学校・教育」カテゴリーアーカイブ

叶えられなかった幼女の願い

 

此の小さく可愛いカタバミを見て下さい^^。朝の日の出に合わせて蕾を開き初め明るくなってから漸く咲きますが、正午過ぎにはもう花弁を閉じて蕾の状態に戻ってそうそうに眠りに入り、一日の5分の4は寝て居る不思議な不思議なカタバミです。10日以上咲き続けます。何処からタネが飛んできたのか事務所玄関先のカラマツソウの横に先月半ばから咲きだし今ではちょっとした群落となっています。カタバミは普通夕方まで咲いていますから、どうして此奴だけそんなに早く睡るのか不思議でなりません。でも小さい花って可愛いですね。午後のほうが日陰になってきれいに写し易いんだけど寝ているとこ撮ってもしょうないもんね。横の黄色い花はキツネノボタンですから此のカタバミの小ささが分かりますよね。カタバミ「グレシャムの法則」であり、瞬く間に庭を占領して他の草花を駆逐する悪い雑草としてとして嫌われていますが、私は一向に意に介しません。でも雑草ばかり可愛いがってどうする?と何時も周囲から冷たい目で見られて居ることは事実ですが、そうなんです。私は生来世を拗ねた臍曲りの偏屈なんです。

 

 

「じぶんからきょうよりか、もっともっとあしたは(勉強を)できるようにするから、もうおねがいゆるしてゆるしてください」事件はガリガリに痩せた結愛ちゃんが3月2日搬送先の病院で死亡して発覚しました。鬼畜のような両親が虐待の発覚を恐れて香川県から東京へ越してきてから、5歳の結愛ちゃん未だ小学校も通えない幼女なのに閉じ込められた電気のない部屋で毎朝4時に起き鬼の儘父からノートに書かされた反省文の一部です。先週此の鬼畜は殺人容疑で逮捕されましたが警視庁捜査一課の鬼刑事でさえ記者団に此の反省文を読み上げるとき声を詰まらせたのでした。結愛ちゃんは奥さんの連れ子であり虐待した父はご多分に漏れず結愛ちゃんの実のお父さんではありません、一歳の男の子ができてから妻の連れ子が憎くなってよくある継子虐待が始まったのでしょう。私達の心を揺さぶるこのノートは大人の身勝手から自分を守ろうと必死に努力をして力尽きた結愛ちゃんの生きてゆくことへの切望が記されています。結愛ちゃん生きたかったよね、何時の間にか世の中随分変わりました。我々の幼い頃はメチャ貧しかったけど親たちは自分達はお腹いっぱいだとウソを嘘を付いてまで子ども達に少ししかない麦ご飯を食べさせてくれましたが、どうしてこんなに悲しい事件が次々と起こるようになったのでしょう。暖衣飽食って人の心を貧しくするのではないでしょうか。都庁の児相さん、毎日9時から5時まで机に座って居れば給与が貰えると思ったら大間違いです。真実を追求すべく問題家庭に乗り込んで一所懸命仕事をして下さいね!

知っておきたい生活の知恵

岡山大学付属病院で1年間になくなったガン患者の死因を追跡すると80%がガンではなくガン治療の副作用で亡くなっておりその報告論文を医学部長が皆の前で破り捨てたそうです。

先週の読めそうで読めない字    小川の辺(ほとり)

今週の読めそうで読めない字   (朱)を奪う紫

雪やこんこ♫

長かったゴールデンウイークでの民族大移動も漸く今日でお仕舞いですが、皆様は如何でしたか。私は体調が少しだけ良くなったので3日午後に駅前が再開発されてから行ったことがなかった明石駅前の多目的高層ビルを訪れました。明石にあったお得意先と縁が切れて4年になり、電車から眺めるだけで降りる機会がなく一度行こうと思って居たのです。32階とか見上げるような高層マンションは満室だそうですが、此れなら南海トラフの津波が来ても倒れなければ大丈夫でしょう。2階はお洒落なビルでいろんなお店に加えて楽団演奏や若い踊り子達のダンスとか若者向きの催しがあり、同じ階で営業しているジュンク堂がくすんで見えましたよ。好天に恵まれた駅前広場ではパントマイムの青年や、ポンチョでラテン音楽を奏でている外人などを多くの観客が見守って居り、孤独な毎日から一転して久しぶりに群衆に包まれた一刻を過ごせ仕合せ感一杯のひとときでした。百花繚乱と言いますが、何処を見ても花、花、花であり今週は花のお便りはお休みです。

 

 

少し季節外れの話になりますが、今日は朝日新聞社から季刊「サザエさん」が復刻発売されたのを連休前に読んで居て気付いたことです。年末から春まで夕刻になると定番になる「♫雪やこんこ、霰やこんこ♬」灯油販売で同じみの可愛い歌声ですから皆様もご記憶でしょう。暖かくなったので今月から12月まで聞かれなくなりますが、此れは文部省唱歌」です。きっと多くの方は「雪やこんこ」でなく「雪やこんこん」だと憶えて居られるでしょう。事実私の子供時代は幼児の頃からずっと「雪やこんこん」と歌って居たと思います。不思議に思ってその原因を探ってみると明治34年文部省唱歌「雪」が発表される10年前に滝廉太郎作曲「幼稚園唱歌」の第18曲に「雪やこんこん」と題した曲が掲載されています。此の「雪やこんこん」は文部省唱歌「雪」とは全く異なる曲でしたがゴロが良いため誰もが「こんこん」と歌うようになったのではないでしょうか。念のため国語辞典の「こんこん」と「こんこ」を検証してみると「こんこん」については三省堂国語辞典=雪が降る様子 広辞苑=雪または雨の降るさま 新潮国語辞典=雪やあられが降るさまと掲載され、新解さん明鏡国語辞典、岩波国語辞典には何も記述がありません。「こんこ」の方はと言うとどの辞典にも全く記載がないから文部省も真っ青です。きっと幼稚園唱歌の盗作と思われるのが厭で「こんこ」したものではないかしら。でも「こんこ」は語呂が悪いし歌い難いからごく自然に「こんこん」が誰もに踏襲されていったようです。でも明治24年では幼稚園に通える子どもは余程裕福な華族のような特別な人達だけだったでしょうから、滝廉太郎の作った幼稚園唱歌が全国に広まったとは考え難く、此の歌の文句が「こんこん」の始まりだった訳ではなく、雨が降る様の「こんこん」との語呂合わせと「こんこん」の方がリズミカルで歌い易かったからだと私は結論しました。因みに滝廉太郎の幼稚園唱歌を記しておきます。「♬雪やこんこん あられやこんこん もっとふれふれ溶けずに積もれ 積もった雪でだるまや燈籠こしらへましょ お姉様♫」。やっぱ、文部省は盗作を恐れたのでしょうね😁。

