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B型肝炎の謎

昔は6月を梅雨と呼んで居たのに何時の間にか季節がズレ込んだのか、7月に雨が多く而も情緒のある「しとしと雨」ではなく酷暑の中豪快な男性的な雨は全く風情がなく昔と大きく気象条件が異なって参りましたが全てはCO2のせいではないでしょうか!裏庭では今年もクレマチスが咲き始めました^^和名を「鉄扇」と呼ばれる此の花は花期が長くうちのは蔓性であって暑さ凌ぎの簾に纏わり次々に花を付けていますから醸し出す雰囲気がとても優しくて涼しげです^^。

 

なったら最後絶対に治らないと謂われた「B型肝炎」が日本人に多いのは何故かご存知でしょうか?私の生まれた時代の後、戦争勃発後の昭和16年以降に生まれた戦後世代の人達となりますが、幼児期に集団予防接種でB型肝炎を罹患して居られる方が多く約40万人も居られるのです。医師の不注意と国の杜撰な遣り口が齎した不幸な事件でありましたが、予防接種時に不用意にも医師が注射器を消毒せずに幾人にも使い廻した結果が罹患の原因となりました。お粗末にも肝機能不全を引き起こして何時亡くなるか分からないのが実状です。17年前に最高裁の判決で漸く国が責任を認めましたが現在までに約10万人が提訴し約6万人が和解して僅かな給付金を貰っていますが、損害賠償請求権は20年で時効になると国が主張して補償を拒まれて居る方が少なくありません🤬。又、卑怯な政府は肝不全が注射針のせいなのか患者自身のせいはっきりと分からないとか屁理屈を持ち出して、できるだけ補償をしないことを目標に掲げていますが疑わしきは罰せずと言いますから政府も此れまで何も知らされない儘に死んで行った多くの方々の供養の為にも生きて居る患者に温かい目を向けるべきではないかと思います。肝臓病はとてもしんどくて苦しいものです、注射器のせいで一回しかない貴重な人生を棒に振らされた不幸な患者たちに対しどうして政府は前を向いて真摯に対応しないのでしょうか?補償金を支払うばかりでなく多くの患者独り々々に対し岸田総理は膝を八重に折って詫びるのが「人の信義」と謂うものではないでしょうか?総理には金食い虫の自衛隊に数兆円と無尽蔵に使うことに忙しくて補償はしたくないのでは?此れって総理が年寄りを無視して居ると思いませんか…?🤬。

 

「不親切教師の勧め」という本を読んで居たら「学校の教室で背の順に並ばせるのは差別だ」と書いてありました。背の順は後ろの者に前が見易いためにされている当たり前のことだと思われますが、背が低くても一番前では首の負担が重くて大変なことを本人も周囲も先生も気付かないことは可怪しいと書いてありました。至極ご尤もであって私も納得です。最前列の生徒の黒板を見るために費やす首の負担については教壇の高さを考慮しない愚昧なものだと思いました。教壇の段差は50cm位あるし身長差に拘るのは背の低い生徒に対して差別だと思いますが誰も何も言わないが私は可怪しいと思います。50人学級だった私自身の経験では何時も後ろから二番目でしたが、順序は必ず身長差で決められて居たのでした。四年生のとき後ろの奴が先生に「黒板が見えへん!」と抗議したことがあり、先生は無造作に私と後ろの生徒を並んで立たせた処、後ろの子の方が少し高かったので彼の要求はその場で却下されましたが、今から考えると私は足が短く腰から上が長い所謂胴長の足短」だったので座高では彼に勝っていたことを先生は愚かにも見落として居たからでした^^。話は突然変わりますが当時は終戦直後で勉強するにも教科書も試験に用いる紙やエンピツすら何もない絶望的な時代であり、先生が黒板に書く字を見ることが全てでありましたから戦争のせいで我々世代が勉学の上で背負ったマイナスのハンディキャップはメチャ大きくて私自身戦争による疎開と疎開からの帰神など国民学校(今の小学校)5回の転校は勉強の地域的な格差や教科書の進捗度の異なり、更には戦後が突然訪れた4年生の秋行われた雷撃的な男女共学の実施は中国古来にある「礼記」の言葉「男女七歳にして席を同じうせず」と男女間の戒律を明らかにし、濫(みだ)りに交際してはならないという不文律が破られ、二人掛けの机に学校の何処かから忽然と現れた女生徒と並んで座らねばならぬ環境はそれまでの教育環境が根底から覆されて到底耐え難いものでありましたが、驚くべきことに女性軍には少しの動揺もなく泰然自若としており、男ばかりが居場所を失って右往左往している様(さま)は滑稽極まるものであり、「女性強し!」を思い知らされた終戦後秋の一刻(ひととき)でありました(;;)。

 

岸田総理の長男が夏季賞与を辞退したとか…、美談のように書かれて居るが、そもそも1日か2日勤めただけの者に賞与が貰える国の規定自体が可怪しいのではないか!

 

先週の読めそうで読めない字     美徳の蹌踉(よろ)めき

今週の読めそうで読めない字        「姑く」様子を見よう

サラダにカエルが…

短かった初夏もあっという間に過ぎ梅雨となりました(;;)。更には猛暑の7-8月を迎えるのかと思うとうんざりです。これも全て我々人類が蒔いた種によって起こされた結果であって誰にも何処にも文句を言う筋合いがありません。

南の奥庭では家庭の食材の余りや切り滓などを堆肥化するディスポーサーを設置して庭の植物の活力源とした肥料が作られていますが今年も又カボチャの種が堆肥取り出し口の隙間から発芽しました。カボチャって昨年秋にでも食べたのかなあ?一筋の光を目指してよくぞ細い隙間迄辿って外界に出られたもんだと感服しきりの毎日です^^。

 

