家の近くの庭に咲いていた「むらさきしきぶ」です。小さい葡萄のようで可愛いですね。うちでも10年位前に植えていましたが繁殖力が強くてメチャ根がゴボウのように太くて他の花たちを枯らしてしまうしぶとい奴なので全部抜いて駆除しましたが、それは大変でした(;;)。女性に謂われるように兎角美しいものには用心が肝要です。皆様も見て楽しむだけにしましょうね^^。

 

最近の新聞記事ですが、役所の不条理な仕組みについて凄く考えさせられたのでお伝えしましょう。大津市長を最年少記録36歳で当選され勇退まで8年を務められた越直美さんが在任当時起こった苛めを原因とする児童の自殺について、市が積極的に動かなかった理由について述べられました。彼女が市長を務められた2011年には中学生が苛めを苦に自殺する事件が起きたが市の教育委員会は事件究明に消極的であり、市民からの「亡くなった生徒の担任や校長を辞めさせろ」の声にも関わらず一向に責任を果たさないので調べたら市長や市の教育委員会には教諭への処分権限が全くないことが分かったそうです(;;)。権限は県の教育委員会が握り締めていて生徒の担任はたったの減給処分に留まったとか…(;;)。権利は何処のものでも抱えこめば得との役人の発想は浅ましいですね💢。大阪の都構想の住民投票にも触れられ、何方もお役所が既得権を死守することだけに争い、肝心の住民は蚊帳の外になることを越直美さんは憂いて居られましたよ。

 

先週火曜日NHKラジオ夜7時のニュースで野村正育アナに対し42歳のベテランキャスターである西村美月アナが「……ありえると思います。」と言った瞬間、すかさず野村アナが「そうですね、あり得る(うる)でしょうね」と助っ人となり瞬時彼女のミスをフォローしましたが20年もアナして居てこんな未熟なアナはNHKの恥さらしだと思いました(;;)。因みに国語辞典を調べると広辞苑、新潮国語辞典、明鏡国語辞典、岩波国語辞典、三省堂国語辞典の何れにも見出し語は全て「ありうる」であって岩波国語辞典のみ「ありうる」がありませんでした。勿論「ありえる」なんてどの辞書にもありません。慣用読みを使うなんて図太いアナやね💢。以上いつもの日本語への拘りでした。ゴメン(;;)。

 

アメリカ大統領選挙は民主党バイデン氏の快勝に終わりましたが、トランプの執念が凄まじく仁義なき戦いが延々と続くと思われます。4年前にこんな人を大統領に選んだ人達はそもそもの間違いを犯したことを悔いているでしょうね。でもバイデンさん日本にはより強敵らしいから菅総理も及び腰になるのと違うかしら?心配だね(;;)。

 

最近菅総理の発言から総理の教養とか知性とかが問題視されて居ます。総理の得意とする必殺の一言「総合的、俯瞰(ふかん)的」は、遂に流行語大賞の候補になってしまいました^^。先日発表された「2020ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート30語に入ったものですが「三密」「GOTOキャンペーン」などコロナ関連が圧倒的に多い中を異色の候補です(@@)。財務省公文書の秘匿や学術会員の選定など全てについて「総合的俯瞰的観点よりなされた」との総理の発言が揶揄(やゆ)されたものですが、総理の語彙(ボキャブラリー)が極端に少ないのは教養と知性の欠如だと思います。原稿を書くのは内閣官房の役人ですが、知恵のある人ならその場の雰囲気に合わせて適当に言葉を変える処を菅総理は知恵がないため棒読みになって恥を晒しています、どうしてこんな人を総理に選んだのかなあ?全ては二階幹事長の胸先三寸で決まるなんて何処が民主主義や!

昨今のコロナ感染拡大を見ると、政府のGOTOトラベルGOTOイート政策は誤りだったと結果が証明しましたね。

先週の読めそうで読めない字      寒くなって行火(あんか)を出す
今週の読めそうで読めない字      彼女は必死に(抗)った