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母はこの詩を読んだのか


四月も半ばにして我が家の庭は早くも雑草が生い茂り早くも初夏の佇まいを見せています。何時もなら漸く芽を出したばかりの筈の鴉豌豆が今年は早くも花を咲かせ、豌豆の葉のてっぺんには此の草の特徴である蜜を求めてアブラムシが群がり、冬越しの七星紅娘(てんとうむし)が何処かから現れて大好物のアブラムシを食欲旺盛に平らげて居り、もう半月もしたら太った豌豆ができるので孫娘に沢山学校へ持たせて皆で笛吹きごっこをさせようと思っています。孫娘曰わく“ピッピ豆”の誕生と5月の連休とどちらが早いでしょうか? 昨年は前の日に収穫した“ピッピ豆”だったので学校では上手く吹けずきっと豆が乾燥して堅くなっていたせいでしょうから今年は早朝採ったものを持参させることにしましょう。(^^)

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然し、孫ももう4年生にもなったので“ピッピ豆”などには興味をなくしたかも知れませんね。(;;)いやいや、私はどの子供にも自然が与えて呉れる材料で自ら遊具を作ろうとする好奇心を何時までも持ち続けて欲しくと願って居ます。(^^)私の子供時代は肥後守を使って誰も竹とんぼなど作って飛ばしっこして競い合い、高く飛ぶ秘訣を考えたりしたものですがこの頃の子供はおもちゃは玩具屋さんで買うものと決めていて、自分の創意工夫が見られない時代となったのは偏に我が国が上辺だけ豊かになったせいであり理系人間が少なくなる原因を齎していますから悲しいことだと思います。最早日本は発明立国になれなくなったのか!
暖かくなったせいもあるでしょうが今月に入ってから灯油販売の“雪やこんこ、霰(あられ)やこんこ”の小学唱歌が聴かれなくなって少し寂しくなりましたね。私が子供の頃は冬には雪がしょっちゅう降っていましたから霜焼けの手も厭わずにそこらじゅうを走り回って雪合戦などに余念がありませんでしたが、何故か唱歌の歌詞で深く記憶に残っているのは“雪やコンコン、霰(あられ)やコンコン”であり決して“こんこ”ではなかったように思います。成る程小学唱歌では“雪やこんこ、霰(あられ)やこんこ”と歌われて居たのでしょうが、子供達には“狐がコンコン”の類(たぐい)であってコンコンの方が語呂が良く歌い易かったのではないでしょうか。地方でも秋田県では“霰やコンコン豆コンコン”宮城では“雪コンコン雨コンコン”福島では此が逆になって“雨コンコン雪コンコン”更に京都では“雪やコーンコン霰やコーンコン”と唱っていたと作家の林望先生が日経プロムナードで含蓄を披露して居られましたから、成る程と膝を叩いたものでありました。更に林先生はコンコンは“来う来う”と雪が降ることへの願望の囃し言葉であり、単なる児戯ではなく稲作農民の冬に雪が降れば秋には豊に稲が実ることの予兆への祈願が籠められていたと述べて居られます。雪は山野に芳醇な地下水を齎し、枯れ木ですら花を咲かせる力があったのでしょう。唱歌の最後に“枯れ木残らず花が咲く”とあるは奇蹟でも何でもなく農民の願望が籠められ謳われていたのではないでしょうか。
『おかあさんはどこもふわふわ ほっぺはぷにょぷにょ ふくらはぎはぽよぽよ うではもちもち…(中略)おかあさんはとってもやわらかい ぼくがさわったらあったかい気もちいい ベッドになってくれる』