先週の報道ですが、スーパーやうどん店で相続いて商品の食品であるサラダになんと!カエルが入って居たことが明らかになり、世間や食品業界を驚愕させています❣。事件は長野県上田市にあるイトーヨーカドー上田店で「緑黄色野菜が摂れるパリパリ麺のサラダ」を購入した客から「サラダにカエルが入っていた!」と申し出があり、入っていたのは体調3cmのニホンアマガエルであり、一方九州の「丸亀製麺」諫早店では提供した「ピリ辛サラダうどん」にもカエルが混入していました❣、5日前に発売したばかりで人気が出始めた新商品だったのです(;;)。どうして相続いてアマガエルがレタスの中に居たのでしょうか?
1200種類以上のアマガエルを飼育展示する静岡県にある「体感型カエル館」によると餌となり小さい虫が増えてくる5-6月はカエルの繁殖期であって一番活発に動き回る時期だそうです。又、カエルは夜間街灯に集まる蛾などの虫も食べるため「工場の明かりに引き寄せられて工場内に入ってきてしまった可能性が多いと推測されました。又夜間は気温が下がるためカエルは暖を取るため其処にあったレタスの葉の間に入ることは十分考えられ混入はあり得ることだとのことです。而してカエルがレタスの葉に入って温まって睡っているうちに機械の流れ作業でサラダうどんに封じられる運命を辿ったということが真相ではないかと謂うことでありました(::)。加工過程で人の手を煩わせていたら恐らく識別できたと思いますが、最近は人件費が最も高い経費であり、全てベルトコンベアによる器械任せが常識となったため器械は何ら頓着せずにカエルを具として認識し起こったミスであったのではないでしょうか?(;;)。パートのおばさんに発見されて居たら或いはアマガエルもひょっとして生き存えることができたかも知れないけど、原価を下げるためには人の手を患わさず器械に任せるのが現代の慣わしであることがアマガエルの命を短くすることになりましたが、私は此のサラダを口にしたお客さんの驚きが如何ばかりであったか!と思いました。若しサラダの客が幼い少女なんかだったらメチャ大変なことになっていたと思いますからカエルを食べようとした客に対するお詫びはサラダの代金の100倍以上に上がったのではないでしょうか(;;)。思えば私は低学年の折、雨ガエルの子供を口に含み、女子生徒の前で口を開けてカエルを見せて「キャッ」と驚かすのが他に芸がないので得意技でした^^。
ついでながらもう一つの特技は女子生徒の背中にトカゲを落とし込むことでしたが、幾ら先生にど突き廻されても女子生徒が恐怖に悶えるあの姿が忘れられなかったのはきっと父から受けたスパルタ教育への反動だったのではなかったかと考えて居ます(;;)。屈折した少年期を思い出そうとしてもこの頃ではトカゲも更にはアマガエルも庭で見掛けなくなり寂しくなりました(;;)。きっとCO2のせいなのだと思います!!。

 

政府の推奨するマイナンバーカードが迷走しています。何に使うのか未定の儘莫大な費用を費やして国民に義務付けられたマイナンバーカードは作って見たものの、さてその使用目的が不明であったため当然に交付の申請者が少なく、政府は止む無く申請者に2万円のアメを与えることで国民に取得を慫慂しましたが、国民の社会生活に必要な役割が乏しいため取得希望者の出足が悪くて最近漸く折角健康保険証との一体化により普及率の向上を目指そうとしていた処ですが、使用に際し各地のコンビニで他人の住民票が出て来たりして驚かれる方が多くなり、守秘義務違反の此の怪しいカードは国民にそっぽを向かれて四面楚歌となり、慌てたデジタル庁の河野長官は急遽26年に新しいマイナンバーカードに移行することを発表致しましたが、幾ら新しいものを作っても結果は余り変わらずトラブルは防げないのではないでしょうか。どうしてかくなる事態を招いたのかその原因はマイナンバーカードを発注したデジタル庁にあり、受注者が多額のピンハネをして孫請けに委託し孫受けは更に曾孫請けに…と被疑者がよく分からず責任の所在が特定できない状態になっていたに違いありません。恐らくこれまでの所業からパソナとか電通とか多くの魑魅魍魎が我々の血と汗に滲んだ税金を我が物にするために国会議員やデジタル庁などに根回しをして入念に画策し手に入れたものではないかと私は考えて居ますが、此の経緯に関しお人好しの日本人は疑問を持たず誰もが垂れ流しの借金大国を平和な国だと信じて疑わないの誠に笑止と謂うべきではないでしょうか🤬。

 

先週の読めそうで読めない字      情に絆(ほだ)される

今週の読めそうで読めない字     (手弱女)

再び人口減少

 

6月を迎えて早くも真夏の佇まいです。CO2の恐怖は年々増して私達人類を絶滅に追い込んでいるように思えてなりませんがどうして誰も何も言わないの?近いうちに地球上の人間が絶滅してしまうのに…(;;)。6月といえば紫陽花です。地球温暖化の影響で他の花が何時もより早く咲くのに紫陽花だけはマイペースで咲いています^^。

 

「今年中にも人口150万人を割り込むということが想定されます」久元神戸市長は先月末記者会見し「今年4月末時点で神戸市の人口は去年より約7000人減少して150万3763人になりました。とまるで他人事(ひとごと)のように発言致しました❣。今年の3月だけで2800人も減少したそうです🤬。その訳は死者が出生を上回ったわけではなく、市民の意思による人口流出でした🤬。そして流出先の多くが隣市である明石市でした❢。殆どは神戸市の中でも明石に最も近い垂水、舞子、朝霧地域からの流出だったのです(;;)。そして質的に、流出人口の多くは子育てに力を注がれる若い世代でありました。更に驚くべきことには先週月曜日夜の7時半NHKにて過疎地域の象徴として私の住む垂水の町が取り上げられ過疎状態の住宅まで掲げられたのを見せられ情けないやら…恥ずかしいやら…(;;)。2番目の過疎地域が60年前に作られた埼玉県のさる大きな住宅団地でしたから此の報道は全国版だと察しました(;;)。空き家ばかり増えた結果が住宅用地減免の適用を受けて固定資産税が最大で6分の1まで少なくなって市の財政を圧迫していると報道され市役所の担当部署の様子や空き家だらけの垂水の風景まで公開されましたからこれって垂水がメチャ標的にされていると感じました。中央区から東側ばかりに目を向けて西部地域の地価低下を放置し、税収入まで減少させた下手人は神戸市の過疎地帯から目を逸らして居た神戸市長その人ではありませんか🤬!何が六大都市や!