 

 

知っておきたい生活の知恵

性格を変えたらガンが消えることがあります。数年後のガン死亡率が10分の1になったのです。陰気から陽気に笑いのある生活に変えましょうね

先週の読めそうで読めない字  才(かど)ある琴の音

今週の読めそうで読めない字  (熱)り立つ

忘れられた愛の鞭

雑草が生い茂ってきた事務所の庭では先月末から雪柳が満開です。10cm位で切った小枝を水を入れたコップに挿して根を出させ庭に移植してから5年が過ぎて1人前の群落となりました^^。僅か10日間の花期ですから来週には葉だけとなる儚い命です。毎年選定してこれ以上大きくならないようにしようと思っています。

 

滋賀県彦根市の交番で少年巡査が指導役の巡査部長を拳銃で撃ち殺した事件は世間を大きく震撼させましたね。上司に叱責されたことが発砲の原因だそうですが、上司が部下を叱ることは昔からよくあることです。家の近所ではとても良い少年として通っていたそうですが私は此の少年の親の教育方針に重大な錯誤があったと思いました。私は少年期を戦前前後のスパルタ式教育で育ちました、だから親から「口答えした」と言っては蹴り倒され、先生からは態度が悪いと往復ビンタされることなど日常茶飯事で生傷が絶えない日々を送ってきました、然し全ては愛の鞭であり所謂ライオン式(ライオンが子を崖から突き落として這い上がらせることで子の心身を鍛える)だったのです。処が昨今では学校の先生すら生徒を叱ると親から抗議が来るようになって、不登校などで先生が譴責される可怪しな時代です。だから最早子どもを叱るのは親だけとなった情けない世相なのですが、その親が子を叱らないとなると子は困難や苦しみに耐えることを知らない乳母日傘の性格になり順風満帆路線しか歩めない脾弱なモヤシ人間になって仕舞ったと思われます。だから上司からのちょっとした叱責が「何で?」と理解できない儘に容易にブチ切れたのでしょう。今回のケースは明らかにそうだと思います。免疫のない者が受けた叱責は我々が想像もつかぬ大きな衝撃であったに違いありません。真面目でとっても良い少年だったことと思います。幼少時に親から厳しい躾を受けていたらこの少年は正常な判断能力と制禦力を弁えており起らなかった事件だったでしょうね。子どもは幼少時からしっかりと叱って早いうちに適度の体罰を与えて対処法を身に付けさせていたらこの事件はなかったと感じました。故にこの一人の少年を犯罪者に仕立てた原因の全ては両親の過保護であったものと私は推論致しました。実(げ)に恐ろしきは親バカだ(;;)。それにしても警察学校の教官は1年間一体からどんな教育をしてきたの?

知っておきたい生活の知恵

ガンの増殖と自己免疫力の効き目は拮抗しています。ガンを治すには自己免疫力の増加しかないことを自覚して下さい。

先週の読めそうで読めない字  由良の門(と)をわたる舟人

今週の読めそうで読めない字  武士は(二君)に(見)えず

少し難しいかな?

高畑裕太事件の総括

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昨年秋うちの大根畑に遠くから到来した閻魔蟋蟀の夫妻が住み着いたことは昨秋ご報告させて頂いたからご記憶の方もあると思う。見栄えは悪いが畑の前に枯れ草などを積ん込んで人が通れないように彼等の愛の巣とし、ずっと心に掛けていたのだが、私の願いが通じたのか先月終わりキリギリスが鳴かなくなった翌日からから「コロコロ」とあの美声が聞けるようになった^^、コオロギが孵ったんだ。毎夜美しい声を聞きながら私は至福の睡りについている。

3月末に生まれ7月初めから鳴き始めたキリギリスの声を8月一杯まで聞くことができたのは偏にキリギリスの食事の提供のせいだと思う。一昨年までは跋扈する三角バッタを見付け次第掴まえては池の金魚たち(ウナギも居る)にせっせと与えていたが、昨年からキリギリスの餌になってもらうため、あえて掴まえないことにした。だから今年からかなりの数のバッタが棲息し1m四方に10匹位に飛び交っている。キリギリスも食べたいとき周囲に目障りなくらい居る此奴を食べたせいで長生きできたのだ。キュウリやタマネギではこうは生きられなかったと思う^^。
私がキリギリスの肉食性に気付いたのは20年も昔、朝霧に事務所を構えた折、夏の昼下がりに孫の土産用と裏の草原でキリギリスやバッタを掴まえて虫籠に入れ帰所するとバッタがキリギリスに食べられて足だけになって居たことからだ。
話は変わるが50年前、垂水の北部が未だ田圃だった頃、田圃の周囲に水源として必ず存するため池に日曜日行ってよく小鮒を釣って居た、おまけで釣れてきたザリガニの赤ちゃんを魚籠に入れていたら、小鮒が全部大きさ躰の三分の一しかないザリガニの赤ちゃんに食べられ骨だけになって居て愕いたことがあった。あの小さい池でどうして両者が共存して居れたのか考えたがよく分からないが生き物の世界ってまるでイスラム国だね。

長く言われて来たことだが、税法上の配偶者控除が愈々廃止されると日経が報じた。此れ迄幾度となく議論されてきたが、何故か立ち消えとなっている。原因はこの控除を廃止することで政権政党がダメージを受けると予想されることから与党議員達が廃止に消極的であることにあるが、配偶者が年金の第三号被保険者として厚遇されていることも原因の一つだと私は思う。給与から控除される社会保険料が独身者と同額なのに制度上配偶者の国民年金が支払われることにされている矛盾は、原則である負担の公平性が覆されている。
更に多くの企業が支給している扶養(配偶者)手当(月額1万円乃至2万円)も大きな関門であり、配偶者控除の上限である給与103万円又は社会保険加入者の下限給与130万円を超えることでこの手当が打ち切られることが配偶者の勤労意欲を著しく阻害している。配偶者は130万円の枠等に囚われずに働きたくとも、このラインで手当が打ち切られるデメリットは計り知れない。お役所も正面から配偶者控除に向かう場合は多くの企業や官公庁の配偶者手当についてきちんと詰めるべきだ。現在の制度は矛盾撞着そのものだろう。