『おかあさん』と云う題名のこんな可愛く素敵な詩を書いた小学4年生の少年西山拓海ちゃんがお母さんに絞殺されると謂う衝撃的な事件が今月初めに青森県八戸市の過疎地で起こりました。平仮名が多いのは此の少年が2年生の初めに綴った詩だからなのですが、他にも畑に蒔いた作物が大きくなった喜びを書いて文部科学大臣賞を受賞したり、土井晩翠を記念して小中学生から募集した詩で“晩翠わかば賞”を受賞するなど珠玉のような詩を作り、平成の三好達治、室尾犀星に大成するかと思える天才的な文学少年でしたが此の感性豊かな少年に如何様にしてこんなに悲しい事件が起こったのでしょうか、警察は母親が無理心中を図ったものと見ているようですが、食糧難で誰もが困っていた戦後まもなくお祖父さんお祖母さんが此の地に入植し荒れ地を切り開いて開墾してきた地域であり、農業の停滞に伴って離農者が相次ぎ少年の通っていた小学校は在校生僅か4名で、何れは廃校になる運命(さだめ)であったことでしょう。少年の不幸は岩手県へ出て結婚した母が夫の借金癖から5年前に離婚して少年を連れて実家に帰ってきた時から始まっており、衰頽する地域の一軒家で家族関係や親族間の借金問題に巻き込まれてお母さんが、生活苦から発作的に母子心中を図ろうとしたものと思われますが、どんな事情があるにせよ最近のお母さんって誰も我が身勝手ですね。毎日新聞の6段抜きの大きなタイトルは黒いバックに白抜きで『母はこの詩を読んだのか』でありましたが、この世知(せち)辛い世の中なのにこんなに子供に愛されて居てどうして殺さないとならなかったのか。自ら腹を痛めた子を子供に慕われながら縊り殺すなんて人間ではありません。此こそ夜叉と謂うのでしょう。{%怒りwebry%}
拓海ちゃん(開拓者のお祖父さんが名付けたのでしょう)は人懐っこくて元気で明るい子供だったと少年を知る人達は誰も愕いたそうですが、この詩は恐らく少年が2才か3才の幼年期の体験を綴ったものであり、私が思うに少年が此の詩を綴った2年生の時には生活苦などから既に母子の関係に深い亀裂のようなものができて居り、少年は幼い頃の母子関係を復元したい一心で幼年期一時期の体験を懐かしんで母の心を呼び戻すべく一所懸命この詩を詠ったものではないかと考えました。(;;)“親の心子知らず”とは昔からよく謂われた言葉ですが、どんな事情があったにせよ”子の心母知らず“では酷(むご)過ぎますよね。そして此からの一生を十字架を背負って生きていかねばならぬお母さんは自業自得とは謂え、そのときは塀の中でしょうがどんな思いで拓海ちゃんの祥月命日を迎えられることでしょうか(;;) 合掌
3月一杯与党が必死に頑張った甲斐もなく、野党の抵抗にあって40数年振りに揮発油税暫定税率の期限切れとなり、目出度く四月よりリットル当たり25円ガソリンが安くなり、スタンドでは高い値段の儘の在庫処分を巡って悲喜交々の様相を呈していましたが、先週始めから廉いガソリンがスタンドに入荷するようになり、何処も120円台の価格となって週末の行楽ドライブ客を喜ばせています。(^^)
一方社会保険庁の杜撰さが浮き彫りとなって“3月までには解決する!”と啖呵を切った舛添大臣の公約も敢えなく潰え、再度年金の確認作業が始まることとなりましたが、分からぬものを何年調べても分からぬものであり、作業に膨大な税金の無駄遣いに過ぎないことが分からぬ連中にも困ったものですが、ガソリンや年金問題のどさくさに隠れて本来昨年の国会で審議され立法化される予定であった厚生年金と公務員共済年金との一元化法案が3度の国会を跨いで一度も審議されることもなく店(たな)晒しとされ忘れられようとしています。(;;)
公務員の共済年金は公務員の給与が廉い(大昔のこと)ことを理由に国庫負担額が大きくされて居り、厚生年金と比較して割高な受給額となり国家財政を圧迫する原因を作って居ますが、厚生年金と同様にされれば国庫負担額が減少してこの4月より公務員OBの年金は大幅に削減される予定であった処が、それも叶わず従来どおりの支給額となり全国の公務員OB達をホッとさせていますが、此も基はと謂えば自民党に劣らずアホな民主党が年金一元化は国民年金が外されていると無理難題を吹っ掛けて法案に反対したためであり、枝葉に拘って本末を忘れた民主党の失態は赦すことができません。取り敢えず厚生年金と共済年金を一元化しておいて国庫負担を減らしておき然るべき時期を待って国民年金を合体する法案を考慮すべきであったでしょうに一体から民主党ノバカ共は何を考えて居ることやら…{%怒りwebry%}