 

何もしない無能な神戸市長に比べ、今春まで12年間明石市の市長を務め上げられ古い因習の塗れた地方自治の改革に打って出た明石二見出身の泉房穂氏は10歳から明石市長になる夢を抱き、東大在学中もNHK奉職後も弁護士に転じられた折も、ずっと郵送で一日遅れの神戸新聞を取り寄せ、明石の記事を隈なく読んで明石の現状に思いを馳せて居たと自叙伝に記して居られます。48歳にして念願の明石市長になられた後、18歳までの子どもの医療費や中学校の給食費など「5つの無料化」を政策として掲げ、たった独りで天敵である市議会を向こうに廻して大喧嘩して迄、子育て支援に力を注がれ、明石市の人口は2012年以降10年連続で増加し、明石市と神戸市の間の移動を調べると、2013年以降はずっと神戸市から明石市へ移住する人の方が遥かに多い状態が続いて居るのでした❣。つまり福祉行政の恩恵に預かるための神戸市から明石市へ住民の逃避だったのです(;;)。
この間神戸の久元市長は西部地域の窮状を「塩屋から西は昔の明石郡や!」と見限って見て放置したため、若い住民達の逃避は結果として此れ等地域の地価下落を招いて市民の財産価値を下落させ、固定資産税の評価額まで減少して租税収入が減少して、明石地域の地下上昇を助けたのでありました。泉市長の政策実行により直接的に一番ワリを食ったのは垂水舞子と垂水区側の朝霧地区の住民でありました(;;)。又、明石には通勤時の神戸三宮大阪に早く到着する新快速停車の幸運を手伝っていたことも大きくて、明石の住民増加の後押しをしたと考えます。プラットフォームのない線路を疾駆して走り去って行く新快速列車を眼の前に眺めて歯軋りする朝霧、舞子、垂水駅からの通勤客の無念が子育てで全国区となった明石市への転居を決断させたのではないでしょうか?神戸の久元市長は神戸市の西の端に住まいする一隅の市民の願いなどついぞ歯牙に掛けなかった結果が7000人の人口減少を齎すこととなったのですが、安逸を貪って小さな明石市の反撃を見逃していた久元市長の油断は決して許すことはできず全市民から強く咎められるべきではないかと私は考えました🤬。

 

原発の60年超運転を可能にするGX脱炭素推進法が先月末成立したことに対し、福島県は「我々は蚊帳の外に置かれた、安全性を一体誰が保証するのか?」と憤りの声を上げました。経産省は1月から3月の間全国10ケ所で説明会を開きましたが、ナント!被爆の被災地福島では一度も行わなかったのです。被災者を置き去りにして法案を可決したことに対し福島県民は皆「なんて卑怯な奴らだ!」と憤っていますが、政府も疚しいからこんな姑息な手段を弄するんだろうけどメチャメチャアンフェアやね🤬/。腹が立つなあ🤬/。財界の幇間となった岸田総理はダメやね。名前忘れたけど前の総理の方が良かった!!。

 

先週の読めそうで読めない字            梅桃(ゆすらうめ)

今週の読めそうで読めない字            情に(絆される)

令和万葉集

季節は早くも春から初夏へと移ろうとして居ます。今週ご紹介するのはジジバリです。プランターのは貧弱なので近くの道路脇で見掛けたジジバリを御覧ください。タンポポとの違いはお分かりでしょうか?少し全体に小ぶりで丸みがないところです。花が終わるとタンポポ同様白い胞子となってフワフワと何処かへ旅立ちます。雑草の見本のような花ですが何故か儚くて私の好きな花の一つです^^。

 

少子化に対する政府の対策や方針が漸く示され、遂に人口減少待ったなしの時代に突入しました。かくなる時代を迎えた原因は何だったのか考えました。
現在放送中の朝ドラ「らんまん」の主演神木隆之介君が演ずる槙野萬太郎のモデルであり、植物学の権威として世界の第一人者である牧野富太郎博士が全国を行脚して1500種類以上もの植物の発見や命名を行い、実に多忙な生涯を送られて、家業のため尋常小学校しか卒業して居ないのに東大講師にまでなられました。その反面メチャメチャマメな方で奥様には13人も子供を生ませたそうです^^。
昔は「貧乏人の子沢山」と笑われる位貧しい家庭程沢山子を生んで居ましたよね。大阪市長や知事を歴任した橋下徹氏が先日8人目の子が生まれたと発表しましたが、この少子化時代に偉いなあと感心します。
然し子供8人の誕生が今でこそ話題になリますが、戦前では当たり前であリ、私の幼少時はこんな家庭は掃いて捨てる程ありましたが半分以上の子供は当時の経済事情が極度に悪かったし、衛生状態も良くなくて赤ちゃんは疫痢(えきり)なんかで死んでしまい生き残るのは半分位でした(;;)。子供はお墓に入れて貰えず先祖の墓の傍らに小さい石を積んで目印にしてあり、私の父の実家でもお墓の傍らにソフトボール位の石が3つ置かれており、幼くして逝った父の兄弟だと中学生の頃墓参りで伯父から教えられました(;;)。
それ故、高度成長下で皆が豊かになったり、医学が進歩したりして赤ん坊が死ななくても良くなったら、今度は何故か赤ちゃんが生まれなくなったことは皮肉でしたね。7年前に私が腎移植をする際に数組の若い夫妻が泌尿器科を訪れて居るので移植って多いんやな?と思っていたら夫妻は人工授精のために来て居られたようでした(;;)。昔は育てるだけのお米が買えなくて捨て子をするほどたくさん生まれた子供が人工授精でないと授からないなんて科学が飛躍的に進歩した昨今何故だろうか?と不思議に思ったものです。

子供が生まれない原因は増えたCO2が一番大きな原因だと本に書かれてありましたが、これは間違いです。CO2は人口減の原因でなく、世界の人口増の結果です。科学的に議論されている問題は、環境ホルモン(食品などに含まれる人工ホルモンのこと)の方です。ただし、これも結論は出ていません。

結局、少子化の原因を科学に求めても無理で、やはり長岡藩の「米百俵」に尽きると言うことです。教育を改めなければ、日本に未来はありません。
幾ら若者に結婚を奨励しても、手当を出すと総理が言っても、政府も父兄ろくな教師を育成しません。学校内で起きた問題に父兄が口を出すものではありません。その代わり、第三者委員会であるはずの教育委員会が厳しい態度を取って最終的ないじめ問題の責任を明らかにして何らかの形で公表すべきです。
そういうことをしないから、プロフェッショナルな教師が生まれず、子供たちは満足する教育を得られず自信のなくしていくのです。子供たちは、自分を不良品だと思い込み、そのコピー(子供)をこの世に残したくないと思うのは当然です。生誕者1年間80万人割れは、教育を冒涜した政府や社会への神の怒りであり当然の報いであります💢。

ろくな教育を得られない中で、文化勲章までもらった牧野富太郎のような人は、稀なのです。

先週の日曜日女子プロゴルフバンテリィンレディースにて一昨年同時にプロ合格を果たした双子姉妹ゴルファーの姉が念願の初優勝を果たし、昨年優勝(2勝)した妹に追いつきましたが、妹に先を越されて1年間プレッシャーに押し潰されそうになりながらも優勝したお姉さんは偉かったね^^。一卵性であって我々には見分けが付きません。中学生の折クラスの違う姉妹が悪戯でこっそりと入れ替わって教室で授業を受けても先生はすぐには気付けなかったとか…(^^)。

 

先日新聞を読んでいたら面白い記事に遭遇しました^^。あの万葉集を令和の現代語に翻訳した「愛するより愛されたい」(佐々木良著)が爆発的に売れて止まらないそうです^^。コロナ給付金10万円で起業して初めて本を作った文学青年に対し出版取扱店がまるで相手にしてくれないので仕方なく初版500部をネットの通販サイトに出したらあっという間に売れ切れて各地の本屋さんから24時間電話が鳴りっ放しの有様が続いて重版を重ね今や9万部を売り尽くし2000万円も儲かって居るそうです^^。なんで今万葉集や!と思われるでしょうが、下記の翻訳を読まれたら皆様も虜(とりこ)にされるのではないでしょうか?