先週内閣府の発表によれば15歳から39歳の「引き籠もり」が全国で54万人も居て内20歳以上が半分以上を占めるそうな…、此れって、誰かが「引き籠もり」の面倒見てるんだよな?戦中戦後食べるものもなく自身が餓死せずに生きて行くのに必死だった我々世代には考えられないことだ。未成年者は兎も角、二十歳を過ぎての「引き籠もり」は周囲に居る保護者を引き離せば解決することではなかろうか。「引き籠もり」の原因は先ず「衣食住」が確保されているからだろう、此れさえ断てば「引き籠もり」は居なくなる。「ホームレス」になるって?「ホームレス」は過酷なサバイバルレースだから「引き籠もり」如きに到底できるものではないぞ。

被害者であるホテルフロント係の顔写真までネットに暴露された強姦致傷事件の犯人高畑裕太は不起訴になって釈放された(>_<)。お金のある者は示談で不起訴になり、お金がない人は実刑になるなどまるで中国じゃないか!遣り切れんぞ…、
裕太も潔く罪に服せば未だ若いことだし10年後復帰もあり得たと思うが、不起訴では世間が赦さないから彼は不起訴のお陰で不幸にして一生日陰者になった。被害者に示談を持ちかけた母親もバカだね、親馬鹿の典型だ、世間では「お金が子どもをダメにする」と謂うが、今回のケースはその一例だった。釈放後入院だって?頭以外何処も悪くないが逃げ込んだ先は精神病院ではなかったよね。
可哀想にも被害者も又此れで地元で暮らせなくなったね、決して和姦ではないがお金を貰ったことで後ろ指をさされるもんな。一番不幸だったのはお金で面を張られたこの女性だった。「覆水盆に返らず」で躰の痛手は帰らないから「ないよりマシ」と不本意にも受け取ったものだろうが、身の不運に対し高畑親子を一生恨み続けることだろう、所詮ごまめの歯ぎしりなのは悔しいな(怒)。

三省堂国語辞典の「父(とう)ちゃん」
父さん、父、夫をさす。
新解さんの「父(とう)ちゃん」
幼児が父親を親しんで呼ぶ語、親しい者同士で自分の夫を指して言う語、
新解さんの方が親切だ。
先週の読みたくても読めない字
散る花を愛(お)しむ心
今週の読みたくても読めない字
長寿の父に(肖)りたい

先週の宿題の答
フォントをHGS教科書体にすると違いが良く分かります。(でも皆さんのパソコンではフォントが変わると思うので下に筆順を書いておきます)
柿(かき)の旁は亠(なべぶた)に巾で9画ですが、杮(こけら)は巾の縦棒の上部に一が突き通って居り8画となって居ます。
尚「こけら」とは材木を切った時に出る切り屑のことで新築や改装工事の最後に屋根の切り屑などを払い落としたことから完成後の初めての興業を「杮落とし」と言いました。

なんばの雑炊

ひまわり

お盆が済んでも炎天下が続きプランターの花達も夕方だけの散水では到底追つかず少し宛葉が黄色くなって行く。ひまわりは炎天下に燃えるように咲き、夏を象徴する花だ。国道2号線に沿って塩屋方面から500mに渉って道路際に観賞用のひまわりが並んでいる、道行く人や車からの視線を癒やすための垂水海浜公園のこころ遣いだが、余りの旱天(ひでり)にひまわりも花ごとグッタリして哀れ斯くの如しだ。公園管理者もこうまで日照りが続くとは思わず散水設備を設置しなかったことを後悔していることだろう。
1970年公開されたソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの「ひまわり」は悲しい映画だったが飛行機で種蒔きでもしたのだろうか、「ひまわり畑」の広さは半端ではなく凄かったね。
話変わるが、映画「ひまわり」でマルチェロ・マストロヤンニがソフィア・ローレンを捨ててロシアの女性と一緒になり子どもまで儲けたのは不倫だったのだろうか、私は決して不倫などではなく彼女が自分の命を救ってくれた人への恩返しだったと思いたいが、相手役のリュドミラ・サベーリエワの清楚な若妻振りを見ては、マルチェロ・マストロヤンニがソフィア・ローレンを捨てた気持ちもよく分かる。戦争が齎(もたら)した悲劇だが男女の巡り会いに道徳は存在しないしマルチェロの行為を責めることはできない。でも詰まらぬこの映画が一流映画と見做されたのは実にヘンリー・マンシーニの音楽のおかげだったね。

お盆になると決まって終戦のあの日の聞き取れない玉音放送を思い出す。あの頃は兎に角食べるものがなく、常にひもじかった食糧事情が脳裏を過(よ)ぎる。あぜ道を歩いていてタンポポやイタドリを見付けてはその儘食べていたが、今の人には当時主食が粟やなんば(トウモロコシの俗名)の雑炊だったと言っても誰にも分かるまい、疎開者には米や麦が当たらないから「なんば」だったんや。
子どもを大切に育てるには幼い頃に食事を充分に摂らせることだと本に書いてあったが、子どもの場合大半の栄養が脳の働きに大きな影響を与えるそうだ。つまり賢くなるには幼い頃に栄養のあるものを充分に食する必要があり、それなら私が頭が良くないのはロクなものを与えられなかったせいなんだろうかと時代のせいにしてみるが、戦争で紙がなく試験もできなかったから勉強どころではない環境では脳より胃袋が絶対君主だった。授業中に考えて居ることは先生の話ではなく唯腹が減った、何か食うものはないか?だったもんな。
近年の小学生はませて居て痩身を願い、ダイエットだとか…、朝食を抜いたりする子どもが多いと聞くが、少しばかりスタイルが良くなっても脳への栄養が足りずにアホになるのが分からんのか?三宮に出ると足ばかり長い「頭空っぽ美人」が多いことに愕くが、あれは栄養が少なくて本来行く場所を間違ったせいだろうね。

