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tigerace について

税理士

一寸違うんじゃない?


夏には来なかった颱風が二つも来て、幸い兵庫県南部地方は久し振りの雨だけで済みましたがお陰で今月に入ってめっきりと秋らしくなりました。(^^)春に続いて蟋蟀の餌と孫のお弁当のおかずにと秋用のレタスを播種し育苗し畑に移植しましたが、春に使用した土を利用したのが悪く、根切虫(甲虫の幼虫)が棲み着いて居て植える端から根を食べられ全滅するので、もう一度土を掘って根切虫を50匹ほど捕獲し池の金魚の蛋白源としましたが、未だ居残っているらしく、更に次は蝶々の卵が孵って青虫となり哀れレタスは葉を食べられて一日にして茎だけとなり、まるでサボテン宛らになりました。自衛策として蝶々の入らないようにネットを張ったら今度はバッタがやって来て私の跫音を聴くだけで10数匹が畑から飛び出す始末であり、無農薬野菜の栽培が如何に困難か農家の方々の苦労を実感しているこの頃です。(;;)

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お馴染みEさんからの菊水山の夜明けです。これを本当の曙光と謂うのでしょう。譬えようもなく美しいですね、言葉は知っていても生を受けてこの方幾度か見ている筈ですが凄く感動したのは矢張り私が人生の終焉を迎える歳を迎えたことに因るのでしょうか。山の稜線を駆け上ってくる太陽を待つのは心躍る思いでしょうね。(^^)
6年振りにノーベル賞が4人も日本人の受賞となりましたから或る意味で我が国の新たなる曙光と謂えるでしょう。然し最近はノーベル賞も些か安売りの感があり、湯川秀樹博士当時の感動が味わえなくなりました。ともあれお目出度いことですが、物理学部門3人化学部門1人であり、それぞれ3人宛選ばれていますが賞金の配分は複雑で日本円にして約1億4千万円の内、物理学部門は南部先生が50%で小林益川先生は各25%宛とか…(;)化学部門は外人が2人同時受賞のため3等分らしくユーロもメチャ高くなってノーベル財団も手許が不如意と成ってきたのでしょう(;;)
俳優の宝田明さんが先日首都高速で124kmで愛車を運転し64kmオーバーでオービスに捕まったそうです。首都高の昼間は駐車場のような混雑ぶりですからきっと深夜の出来事と思われますが、74歳にもなってクネクネした首都高を124kmで疾走とは愕きですね。
90日の免停は仕方がないところですが、この人次の仕事で急いでいたから…と悪びれる風もなく、スピード違反に対する反省が全く見られず、記者会見でも芸能人特有の驕りが感じられました。ひょっとして俳優稼業も落ち目になったので人気を取り戻そうとの意識が働いたものかも知れませんが、交通違反は人身事故さえ起こさなければ犯罪ではなく、不運な出来事だとする風潮が未だ世間から払拭されていませんからから困ったものです。警察庁も免停だけで済ませずに、10日間程度のボランティア活動(駅前の清掃業務など)でも課することにしたら少しは効果が上がるのではないでしょうか。
それにしても首都高にしろ阪神高速にしろ最高時速が60kmなのは解せませんね。解せないのは速度ではなく道路の名称の方です。高速道路の最高速度は原則100kmと決められていますから、60kmなら首都中速とか阪神低速に変えるべきですが其れでは、高い料金が取り難いのでこんな名前を付けたのでしょうが羊質虎皮と言われても仕方ありませんよね。
宝田さんも首都高が本当に高速道路なら青切符で済んだ処でしたからお気の毒でした。
先月のことですがアメリカ大リーグでホームランを打ちながら打った選手の得点にカウントされなかった珍妙な出来事があったそうです。事件は8月に取り入れられたビデオ映像の採用によりホームランかどうかが争われましたが、塁審の判断はフェンスに当たった只の単打でありビデオ映像はフェンス上部に当たっていたためホームランと認められたケースだそうですが、抗議の直前に打った選手には代走が送られており、従って得点は代走の選手にカウントされると謂うおかしな裁定となりました。以為ホームランと認められた時点でボールデッドとなり代走は記録から消去せねばならぬと考えますが、規則規則と何事にも硬直的な我が国ならいざ知らず、ホームランに打点だけ付いて得点が付かぬとはおかしなことをするものだとあらゆることに意外な程柔軟である筈のアメリカですから甚く愕きました。
熟考えるに資力も定職もない者に何れ家屋がもっと値上がりするだろうから、その際売却して返さそうなどと虫の良いことを考えて愚かな銀行達が家屋の購入代金を貸し(所謂サブプライムローン)挙げ句バブルが弾けアメリカ経済全体が瀕死の重態となった莫迦なアメリカですから或いは愕くことは無かったのかも知れません。彼等は20年前の日本のバブルを対岸の火事とまるで見ていなかったのかと考えましたが、あの時日本から何十兆円もの大金を巻き上げていったユダヤ資本は殆どアメリカ発でしたから、或る意味で因果応報でありましたね。
大阪府の橋下知事が月給泥棒であったお飾り名誉職教育委員の再選にあたり、新教育委員に小河式プリントで著名な小河勝氏(大阪樟蔭女子大講師)と百ます計算で名を馳せた陰山英男氏(立命館小学校副校長)を任命しました。私は何故か何処か一寸違うな?と感じましたが、この人達は児童の学力向上の方法に長けた方々でありますが、教育委員が直接児童と接する訳でなし、先生の指導能力まで持ち合わせて居るとは思えず、先生と謂うフイルターを透してどうやって児童の向学心に火を付けることができるのでしょうか、昔から名選手、名監督成らずと謂いますから児童の心理は読めても日教組に洗脳されて、ああ言ったらこう言う海千山千の先生達をどう扱われるつもりなのか不思議でなりません。お二人の先生はきっと隔靴掻痒の思いに駆られることと想像し、橋下府知事の思惑は先ず外れるでしょう。それに在任中の無駄飯を食っている4人の教育委員との力関係をどう調整されるつもりなのでしょうか。多数決なら負けですよね。
八百長事件に端を発し、力士暴行事件を初めとして大麻力士と世間を席捲した日本相撲協会が文字通り重い腰を上げて外部役員の就任を決めましたが、私は矢張り何処か違うな?と感じました。就任した外部理事は早稲田の特命教授に元高検検事長、更には元警視総監と肩書きばかり錚々たる方々でありましたが、果たしてこれらの方々が真剣に相撲協会の在り方を憂いて改革を叫んでいる方とは到底思えず数ある名誉職の一つに過ぎず、理事会の決議事項にイチャモンが付かぬような人を探して議事の承認事項に少し重石を付けるために選ばれたのではないかと感じました。相撲協会も内舘牧子さんなんかに理事になられると敵わぬので、地位が高くて多忙でなるべく出席などしない方で比較的相撲に興味のない方を選ぶのに苦労したことでしょう。(^^)それとも次回不祥事が生じた折には、元高検検事長、元警視総監の肩書きを利用して、立件を揉み消して貰う目論見でしょうか。
文部科学省もこの程度のお茶濁しで世間の風当たりが躱せたものと安堵していることでしょうが、協会内部には収益事業課税とか過大理事報酬や力士の報酬など大きな癌組織が居座っていることを承知した上でのことでしょうから、これ又腫れ物に触らぬ事なかれ主義でありましたね。
新聞記事ですが、丸大食品の商品からメラミンが検出された事件で設けられた大阪府“食の安全推進対策委員会”の会合での会議後の記者会見で取り立てて何も言うことがなかったけれど報酬を貰っている手前何か言わないとアカンと思ったのか、小崎俊司委員長(大阪府立大学教授)は『牛乳を仕入れる際に“感性”を持っていれば防げたと思う』と述べて丸大食品の生産管理に問題があったとの認識を示したそうです。私はちょっと違うな?と此また私のアンテナに不協和音が響きました。
“感性”とは広辞苑に拠れば“外界の刺戟に応じて感覚、知覚を生ずる感覚器官の感受性”などと書かれており、私は五官以外で感じ取る訓練された特殊な能力だと考えていますが、蛋白質の含有量を偽装するために使用されたメラミンが感性で認知できるとは私にはどうしても思えません。或いは委員長は中国からの輸入品については、毒物添加の可能性があるため、“もっと勘を働かせろ”と言いたかったのではないかと思いますが、勘と感では大違いであり、“勘性と”謂う言葉は聞きませんから、矢張り委員長は“感性”と言ったのでしょうが、食品衛生法にも記載されていない毒物だからこそ“感性”なんて右脳に頼る言葉を使ったのではないかと思いましたが予言者でもあるまいし、そんなもの誰に分かるか!
阪神はまさかの優勝を手放して憎っくき巨人の連覇となり、今日サンキョウレディースで橫峯さくら選手は10位タイと低迷し、世界経済はアメリカ金融市場の暴挙によりドルユーロ共に無間地獄へ逆落とし、アメリカには北朝鮮のテロ指定解除と裏切られ、27年前の妻殺しの共謀罪でロスに送られた三浦和義は無念の自殺と波瀾万丈の1週間でしたね。
今日ジャスコで聴いた阪神日本一目指せセール“六甲颪(おろし)”は譬えようもなく寂しいものでしたよ。(;;)

中山成彬は立派な政治家だった!