実は自民党の此の法案は公務員を敵に回してまで昨年の参議院選挙の目玉として使う予定だったのが、社会保険庁の年金記録漏れの噴出事件で惨敗したために頓挫したものです。民主党がこの法案に国民年金まで参加させようとしたのは虫が良過ぎましたね。
新年度の国会でも先ず審議は望めそうもありませんから、今一番喜んでいるのは公務員と公務員OB達でしょう。民主党も政策理念なにもなく反対のための反対ばかりで偉そうなことばかり言っていないで偶には国民のことを考えたらどうじゃ!{%怒りwebry%}
今週の女子ゴルフスタジオアリスは兵庫県三木市花屋敷GCで行われましたが、先週の渡米疲れでさくらっちゃん欠場のためお休みとさせて頂きます。(;;)
ゴルフTV観戦の時間を漢字の勉強の時間に充てることができたので2日で3時間余分に勉強が捗りましたよ。処で、漢字の勉強をしていて少し引っ掛かる箇所に出会(くわ)しました。“可哀想な”と謂う意味で“不愍”とか“不憫”と謂う言葉がありますが、“愍”も“憫”も“不愍”も“不憫”も何れも憐れむという意味であることは何方もご存じですが、如何して此の二つの熟語だけ“不”と謂う打ち消しの助詞が付きながら“憐れでない”と打ち消して居ないことでした。(;;)種々辞書を紐解きましたが定かでなく完全主義の私には何処か吹っ切れません。御存知の方は是非お教え下さい。

憂国の漢字離れ


春の高校野球も終わり春爛漫を迎えて愈々来週から新学年の始まりです。上の孫は男で中学2年生、下の方は女の子で小学4年生となりました。もう此の年頃になると子供達も自我に目覚めてきているようで、下の子には早やタメ口など聞かされることになりましたからお祖父ちゃんの威厳も貫禄も少し宛薄らいできたようです(;;)。日曜日などお昼の食事に誘っても良い顔をされず、以前なら食事の後本屋さんで好きな本など買って貰えるのが楽しみで喜んでよく付いて来ていたものですが最近ではそんな機会にも恵まれず、一人寂しくコープのお寿司など買ってきて食べていますが、これって矢張り爺離れした孫達の成長を喜ぶべきなのでしょうね(;;)

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お得意先の芦屋のNさんから花の写真を届けて頂きました。まるで桃と桜の合の子のような美しい花ですね。皆様はこの花の名がお分かりでしょうか?私も花の名が分からずメールを拝読しこの花が名前だけは子供でも知っているアーモンドの花であることを知りましたが愚かにも私はアーモンドがピーナッツのように畑でお芋のようにできるものと信じ込んで居ましたので愕いてしまいました。此の花からあんなに大きい木の実が地中に潜るなど到底考えられませんからきっと此の位置で実になることでしょう。調べてみるとアーモンドはサクラ属バラ科の植物で和名では扁桃と謂うらしく実が喉の扁桃腺に良く似ているからでしょうか?よく聞いてみるとこの花は市販のアーモンドとは少し種類が異なっていて実は大きくても食べられる処は10%位で僅かだったそうです(;;)
ピーナッツと謂えば連想されるのがキャンディーズです。早や引退後30年を迎えて東京文京区のJCBホールで記念イベントが当人達不在で先週4日行われ約2000人のファンが詰めかけたとか…石破防衛大臣も彼女達の大ファンだったそうで4日の閣議後”あの頃の自分と比べて今の自分はどうか…寂しさもあれば後悔もある“と語ったそうですが、結成後僅か4年人気絶頂時に潔く解散した彼女達に比べて、自らの地位に恋々としている己を恥じ入っての言葉ではないかと考えました。
