水木金金”とは戦時中兵隊さんを唄った国民歌謡ですが、我々自営業者とて例外ではなく、私などこの歳になっても退職金も定年もなしに未だ“月月火水木金金”の現役生活を送っていますが、することとてなく家族からは粗大ゴミ扱いされ、毎日が日曜日のお年寄りを思うと私などずっと仕合わせな部類だと思っています(^^)
そうそう今週は7年前のあの忌まわしい事件について私の“思い”を聞いて頂く御約束でしたね。先々週の20日7年前に山口県光市で起きた残虐極まりない母子惨殺事件で当時18歳だった被告に対し最高裁は当然とは言え無期懲役を宣した二審の判決を破棄し審理を広島高裁に差し戻しました。被告はこいつが死刑にならなかったら死刑になる奴は居ないと思える程極悪非道なワルであり、犯行後も何時ものように友人宅を訪れ何事もなかったようにスナック菓子を食べてTVを見て笑っていたそうですから人間ではありません、鬼畜生でもかくやと思える程であり悪魔のような奴です。
広島高裁は不十分ながら反省の情が芽生えていると判断して被告が当時未成年だった(18歳)と言う理由だけで死刑を回避して無期懲役を言い渡しましたが、反省の情があれば死刑にしないなど高裁判事は何を戯(たわ)けたことを言っているのですか!精神科医でもなく加害者の心の中を覗いた訳でもないのにええ加減な事を言ったらいけません!犯人は誰でも助かり一心から反省の素振りなど平気でしますよね。反省の振りをして死刑が免れるなら死刑は不要です。無期懲役の裁決は1審2審共に夫の本村洋さんが“犯人が死刑にならなかったら私が殺します”と明言したことが判事の心証を悪くし、地裁、高裁双方の判事の鼻にぶら下がったプライドを痛く傷つけたからに相違ありませんが、その点最高裁も同じく自身で死刑判決をする勇気に欠けていて、差し戻しと謂う不十分な裁決であって良い子振ったために本村さんの満足すべき結果ではありませんでした、然し最高裁の上告棄却は10年後に不幸な殺人者を又一人生み出すことに憂慮して時間差での死刑判決同様でなかったかと思われます。差し戻された広島高裁は世論を畏れて前言を翻し厭々ながらも死刑の判決を下すことになるでしょう。無期懲役と死刑の差は文字以上に大きいものであり、無期懲役と言う言葉などは日本語の間違いであり実際には懲役30年です。それが証拠に刑法第12条には次のように記されています。
【懲役】 第12条 《 懲役ハ無期及ヒ有期トシ有期懲役ハ一月以上十五年以下トス》
【仮出獄の要件】 第28条 《 懲役又ハ禁固ニ処セラレタル者改悛ノ状アルトキハ有期刑ニ付テハ其刑期三分ノ一無期刑ニ付テハ十年ヲ経過シタル後行政官庁ノ処分ヲ以テ仮ニ出獄ヲ許スコトヲ得》ナント!有期刑の最高がタッタ15年なのには驚きですが、法務省は無期懲役とか上手いこと言って我々を騙しておきながら、その実、無期懲役は懲役30年であることが私達だけでなく“分数のできない大学生”にも簡単に分かります。以上は私が00年7月29日のWEBにてご紹介したものであり、事件の詳細をお知りになりたい方は上記のWEBをご覧下さい。きっと流石の鬼畜もアッと驚きそうな被告の極悪非道振りに皆様も仰天されることと思います。
旧聞に属しますが国民年金保険料の不正免除や猶予事件が新たに10万件も発覚し、都合20万件に達したと先月各新聞が報じました。これはあくまで身内の内部調査ですから、真黒なのは仕方ないにしても灰色なのは白(正式合法免除)にカウントされているに違いありませんから第三者の外部監査に委ねたら益々不正件数が拡幅して行くものと思われます。
どうしてこんな杜撰なことが申し合わせたように各事務局で頻発するのか不審でなりませんが、本庁の事務局長会議などの席上で誰かから分母を減らす裏技の披露があり殆どの事務局が同調したものと思われます。然しそれが発覚すれば本庁からもお縄付きが出ますからあくまで本庁は聞いていない、知らぬ存ぜぬで押し通すことでしょう。