先月末の雨から急に本当の秋が訪れたように感じられ肌寒く、人間様にも衣替えの季節がやって参りましたが、気温の低下で蟋蟀の鳴き声も一段と張りが出てきた分キリギリスの鳴き声が弱々しくなってきたので行火(あんか)を入れてやることになりました。
昨日4年生の孫が母親達と一緒に体験学習である稲刈りに淡路に行って参りました。それはそれで良いのですが、じいちゃんへのお土産にと田圃に居た雨蛙を10匹ほど持って帰ってくれました。(^^)処が見ると小さいアクリルの昆虫入れに土も草も入れずにぎっしり詰め込まれ半死半生の状態であり、早速ヤブ蚊の棲息する庭に放してやりましたが、昨夜の雨で何匹元気になったことやら…じいちゃん思いは嬉しいけど少しは雨蛙達の気持ちも察してやって欲しいなあと思いました。(;;)
組閣早々中山国交相の失言問題を発端としてたった5日で中山氏は大臣の座を手放すこととなり麻生内閣の根幹を揺るがせていますが、この人4年前に文部科学大臣にもなった経験がありますから大臣になって舞い上がってしまった訳でもないでしょうに、先月終りの日経新聞のインタービューで『大分県の教育委員会の体たらくは日教組が原因だ、日教組の子供は成績が悪くても先生になれる』と語りましたが、“よくぞそこまで言ってくれた…”と我々庶民の声なき声を代弁して頂いたことに対し私は快哉を叫んで居りました。
処が口が滑って他にも成田空港や単一民族の問題について行き過ぎた発言があり、此の二つは翌日撤回しましたが、野党だけでなく自民党内からも批判の声が高く無念にも辞任の已むなきに至ったのですが、日教組の件に関しては頑として自説を曲げずに頑張り通しましたから、或る意味偉いなと思い、曲学阿世が常の日本の政治家には珍しい快男児だと感じ入りました。(^^)
思うに4年前に文部科学大臣であった際に日教組に対し、君が代斉唱や道徳の授業廃止について深い憤りを憶えて居られたことが、今回の発言に繋がったのではなかったかと思います。今や勢力を弱めて温帯低気圧になろうとしているとは謂え彼等が此まで教育界に垂れ流した害毒は量り知れず、日教組が我が国児童の教育にガンの存在であったことは誰もが認める処ではありますが、本音と建前が異なる日本人の悪しき慣習から言ってはならぬことが多々あり、たった党員30万人(未だそんなに居るの?)にまで減少し羊頭狗肉と化した日教組に挑む喧嘩ではなかったのではと思いますが、起こってしまったものは致し方なく、弱腰の自民党の連中では庇いきれなかったのでしょう。(::)
然し、身内が正論を吐いて四面楚歌に陥っているのに誰もが手を差し伸べず、逆に罷免すべきだなど息巻く連中の存在にはウンザリしますね。“中山君が言ってしまったことは仕方ない、千載一遇のチャンスだからこの際一致団結して日教組を潰してしまおう”とでも言う豪傑が自民党には一人でも居ないのか!
石破茂などを先陣に押し立てても、彼はトイレに行く振りをしてこっそりと逃げてしまうでしょうね(;;)あの顔はよくよく見ると負け犬顔に見えますから日教組に噛み付けといってもどだいムリですかね。(;;)
中山成彬氏は実は鹿児島ラサールから東大法学部に入った秀才であり、大蔵省の同期で3歳年上のミス大蔵省を射止めたことは当時から有名でありましたが、そのミス大蔵省が女性での初代課長であり、初代局長であった中山恭子拉致問題担当内閣総理大臣補佐官であったことも又皆様衆知の事実です。
有能な官僚ではありましたが奥さんの方が仕事がよくできるので、40歳を前に大蔵省を退官して政治家に転向されたものでしょう。政治家としては後輩である奥さんに拉致問題等で先に有名になられた憤懣も少しはあったかも知れませんね。(^^)
児童の教育より自分達の利益を最優先する日教組が強い処程児童の学力が低いなどと謂うことは当然であり誰も分かっている事実で、大臣の発言は実は本音であって教育界の実相が語られたものなのですが、世の中表で言って良いことと悪いことがある位、大臣程の器量のある人ならご承知の筈なのですが、信念として心に秘め、然るべき時期を待って発言して頂きたかったのが時期尚早となり残念至極でありました。(;;)
中山氏の持論が正しかったかどうかは次回の選挙で国民の審判が下されることになり、彼はきっと当選できると思ったのですが、彼は何も考えずメディアに流されやすい軽佻浮薄の連中が多いことを憂いて潔く次回選挙の立候補を断念され政界を引退する決心をされたことは誠に残念至極です。さぞ日教組のバカ共が喜んでいることでしょう(;;)
新しく選ばれた金子一義国交相は認証後の新任記者会見で『失言では辞めない』と宣いましたが、此の人大臣にもなりながら日本語の文法が良く分かっていないようですね。“失言をして辞めることはない”と言いたかったと思いますが、文法上“失言をしても辞めない”と聞こえます。(;;)金子さん、もう一度中学生の国文法を勉強された方が良いのでは…?
今年までに確定申告を電子申告(e-TAX)ですると所得税が5000円限度で1回だけ返ってくることは皆様もご存じの通りですが、そのためには住基カードに電子証明書を付加して頂く必要があり、住基カードを未だ未入手の方は住基カードの入手からスタートして頂かねばなりません。税理士として関与先の税金を少なくする義務がありますから、殆ど持っていられない顧客に住基カードの入手を依頼するため先日明石の市役所に電話して10枚程住基カードの交付申請書の送付を求めた処、郵送料が掛かるので送付できないと断られました。(;;)市民税の申告用紙や納付書を要求すると何時でもハイハイと気前よく何枚でも送ってくれるのに、我が役所の収入に無縁なものには斯くも冷淡なのは何故でしょうか。“住基カードの申請料が500円電子証明付加に500円入るではないですか”と言ってやりたかったのですが“其れは実費です”とか逃げられると思い言いませんでした。市民へのサービスを普段謳い文句にしながら、役所の妙なコスト意識にも困ったものですね。
国税庁もe-TAX e-TAXと我々税理士には税務署の各課統括官を経由して電話攻勢やら来所までして勧奨しながら、財務省自治省等の縦割り行政による弊害だと思いますが、外堀のことまで我知らぬとは、昔のことを思えば社会保険事務所などより遙かに親切になった税務署であっても矢張りお役所仕事と言われる所以でありましたね。(;;)
因みに自分で確定申告を電子申告して5000円控除して貰うには別個住基カードの読取機であるカードリーダー(3000円~4000円)が必要ですから一般の方には、役所行きの交通費など考えると5000円は収支トントン乃至は赤字であり、e-TAXの普及を妨げている原因の一つでもあると思われます。
税理士に依頼される方は税理士のカードリーダーで代理送信しますから住基カード取得費用等1000円の負担だけで済みますが、確定申告の作成費用を払わねばなりませんから何方もどっちでしょうか。(;;)
うちでも関与先の方々にe-TAXの慫慂をしていますが、手続きが煩わしいので反応はイマイチであり、今まで通りでお願いしたいと仰る方が圧倒的に多いのに驚きますが、考えてみると手間、暇、足と4000円を天秤に掛けたら誰だって逡巡しますよね。e-TAXは医療費の領収書を税務署に持参しなくても良い利点もありますが、実は小生昨年度の申告をe-TAXで行いましたが、未だ事務所に残された大きな領収書袋の処理に困惑しております。3年間保存義務がありますが、以為税務署の倉庫がパンパンになったのでe-TAXに移行したのではないかと思えて、先日税務署の研修会の折、e-TAXでも医療費の領収書は受け取って頂けるのかと問うたら困っていましたが、ノーの返事ではありませんでしたよ。(^^)
日経新聞に昨年8月から1年2ケ月に亘って連載された、ベストセラーになった三国志などで著名な北方謙三の“望郷の道”が先月29日完結しました。其れまで日経は読者層の好みをどう考えたのか渡邉淳一“失楽園”や“愛の流刑地”など官能作品が意外に多く、私にはこれまで読むに耐えぬ作品が多かった分“望郷の道”は北方謙三の曾祖父に当たる我が国の近代製菓史に偉大な足跡を残した新高製菓の創設者森平太郎をモデルとした作家自身のルーツを探る異色な作品でありました。時は明治の中期九州と台湾を舞台として、任侠の博徒が堅気となって活躍する豪快な小説であり、毎朝新聞を開いて目を通すのが1面でなく最終面下欄の小説に変わったのも、津本陽の“下天は夢か”以来久し振りのことであり新聞休刊日が恨めしくなるほどの入れ込みようでありましたから完結して以来がっくりと力を落としております。(^^)
遠賀川の川艜(かわひらた)船 (注1) 稼業の小添正太と佐賀で三つの賭場を持つ藤家の女将藤瑠瑋との出会いで始まるこの小説は、血湧き肉躍る作品であり全編全て当時の博多弁、佐賀弁が用いられて居り、行き届いた時代考証と共に失われつつある方言への郷愁を新たに致しました。単行本になるでしょうからもう一度ゆっくり読んでみたいと思って居ます。
(注1) 底が平たくて喫水が浅く細長い舟であり、石炭や石材を運ぶために江戸時代から使われた平たい舟
あのポールニューマンが亡くなったそうですね。83歳とか…詐欺師のコメディーでありながらアカデミー賞受賞作品である“スティング”の土壇場でのまさかの大逆転は秀逸でしたね。35年前の作品ではありますが未だ脳裏に残る傑作です。他にも数えきれぬ名作が多々ありますが“スティング”はもう一度見てみたいですね。心からご冥福をお祈り致します。<(_ _)>
待望の日本女子オープンでありましたが、橫峯さくら選手先週優勝に手が届きながら終盤3連続ボギーで崩れた後遺症から立ち直れず59位スタートとなり、予選通過も危ぶまれ乍ら、流石実力者で後半頑張り7位タイの成績に終わりました(;;)然し、最終日の今日同スコアの上田桃子との一騎打ちで彼女を1打突き放しましたから、まあええか(^^)

子を産んで大臣の座が…


愈9月も最終週を迎えました。事務所のキリギリスも随分弱り鳴声もしわがれ声となりましたが、それでも一所懸命に玉葱を食べて生き永らえています。一匹など足(手?)が一本になりましたが五体不満足な身体で私の掌に抱かれて玉葱を食べて必死で生きて居り、一口食べてはジジジーと鳴きますからきっと有難うと言っているのでしょう。(^^)生きることへの本能と謂うものの凄さを私は昆虫によってしっかりと学ばされた思いです。自殺者が段々増えて行く昨今、是非人間もキリギリスを見習うべきでしょうね。
二星蟋蟀の方はすっかり成虫(中年)になり、別の容器に入れている閻魔蟋蟀のコロコロの美声に触発されてチリチリと鳴き交わして居り、何故か平安時代古今和歌集の世界にタイムスリップしたような情緒豊かで雅(みやび)な雰囲気に包まれて仕事をして居ますが、風流を解せぬ職員達には雑音としか聞こえぬらしく、五月蝿いとか苦情が出て感性豊か?な小生を唖然とさせ落ち込ませて居ます。(;;)
今回に限ったことではありませんが、餃子を初めとした中国からの輸入食品の質(タチ)の悪さにはホトホト手を焼きますね。今度は牛乳を水で薄めた際に蛋白質が減少したことを隠すためにメラミンなる化学物質を牛乳に混入使用していることが発覚し、丸大食品6品目の乳製品入りの商品を自主回収に入りましたが、32万袋流通し回収は僅かに554袋のみとか…(;;)先日三笠フーズ事件で関係者とされて世間から糺弾され漸く無実の罪が晴れたばかりの日清医療食品が給食用に丸大から購入した菓子パン35000袋がメラミンに汚染されていたことが判明し踏んだり蹴ったり四面楚歌に陥って居ます。このメラミンなるものは既に昨年アメリカで中国より輸入されたペットフードにより多くの犬や猫が死んだために中国で業者が逮捕され、我が国でも今年6月にペット用飼料安全確保法が成立したものの、肝腎の人間様の食品については此を全く怠って居り、中国で粉ミルクによる健康被害が起こった今年になって漸く厚労省が重い腰を上げましたが、日本ではメラミンが食品製造過程で使われる筈のない物質と勝手に極め付けられて食品衛生法上の規制対象に入っていない杜撰さが後手後手に廻らされたものであり、腎臓や膀胱に結石ができる障害が出ると謂うのに放置されていたことは到底赦されることではありません。何処の法律にあろうが無かろうが健康被害が起これば即座に対応せねばならぬを怠った農水省や厚労省の怠慢は大いに責められるべきだと思います。政府も他人事(ひとごと)ではありませんから、中国政府に対し多額の賠償を求めるべきですが、お坊ちゃん育ちばかりの外務省にそんな硬骨漢が居る訳もなく、黙って泣き寝入りは情けない限りです。(;;)
福田政権がサドンデスの終焉を迎え麻生政権に取って代わりましたが、いろんな事があり何とも喧(かまびす)しく遽(あわただ)しい9月でありました。
哀れにも架空事務所費問題に“やかましい”問題、更には汚染米関係業者を調査未了の儘発表する不手際などと満身創痍であった太田農水大臣と、昔は兎も角工業用糊は今では米から作っていないことを糊業界から反駁されて(;;)“私共に責任があるとは全く考えていない!”と断言して世の顰蹙を買い、町村官房長官からは厳しく譴責されて翌日には前言撤回のお詫びをせねばならなくなった白須農水次官が虚言の責任を取って、詰め腹の已むなきに至りましたが、事務次官は実務など一切何も知らぬ只のロボット役人でありますから次官に“工業用糊だとでも言っとけば?”などと進言したノンキャリ役人が居た筈ですが、彼は一体からどんな厳重処分を受けることになったのでしょうか。(;;)瓢箪から駒、思わぬことで農水次官の座が転がり込んできた井出林野庁長官から“愛(う)い奴だ!”と逆に地位を抜擢され栄進したりして…(^^)
元総理の三女小渕優子34歳が最年少大臣として任命されましたが、こともあろうに少子化行政担当大臣とか…31歳で結婚し昨年子供を儲けたばかりですが、此の子を産んでいたお陰で大臣の座が転がり込んできましたから、優子さん此からは一生子供に頭が上がりませんね。でも何故か晩婚を奨励しているようで、少子化大臣とは笑止千万です。然し大臣の職務は子供を育てる環境への啓蒙活動に尽きますから毎夜頑張ってポコポコ出産することだと勘違いなどしないで下さいね。
女性大臣は郵政族の野田聖子と併せ美女二人ですが麻生短命内閣の客寄せパンダと思われます。枯れ木も山の賑わいと謂いますが、矢張り枯れ木ばかりでは華がなく、枯れ木の中に彩りを添えたお飾りのお雛様なのでしょう。(^^)閣僚認証式の際麻生総理両手に花は自分の身長の低さを隠すためではなかったでしょうか、野田聖子が大柄なため自分はハイヒールで女性達はローヒールが命じられていたりして…(^^)
自民党きっての論客石破茂が意外にも農水大臣に任命されましたが、此は或いは泡沫候補が総裁選に臨んだことへの麻生太郎の報復手段であったかも知れませんね。石破茂は将来の総理を狙って多勢に無勢を知っての上での今回無印の総裁選挑戦でしたから、この際農水相にでもしておけば歴代の農水相が不祥事で辞任していることだし、弛みきった農水省の役人達が放っておいても彼の足を引っ張って彼の政治的生命を絶ち切る事件を惹き起こしてくれるものとの読みがしっかりと入っていると見ましたが、強かな農水省役人達も案外強面(こわもて)石破茂の地獄の声に恫喝されて“弱きを挫き、強きを助ける”本性に目覚めて大臣に服従し、意外にも麻生太郎の野望は潰えることになるかも知れません(^^)
とは謂え事故米からメラミン牛乳に至るまで汚染米卵商品が学校給食など327万食とか気の遠くなりそうな数字ですが、崩壊寸前となった我が国の食の問題を石破大臣がどのように裁いて行かれるのかとても興味深いですね。
政府は選挙を控えて今回の事故米事件の収拾に必死であり事実関係を知らずに購入した業者(どうして特定できるのか?)からの回収費用に200億円負担することに決めたそうですが、08年度の予算の予備費で賄うとか…そんなに予備費があるのも初耳ですが、我々の血税であることには変わりはありません。然し回収費用の原資は先ず今回の事件を惹き起こした当事者である白須事務次官を初め農水省の職員から取り立てるのがスジではありませんか。白須次官の退職金だけでも8000万円くらいあるでしょうし、それに職員から事故米が流通した過去数年間の給与の10%返却させれば回収費用の半分位にはなりそうですが、前例になると困るので誰も言い出さないことでしょう。(;;)
何を言い出すのかと思ったら後期高齢者保険を廃止するとか、秋になったのに真夏の夢見たいなことを舛添厚労相が突然言い出し麻生新総裁にゴマを摺って厚労省再任を捥ぎ取りました。この人顔に似合わず寝業が上手いのに愕きます。年齢の制限なし、年金からの控除もなし、全く夢のような話ですが此の手の話は眉唾ものが多くて信用できません。それなら元の白紙に戻せば良いものを“其れはできぬ”と突っぱねていますから、或いは大票田である高齢者を意識した選挙用の発言であり、選挙後に蓋を開ければ今よりもっと酷い法律に化けているやも知れません。年金を一旦手にするとつい使ってしまいますから、年金控除など冷酷なようでもお互いの手間暇を省いた合理的な徴収方法であり、此の方法を廃止すれば必ず未納者が続出し、未納者には保険証の交付が受けられない(全額自己負担)現在の保険の仕組みからしてトクをするのは厚労省であり、無いならないで何とか凌げてもあれば使ってしまうのが弱い人間の心理です。食べるのに事欠いて保険料まで支払えない下層所得の方々は一体からどうすればよいのでしょうか。恐らく後期高齢者制度の廃止公約は自民党今度の選挙の殺し文句として使用されると思いますが綺麗な薔薇には刺があるとの喩えで必ず語られない話の裏がある筈であり、政府は保険収入を減らす積もりは毛頭ありませんから、皆様も決して騙されないようにしましょうね。
ネット通販のアマゾンからポールポッツのCD“ワンチャンス”が漸く届いたので、早速聴いてみました。(^^)
2500円は少し高いかな?と思ったのですが、プッチーニのオペラ“トウーランドット”の中の有名なアリア“誰も寝てはならぬ”の熱唱は将に圧巻であり、到底素人上がりとは思えぬ音程の正確さと圧倒的な声量は息を呑む程であり小技のテクニックも小憎らしい程で、歌唱力は教育で育つものではなく、天性の声の麗質によるものであることを知りました。小生無学にしてイタリア語は全く解せませんが、決して高い買い物ではありませんでした。(^^)
日本向けのCDのためボーナストラックには“アヴェマリア”や“きよしこの夜”など4曲が収められて居りましたよ。(^^)
“トウーランドット”と謂えば北京を舞台としたプッチーニの未完の大作(完成前にプッチーニ死亡)ですが、皆様はきっとトリノ五輪の荒川静香選手の晴れ姿を思い出されることでしょう。歌手は知りませんが良い曲でしたね。荒川選手の金メダルはあの曲のお陰が多分にあったと思います。ポールポッツが歌って居ないのが残念ですが誰が歌っても名曲は名曲です。あの時の感動をもう一度思い起こしましょうか。(^^)
【祝 荒川静香選手金メダル!感動をありがとう! 】
今週の女子プロツアー宮城YV杯は橫峯さくら選手が2日目トップと踏ん張りましたが、最終日の今日終盤崩れて優勝はなりませんでした。それにしても宿敵上田桃子に優勝を攫われたのには腹が立つ!{%怒りwebry%}

