お盆休みも今日まで5日間仕事は殆どせずに半分は草引きに水遣りやレタスの苗植えなどの畑仕事で半分は漢字の勉強でしたが、愈明日から8月後半戦の仕事始めとなります。
4年生の孫が夏休みの自由研究に稲の生育を選び6月末より日当たりの良い事務所の庭で稲を育てています。水田に代わるものがないのでバケツを6つ買ってきて用土を入れて苗を植え込みました。孫が水遣りをする約束でしたが水運びは重くて孫には重労働であり、大抵私が遣らされています。(;;)毎夕水を10cm近く張るのですが直ぐに根が吸ってしまって元の状態に戻りますから稲の根の吸水力の強さには吃驚してしまいます。田圃の稲もオタマジャクシも孵った頃だし、お盆だしそろそろ水を控えるのかなあと思っていましたら先週花が咲いたのでした(^^)
当初持ち帰った稲が多すぎたので余った苗を、葦に見えるかも…とビオトープに植えて水草の重石にしていた砂袋で根を抑えていたのですが、水を遣る必要もないのですっかり忘れていたら、先週木曜日朝何気なく見るとビオトープの稲だけ籾が生って居るではありませんか(^0^)/孫が生憎留守で愚娘に告げるとやって来て“此は蕾やから此から花が咲くのと違うか知らん?”と写真を撮って帰りましたが、昼前にもう一度見ると蚊細い髭らしいものが蕾の間から出てきたのでもう一度愚娘を呼んだらこの髭が花らしいとのことでありました。稲の花など此まで70年間幾度も見ている筈ですが関心のないものには記憶も余りなく、考えてもまるで浮かんできませんから人間の記憶なんて不確かなもんやなあと情けなく思ったものでした。(;;)
孫が留守の間に稲の花が咲いたのも皮肉なことでしたが、構いもされなかったビオトープの厄介者?が肥料も与えられずに開花したのも更に皮肉な話でありました。根の環境は砂袋の下で最悪でありまししたが水や温度の環境がバケツの中の根のそれに遙かに勝ったことが開花に繋がったものでしょうか。きっとメダカや金魚の糞が肥料になったものでしょう。(^^)
バケツの稲は過保護に育てられましたが、バケツ側面から当たる直射日光が水温を上げて根に悪影響を与えたに違いなく、池の稲との差となったものでしょう。早速バケツの稲はバケツの儘樽プランターに入れて透き間を畑土で埋めましたから少しは根の温度が下がり蕾を付けてくれるのではないかと期待していますが果たしてどうなることやら…(;;)

画像
画像

高校野球も遂に明日決勝戦となりますが、強打の菊川と大阪桐蔭の対決は打撃戦となることでしょう。無念にも沖縄浦添高校は武運拙く準決勝で花と散りました。沖縄は我が国で唯一戦争末期にアメリカ軍の上陸によって蹂躙され多くの命を失ったばかりか長くアメリカ領土として米軍の縦(ほしいまま)にされ、報道されなかった婦女子への暴行など日常茶飯事であり、金丸信などアメリカ軍に思い遣り予算とか吐かして毎年莫大な上納金を出す(貰うのではなく…)悪弊を作りましたから、沖縄県民のDNAには、過去の悲劇が澱となって染みついているように思えます。観光以外に産業を持たない彼等は現在でも国民の一人当たり所得は我が国最低であり、宮里藍選手の調子が今一つですからせめて甲子園位優勝させて遣りたかったですね。
運の悪いことにメディアでは高校野球とオリンピックが視聴者争いとなりましたが、両方見たい方が多くてTVリモコンの寿命が短くなりそうで、NHKも12チャンネルまで総動員して居ますからどちらにもさほど興味のない私にはニュースの時間など捜すのに戸惑いました。(;;)
オリンピック入場式の革命歌が別の少女の歌う“口パク”だったことや花火で描いた映像が合成映像だったりと案の定中国のアンフェアな遣り口がばれてボロを出し話題となって居りますが、思ったより酷い事件も起こらずに終わりそうな気配ですが閉幕式ではどんなカラクリが飛び出すことやら…(^^)。
