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天敵は大切にしよう


神戸でも東部は六甲山の関係で偶に夕立が降っていたようだが、西部地区のこの辺はお盆前に僅かに降っただけで先月から一月以上まるで雨がない、炎天が続くので高温でもあり庭の池の水もどんどん蒸発して毎日バケツ一杯の水を補給しないとならず、水道水では塩素が入って居るため前夜から汲み水をして日中炎天下に晒しカルキを抜いてから夕方池に放流する作業が欠かせない(;;)。水道料金の計算書を見ると今月は前年同月より5㎥も多く使っていた、基本料金以下なので実害はないが撒水の労力は大変だ。

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お馴染みのEさんが先日「青春18切符(鈍行で何処まで行っても一日2300円」で安芸の宮島を訪れられた際の写真です。大鳥居の背景にある聳える森林と紺碧の海が「夏だ!」と叫んでいるのが聞こえそうだな^^。琵琶湖西岸より60mに経つ大鳥居とどちらが大きいんだろうな?
オリンピックが閉幕して約2週間になる、日本の獲得したメダル数が38と史上最多であったそうだが金メダルは僅かに7個だった:-)。先日将棋の先崎学八段が「オリンピックは銀メダルや銅メダルがあるからいいな」と毎日新聞にコメントされていた。将棋や囲碁など勝負の世界では準優勝など何の値打ちもなく、優勝あるのみで一回戦で負けるのも決勝で負けるのも同じことであって決勝で破れる方の精神的ショックが大きいと書かれていた。先崎八段は自身20年前に某棋戦で優勝したことがあり、今でもその話をファンの方から良くされるそうだが同じ棋戦で10年前に準優勝したことは誰も話題にしてくれないそうだ(;;)。そりゃ、そうだろう、オリンピックはお祭りであり、銀メダル銅メダルは敗者への労りの贈り物であって内実喜ぶべきものではない。女子サッカー「なでしこ」の彼女達も間違いなく敗者であり、銀メダルなど決して喜んで貰ったのではなくメディアやサポーターの手前、已むなく作られた笑顔であったに違いないと思う。オープンバスの乗っての銀座パレード本当は慟哭張り裂ける思いを胸の内に無理矢理隠しての笑顔は辛かったろうな。日本人は人種的に身体能力に措いて白人や黒人に比して可成り劣位にあるから、其れを考慮すれば女子サッカーの銀メダルは立派だと思うが、体重別のハンディキャップがないのが不運だったな。
私ごとだが50年前神戸新聞社の主催で行われた兵庫県囲碁名人戦で二年連続神戸地区の名人になった勢いで私は県名人戦の決勝戦まで一気に勝ち上がったが最後の寄せを誤り僅差で敗れ、名人位を獲得することができず悔しかった(;;)。然し私はその悔しさを試験勉強にぶつけることができ、翌年税理士試験4科目に合格(関西地区1位)して目出度く税理士になれたから、ひょっとして県名人になって居たら、全国大会などを目指して更に棋力の向上に努力を尽くして居ただろうし、税理士試験の方はポシャっていた可能性が大であり、優勝しなかったことが私の幸運を招いたから人生なんて何が仕合わせするか分からない。「なでしこ」の皆さんも此から人生行路を歩んで行くために敗者が得たものは勝者より遙かに大きいものがあることを知るだろう。
先日宗教家のひろさちやさんが新聞に書いて居られた。この方が仏教者であるかどうかについて世間では兎角の風評があるが、ともあれこの方の話は聞いていて楽しい。楽しいところがまやかしだと言う人もあるが受け止め方は人それぞれでいいんじゃないのかな?ひろさちやさんの書かれたことは現在我が国の鰻は殆どがカナダから稚魚を空輸しているそうだが、輸送に半日以上掛かるため神経の繊細な鰻は環境の変化に耐えられず90%がストレスで死んでしまうそうだ。そんなに死んだら元も子もないから、試行錯誤の結果考えられたのが生き物の本能を利用した手段であって、天敵のナマズを鰻の稚魚の中に入れて共に輸送すると謂うハチャメチャな方法だったのだ(゚ロ゚)。一緒に輸送すると間違いなく稚魚の2割はナマズに食べられてしまうが後の8割は何故かピンピンしているそうだ^^。どうしてなら住環境の変化でしょぼくれてなど居られず、何より黄昏れているより先ず天敵から逃れることに必死となり、逃げ回っているうちに環境の変化に慣れしょぼくれて居たことまで忘れ元気になるのだそうだ^^。先週洪水に遭遇した川の魚達について触れたが、彼等も此の鰻の稚魚と同じことが言えるのではないのかな。
ひろさちやさんは若い人の味方で日本の若いお嫁さんもお姑さんをいびらない方が良いと言って居られる^^。藪から棒に話が突然明後日へ飛んで行くようだがスト-リーの本質は鰻の場合と少しも変わらない。何故なら姑はいびられればいびられる程嫁に反抗して生き甲斐を感じ何時までも不貞不貞しくピンピン長生きするが、逆に至れり尽くせりで大事にされると姑は戸惑ってすることがないため、ナマズと同居させずに空輸される鰻のように退屈でストレスが溜まり嫁への欲求不満から黄昏れてコロッと逝って呉れるんだとか…^^、昔嫁のときは長幼の序が厳しい時代であったから姑に甲斐甲斐しく尽くし、自らが姑になった今では時代が変わり、息子を尻に敷く嫁にいびられるなんて熟年世代の女性にはまるで割が合わぬ話のようだが、昔嫁に尽くされて姑が早くに他界し、自らが姑になってからは嫁にいびられて元気になり長生きできるのでは嫁の意図とは反するが先ず嫁に感謝せねばなるまいな、ま、長生きして仕合わせかどうかは又別の話だが…(;;)。
県会議員の和田有一朗が尖閣に上陸した10人に入って居たと先週月曜日歯医者さんの待合室で読んだ神戸新聞にデカデカと書かれていた。第一面3段抜きは県会議員としての宣伝効果は抜群であり、彼も船から飛び込んで泳いだ甲斐があったろうな、此で次の選挙は先ず安泰だろう^^。世間では余り知られて居ないが彼は垂水から出馬して居り、ついこの間もお盆にうちの前を「和田有一朗です、ご挨拶に参りました」とマイクの声が聞こえたから忙しい人や。この人何の仕事をしていたのか知らないが近くの霞ヶ丘の人らしい、10数年位前早朝垂水駅信号の角で「和田有一朗」の襷(たすき)掛けで通勤の人達に懸命に頭を下げていたから何れ選挙に出る人だなとは思っていたが、次の市議選挙に出てナント!1万票(4千票で当選できる)も取ってダントツのトップ当選に魂消たものだ。沢山の人が名前だけ覚えていたものだろう。人間何事も普段の種蒔きが大切だと痛感した。その後県議の補欠選挙で格上げされて現在に至って居るが、尖閣上陸とは彼も男を上げたなあ、未だ50歳前だから次は国会議員を狙っているのではなかろうか。顔が少し「卑」だが此は親のせいだから仕方ないにして拉致問題に熱心な右翼だし、垂水からの代議士なら此は応援せねばなるまいな。頑張れ、和田有一朗!
夏の高校野球も大阪桐蔭の春夏連覇で終わりを告げもうすぐ秋がやって来る。処で桐光学園の松井浩樹投手4試合で68個の三振奪取数は凄かったな^^。此の記録は今後先ず破られることがないと思われるが其れよりもっと凄いのは、彼が投げたボールに対し誰一人三塁方面へ打てなかったことだ!つまり桐光学園のサード中野速人は4試合共に守備機会が全くなく手持ち無沙汰だったのだ:-)。68奪三振という記録よりも、ある意味こっちの方が奇跡的な「記録」だったと謂えような。それなら監督も予めサードを三遊間に配し、二塁ベースにショートを、1ー2塁間セカンドを配せば光星に打たれることはなかったのではないかと考えたが、そうなると敵もサード側にバンドなどしてくるだろうし世の中上手く行かぬもんじゃのう。 
今週の常用漢字表外読みの答
(凝っと)考え込む。 (じっと)でした。
今週の常用漢字表外読みの問題
十干の8番目は(辛)だ。

「粗にして野だが卑ではない」

梅雨が明けて灼熱の夏が訪れた、暑い夜は50年前一世を風靡したニーノ ロータの気怠い「太陽がいっぱい」など聴きたくなる。ロンドンオリンピックも愈々始まったが、23時就寝厳守の小生には縁がない、期待の「なでしこ」も柳の下の泥鰌で今度は金メダルダメだろう(;;)。
先週は待ちに待ったキリギリスが雌雄10匹今年も金魚屋さんから届けられ庭では早速小気味よい鳴声を響かせている(^^)。昆虫の棲息環境悪化の中を世の不景気を受けお陰で今年も値上げされずに雄が700円雌が350円でありヤレヤレだった。聞けば雌を買う客も居るとか…^^、庭で産卵させ翌年孵化後夏に鳴かせるのを楽しみにしている人が私以外にも居ることを識って嬉しかった。毎朝事務所に来て庭のキリギリスの鳴き声を聞くと一遍に元気が出る、此の庭で生まれた奴も混じっているからきっと沢山卵を産んでくれることを期待して暑いけどエアコンを我慢して今日も一日頑張ろう(^^)。

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早朝菊水山からの明石大橋と淡路島の偉容であり、神戸の街にも未だ多くの森が残されていることに知って心が癒された。お馴染みのEさんから先週届けられたものです。Eさん又山に登れて良かったですね(^^)。

