梅雨が終わったのかどうか、今年は梅雨独特のシトシトと降る女性的な雨が少なく、男性的な豪快な雨ばかりで、その内知らぬ間に梅雨が明けていたと謂うことになるのではないでしょうか。湿度が高くて鬱陶しいのに最近隣の通りで道路の削(はつ)り工事がずっと続き騒音でイライラし憂鬱な1週間でありました。然し世の中厭なことばかりでなく爽やかなこともありましたよ。
昨日の土曜日は早朝から仕事で玉津に出掛けましたが、帰路路線バスに乗ったらナント“お早うございます”とウグイス色の声が掛かり運転席を見ると紛いもなく女性運転手ではありませんか。10トントラックなどで捻り鉢巻きのお姐さんはよく見掛けますが、路線バスでは初めてであり、何時も無愛想でぶっきらぼうで何を言っているのか聞き取りにくい男性運転手の言葉に慣れているためにメチャ驚きでした。この女性運転手さん絶えず乗客に対し信号で止まる注意から降車の客に対して“到着が遅れて申し訳ありません、どうかお気を付けて、行ってらっしゃいませ”等と親身な話し掛けが続き、前方から駆けてくる乗客には前の降車ドアから乗車するように声を掛けてあげたりと臨機応変の対応で、車内はほのぼのした雰囲気に包まれている内に“永いご乗車お疲れ様で御座いました。乗務員は神姫バス西神営業所の水瀬でした…”と終着の明石駅に到着し全員ほんわかムードで“有り難う”などと言って降りて行く方も多くありました。横顔を拝見すると30代半端かと思われる小柄な美形であり、最難関の大型2種免許をクリアし、女性の男性社会進出の目覚ましさを垣間見た思いでありましたが、あの10mを超す巨体を転がすだけでも大変なのにその上乗客への話し掛けや細やかな気配りなど女性ならではであり、我々の若い時分はパワステがなく男でも非力な者にはハンドル捌きが難しかったのですが今や全てパワステ車になりましたから、バス業界もこれからはどんどん女性が進出する職場になることを予感しました。男の運転手は深夜と早朝勤務だけになったりして…(;;)梅雨空の中ではありましたが、ほんに爽やかな一刻でありました(^^)
でもこの小柄な女性の力でタイヤがパンクしたときには予備タイヤを持ち上げられるのかな?とちょっぴり心配でした(;;)
今日お見せする花はご近所で今月初めから咲き始めた“梔子(くちなし)の花”の珍しい八重咲き(普通は一重咲きが多いのです)です。鼻炎が治らず絶えず詰まらせている私の鼻でもこの花の芳香には強烈に反応しますから沈丁花も敵わぬ程です。
花期が短いのが玉に瑕ですが、葉に艶があり私の好きな花の一つです。♪くちなしの馨りが…♪と30数年前に渡哲也のヒット曲として有名になりましたから名前は誰もご存じですが花までご存じの方は少ないようです。(^^)
北海道夕張市が600億円超の赤字を抱えて赤旗を掲げ財政再建団体に指定のための申請を決めたことは耳新しい話題でありましたが、この夕張市が先月15日に前年を上回る一人平均76万円もの賞与を支給しておいて翌16日破産したとの発表をしたそうですから魂消ました。これはどう考えても詐欺ですよね。市の職員は人口14000人に対し196人と全国平均より100人もメチャ多く、市会議員も数十人いるでしょうから掠め取った賞与の総額は2億円近くに上るでしょう。我々の得意先でも赤字会社は役員賞与は疎か給与すらカットされるのが常でありますが、この夕張市は借金の利息も払えぬのに市長が163万円、助役144万円、市会議員70万円も賞与を取り込んでいたのにはぶっ魂消ました。
市の係員曰く賞与の引き下げについては6月1日までに条例の改正が必要だとか…、赤字団体の賞与支給など法律の問題以前の話ではあり人の倫(みち)の話ではありませんか、盗人猛々しいとはこのことです。急に一日で赤字や借金が降って湧いた訳でもないのに、柔軟性に欠けたこの硬直した姿勢と借金を他人事のように思っている市長以下全員の危機管理のなさにはほとほと愛想が尽きますよね。
市長と謂えば社長も同然です。赤字会社の社長や重役は賞与を取らずとも赤字の責任を株主代表訴訟で訴追され多額の追徴金で家屋敷を失うことになりますが、夕張市の市長や助役や多くの幹部職員が何の罪にも問われないのでは世の中何処か狂っていますよね。巨額赤字の大阪市が磯村前市長の責任追及もできず退職金すら取り返せない実情ですから役人の体質が何処も腐りきっていることが窺えますが、倒産一日前に賞与を盗っていたなんて並みの常識では到底考えられませんから、親方日の丸で借金の600億円はお国が何とかしてくれるやろと甘く考えているのでしょう。総務省も今回ばかりは素知らぬ顔をしてお前等が作った借金やからお前等で返したら?と嘯(うそぶ)いてやったらどうですか(>_<)