リーマンの悲劇


暑さ寒さも彼岸までと謂いますが、そのお彼岸が明後日に近づいて居ます。先週後半の秋雨前線を伴った台風も神戸には期待の雨を齎せて呉れず、少しは秋らしくなったと感じられるのは漸く先週日曜日に芽を出し一昨日から咲きだした曼珠沙華の花でありました。(^^)と言っても日中は未だ未だ暑い夏の日差しが絶えず今日も雨だと謂いながら降らずに湿度ばかり高くて不快な日曜日です。何時になったら本当の秋が来てくれることやら…(;;)
大相撲秋場所の初日流石世間の風評には逆らえず武蔵側新理事長が恒例の協会挨拶に於いてファンに深々と頭を下げました。『度重なる不祥事の責任は全て私共日本相撲協会にあり…心よりお詫び申し上げます』とこれまでの協会挨拶では、裏方がお詫びの一文を原稿に入れても不遜な北の湖前理事長に勝手に塗り潰され、ファンはお詫びの“わ”の字も聞けなかった処、今度の理事長は自分で挨拶の原稿を作成されたとか…(^^)大関から陥落しても挫けず横綱に帰り咲いた苦労人の武蔵川親方(元三重ノ海)らしいですね。
聞くところに拠れば日本相撲協会理事の報酬は月額145万円だとか(;;)賞与も出るでしょうから年に2000万円以上の金額が此から65歳(その頃には70歳まで定年延長になっているかも…(;;))までの10年間乃至15年間何もせずに受け取れるのでは、北の湖が辞任もできずに地位に恋々とするのが良く分かりますね。是非日本相撲協会に外部の監査人を入れて、力士の再教育以外に理事の総数の半減や理事報酬をも60%程度減額して頂きたいですね。更には十両の月額報酬100万円、横綱に対する報酬も年額1億円は多過ぎて精々40%位が妥当な額だと考えます。財務省と国税局がウンとさえ言えば法人税等が課せられますから、税負担に耐えられず40%位が支払える給与の限界にあると思いますよ。現在の報酬の60%は我々庶民の血税が廻り回って力士や理事達の懐に入って行っていると知れば誰もが怒るでしょうね。(;;)
1億円と謂ってもモンゴルでは100倍位の値打ちがあるでしょうから、モンゴル人に限って二桁少ない支給額にできたら良いのですがそうも行かず歯痒い処です。(;;)
昔、南米コロンビアから来たエレラと謂うゴルファーが日本でプロに成り10年位前に数度優勝しましたが、優勝賞金1回2000万円(税抜き1600万円)で母国にアパートが24軒も建ったとか評判になってことがありました。今では母国で大尽暮らしとか…(^^)彼方では材木や大工の日当が廉いにしろ、日本ならアパート1軒が建ち兼ねますから我が国と後進国とではお金の値打ちが違いすぎて想像も付きませんよね。何処へ出稼ぎに行っても得にならんのは日本人だけのようですね。(;;)日本では誰が儲けているんやろ?
北朝鮮の金正日総書記が、たった1年で執務(何をしているの?)もできない位病調が悪化しているとか…(^^)、この人お父さんが心臓疾患で亡くなっていますから、一番怖いのは心筋梗塞や心不全ですが、高血圧による脳卒中の発作が起こったそうです。他に心臓疾患、腎臓病に肝疾患更には視力悪化に腹囲肥満と病気の問屋のようなメタボの最たる症状に陥っているとの情報が、脳卒中の手術のため軍医5名を派遣した中国の信頼すべき関係者から発せられて瞬く間に世界を駆け巡りました。健康な者がこんなに急に病気が悪くなる道理もなく、恐らく大昔からの暴飲暴食に加えて英雄気取りに色好みで手当たり次第に目を付けた美女との荒淫が主たる原因であり自業自得とはこのことかと思いましたが、ワンマン政治のため後継者とて決めて居なく、近い将来金正日総書記亡き後北朝鮮は親辛抱(金日成)、子楽(金正日)、孫貧乏(金?)の格言の典型的な見本が見られるでしょうから、格言の正しかったことが立証されそうです。処で拉致の張本人である犯人金正日が死んでしまうと横田めぐみさん達の捜索は一体からどうなることか案じられてなりませんが、日本政府はどう対応するつもりでしょうか(;;)
心臓疾患といえば我が国民主党の小沢代表が、此の持病を抱えて居ることは顔色を見れば誰にでも分かりますよね。先週日経が行ったアンケートで日経ビジネスオンラインネットの読者に次代の総理は誰が相応しいかに対し、有効回答約7200票の内小沢氏が2000票以上を獲得し2位の麻生太郎の2倍の得票を得たそうです。此は次の選挙が民主党有利と誰もが読んでいる結果を顕しており、愈念願(本人が)の小沢総理の誕生が間近いと思われますが、前回の選挙でも選挙が快勝に終わった翌日何処にも姿を現しませんでしたから、選挙の応援演説で体調に異変を来してのものであったでしょう。首相となれば今とはまるで様変わりの激務となりますが果たして小沢さんには体調管理が維持できるでしょうか。私には小沢一郎が総理になれば北の悪玉より先に冥府に召されるような予感がしてなりません。今のうちに政策力のある岡田克也辺りに代表の座を渡して置いた方が賢明だと思いますが…?
世界有数の証券会社リーマン ブラザースの倒産に対し米政府が素知らぬ顔には誰もがアット愕きましたね、北朝鮮の悪玉の脳卒中などゴミのような事件になりました。(^^)此の会社は野村證券の5倍位の大きな会社ですから此の会社が救えない処にアメリカ経済の重篤を象徴しています。(;;)
“何とかとデンボ(おでき)は大きくなったら潰れる”とは昔からよく謂われた言葉ですが、誰だったか著名な財界人が“出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない”と名言を吐かれましたよね。本来ならリーマンは負債総額が63兆円もあり“出過ぎた杭”であって決して潰されることはなかったのですが、同時に経営破綻が伝えられた米最大の保険会社AIGの資産規模(100兆円強)と取引金融機関が世界中に余りにも多く、アメリカ政府連邦準備理事会(FRB)は両方を助けると自らも共倒れになるリスクを恐れて、大きい方のAIGに9兆円を融資し、哀れにもリーマンは見捨てられることになりました。(;;)こんなことならリーマンももっと早くFRBに縋っていれば良かったと身の不運を嘆いたことでしょうが、死んだ子供の歳を数えても詮ないことであり、リーマンの悲劇はタイミングの悪さと日本へ多くの禿鷹ファンドを送り込んで巨額の暴利を得ていた祟りであったのかも知れませんね(^^)
AIGが国有とされ助かったのは一つには、此の会社が世界的に事業を展開しているために、AIGを潰すと世界恐慌が回避できないとの読みが米政府にあった模様ですが、AIGも保険業に専念していればボロ儲けできずともしっかり利益を確保できた会社であったでしょうに、欲ボケからサブプラ関連債券の保証業務にまで手を出してテラ銭稼ぎをしようとしたことが致命傷となり破綻の原因となったのは皮肉な話です。(;;)1~2%程度の保証料を取って元本100%肩代わりでは幾ら優良企業でもおかしくなりますよね。多角経営は責任の所在が不明確であり、昔から餅は餅屋と謂う言葉がありますが、蓋し名言ですね。
これら世界経済の根幹を揺るがせているサブプライム問題は、アメリカ発で次第にじわりじわりと我が国にも浸透し、愚かにも預金利息の10倍もの高利回りに目の眩んだ多くの外資系金融機関がサブプラの被害者となっていることがほぼ確定しました。それはそれで此又自業自得なのですが、これらの金融機関が春先から日本から撤退することを決めたようであり日本国内での融資姿勢を急に厳しくしだし、貸渋り処か貸金の引き揚げまで強行し、哀れターゲットとされた上場企業数社が黒字決算であるにも関わらず倒産する羽目に陥っています。倒産した会社は何れも不動産関連の会社であって去る8月に民事再生法を申請したアーバンコーポレーションなどは直近決算の純利益が311億円と過去最高であったにも関わらず何故か倒産し、他にも本年の倒産上場企業が12社中6社黒字決算であったことは余りにも異常であり、外資系銀行の唐突な貸金引き揚げが倒産に繋がったものと思われます。彼等の読みは決して間違ってはなく、現在我が国の4月~6月期GDP(国内総生産)成長率は実質名目共にマイナスに転じ、一人当たりGDPは既にシンガポールに追い抜かれ、まさかのアジア1位の座から転落しているというのに国民にその危機感が全くないと竹中平蔵が日経誌で述べていられますが、政治家が真実を述べることを恐れているのは、彼等が国民のことなどどうでも良く、自分達のことや今度の選挙に感(かま)けているせいであり、国民に危機感を抱かせないと我が国は微温湯に浸かったまま藻掻き死するばかりであろうに、誰もが警鐘を乱打しようとしないのは政治家の無責任さと無能のせいかと思われます。責任政党が民主党に変わったとて、GDPが恢復し国民生活が良くなるとは到底思われませんが、流離(さすら)いの日本丸はこれから何処へ行こうとしているのでしょうか?
イチロー選手200本安打おめでとう、何時も無表情で感情を表に出さない彼も今度ばかりは流石に嬉しそうに笑顔が零れましたね。(^^)
橫峯選手の方と謂えば初日雨の中を首位発進でありましたが2日以降崩れ18位タイは惨めでしたね。上田桃子に上位を譲ったことも誠に腹立たしいことでありました。(;;)

元兇は農水省や!