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先々週お知らせしたが、私の拙(つたな)い投稿文が目出度く25日毎日新聞全国版「みんなの広場」に掲載されたのでご覧下さい。拙文を読み返して居てふと考え付いたのだが、此の表現ではひょっとしたら毎日新聞社の担当者は私が此まで連続して12回不合格であると勘違いし、その報われることのない直向(ひたむ)きな努力を哀れに思って掲載を決められたのではなかろうかと思った(;;)。実際に不合格だったのは1回だけだが、毎日新聞の大いなる勘違いが原因で採用されたのなら、ま、それもいいか、幸運を素直に喜ぶべきだろうな(^^)。指を繰って計算したら私は7年半に亘って年二回宛きっちりと15回漢字検定を受け続けて居たのだから我乍ら結構しぶといなと呆れた^^。
早速投稿紙面を愚娘に見せたら、案の定「これを読んだ人はお父さんが12回も不合格なのかと思わへんやろか」と言ったから、私は「しょぼんとした小母さんの心情を思いやって言った言葉やから、そう受け取られても構へんよ」と返したのだった。
掲載当日、漢字検定協会と何時もの牴牾(もど)かしいやりとりも何とか上手く行き、かかりつけだったIクリニックを連絡場所とすることで、投稿文のヒロインである女性秋山さんとも25日再会でき毎日新聞をお渡しすることができてホッとした^^。Iクリニックの新木さんいろいろと有難うm(_ _)m。
「粗にして野(や)だが卑ではない」一昔前の方だが皆様は石田禮助をご存じだろうか、国鉄総裁在任中一度も俸給を私せず、全額国家に返納した清廉潔白の人であるが、昭和38年総裁就任のため国会初登院での就任挨拶のとき、謂わば国鉄の株主とも言える運輸族と呼ばれるベテラン議員達を前に、辺りを睥睨(へいげい)して「諸君」と言ったから議員達は皆口をポカンと開けて愕いた。「私は嘘は絶対に吐かぬが知らぬことは知らぬと言うからご勘弁願いたい」その後で登場したのが自分の性格を評し世に識られた上記の言葉であり余りにも有名だ(^^)。「私は粗野な性格だが決して心は卑しくない」と言われたのだと思う。そしてその次に彼の口から飛び出した言葉を聞いて議員達は再び腰が抜けるほど愕いた。「国鉄が今日のような状態になったのは諸君達に責任がある!」先生なんて言葉は何処からも出なかった、諸君なのだ、そうか、それまで国会で其処まで宣う大久保彦左衛門は誰一人居なかったのだ(;;)。
国鉄総裁に民間から初めて就任したのは、昭和16年まで三井物産の社長をしていた石田禮助であったが、財界の表舞台から退いて既に20年以上が経過しているから議員達は当時の総理大臣池田勇人が耄碌した過去の人を名誉職のつもりで選んだ人選だから外部へのお飾りには丁度良いか、などと高を括って居たのだろうが、実は、どっこいこの石田禮助が総裁になったのは他ならぬ経団連の会長を12年も務めて「財界総理」と呼ばれた石坂泰三のたっての頼みを引き受けてのものであり、石坂は石田が「野心も私心もない、あるのは素心だけ」の人間であることを充分に知って居たからだ。その上石田はそれまでの7年間をときの国鉄総裁十河信二の片腕となる監査委員長として、辣腕を奮い、例えば人事についてなら東大法学部出のキャリア組ばかりが超特急コースで出世し、後は全員鈍行を強いられた人事に反発し、「野(や)に遺賢は居る、ノンキャリを抜擢せよ、それで国鉄内に新しい空気が通る」と繰り返して提案して実行に移したことや、国鉄から日本銀行に預けられた金が40億円まで1銭も利子が付かぬ悪弊に抗議し大蔵省から47億円も金利をもぎ取ったことなど監査委員長が名誉職でないことを示し、その実績は枚挙に遑(いとま)がない。
因みに「野(や)に遺賢なし」とは出典が「書経」であり、賢者はすべて朝廷に任用されて、民間に埋もれている賢人が居ないことを言うが、此は孔子、孟子の居た頃の中国の話であって、現代の我が国ではこんな言葉は使えず、戦後、詰め込み丸暗記型偏差値重視の教育制度では立派な人材を掘り起こすことなどできる筈もなく、「金剛石も磨かずば…」であり「野(や)に遺賢あり」が正しいと謂うのが彼の持論だ。
石田禮助は東京高等商業学校(現一橋大学)を卒業後三井物産に入社し、30年間に日本に居たのは2年間だけであり世界中を巡った国際人だった。大豆や錫(すず)の取引で巨利を得るなど商才に長けており、僅か49歳で取締役になり55歳で社長になった切れ者だったが、彼が昭和38年に当時の総理池田勇人に三顧の礼を以て請われ78歳の老齢であり乍ら民間人初めての国鉄総裁に就任して発揮した数々の功績は誰もが目を見張るものだった。彼の凄いところはキャリアの官僚閥と謂う怪物の圧力には全く屈することなく、敢えて学歴年功を問わずに3階級5階級昇進の道を開いたことなど将に胸の透くような快男児だった。小学校しか出ていない志免炭鉱所長が難しい労働問題を解決したとき「苦労させたから一番良いところへ持ってきてやれ」と言ってすぐさま仙台鉄道管理局長に、次に東京鉄道管理局長に、更には常務理事にまで登用したから、警察で言えば駅前交番の巡査部長が一足飛びに警視庁の副総監にでもなったに等しいから愕きだ。下に仕えた東大法学部出のキャリアの渋い顔が見たかったなあ(^^)。
彼は映画を見るのをとても好んだが特に好きだったのは勝新太郎の「座頭市」シリーズであり、似た筋書きでも「水戸黄門」は嫌いだったそうだ。何故なら後で印籠を持ち出して威張るのが面白くないと謂うのが彼の理由であり、威張るのも又「卑」であって、権力を極端に嫌った彼の性格がよく分かる。一方座頭市は「粗にして野(や)だが卑ではない」の典型だったのだろう(^^)。目の前にはマンモスのように巨大な労働組合が立ちはだかり、初代下山総裁が常磐線で轢死体発見では、財界人ならずとも誰もが国鉄に対し腰が引けるのは当然だが、石田禮助は自分の老後は「パブリックサービス」だと宣って平然と進んで国鉄総裁の就任を受諾し、その数々の英断やエピソードについては皆様に一度暑さ凌ぎに城山三郎の小説『石田禮助の生涯「粗にして野だが卑ではない」』を読まれることをお勧めしたい。今日はそのさわりを少しだけご紹介させて頂いた。
先週の常用漢字表外読みの答え
盥(たらい)が(燥ぐ) (はしゃぐ)でした。(はしゃぐ)とは水分がなくなり、乾燥することです。
今週の常用漢字表外読みの問題
此の味は(堪え)られない。
先々週の問題である「心張り棒を支う」(かう)の答が違うものに変わっていました(;;)。
申し訳ありません。謹んでお詫びしますm(_ _)m。

日経新聞広告の怪


梅雨も漸く終わりを告げ本格的な夏の到来を迎えて居るが、関西電力も電気が足りない、足りないと計画停電のリストを再三送り付けて来る:-)。これだけ酷暑が続くのに未だに停電をしないのはきっと原発を認めさせるため我々庶民への陰湿な虐めなんだろうな。
先週午後神戸へ行った際、行きは阪神電車であり弱冷車でエアコンの苦手な小生には快適だったが、1時間後新開地からの帰路は相互乗り入れの山陽電車であり、ギンギンの強冷で震え上がった(;;)。車内の温度設定は恐らく車掌の裁量だと思うが行きと帰りで斯くも温度差が違うのは、会社間の摺り合わせができて居ないのではないかと思った。我々も節電には極力協力したいと思っているが、最も節電に敏感でなければならぬ公共交通機関が此ではどうしようもないぞ!山陽電車鉄道事業本部の橋本さん聞いていますか?