昨年8月興味本位で友人の車を生まれて初めてハンドルを持って車を運転し80歳の老人をひき殺して逃走した17歳の少年に対し、月初めに大阪地裁は危険運転致死罪による懲役刑(4年から8年)の求刑に対し、此れを退け家裁送致を決定した。だが厳しい危険運転致死罪も年齢によってこうも刑が軽くなるのは怪訝しいと思う。14歳以上はきちんとと罰せられることに決まったのではなかったの?17歳なんて殆ど大人だが法律では子どもなんだね(;;)。
少年から謝罪の言葉もなく遺族達は全員この決定(判決でなく)に対し法廷で泣き崩れた。
裁判員裁判であったが、運転技能を全く持たない者の車の運転は非常識だし凶器を振り回しての殺人と同様だから「未必の故意」が適用されて当たり前なのに意外な決定だ。きっとこの手緩い決定のお陰で、この倫理観に欠けた少年は未成年のため氏名も発表されないから世間には分からぬことになり保護観察処分の後、何食わぬ顔で悪事を繰り返すに違いないと思う。法律とは四角四面なものだがなんとかならないものか、遣り切れない気持ちだ。厳しく罰し氏名を公表して犯罪を続発させないことが裁判所の一番の役割じゃなかったの?

昼は高校野球に夜はオリンピックと、スポーツ好きには睡れぬ毎日が続くが、其れもあと少しでお仕舞いだ。オリンピックの我が国の獲得したメダル40個超は凄い。4年後の東京オリンピックは時差もないし、凄い記録が期待できそうだね^^。
今日の高校野球の決勝は北海高校(南北海道代表)に勝たせて遣りたいがピッチャーがへばっているから、3人も投手の居る作新学院(栃木県代表)が勝つんだろうな、作新と聞くと誰もあのダーティーな江川巨人事件を思い出すから,日本人の判官贔屓で何としても北海に勝たせて遣りたいと思うんだが…(;;)。

三省堂国語辞典の「よとうむし」
 よとう蛾の幼虫 夜に土の中から出てきてキャベツの苗を嚙みきる害虫、根切り虫
新解さんの「よとうむし」
 ネキリムシの異称 一方「根切り虫」の欄ではよとうむしなど地中に住み苗や農作物の根を嚙みきる害虫の総称とあり、堂々巡りは見苦しい。
どちらも誤った解答だ。三国の「よとうむし」はネキリムシではないし、新解さんも私の知っている「よとうむし」ではない、根切虫は真っ白で甲虫の幼虫であり植物の根を食べて成長する、夜盗虫は夜盗蛾の幼虫でカーキー色だ、夜暗くなると土を出てキャベツや白菜の葉を食害し、朝になると再び土の中に潜って睡る奴だ。躰の上の土が盛り上がって居ない処が此奴の発見されない秘訣だ、ずる賢いね。でも食べた葉の傍に残された黒い糞だけは隠せないから、根元の土を指で掘るとちゃんと寝ているのが見つかる。此奴を飼っていた鶏の餌にすると黄身が倍になるから、秋になると毎晩懐中電灯と蚊取り線香を持って出掛けたものだ^^。
因みに新潮国語辞典には「よとうむし」はなくて「夜盗蛾」だけが表記されている。
家庭菜園を経験された方なら「よとうむし」と「ネキリムシ」の区別は明瞭だろう。国語学者には家庭菜園に趣味のある先生が居ないんだろうな。

先週の読みたくても読めない字
自分の考えを演(の)べる。

今週の読みたくても読めない字
わざわざお越し下さり(太)だ恐縮です。

政党完敗・小池百合子の乱

ひるがお3 キリギリスの棲家

今年も漸く雑草を掻き分けながらヒルガオが咲き始めた。花も葉も虫食いでボロボロだが此れは庭に住み着いて毎年繁殖する三角バッタが食い荒らしたものだ、でも大量の三角バッタの誕生はアクリル水槽でレタスを与えながら育て庭に放したコオロギ同様キリギリスの常食が確保されたことを意味するから安心だ^^。右の写真はキリギリスの生活環境を考え、に食べられないように更には雨露も充分に凌げる繁茂したジャングルのような庭だ。蛇でも出てきそうだから私以外は誰も近付かない仕組みになっている^^。道行く人は誰もが荒れ果て放置されて居る庭を奇異な目で見て通るが私は意に介さない。

団体による組織票が選挙に勝つ基本スタイルだが、都民の浮動票の積み重ねが290万票もの得票となった今回の都知事選は特筆すべきものだった。都議会最大会派の自民党にそっぽを向かれて孤立無援での立候補となった小池百合子だったが、政治家として24年間培った力は自民、民進、公明、共産と党派の力を笠に来た対立候補達を全く寄せ付けず、終盤街頭演説での「私は笹舟、周囲は軍艦」の言葉は判官贔屓である多くの都民の共感を得て勝利を奪い去った。
彼女は21歳カイロ大学在学中に第四次中東戦争による軍事訓練の経験者だ。今の政治家の中で一度でも「匍匐前進」したことがある者が居るか?匍匐前進の言葉の意味すら知らないものが多いと思う。なに?字が読めないって?最低だね(;;)。
自民党の酷い中傷が支持政党を持たない一般選挙民を怒らせたばかりか、自民党支持者からもやり過ぎだの声が高く、選挙戦半ばにして戦いは決し、安倍総理は遂に増田候補の応援演説を諦めた。そして前代未聞支持政党なしでの小池百合子圧勝となったのは、不甲斐ない対立候補のせいだけでなく、何時もの選挙に比べて女性の投票率が男性を上回ったことも原因だろう。
都知事の初都庁に際して石原伸晃都連会長と内田幹事長の辞任に戦(おのの)いた都議会自民党三役達が挨拶に出ず雲隠れしたが、これら税金泥棒である魑魅魍魎に対しどんな処置を執るのか小池都知事とて聞きしに勝る策士だからお手並み拝見と行こう^^。
小池都知事はリオネジャネイロ五輪には「閉会式に知事の公務として出席する。ビジネスクラスでトンボ帰りになる」との発言は、常にファーストクラスに乗り公用車私用の諸経費を返還するよう求められ四面楚歌の舛添前都知事への当てつけで辛辣な言葉だった^^。
奇しくも都知事選で小池さんを散々貶した丸川珠代が五輪相に選ばれ、入閣そうそうリオの五輪開幕式に出掛けていったがファーストクラスはさぞや居心地が悪かったであろうな^^。