9月も中旬を迎え明日は愈敬老の日です。孫達が私に何かプレゼントを持ってきてくれるでしょうか、とても楽しみにして居ます。(^^)
6月21日生まれた蟋蟀の赤ちゃんもすっかり逞しくなって個体差は随分ありますが大きい奴で2cmにもなり(小さいのは0.5cm)アクリル水槽4杯が過密状態となり共食いもし兼ねないので、先週小さい奴を100匹程庭に放してやりました。蟋蟀も暫くは戸惑うと思いますが、庭には薹の立ったレタスも残っているし餌には事欠きません。然し蟋蟀には可哀想ですが一番喜んでいるのが草叢でヤブ蚊を食べてひもじい思いをしている蜥蜴(とかげ)や蟷螂(かまきり)だと思います。(^^)蛙や蜥蜴、蟷螂などは動いているものしか食べませんから餌には常に苦労しますがこれで冬眠まで大丈夫でしょう。(^^)
今年も7月初旬に買ってきたキリギリス4匹がもう2月以上になるのに毎日元気で鳴いています。餌は毎日玉葱を朝夕2回と朝に人参を少し与えて居ます。野菜ばかりではあの大きな鳴き声が段々蚊細くなるので蛋白源としてレタスを食害する2cm位の三角バッタ(通称おんぶバッタ)を庭で捕まえては週に1匹程度与えると俄然元気になり、鳴き声が大きくなるから不思議です。毎日が精進料理であり、週一でビフテキでしょうか(^^)。
事務所の前の窓に虫籠を四つぶら下げて居ますが、道を行く母子達が決まって“あっ!虫が鳴いてる”と言い、“キリギリスが鳴いてる”と言う母子は一組も見掛け無いのが不思議です。(;;)名前を知っていれば言える筈ですが、きっと分からないのでしょう(;;)。キリギリスと轡(くつわ)虫の姿が見分けられなくてもあの特徴のあるキリギリスの鳴き声位幼稚園で教えられそうなものですが、最近の幼稚園ではカブト虫以外昆虫の生態などまるで興味が無いようなのはどうやら保母さん達世代が幼児時代にゲームなど室内で遊ぶものにこと欠かず、そのため昆虫嫌い(知らず)で育てられた影響が大きいと思いました。
この昆虫達も環境汚染で何れはレッドデータブックに記載され絶滅する運命でしょうから、今のうちに子供達に昆虫などの保護についてしっかりと教育せねばならぬ時期なのですが教えねばならぬ教師側がまるで無知で無関心ではどうしようもなく、昆虫の次は自分達だとの自覚が全く欠如しているからであって、愚かしく且つ嘆かわしい限りです。(;;)
先週の週末に1年振りで明石税務署前の休耕田に早朝エンマ蟋蟀を獲りに行って参りました。先々週が雨上がりだったことで昨年より1週間遅れたこととその雨で瞬く間に雑草が生い茂り蟋蟀の採取環境は最悪となって居り、悪戦苦闘1時間の結果収穫は僅か5匹に留まりましたが、鳴き声からして年々個体数の総数が減少しているように思え此も環境のせいかと心を痛めて居ります。(;;)
蟋蟀の捕獲が充分でなかった原因として、周辺を通行する人達や車族のマナーの悪さが眼に付きました。歩道側の田圃には無数にジュース缶が捨てられ缶の底に残ったジュースを求めて黒集(タカ)りなった蟻の軍勢が無数に行列を作って10cm以上の幅で長蛇の列となって居るのには唯唯仰天するばかりでありました。この蟻の軍勢では蟋蟀も辟易してとても近づけそうになく、何時も田圃の側壁の下の草を毟っては愕いた蟋蟀が慌てて側壁を攀じ上って逃走しようとするのを捉まえるのが私の何時もの作戦でありましたから、今回は幾ら毟っても蟻ばかりで蟋蟀は居らず不本意な一刻(ひととき)でありました。(;;)
でも、僅か5匹でも1年振りで聴く“コロコロコロ”の鳴き声は快くて、世相への不満からいつも苛立っている私には癒しのセプテンバーソングであり、暑さにも関わらず私の夏が終わり私の秋が到来したことを教えて呉れたのでした(^^)。
法人税を免除されたせいで、総資産530億円(19年度会計報告より)をも有する大企業並みの日本相撲協会ですが、稽古中に新弟子が殴り殺されたり、横綱が巡業をサボって母国でサッカーに興じたり、幕内ロシア人力士が大麻所持で捕まったりと不祥事が絶えないのに、でかいばかりで仏頂面するしか能の無い北の湖理事長の理事長辞任のみで理事解任の懲戒処分すらできぬのでは公益法人の看板が泣こうと謂うものであり、監督官庁である文部科学省は一体何処を見ているのでしょうか!此の儘では巷間の風当たりが強く、抜本的な大変革を試みないことには国民から見放され日本相撲協会は衰微の一歩を辿るは明らかです。両横綱、優勝者共にモンゴル人では最早や日本の国技とは言えず税金免除の特権は当然に剥奪されねば輿論に対抗できないものと考えます。財務大臣も貧乏人からばかり税金を毟り取ることを考える前に、目の前に美味しい獲物が居るのに気付かないとは愚かしいですよね。
文科省と財務省はこの際協力して日本相撲協会の非課税特権を廃止して下さい。法人税法上公益法人であっても相撲の興行はプロレス同様収益事業に該当しますから、何も法律を改正することはなく此まで国技だからとお目零しをしていたのを辞めれば済むことだけなのです。
それにしても大麻取締法とかは大麻などを持っているだけで罰せられるけど、吸っても罪にならぬなんて不思議な法律ですね。ザル法もいいとこですが、こんな詰まらぬ法律を一体から誰が作ったのでしょうか?厚生労働省は記者団の質問に対して言い訳に困り、他人の吸った煙かも知れぬので使用での摘発は冤罪を生み出し兼ねないと苦しい答弁をして居ますが、そんなバカな理窟はなく、大麻を吸っていた奴の傍にいて止めもしないのでは酒酔い運転の同乗者も同然であり、罰せられるべきが当然でありましょう。こいつらは全員一体から何を考えているのか!
養殖ウナギの事件が未だ解決に至らない間に、今度は汚染米のロンダリングされた流通経路の行き着く先が問題になりてんやわんやの大騒ぎとなって参りました。三笠フーズなど数社が国から仕入れた事故米や汚染米を一人前の米として販売し、巨額の利益を得ていたことが明るみに出たのでしたが、元はと謂えば農水省が中国から買い入れた手持ちの備蓄米の中で農薬などに汚染された米を倉庫料ばかり掛かるのが辛いので半ばお願いの形でタダ同然悪徳業者に売り渡していたのが原因であり、汚染米などの一番重要なその後の流通経路については何のチェックもして居なかった(しない約束だった?)ことが今回の事件の発端となりました。事故米を管理させられている北海道農政事務所は事故米の購入資格のある6社に電話して購入を依頼した処三笠フーズ以外は全社が断ったそうですから、正常な取引であれば到底収支が引き合わない筈の取引が“買って下さい”“買ってやろう”と業者主導で行われた処に既に業者と役所双方の作為が垣間見えます。お願いした手前農政事務所は強いことは何も言えずに流通経路の追跡が放置され、本来は工業用の糊などに使用される筈のものが悪用され普通米に化けて全国津々浦々まで販売されていたことが暴露され、アサヒビールの芋焼酎(芋だけでできるのかと思っていた)にまで使用され、株価は下がるは20億円も損をするはでスーパーなどからの撤去作業の様子は皆様ご存じの通りですが、農水省のあざとい処は、昨年末に数回に亘る匿名の投書に対して渋々と重い腰を上げて三笠フーズに調査に行きながら、事件になれば共犯者であることが発覚することを恐れて調査日時などを予め打ち合わせの上臨場していますから、実際には只行っただけで、農政事務所の指示通りに作文させた資料だけ貰って豪華な昼食に時間を費やし、お土産など貰って帰庁したものに違いありません。
金曜日の報道では三笠フーズの取り扱った殺虫剤メタミドホスに汚染されたと見られる餅精米がどう流れ付いたのか、追跡調査の結果近畿2府6県119箇所もの病院や高齢者施設に納入され施設内の食堂などで赤飯や餅として消費された可能性が高いことが判明しました。
以為(おもえらく)、高齢者に早く死んで貰おうと後期高齢者保険を創設し定額制などを導入して国民の反発を買い謀略が失敗した厚生労働省が、医療費の抑制を急ぐ余りに、農水省に頼み込んで兼ねてより悪評の高かった三笠フーズに“分かって居るやろな!”と高い利潤に目を潰る代りに汚染米を病人や高齢者の口に入れて、国民の平均寿命を減らそうとしたのではないかと考えましたが、このような暗黙の了解が農水省と業者間にあったと考えるのは下司の勘繰りと謂うものでしょうか。(;;)
然し学校給食にまで使われていたのは厚労省の大いなる誤算であったことでしょう。農水省は現在の処病院患者や高齢者施設入居者に異常値は出ていないなどと嘯(うそぶ)いていますが、病人や高齢者は元々何らかの異常値の持ち主の筈ですから、何を以って異常値以下だと言っているのか良く分からず、詭弁と思われても致し方がありません。基準値を2倍超えていて尚異常値がゼロでは基準値とは一体から何を元に計算されたものか怪しくサイコロでも振って適当に付けられたものではないかと思いますが、汚染米や事故米は基準値など設けないで即廃棄処分されるべきだと考えます。富山県神通川のイタイイタイ病だって拾数年経ってからの発病でしたから、メタミドホスの人体への影響が数値で計れるまでには尚相当な年数が掛かるのではありませんか。アメリカの牛肉問題に端を発し農水省と業者との癒着は留まるところを知らず今後どのように終熄して行くのでしょうか、メディアは三笠や浅井など政府から汚染米を購入した業者ばかり責め立てていますが、知らなかった!と白々しくも口々に被害者を装って憤った振りをしている卸業者にも購入価額が相場より可成り廉価であってために薄々処か、納得ずくの多くの確信犯が存在することを皆様忘れないで下さい。此奴等も間違いなく共犯者です。米相場など明治時代までの話であり現在の実情は一部ブランド米を除き政府がしっかりと米価を管理していますから、殆ど市場相場が決まっており、政府の汚染米払下げ価額がキロ11円で輸入米の相場がキロ90円である処からも蟻のように多くの流通業者が介在していたことが皆様お分かりでしょうし、そしてアリンコのほぼ全員が実情を知っての上での取引だと推察しました。(;;)何が“うちは被害者”じゃ!
日本女子プロG選手権は片山津で行われ、橫峯さくら選手1週お休みしての渾身の挑戦でありましたが韓国ブスに優勝を攫われ2位タイとは無念でした。(;;)

“ワン.チャンス”