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先週木曜日の日経新聞第5面を読んで居たら、最下欄に週刊誌の広告欄があり、橋下大阪市長の醜聞記事や大津市の自殺事件の真相など盛り沢山の記事の傍らで小さく、「日経新聞喜多恒雄社長は裸の王様だ!本誌の広告掲載を拒否」なんて書いた週刊文春の広告に遭遇した。週刊新潮との併載は何時もの構図だ。拒否?だってちゃんと掲載してるじゃないの?日経と文藝春秋の間でどんなトラブルがあったのか知らないが、此の自分とこの社長を貶める記事を登載した週刊誌の広告をタイトル付きで掲載することに日経の広告担当役員は全く抵抗を感じなかったのかと不思議でならなかった:-)。
此の日経の広告掲載は恰も喧嘩相手から泥靴で足蹴にされ乍ら、その泥靴を舐めさせられている行為ではないのかな?確かに新聞社にとって広告収入は購読料に次ぐドル箱だ。広告スポンサーの言は絶対であり、彼等からのクレームで掲載予定記事が中止になるなど日常茶飯事なのは世人の知る処であるが、此の「広告を拒否すると言う広告」が掲載されて居ることは、日経の社長が社内からもバカにされ真実裸の王様であることを物語って居るのではないかと考えてしまった(;;)。「裸の王様」とはカリスマ的な存在である企業のトップが、実は何の能力も有さない男であることが暴露されることを謂うから、内部造反とも受け取れるこの広告の掲載は意味深長だったな!日経のブランド価値は巷では1500億円と謂われているが、此の広告を掲載したことで日経のブランド価値は大半が失われたのではなかろうか。
喜多恒雄社長は此を見て何も怒らないのか。
介護の世界が大きく揺れている、先日日経ビジネスを読んで愕いた。介護福祉士は仕事がハードで給与は特別廉く若い人でも短期間で辞めてしまう3Kの代名詞のような職業だ。知力より体力の勝負だから希望者が居ないではないが、若く元気な者でないと長続きしない。厚労省もその辺を察して外人の介護士を養成しようと試みて居り、インドネシア辺りから若い女性を多数渡日させているが、担当の役人がアホで能天気なため彼女達が介護士になるために日本人と同じ日本語の壁を乗り越えることが如何に困難であるかについて何の疑問も抱かず、3年間の研修期間の結果国家試験では殆どのインドネシア女性が筆記試験で刎ねられ心ならずも失意のうちに帰国させられて居るそうだ(;;)。彼女達は若いから日常会話位なら3年も居れば喋れるだろうが、漢字を書くテストは日本に来て3年では先ずムリだ!何でも「じょくそう」なんてのが出題されるそうだぞ、床(とこ)擦れの介護用語で、「褥瘡」と書くのだが、江戸時代の杉田玄白辺りからの言葉が化石のように生き残って居るなと思った(;;)。この字が漢字を覚えて3年目、漢字検定で謂えば8級小学校3年生レベルの者に書ける道理がない、こんな字は東大の学生でも医学部以外の連中にはまず書けまいな:-)。まして、来日3年インドネシアの少女に書ける道理がないことを試験問題など外郭団体への外注任せである厚労省はまるで気付いて居ないのだろう(;;)。介護士の仕事は難しい漢字を書くことではなくて、手と足と腰を使っての労働だからペーパーテストより腕立て伏せ100回で介護士或いは看護助手の資格を与えたら良いのと違うのか!厚労省もつまらぬことに拘るのは介護士の資格試験を下請けさせた法人に天下りして甘い汁を吸おうと企んでいるのに違いないぞ!現在我が国の介護保険給付費は7兆円だが、このうち介護士達現場労務者の人件費が幾らなのか?介護施設の役員報酬の方が圧倒的に多いことを厚労省は恥ずかしくて発表できないのではないだろうか:-)。いやいや、彼等はそんなことにはまるで関心も払わず、自分達が天下れる特殊法人を育てるのに一所懸命なんだろうな(;;)。此からの高齢化社会を考えると情けなくて泪がでるぞ(;;)。
ヤンキー上がりで変なタレントの木下優樹菜が先週、歯科助手になるための資格「歯科医療事務管理士」の試験に合格したことが明らかにされたとか…、彼女は高校を出ているのに勉強して居なかったのか字の読めないタレントで有名であり、過去に運転免許証の仮免ペーパーテストに連続26回落ち日本記録を打ち立てた猛者であり結局運転免許を断念しているそうだ。仮免テストも10回に一回は同じ問題に戻るからそれでも受からないのは彼女は漢字が読めないのではないかと思ったが、今回の「歯科助手」試験合格により世の歯科助手達のプライドを完膚無きまでに打ち砕くこととなったようだ(;;)。歯科助手なんて歯科衛生士と違って余り聞かない資格だが、歯医者の台の傍でボーと立って居て診察椅子の上げ下げと嗽(くちすす)ぎのコップに水を入れるボタンを押すだけの仕事だが、何故か歯医者には助手の存在が患者達に医師と手術時にメスを渡す看護婦のような連携関係の錯覚を与えて歯医者のプライドの保持に役立っているに過ぎないと思う、今回仮免連続落ちの記録者木下優樹菜の歯科助手合格が報道されたことにより最早歯科助手のなり手がなくなり、今後歯医者は困るのではないかと思うが、無資格の学生をバイトで立たせておけば良いだろう。なに、歯科助手なんて国家資格でも何でもなく技能認定振興協会とかのテストであり、聞けば試験時のテキスト持ち込み可とか、自宅での受験可とか、テストが年に6回もあるなど、受かりたくない者以外は落ちようのない仕組みの試験なのだ。落ちる者が居ないなんて世の中には怪訝しな資格もあったもんやな:-)。木下優樹菜でも受かる筈や。きっと受験料と国からの補助金を当てにした厚労省の天下り受け皿法人なんやろな。
一体から来日3年目のインドネシアの少女に「褥瘡」と書かせて介護士試験を不合格にしたり、テキストを持ち込んでまで合格させる歯科助手の試験との落差は何処から来たのだろうか?自分の国やけど日本って全く以て怪体な国やなあ:-)。ほとほと愛想が尽きるぞ!
先週の常用漢字表外読みの答え
里芋が(滑る) (ぬめる)でした
今週の常用漢字表外読みの問題
盥(たらい)が(燥ぐ)

来年6月まで待て!


永く皆の目を楽しませてくれた紫陽花も終わり、池では先月誕生したメダカ達が成魚の10分の1位のから、更に痛くない注射針でも斯くも細くないと思われる程小さい奴まで梅花藻の隙間を嬉々として泳ぎ戯れている(^^)。先週、愚娘が何処かから小さく可愛らしいオタマジャクシを30匹ほど掬ってきてメダカの赤ちゃんの遊び友達にしてくれた。大きくなってみないとイボ蛙か青蛙か分からぬそうだが、又一つ楽しみが増えたぞ。

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三つの写真は良く見れば何れも何処かにトンボが写っている。上のは池の中央上部で舞って居り、中のは濾過器の板の手前に右向きで、下のは矢張り板の手前で此方を向いて飛んでいるが尻尾が虎斑だからお分かりだろうか。先週の木曜日のこと、懐かしい「むかしトンボ」の雌が一匹飛んで来て池を巡って10分ほど寛いで居たが、軈(やが)て何処かへ帰って行った。飛び乍ら数十回もチョンチョンと尻尾の先を池の水に浸けて居たから或いは卵を産んでいたのかも知れぬ(^^)。此の藻の厚さでは魚たちに喰われることは先ずないから来年ヤゴが孵るかも…、来夏はヤゴの抜け殻が楽しみだな(^^)。然しよくまあ、住宅街のど真ん中にある此のチッポケな池を訪(おとな)うなんてトンボにはきっと遠くからでも溜まり水の匂いが嗅げるんだろうな。
幼い頃トンボは私の宝物だった。家のすぐ近くに叢があり葦が少しだけ群生していて中に自然の小さい水溜まりがあり、学校から帰って跣足になりそっと近づくと決まって水辺に銀ヤンマのカップルが逢瀬を楽しんでおり、素手で捕まえることもできたのだ。貴重な雌が手に入ると羽の根元を細い凧糸で×字に括り竹の先に1m程伸ばして、その辺りの田圃(昔は沢山あった)で飛ばすと田圃の上空を舞って蚊を食べて居た銀ヤンマの雄が本能に駈られて凧糸に繋がれた雌にしがみついてくる(雌の頸に雄の尻尾の先を挟んで連れて行こうとする)から労することなく面白いように取れ、夜蚊帳の中に入れて母親に怒られたものだ。銀ヤンマの雌は羽根に褐色の色が付いていて昼間単体で飛んでいるのを見ることがなかったから余程個体数が少なかったのだろう。この歳になってもトンボを見ると胸がときめき幼い頃の郷愁に搔き立てられて血が騒ぐのは雀百までなんだろうな。
突然先週毎日新聞大阪支社から電話があって「みんなの広場」への投稿が採用されたとのこと…(^^)、2週間もしたら全国紙に掲載されるとか。思えば7年前、当時5年生だった孫の漢検受験に触発されて初めて挑戦し、69歳で準二級に合格した際「老いて学べば、死して朽ちず」の見出しで投稿し掲載(2005.11.13ブログ参照)されて以来のことだが、一日僅か4名か5名に過ぎない全国版掲載は晴れがましい限りだ(^^)。投稿の内容は先月漢字検定の当日更新したブログの一節に記載した81歳の女性が準一級の検定を受けられた件(くだり)を400字(規定になっている)にダイジェストしたものであった。「みんなの広場」は二重投稿を禁じて居るが、うちのは自前のブログだからいいんだろうな、投稿掲載予定を告げる大阪支社の担当者は電話口で執拗に私の受験回数と女性の年齢に拘り、私が「5年生まれと言われたので82歳ですか?と聞いて否定された」とまで言ったら漸く納得されたが、恐らく当の女性が記事を読んで年齢が違っているとイチャモンが付くことを懸念してのものだったろう、然し女性は誰も若く見られることを喜ぶ筈だから若し誕生日が過ぎ82歳になって居ても81歳と書かれた方が嬉しいのと違うのかな?次回10月の検定日には是非新聞を持参して彼女にお渡ししたいものだと思ったが、お互いが老齢だし健康不安だってない訳ではないから、次回彼女に会える確率は決して高くなく、どうにかして「みんなの広場」のことを報せてあげたくて京都の漢字検定協会に電話したら私の告げた女性の席と滅多にない高年齢から目当ての女性は容易に特定できたのだが、先様への連絡に付いては「個人情報」だ「守秘義務」だと宣って一向に埒があかず、結局近く毎日新聞に掲載されることだけ漢検から先方に伝えて頂けることになったのだが、次回10月の漢字検定に私が投稿を掲載された新聞を持参して相手の女性を待つ、と伝えて貰うことに決着した。漢検もまるでお役所のようで頭が硬くて融通が利かないな。悪いことをしている訳ではないから、受験者に対してもう少し融通を利かし今回のエピソードを漢検の宣伝にでも利用すれば受験者獲得に資するのでは…などと考える頭の柔らかい奴は居ないのか!文科省の役人でも天下りして居るのかな?などと考えて居たら、次の日再び漢検から電話があり例の女性に電話が通じ、彼女は私のことも良くご記憶だったそうだが、この方は年に一回6月にしか受験されないらしく、その旨の連絡であった(;;)。来年6月なんてそんな先まで私は元気で居られるやろか?彼女は住まいを旭が丘と言って居られたから、うちから徒歩で10分位の処に住んで居られる筈なんだが、ほんまに融通の利かぬ漢検にも困ったもんやな!
先日新聞の片隅に三宮のジュンク堂で法律書のカバーを取り替えてレジで支払いし1800円弱を騙(だま)し取った裁判所の職員が警備員に捕まったと書かれていた。「?」と一瞬戸惑ったが、考えて見ると最近の書籍は本自体ではなくカバーに価格のバーコ-ドが印刷されて居ることに気付いた。職員は高価な法律書のカバーに廉価な法律書(法律書は文庫本と違って分厚いのが高価だとは限らない)のカバーを差し替えてレジのバーコードリーダーを潜り抜けたものだが、キャッシャーは本の題名とカバーの題名など確認するゆとりなどまるで持たないし、まして難解な法律書とあれば尚更だろう(;;)。さすれば何故発覚したのだろうか?恐らく本棚周辺でカバーの交換作業をしている不審な様子が防犯カメラの映像で確認され、無線でレジ近くの警備員に連絡がありレジ終了を待っての呼び止めで発覚したに違いない。万引きさえなければ本屋は存分に儲かる商売だから、昨今書籍店が万引き対策に全力を挙げて取り組んでいることに気付かなかった此の裁判所職員が愚かだった、僅か1800円余りを惜しんだ結果が警察の方は職業柄起訴猶予になるだろうが、役所への通報で減俸10分の1三ヶ月とか懲戒されることになったろうから、将来の昇進停止や肩叩きなどを併せ割の合わぬ努力だったな(;;)。それにしてもカバーの差し替えとは流石知恵の廻る裁判所の職員だ、若しかして判例で同じ手口の事件があり真似たのかも知れないな。書籍店も最近は万引きに加えて客の電子書籍への移行更にはアマゾンなど通販業者の攻勢が物凄く売上不振に悩んでいるところだから、この事件以後更に死角を減らすための防犯カメラの増設から警備員の増員まで気を配らねばならぬのは大変だろう(;;)。最近では本のスリットが挟まれていることで出店時に防犯ベルが鳴り響く方法も採用されているようだが、秋葉原の電気店なら兎も角未熟なアルバイト店員の多い本屋では客とのトラブルが増すばかりだろう(;;)。セコイ私など本屋で中身を斜め読みして気に入った本を物色しておいてアマゾンに発注することに決めているから重い本を持ち帰ることもなくラクチンだ(^^)。上手く行ったら中古本が検索できて1円で買えるもんな、その内書籍店は大規模店だけに淘汰されてしまうのではなかろうか(;;)。
滋賀県の児童虐め事件が遂に一面記事となり、九州の豪雨河川決壊を抑え込んだ(;;)。被害届不受理で味噌を付けた滋賀県警は捜査員25人体制から40人体制に増員し汚名挽回を図っているが、校長を初め教育委員会連中の責任を回避しようとする歯切れの悪さと見苦しさには全く腹立たしい。一言「虐められている児童を見て見ぬ振りして居た自分達が悪う御座いました。どうか懲戒免職にして下さい」と言えんのかいな!
先週の常用漢字表外読みの答え
事ここに到って道は(谷まった) (きわまった)でした。
今週の常用漢字表外読みの問題
心張り棒を(支う)