 

「さのかたは 実になりにしを今さらに 春雨降りて 花咲かめやも」  読み人知らず

令和万葉集訳  「うち 人妻やのに 付き合えるわけないやん ワンチャンないで!」

万葉集なので奈良の方言が用いられて居ます。 ワンチャン=ワンチャンス

 

先週の読めそうで読めない字       紙魚(しみ)・・・本の中に住んでいて紙を食べて居ます

 

今週の読めそうで読めない字       (夕星)

間違ったらゴメンと言いなさい

 

今週は山吹をご紹介しましょう。目まぐるしい春の気候変動を受けてうちの庭では色んな植物が咲いたり枯れたり散ったりと目紛るしい変化です。またまた自宅前のプランターでは見知らぬ植物が二つ、先月半ばに芽を出したと思ったら気温の上昇を受けて先週から早くも咲き始めました^^。一つは山吹でもう一つはジジバリです^^。私の子供の頃には誰もが山吹が咲き終わるのを待ち焦がれて居ました。何故なら花が終わったら山吹の茎に入っている柔らかい「白い髄」が熟すからです^^。熟した軽くてフワフワの「白い髄」を弾として細い竹の軸を銃身にしたヤマブキ鉄砲で遊ぶことが、昔遊び道具を何一つ持たなかった私達子供の数少ない遊びの一つとして皆が待ち望んで居たのでした^^。軽くて白い髄を弾にして節を切り落とした竹の両端に詰め込んで一方から棒で突いたら圧縮空気の勢いで先端から片方の白い髄が音を立てて飛び出していく山吹鉄砲は戦争中でもあって男の子の戦(いくさ)遊びの一つでしたポンと音が出るところが斬新でした^^。

 

一昨年11月、名門と言われる茨城教育大学附属小学校にて「重大事態」として認定された女児への同級生からのいじめに対し、学校が法律に定められた報告を文科省に行わず、被害者には「報告した」と虚偽の答弁をして居た事件が被害者から文科省への問い合わせで暴露し明るみに出ました。児童父兄からの問い合わせがどうして事務方を通り越して永岡桂子文部科学大臣の耳に入ったか分かりませんが大臣が「極めて遺憾である」と述べ事実関係の徹底究明をすると発言したため、慌てた茨城教育大学では急遽附属小学校の校長、副校長と同大教育学部長の三人が被害女子やその両親そして弁護士と面談し難解な謝罪文を読み上げる騒ぎとなりました。母親から「娘(5年生)に分かるように話してください。普通の言葉で(ごめんなさい)って言って頂ければ…」と求められたのに対し、文科大臣介入の事件でもあり、学校側の三人は10分以上もの協議の末、もう一回大臣に告げ口されては堪らないので仕方なく「ごめんなさい」と女児に謝ったそうです💢。こんなプライドを鼻の先にぶら下げた輩にも困ったものですね💢。
いじめ事件で何時も思うのですが、学校は未成年だからとか変な屁理屈を付けてどうしていじめた張本人たちの実名を曝して懲戒をしないんだろうね?不思議ですね?いじめる連中は同和なんや!…とでも思っているのかな?そんなことありませんよ。ワルは意のままになる子分を従えたお金持ちの子弟が殆どなのを昔の経験から私はよく知っています。「先生」はと言うとワルの親達から盆暮れに手厚い付け届けがあるので見て見ぬ振りして居るのでしょう💢。私の中学時代のワルの父親は当時のPTAの会長でした💢。良い意味でも悪い意味でも強者に加担して弱者を見ない振りをする先生を見て子供達は人生での将来の縮図を見せつけられ結構鍛えられます。

 

先週木曜日早朝のラジオTVから鳴り響いた此れまで聴いたこともないJアラートには我々日本人誰もが驚きましたが「ミサイルが飛んでくるから地下へ潜れ」と寝耳の水の指示をされた標的の道南周辺の住民のパニックは如何ばかりだったでしょうか💢。せめて「飛んでくる可能性がある位の表現ができなかったものか!操作もよくわからない機器のボタンを安易に押したことは我が国防衛システムの危機管理の脆弱さが暴露されました💢。20分後に誤報を告げられましたが、マニュアル通りに押しただけだとか…、速報性重視だとか…彼等は御詫びもせず懸命に弁解しています。💢でも実際にはそのミサイルは我が国の経済的排他水域にすら落下せず、それより西側である中国寄りの海に落下したと思えますからJアラートを発するなら中国側ではなかったでしょうか?Jアラートのマニュアルが間違っていたか弾道の計測ミスに違いなく人騒がせにJアラートのボタンを押したことは明らかに誤りであって、北海道南部では問答無用の避難を告げられ身体障害要介助等のお年寄達を背中に背負って死ぬ思いで避難先を模索し途方に呉れられた家族の方が多数居られたと思います💢。なのに防衛省から国民への一言の御詫びすらなかったことは腹立たしい限りでした💢。普通の国なら国の長(おさ)として先ず総理がゴメンm(_ _)mと言うべきでしょうが!礼儀と言うより常識じゃないの?きっと北朝鮮はJアラートのボタンを狼狽えて押した日本を速報で聞いて腹を抱えて嗤って居たことでしょう(;;)。腹立つなあ! Jアラートってアメリカからメチャ高いお金で押し付けられただけで使い方がよく分かって居ないんじゃないの?お金返せ!って返品したら?