残暑と謂う言葉は本来8月に使うものですが、今年は9月になっても残暑の言葉が烏滸(おこ)がましく酷暑と言っても不思議ではない物凄い暑さです。
何時もならそろそろ夏の疲れが少し宛出てくる頃なのですが、こんなに暑いと疲れを通り越してバテバテになりそうで栄養剤の補給や点滴など怠りなく、疲労を翌日に持ち越さないよう予防に努め夜の就寝時間を10時に早めています。(^^)
つい先日のことですが“眼科クリニック垂水区役所前に開業”のチラシ広告が近隣の各戸に入りました。医者のこの種の広告は珍しく、何時も混んでいて1時間待ちがざらである区役所横の眼科に10年来通院している小生にとっては、眼科とあっては少なからず興味があり何時もは見ずに屑籠行きのチラシも今度ばかりは読んでみて愕きました。
開業オープン前に見学会の開催まであると書かれて居り、まるでマンションの分譲かと見紛うばかりでありました。興味津々買物の帰りに覗いて見たら新築のテナントビルの3階全フロア借り切りの豪華版であり、診察室にはチラシに写真が載っていた医師の先生まで居られて開業資金の調達に四苦八苦で渋面かと思ったら、そんなムードは欠片もなく余裕綽々の様子でありニコニコして居られましたよ。(^^)
其れもその筈、そうそうチラシに記載された此の先生の経歴がメチャ素晴らしくて平成元年灘高校卒業、平成7年東京大学医学部卒業、更には京都大学大学院医学研究科修了などなど、チラシにはこれが書きたかったのかと思える程でありましたが、関西では学閥の縄張りの関係で関西出身でも東京大学出の先生は殆ど商売にならない(重篤でも搬送先の病院がない)ために、どうして?と良く読んでみると東大卒業後京都大学大学院に学ばれて当地方でのコネを得られた模様です。知らぬ方は誰も出身医局が出身校と勘違いされますが、そんなことはなく神戸大学の医局など半数以上が岐阜や鳥取辺りの地方大学出の方が居られ、私の掛かり付けのIクリニックの先生も神戸大の医局出ですが出身校は兵庫医大ですから人様々であり、東京大学の医局など昔あんな汚い病院で働けるか!と東大出の医者は待遇の良い他の大学病院からの引く手数多(あまた)でそちらへ行ってしまい、東大病院の先生は殆ど地方の大学出身者ばかりだと聞いて居ります。従って東大病院の医者は東京大学出身の医者だと信じて治療を受けられる患者さんが結構多いことでしょう(^^)信じることは良いことだ!
ま、国家試験の合格順位と考査を経て入局されたのですから地方大学の方もそれなりに優秀な人材ではあったと思いますが、京大の場合も東大と大同小異であり、国家試験の成績が良ければ地方の私学からでも入局は可能です。今度垂水で開業される先生の東大卒業後京大医学部大学院入学は、常套路線から外れたコースではありましたが、ご当地関西での開業予定が当初からの目標であっては此が最善の方法だったのでしょう。
何故か不思議に我が国では他校より東大だけは別とする神話が根強く、更に東大理科三類(所謂医学進学コース)は全学部年に3000人の入学者中90名しか合格できませんから、合格難易度の高さでは圧倒的に群を抜いています。その辺の空気を読んで、チラシのひと下り“東京大学医学部卒業”記載となったものでありましょう。(^^)
然し医者の仕事は頭の優秀なのは当然として内科外科共に医療機器を駆使した手術と謂う難関を突破せねばなりませんから、絶対条件として手先の器用さが要求され、こればかりは先天的なものであり医師の国家試験に倫理と共に唯一洩れた試験科目であろうかと思います。“天は人に二物を与えず”と謂う格言がありますが、学識優秀な此の先生が果たして網膜剥離の手術などなどミクロの世界を上手く熟せる先生なのか暫く街の話題など探って見たいと思って居ります。何せ私の毎週訪れる I クリニックでは私より遙かに年配のお年寄りが沢山集まってリハビリの間、街の隠された情報まで全てリアルタイムで聴かせて頂けますから点滴の30分が少しも退屈しないで過ごせて居ます。(^^)
先日日経のプロムナードを読んでいたらドイツ文学者の松永美穂氏が“ワン.チャンス”と謂う面白いドイツの話題を披露されており、とても興味深く読ませて頂きました。(^^)
松永氏がドイツで何気なくTVを見て居られた折、テレコムのCMで風采の上がらない中年の男が歌のコンテストに登場し、審査員達が退屈そうな表情を浮かべているなか、彼がプッチーニのオペラ“トウ―ランドット”の中のアリア『誰も寝てはならぬ』を歌い出すと審査員や聴衆の表情が、題名のせいではないでしょうが劇的に変貌し、更にCMはTV画面の向こうで彼の歌に聴き入り涙する視聴者の表情まで映し出したそうですが、このCMがCM用のフィクションだと思っていたら実はそうではなくて実際のコンテストの映像が使われていることを知ってえっ?と、とても愕かれたそうです。
歌っていたその彼ポールポッツは音楽大学などとは無縁の人生で聖歌隊や学校のコーラスで歌う位で何時だったか何処かのど自慢で優勝したことがある位とか…スーパーの店員や携帯のセールスなどをしていた貧しい生活の中を昨年奥さんの薦めで応募したイギリス叛“スター誕生”でたった1曲のアリアを唱って上記の如く多くの人達を感動の坩堝に投げ入れ、その後何週も勝ち進んで遂にはプロデビューすることとなり100万ポンド(邦貨にして1億7千万円)もの大金を手にする身分に変身し、今ではCMにまで起用されて改めて注目を集めているそうです。彼の名ポールポッツは無学の私など当然に知りませんでしたが、そのサクセスストーリーはTVでも紹介されたそうで今年の4月には我が国にも来日されたことがあるそうです。
私はこの話を読んで名門音楽学校も出ていない歌手が演歌ならいざ知らず、オペラでデビューできるなどどんなに声が良くても学閥縦割り社会の我が国では到底考えられないことであり、ましてや我が国より遙かに権威主義の権化であるドイツやイギリスで斯様な下剋上が行われるなど思いもよらぬことだと感じましたが、それは実は私の大きな勘違いであり、ドイツもイギリスも良いものは良いと素直に言え、その出自などに頓着しない素晴らしい国であって、唯一我が国のみがあらゆる分野で出身大学や指導教授によって学んだ人の進路まで決まるような愚かな価値観しか持たないことを思い知ったのでした(;;)。
彼方では『ワン.チャンス』と題されたCDが大好評だとか…調べてみたら日本でも発売されて居たので早速アマゾンで注文しました。オペラと謂えばヴェルディーやプッチーニを歌う佐藤しのぶ位しか知らぬ私のようなオペラ音痴にはどんな風に聴けるのか楽しみにして居ります。(^^)
はたまた政権交代とか世の中忙しなくなりましたが、福田総理が国民に固く約束した拉致被害やイラク派兵それに社保庁の年金問題に後期高齢者保険等々の山積した未解決事件が思い通り行かなくなったからと“ヤーメタ!”と全て放り投げての退陣は全く無責任極まる話であり、我等国民をコケにした話です。
昔から“綸言汗の如し”と謂って、君主の述べた言葉は体内から出た汗が二度と体内に戻れないように一度口から出たら二度と訂正できないと漢書に書かれた有名な言葉ですが、こう簡単に前言を翻せるなら国民は何を信じていたら良いのやら(;;)福田康夫は“虎(父)の威を借る狐”であり只の詐話師だったのでしょう(;;)。
それにしても厭になったら止めれば良いなど総理大臣は結構な商売ですね。昨日中曽根元首相が“首相がサラリーマン根性では困る”と苦言を呈して居られましたが、将にその通りであり、矢折れ力尽き命が絶えるまで戦う気構えが無いのでは到底一国の宰相の器とは思えません。巷では不景気故に借金が嵩んで経営が立ち行かなくなっても、長年苦労を共にして働いてくれた従業員やその家族を見捨てる訳には行かず、儲からぬ仕事の注文まで取って自転車操業を営んで借金を膨らせている我々多くの中小零細企業の店主達はどんな気持ちで福田総理の辞任表明を受け止めたでしょうか。彼を羨望と嫉妬の眼(まなこ)で見て居たと謂うより、きっと彼を満身創痍の仲間達を見捨てた敵前逃亡者に対する憎悪の眼(まなこ)で見て居られたと思います。(;;) 私のその一人です(;;)
『最後まで粘り強く頑張りましょう』何処の小学校の教室にも張られている標語ですが、今後は自民党に倣って『厭になったら直ぐに止めましょう』と書き直さないとなりませんね(;;)。
総理の後任者は麻生太郎現幹事長が有力視されています。彼は吉田茂元首相の孫に当たる姻族でありますが、出自の割にはガラが悪くて品が無く、遠山の金さんならぬ悪代官に成り兼ねずその辺が国民の懸念する処ではあります。すんなりと本命麻生対抗小池の線で落ち着くのかと思ったら、金魚のウンコのようにぞろぞろと石原都知事の息子を初め与謝野経済財政担当相更には右翼の鷹派を自称する石破防衛相まで立候補の予定です。過去の総裁候補の敗者は、通常の世界なら負け犬としてその社会から去って行き隠遁生活に入るのが通例でありますが、自民党に限って得票を巡って政治的な取引が成立しているのか不思議に政敵であるべき敗者はその得票数によって必ず厚遇されるという不文律がありますから、総裁そのものではなく、次の次或いは幹事長などの要職を狙って魑魅魍魎入り乱れての総裁選出馬と見ました。国会議員選挙で出馬するためには選挙区300万円比例区600万円の供託金が必要であり全得票数の10%を超えなければ没収される定めでありますから、総裁選も石破防衛相など泡沫候補の只の人気取りや要職狙いを防ぐために供託金を1億円位積ませて全得票数の20%以下は没収することなどにすれば少しは人気取り目当ての立候補に歯止めが掛かって良いのではないでしょうか。それにしても与謝野経財相など文豪与謝野晶子、与謝野鉄幹の孫だと謂うのに祖父母のイメージを壊してはいけません。消費税10%など本音を唱えているようでは権謀術数の政治家とは謂えず『君死に給ふことなかれ』が『君勝ち給ふことなかれ』であり、『人を恋うるの歌』は『地位を恋うるの歌』ではなかったのかな。(^^)
ともあれ、国民が無関心の中これから自民党総裁選はどのように展開して行くのでしょうか。
え?阪神優勝の危機の方がずっと気になるですって?いいえ、安全圏に入ったとは言えイチロー選手の200本安打達成の方がもっと気になりますよね(^^)
今週の女子プロゴルフは橫峯選手欠場のためゴルフコーナーはお休みさせて頂きます。

『このざまは何だ!』


8月も今日でお終いとなります。暦の上は兎も角暑さだけは当分続くものと思われますが、最近まで全く降らなかった雨が月末になってから急に降り出し各地に大きな被害を齎せて居ます。(;;)うちの庭も久し振りの長雨ですっかり変わりちょっぴりと秋の佇まいを見せて参りました。日の暮れも随分と早くなり、植物たちも気のせいか秋の粧いに余念がないように感じられます。然し暑さが此の儘去ってくれるとはとても思われず、今日など天気予報とまるで違って好天気となりましたから、せめて熱帯夜だけでもおさらばして頂きたいと願って居ります。
『稔るほど頭の垂れる稲穂かな』
この世に生を受けた者は常に斯くありたしと教わった格言でありますが、事務所の池の稲穂も漸く実が入った様子で頭(こうべ)が垂れ始めました(^^)“負うた子に浅瀬を教えられ…”で私も是非見習いたいと思いましたが、この歳ではもう遅いか…(;;)