ストーカー事件の波紋

春は選抜からと謂うが甲子園球児の熱戦が酣(たけなわ)となってきた。お彼岸も過ぎて近くの桜もちらほらと綻びかけ、野の草花が萌み池のメダカも水藻の間に姿を現し餌をねだっているから愈々春の息吹が聞こえてきたようだ(^^)。老耄に鞭打って今年も仕事にもう一踏ん張りして見るか。

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最近「漢字が乱れた」とは良く謂われる言葉だが、写真は我が町垂水商店街にある居酒屋の店先に掲げられた開店前のお洒落なキャッチコピーだ。今年の初めより出されて居たと思うが、字の怪訝(おか)しいことに誰か気付いてその内訂正されるだろうと思っていたが三月近く経っても少しも訂正されぬのに愕いた:-)。「こめる」は広辞苑などに拠れば「込める」と「籠める」が併記され一見同じ意味と思われ勝ちだが、厳密には「こめる」対象物によって使い分けされるべきであって上記のフレーズに使われた漢字は正しくなく、心をこめるとか魂をこめる場合に使う字は「込める」ではなく「籠める」を使用すべきだと私は思った。「込める」は主として混雑するとか弾を込める場合に使い、詰め込む意であり、「籠める」は包むなどソフトな雰囲気を醸しており、少しだけ意味合いが違うのではないか、漢字検定準一級では「心を込めて」と書くと×になるのではなかろうか。多くの異論があるのを知りながら、敢えて漢字に拘泥(こだ)わりを持つ市井の一人として一言申し上げたい。心を詰め込んでどうするか!
 AIJ投資顧問が年金資産約2千億円を消失させた衝撃の事件は現在捜索中であるが調べたとて詐欺同然の遣り口だったから2千億円が戻ってくる道理もなく、悪い奴らから弁償させるにも金額が多過ぎてどうにもならず刑務所へ送り込む位しかできないのは情けない。
この消えた年金の穴埋めにはナント!厚生年金の保険料が使われることに決まったとか…、おいおい、それはないだろうが:-)
この事件の背景には運用を委託した企業年金側の役員や職員の大半が、資産運用をした経験のない「アマチュア」だったという現実があった。又、それを良いことに旧社会保険庁から年金基金に天下りした600名の運用担当者は実は資産運用など何も知らぬ奴等であって、役所時代の人脈の情報交換だけで運用先の危険など見抜く力が全くなかったことが今回の事件の遠因だったのだ。
何て奴なんだ!現役時代は厚生年金加入者の年金記録を消すことに一所懸命励み、退職後は、何の知識もないのに年金基金に天下って高い俸給を貪り、果てはAIJを選んで年金基金に莫大な損害を掛けるなんて疫病神のような連中だな:-)。社会保険庁で働いていることと年金基金の運用とまるで職種が違うことは誰も知って居ることではなかったのか!悪いのは社保庁の官僚と不適所不適材を黙認した政治家だったろう:-)。
卒業式での教職員の君が代起立斉唱が各地で問題となっている。大阪府では起立しない先生は容赦なく処罰されるが、それでも中にはズルの先生も居るもので、立つだけ立っても歌わないのも居るらしく、歌っているかどうか口許まで確認されたのは府立和泉高校で校長は橋下市長の盟友であり市長が府知事時代に民間人校長に選ばれた弁護士とか…、まるで狐と狸の騙し合いだな(^^)、先生も起立までしたのならパクパクコンテストでも実践して居れば見付かることもなかっただろうに(;;)、処が優柔不断な教育委員会はこの先生が歌わなかったことを認めたのに、処分を見送ることに決めたそうだ。「歌っているか、いないか確認が難しく不起立と比べて式に与える影響に差がある」とのこと、中身を問わずに形式だけを問題にするのでは教育委員会の連中も同類項でないの?この事勿れ主義には呆れるな!規則でははっきりと「起立斉唱」と定められているから、歌わなかったことを認めた先生は明らかに規則違反だ。罰せられないのなら「斉唱」など決めるな!
大阪市教委では先週21日、この日に行われた市立小学校の卒業式で、女性教諭が君が代斉唱の際に起立しなかったと発表した。市立学校の教職員に君が代の起立斉唱を義務づける市条例が制定された後、不起立が確認されたのは3人目だそうだ。 また大阪府公立小中学校の卒業式で3人の教諭の不起立があったが、府教委は定年後の再雇用の取り消しを含む処分を検討するとかいうが、そんな生温(ぬる)いことを言って居るから赤い先生に嘗められる。ひょっとして教育委員会の連中も日教組の赤色に染められて居るんじゃないの?
千葉三重長崎に跨がるストーカー事件で被害者2名が殺害された事件では、被害届の先送りを求めた担当警察官が北海道旅行にまで行っていたことまで発覚し、遂には警察庁長官まで狩り出されて事態の収拾に追われることになったが、長官まで出馬となると三つの県警から出る怪我人は習志野署長の辞任で終わらず、本部長以下少なくないだろうな(;;)。
それにしても刑事ドラマなど見ていると警官は誰もメチャ多忙で家にも帰れず、奥様から去り状など貰っているが、総員12名もの旅行など聞かされると刑事ドラマもインチキ臭いな。警察官は誰も有給休暇をしっかり20日間取って居るに違いない(;;)。「警官の紋章」佐々木譲も「第三の時効」横山秀夫も愈々作風を変える必要に迫られたそうだ。
ストーカー事件は最近頓に増加しているが、時代の趨勢からして加害者は男性と限らず女性だって可成り多いようだ。警察庁の調べでは此までの10年間に毎年1万4千件以上もあるそうだが、考えるに此は事件として処理されたのが1万4千件で、相談などは無数にあったに違いないが、ストーカーなど事件にしたくない警察に相手にされず放置されたり、追い返されたりしたケースは数十倍に上ると思われる(;;)。危害を加えられなければ事件にして貰えなかったのが今回の不祥事でストーカー被害の申告に対して少しはマシな対応が受けられるのではなかろうか。それにしても、ストーカーなんてネチネチした奴は昔居なかったと思う。告白して(最近はコクルなどと言うらしい)断られたらさっぱりと潔く諦めたものだが、現代の若者は草食化したと謂われ乍ら片やこんな卑劣な連中が増加していることは情けない。このように陰湿極まるストーカーの増加は、お互いの人格の確認や相手に対する労りの心を欠き自己チュー人間ばかりを産出した現代の教育に於ける悪しき産物ではなかろうか。
 
先週の常用漢字表外読みの答え
訝(いぶか)しげに(左見右見)する (とみこうみ)する。でした、
蛇足ながら(左見右見)はずっと昔、藤原審爾の小説に始終登場する言葉であり憶えて居たが何故か彼の作品には漢字でなく「とみこうみ」と平仮名で書かれており、キョロキョロすることであろうとは前後の文脈で分かったが、「と見こう見」と書く作家も結構多く、長くその漢字を知らなかったものだ(;;)。従って若いときに憶えた漢字でないため虚(うろ)覚えであって必然性に乏しいため、右と左のどちらが先か迷い(右見左見)と書き誤ること頻りであり、一計を案じ(左見右見)(右顧左眄(うこさべん))と同意義の言葉を並べ対照させて憶えることにした。さすれば右の反対は左であり、(右顧左眄)は「読み」からして書き誤ることがないから対照の(左見右見)も正しく書ける所以である。因みに(右顧左眄)の眄(べん)の旁(つく)りは書き難い字で嫌だなあ(;;)。
今週の常用漢字表外読みの問題
彼女は言い寄って彼の心を(掌)にした。