 

大阪万博」まで後2年なのに此の処の円安を起因とする資材高騰で工事入札は絶不調!万博にもう昔あのときの熱気はなく、誰もが興味を失なって居ますから税金の無駄遣いになるは必定でしょう。もう止めたら?ついでに夢島のカジノも…💢。

 

先週の読めそうで読めない字          彼の健康を希う(こいねがう)

今週の読めそうで読めない字         (紙魚

 

日本沈没Ⅱ

桜花爛漫だと言うのにに私は先月初旬よりの花粉症発症により,戸外に出ることが躊躇われる毎日でしたが、近くの児童館の公園桜が老木のため伐採される張り紙が昨年張られたのに何故か一本生き残って居ると聞いたので外出時に窺いたら綺麗に咲き乱れて居り、小生本年初のお花見を楽しみました^^

 

昭和39年にSF作家小松左京が9年掛かりで書き下ろした力作と同じ題を冠した「日本沈没」という拙文を昨秋お送りしました。今週はその続編となります。

我々日本人にとってメチャ悲しいことですが、我が国で昨年生まれた赤ん坊の数が80万人弱と戦後此れまでで出生数が最も少なくなったと言うことでありました(@_@;)。よくよく考えてみれば此れは私達日本人の種存続の見地から余りにも衝撃的です。この儘推移すれば平均寿命を80歳、全員が生きて80歳を迎えると仮定しても近い将来我が国の人口は6400万人となり我等の国土を護ってゆくには程遠く、人口が現在の半分にも及ばないことになるのは必然ですが愚かな総理は自分が居なくなってからのことだから…と、重大な人口問題に対し小手先の政策でお茶を濁しての一件落着を目指していますから誠に情けない限りであり、私は彼に激しい憤りを憶えて居ます(;;)。

我が国の人口の推移については第二次世界大戦による戦地から多くの帰還兵を奇貨とする昭和22-24年生まれの出生児がそれぞれ270万人と極めて多く、その後下降線を辿りながら諸物価が高騰したオイルショックの昭和48年を真ん中とする前後三年間には終戦後帰還兵によって齎された子供たちが成人し結婚出産適齢期を迎えたため再び209万人を出生しましたが、その後は下降の一途であり徐々にマイナス傾向へと向かいました(;;)。この儘にて推移すれば何れ日本人は居なくなるか、さもなくば混血ばかりとなることは明白です。年次出生数の推移を調べてみると、第二次世界大戦により繰り延べられた結婚・出産による昭和22~24 年の「第1次ベビーブーム」期の出生者は昭和24年まで年270万人出生と、又その時期に生まれた女性が出産適齢期を迎えたことによる 46~49年の「第2次ベビーブーム」期(48年209万人出生)の2つの山が見られた後は上記グラフの如くずっと減少傾向にあり、グラフにない平成28年以降はピーク時の40%である年100万人を下回って推移することとなりましたからメチャメチャ恐ろしいことです(;;)。又合計出生率は「第一次ベビーブーム」期でこそ4(一夫婦で4人生む)を超えて居ましたがその後急激に低下し、昭和30年頃からは2前後で推移して(誰もが忌み嫌う「ひのえうま」の41年を除く)居ました。一時期第二次ベビーブーム期(戦後に大量に生まれた子供たちが適齢期を迎えて出産)の昭和46年~48年には2.09と焦眉を開いたのも束の間、49年に2.05と人口置換水準(注)同年2.11を下回り、平成17年 には1.26と過去最低!を記録してしまいました(@_@;)。然し流石に危機感を憶えた政府の遅蒔きながらの勧奨もあって1

以後出生数は毎年衰退して居ますが世界各国について調べた調査で、日本は146ケ国中116位の体たらくあって、此れではまるで貧困国ではありませんか!(;;)。今年は去年の120位よりは僅かに順位を上げたものの、識者からは政府が政治や経済の分野を優先し将来の日本を揺るがすこととなる人口問題が依然として蔑(ないがし)ろにしていると厳しく指弾されて居ます(;;)。
「児孫を残す」この言葉は我々が生まれ持った本能の筈でありましたが、LGBQT時代とかの到来によりこの言葉も影が薄くて力を失って参りました。男女同権の美名のもとに今では男女の区別すら判然としない者が多くなったことは「男女七歳にして席を同じうせず」と教えられ、男女がお互いに距離を於いて憧憬を抱きあいながら教育を受けた戦前派である私達年寄りには余りにも衝撃が大きく、斯くも後世を憂える事態が到来するとは誠に不覚と言うべきでありました💢。LGBTQを認めるとか認めないとかの議論は人間の本能に抗う異端者の群れの認否であるため、下記に記した人口置換水準である(2.11)を上回らない限り政府は種の保存を厳守すべく断固として此等を排除しなければなりません。国は結婚を義務化し、結婚しない若者や子供を作らない夫婦に重税を、金がなければ懲役を課すなどの決断をすべき危機的な時期がとっくに到来しているのではないかと考えます。種の保存から考察するに夫婦は子供を健康な子供を二人生んでこそ一人前であり、子供を産まないとか独身など論外であって、生きとし生きるものの本能は先ず児孫を残すことではないでしょうか?

 

注. ここで「人口置換水準」を説明させていただきます。子世代の人口が自分を産んだ親の年齢にまで成長したとき、その親世代の人口と同じ規模になるという人口再生産の状況を達成するのに必要な出生率の水準であり、少子化を解消するために必要な出生率の最低水準です。 ここでいう出生率とは合計特殊出生率のことで、一人の女性が一生に産む子どもの数ですので、今の日本では女性一人当たり一生に2・07人の子ども(生後病死等の減少等を含む)を産む状況が継続されれば、少子化が解消されるということになります。然し2015年の日本の合計特殊出生率は僅か1.45でしかありませんでした(;;)

 

今週の読めそうで読めない字        彼の健康を(希う)

先週の読めそうで読めない字       権力に抗(あらが)う

国会討論

確定申告も漸く乗り切って、それまで放置されて居た仕事も懸命に片付けを終えて所員全員ホッとしている早春のひとときです。3月は土壌が冷え切って1年で一番冷たい時期ですが庭の草木は全員春の到来を待ち焦がれて居ます。あちこちから桜の便りがチラホラと聞かれるようになり春はもうそこまで来ました^^。うちの庭では一株だけですが桜草がメチャ綺麗な花を付けています^^。

 

先週の昼下がり、仕事も一段落したことだし…と、ラジオの国会中継を聞いて居たら面白い質疑が飛び交いました^^。前の日に立憲民主党の質問に対し、高市早苗氏が無礼な回答をしての退席時に、我が兵庫県選出前文部大臣の末松信介国会予算委員長が呼び止め、諭すようにこう伝えました。