女子マネ

愈々夏の甲子園の始まりだ^^。処で先週2日行われた練習で大分高校の女子マネージャーがユニフォームを着て練習ノックのボール渡しをしていたら、大会関係者から男子部員以外はダメだとベンチに追いやられた (>_<)。危険防止の観点から練習補助は男子部員に限られているそうな…、ベンチってグラウンドの一部じゃないの?試合に出られることをベンチ入りするって言うよね?何か曖昧だ、又どうして男子なら良くて女子が危険なのか全く分からない。夜道を歩いて居るのじゃないんだよ。危険防止なんてのは口実で実は男女差別だと思う。この差別ってセクハラじゃないの?パワハラじゃないの?高野連は苦し紛れに女には女子高校野球があると言ったが、今夏優勝した神戸広陵だって監督は男だじゃないか、試合前にグラウンドでノックなんかしているじゃないか!あれは良くて女子マネが居たらダメなんて屁理屈だろう。高野連は甲子園球場を大相撲の土俵と勘違いしているのだろうか、女子がグラウンドに入ると汚れるって?バカじゃないの?余りにも時代錯誤な規則だから今後高野連も各方面から袋叩きされるだろう。高野連は土下座しろ!
でもこの女子マネさん新聞に取り上げられて写真まで映されて良かったね^^。此れまで頑張った甲斐があったね。とても可愛い子だし…、この子を目当てに野球部に入部した選手が居たから代表になれたのかも知れないよ^^。大分ガンバレ!

三省堂国語辞典の「ぱあ」
じゃんけんの紙、あとに何も残らないこと、くるくるぱあ、

新解さんの「ぱあ」
ことが不首尾に終わり全てなくなったこと、思慮分別の欠けた人、 じゃんけんでグーに勝つもの
引き分けだな^^。昔伴淳三郎の「あじゃ-ぱあ」が一世を風靡したのは五十年位前だったか、「♪あなたがあじゃ-で私はぱあよ」なんて歌まで流行ったよね^^。「あじゃ-」だけ消え去って「ぱあ」だけ生き残ったんだ。

先週の読みたくても読めない字
艶めかしい科(しな)を作る 

今週の読みたくても読めない字
雲の(随)に月が洩れいづる
少し難しいかな?

漢字を読めなくなった日本人

なでしこ

猛暑が続いて居るのに家の前のプランターでは何故か色とりどり秋の七草である撫子(なでしこ)が花を付けて道行く人々の目を和ませて居る^^。露地でないため水遣りが大変だが、溝に生えていた苔を剥(は)いでプランターの土の上に敷いて乾燥を防いだのが成功したのか酷暑の中で可憐な花を眺めるのはとても楽しい^^。特に白い花が可愛いね。それにこんなに清楚だと流石にペットボトルやコーヒ缶を捨てる不届き者でも遠慮するから助かるな^^。

先日NHKニュースホット関西で何かの事件について奈良の畝傍高校とかの先生が生徒達に「他人事ではない…」などと話しているのが字幕のテロップ付きで放映された。先生の言った言葉は(たにんごと)だった。待って、待って、どうして「たにんごと」なんて言うの?他人事を「ひとごと」と読むのは決まりじゃなかったの?どうして高校の先生まで誤った読み方をするの?又NHKもそれを検証しないの?
まさか間違って居たのが私では…と辞書を引いたが「たにんごと」で出ているのは僅かに三省堂国語辞典が「ひとごとから誤って生じた言葉」とあり、新潮国語辞典も広辞苑も「たにんごと」は入って居ない。新解さん第七版では「たにんごと」はなかったが「ひとごと」の項に「最近たにんごとと文字読みする傾向あり」となど注記されて居たから、「たにんごと」も使われるようだが此れは明らかに慣用読みではなく誤読だ。文庫本を読んでいると最近「他人事」に「ひとごと」とルビが付くことが多くなったが、ルビが付くということは読者に「たにんごと」と読まれることを作者が嫌ってのものだろう、されば世に「たにんごと」と読んで恬(てん)としている輩(やから)が闊歩してきたに違いない。最近漢字を読めなくなった連中が多くなったことはネットの書き込みに象徴されて居る。入力しても漢字変換の選択をしないから、意味の分からない漢字表記になって居るのに気づかない。ひらがななら未だ意味が取れるが漢字の熟語が変わると言葉の意味が全く異なるから変換時に辞書機能を活用しないんだろうな。それにしても漢字は全てパソコンでの検索を頼りにして国語辞典を引かない連中が多くなったのは嘆かわしいよね。

ネットを見ていたら「読み間違い漢字ランキング50位」なるものが出ていた。中学生程度の易しい字ばかりだった、500人が対象だったが出題の熟語を見て日本人も漢字が読めなくなったものだと呆れたね。1位から10位まで書いてみよう。

  1. 乳離れ(ちちばなれ→ちばなれ
  2. 貼付(はりつけ→ちょうふ
  3. 続柄(ぞくがら→つづきがら
  4. 礼賛(れいさん→らいさん
  5. 依存心(いぞんしん→いそんしん
  6. 漸く(しばらく→ようやく
  7. 早急(そうきゅう→さっきゅう
  8. 間髪(かんぱつ→かんはつ
  9. 代替(だいがえ→だいたい
  10. 一段落(ひとだんらく→いちだんらく
  11.  

左が間違いで矢印の右が正しい読みです。どうして間違えたのかわからないこともあるでしょう。たとえば誤って「貼付」を(はりつけ)と読むのは漢字の送り仮名がないのに訓読みするからであり、「漸く」を(しばらく)とは漢字自体が読めて居ないんだ。しかし「乳離れ」はうっかり間違うよね、何故か「続柄」だけは何処の区役所へ行っても「ぞくがら」と言って揺るがない、どの国語辞典にも「ぞくがら」とは読まない、分かっているのだろうが言い難いし長いから勝手に申し合わせて「ぞくがら」に決めているのだろうが金田一京助先生に背く不届きな役人や。新解さんが役人の用例で「融通の利かない役人根性」と書いたのがよく分かるなあ。
13番目に「他人事」が登場するが誤答率は20%だった。この中に高校の先生まで居ると思うとこれからの子ども達の国語力が案じられてならないね(;;)。

任天堂のスマホゲーム「ポケモンGO」が世界的なブームとなり、あっと言う間に株価が1万5千円から3万円台にまで駆け上り乱高下している。なにせ利用者が街を歩き回って隠れているポケモンを捕獲するゲームだから引き籠もりの遊びと言われたスマホゲームの健康対策として余りにも劃期的だ(^^)。昨年7月早世された任天堂岩田社長の発想が基だが泉下でさぞ喜んで居られることだろう。今後此のポケモン革命がどのように推移して行くのかとても興味深いが若い人達が仮想社会であるゲームに費やす凄いエネルギーを学業研究等に転嫁することができれば素晴らしい未来が到来するのではないかと思うがどうなんだろう。
そのうち道を歩く老人がポケモン探しのスマホ少年にぶつかられて怪我をするケースが続出しはしないだろうか?
処でポケモンGOのモンスター数は増えていて7月23日時点で世界中に152匹がいるそうだが全部見付けたら何か貰えるの?