淡島千景のちゃっかり夫人

50数年前同じ事務所で働き乍ら互いに税理士試験を競い合い謂わば戦友であった一歳年上のO氏が癌で闘病の末26日黄泉の国に旅立たれ、先週水曜日小雨の中を姫路で行われた告別式に参列した。若い頃に辛酸を共にした仲間が少し宛欠けて行くのは寂しく私にも愈々終着駅が近づく跫音(あしおと)が感じられ、明日は我が身と身辺整理に追われることになりそうだ(;;)。
告別式には時間摩れ摩れ(すれすれ)に到着したが、薄暗い中を後ろから3列目が空席だったのでそこに座りコートを脱いだり傘を畳んだりと忙しなく一段落して落ち着いたとき後部より『よしひでチャン』と小さく声が掛かった(^^)、思わず振り向くと7つ違い父方従兄妹のトミちゃんがニッコリと微笑んで居た。再会は父の実家の法事に行った15年振り位だったから懐かしく、心は瞬時にして幼き頃60数年前にタイムスリップし童心に帰ったから不思議だ、彼女はすぐ後ろの席まで移動してきて導師様の読経が始まるまでの僅かな時間お互いの無事息災を労り合ったが、周囲の人に聞こえたとすれば76歳の老耄(ろうもう)と70間近の老女が交わすチャン付けの会話は怪訝しかったろうな?ボケ老人同士の会話と思われたことだろう(;;)。終戦後、戦時中の疎開で姫路に住まいして私が小学5年生で、彼女が幼女であった頃からの付き合いだったからチャン付けの呼び掛けは極(ごく)自然でありお互いに違和感がなかったが傍に控える夫君はどんな気持だったろうな。心が純で何時逢っても心和まされるトミちゃんとも、もうこの世では会う機会もないのかな?などと考え乍らご夫君の車で姫路駅まで送って頂いて別れたが、窓から笑顔で別れを告げるトミちゃんの姿は私の目には少しも歳を取らない50年前10代だった頃の溢れる笑顔の絶世の美女としか映らなかった。
告別式と云えば先月往年の宝塚歌劇団トップスターだった女優淡島千景さんが87歳で亡くなり、先月26日告別式が東京都文京区の護国寺でしめやかに営まれたそうだ。美人だったが演技派でもあり、50年近く前のことだが森繁久弥との駅前シリーズは絶品だったな、伴淳三郎、フランキー堺等喜劇の大御所に囲まれてのお侠(きゃん)なマドンナ役が懐かしい。生涯独身であり財界か政界の大物のお妾さんだったとの噂があった。俗に謂う小股の切れ上がった芸者さんの役が板に付いた俳優だったからそんなデマ?が飛んだのかも知れない。
学生の頃早朝の人気ラジオドラマ(TVは未だなかった)「うっかり夫人とちゃっかり夫人」で淡島さんがテンポの早い喋りでちゃっかり夫人(うっかり夫人は久慈あさみ)を演じて居られたが、とても面白くこの番組を聴いてから学校へ駆けて居たことを思い出す(^^)。翌年当時松竹の二枚目若原雅夫と共演の「お景ちゃんのチャッカリ夫人」なんて映画までできたからこの番組は可成り人気が高かったのだろう(^^)、昭和28年私が18歳であった頃の懐かしい想い出だ。
代表作と謂えば森繁久弥と共演した「夫婦善哉(めおとぜんざい)」になるだろう。実家を勘当されただらしない男と、それを支えるしっかり者の水商売の女は、黄金コンビの名に相応しかったなあ。何より彼女が凄かったのは最後まで現役女優だったこと、女優は年の取り方が難しいが淡島さんは老いを隠さずむしろ表面に出して現役を貫いた。こういうタイプのスター女優はもう出ないのではないだろうか。
その彼女は過去高額納税者名簿に常連であったから、財産も潤沢でさぞ仕合わせな生活を送られて居たと思ったら、何故か都民税まで滞納されて居て今回の入院費用は借金だったとか…(;;)、何がどうなって居るのかまるで分からないが、帝国ホテルで悠々と暮らしている山田五十鈴との落差は何だろう?独身だったから集(たか)ってくる係累も居ない筈なのに面妖な話だ。生涯現役を貫き扶養家族とてなく、滞納が都民税だとなると所得もかなりあった筈なのだが、一体から稼いだお金は何処へ消えてしまったのだろうか、ドラマではチャッカリ夫人でも実生活ではウッカリ夫人ではなかったのかな?
告別式では嘗て共演した司葉子(77)や八千草薫(81)ら約350人が参列したほか、一般ファン用の祭壇にも弔問客が多数訪れたそうだ。葬儀会場の祭壇には、美しい淡島さんの遺影が飾られ、棺の中には青いドレスと共に、出演したNHK大河ドラマ「花の生涯」など5作品の台本も納められたとか…。弔辞は俳優の淡路恵子(78)が述べたそうだが、葬儀の費用は後輩であった彼女達共演者のカンパによるものだったのではなかろうか(;;)。
大阪市交通局が橋下市長の発言を受けて市バス運転手の平均年収(740万円)を4月から38%減の460万円とする給与カット案を検討し、市長の承認を得て労使交渉を開始させる見通しとか…(;;)、市長の考えは「赤字なのに民間より高いのは怪訝しい」の一言に尽きるが、直接収支が分かる部署の現業部門だけが目の敵にされ赤字償却に見合う38%カットは余りに惨い:-)、道路事情も道路交通法も弁えぬチャリンコや信号無視するおばちゃん達に気配りしながら大型バスを混雑と雑踏の極みである大阪の街中(まちなか)転がすのは大型二種を持って居れば良いと言うものではなく、長期間の経験が必要な特殊技能だと思うし、バスが赤字なのは敬老パスなどのせいであり運転手のせいではなかろう。それよりも仕事柄偶に訪れる固定資産税課などへ行くとガランとした窓口の遙か後部にふんぞり返って、日中(ひなか)所在なげに鼻毛を毟っている係長達こそ38%カットされるべきだと思うがどうなんだろう?ま、市長も38%の発言はゼスチャーであって真剣にやる気などなく、ローンが払えなくて首を括る運転手など出れば大変だから7%位の適当な処で折り合うために先ず38%は脅かしの先制パンチだろうな。初めから7%と言い出すと1%もカットできないことを察してのことに違いない。権謀術数の市長には労働組合も此までと向き合う役者が違って戸惑っていることだろう。
私は、役所と謂う処は給与が高いばかりでなく仕事の割に働く人間が多すぎると思う。市役所へ勤めていた友人が昔自慢げに話した言葉は「一月の仕事はやろうと思えば三日でやれるんや…」だった(;;)。そればかりか次の一言にむかついた:-)、それは「三日の仕事を一月掛けてするのは大変なんやで…」早く済ますと協調性がないと周囲から圧力が掛かるのでノロノロするらしいが、どんなに優れた素質の人間でもこんな環境で三月も過ごせば周囲に同化してダメ人間になるしかなかろうな:-)。
直接市民と接触する窓口業務だけは、市民の目を意識して一見忙しそうだが市民の目の付かぬ部屋では和気藹々(あいあい)と何も仕事をせずに冬ならプロ野球のストーブリーグ夏ならタイガースの不甲斐なさなどが話題となり、まるで井戸端会議なのをご存じだろうか。橋下市長も現在の書類の決裁方法について5個必要な判子なら3個位に減らせば相当な人員削減が可能だと思う。橋下さん、判子を付くことだけを仕事にして居る役人の数を一度数えてみたら?
先週、先々週とチョコから帝国ホテル大阪の話題に触れることになったが、仄聞する処に拠ればこの帝国ホテル大阪はそこらのホテルとは格段に違い、最上階にVIP用スイートルーム(一泊食事なし115000円)が設けられ、この部屋に行くには特別なカードを差し込まないとエレベーターが開かない仕組みなどになって居て、100㎡もある部屋はぐるりと一枚ガラスを張り巡らした窓が全て防弾ガラスで、ヘリコプターから狙撃されてもびくともしない作りであり、エリザベス女王やアメリカ大統領が幾人泊まられても大丈夫な物凄いセキュリティーになって居るそうな…などなど、数年前ノンフィクション作家の上坂冬子さんがこのホテルのスイートで台湾前総統李登輝氏と対談されたときに書かれた体験記事をふと思い出した(^^)。
処が、このスイートが最もよく使われるのは意外にもそうそう来ないVIPより適齢期の男性からのプロポ-ズ用が多いそうで、此処で一泊すると大抵の女性は結婚を承諾するそうだ…(^^)、然し、よく考えて見ればスイートに訪(おとな)うことを彼女が頷いた段階でプロポ-ズへ答えが得られたようなものだから、115000円は高かったのか、それとも廉かったのか微妙だよな。それよりこのスイートで結婚を決断した女性は新婚旅行へは余程豪奢なホテルでないと満足できないのでは…と興味深く、旅行先であのスイートへの郷愁を裏切られ関空離婚の確率は決して少なくないのではなかろうか(;;)。
帝国ホテル大阪に就いて2週に渉って近くのラブホテルと大差がないような発言をしたことを深くお詫びしますm(_ _)m。
今週の常用漢字表外読みの問題
(坐ら)にして天下の情勢を知る。
先週の常用漢字表外読みの答え
彼等は(同胞)なのに仲が悪い (はらから)でした。
(はらから)は母親を同じくする兄弟姉妹のこと

