夏には来なかった颱風が二つも来て、幸い兵庫県南部地方は久し振りの雨だけで済みましたがお陰で今月に入ってめっきりと秋らしくなりました。(^^)春に続いて蟋蟀の餌と孫のお弁当のおかずにと秋用のレタスを播種し育苗し畑に移植しましたが、春に使用した土を利用したのが悪く、根切虫(甲虫の幼虫)が棲み着いて居て植える端から根を食べられ全滅するので、もう一度土を掘って根切虫を50匹ほど捕獲し池の金魚の蛋白源としましたが、未だ居残っているらしく、更に次は蝶々の卵が孵って青虫となり哀れレタスは葉を食べられて一日にして茎だけとなり、まるでサボテン宛らになりました。自衛策として蝶々の入らないようにネットを張ったら今度はバッタがやって来て私の跫音を聴くだけで10数匹が畑から飛び出す始末であり、無農薬野菜の栽培が如何に困難か農家の方々の苦労を実感しているこの頃です。(;;)
お馴染みEさんからの菊水山の夜明けです。これを本当の曙光と謂うのでしょう。譬えようもなく美しいですね、言葉は知っていても生を受けてこの方幾度か見ている筈ですが凄く感動したのは矢張り私が人生の終焉を迎える歳を迎えたことに因るのでしょうか。山の稜線を駆け上ってくる太陽を待つのは心躍る思いでしょうね。(^^)
6年振りにノーベル賞が4人も日本人の受賞となりましたから或る意味で我が国の新たなる曙光と謂えるでしょう。然し最近はノーベル賞も些か安売りの感があり、湯川秀樹博士当時の感動が味わえなくなりました。ともあれお目出度いことですが、物理学部門3人化学部門1人であり、それぞれ3人宛選ばれていますが賞金の配分は複雑で日本円にして約1億4千万円の内、物理学部門は南部先生が50%で小林益川先生は各25%宛とか…(;)化学部門は外人が2人同時受賞のため3等分らしくユーロもメチャ高くなってノーベル財団も手許が不如意と成ってきたのでしょう(;;)
俳優の宝田明さんが先日首都高速で124kmで愛車を運転し64kmオーバーでオービスに捕まったそうです。首都高の昼間は駐車場のような混雑ぶりですからきっと深夜の出来事と思われますが、74歳にもなってクネクネした首都高を124kmで疾走とは愕きですね。
90日の免停は仕方がないところですが、この人次の仕事で急いでいたから…と悪びれる風もなく、スピード違反に対する反省が全く見られず、記者会見でも芸能人特有の驕りが感じられました。ひょっとして俳優稼業も落ち目になったので人気を取り戻そうとの意識が働いたものかも知れませんが、交通違反は人身事故さえ起こさなければ犯罪ではなく、不運な出来事だとする風潮が未だ世間から払拭されていませんからから困ったものです。警察庁も免停だけで済ませずに、10日間程度のボランティア活動(駅前の清掃業務など)でも課することにしたら少しは効果が上がるのではないでしょうか。
それにしても首都高にしろ阪神高速にしろ最高時速が60kmなのは解せませんね。解せないのは速度ではなく道路の名称の方です。高速道路の最高速度は原則100kmと決められていますから、60kmなら首都中速とか阪神低速に変えるべきですが其れでは、高い料金が取り難いのでこんな名前を付けたのでしょうが羊質虎皮と言われても仕方ありませんよね。
宝田さんも首都高が本当に高速道路なら青切符で済んだ処でしたからお気の毒でした。
先月のことですがアメリカ大リーグでホームランを打ちながら打った選手の得点にカウントされなかった珍妙な出来事があったそうです。事件は8月に取り入れられたビデオ映像の採用によりホームランかどうかが争われましたが、塁審の判断はフェンスに当たった只の単打でありビデオ映像はフェンス上部に当たっていたためホームランと認められたケースだそうですが、抗議の直前に打った選手には代走が送られており、従って得点は代走の選手にカウントされると謂うおかしな裁定となりました。以為ホームランと認められた時点でボールデッドとなり代走は記録から消去せねばならぬと考えますが、規則規則と何事にも硬直的な我が国ならいざ知らず、ホームランに打点だけ付いて得点が付かぬとはおかしなことをするものだとあらゆることに意外な程柔軟である筈のアメリカですから甚く愕きました。