舛添事件が終熄し、今度は都知事候補の鳥越俊太郎の淫行疑惑に週刊文春の集中砲火が浴びせられ、鳥越さん激怒の告訴となったが、選挙期間中なのに文春も良くやるよな、でも火のない処に煙は出ないと言うし野党連合鳥越さんの都知事は消えたね。自民の増田は影が薄いし、小池さんが同情票で当選するのではなかろうか?

三省堂国語辞典 
本音 本心からでた言葉
新解さん
本音 口に出しては言わない(言うことが憚られる)本心
両者正反対の答だ。「本音」は出すものか隠すものか難しいが、出さないで隠す処が「本音」の所以のようにも思える。然し、新潮国語辞典を見ると「本心から出た言葉」とあり、「―を吐く」と用例があるから矢張り出すのかなあ。

先週の読みたくても読めない字
雲の随(まにま)に洩れいづる月 (随は常用漢字なのに読めない方が多かったことと思う)

今週の読みたくても読めない字
(雅)と変わらぬ態度

イチロー選手の快挙

月見草 (1)

今年も昼咲き月見草が庭のあちこちで咲いて居る。黄色ではなく見事なピンクだから月見草と思えないが葉は明らかにアカバナ科特有の月見草であって甲虫(コガネムシ類)の大好物であることは変わらない。花片まで食べられるから余程美味しいんだと思う。此の昼咲き月見草に限って何故かタネを付けないので、ヒルガオのように根の一部を掘り取って秋に植え替えるしかないので厄介だが、翌年花が咲くと移植の甲斐が報いられてホッとします^^。

京都府立朱雀高校で昨秋3年生の女子生徒が妊娠中であることを学校が知って狼狽え、卒業するには体育の授業が必須であり、球技や持久走などを含めた実技の補習が必要だとむちゃくちゃ言って彼女を休学に追い込み、彼女は結局通信制へ転籍をさせられる模様だと先週新聞が報じた。高校生の妊娠など日常茶飯事と思えるが、学校を辞めずに堕ろさないで産もうとした此の健気な少女に対し、少子化時代も考えず学校のメンツだけに拘り、母親になろうとする少女の信念を踏み躙り姑息な手段で学校から抹殺しようとする此の学校は公立とは言え情けない、きっと保守的な教育委員会の横槍だろう、「子を産むなら退学しろ」と言い難いから体育の授業を受けろなんてとても陰険だ、時代錯誤だ。学生と倫理の建前論が根底にあるのだろうが、子どもを産んだ女性は高校生になれないと法律に書いてあるのかね?そんなことないよな(>_<)。

諸悪の根源である舛添都知事が粘りに粘ったが叶わずやっと辞任した。国民誰しも清々して心が晴れたよね^^。二枚舌とはよく謂われる言葉だが彼の語録はまるでそれだ。別荘への公用車での送迎については2010年彼の著書「日本新生計画」にて「多くの議員が普通の感覚を持っていない。電車で通った方が早いし運賃も廉く済む。運転手付きの公用車は不要だ」と書いている。都知事は議員より偉いんだと言いたいのだろうが、どちらも都民から選ばれているから同じではないのかな?
2011年彼の著書「日本政府のメルトタウン」では今の議員の多くは、強請(ゆす)りたかりだ、権力を得ることによって、税金に寄生しながら生活している。」と書いた。それって自分のことやないか!語るに落ちるとはこのことで自ら望ましくない議員の見本を帥先して実行して居たんだ。次の選挙に必要な公費50億円は彼の自宅や別荘や投資信託を処分して払って貰ったら?美術品も誤魔化されない間に取り戻さないと…。
彼は都知事の給与全額を辞退したいと議会に申し出て居たが、それなら退職金2200万円を辞退しないのは怪訝しいね?

イチロー選手日米最多安打は凄いね!大リーグ入りした2001年に首位打者とMVPになったことは元々それだけの力を有していた証拠だし27歳からは医学的にも人間の体力の下降期だから凄い。又彼が日米共に弱小チームに所属して打撃機会が13107回(ローズは14053回)と900回も少なかったハンディキャップについて誰も触れない。
なのに日本のプロ野球成績を頑として認めようとしない75歳までなったピートローズは大人げない、彼の僻み言葉はとても聞き苦しく、素直にお目出度うと言えば男が上がるのにそれに気づかない処が彼が小物であることを顕している。
 10年連続3割30本塁打100打点を記録したエンゼルスの主砲アルバート・プホルス内野手は、「イチローがすぐに米国でプレーしていたらどうなっていたか想像できるだろう。もうとっくにローズの記録を抜いていただろうね」。此れが率直な感想ではなかろうか。
イチロー選手が二塁ベース上でヘルメットを掲げて新記録の達成に対しファンの祝福に答えたシーンは感動的だったが、彼の白髪の多さから彼が決して若くないことと、此れまで誰にも言いしれぬ苦労が白髪から滲み出ていることを知って目頭が熱くなった。

今日は午後3時半から漢字検定だ。80歳代になって初めてのテストだがどの字でも読む端(はな)から忘れるし、漢字の画数が覚束なく「`」を忘れ、「刎ねる」と「払う」が定かでないから果たして合格できるのかビミョーだが受験しないことには絶対に受からないから「運否天賦」の心境で受けてみようと思って居る。

井山名人

今朝の週刊碁総理大臣顕彰を受賞した井山名人安倍総理と共に誌面を飾った。
日夜多忙の総理でも総理大臣顕彰は外せないんだね^^。井山名人は安倍総理に「福」と揮毫したセンスを贈呈した。怒濤の中の日本経済だが安倍さんには日本人の幸福を護って貰いたいとの井山名人の願いだろう。

三省堂国語辞典の「ぶす」
器量の悪い女性を悪くいう言葉
新解さんの「ぶす」
美しいとは義理にも言い兼ねる容貌(の女性)
引き分けかな?