これからは自治体が借金をするときは市長を始め助役や局長辺りまで連帯保証人にさせてやればよいのです。きっと何処の自治体も借金をしないで経費節減に励むことになり一石二鳥の効果がでることでしょうね。(^^)
横田めぐみさんの夫とか名乗る数十年ぶりであった母親との対面でもニタニタと笑うばかりで涙一つ見せぬあの胡散臭い胡乱な男は、平壌での記者会見で横田めぐみさんがどうして北朝鮮に来たのか聞いたこともなく話題にもならなかったと語ったそうですが、真実彼が横田めぐみさんの夫なら二人の最大の関心事が拉致であったことは疑う余地がありませんから、彼のこれまでの証言の全てが演技と虚構に包まれたものであることがはっきりと分かりました。
安倍幹事長が総理になったら一番にこの胡乱な男と横田佐紀江さんと対面させて彼の仮面を斌(ひん)向いてやるために最大の努力を尽くして頂きたいと思いますが、先方の役者が上手(うわて)でこのお坊ちゃん総理には荷が重過ぎて無理でしょうね(;;)
先日訪問した明石のお得意先で聞いた話ですが、10年近く子なしだった弟夫婦に三つ子が生まれたとかきっと排卵誘発剤のせいだと思いますが、一度に3人ではおっ魂消ますよね。実家のお母さんからご兄弟の家族まで総動員して育児に励んで居られるそうですが、もう少し経つと戸外に出すことになりますが、自転車も乳母車も三つ子用などありませんから、外出には最低大人二人が介助に必要でありとても大変だと思います。最近は少子化の影響で各自治体からも3人目の子供に対して何かと恩典が与えられることになっていますが、介護保険のように10%負担でヘルパーさんでも派遣してくれると助かりますよね。然し明石市は県内でも貧乏な市で有名ですから大したことは期待できないでしょう。(^^)
先日新聞に載っていましたがダンボール最大手のレンゴーが従業員に対し、この4月から三人目の子供が生まれたら100万円の祝い金を出すことに決め、既に3人が受取りこれからも子作りに励む社員が多くなったそうです。生まれた後は兎も角として、奥さんは毎晩ご機嫌でしょうがご亭主は会社で扱き使われ、帰ればもう一度頑張らねばならぬではとってもお気の毒ですね。
税金屋として気になるのですが、この会社の慶弔規定では1子2万円2子5万円であり、3子目の100万円は一寸高すぎるからと90万円位は税務署が賞与として源泉所得税対象に認定するのではなかろうかと危惧しています。2万円5万円なら次は10万円が妥当な数字ですものね。政府は少子化の心配だけしていても子は増える道理がなく、レンゴーのように会社だって100万円払ってまでも少子化対策に協力しようとしているのですから、積極的に扶養控除を3人目以降現在の38万円を100万円に挙げてやる位のことができないのでしょうか。そうすれば会社に負担を掛けずに少子化に少しは歯止めが掛かるのではないかと思いますが…。
明石大蔵海岸の砂浜陥没事故で関係者は何故か全員無罪の判決を受け当時5歳の美帆ちゃんのお父さんは“海岸へ連れて行った私への有罪判決だ!”と意外な判決への衝撃から悔しさを露わに滲ませました。過去の判例を辿ることしか頭にない石頭の地裁の判事は、“事故が予測されるものでなかった”と決めつけましたが,欠陥工事だからこそ砂が陥没したのではないのですか、海水の浸蝕すら計算に入ってないのでは小学生以下ですよね。百歩譲って刑事責任は問えないとしても幼気な少女の命を奪った人の倫の罪は免れません。判事は被告4人に対し“これから20年間美帆ちゃんの命日には欠かさず佛前にお参りに行くこと!これに反した場合は一回につき100万円の科料に処する“位の判決が出せないものでしょうか?刑事責任を問えなかったことを詫びて判事も一緒にお参りをせよ!
奈良の高校生の事件とは裏腹に豊中で阪大生の強盗に見せ掛けた母親殺害事件はよく似通っていてまるで異質な事件でありました。連日のパチスロ通いで学校にも行かず2年も留年して更に来春の卒業見込みもないのではお母さんが怒るのも尤もです。奈良の少年には1500通も減刑の嘆願書が差し入れられましたが、こちらの方は極刑に処せよ!との嘆願書が殺到するのではないでしょうか。(;;)
人を思い遣ることのない我が身勝手な若者の増加は昨今の風潮ですが、これからの小学生には英語など教えずに佐藤一齋の“言志四録”でも講ずればどうでしょうか。今の若者達は“この世に生を受けて何を為すべきか”について考えたことがないのではないでしょうか。先生や親の方が何も考えてなかったりして…(>_<)
女子プロツアー明治チョコレートは2週連続優勝を狙ったさくらちゃんでありましたが、今ひとつ波に乗り切れず6位タイに終わりました。来週に期待しましょうか(^^)