どうしてこんな不祥事が続発するのか、国民年金推進員の手当が年金免除に対してポイント制の歩合給が支給されていた事実まで明るみに出ましたから不正件数の調査や摘発だけでは対症療法であり、社会保険庁の役人の基本的な意識改革が必要かと思われます。彼等は世間では公僕などと呼ばれていても決して自分達はそんな風に思ってなく天下のエリートだと信じて居り国民年金の掛金者など賤民としか考えていないようです。その上本来年金支給を国庫負担の加算をして自分達が支給してやっていると謂う驕り意識が抜けていませんから、免除すれば国の負担が軽減されるなどと手前勝手な理屈を付けてせっせと免除していたものでしょう。通常なら5年乃至は10年の消滅時効も国民年金に限って2年とされていることからも、役人が国民年金の支給を減らそうとの懸命の努力が窺えますよね。
反面自分達はと謂うと、国民年金より圧倒的に手厚い国庫補助による高額な共済年金を当然のように受給する権利を得ていますから、国民は国民としての権利を平等に享受する憲法の定めから逸脱しており一寸おかしいですね。
自分勝手なお役人に正論を吐いていても埒が開きません。少し荒療治ですが、国民年金加入者の掛金と社保庁お役人の共済年金の掛金を合算して、支給額を比例配分する方法の採用は如何でしょうか。そうすれば国民年金の納付額(率ではなく)が減少すれば自分達の老後の受給年金が減ることになりますから彼等は免除要件を今よりより厳しくし、と言って自分達が集金に回るのは矜持が赦さず、固定給高給取りの外務委託員を大幅に増やして必死に集金に励むことでしょうが、これだけ撒き散らした悪評がおいそれと払拭されるわけもなく、NHK以下の低徴収率に終始するに違いありません。
又この方法を採用すれば劇的な副産物の効果が齎されると思います。それは社保庁に入庁すれば他の省庁より共済年金の受給額が薄くなると分かれば誰も社会保険庁に入らなくなり、この役所は自然消滅しますから、やむを得ず所得税と年金の両方の所管を国税庁が引き受けることになり徴収費用の莫大な軽減が期待出来ますよね、税金の徴収は国税庁のお手のものであり、国民年金は所得税部門で、厚生年金は法人税部門で扱えば現在のコンピュータの容量を少し増やすだけで十分対応できますし、納税者の資産状況も熟知していますから、社会保険庁のように滞納者の内ベンツに乗っている人や大邸宅に住んでいる人達だけ追い掛けても中身は借金地獄やも知れずそんな非能率なことをしているとベンツのヤーさんにどつかれるのが関の山でしょう。(^^)
庁の統合こそ本当の行政改革と言うのですよ。聞いていますか?小泉さんじゃなかった、麻垣康三さん!
先週28日の万能川柳には6句並んで腐りきった社保庁が取り上げられました。 “社保庁は日本全土で代書屋に” “社保庁よ謝罪だけでは済まんでしょ” “分数をこねくり回す保険庁” “定番のわびでは済まぬ保険庁” “保険庁行政書士の仕事する” 仲畑選者もよくよく腹に据え兼ねたものでしょう。(^^)
私も一句 “書士会さん 社保事務局を 訴えろ!”
ベルーナレディースは群馬県で行われ2日目64のコースレコードを出し18位から一挙にトップに躍り出た横峯さくら選手が勢いに乗って最終日も土砂降りの雨の中を67の好スコアで15アンダー2位とぶっちぎりの5打差は見ていて胃が痛くなることもなく快適な昼下がりの一刻(ひととき)でした。(^0^)/
楽しみにしていた8チャンネル5時半からのニュースでは日本も出ないのに他国のサッカーに映像を奪われて、さくらちゃんの勇姿を見ることが出来なかったのが残念でした。ブラジルが勝とうがフランスが勝とうが日本人にはどうでも良いことなのでは…?フジTVさん