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農家の田圃の稲に比べて随分稲穂の数が少ないのが気になりますが、根の環境が環境ですから穂が一本も出ないよりマシと思って慈しんで居ます。私は植物が人間の心の言葉を理解するものと信じて居り、栄養剤HB101など与えて毎日労いの声を掛けてやっています。植物はどれも放置されると悲観して枯れてしまいますが、構ってやると元気になりますから不思議ですね。“何時の間にか消えてしまった”など良く聞かれる言葉ですが、決して急に消える訳ではなく根の状態が水を求めているか、肥料を求めているのか、虫が葉を食べているのを放置していたかを忘れられたために枯れてしまうもので、予兆を見落としたのは偏に人間の怠慢です。次回は黄金色にたわわに稔った写真をお届けできればいいなと思っています(^^)
堺市の市立小中学校で生徒から集めた“学校徴収金”なるものを貸し切りタクシー代やコピー紙代に流用していたことが発覚しましたが、そもそも“学校徴収金”なるものの定義が怪しく生徒の進学のための入試問題集や高校一覧などを購入する名目で極論すれば生徒から騙し取ったようなものが段々エスカレートしたものらしく、会計報告もなければ領収書の保存もない杜撰極まりない状況だそうですから、本当は先生達が自分達の飲み会に使ったかも知れず、先生が児童達にどんな風に弁解するのか明日の2学期の始業式が楽しみですが、どう弁明のしようもないからきっと“ダンマリ”戦術で二学期の始業式を強行突破するものと見ました。(;;)
先生は子供達の進路を決めるべく私学の高校を巡って進路指導の交渉をするのに電車バスでは時間が足りぬので已むを得ず貸し切りタクシーにしたとか勝手な理窟をほざいていますが、或る中学校などタクシー3台一日貸し切り8万8000円を“進路関係費”の名目で賄ったとか、名目は何とでも付けられますが、高校の情報など電話かパンフの送付で充分ことが足りると思いますからどうも胡散臭いですね。ゴルフにでも行ったのかと疑われても仕方がないでしょう。
何故ならこの少子化の時代に生徒が欲しいのは私学の高校であり、中学の先生が本当に高校巡りをする必要があったかどうか疑わしく、県立高校なら先生の訪問の有無と受験生の合格に何の因果関係がある訳がなく、受験生を求めて各中学校へお土産戦術など用いて攻勢を掛けているのは私学の高校の方ではないでしょうか。中学校の方では先生は職員室で踏ん反り返って、お土産持参で揉手で児童の勧誘に来る私立高校の先生達に横柄に応対するだけ、お土産の中身によって推薦児童数が決められるのではないかと思われる位ですから、今回の進路対策費とかは強者弱者の本末転倒も甚だしく、所謂“学校徴収金”は究極不透明な悪の温床とも謂うべき裏金だと思われます。父兄も拒否すれば子供達の内申書に響くことを虞れ、お父さんのお小遣いを減らして迄工面されたと思いますが、生徒の中にはどうしても“学校徴収金”が払えない者だって居るでしょうし、その辺を学校はどのように対処したのでしょう。私の地域では総合選抜方式ではなく兵庫方式を採用し成績順で受験志望校が決まりますが、学校で成績が1番でも“学校徴収金”を払わんと内申書を落として長田高校へはやらんぞ!と先生に脅されたりするのでしょうか?(;;)大分県だけでなく先生の質の悪さは誰もが承知する処ですが、義務教育に授業料以外の金銭を取るなど以ての外であり、公金横領よりタチの悪いもので或る意味強者の立場を利用した強要ではなかったでしょうか。
堺市は最近政令指定都市となり、大阪府から分離独立しましたから橋下府知事の干渉から遁れホットしているでしょうが、政令指定都市でなければ大変なことになっていたに違いありません。橋下知事は教育委員会に命じて即刻“学校徴収金”を廃止し、過去に徴収した金は使用内容が何であれ、先生から全額返金させて児童に返却するよう通達されたに違いないからです。然し大阪市と堺市以外の地域の先生は同じ大阪府の職員であり、事件は堺市だけでなく府の他の市町村にもきっと同じことが行われているに違いありませんから橋下知事には是非他の市町村の“学校徴収金”の実態を究明し解明して頂きたいですね。
橋下府知事は先週今回初めて公開された教育委員との懇談会で4年の任期で任命された6人の教育委員が単なる名誉職であって高給を食むばかりであり、府知事の質問にも全く何も答えられず委員会が何の機能もしていないことが分かり唖然とされたようですが、こんな税金泥棒は任期途中であっても委員全員を即刻解任して頂きたいですね。法令により義務付けられた制度であっても全く形骸化した有り姿は教育長や教育監(最近知られてきましたね)の言うが儘であり、欠員であっても委員達は何もして居ないのだから誰も困らないと思いますよ。何時も懇談会の名目でケーキなど食べてお開きとなっていた懇談会が公開となっては委員達もきっと周章狼狽したことでしょうね。(^^)自分達から辞任を申し出たりして…(;;)
又、袖の下の札束を数えるのに忙しい教育長や教育監の許で同じく惰眠を貪っている教育委員会に対して、橋下府知事は29日文部科学省が公表した全国学力学習状況調査で大阪府の児童が全国でワースト10に入れられていることを知って激怒し『府の教育委員会は最悪だ!大阪の教育は違うと胸を張って居ながら、このざまは一体何だ!』と雷を落とし、9月から早速知事の提案する放課後学習を実施することになりましたが、産業もなく農業が多くて貧しい秋田県が全国で平均点トップとなったのですから児童の学力は偏に先生の指導力に依るものと思われ、大阪府のように降給と退職金のことばかりにかまけて児童の教育などまるで等閑(なおざり)では、児童にやる気のなさを見透かされて不登校児童が増えて当然でしょう。子供達は何でも感受性で判断しますから、“心其処にあらず”が先生の目を見てきっと読めることでしょう。学校の先生も4時に帰宅して勤務は6時までと特別扱いしないでちゃんと6時まで(自宅で2時間仕事をしていることになっているとか…)(;;)学校に拘束し、トイレの掃除などさせたらどうですか。
去る26日に王子動物園でジャイアントパンダ“タンタン”と“コウコウ”の間で人工受精の結果目出度く赤ちゃんパンダが出産したそうですが残念にも29日死んでしまったそうです。現在王子動物園のパンダのカップルに対し2010年を期限に日本は中国政府に対して年100万ドルの貸与料を支払う契約ですが、契約書ではレンタルパンダが外国で産んだ子供は中国に帰属すると定められているとか…(;;)自然分娩なら兎も角人工受精までして生ませた子供まで中国の所有物とは随分阿漕な話でが、おまけに赤ちゃん一頭につき毎年60万ドルの養育費を中国から貰うのではなく中国に支払う約束とか…(;;)養育させて頂いているお礼とでも言わせたいのかこれ又魂消た阿漕ヶ浦であり、死んでくれて良かったかも知れません。パンダのレンタル契約は全面的に中国に有利な契約内容になっていますが契約時に外務省の人間が誰一人一言も反論しなかったとは常識では考えられない無茶苦茶な話です(;;)我が国外務省の連中は中国語が読める話せると嘘を吐いて実は読めなかったのではないかと疑いたくなりますよね。(;;)
アメリカは現在中国とパンダのレンタル料の値下げ交渉に懸命ですが、中国もそれは次回の契約時に検討するとかノラリクラリと体を躱していますからブッシュさんも血圧が上がることでしょう。交渉ごとの下手な日本は値下げ交渉などできっこありませんから、こうなったらいっそパンダを全部中国に返すと言ってやればどうでしょうか?彼等はきっと契約違反だから違約金を100万ドル寄越せとでも言ってくることでしょう(;;)
こんなに大阪府の教育委員と変わらぬ無能無策な外務省の連中の中にも一人位“パンダのレンタル料と天洋食品毒入り餃子事件の慰謝料と相殺してチャラにせよ”などと中国に噛み付く正義感を持った武士(もののふ)が居ても良さそうなものですが、乳母日傘温室育ちのお坊ちゃん育ちの集まりでは到底ムリなんでしょうね(;;)
乳母日傘のお坊ちゃんと謂えば今夏甲子園で東京代表の慶応高校が健闘しましたね。文武両道で凄いなあと思っていたら先日散髪屋で時間待ちに週刊誌を読んでいると何のことはない18名の選手中14名が推薦入学組であり、慶応高校では何を思ったのか2003年より全国の中学からスポーツに優秀な人材を集めるようになったそうです。野球だけではなく他のスポーツも所謂一芸主義による筆記試験抜きに変貌したそうですからお受験なしで入学など児童にとっては魅力でしょうね。特にこの学校の場合余程のことがない限り慶応大学に上がれますから他の高校に比べて圧倒的に有利であり、横浜高校や仙台育英から声が掛かっても誰もが見向きもせずに慶応を選ぶでしょうから、僅か一クラス程度の推薦入学でもこんなに強いチームができたものでしょう。然し慶応高校に限って将来少子化の影響で生徒数の不足に悩むなど凡そ考えられませんから、少し欲深いですね。それとも東京六大学野球での覇権の復権を狙っての布石かと見ましたが考え過ぎでしょうか。
ヨネックスレディース橫峯さくら選手3位とは不本意であり再三の短いパットを外し、観客の溜息がTVから聞こえる程でありました。(;;)

何で私がメタボや?


昨日一昨日と久し振りの降雨で地温が下がり熱帯夜から解放されて冷房要らずでぐっすり睡れましたね。8月も愈後一週間となりました。4年生の孫は稲の自由研究ばかりでなく、溜まっている宿題の追い込みに懸命です。何処の家庭もそろそろ宿題コールが始まる頃でしょう。私共の少年時代は宿題もなければ試験もなかった(戦時中紙がなかったので先生もお手上げ(^^))ので、嬉しいような羨ましいような複雑な気分ですが、矢張り宿題や試験が人生の階(きざはし)として必要であったことをこの歳になってつくづくと思い知らされています。(;;)
勉強の基礎は国語に限らず“読書”からと謂われていますが、最近の子供達は読書(特に音読)をしなくなったと言われて久しく、TVの普及した昨今何時ものお気に入り番組に加えて高校野球や今年の夏休みはオリンピックと更に強敵が加わりましたから、子供達もこれらの誘惑に打ち勝つには余程の決心と根性が必要でしょう。昔我々の少年時代は読書も音読中心でありましたから道を歩いていると、子供の居る家庭からは可愛い読書の声が響いてきたものですが、最近ではまるで聞かれることがなくなったのは、エアコンの室外機の音に消されて聞こえないだけではないでしょう。(;;)
宿題と謂えばパソコンの普及した最近では宿題専用のサイトまであり“自由に使える読書感想文”まであるそうですから両親が共犯者となれば先生とて相当な眼力がないと真贋を見誤りかねません。でもサイトのコピペを悪用して良い点を取ったからとて借り物は所詮借り物ですから、後で家賃の高さに後悔するのは自分であり、身分不相応な学校を受験させられる羽目となり、人生の第一歩を挫折で踏み出すことになるでしょうから矢張り宿題は誰の力も借りずに独力で解くものだと思いました。
少し前にお馴染みのEさんから送って頂いた神戸港メリケンオリエンタルホテルと港内遊覧船“シーグレース号”(Eさんの勤務されていた会社の所有船です(^^))の勇姿をご覧頂きましょう。ハーバーランド側からの撮影で向こうに見えるのはポートアイランドです。シーグレース号がもう少し前に進んでいたらもっとコントラストの良い写真になっていたでしょうから残念ですが、白い雲が良い背景となって宛ら一幅の絵になっていますね。真夏の清涼剤にどうぞ。(^^)