家政婦のミタ ②

あれこれしている内に10月11月決算と併行して恒例の年末調整の時期を迎え、忙しない年の瀬を迎えることとなったが、今年は「こども手当」が支給された関係で中学生までの児童に対する扶養控除がなくなったり高校生の扶養控除が減額されたりして税金が増える人が多くなったが、喉元過ぎれば何とやら…で「こども手当」を貰ったことは忘れて、所得税が増加したことに仰天される方が少なくないと思われるが、サリーマンの一般的な認識としては自分の所得税が幾らなのか知る人は少なく、篦棒に多い厚生年金などに惑わされて控除額全体を税金だと思い込んでいる人が結構多い。その証拠に「税金が多い、税金が多い」と文句を垂れている人に聞いてみると、数字に明るい人でも住民税が足されて居たりして正確に言える人は殆どない(;;)。毎月の給与の明細書を仔細に点検すれば所得税が雇用保険料の次に少ないことに気付かれるのではないだろうか、所得税が控除額の中で一番多い人は月額70万円以上だからこの人は己が給与の多いことを大いに喜ぶべきだろうな。
先週韓国の縄張りである経済水域にて違法操業中の中国漁船を取り締まっていた韓国海洋警察庁の特殊部隊員2人が中国船員にガラス片で切り付けられ、一人が死亡一人が負傷するとんでもない事件が勃発した。海洋警察は漁船を拿捕(だほ)して乗組員9人を拘束した上中国側に抗議したが中国は“我々は韓国が中国漁民の合法的権益を十分に保障し、人道主義に基づき対応するよう希望する”などと逆に被害者であるかのように答弁して韓国を刺激したため、深刻な対立が続き一体からどんな風に終熄するのだろうかと思っていたら中国外務省の報道官が定例会見で「不幸な事件であり、韓国海洋警察官が死傷したことについて遺憾に思う」と語った。中国語でどう言ったのか知る由もないが、“遺憾”とは残念だと言う意味であり決して“ご免なさい”との謝罪の言葉でないこと諸兄はご存じだろうか、この言葉に騙され更には中国から“韓国特殊部隊の訓練に問題がある”とまで言われガキ扱いされては如何な韓国も堪まるまい、盗人猛々しいと謂うがチャンコ共の非道と悪辣さは今回に限ったことではない:-)。それにしても中国漁船の船員が殺されたのなら分からぬでもないが殺されたのが特殊警察隊員であるのも何のための防刃チョッキ着用か不思議でならぬが不甲斐ない話だな、然し此が逆に中国側が殺されていたなら中国は居丈高になって韓国を非難し大変な国際問題に発展して居たろうから結果として中国に貸しができて良かったのかも知れぬ。違法操業の漁船が若し日本のものだったらどんな結果になって居たか、きっと全員おとなしく縛に付いたことだろう。その辺がチャンコと蔑称される中国人の劣悪な品性と我々日本人の温和な品性の違いであろう。
チャンコと謂えば海上は兎も角陸上でも東京の新宿界隈で不法入国した中国マフィアの集団が麻薬に凶器売買に売春教唆などと蔓延って日本のヤクザも手が出せぬ無政府状態が続き、警察も外交上何の手も打てぬ儘此処十数年が過ぎて居るが、最近では預金者のネットバンキングからの詐取(所在不明の中国人口座に送金される被害が今年に入って既に3億円)迄頻発している。日本の警察も彼等を撃ち殺しては外交上の問題が生ずるので控えているのだろうが、尖閣諸島での海上保安庁に対する威嚇行為にしてもチャンコ達の行為は目に余るものがあり、最近では中国漁船の組織化武装化が進んでおり、此は国策的なものと思われ東支那海でのEEZ(排他的経済水域)に関して中国と主張が対立している日本にとっても海賊擬(もど)きの中国漁船出没は看過できない事態だ。癪な話だがこの際中国の擡頭を苦々しく思っているアメリカの力を借りて武力制圧できないものか!
文中“支那”がワープロ変換できないのは何故だ、中国に気兼ねしてワードのソフト屋の腰が引けているのが丸分かりで恥ずかしいぞ!
一川保夫防衛相は我が身に降りかかってきた火の粉を払うために先週米軍普天間飛行場移設問題をめぐる不適切発言で更迭した田中聡前沖縄防衛局長を停職の懲戒処分とする方針を固めたそうだ。停職は違法行為があった場合に適用されるのが通例で問題発言では異例のことだが沖縄県民の激しい怒りを呼んで、政府の最重要案件の一つである普天間移設に甚大な影響を及ぼしたため通常より重い処分が必要と判断したとか…(;;)、局長を停職させたとて自らの無知が覆るものでもなく、真相は沖縄県民の怒りの半分は嘗て95年に米兵3名による少女暴行事件によって反基地感情が高まり地位協定の運用見直しや米軍普天間飛行場の返還合意につながった事実について防衛相がまるで知らなかったことだった:-)、田中局長もとんでもないとばっちりだったな。監督責任として一川氏が閣僚給与を自主返納する他、中江公人事務次官らの処分も検討しているとか…(;;)。他人を犠牲にしてまで己が身を護るこの行為は度が過ぎて余りにも見苦しいが、大体から此の大臣は面(つら)が悪くて品がない、まるで場末の居酒屋で酒を喰らっている土木労務者の雰囲気だと言ったら土木労務者に叱られそうだよ。よく此の面で選挙の票が集まったものだと呆れ返るな。
『家政婦のミタ』の瞬間視聴率が30%を超える一方で、日曜ゴールデンタイムと謂う優位に立ち乍ら『南極大陸』の視聴率が10%台を右肩下がりで急降下中なのは興味深い(;;)。本日最終回だが20%を恢復できるか危ういぞ?両者主役は何れも大物俳優の松嶋奈々子とキムタクで年齢もほとんど重なる30代後半でアラフォーの旗頭だ。斯くなる大物俳優を起用し乍ら片や強力な共演者もなければロケもなく制作費は一本3000万円に対し、後者は豪華配役を鏤(ちりば)め多額なロケ費用など一本1億円と比べものにならぬ。制作費で視聴率が上がるものでもないが、どうしてこれ程迄に視聴率の明暗が別れたのだろうか。その理由は前者が苦労話の連続でありこれでもかこれでもかと同情を売り物にし、見ている方は疲れるばかりで“おしん”世代ではない今の刹那型の若い者達には全く受けられない処にあると思った(;;)、それに反し後者は毎回視聴者を飽かすことを知らぬ度肝を抜く意外性の連続が受けて次週への怒濤の期待を持たせる処だろう(^^)。今週水曜で愈々最終回を迎えるが、数千万人の視聴者がミタさんの溢れる笑顔が見られることを楽しみにしているに違いないが、先週の視聴率28.6%は午後10時半過ぎより午前0時近くと遅い時間帯にしては余りにも驚異的だ。就寝時間のため私のようにビデオ録画している者も少なくないと思われそれらを含めると50%を優に超えるのではなかろうか(^^)。
思うに最終回の結末は多くの人が期待して居ることとは異なり、自分が助けられなかった夫と子供の幻影が先週二度まで出て来た伏線の展開から、ミタさんが自分の未来の幸せを決して望んで居らず、どんなに阿須田家の4人の子供達に対して愛情を抱いても、父である阿須田恵一に恋愛感情を持つとも思えず、自らの幸せになる意思を捨てている彼女が阿須田家の団欒の中に溶け込まれて行くとは到底考え難い。4人の姉弟のために恵一を慕ううららちゃんに幽かな未来への希望を託してそっと去って行くのではなかろうか。そうなれば何処で彼女の笑顔が見られるのだろう?
それはそうとミタさんに夫の殺害や自分達の家への放火を命じた隣家の意地悪婆さんが家を放り出されたのには胸がすっとしたな(^^)
テーマソングの「やさしくなりたい」を聴いて久し振りに良い曲に巡り会ったと思ったぞ(^^)。番組が面白いとテーマソングまでよく聴こえるから不思議だな。
今日は日韓両首脳による慰安婦問題の会談だが、慰安婦問題は30年以上も前に日本側が最大限の譲歩をして完全に解決されたことだ。以後何かの事件の都度慰安婦問題が蒸し返されているが、大体から従軍慰安婦は一般公募されて日韓を問わず希望した者から優先採用された筈だ。彼女達の給与は当時の軍隊長の給与の二倍以上であったから狭き門であったに相違ない。然し日本人は倫理観が高いから余り応募などせず公娼であった彼女達が望んで好餌に食いついたことは誰もが知って居る事実だ。日本人なら如何に窮乏しても己が慰安婦であった過去の恥部には触れられたくない筈だが、金で身体を売ったことを公表し、更に又金にしようなど在日の連中は厚顔無恥だな、こんな奴等が隣人かと思うと情けなくて涙が出るぞ!
常用漢字の表外読みの答え
野越え、山越え、(将)(はた)海を越え、でした。
常用漢字の表外読みの問題
能楽で翁のことを(尉)と謂う

自らを貶める“腰パン”

暖かかった二月も今日でお仕舞い、例年の如く明日から愈々本格的に寒い三月となることでしょうが、後2週間となった確定申告も昨年から全面的に電子申告に移行して2年目となったため順調に進行し、約80%の申告が完了しましたが、結構ややこしいのが後回しとなって居るため少し頭が痛い処です。
昨年秋にハーレーダビッドソンFLHクラシックのプラモデル1/6を購入したことをお伝えしましたね、処が最近ではプラモデル屋さんに頼んでも、出入りする若者達に小遣い稼ぐにプラモを組立てる趣味の持主が少なくなって居るそうで、仕方なく愚娘のご主人に頼み込んで作ってもらうこととなりましたが、生憎彼は現在単身赴任中であって、正月以来赴任先から帰省の都度土曜日は徹夜をして少し宛組立作業をして呉れ先週漸う完成致しました(^^)。