先週の読みたくても読めない字
彼のした努力は徒骨(むだぼね)に終わった

今週の読みたくても読めない字
(徒広い)部屋

常用漢字「脈」があっても「爪」がない

牡丹 キツネのボタン

写真はお得意先からメールで頂いた深紅の牡丹だ。うちの庭ではキツネノボタンが咲いている。此方のはボタンはボタンでも釦なんだ^^。あとひと月で今年第一回の漢字検定だ、(ぼたん)は準一級の配当漢字だからこの際ブログに書くことで憶えることにしよう^^。
80歳になっては記憶能の衰えが際だって著しく、昨日何故か「」(小学4年生の配当漢字)を書き間違えた(;;)、「」とか微妙に紛らわしいからつい間違うんだ、こんなことで合格できるのかと不安一杯だが折角11年も続けたことだし、もう少し続けてみようと思う。
「爪に爪なし、瓜に爪あり」とか昔何かで憶えたが「爪」は簡単な字なのに「脈」と異なり常用漢字でないから高校生は書けなくて良いなんて怪訝しいよな、高校生には「爪」は書き取りや仮名付け問題がでない決まりだが文科省は一体から何を基準に常用漢字を決めて居るんだろう?明らかに「脈」の方が字画が難しい字だよね。どっちも躰の部分だのにね。

保育園建設

何故か全国的に保育園の建設に周囲の住民から反対の声が上がり各地方自治体では急増する需要に応えるべく建設計画中の保育園の建設を取りやめる動きが相続いて居る。処が毎日新聞の先月の世論調査では迷惑とは思わないとの回答が86%も出されている。迷惑だと思う回答は僅か6%だ。回答者がエエカッコしたとは言わないし、保育園建設予定地周辺の住民ばかりがアンケードの対象ではなかったのではないかとも思うが少子化時代でもあり、総論では「保育園落ちた、日本死ね!」の社会事情もあって保育園が疎まれる謂われがない、察するに保育園の騒音を嫌悪する人達は保育園の周辺を生活圏とする人達でも保育園の園児を嫌っているのではなく、きっと子ども達を車や自転車で送迎する母親達の危なっかしい運転や降りてから保育園周囲で傍若無人に道路を独り占めして、通行中の人達を惑わせ、昨夜のドラマの進展に嬌声をあげるママ友たちの騒音が近辺の住民に嫌われて居るのではなかろうか。送迎は親子が手を繋ぎ、ママ友とは会釈くらいに規制をすれば周囲は誰も保育園建設に反対しないと思うよ。

不法採掘

茶畑に接する山林の土砂を採掘業者が90度と断崖絶壁に不法採掘した事件に対して奈良県が住民の訴えにも耳を貸さず2年間も放置して居たと先週新聞が報じ業者の社長が逮捕された。大騒ぎになっても奈良県の砂防課はこの件に関してコメントできないとか事実関係が把握できないとかゴタクを並べているが、採掘が始まった2010年以後県は一回も現地へ行かず放置していた。つまり採掘許可を出したことすら忘れて居たんだ(>_<)。国民の財産を護るのが役所の仕事ではないの?被災者に何もしない熊本県の役人といい、此の奈良県の役人といい困ったもんやね(;;)。 新明解国語辞典の「公僕」欄(ブログ2/21掲載)をお読み頂ければ彼等が如何に自分達の職務に対して自覚がないか分かるよね、まるで税金泥棒だ。仕事を何もしないで良いから公務員志望者がメチャ多いんだろう(>_<)。

先月の日経新聞「私の履歴書」は三菱地所元社長福沢武氏だった。三菱地所は誰もが知る三菱グループの不動産部門を統括する大会社で全国有数の大手デペロッパーだ。
福沢さんは幼い頃から肺結核で躰が弱くしょっちゅう入院していたので学校が小学校しか出て居ないと書かれて居る。誰もが不思議に思うことだが天下の三菱に小学卒が入社できたことだ。彼は闘病13年を経て23歳になって漸く結核が完治したので大学入学検定試験を受けてそこから24歳で慶応大学を受験し目出度く合格し卒業、そして入社試験の結果29歳で三菱地所へ入ったのだった。
大学時代私の囲碁部の同輩S君は大学時代「優」を40も稼いだ秀才で、当時未曾有の鍋底景気であるのに念願の神戸銀行や東海銀行に優秀な成績で合格したが、健康診断の結果中学時代ちょっとした肺浸潤の既往症の跡を指摘されそれが理由で入社できなかった。それを思えば福沢さんが良く此の会社に入れたものだと思ったが矢張り伏線があったのだ。
彼は姓で分かるように福沢諭吉の直径曾孫だった。諭吉と言えば慶応の創始者だ、慶応の先生方も24歳にもなって大検から受験してきた彼を合格させたくなかったと思うが塾舎にとっては諭吉の名前はメチャ重たかったに違いない。三菱地所だって偏に諭吉の曾孫であることが採用の決め手であったろう。でなければ他の入社員より6歳も歳のひねた結核の経験者を採用する道理がないからだ。
然し採用されたからと言って出世できるかどうかは本人次第であり、会社は対外的に諭吉の名前でも利用できれば営業が円滑にこなせると思ったのだろうが福沢さんはその後病気も発病せずに立派に営業職を熟(こな)し遂には62歳で社長の座を射止めた以後7年間勤め上げて代表取締役会長に就任し2007年に取締役相談役、現在は83歳で名誉顧問だ。
結核と大検と此の二つの難関を突破して一流会社のトップになれたことの原因は本人の力と曾祖父の威光とどちらが勝っていたのだろうか?考えてみれば閥だけで社長になれる道理も無く彼が聡明で人を引きつける魅力と優れた総合判断力の持ち主であったに違いないが、その辺りを見極めた当時の三菱地所の試験官は偉かったな。

