暑い暑いと言っていたら先週は日曜日から肌寒い雨の日ばかりで、コオロギのお家もカビだらけとなりお陰でコオロギ達もご機嫌斜めです。おまけに向こうの通りのガス工事が終わったと思ったら一軒向こうのマンションのリフォームで終日“ガガガガ”とコンクリートに穴を開ける騒音に悩まされ、体調までおかしくなってしまいました。(;;)
一昨日金曜日の午後仕事で神戸まで出掛ける用があり、天気予報が雨だったのが上天気になり雨傘が日傘になってしまいましたが、駅に着く途中灌木の繁みで今年初めてのクマゼミの大合唱に遭遇しました。考えて見ればこの蝉は油蝉なんかと違って午前中しか鳴かない蝉なのですが、生まれてきたものの毎日雨続きで1週間限りの命でもあり、午後だから鳴くのを止めておこうなんて考えている余裕が到底なくて種族保存の本能から午後の斉唱となったものとのと思われます。天晴れ健気なものではないですか!
日本の若者も少子化我が国の将来を憂いてクマゼミに見習い、選り好み(自分の顔を見ろ!)せずにさっさと相手を見付けて夜とは言わずに子供作りに精を出したらどうだ!そして政府は堕胎処罰を立法化せよ!
愈(いよいよ)夏休みの宿題であり課題でもある池作りに励むことになり、2年生孫娘が庭の畠の穴掘り作業に取り掛かっています。畳一畳位の池にする予定なのでまだまだ掘らねばなりませんが、池作りも世の中と同様一筋縄では行かず、大きなコンクリートの殻などが出てきたりと試練にぶつかり兄妹して頑張っているようです。(^^)今朝も早くから頑張っていましたが雨が降ってきて頓挫しています。(;;)
昭和天皇が崩御の直前までA級戦犯合祀に反対だったことが記された富田宮内庁長官(浅間山荘事件当時の警察庁長官)の書き残された天皇との会話メモが発見され、A級戦犯合祀に天皇が強い不快感を抱かれ “だからあれ(合祀)以来参拝していないそれが私の心だ” と陛下ご自身の強い意思が露わにされていたことは衝撃的でしたね。
我々国民が貴重な富田メモの公表により海よりも深く山よりも高い人民を想う陛下の御心に接することができたことは誠に感慨深いものでありました。
究極の公人であるためご自分の意見を表現されることなく、国技館でも贔屓力士の名も言えず、好きな食べ物すら明かせなかった生活は我々市井人には到底堪えられないものでありますが、厚生省が愚かにも遺族会の無理押しに屈してA級戦犯の合祀を認めた際にも、陛下の意向を踏まえて靖国神社の筑波宮司が在職中は合祀を取り止められていましたが、次の宮司に選ばれ能天気にもA級戦犯を合祀することに決めた松平永芳に対し天皇は“松平(元宮内大臣松平慶民)の子である今の宮司が何を考えているのか、松平は平和への強い考えがあったのに一体どう考えたのか、親の心子知らずと余は思っている”と松平宮司を強烈に批難された下(くだ)りは圧巻であり、陛下の心情が吐露されています。又中国の批判を受けて靖国参拝を中止した中曽根総理に対し“靖国への処置は極めて適切であった、よくやったと伝えなさい”と言われ富田氏に首相官邸へ電話を入れさせたことからも昭和天皇のA級戦犯は日本を戦争に駆り立てた犯罪者だとの揺るぎない信念の持ち主であったことが分かります。真のA級戦犯が誰と誰であったか今となっては霧の中でありますが、少なくとも靖国神社は“天皇陛下万歳”と叫んで敵地で散っていった若者の命を讃えるために顕彰されるべき場所であると陛下は考えて居られたことでありましょう。戦後靖国神社が宗教法人となって異なった歴史観を持つものになったと思われますが、今回の富田メモは海外メディアにも喧伝され最早総理大臣が参拝不可能になったと考えるべきではないでしょうか。それでも小泉さんは来月15日お参りする勇気あるの?ヤケクソでお参りしたりして…(;;)
仕事を辞めてまで懸命に認知症の母親の介護に尽くしたが、介護と両立する仕事が見付からなかったばかりに生活苦からやむなく認知症の母親を殺し、自らも死を諮ったが果たさず、承諾殺人の罪に問われていた54歳の男性に対する判決が一昨日21日京都地裁であり、東尾裁判長は“福祉事務所で生活保護の相談に乗って貰えなかった被告の絶望感は言葉で言い尽くせなかったと推察される”と異例の言葉を述べ被告に対し懲役2年6ケ月執行猶予3年を申し渡しました。何事にも介護保険を申請しろと突っぱねて動じない行政窓口が事件の発端であることを痛烈に批判した上でのものでありますが、介護保険の適用には10%の自己負担が必要であることを知ってのこのお上(かみ)の対応が、余りにも物事を杓子定規に捉えて情がなく哀れな市民を助けようとする姿勢がてんで窺えないことに裁判長が憤りを覚えたものと思われます。
恐らく福祉事務所の窓口担当者もこの事件の証人として喚問されたでありましょうが、彼の口からは市の条例を読み上げるだけで人間としての情のある言葉が一切聞かれなかったことが、東尾裁判長の苛立ちを掻き立てたに相違ありません。裁判長はこの事件の真の犯人は福祉事務所の窓口担当者であり現在の刑事訴訟法では人の倫(みち)に外れた消極的な行為に対してまで踏み込んで罰することは出来ないために上記の如き発言となったものと考えました。
首吊りの足を引っ張るなんて酷い奴(案外女だったりして…)も居るものですね。裁判長もできることなら個人名を挙げて糾弾したかったでしょうが個人情報その他諸般の事情によりそれもできなかったことが無念であったでしょう。(>_<)
数年前死を決意して東尋坊を訪れた中年の男女が、自殺を思い留まるよう巡視の警官から説得され、やり直そうと三国町役場を訪れましたが、係員からつれない対応をされ傘も貸して貰えなかったことに絶望し、故郷に戻る途中首を吊って心中された事件がありましたね。広告の紙の裏に記された遺書から警官の温情に対する礼と同時に町役場の心ない仕打ちに対する無念が記されていた事件がありましたが、同じ公務員でもどうしてこうも違うのか不思議ですが、因果は巡ると謂いますから、きっとその内に人を思い遣る心を持たなかった彼等自身が同じ運命に襲われることになることでしょう(^^)。そうでないと世の中不公平ですものね。
フィランソロピーLPGAレディースは横峯さくら選手ショートアイアンにいつもの切れが見られず、無念にも韓国の“太っちょブス”に優勝を攫われ3位タイは無念でした。(;;)来月3日の全英オープンはお祭りだから一所懸命にならずほどほどに予選墜ちして無事元気で帰ってきて下さいね。待っていますヨ(^^)