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オートバイの王者ハーレーダビッドソンFLHエレクトログライドクラシックの勇姿です。30年前と少しも変わらぬ処は流石にクラシックと謂われる所以でしょう、30年前もクラシックと呼んでいましたから、此のオートバイの歴史は50年以上にも遡るのでしょうか。最近のプラは細かい処まで気配りがされており、アクセルが上下に動いたり、シートにクッションが付いて居るなど細部に神経が行き届いているのに愕きました。早速ケースを注文して事務所の正面に飾ろうと思っています(^^)。
トヨタがアメリカで再三の大規模リコールの洗礼を受けて、社長が重い腰を上げて米議会公聴会に出席することとなりました。アメリカビッグスリーの車では日常茶飯事であった運転席でのトラブルでも、ビッグスリー破綻の元凶と目された商売敵であるトヨタが起こしたとなるとアメリカ人は過去の雪辱を期すべく過剰に反応し、米メディアはジャパンバッシング千載一遇のチャンスとばかり、レクサスを運転中アクセルトラブルに見舞われて事故死した家族が携帯電話から掛けた救急通報の生々しい叫びをTVが繰り返し報道し、トヨタへの国民の憎悪を駆り立てようとして居ます(;;)。
14年振りに創業者末裔から社長に選ばれた豊田章男氏は運が悪く、此までの叩き上げの社長と異なりお坊ちゃんのサンプルである慶応法学部出身であり、松下、サンヨー、ソニー、マクド、ホンダ世継ぎは全てバカ揃いと揶揄されて居ますが(^^)乳母日傘で育った豊田章男社長に米の公聴会で議員達アメリカ人独特の強弁詭弁を取り混ぜた話術に太刀打ち出来るとは到底思えず、当人も大変なときに社長になったと臍(ほぞ)を噛んでいるでしょうが、今更社長を辞めるとも言い出せず、実践での修羅場を潜った経験のないこの人では公聴会でのプレシャーは大変なものだったでしょう(;;)。
豊田社長の答弁は始めから終わりまで“I m sorry”に終始しましたが反って変に理窟を捏ねて連中から揚げ足を取られるよりマシだったかも知れませんね。
日本のメディアは社長訪米でトヨタに対するアメリカの風圧が弱まるものと楽観的ですが、私は社長の訪米は逆効果であり“トヨタの社長は議会や米国民に説明しようとする熱意が足りない”とジャパンバッシングが増幅されるものに相違ないと考えて居ります。
嘗て150年前の安政6年咸臨丸で渡米し5尺の小さい身体で6尺のアメリカ人を相手に一歩も引かずに持論を展開し、彼等から畏敬の眼差しを送られた木村摂津守のような人材が最早我が国では存在しなくなりました(;;)。
その理由は日本人が何時とはなく儒教を始め四書五経朱子学陽明学などを幼少より学んで人間の生き方に確固たる信念を抱く安岡正篤のような哲人が居なくなり、人生の目的を目先の金儲けのみに邁進する人達ばかりとなった結果となったのは嘆かわしい限りです(;;)。
4年前出場できていれば金メダル確実だった浅田真央は韓国金ヨナに完敗し残念でしたね。バンクーバーの冬季五輪がなければ私は“腰パン”なんて言葉を一生(余命幾らもないが…(;;))知らずに過ごしたことでしょう。この言葉を我々年寄りは嘗て聞いたこともなく、食べたら腰のあるパンのことかと思ったら、ズボンをだらしなく腰まで下げて穿く高校生のスタイルのことだったのです(;;)。
冬期オリンピックスノーボードで我が国の代表となった国母和宏選手は出立時に大勢の観衆の中を腰パン姿でネクタイを緩めブレザーの前は閉めずシャツの裾も出し、更にはドレッドヘアに鼻ピアスにサングラスという独特のスタイルで成田空港に現れたそうです(;;)。
此のスノーボード代表はきっとヤンキーな高校生かと思ったらナント!22歳にもなっていてちゃっかりと年上の奥さんまで居るそうですから此の選手の知能の進化がてんでバラバラなのに愕きますね。本来なら我々の税金のむだ遣いをするために同行する選手団の大勢の幹部の内から叱責の言葉が出るべきを誰も選手のことなど振り向く者とてなく、TV画面を見た視聴者から抗議の声が殺到したため橋本聖子団長が漸くことの重大さに気付くお粗末にも呆れ果てますね(;;)。
我々は小学生の頃抜き打ちで服装検査があり、席順に上着を捲らされてシャツがズボンの中に入っているか確かめられたものです。戦時中ですからシャツがチャンとズボンに格納されていないと先生からの往復ビンタのお見舞いが待ち受けていましたから、皆授業が始まる前に外れたボタンなどないか身の回りを点検したものでした。男女7歳にして席を同じゅうせずの時代でありましたか女子のシャツ捲りが見られなかったのは誠に残念でした(^^)。
“腰パン”のルーツを辿れば90年代の米国スラム街でアフリカ系ギャング達の縄張り争いから生まれたそうで、刑務所の囚人が自殺防止のためにベルトを取り上げられズボンをずり下げていたことから“刑務所帰り”を連想させて相手を威嚇したり銃を隠したりするためにダブダブの服を着たとも謂われていますが、現在我が国高校生の定番スタイルは大きめのズボンを腰骨の10cm程度下の位置にベルトを留めてシャツを外に出すのだそうですが足の長い外人は兎も角胴長短足の日本人には似合ったスタイルとは思えず、まるで猿の歩行です(;;)、何でも外人を真似ればよいと謂うものではありません。最近電車の中でレッグウオーマーを靴の上まで無理に押し下げて、尻座して携帯を見ながら菓子パンなどを食べる見るからに下品な女学生達を見掛けますが、この連中もスカートは腰骨以下に下げにくいのでレッグウオーマーで”腰パン“を真似ているのかも知れませんね(^^)。
先週23日に京都伏見区の醍醐寺で恒例の“餅上げ力奉納”が行われ、女子の部では33歳の独身女性が90キロの紅白二段重ね餅を木製の台ごと抱えて文字通り持ち上げ滞空時間8分41秒の新記録で優勝したそうです(^^)。此の女性は今年こそお嫁に行けるようにと願って持ったそうですが、マッチョな男性が少なくなり、草食系男子の多い世の中ですから、誰もが恐れをなして巴御前のような此の女性の願いが叶うことは可成り難しいのではないでしょうか(;;)。でも考えようによると家庭での力仕事は通常男の仕事ですから、此を全て奥さんがしてくれるとなると亭主は極楽であり、軟弱な男性達から案外結婚希望者が殺到するかも知れませんね(^^)。
先週の答え
鯨が潮を噴く 机の上を拭く 瓦で屋根を葺く
来週の問題
赤飯を(た)く 落ち葉を(た)く 香を(た)きしめる

乙女の酔っぱらい

先週の16日から正式な確定申告が始まり、例年有名タレントなどが一番乗りで申告書を提出する様子がTVなどで報道されますが、今年は例年と異なり毎日新聞は東レの女子バレー日本代表大山選手等が東レ滋賀事業所でネット上のe-TAXを利用して申告する様子を掲載し、日経は京都競馬場で武幸四郎騎手等が矢張りe-TAXで申告する様をそれぞれ写真入りで報じました。昔のようにもう税務署での申告風景が載せられなくなりましたから、税務署には来ずにネットを利用して自宅などから申告せよとの国税庁の意向が強く働いているようです。正式な確定申告と言ったのは、実際には1月半ばより確定申告は始まっており税務署では建前として還付申告のみを前倒しして受理すると言っていますが、それでは税金を納付する人は2月16日以降でなければ申告が受け付けられないのかと謂う疑問が湧きますが、そんなことはなく昔々確定申告を2月16日から3月15日までの1ヶ月間と定めた法律が作られた儘改正されて居ないためであって、それ以前に申告納付しても一向に差し支えありません。昔確定申告は税金を払うためのものであって還付申告などなく医療費控除などが出来るようになったのもここ40年くらい前だったし、その頃は誰も医療費は子供の小遣い程度の僅少な額でしたから10万円以上など想像を絶する金額であり、医療費控除をする方など100人に一人あるかないかが実情でありましたから老齢者の高齢化と共に此だけ医療費が高騰した近年確定申告は義務であると同時に権利でもあることが昨今の風潮になったと言えるでしょうか。今や税務署は病気を抱えるお年寄りにとっては“お助け処”となりましたね(^^)
“やくみつる”と謂えば著名な漫画家です、然しゴーマニズムで売り出した右翼の小林よしのりとは全く違ったキャラであり、嘗ては30年前不正な手段で巨人入りした江川卓を徹底的に糺弾し、最近ではボクシングの亀田三兄弟の父亀田史郎を相手にテレビ討論で喧嘩寸前の論争をしたタカ派であって、ほんわかムードがイメージの漫画家としては異色と謂える人種の一人です。一方では漢字ブームの中を飛び抜けた博学で漢字検定1級合格の宮崎美子などをそれこそ鎧袖一触ですから凄いですね。此だけの識字率はこの人漫画家の前は物書きが本職だったように思われます。そのやくみつる氏が自民党の機関誌“自由民主”に投稿され先週掲載された、と毎日新聞が報じました。
『先の総選挙の投票終了時点で自民党の波乱の生涯は閉じられた。長年の失政のツケを払わされて汲々としている民主党を自民党に攻める資格はない』などと余りにも辛口の批判でありましたが、よくこのような悪口三昧を自民党本部が掲載を赦したものだと感心致しましたが、自民党幹部が知れば登載される余地のない文面ですから、機関誌の編集長が独断で自民党の腐敗と凋落を憂いての決断であったでしょうか。けれど何と言っても機関誌ですから、提灯記事を載せるのが建前であり、此の記事を読まされる党員達はどうしたら良いのでしょうね。処で投稿文の中で気になる箇所が有り“攻める”は如何に考えても“責める”の誤りだと思うのですが、漢字の神様である“やくみつる”が間違う道理がなく、機関誌の誤植か転載した毎日新聞が誤ったのかどちらかだと思います。何方か自民党員で機関誌をお読みの方はご確認頂けませんか。きっと機関誌が間違っていると思いますよ。ひょっとして毎日新聞だったりして…(;;)
先日の新聞で6段抜きの見出しで『 “春”運んだトラック』とあり、埼玉県の女子中学生が先月17日に行われる石川県輪島市の高校推薦入学試験を受験するために母親と会場に向かう途中16日夜の11時半乗り換え予定の長岡駅で、在来線の夜行列車が激しい吹雪で立ち往生して来ず、試験を諦めかけた娘を母親が励まして親子共に長岡駅から真っ暗な吹雪の中を深夜の国道8号線を歩いて西に向かい、傘を振り回して通りかかる車に必死の思いでヒッチハイクの合図をしましたガアメリカと違って日本ではヒッチハイクの習慣が余りなく2時間半歩いて午前4時半に漸くガソリンスタンドに辿り着き給油しているトラックの男性に声を掛けて乗せて貰い、幸い此の親切な運転手は8号線から迂回して輪島まで走ってくれて試験開始10分前に試験場に到着したそうです(^^)。一見よくある美談と片付けられそうな話題でありますが、私は此の出来事に大きな疑問を三つ持ちました。一つは滑り止めでもない推薦入学に夜行列車で試験当日の朝試験場に到着する計画の無謀さでありました。交通事情は希有なケースとしても大切な試験に夜行列車とは徹夜明けに試験場に赴くようなものであり、幾ら若いとは謂え心身共に疲労した直後の試験は思考能力の減退は避けられず、どんな事情があったか知りませんが百里も離れた場所へ行くには前日到着が常識でありこの母娘の考えにはどうしても同感できません。二つ目は国道でのヒッチハイクです。此は外国映画の見過ぎであり偶々良い運転手に巡り会ったから良かったものの、大型トラックの長距離便は狼たちも混じっている世界ですから、女性のヒッチハイクなど論外であり、一つ違えば母娘共に彼等(長距離便は二人乗車が多く交代要員は後部の寝台で寝ています)の毒牙に掛けられ、ボロ屑のように道端に投げ捨てられるのがオチではなかったでしょうか(;;)。最後はわざわざ輪島まで遠回りして送ってくれた運転手さんの住所などを聞かずに別れたことです。かれは“よこやま”と名乗っただけで連絡先は教えてもらえなかったそうですが、教えて貰えなくともトラックのナンバーとトラックの荷台に附された会社名などをメモしておけば警察で容易に判明した筈でしたから、此また仁義に悖(もと)る行為でしたね。この中学生この日の試験で作文の問題が偶々“私が感動したこと”であったため、前夜からの出来事を懸命に書き上げ、後日合格通知が届いたそうですが、此の母娘は“よこやま”さんに合格のお礼ができなかったことが悔やまれるそうです。
お礼は人の倫(みち)であり、試験の当落でするものではなかろうが!
先週東京の中央線高円寺駅で夜9時過ぎに20歳の女性が酒に酔って正体がなくふらふらと線路に転落し、近くに居た若い男性が助けだそうとしましたが、女性が意識を失って居り電車の接近で已むなく女性をレールの中央に寝かせ自身はホーム下に待避したため事なきを得たそうです。車体の最下部と線路の間は30センチしかなく、スリムな人でないと引っ掛かって助からない処でした。女性は“気が付いたら電車が頭上にあった”と話しましたから意識がなかったのと肥えていなかったことが幸いしましたね。助けようとした男性は無我夢中で何も分からなかったと話したそうですが、この男性24歳の社会福祉法人の職員でありJR東日本では感謝状を贈ったとか…(^^)新聞の写真では冴えないヤッケ姿の草食系と見受けましたが、九死に一生を得て可惜(あたら)二十歳の花を散らさずに済んだ此の呑べえ女性より今後携帯などで交際を迫られて当分辟易されるのではないでしょうか(^^)此の女性20歳になって居て良かったですね(^^)19歳ならきっと警察へ連行されたと思いますよ(;;)
それにしても世の中も変わりました。昔なら酔っぱらってホームから転落するのは男性と決まって居たのですが…(;;)妙齢の乙女とは愕きですね、きっと未だ自分の酒量の限度が分からない儘に飲み、駅の階段を駆け上がったことで急に酔いが回ったものでしょう(;;)
連日1円での攻防が続いていたJALの株が遂に19日金曜日後場の引け寸前に抽選で約2760万株の商いが1円で成立し、後は8530万株の不運な売り玉が取り残されましたが20日付けで会社更生法適用となり無償減資は必至であり、JAL株券は遂に紙屑となりました(;;)。大半の株主はとっくに売っていますから、残された玉は1円買いの2円売り狙いの欲ボケ連中ばかりだったことでしょう(^^)。
先週の答え
(陳)ねた子供 (捻)った問題 紙を(撚)る
“陳ねた子供”は難問でしたね、準一級の出題です。
ブログの愛読者からの問題の答は“財布を(掏る)”が正解でした。難しい一級の配当漢字ですが(掏摸)と言う言葉で思い出されることでしょう。
今週の問題
鯨が潮を(ふ)く 机の上を(ふ)く 瓦で屋根を(ふ)く