高市大臣少しお待ちください。今大臣から答弁を頂きました。(立憲の)石橋筆頭理事がこっちに来られて、種々意見を述べて居られます。信用できないなら質問なさらないで下さい」という表現は全く適切でないと思います。閣僚が国会議員の質問する権利について揶揄(やゆ)したり、或いは否定したりするというのは大きな間違いだと思います。私ども議会人が質問するにあたっては、質問をする側も政府側にて答弁する側も、基本的には敬愛の精神が必要だと思っております。私が野党時代に野田総理に質問したとき、本会議も予算委員会に於いて、厳しい言葉で攻撃的に放っても、根底には『敬愛の精神』を持っている、という自覚がありました。行政監視委員長時代に細川(律夫)厚労大臣や仙谷(由人官房)長官にも注意したとき、きちっと従って頂いたことを覚えております。そういう意味で、私は『信用できないなら、質問なさらないで下さい』と謂う表現については、全く不適切な表現であり、ある意味『敬愛の精神』を忘れた言葉だと感じ、この部分だけはぜひ訂正して頂きたいと思います。これは私の信念であってそれだけ強く述べさせて頂きます。どうぞご退席頂いて結構です。

委員会室に拍手が起きるなかを高市氏は頭を下げ、しおしおと退席致しました。そして午後、再開した質疑で立憲の小西洋之参院議員から「謝罪や撤回の考えはないのか?」と問われた高市氏はこう答弁しました、「敬愛の精神が必要という末松委員長からのご注意を重く受け止め、私が信用できない答弁が信用できないんだったら、もう質問をなさらないでください、という答弁についてのみは撤回をさせて頂きます」。高市氏は「質問権を否定する発言」と問題視された答弁に限ってしぶしぶ撤回しました^^。

然し予算委員会の長が謂わば格上の閣僚に対してこのように大胆な注意をするのは異例のことであり末松委員長の発言に対し批判する声が各所から上がりました。ジャーナリストの門田隆将氏は同日、自身のTwitterに「はぁ?あの微塵も“敬愛”がない野党の暴言には一言もなし、付け上がる立憲、完全にモラル崩壊の国会、まずこの無能委員長の更迭を…」と舌鋒酷しく糾しました。お笑いタレントのほんこんも自身のTwitterに《注意?いる》と書き込みましだ。タレントのフィフィも同じく、自身のTwitterに「敬愛の精神を忘れてるだっけ?…(万死に値する)には、なんのお咎めもないのかな?」と書き込みました。小西議員は自身のTwitterに《高市氏は万死に値する》と書き込んでいました。SNSではほかにも末松委員長の発言を批判する声も数多く上がりました。「小西や杉尾の発言ぶりをみると敬愛の念など微塵もない。相手を貶めようとしているしかない。委員長は小西や杉尾にも同じことを言えよ!何が敬愛か!鳩山由紀夫みたいなこと言うな!」
一方では末松委員長の発言に賛同する声も多く上がりました^^。「同じ与党自民党でありながら庇うこともなくきちんと糾す末松委員長は立派です!」議会人はかくあるべし。中には「質問する側も」と言ってるのがポイントです、と委員長の発言は野党に対しても向けられていると解釈する声もあります。「公開説教」で思わぬ注目を集めた末松参院予算委員長には男を上げる絶好の機会であって、声が太くてとても良いし、兵庫県人此処にありの気概を示して頂いたと私は溜飲が下げる思いを抱いた昼下がりの一刻(ひととき)でありました^0^/。

 

一昨日の午後、名古屋市内の駐車場で2歳の双子が連続して転落したのが見つかりその後死亡しました。警察によると2人は横のマンション7階一室からの転落でありました(;;)。 その部屋には当時両親が居ましたが「目を離した隙に子どもが居なくなった」と母親が説明して居ます(;;)。両親が同じ部屋に居ながら赤ん坊が二人も窓から墜ちるのに気付かなかったとは💢…。 部屋の窓は80センチほどの高さで、捜査関係者によると窓際に踏み台になる物が置かれて居たそうです。用事をして居たと言ったお母さんですが、同じ部屋に居て窓に乗り出す子供達に全く気付かなかったのはどうして?、此れって両親二人が余り人に言いたくないことをして居たんじゃないのかなあ?と思ってしまいますが、或いは過失致死罪でも良いんじゃないの?💢。

 

今週の読めそうで読めない字          (微温湯)

先週の読めそうで読めない字          昔日(せきじつ)の感に打たれる

きょうだい

二酸化炭素の影響だと思いますが、近年地球温暖化のせいで冬が少し宛小さくなって来ましたね。此れまでは確定申告が終わった後必ず寒さがぶり返したものですが、最近はそんなこともなく暖かいポカポカ日和に驚かされます(@_@;)。地球温暖化のせいに違いありませんがこの儘迎える夏の暑さを想像すると冷房使用によるCO2の増大と値上げされた電気代の高騰がメチャ恐ろしい(;;)。
春分の日を明後日に控えて春うらら…、一年で誰もが待ち望んだ時候が到来しようとしています。お彼岸を前にして庭では早くも「ゆきやなぎ」が綻んで参りました^^。

 

「きょうだい児」ってご存知ですか?家族に生まれつき身体等に障害がある兄弟姉妹を持つ人のことだそうです。此の中には成人も含まれるため態(わざ)と「児」を省いて「きょうだい」とも呼ばれます。我が国では未だ儒教の精神が根強く身内の介助は家族が無償で行うのが道義的な概念であり、親が死ねば介護は兄弟に委ねられるのが常です。誰も口を閉ざして居ますが、世の中には「きょうだい」は結構多く、漸く近年その姿に日が当たり始めました。「きょうだい」が世に増加してきたのは、戦後になり我々国民の生活が安定期に入ってからでした。
しかし、日本が経済的に繁栄していた時代は終わりを告げました。両親の死後もずっと「ヤングケアラー」や「きょうだい」は結婚も叶わず、孤独と戦って兄弟姉妹の面倒を見続けなければなりません。
私の子供の頃、身体に不具合がある子が生まれた場合、暗黙の了解で産婆さんが濡らした紙を赤ん坊の口と鼻にそっと当てて呼吸を止めると、私は母方の叔母から聞かされました。身体の不自由な児の誕生は、昔の貧困家庭にとって子宝でも何でもなく一家を破滅させるものだったからです(;;)。
現在では、ケアラーの支援団体が各所に立ち上げられSNSを用いた相談や交流の支援が広まって居ますが、ケアラーの根本的な救いに程遠いものです。如何に人命が尊いとは言え、昔の取り上げ婆さんが採った行動は、貧しい家族が生きていくために選択肢として許される手段だったのではないでしょうか。人道上は可成り難しい問題ですね。

 