話はがらりと変わりますが先月行われた岐阜県公立高校の入試での国語の問題に“欠席”と謂う書取の問題が出たそうです。然し、偶々黒板に当日受験者の欠席の有無を確認するために欠席数とか遅刻数とかの文字が漢字で書かれており、生徒が試験官に“此の問題は答が黒板に書いてありますが…”と指摘して分かったそうです。私など子供の時書取の試験時には窓の外に見える店の名前や看板広告などを懸命に探し、偶には正解を見付けてラッキーなどと喜んだものですが、窓の外は兎も角黒板に正解が書かれて居たなどその辺りを配慮しなかった先生も何を考えているのか、心其処に在らずであり、弛みきっているのが丸分かりですね。周章狼狽した教育委員会では急遽鳩首凝議の結果全員を正解扱いにしたそうですが、字を知らない者には黒板を見ても分かった者は少なくない筈であり、何も全員正解扱いしなくても良かったのではないかと思いました。
それにしても“欠席”の二文字は何れも小学4年生7級の配当漢字であり、中学入試でも易しすぎて首を傾げる問題ですから最近の高校入試レベルも随分落ちたものですね。(;;)最近の生徒の学力が落ちたのは、きっと先生のレベルが落ちたせいにも因るのでしょうか。(;;)
因みに今度4年生になる孫娘に“欠席”の書取をさせると間違えずにちゃんと書けましたよ(^^)その孫が “木材”の書取で×を貰いました。本人はこの字を本に書かれた通り正しく書いたそうですから×とは解せぬと思っていたら、先生の真意は”材“とは木偏に才と書くので”材“は誤りだとか…(;;)孫は理由も分からずに居ましたが、私など”材”が木偏に才と書く位のことは知っていますが漢和字典を見ても広辞苑の“材料”を読んでも勿論漢検辞典を見ても旁(つくり)の払い棒が縦棒からスタートしています。僅かに右側に瘤が出ていることは気持ち分からぬでもありませんが、僅か0.2mm程右へはみ出してるからと×にするのは元の字が才でありそのために材と呼ぶことは知っていても文字によって変形することは良くあることですから現在の辞書に登載してある字を書いて×とは不可解ですね。パソコンのフォントを調べたら僅かに行書体で“”が見付かった位で後は全て払い棒が中心から出発していましたよ。此って可笑しいですよね。次の漢検テストでこの字が出たら一度“材”と書いてみましょうか、恐らく採点器械は○にすると思いますよ(^^)
漢字と謂えば、先日の新聞を見て此又驚愕しました。漢字のテストは日本漢字検定協会による所謂漢検が本命で、10級から1級までに分かれていて小学1年生の10級配当漢字80字を皮切りに1学年で1級格上げされますから中学3年生で2級までの配当漢字を学習することとなります。漢字検定協会のこの試験は本試験が6月10月2月と年3回行われる以外に各学校単位でも受験できることになっていますが、漢検によると中学校3年生までに履修する常用漢字1945字の読みと書きが試される2級の学校単位での受験合格者が高校3年生で過去10年間一度も20%に達しないことが発表されました。(;;)私が一昨年春に漢検2級を受験したとき、殆どの受験者が高校三年生であり、漢検2級の資格取得が大學の推薦入学や就職試験の条件の一つになっているためだと聞かされて、フーン大学も中学三年生までで憶える漢字が書ければ入れる時代となったのかと高校生の学力低下に些かならず愕いたものでありましたが、その2級ですら本試験の合格率が20%強でありますから、厭々受けさせられる生徒も交えた学校受験での合格率が20%に遠く及ばぬのは当然でありましたが、此の数値を見て我が国の国語教育の劣化に疑問を抱かざるを得ぬ処でありました。人によっては受験科目に勉強が偏重しているのではとの意見もありますが、国語は明らかにあらゆる学問の基礎であり、考えるに最近の学生は教室を離れれば字を書く機会が少なく手紙など書かずにメールに頼りきりで機器が勝手に漢字変換をしてくれるために段々と漢字離れが進んだ結果常用漢字すら書けぬ高校生が氾濫することになったものと見受けました。(;;)現在漢検2級本試験の受験生は約25万人ですが、その上の準1級となると受験生がガタッと落ちて9千人(合格率約9%)となりますから、この大きな落差が大学入学や就職のためなどとは考えたくありませんが、これが当世学生気質と謂うものでしょうか(;;)