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何処の国保組合も組合健保も組合員に病気になられると、医者が儲ける分組合が損をすることになるので、最近うちの税理士国保では返信用封筒付きの検便など至れり尽くせりの事前健康診断に懸命ですが、先日その国保から所謂メタボ検診の書類が届きました。読んでみると無料で何処の医療機関でも受けられるとのことでしたので行き付けのクリニックで検診を受けました。身体測定から心電図に血液検査に尿検査と通常の健康診断とほぼ変わらぬメニューであり、検査の結果もまずまずでありましたが、腹囲が89cm(正常値男性85cm女性90cmとか(;;))が異常値とされており、169cm61kg中肉中背のスタイリッシュ?な私がどうしてメタボと謂われねばならぬのか分からず不愉快でした。また女性なら正常値範囲であって、男であるばかりに異常値なのも頗る気に入りませんね。聞けば何処の国もメタボに腹囲など計って居らず日本だけとか(;;)毎日新聞の記事に依れば英国のグラスボー大学のある教授は“日本が腹囲をメタボ検診に使っていると聞いて愕いた。この基準で心血管疾患の危険度の高い人を見付けようとする方法は医学的に無意味であり、貧弱な治療としか言いようがない”と呆れていられるそうです。メディアも同調し“細いウエストを探し求め膨大な数の人を測る日本”とNYタイムズ紙には皮肉な見出しの記事が掲載されたそうであり“太りすぎが余り居ない日本で一般市民をスリム化するために始まった野心的なキャンペーン”だと更に皮肉を籠めて紹介されて居ます。そして最後に制度の目的が“医療費抑制と謂う政治的問題にある”と解説されていますから、将に正鵠を得た評論と謂えるでしょう。
これを受けてかどうか周章狼狽した日本内科学会など8学会では厚労省も交えて最適な腹位決定の再検討に入ったそうですが、素人考えでも身長も体重も考慮しない腹位など何の意味があるのかと不思議でなりませんね?
それにしても如何して女性が90cmでメタボなのでしょうか。これって女性を莫迦にしているのか、或いは女性に阿(おもね)っているのかどちらでしょうね。
富山県にある射水市民病院の伊藤雅之元外科部長が、先月末に殺人容疑で富山県警に書類送検されたと大きく新聞を賑合わせ居りました。容疑は延命治療の中止であり、此の先生は一貫して“延命治療の中止は犯罪ではない”と信念に基づいて述べて居られますが、80歳代以上の患者に呼吸器取り外しの同意が確認されず、そのために此の先生は罪に問われることになったものですが、病状その他から経験を踏んだ医者もプロなら患者が助からぬ病かどうかは容易に判断できるものであり、苦痛の多寡についても同様であったろうと思います。生命の尊厳は先ず生命の維持を最優先するとした現在の医学の硲(はざま)に対峙されて、先生も苦慮されたことと思いますが、病状恢復の可能性がゼロであって、意思表示すら体力的に困難な患者には家族の同意を得ることなく医師が延命治療の中止を決めることを認めるべきでしょう。此の先生は射水市民病院在職中は週末も出勤されて患者やその家族から慕われ、深夜でも常時病院に駆け付けられたそうですから今時珍しい患者思いの立派な先生であったと思います。そして患者の最期を必ず家族と共に看取られ、葬儀にも必ず列席されていたそうですから、患者を己と同じ目線で見て居られた倫理感溢れた高潔な人物であったに違いありません。その先生が延命装置の取り外しなど患者を苦しみから解放させるべく苦渋の決断だったことが分からないのでは、家族の身心並びに経済的負担を増やし保険点数の増加を図った劣悪な発想だと思われても仕方がありません。何が医師倫理委員会じゃ!
医者で想い出しましたが今から38年前の8月友人のG君が癌よりタチの悪いリンパ性肉腫に罹り、6年間の闘病生活の末、集中治療室で今際(いまわ)を迎えた折、そっと静かに息を引き取ろうとしている彼に対し、酷(むご)いことにK大付属病院の医者達はG君に馬乗りになって胸に強烈な電気ショックを2度3度と与えたのでした。G君の身体は電気ショックで幾度も跳ね上がった挙げ句に息を引き取りましたが、傍で手を握って居た私は此が人間のすることかと唖然としたものでありました。医者にすれば自分達の力で数分間延命させてやったとの自負心があったのでしょうが、死んで行く者にとってその数分間は一体何だったのかと思いました。後で聞けば此はその頃は大学病院ではどの医者もしていたことであり、家族に対する一種のサービスだったとか(;;)数分間でも地獄の苦しみを味合わされた上に電気ショック代も診療代に入って居るに違いなく、こんな延命(治療でない)は嘘だ!クソ食らえだ!と思いました。おまけに医者達はその後でG君のお母さんに解剖させろと執拗に迫り、私がお母さんに“G君は家に帰りたいだろうから早く家に連れて帰りましょう”と強く言ったのですが、先生には義理があるからと渋々解剖を承諾させられましたが、あれだけペコペコと解剖を頼んで身体中切り刻んでおきながら、後は掌を返したように告別式にも来なかったことはご焼香の上位に2人の担当医の名が呼ばれたことで分かりました。彼等は患者を人間と見ずに単なる実験材料(モルモット)としか見ていなかったのでしょう。(;;)
人間の尊厳を無視し延命してやったと嘯く彼等若造二人など親の教育が悪かったのか指導教官が人でなしだったのか医者としての倫理教育がまるで欠けており、資質としては医者より葬儀場の隠亡向きと思えるほど低俗であり、それに引き換え殺人容疑で送検された射水市民病院の伊藤先生の方が遙かに高潔であって、本来なら医者の鏡として厚労相から感謝状の1枚でも手渡して頂いて然るべき方ではなかったかと思いました。それなのに警察は実情も知らずにザル法を斜(はす)に読んで、殺人容疑とはどう謂うことじゃ!
色々な意味で騒々しかったオリンピックのお祭りも漸く今日でお仕舞いとなります。オリンピックでは予選で2回も完敗したアメリカを大一番でやっつけ金メダルに届いたソフトボール上野選手の熱投はまるで“巨人の星”の星飛雄馬でしたね。最高視聴率は47.7%とか…半ば金メダルが予想されていた北島選手のそれをぶっ千切っての高視聴率でしたから、国民が如何にソフトボールに対して最後まで儚い期待を抱いていたかが如実に分かります。それにしても上野選手二日間3試合28回413球の投球は人間の身体能力の限界を超え只精神力によるものと思い心から感動しました。上野選手初めはブスだと思っていましたが、優勝してから見ると普通の女の子に見えましたよ。此を痘痕も靨と謂うのでしょうか、(^^)
女子ゴルフツアーCATレディース前年優勝の横峯さくら選手今年はイマイチ調子が挙がらず9位タイは無念でしたが、あの小憎らしい上田桃子選手と同組同スコアでスタートして彼女を25位と蹴落としましたからまず良しとしましょうか。

稲の花が咲いた!


お盆休みも今日まで5日間仕事は殆どせずに半分は草引きに水遣りやレタスの苗植えなどの畑仕事で半分は漢字の勉強でしたが、愈明日から8月後半戦の仕事始めとなります。
4年生の孫が夏休みの自由研究に稲の生育を選び6月末より日当たりの良い事務所の庭で稲を育てています。水田に代わるものがないのでバケツを6つ買ってきて用土を入れて苗を植え込みました。孫が水遣りをする約束でしたが水運びは重くて孫には重労働であり、大抵私が遣らされています。(;;)毎夕水を10cm近く張るのですが直ぐに根が吸ってしまって元の状態に戻りますから稲の根の吸水力の強さには吃驚してしまいます。田圃の稲もオタマジャクシも孵った頃だし、お盆だしそろそろ水を控えるのかなあと思っていましたら先週花が咲いたのでした(^^)
当初持ち帰った稲が多すぎたので余った苗を、葦に見えるかも…とビオトープに植えて水草の重石にしていた砂袋で根を抑えていたのですが、水を遣る必要もないのですっかり忘れていたら、先週木曜日朝何気なく見るとビオトープの稲だけ籾が生って居るではありませんか(^0^)/孫が生憎留守で愚娘に告げるとやって来て“此は蕾やから此から花が咲くのと違うか知らん?”と写真を撮って帰りましたが、昼前にもう一度見ると蚊細い髭らしいものが蕾の間から出てきたのでもう一度愚娘を呼んだらこの髭が花らしいとのことでありました。稲の花など此まで70年間幾度も見ている筈ですが関心のないものには記憶も余りなく、考えてもまるで浮かんできませんから人間の記憶なんて不確かなもんやなあと情けなく思ったものでした。(;;)
孫が留守の間に稲の花が咲いたのも皮肉なことでしたが、構いもされなかったビオトープの厄介者?が肥料も与えられずに開花したのも更に皮肉な話でありました。根の環境は砂袋の下で最悪でありまししたが水や温度の環境がバケツの中の根のそれに遙かに勝ったことが開花に繋がったものでしょうか。きっとメダカや金魚の糞が肥料になったものでしょう。(^^)
バケツの稲は過保護に育てられましたが、バケツ側面から当たる直射日光が水温を上げて根に悪影響を与えたに違いなく、池の稲との差となったものでしょう。早速バケツの稲はバケツの儘樽プランターに入れて透き間を畑土で埋めましたから少しは根の温度が下がり蕾を付けてくれるのではないかと期待していますが果たしてどうなることやら…(;;)

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高校野球も遂に明日決勝戦となりますが、強打の菊川と大阪桐蔭の対決は打撃戦となることでしょう。無念にも沖縄浦添高校は武運拙く準決勝で花と散りました。沖縄は我が国で唯一戦争末期にアメリカ軍の上陸によって蹂躙され多くの命を失ったばかりか長くアメリカ領土として米軍の縦(ほしいまま)にされ、報道されなかった婦女子への暴行など日常茶飯事であり、金丸信などアメリカ軍に思い遣り予算とか吐かして毎年莫大な上納金を出す(貰うのではなく…)悪弊を作りましたから、沖縄県民のDNAには、過去の悲劇が澱となって染みついているように思えます。観光以外に産業を持たない彼等は現在でも国民の一人当たり所得は我が国最低であり、宮里藍選手の調子が今一つですからせめて甲子園位優勝させて遣りたかったですね。
運の悪いことにメディアでは高校野球とオリンピックが視聴者争いとなりましたが、両方見たい方が多くてTVリモコンの寿命が短くなりそうで、NHKも12チャンネルまで総動員して居ますからどちらにもさほど興味のない私にはニュースの時間など捜すのに戸惑いました。(;;)
オリンピック入場式の革命歌が別の少女の歌う“口パク”だったことや花火で描いた映像が合成映像だったりと案の定中国のアンフェアな遣り口がばれてボロを出し話題となって居りますが、思ったより酷い事件も起こらずに終わりそうな気配ですが閉幕式ではどんなカラクリが飛び出すことやら…(^^)。
我が国のメダルの数は予想通り少なかったけど、北島選手の強さには魂消ましたね。200mは1秒を超える差だったから良かったものの、水泳は柔道のように体重別(水泳の場合身長別)がありませんから、背が低くリーチのない日本人には圧倒的に不利なハンディを背負いながらの優勝は驚異的な価値があると思います。200mは50mプールを3回もターンと最後のタッチでは、腕のリーチを北島選手と他国の選手と比べて最低10cm少なめと見ても40cmは違ってきますから、0.4秒位のハンディキャップを背負っての闘いであったことでしょう。
不可能かも知れませんが此からはターンしない直線プールを作れば400m800mも1500mも全員公平となり、小さい日本人にも勝機が訪れるようなるのではないでしょうか。(^^)
反面柔道男子の多くの選手達の無気力振りには首を傾げました。日経の“千里眼で”嘗ての女子52キロ級メダリストで現筑波大学准教授の山口香さんが男子柔道界に対し苦言を呈して居られたのを読んで成る程と感じ入ったものですが、氏は男子と女子の差は選手と監督やコーチとの距離の問題ではないかと指摘して居られます。監督やコーチの鬼軍曹達に囲まれて懸命に練習している女子選手達とは異なって、男の選手達は監督達より色んな意味で力があり、一般のサラリーマンより遙かに高い俸給を貪っていては、監督やコーチが選手に遠慮してものが言えなくなるは道理であり、一部の例外を除き、選手が増長して驕りオリンピックを目指して死に物狂いの練習ができていたとは到底思えないと極論されています。ハングリー精神から相手の足にしがみついてでも勝とうとする外国選手人に対して“組ませて貰えなかった”とか“あれは柔道ではない”など弁解めいた言葉は“勝ってなんぼ”の世界であり聞きたくありません。次回のロンドンオリンピックでは現在の指導体制を抜本的に見直さないと全階級に出場枠を得ることすら大変なことになると氏は危機感を抱いて居られますが、私は選手達が警察庁や警備保障会社などから厚遇されている現状は決して好ましいものではなく、ボクシングの選手のように土木建設現場の肉体労働で生活の糧を得て貴重な寸暇に練習をすることこそ実の入った真の練習であり、毎日メニューが決められた乳母日傘は惰性となって決して選手を強くするものでないと思います。
お馴染み卓球の福原愛選手がEU No.1オーストリア主将のリュウジャを破ったゲームでは、北京出身中国人のリュウジャより愛ちゃんへの声援が多くサポーターがイエローカードとなるなど珍現象が生じました。福原選手は中国滞在が長かったせいもありますが、男か女か分からぬ色黒の選手と、草原に輝くカモシカのよう色白で華のある美形の対戦では流石の中国人も判官贔屓になるのも已むを得ませんでしたね。顔で負けても力で勝って…と謂いますが、ゲームは3-1で福原選手の圧勝でしたからリュウジャ選手は2回も負けた気分で食事が喉を通らなかったことでしょう。(;;)
それにしても柔道でもレスリングでも最近は女子の選手まで勝利のガッツポーズが男性並みとなり、昔メトロゴールドウィンメーヤー製作映画のタイトルに出て来たライオンの咆哮宛らには愕きます。乙女(おばはんか!)の恥じらいがまるで見られないのは情けないことだと思いました。
昔は勝っても敗者の胸中を慮って喜びの表現を控え、精々味方選手の胸に飛び込んで涙する位でしたが、世の中も随分と変わりました。(;;)喜びも悲しみも相手に分からぬよう心の奥にそっと閉まって置くのが日本女性の雅(みやび)とされて居たのは遠い昔への郷愁でしたね。
イチロー選手の200本安打が気になりますね。ヒットが途切れた現在後43試合に45本のヒットは大きなプレッシャーとなって彼に伸し掛かりました。その重圧に加えて相手の投手陣からもジャップ如きに8年連続200本も打たれて堪るか!との意地があるでしょうから此から一試合一試合が正念場です。イチロー選手も人の子ですから平静では居られずに早く複数安打を連発して安全圈に入りたいでしょうね。(^^)
女子プロゴルフNEC軽井沢は全英出場による疲労が抜けずに体調不良でアマプロを欠場し更に初日36位と出遅れた橫峯さくら選手は必死の猛追で12アンダー3位まで駆け上がりました。本年残るは15試合さくら選手果たして優勝できるでしょうか。

総理は外務官僚の召使?