東急電鉄は600億円を返せ!

暖冬と言われ乍ら1月も月末ともなれば少し宛寒さが増して来るこの頃です。
1月最終週の仕事は11月決算法人の申告書の作成と提出(電子送信)以外に関与先の21年度年末調整の仕上げである法定調書の提出(此も電子送信)と関与先従業員の居住する市区町村へ個人別給与支払報告書の提出(持参又は郵送)で終わります。税務署へは年収500万円など一定の給与額を超えた方のみの報告で済みますが、市区町村へはパートなどを含む全員の報告が求められるので結構なボリュームがあり、指定都市以外はL-taxの環境が整ってなく、電子送信できないので郵送となりますが、播磨町や稲美町など田舎から神戸や明石市内に通っていられる方も多く仕事とは謂え切手代も馬鹿になりません(;;)
此の給与報告書の提出を巡る種々のカラクリについては紙面の都合上次週お知らせすることにいたしましょう。
久し振りに寒空に健気に咲くセントポーリアをご覧に入れましょう。以前お見せしたことがあるかと思いますが、この花はタネではなく葉挿しで子孫に引き継がれます。コープで150円で買ってきて3年目になりますから当初の株の曾孫にでもなるでしょうか。鉢が大きいと大きい株になり小さいと小さい儘で、全て葉の容積は根の容積と等しいからでしょうね。

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4億円近い土地を買い乍ら、検察庁の事情聴取(何で任意同行でないのか!)に対して小沢幹事長は鉄面皮を貫き知らぬ存ぜぬを通していますが、幾らお金持ちだと言っても鳩山総理のお母さんではあるまいし4億円ものお金が動いて銀行の借入金工作に偽の日付での所有者の確認書の署名など、全てバレバレなのに幹事長の言うことなら検察も不承不承乍ら納得するのでしょう。検察も菅家さんだと言いたい放題恫喝できても、相手が小沢さんだと此からの自らの地位を考えますから身の保全が優先して言いたいことも呑み込んでしまうのでしょう(;;)。それにしても可哀想なのは石川秘書です。小沢幹事長には情けという言葉の持ち合わせがないのでしょうね、此の儘では愈々石川秘書が自殺でもしないことには収まりがつかなくなって来るのではないでしょうか(;;)。
10年間も子飼いの秘書が必死になって師匠を庇って逮捕されたと謂うのに、その当日民主党の地方代議員会議に出席した小沢幹事長の満面笑みを湛えた新聞一面写真が翌日掲載されましたが一体から此の態(ざま)は何でしょうね。この人に限らず政治家と謂う連中には人の情と謂うものが全く欠けているのではありませんか、自らの恥部を全て部下の責任に押し付けておいて我関せずと知らぬ顔をするなど人の上に立つ人間のすることとは到底思えず、我が身のことしか考えぬ者に国民への思い遣りなどあろう筈もなくこんな奴が政治家とはチャンチャラ可笑しく、日本の国も此処まで落魄れたかと慨嘆の思いに駆られます。又、何時まで経っても聖域に踏み込めないで逡巡している検察当局の態度も歯痒いですね。三権分立は憲法の定めではなかったのか!
先週からお得意先に行けば仕事の後で決まってこのように小沢幹事長が話題となり彼への怨み節が聞かれますが、この人は金丸信や田中角栄の書生をしていた時代に獲得した政治家の処世術であったものでしょう、世間を騒がせたあの事件で国民が受けた衝撃を知らぬ道理がありませんが、同じ轍に嵌り込んで事態をどう収拾するお積もりでしょうか。鳩山総理も内心では苦々しく思っているに違いありませんが口には出せずストレスが溜まることと察します。民主党の心ある議員は一致団結して小沢幹事長に造反しクーデターを起こしたらどうだ!お陰で民主党の支持率が前回は50%強であったのが今回は44.1%と不支持率であり“支持する”41.5%を上回り、小沢幹事長に対しては“幹事長を辞めよ”と“議員辞職をすべきだ”の合計が73.3%にも上り民主党の命運にも翳りが出て参りました。それにしても対抗馬である自民党の支持率が相手が瀕死の重傷であるに拘わらず22.7%とは情けないぞ!
東急電鉄がJAJの株を処分して今期90億円もの特別損失を計上することを先週発表致しました(;;)。東急はJALの筆頭株主であり全株式の2.9%株式数にして8000万株余を保有して居ましたが、昨年11月末より半年1月に掛けて全株を売却したものです。JALの存亡については国内国外共に社会的な影響が余りにも大きいために公的資金による救済で決着させるものと誰もが多寡を括って居ましたが、調べれば調べるほど中身が腐っていて遂に会社更生法適用となった模様です。国の再生機構がスポンサーになり結局我々の税金が投入されることとなりますが、何れは回収不能になる可能性が大でしょう(;;)。会社更生法適用は全株無償償却が原則ですから、ペーパーレスとは謂え株券が只の紙切れになるは必定であり株価も連日安値を更新し、先々週は7円今週金曜日には一時1円(引け値3円)と最低価格となりました。2月20日には上場廃止が決定しており一桁台の株価は一種のマネーゲームでありますがそれでも連日1日数億株の商いは、1円の利鞘を目的とした人達の間で当分は1円幅の揉み合いが続きます。皆様も1円で1万株(1万円)買って置いて2円で手仕舞いすれば1万円儲かりますよ(^^)買い手がなかったら1万円損をするじゃないかと思われるでしょうが、JALには現在値下がりを予想して数千万株の信用売り玉がありますからこの人達は2月20日までに買いを立てて売り玉を決済する義務があり、“待てば海路の日和あり”であって必ず2円では売れると思います(^^)。私の利用しているネット証券の手数料は片道315円となりますから丸損しても高々1万315円です。今年の運試しに週明けに一度試みて見ましょうか?(^^)
先日お伺いしたお得意先の奥様が“日航の株を1万株買って株券を記念に額に入れて飾って置こうかしら”と仰ったので、“奥さん今は株券がなくなって居ます”と申し上げたら“ナーンだ!”とペーパーレスをご存じなくて失望されて居ましたヨ(;;)
処で東急電鉄はJALの筆頭株主であり乍ら全株食い逃げしたことは、インサイダー取引に該当するのではないかと思われますが、法的には売却直前に東急の会長がちゃっかりとJALの社外取締役を辞任しているためンサイダー取引とは認められず検察の遡及を遁れるそうですが、筆頭株主となれば役員であろうと無かろうとJALの情報は手に取るように分かる筈で、ちょっとばかしえぐい話ですよね。東急電鉄の食い逃げ価格は平均77円であり現在の時価が2円位ですから8000万株として、東急電鉄からJALの株を購入された誰かさんが600億円も損をしている勘定になりますが、こんなことって赦されて良いのでしょうか。筆頭株主は船で謂えば船長ですから船と運命を共にし、600億円の損失を甘んじて受けるべきではなかったかと私は思います。此の件についても、どうして誰も怒らないのか!(>_<) 先週の答え 摺り切り一杯 靴を磨り減らす 猫が擦り寄る 名刺に写真を刷る 書くには2番目が少し難しかったかな? 今週の問題 士気が(あ)がる 国旗が(あ)がる 子供の手が(あ)がる 物価が(あ)がる