我が国のメダルの数は予想通り少なかったけど、北島選手の強さには魂消ましたね。200mは1秒を超える差だったから良かったものの、水泳は柔道のように体重別(水泳の場合身長別)がありませんから、背が低くリーチのない日本人には圧倒的に不利なハンディを背負いながらの優勝は驚異的な価値があると思います。200mは50mプールを3回もターンと最後のタッチでは、腕のリーチを北島選手と他国の選手と比べて最低10cm少なめと見ても40cmは違ってきますから、0.4秒位のハンディキャップを背負っての闘いであったことでしょう。
不可能かも知れませんが此からはターンしない直線プールを作れば400m800mも1500mも全員公平となり、小さい日本人にも勝機が訪れるようなるのではないでしょうか。(^^)
反面柔道男子の多くの選手達の無気力振りには首を傾げました。日経の“千里眼で”嘗ての女子52キロ級メダリストで現筑波大学准教授の山口香さんが男子柔道界に対し苦言を呈して居られたのを読んで成る程と感じ入ったものですが、氏は男子と女子の差は選手と監督やコーチとの距離の問題ではないかと指摘して居られます。監督やコーチの鬼軍曹達に囲まれて懸命に練習している女子選手達とは異なって、男の選手達は監督達より色んな意味で力があり、一般のサラリーマンより遙かに高い俸給を貪っていては、監督やコーチが選手に遠慮してものが言えなくなるは道理であり、一部の例外を除き、選手が増長して驕りオリンピックを目指して死に物狂いの練習ができていたとは到底思えないと極論されています。ハングリー精神から相手の足にしがみついてでも勝とうとする外国選手人に対して“組ませて貰えなかった”とか“あれは柔道ではない”など弁解めいた言葉は“勝ってなんぼ”の世界であり聞きたくありません。次回のロンドンオリンピックでは現在の指導体制を抜本的に見直さないと全階級に出場枠を得ることすら大変なことになると氏は危機感を抱いて居られますが、私は選手達が警察庁や警備保障会社などから厚遇されている現状は決して好ましいものではなく、ボクシングの選手のように土木建設現場の肉体労働で生活の糧を得て貴重な寸暇に練習をすることこそ実の入った真の練習であり、毎日メニューが決められた乳母日傘は惰性となって決して選手を強くするものでないと思います。
お馴染み卓球の福原愛選手がEU No.1オーストリア主将のリュウジャを破ったゲームでは、北京出身中国人のリュウジャより愛ちゃんへの声援が多くサポーターがイエローカードとなるなど珍現象が生じました。福原選手は中国滞在が長かったせいもありますが、男か女か分からぬ色黒の選手と、草原に輝くカモシカのよう色白で華のある美形の対戦では流石の中国人も判官贔屓になるのも已むを得ませんでしたね。顔で負けても力で勝って…と謂いますが、ゲームは3-1で福原選手の圧勝でしたからリュウジャ選手は2回も負けた気分で食事が喉を通らなかったことでしょう。(;;)
それにしても柔道でもレスリングでも最近は女子の選手まで勝利のガッツポーズが男性並みとなり、昔メトロゴールドウィンメーヤー製作映画のタイトルに出て来たライオンの咆哮宛らには愕きます。乙女(おばはんか!)の恥じらいがまるで見られないのは情けないことだと思いました。
昔は勝っても敗者の胸中を慮って喜びの表現を控え、精々味方選手の胸に飛び込んで涙する位でしたが、世の中も随分と変わりました。(;;)喜びも悲しみも相手に分からぬよう心の奥にそっと閉まって置くのが日本女性の雅(みやび)とされて居たのは遠い昔への郷愁でしたね。
イチロー選手の200本安打が気になりますね。ヒットが途切れた現在後43試合に45本のヒットは大きなプレッシャーとなって彼に伸し掛かりました。その重圧に加えて相手の投手陣からもジャップ如きに8年連続200本も打たれて堪るか!との意地があるでしょうから此から一試合一試合が正念場です。イチロー選手も人の子ですから平静では居られずに早く複数安打を連発して安全圈に入りたいでしょうね。(^^)
女子プロゴルフNEC軽井沢は全英出場による疲労が抜けずに体調不良でアマプロを欠場し更に初日36位と出遅れた橫峯さくら選手は必死の猛追で12アンダー3位まで駆け上がりました。本年残るは15試合さくら選手果たして優勝できるでしょうか。