57年前静岡市で一家四人が殺害された事件の犯人として囚えられ死刑が確定し、その後48年後の再審決定により釈放された87歳袴田巌さんの再審差し戻し審にて東京高裁は検察側の即時抗告を棄却し地裁に続き再審開始を認める決定を出しました。証拠まで捏造して袴田さんを犯人に仕立てた検察側は急ぎ最高裁の特別抗告する方針だとか…💢、今更の悪足掻きをして居ますが、此れまでの経緯を見ると再審決定は検察が証拠を捏造し、裁判官を誤誘導したことが判明しました。死刑判決を決定的にした5年も前の物証が実は直前になって作られたものであることを変色して居なかった血液の色から発覚したものであり、検察側が袴田さんを貶めるために卑劣な手段を用いたことが高裁の印象を大いに悪くしたのでした。「雉も鳴かずば撃たれまい」の格言を絵に画いたような事件でした💢。袴田さんの再審請求は当然認められるに違いありませんが、失われた48年は永遠(とわ)に帰らず袴田さんの心は虚ろだと思います(;;)。弟の無実を信じてずっと頑張った久子お姉さんは偉かった。90歳になっても一回り若く見えるのは弟さんを信じての必死の活動の賜物だったね^^。

 

DVの加害者側弁護士が千葉県松戸市に証明書の交付を申請したら市担当者はDV被害者の現住所を削除しないまま加害者側に交付していました。それも警告表示の記載を見落したケアレスミスでした(;;)。被害者側の弁護士から指摘があって交付ミスが発覚し被害者に謝罪し慰謝料40万円を支払ったそうです。このお金は公金ではなく誤って交付した市職員に負担させるべきでしたね💢。そうでなければ何時も微温湯に浸かった職員の緊張感ある仕事は望めないと私は考えます。職員が操作する端末機には、交付できないことを知らせる警告表示が出たのに、「弁護士の申請だから通常通り交付するとの思い込んだ」とはお粗末でした。

 

「子供予算倍増」を掲げた岸田総理が急遽「育休中給与を手取り10割に引き上げ」と豹変し、事務方は右往左往です(;;)。総理の場当たり的気紛れな政策にはもう誰も飽き飽きしましたね💢。放送法を巡る行政文書の存在が確認されて、あれば辞めるときっぱり断言した高市大臣が窮地に追い込まれています。総理を初め誰も助けないのは自業自得でしょう(^0^)/。彼女の総理への野望は愚かにも自らの傲慢が故に潰えました(;;)。

 

自転車のヘルメット着用が漸く法制化されましたが、スマホ歩きとスマホ使用の自転車を禁止できないの?

 

今週の読めそうで読めない字          (微温湯)

先週の読めそうで読めない字    昔日(せきじつ)の感に打た                                                                              れる

女性活躍の企業

何時もなら3月は土壌が冷え切って一番冷たい時期です。庭の草木は全員春の到来を待ち焦がれて居ますが、何処かから飛んできて芽を出した「カラスノエンドウ」が早くも花をつけて春一番を告げています^^。豆笛が吹ける位大きな豆を付けるかしら?

 

毎年恒例ではありますが正月来の長丁場であった確定申告の戦場にて、私は悔しいけどもうあまり戦力にならなくなりましたが顧客情報のみを提供して皆が私の分も併せ一致団結し、今年も漸く無事凌げることとなり安堵して居ます。細(ささ)やかではありますが15日には所員達に川向うの食堂から何時も美味しい出前定食を昼食に供するのが例年の慣らわしです^0^/。

 

早いもので税務署から送られてきた申告用紙による提出から電子申告になってもう15年位が経過したと思います(@_@;)。それまでは3月15日には医療費の領収書を一杯添付した医療費控除の明細書から各種控除証明書を貼り付け結構重い申告書の束を抱えて芦屋税務署から加古川税務署まで8つもの税務署へ提出に行き、受付印を貰って帰って居たことなど思い出すと昔日の感に打たれます。ある年には申告書の作成が遅れて申告期限である15日夜中の12時前に須磨税務署の宿直を叩き起こして期限内申告に繋げたこともありました。たった一日でも申告提出が遅れると無申告となり、青色申告取り消しの上、無申告加算税(払うべき税額に対して10%)を追徴される仕組みがメチャ恐ろしかったです(;;)。

確定申告終期である先週には国税庁は恒例の如く脱税事案をネットに曝し納税者の適正申告を慫慂しました。福岡県の40歳代の会社員男性が副業とするネット販売で2020年までの7年間(時効期間)で得た利益について全く申告せず所得の 隠蔽 を謀って居たとして福岡国税局から昨年重加算税を含め約2100万円を追徴課税された事案の発表でした。男性は米国など海外から掃除機やドローン、アウトドア商品などをネットで仕入れており、大半は新品でショッピングサイトやオークションサイト、フリマサイトで売却して居り、年間約500万~約1000万円の利益を得ましたが全く申告して居なかったとか…(;;)。
この時期になると脱税の公表は例年の慣わしです。悪質無申告者への課税処分を公表し世の脱税者たちへの警告ですが、50年昔と違って納税意識が高くなった昨今では脱税した者は、悪質な場合刑事告発され更に世間からも厳しく糾弾されます。税金を誤魔化して「あいつは偉い奴や!」と称賛されたのは、国民の誰もが酷税に泣いていた60年前のことであり、今では誰にも払える位税金も安くなって居ますから脱税した人は世間からスポイルされます💢。福岡国税局の発表はネットでの取引であっても絶対に逃さぬという国税庁の気概の現れだと思いました💢。
脱税を刑事告発された場合、過去7年間に亘って税金とほぼ同額の罰金が課せられ更に重加算税35%と延滞税に加えて事業税と住民税が後日追い打ちを掛けてきますから誤魔化した所得はほぼ全部吐き出しになり弁護士の費用だけ持ち出しになります(;;)。脱税は先ず報いられぬものだと巷に知らしめて居るのでしょう。

先週の毎日新聞に厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」に、女子の方が男子より賃金が高い企業として「阪神タクシー」があると掲載されました^^。はて?「阪神タクシー」って、どんな会社かしら?とネットを窺えば本社は西宮市鳴尾にあり昭和8年創業の資本金1億円、従業員450人タクシー231台の老舗で、しかもあの阪急阪神東宝グループの子会社でした^^。保有台数からしてタクシーは通常昼夜二人勤務ですから従業員の殆どが運転手だと知れますが、女性事務員の賃金が高い筈もなく、高いのは運転手としての乗務員であって昼間用に女性ドライバーを多く抱えて居られ、しかも男子より売上が多いのだと推察しました。
此れって凄いですね。きっと上品な女性ドライバーを高待遇で抱えハイヤー紛いの指名などにより西宮芦屋周辺に数多い高級住宅地域の固定客をガッチリ掴んで居るんだろうと私は推察しました^^。一種取得から3年を経た後受験できる第二種免許は女性には少ししんどいと思いますが、男にできて女にできぬ訳もなく最近ではタクシー会社が二種免許取得を積極的にサポートして呉れますから、女性ドライバーがその儘その会社に定着するのは人情だと思います。
女性の運転手には何より女性客がホッとするでしょうし、きっとリピーターとなってくれることでしょう^^。タクシー運転手の高齢化が顕著な昨今ですが、会社も女性運転手を雛の段階で重点採用したことに大満足して居ることでしょう。60年前なら車庫入れ時の据え切りが重く女性には大変だったハンドル捌きも今では全てパワステになってるもんね…^^。