三省堂国語辞典の「しもたや
商売をしまった家の意、商売をしないで暮らしている(格子のある)家
新解さんの「しもたや
商売をしまった家の意、商店街に点在する普通の住宅
「しもたや」とは懐かしい言葉だ、早々微妙に違うが、「しもたや」はある地域での商売屋に対するの対義語でもあり、新解さんが正しいと思う。住宅街に「しもたや」があるとは言わないよね、

先週の読みたくても読めない字
社長になりたいだなんて痴(おこ)がましいよな

今週の読みたくても読めない字
警察の手が(逮)ぶ

三菱自動車の燃費偽装

常磐万作

やっと大型連休が終わって垂水の街にも何時もの人影が戻ってきた。人影と共にあっという間に街は初夏の佇まいとなって其処ら中が何処を歩いても花、花、花で、その中での散策は目の保養でありとても楽しい^^。一筋東向こう通りの角のおうちの庭に咲いている写真のピンクの花が燃えるように咲き誇っているから道を通る人は誰も目を奪われて居る。「つくしんぼ」の写真を送って頂いた芦屋のNさんに画像を見て貰ったら「トキワマンサク」だと教えて頂いた^^。名前さえ分かればネット検索で容易に確認できる^^。うちにも植えたいので早速通販で一本注文し庭に植えた。花を見るのに数年を要するだろうが私の目の黒いうちに花が見られるだろうか?

三菱自動車の燃費偽装問題が世間に大きな波紋と衝撃を起こして居る。
三菱関係者には昔から必ず三菱自動車に乗らねばならない不文律があり、しかも現役正職員から定年OBまで価格は10%OFFのバーゲン価格だったのだ、うちのお得意先でも三菱の下請け社長は全てデボネアに乗っていたが、その理由は車の値段は負けて貰えなくても三菱重工の工場正門へ入るには三菱の車に限られる決まりがあり他社の車は裏門から入らねばならぬことだった(;;)。
可笑しかったことはお得意先のF社長が三菱と取引もないのにデボネアに乗っているので理由を聞いたら愉快であり、彼は糖尿から目の病でずっと神戸三菱病院に通院していたが、三菱車だと三菱病院の前にある三菱造船所正門脇に駐車していても門番に怒られず他社の車は総て警察に通報されたそうだ^^。

車だけでなく三菱グループは建設機械でも結束が固く、お得意先のOさんが一所懸命頑張って三菱の仕事の受注に成功されたとき契約書を読んでガックリされたことを思い出す。その中には工事使用の什器類は全て三菱製を使用することと明記されていた。然しOさんの会社にある什器はすべてコマツの建設機械であってキャタピラー三菱と名付けて売られてるアメリカ製の粗悪品など一台も無かったのだ。三菱の連帯意識を察知しなかったばかりに多額の交際費を費消し、あたら契約書を破棄する無念さはOさんの心中を察しその遣る瀬無さを30年を経た今も思い出す。

それ程までに大量のユーザー層を固定し、他に目移りさせぬ天下の三菱が燃費偽装だなんてどう見ても欲のかきすぎだと思う(>_<)。三菱自動車工業社長の父君である三菱重工の相川天皇は一丸となって自動車工業社員の雇用を守れと檄を飛ばしその愛社精神には涙が零れるが、彼は1350社ある下請け(孫請けは無数で数えきれない)については全く言及しなかった。 然し世論が動きメディアが騒ぎだし三菱自工も仕事がなくなる下請けの部品メーカーに補償を行うことになったと最近になって報じたが零細企業である三次下請けは全く蚊帳の外だ。自工は偽装が発覚した軽自動車4車種の生産を停止しており、これらに部品を供給するメーカーに対し、生産停止に伴う損失の一部を補償するが、部品の一部を加工する三次下請けは部品メーカー任せだから先ず補償はムリだと思われる。何時も貧乏くじを引かされるのは孫請け曽孫請けの宿命だが、ゴーンさんが来たときの日産の下請け達の驚愕を彷彿させるよね。

相川天皇の檄にも関わらず、三菱自動車は岡山県水島製作所では軽自動車の生産を担当していた従業員約1300人について、自宅待避させ5月分の賃金をカットする方針に伝えたが此れも怪訝(おか)しく、仕事を出す義務があるのは企業であり働く意思のある従業員は出勤させるべきだろう。仕事がなくても会社都合なら給与はカットせずに支払うべきが社会の常識と謂うものだ。仕事がなくても会社にはすべきことが幾らでもある筈だ。
曽て川崎重工業神戸造船所ではオイルショックでの造船不況の折、仕事がなくても全工員を出勤させ給与を支払った。仕事は普段稼働していた機械の徹底的な点検と工場内のあらゆる箇所の掃除が主でそれをし尽くすと毎日が工場グラウンドの草むしりだった。仕舞いには雑草も夜中に芽を出しホッとしていても朝8時には無情にも抜かれてしまい芽すら出さなくなったから工員達は何時も草が生える雨乞いをして居たのはかれこれ幾十年前だったろうか。下請け救済も必要だろうが自社の社員のほうが遙かに大切であることに気づかない三菱自動車の矛盾撞着には呆れるほかないね。

先週アメリカ共和党大統領候補にほぼ確定したトランプ氏が調子に乗って同盟国の米軍駐留経費を全て駐留国に負担させると吼えた。
我が国は金丸信が防衛庁にいた折、日米協定の枠を超えた「思い遣り予算」と名付けてアメリカに阿り、以来莫大なお金を米軍に支払っているがその額は40年間に30兆円にも達している。この中には駐留軍人の娯楽費まで入っているのだから遣り切れない。娯楽費を使って沖縄の街で酒を飲み基地への帰路で婦女暴行までするのだから始末が悪い。トランプはこれらの事実を知らないから駐留軍経費の負担にのみ言及している。トランプさん先ず日本に30兆円を返し、更に婦女暴行の駐留軍人を法律通り刑に服させてから言ってね!

三省堂国語辞典の舟、船(ふね)
-を漕ぐ
新解さんの舟(ふね)
用例、舟を漕ぐ
(意味)からだを前後に動かしながらいねむりをする
新解さんは舟と船を区別して掲げ、「舟を漕ぐ」を用例に用いているから三国は小中学生には教育上「いねむり」の意は少し早いと考えて居たようだ。

先週の読みたくても読めない字

愛(まな)娘が嫁ぐ

今週の読みたくても読めない字
社長になりたいなんて(痴)がましいよな