暖冬と言われ乍ら1月も月末ともなれば少し宛寒さが増して来るこの頃です。
1月最終週の仕事は11月決算法人の申告書の作成と提出(電子送信)以外に関与先の21年度年末調整の仕上げである法定調書の提出(此も電子送信)と関与先従業員の居住する市区町村へ個人別給与支払報告書の提出(持参又は郵送)で終わります。税務署へは年収500万円など一定の給与額を超えた方のみの報告で済みますが、市区町村へはパートなどを含む全員の報告が求められるので結構なボリュームがあり、指定都市以外はL-taxの環境が整ってなく、電子送信できないので郵送となりますが、播磨町や稲美町など田舎から神戸や明石市内に通っていられる方も多く仕事とは謂え切手代も馬鹿になりません(;;)
此の給与報告書の提出を巡る種々のカラクリについては紙面の都合上次週お知らせすることにいたしましょう。
久し振りに寒空に健気に咲くセントポーリアをご覧に入れましょう。以前お見せしたことがあるかと思いますが、この花はタネではなく葉挿しで子孫に引き継がれます。コープで150円で買ってきて3年目になりますから当初の株の曾孫にでもなるでしょうか。鉢が大きいと大きい株になり小さいと小さい儘で、全て葉の容積は根の容積と等しいからでしょうね。
4億円近い土地を買い乍ら、検察庁の事情聴取(何で任意同行でないのか!)に対して小沢幹事長は鉄面皮を貫き知らぬ存ぜぬを通していますが、幾らお金持ちだと言っても鳩山総理のお母さんではあるまいし4億円ものお金が動いて銀行の借入金工作に偽の日付での所有者の確認書の署名など、全てバレバレなのに幹事長の言うことなら検察も不承不承乍ら納得するのでしょう。検察も菅家さんだと言いたい放題恫喝できても、相手が小沢さんだと此からの自らの地位を考えますから身の保全が優先して言いたいことも呑み込んでしまうのでしょう(;;)。それにしても可哀想なのは石川秘書です。小沢幹事長には情けという言葉の持ち合わせがないのでしょうね、此の儘では愈々石川秘書が自殺でもしないことには収まりがつかなくなって来るのではないでしょうか(;;)。
10年間も子飼いの秘書が必死になって師匠を庇って逮捕されたと謂うのに、その当日民主党の地方代議員会議に出席した小沢幹事長の満面笑みを湛えた新聞一面写真が翌日掲載されましたが一体から此の態(ざま)は何でしょうね。この人に限らず政治家と謂う連中には人の情と謂うものが全く欠けているのではありませんか、自らの恥部を全て部下の責任に押し付けておいて我関せずと知らぬ顔をするなど人の上に立つ人間のすることとは到底思えず、我が身のことしか考えぬ者に国民への思い遣りなどあろう筈もなくこんな奴が政治家とはチャンチャラ可笑しく、日本の国も此処まで落魄れたかと慨嘆の思いに駆られます。又、何時まで経っても聖域に踏み込めないで逡巡している検察当局の態度も歯痒いですね。三権分立は憲法の定めではなかったのか!
先週からお得意先に行けば仕事の後で決まってこのように小沢幹事長が話題となり彼への怨み節が聞かれますが、この人は金丸信や田中角栄の書生をしていた時代に獲得した政治家の処世術であったものでしょう、世間を騒がせたあの事件で国民が受けた衝撃を知らぬ道理がありませんが、同じ轍に嵌り込んで事態をどう収拾するお積もりでしょうか。鳩山総理も内心では苦々しく思っているに違いありませんが口には出せずストレスが溜まることと察します。民主党の心ある議員は一致団結して小沢幹事長に造反しクーデターを起こしたらどうだ!お陰で民主党の支持率が前回は50%強であったのが今回は44.1%と不支持率であり“支持する”41.5%を上回り、小沢幹事長に対しては“幹事長を辞めよ”と“議員辞職をすべきだ”の合計が73.3%にも上り民主党の命運にも翳りが出て参りました。それにしても対抗馬である自民党の支持率が相手が瀕死の重傷であるに拘わらず22.7%とは情けないぞ!
東急電鉄がJAJの株を処分して今期90億円もの特別損失を計上することを先週発表致しました(;;)。東急はJALの筆頭株主であり全株式の2.9%株式数にして8000万株余を保有して居ましたが、昨年11月末より半年1月に掛けて全株を売却したものです。JALの存亡については国内国外共に社会的な影響が余りにも大きいために公的資金による救済で決着させるものと誰もが多寡を括って居ましたが、調べれば調べるほど中身が腐っていて遂に会社更生法適用となった模様です。国の再生機構がスポンサーになり結局我々の税金が投入されることとなりますが、何れは回収不能になる可能性が大でしょう(;;)。会社更生法適用は全株無償償却が原則ですから、ペーパーレスとは謂え株券が只の紙切れになるは必定であり株価も連日安値を更新し、先々週は7円今週金曜日には一時1円(引け値3円)と最低価格となりました。2月20日には上場廃止が決定しており一桁台の株価は一種のマネーゲームでありますがそれでも連日1日数億株の商いは、1円の利鞘を目的とした人達の間で当分は1円幅の揉み合いが続きます。皆様も1円で1万株(1万円)買って置いて2円で手仕舞いすれば1万円儲かりますよ(^^)買い手がなかったら1万円損をするじゃないかと思われるでしょうが、JALには現在値下がりを予想して数千万株の信用売り玉がありますからこの人達は2月20日までに買いを立てて売り玉を決済する義務があり、“待てば海路の日和あり”であって必ず2円では売れると思います(^^)。私の利用しているネット証券の手数料は片道315円となりますから丸損しても高々1万315円です。今年の運試しに週明けに一度試みて見ましょうか?(^^)
先日お伺いしたお得意先の奥様が“日航の株を1万株買って株券を記念に額に入れて飾って置こうかしら”と仰ったので、“奥さん今は株券がなくなって居ます”と申し上げたら“ナーンだ!”とペーパーレスをご存じなくて失望されて居ましたヨ(;;)
処で東急電鉄はJALの筆頭株主であり乍ら全株食い逃げしたことは、インサイダー取引に該当するのではないかと思われますが、法的には売却直前に東急の会長がちゃっかりとJALの社外取締役を辞任しているためンサイダー取引とは認められず検察の遡及を遁れるそうですが、筆頭株主となれば役員であろうと無かろうとJALの情報は手に取るように分かる筈で、ちょっとばかしえぐい話ですよね。東急電鉄の食い逃げ価格は平均77円であり現在の時価が2円位ですから8000万株として、東急電鉄からJALの株を購入された誰かさんが600億円も損をしている勘定になりますが、こんなことって赦されて良いのでしょうか。筆頭株主は船で謂えば船長ですから船と運命を共にし、600億円の損失を甘んじて受けるべきではなかったかと私は思います。此の件についても、どうして誰も怒らないのか!(>_<)
先週の答え
摺り切り一杯 靴を磨り減らす 猫が擦り寄る 名刺に写真を刷る
書くには2番目が少し難しかったかな?
今週の問題
士気が(あ)がる 国旗が(あ)がる 子供の手が(あ)がる 物価が(あ)がる