準1級の受験生も私のような年寄りの変わり者を除けば殆どが高校の国語教師を望む先生志望者の大学生ですから、これも功利的な当世学生気質の一つというべきでしょうね(;;)
それにしても高校入試の書取の問題が小学校4年生で教えられる漢字とは悲しく他の問題も押して知るべしでありました(;;)
先週仕事上のトラブルで近畿税理士会に呼ばれ大阪天満橋まで行って参りました。久し振りでの大阪行きでしたがJRから眺めた武庫川河畔の桜並木は雪柳共々丁度見頃でお天気も良くとっても綺麗でしたよ。(^^)
事件は元関与先が身勝手で非常識な訴えを税理士会に対して行ったために私が被申立人(分かりやすく謂えば被告)とされて呼び出されたものでありましたが、全面的に当方の言い分が正しいために事件の結末は先方が少なくないお金を私に支払う仕儀となって、何のための紛議の申し立てか分からぬ結末となったものであり、“雉子も鳴かずば撃たれまい”を地で行った如くでありましたが(^^)、今日の話題はそんな詰まらぬことでなく、近畿税理士会が大同生命等の入っている巨大なビル(地下鉄谷町線天満橋駅の4番ゲート内)の2階から5階までを全て借り上げて内70%以上が殆ど未使用状態であることを知ったためです。ビルの立地条件や賃貸スペースから家賃は年間軽く数億円はすると思われ、如何してこんなに椀飯振舞ができるのか不思議に思ったものですが、近畿税理士会は管内に14000人を超す会員を擁していますから一人当たり年間82800円もの会費を徴し、(別に支部会費24000円あり)年に数回新聞を送ってくることと年一回会員名簿が来る位で、税金は公益法人のために非課税ですから年間10億円を遙かに超す会費の使い道がまるでなくこんな冗費に現(うつつ)を抜かしているものと考えました。単純に年会費を1/4程度に下げればよいものをそれもしない処はまるでお役所ですね。母体である日本税理士会連合会へ多額の賛助金を上納し、アホな連合会の役員達は此又上納金の使い道がないために我が身の勲章ほしさに我々会員に無断で自民党へ毎年政治献金を10億円(税理士総数は全国で6万人であるため近畿会は2億円位?)もしながら政府からは税理士への何の見返りもなく中小企業への酷税の立法阻止すらできない有様であり我々会員がコケにされていることを税理士会の賃貸スペースのムダからこの目でしっかりと確かめたのでした。(;;)内緒の話ですが被申立人の意見の陳述する部屋や申立人が抗辯する際私が待機させられる部屋が何れも50坪もある大きな部屋で在室人員が私一人では冬なら暖房費、夏なら冷房費が如何程ムダだったかと思ったものでありました。(;;)私は2月に第一回の呼び出し受けましたが確定申告で忙しいからと一回すっぽかしましたから税理士会の経費節減にさぞ寄与貢献したことでしょうね(^^)
おまけに此のビルのオーナーは大阪税理士会館と謂って一部の税理士が40年前に建設し税理士会が入居していたのを偶々隣に居て保険で親しくなった大同生命にお金を出して貰って10数年前に共同ビルを建設(6階から上は大同生命が占有している)したものでありました。40年前は半強制的に株主にさせられ1株1万円を負担されましたが30年間無配でその後額面価額で株を買い取りたいと通知が来たので無視していると翌年から年480円配当金が当たるようになりましたから当時の1万円と現在価値との乖離に30年間の利子を併せると私は幾ら損をしたことでしょうか。ま、税理士会の会費が当時1万円高かったと思うことにしましょうか(;;)それにしても此の会館には税理士会のお偉い方々が役員となられて沢山給与や退職金を貰って居られますから結果的に未使用の家賃相当額は廻り廻って我々の会費が税理士会館の役員となっている税理士会のお偉方の懐を潤しているようです。税理士会の役員は国税局にゴマは摺っても絶対に官には刃向かいませんが、自らが疚(やま)しくては余りお役人の天下りのことなど口幅ったくて言えないですよね。{%怒りwebry%}