そろそろお盆が近づきましたが、面妖なことに淡路島や神戸市内に豪雨が降っても垂水辺りはお湿りもない日が続き畑の水遣りに逐われる毎日です。(;;)5リットルの如雨露の使用は結構腰への負担が重く、持病の座骨神経痛が久し振りに復活し、夜痛くて寝られず昨日は痛み止めの神経ブロック注射をして頂く約束でしたが、痛み止めとは謂えブロック注射も結構痛そうだし注射のお陰で車椅子生活になった方が居るとか聞きましたのでの盆休みの間痛み止めの内服薬を飲むことにして、効かなかったときのため座薬も頂いて来ました。(;;)
先週末から北京五輪の開幕となりましたが、本命野口みずき選手の腰のトラブルや柔道谷選手の金ならずなど出足から予想を覆す展開となっています。アンフェアな中国のことですから恐らく日本には幾つも金メダルが期待できず、不愉快な五輪となりそうなのでオリンピックの話題は今週ブログからパスさせて頂こうと思っています(;;)。
連日の炎天下を夏の甲子園の熱戦が続いて居りますが、我等が加古川北高校は一昨日無念にも福島星光学園に敗れ露と消えましたが、私学では県外からの野球留学特待生が幅を利かし、県内の選手が皆無の学校も少なくないとか…(;;)
今年は公立高校の出場は全55校の内僅か17校ですが全国を巡って特待生をかき集めた私立と地元の野球少年だけでの公立の力のハンディキャップは余りにも大きく30%の出場率は驚異的と言わねばなりません。昨夏の県立佐賀北高校の優勝など奇蹟かと言われたものです。30%の内15%位は膂力ではなく知力によるものではないでしょうか。
10年以上前の夏のことですが、仕事で加古川方面へ第二神明道路を走っていたとき豪奢なリムジンバスが追い越して行ったので見ると仙台育英高校と車体に大きく書かれて居りましたから、どうやら夏の甲子園へ出場し、次の試合までの練習に加古川にある神戸製鋼の球場へでも練習に行くものと思われました。公立高校が自前のバスは疎か神姫バスのレンタル料にも事欠いていることは、その後4年前の社高校後援会の悲痛な叫びを聞いていますので、冷房付きリムジンバスでの練習行きなど一体この落差は何だ!と思ったものです。
公立ばかりか私学でも仙台育英のような超弩級は別にして何処の私立校も甲子園行きの費用負担は大変なようです。先日聴いた話で学校名は差し障りがあればいけないので言いませんが、5日一回戦で敗退したある県代表の私立校では、燃料費の高騰もあってバス14台を仕立てるために特待生が殆どの野球部員80名の内甲子園行きの部員10数名は寄付金一人25万円、他の野球部員は一人20万円が割り当てられ、更には部員の家庭には寄付金の納付書が一家庭5枚送られて此を消化せねばならぬそうですから特待生も楽ではなく学校に入れて貰っても、ベンチ入りができなければ甲子園へは20万円のお賽銭を払ってアルプススタンドで応援だけでは涙がチョチョ切れます。(;;)
処で、加古川北高校は寄付金なしその代わりにバス仕立てもなし、在校生もOBも自弁で電車に乗って応援行きと決まったそうですから良かったですね。(^^)
酷暑続きの今日は何時もお馴染みEさんから送られてきた真夏の残雪を見て頂き納涼の気分を味わって頂きましょう。場所は7月23日に登られた中央アルプス甲斐駒ヶ岳の千畳敷駅付近です。気温は最高20度で最低5度とか…(^^)下界の我々には想像もできぬ気温ですが、察するに此の付近は真冬にはプロ中のプロの山男しか闊歩できない処ではないでしょうか。

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できるなら此の残雪が、冬まで消えることなく何時までも“なごり雪”でありたいと思いますが、此の写真の様子だと地球温暖化が進むと一寸心細いですね。(;;)
先週は紙面が足らずお知らせが1週遅れとなりましたが、京都府八幡市の公会堂でコンクリートの割れ目からド根性大根ならぬ直径20cmのド根性西瓜が誕生したと先月末に毎日新聞の雑記帳欄に写真入りで取り上げられました。(^^)何でも昨年の夏祭りで出された西瓜の種が割れ目に落ちて育ったものだそうですが、西瓜を育てるには一般的に謂って四つの要因が不可欠であり、一つは“ぼかし半作”と謂って前の年の秋に作られた西瓜用堆肥“ぼかし”が西瓜の苗を植える土床に入れられることと、西瓜の苗が病気に耐えられるようにカボチャの苗に接ぎ木することと、更には苗への大量の水の補給です。そして最期には雌花が開花したときに別の苗から咲いた雄花の受粉が必要です。公会堂のコンクリートの下の土が昔は肥沃な畑であったものか、偶々地下水の豊富な地域であったのかも知れませんが、不思議なことは近くに西瓜畑があったとも書いてありませんでしたから幸運にも余程マメな蜂や蝶などの昆虫が居て遠路受粉に訪れたものでしょう。(^^)
西瓜作りは恥ずかしながら小生未熟でも経験者でありますから言わせて頂きますが、直径20cmのド根性西瓜は小さいようで決して小さくありません。我々が普段食している西瓜は10キロ以上もありますが接ぎ木のため半分カボチャであり、大きいだけで味は大味であって本当の西瓜の味ではありません。お年を召した方はお存じと思いますが、本当の西瓜は大きさも直径が25cm以内と小振りであり、三日月型に切った頂点が白い粉を噴いて居て口に入れるとシャリシャリと蕩けてなくなりそれは美味しいものです。産地でもきっと美味しい西瓜を作りたいのでしょうが消費者の味覚センスもカボチャ西瓜で固定されましたし、耐病性と大きさの点で随分差が付くため本当の西瓜が淘汰されたのが実情のようです。(;;)この公会堂の正真正銘本物の西瓜は心無い人に悪さをされぬよう毎夜パトロール隊が必要でしょう。(^^)昼間の烏も要注意ですから網を被せる必要があるかも知れませんね。
今年の夏祭りには是非近隣の子供達にこの西瓜を一切れ宛味わって頂き、本物の西瓜が斯くも美味しいものかを知って頂きたいと思いました。(^^)
中央省庁(独立行政法人を含む)が06年度の費消したタクシー代が95億円だったと民主党の調べで明らかになりました。(07年はナンボや!)1000万円とか3000万円なら多いなあと腹立たしく思うのですが、95億円とは余りに多すぎて何だか実感が沸きませんね。敵の狙いが読めたぞ!チケットは142万枚だったとか(;;)1回当たり平均6600円だそうですが、深夜の帰宅ばかりではなくワンメーターの公務だって少なくないでしょうから。恐らく1回当たり1万円は優に超えたと思われます。その上ナント!一回3万円超が1900回もあり、最高額が73000円だったそうですから、霞ヶ関から静岡までになりますがそんな遠距離通勤がある訳なく、実際の料金は3分の1位であり、差額はキャッシュバックと運転手の口止め料だったこと位誰が考えても容易に推測できますが、それ以上追い詰めてしまうと役人に仕事をサボタージュされて、政府が困ることのなるため公表もできないで居るのでしょうが、2ケ月後には現在凍結されているチケットも復活することになるため、誰もが忘れた頃には再び高額な深夜タクシー代が又ゾロゾロ復活することでしょう。(;;)
タクシー代ばかりかゴルフボールなどのレクレーション関連品々も20億円を超すそうであり、年に何回非番でのゴルフ大会があるのか知りませんが、ボールなどは会社であっても私物使用が常識ですから、此は福利厚生に名を借りた完全な公金横領ではありませんか。こんな数字が明るみに出る背景には参議院で野党が過半数を占めたお陰であり、そうでなければ何時までも伏魔殿に巣くう魑魅魍魎共を太らす一方だったと思うと慄然としますね。此等多額なお金は発表されただけで誰も返さないの? 福田さんにもそれが言えないの?
福田さんと言えば日本の存亡を賭ける重大事件なのに1ケ月以上も口を噤んでいたなんて全く以て怪しからん話ですね。昨年末から年初に掛けて我が国各地で中国天洋食品製造の餃子中毒事件が起こり、世間を席捲したことを憶えていられるでしょう。中国側は補償問題が怖くて隠し通そうと“農薬メトミドホスの中国国内での混入の事実はない”と我が国に罪を擦り付けようとしていましたが、我が国では使用していない農薬が混入しているのも訝しく、政府は声を大にして中国当局を糺弾せねばならぬ処を、何時もの優柔不断から “日本国内で混入の可能性は少ない”などと言うだけで事件を大きくしようとせずに有耶無耶にしようと掛かって居り、人の噂も75日で先送り構想が効を奏したと思える先月初旬に、中国当局から事件後の6月中旬に中国国内で天洋食品の餃子により中毒事件が発生したと外交ルートで伝えてきたそうです。恐らく内部告発でもあって隠しきれないとでも思ったのでしょう。此を聞いた福田総理は待ってましたとばかりに中毒事件の真相究明を中国政府に強く申し入れ、中国大使を官邸に呼んで強く詰問するなど、限りなく低下する総理の人気回復に千載一遇のチャンスとばかり八面六臂の活躍をされるかと思いきや、知らぬ顔の半兵衛様で押し通し、情報を入手した記者団からの質問に対して6日広島で記者会見し“先方の捜査当局と情報交換している状況であり、どんな状況か現時点では申し上げられない”とは催眠術に掛かった人のようで、此ではまるで中国国家主席胡錦涛の言葉ではありませんか!恐らく中国政府と事件の概要について打ち合わせ済みであったこと勿れ主義の外務官僚等からの入れ智慧で其の儘頬被りにする予定であり、中毒事件を刺戟すると古くは南京大虐殺などを蒸し返され、謝罪論や和解金に話を擦り替えられることを恐れたものと思いますが、そんな弱腰で一国の総理が務まるのですか! “謝罪しないのなら五輪選手は疎か観客まで一人も参加させないぞ”位は言って欲しかったと思いますが、“安心実現内閣”を掲げる総理である筈が国民の安心より中国への配慮を優先させたことについては官僚達の召使いであるこの人には所詮無理なことなのでしょうね。(;;)“安心実現内閣”はその言葉の前に“中国”と謂う言葉が省略されていたものでしょう。(;;)それにしても餃子事件の出所が中国側であることが分かったにも関わらず、彼等からお詫びの一言も聞かされないのは、如何に日本政府が彼等に莫迦にされているか我々にもよく分かります。負け犬内閣は即刻解散するべきだと考えますが、次が麻生太郎であれ、小沢一郎であれ、日本に腐った官僚制度が存続する限りどうしても負け犬内閣にしかなれないと思うと悲しくて涙が出ますね。(;;)
今週の女子プロゴルフは橫峯さくら選手全英でお疲れのため休場となりましたのでゴルフコーナーはお休みさせて頂きます。