熟考えるに資力も定職もない者に何れ家屋がもっと値上がりするだろうから、その際売却して返さそうなどと虫の良いことを考えて愚かな銀行達が家屋の購入代金を貸し(所謂サブプライムローン)挙げ句バブルが弾けアメリカ経済全体が瀕死の重態となった莫迦なアメリカですから或いは愕くことは無かったのかも知れません。彼等は20年前の日本のバブルを対岸の火事とまるで見ていなかったのかと考えましたが、あの時日本から何十兆円もの大金を巻き上げていったユダヤ資本は殆どアメリカ発でしたから、或る意味で因果応報でありましたね。
大阪府の橋下知事が月給泥棒であったお飾り名誉職教育委員の再選にあたり、新教育委員に小河式プリントで著名な小河勝氏(大阪樟蔭女子大講師)と百ます計算で名を馳せた陰山英男氏(立命館小学校副校長)を任命しました。私は何故か何処か一寸違うな?と感じましたが、この人達は児童の学力向上の方法に長けた方々でありますが、教育委員が直接児童と接する訳でなし、先生の指導能力まで持ち合わせて居るとは思えず、先生と謂うフイルターを透してどうやって児童の向学心に火を付けることができるのでしょうか、昔から名選手、名監督成らずと謂いますから児童の心理は読めても日教組に洗脳されて、ああ言ったらこう言う海千山千の先生達をどう扱われるつもりなのか不思議でなりません。お二人の先生はきっと隔靴掻痒の思いに駆られることと想像し、橋下府知事の思惑は先ず外れるでしょう。それに在任中の無駄飯を食っている4人の教育委員との力関係をどう調整されるつもりなのでしょうか。多数決なら負けですよね。
八百長事件に端を発し、力士暴行事件を初めとして大麻力士と世間を席捲した日本相撲協会が文字通り重い腰を上げて外部役員の就任を決めましたが、私は矢張り何処か違うな?と感じました。就任した外部理事は早稲田の特命教授に元高検検事長、更には元警視総監と肩書きばかり錚々たる方々でありましたが、果たしてこれらの方々が真剣に相撲協会の在り方を憂いて改革を叫んでいる方とは到底思えず数ある名誉職の一つに過ぎず、理事会の決議事項にイチャモンが付かぬような人を探して議事の承認事項に少し重石を付けるために選ばれたのではないかと感じました。相撲協会も内舘牧子さんなんかに理事になられると敵わぬので、地位が高くて多忙でなるべく出席などしない方で比較的相撲に興味のない方を選ぶのに苦労したことでしょう。(^^)それとも次回不祥事が生じた折には、元高検検事長、元警視総監の肩書きを利用して、立件を揉み消して貰う目論見でしょうか。
文部科学省もこの程度のお茶濁しで世間の風当たりが躱せたものと安堵していることでしょうが、協会内部には収益事業課税とか過大理事報酬や力士の報酬など大きな癌組織が居座っていることを承知した上でのことでしょうから、これ又腫れ物に触らぬ事なかれ主義でありましたね。
新聞記事ですが、丸大食品の商品からメラミンが検出された事件で設けられた大阪府“食の安全推進対策委員会”の会合での会議後の記者会見で取り立てて何も言うことがなかったけれど報酬を貰っている手前何か言わないとアカンと思ったのか、小崎俊司委員長(大阪府立大学教授)は『牛乳を仕入れる際に“感性”を持っていれば防げたと思う』と述べて丸大食品の生産管理に問題があったとの認識を示したそうです。私はちょっと違うな?と此また私のアンテナに不協和音が響きました。
“感性”とは広辞苑に拠れば“外界の刺戟に応じて感覚、知覚を生ずる感覚器官の感受性”などと書かれており、私は五官以外で感じ取る訓練された特殊な能力だと考えていますが、蛋白質の含有量を偽装するために使用されたメラミンが感性で認知できるとは私にはどうしても思えません。或いは委員長は中国からの輸入品については、毒物添加の可能性があるため、“もっと勘を働かせろ”と言いたかったのではないかと思いますが、勘と感では大違いであり、“勘性と”謂う言葉は聞きませんから、矢張り委員長は“感性”と言ったのでしょうが、食品衛生法にも記載されていない毒物だからこそ“感性”なんて右脳に頼る言葉を使ったのではないかと思いましたが予言者でもあるまいし、そんなもの誰に分かるか!
阪神はまさかの優勝を手放して憎っくき巨人の連覇となり、今日サンキョウレディースで橫峯さくら選手は10位タイと低迷し、世界経済はアメリカ金融市場の暴挙によりドルユーロ共に無間地獄へ逆落とし、アメリカには北朝鮮のテロ指定解除と裏切られ、27年前の妻殺しの共謀罪でロスに送られた三浦和義は無念の自殺と波瀾万丈の1週間でしたね。
今日ジャスコで聴いた阪神日本一目指せセール“六甲颪(おろし)”は譬えようもなく寂しいものでしたよ。(;;)