女子プロゴルフツアーは橫峯さくら選手カリフォニアナビスコ選手権に出場しましたが64位で予選カットスレスレは情けなく、いっそ予選落ちして早く帰国し来週花屋敷の試合に頑張って頂きたかったですね。此の儘では疲労困憊で来週はお休みとなりそうです(;;)

タンス預金ならぬガレージ預金


先週から急激に暖かくなり待ちに待った春麗(うら)らの時候となりました。(^^)アメリカのサブプラ問題の嵐が世界中に吹き荒れて居る中を大台割れの超円高を受けて狼狽える我が国経済界のお金持ち達を知らぬげに、しょぼくれていた庭の雑草達も急に元気を取り戻し、玄関先では冬の間放っていた数年前に貰い物のシンビジュームが今年も可憐な花を付けました。木枯らしに痛んで黄色くなった葉っぱが痛々しいですね。昔は冬の間家の中に入れてダンボールなどで保温しないと春開花しなかったものですが地球温暖化も悪いことばかりでなく複雑ですね。左横の木瓜(ぼけ)の花も蕾を付け始めました。(^^)コオロギ用のレタスの傍では何処から飛んできたのか紫の花韮(にら)が可憐に咲き揃っていますが写真では後ろのレタスしか写っていませんね(;;)話のついでですがシンビジュームに限らず翌年花を咲かそうと思ったら花を思い切って開花後直ぐに切り花にすることです。母体が早く回復しますからHB101など与えておけば後は戸外でも充分此の通咲きますよ。(^^)

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確定申告も漸く済まし今週から法人の1月決算に掛かる予定ですが、昨年の秋以来長い間ご無沙汰の漢字の勉強もしないことにはこれまでの記憶の蓄積?など歳のせいでとっくに忘却の彼方へ飛んで行ってしまい“淘汰”の淘を“淘(よな)げる”で米を水ですすいで選り分けることだからサンズイと分かっていながらでうっかり陶と書いて×だったりして、(;;)又一から出直すことになりましたが、こんなことでは果たして6月22日のテストに間に合うことやら…(;;)
先日ドアを蹴破って侵入したと男性顔負けの罪で地裁の有罪判決を受けた、余り耳慣れないメタボの女優さん(公称28歳実は38歳)小桜セレナ被告とかが、高裁で無罪を言い渡されたのは単純なこの種の事件としては異例なことでありました。東京高裁は模型を使って再現実験をしたそうですが、その結果は蹴破られた幅22cm長さ72cmのドアの穴からバスト102cm(胸の厚さ29cm)であるこのメタボ女優が潜り抜けることは不可能だと断じ、潜(くぐ)ったとの目撃者の証言を否定し、彼女は目出度く二審無罪を言い渡されたものでありましたが、ドアから入ってきたと証言したことで何の得もない人が有りもせぬことを言う道理がなく、彼女は間違いなくドアを蹴破った上で潜って侵入したに相違ありません。如何して裁判官がその辺を誤認したのかその理由は先ず数字による予断や、人間の身体の構造が頭さえ入れば必ず抜けられるようになっていることを失念していたとも思えません。裁判所の模型が何で作られていたか定かでありませんが、22cmの穴は充分にクリアできたに違いありません。TBSではこの高裁判決を不審に思ってか、TV番組で当人を呼んで模型を作って潜らせましたが、潜れば偽証罪に問われる当人が潜る筈もなく、頭だけ出して懸命に潜る努力をする仕草をして只藻掻いているだけでしたから、火事場泥棒の力は欠片(かけら)も見えませんでしたよ。(;;)第一喧嘩の最中にドアの穴から抜けようと藻掻いている様などまるで漫画ですから、潜れないようならさっさと諦めたでしょうし、実際には難なく容易に潜れたのに相違ないことと確信しました。