 

今週の読めそうで読めない字          (昔日)の感に打たれる

先週の読めそうで読めない字          神事の後の直会(なおらい)

 

87歳の呟き

確定申告期限まであと十日となりました。全員頑張ったお陰様でどうやら無事期限内完了の目処が立ちヤレヤレです。事務所の前の坂の上にある大きなお家の庭の紅梅が満開です^^。部屋の盆栽を露地に下ろしたうちの梅とはまるで違って結構樹齢が長い木なのでご覧のように花も沢山付けています^^。

 

先々月に麻生自民党副総裁が「少子化の一番大きな理由は出産するときの女性の年齢が高齢化しているからだ」と発言し、女性の初婚年齢が「今は30歳で普通だ」とし、複数の子どもを出産するには体力的な問題があるかもしれないなどと話し物議を醸しました。
一方で明石市の泉市長は「晩婚化が無関係とは思わないが、最大の原因とも思わない」と反論した上で「国民に責任を転嫁せず、政治家の責任(子育て支援策の充実化など)を果たすことを切に願う」と意見を綴りました。泉市長のツイートに、コメント欄は「私も切に願っています」「晩婚化の要因の一つは間違いなく賃金」「若いうちは給料も安く、さらに増税&物価高でとても結婚して子育てという感じではなく、教育費も上がる一方お金がないなら子どもを産むな!という風潮だから晩婚化した根本的な原因から目を背けているように思います」「子育て支援以前の給与が安すぎる」様々な此等の意見を読んで私は思いました。皆さんの仰ることは全部ご尤もです❣でも皆さんよく考えて下さい、今の75歳以下の若い?方は少し贅沢で自分勝手ではありませんか?第二次世界大戦が終わるまでは誰もが親や周囲の意思に従って顔を見たこともない相手と結婚し、姑にいびられようとも子供を生んで貧しくても懸命に育てて居ました。私の母は結婚式で初めて父の顔を見たと言いましたから結婚は親の意思であり子は親に従っただけだったのです。どんな辛いことがあっても姑にイビられようとも離婚など毛頭考えもしない時代であり、よしや実家に逃げ帰っても戸を閉ざして入れて貰えないのが世間の仕来りでありました。生活面では私の年少時を思うとあの頃は誰もが今よりメチャクチャ貧しかったのです。私が朝から晩まで考えていることは減っているお腹の解消法ばかり…。何時も一口に20回以上噛まないと咀嚼できない麦80%に五分搗きのご飯を少ししか与えられないため、食後もずっと空腹で身体はガリガリでした。だからその辺に咲いているタンポポやスカンポなども探してはこっそり食べて居ました(;;)。母親は戦前一家四人の食事のおかずを週に50銭で遣り繰りするよう父に命じられていたそうです(;;)。それでも私がよく見る一番幸せな夢は一家四人(父母と姉と私)が丸いちゃぶ台を囲んでご飯を食べる場面でした。零した飯粒を食べないと盲になると父に殴られるので周辺は隈なく這って探しました、そうそう、よく母に一升瓶に玄米を少し入れて棒で突かされました、一時間も突くと白米は無理ですが五分搗きの米になるからです。玄米より早く炊けて焚き物の節約にもなるのでした^^。暖房具のない当時の冬は今より遥かに寒く靴下などない時代だったし、子供は今よりずっと寒い真冬でも半ズボンで裸足の膝や足指が草鞋に擦れて霜焼けで皮が剥がれて赤剥けになり、何に触れても痛くて大泣きしたけどそれでも滅げずに生きることに懸命の毎日でした。そんな悲しい筈の昔が思い出されて何故か懐かしいのはどうしたことでしょうか?女性の結婚も「25歳までに行かないと貰い手がなくなる」と近所の人から後ろ指を挿されるので未婚女性は仕方なく皆20歳ちょっとでお嫁に行きました。相手の顔など見ないうちに親が決めた相手に何も言わずに嫁ぎました。嫁ぎ遅れによる所謂「行かず後家」と近所から噂される世間体の恐怖がそうさせたのです。そして周囲から浴びせられる「出戻り」の陰口が嫌で姑小姑にイビられながらも結婚生活に耐え次第に少し宛家庭内に自分の地位を得て行ったのでした。それは今の若人の婚姻への道程と比べて余りにも大きな隔たりがありますが、食べてゆくことを何より優先されたあの当時はそれが当たり前で見知らぬ相手と娶(めあわ)されて相手が気に入らなくても実家には居場所がない身の上から誰も離婚など毛頭考えず不平不満をじっと我慢し生活して居たのはどうしてだろう?と考えると、きっと現在の日本人が贅沢すぎるせいだと思いました。バブル崩壊前後から熱烈に恋愛して結婚、3日で離婚するカップルを多く見てきましたが、覚悟が足りないのか或いは自分本意の生活をしていたために相手への思い遣りや協調性や人間として相手への包容力に欠けているのだと思いました。一緒に暮らして見て価値感が違うなど気付くのはそれまでお互いが相手の外面しか見て居なかったからであり自業自得ではないでしょうか。

 

閑話休題、私の子供時代を回想すると戦前戦中戦後あの当時はずっと生きるために食べるのではなく食べるために生きており人生は唯々忍耐の一字でした。お腹が空かない生活が一番の願いだった私達の幼い頃でしたが、今思えば本当に小さな望みだったと思います、でも素朴でとても純粋でした。そしてそれはそれで現在87歳の私が抱く本当に懐かしい想い出なのです。暖衣飽食となった昨今もう一度あの頃に帰りたいなあ!ともうひとりの自分が囁きかけますが、どうしてなんだろうな?

おしまいには痛快な写真をお楽しみ下さい。22年前講道館で小学校4年生の少女に投げ飛ばされたプーチンです。彼女は現在東日本の女子柔道部コーチを務めています。ゼレンスキーさんに見せれば少しはストレス解消になるのでは…^^。

 

今週の読めそうで読めない字          神事の後の(直会)

先週の読めそうで読めない字          就中(なかんづく)