万一高裁検事が穴潜りのカラクリに疑問を持ったとして上告したくても、胸と穴の問題は我が国の憲法に違反する訳ではありませんから最高裁の出る幕はなく、最早どうすることもできませんから、判事さんの判決は最終結論であって彼女はこの可笑しな事件のお陰で知名度が騰がりTVや新聞に再度出ることができて、ドラマやCMには駆り出されて大忙しとなるのではないでしょうか。(^^)
イージス艦事件を始め嫌な事件ばかり続く変な世の中ですが、バストのお陰で無罪になるなんて高裁の判事さんも結構捌けた方であったのか、彼女の巨乳に魅せられたものか、私の言っている理窟は十分承知の上での判決であったでしょうからも最近にないユーモアに富んだ可笑しな事件でしたね。(^^)
メタボと謂えば最近は胴回りが男性でたった85cm女性が95cmでメタボの危険ラインだとか発表されましたが、身長も体重も考慮せずにウエストだけでメタボ症候群と決めつけるのは早計も甚だしく、男性が85cmは成人の内半数を占めるでしょうから厚労省は一体何を考えているのでしょうね。(;;)血圧はこの間まで150は安全だと謂われていたのが140で危険ラインだとか厚労省はそんなに偽病人を作って医者を儲けさせたいのか!
又々史上最高の相続税28億円脱税事件が大阪生野区で発覚し巷間を賑合わせて居ります。海外への持ち出しなど巧妙で知能的な財産隠しが多い中を姑息にも自宅のガレージの中のダンボール箱に無造作に銀行の帯封の儘60億円もの現金が投げ込まれていたとは誰も気付かなかったでしょうから、或いはまるでそこにありながら誰にも探し当てられない状差しに入れられた “ポーの手紙”のようでしたね。不動産や金融業など8社のグループ会社を経営し一代で76億円もの財産を築いたお父さんは帰化した朝鮮人だったそうですが、娘二人は他の相続人6人には内緒でお父さんが病気に倒れてからの10年間に少し宛預金を引き出しては現金化してガレージに置いてあるダンボールに容れていたそうです。相続税の申告は現金預貯金以外の不動産や関係会社への貸金など16億円しか申告しなかったそうですから税務署が怪しんで当然であり、相続税の申告期限の僅か5ヶ月後の5年11月にマルサが入っていますから、国税局は申告された金額と内容を確認後直ぐに脱税を確信して証拠隠滅を恐れ直ちに内偵や尾行に入ったものと思われます。現金預貯金を全く申告しない相続人の無知にも呆れますが、相続税の申告も同族会社の株式などがあると素人では手に負えるものでなく、きっと税理士の世話になったと思いますが、税理士は一体どうしていたのでしょうね。税理士が逮捕されたとは報道されていませんから、或いは民商のような税理士法違反の朝鮮総連の関係団体が申告書を書いていたのかも知れませんね。(;;)
それにしてもお父さんが病で倒れてから10年間に少し宛60億円も引き出していたそうですが、一日に100万円引き出したとしても土日の関係で一年掛かってやっと2億5千万円ですから10年では25億円しか引き出せず、複数の銀行からも引き出していたのでしょうが、大口預金者ですから銀行もきっと気付いていたでしょうし、税務署も被相続人の生前、他の人の預金調査時に此の事実を察知していたものでしょう。マルサもお金はてっきり縁の下と思っていたでしょうから床下は残らず掘り返したでしょうし、吉良上野介擬きの物置ならぬ物置代わりのガレージには魂消たことでしょうね(^^)
最近の相続税は75%も持って行かれた昔と違って最高で50%ですから払い安くなりましたが、それでも一度申告すると表金となり税引き財産が孫まで三代で7億円にまで減ってしまいますから、それを恐れて隠したものでしょう。それにしても彼女達はマルサや地検特捜より怖い火事の危険をどう考えていたのでしょうか?
今回の事件で罰金を併せて40億円を超える追徴金が課せられますが、後日裁判所からの相続税法違反の罰金もかなりの額に上るでしょうし、聾(つんぼ)桟敷に置かれていた6人の兄弟姉妹からの隠し財産の分割請求も苛烈を極めるでしょうから、この姉妹自業自得とは謂え裸になった上に未だ借金が残るのではないかと思います。今になって北へ送っておけば良かったと臍(ほぞ)を噛んで居ることでしょうが、全ては日本の税務署の恐ろしさを軽視した報いであったでしょう。それにしてもマルサが入ってから2年半も経っての大阪地検特捜の家宅捜索や容疑者の逮捕は姉妹が一部は自分達の金やと懸命に主張したからに相違なく、ガレージの現金が疑いなく被相続人のものであることの証拠固めが終了し全貌が明らかになった後でのセレモニーであって、3月11日はタイミングを見計らって国税局の確定申告時期を踏まえた日本中の納税者への示威行為ではなかったでしょうか。
間もなくアメリカでは相続税が廃止されるそうですが、そうなれば全財産をお金に換えて家族全員でアメリカへ移住するお金持ちの日本人が増えることでしょうね。そしてアメリカで代替わりを済まして再び日本に帰って来られたら国税庁はきっと怒るやろなあ(^^)
宮崎県で行われた女子プロツアー第2戦アコーディアルゴルフレディースは我等が橫峯さくら選手、今週より替えたパターが馴染まず二日目まで1オーバー26位タイから最終日の今日65の好スコアで5位まで浮上しましたが2日目の74が返す返(がえ)すも残念でしたね。彼女の場合指導する師匠が居ないために昔からドライバーからパットまで我流なので一人で解決するしかありませんが、師匠なしの独力で1億円プレーヤーに成れたことは立派だと思います。師匠にフォームを弄られてダメになったプロが沢山いますから、師匠なしも、ま、ええか(^^)

後期高齢者とは何じゃ!


春一番が去って先週後半は暖かく今日も良いお天気でしたね。今年はいかなごの入荷が早く先月29日にはお魚屋さんに長蛇の列でしたから垂水にも春がやってきたことを実感しました。(^^)然し、いかなごの小売価格はキロ当たり1080円と超高値であり、親戚送りに50キロ100キロと炊かれる方には大変なご負担ではないかとお気の毒でなりません(;;)
仕事柄ここんとこ毎週ブログの巻頭は確定申告と医療費控除のボヤキに尽くされています。先週は清徳丸事件で紙面が満杯だったため掲載が1週遅れとなりましたが、2月22日の金曜日は毎年恒例の税理士による確定申告無料相談日への指定派遣日であり、どんよりと曇った寒い中を8時半に事務所を出て垂水漁港の水産会館へ相談税理士の一人として行って参りました。如何して何時もこんなに辺鄙な海岸縁(べり)の寒い場所を相談所にせねばならぬのか納税者をバカにしているのではないかと理解に苦しみますが、どうやら来所者の殆どが還付申告者とあっては納める申告者が稀なことで税務署の態度がでかくなってのものでしょうか。(;;)
神戸市垂水区役所の所在する駅前にあるレバンテには大ホールもあり、相談会場にはうってつけだと思うのですが会場使用料が高いのか、或いは雑踏警備に難があるのでしょうか公の相談会場にはなれません。但し内緒の話ですが明日3月3日から7日まで区役所を訪れた人でないと分からぬよう非公開で我々税理士による無料相談所が開かれますから皆様も須磨税務署管内の方は29日で終了する寒くて遠い水産会館を避けてこの1週間の間に区役所へ行かれたら良いと思います。昨年も同様に催されたので固定資産税課へ行った帰りに覗いてみたら来所者が皆無で当番の税理士が二人所在なげに欠伸などしていましたヨ。(^^)
閑話休題(それはさておき) 私の当番日は申告期間の真っ最中であり午前午後共に大勢の申告者(殆どが納税者ではなく還付希望者)でありましたが、医療費の領収書だけ持参して“さあ還せ!”の方が未だ少なくありません。申告用紙などは用意されていますが、肝腎の税金の記載された年金の源泉徴収票を持参されない方が少なくなく、中には持参されても税額がゼロと気の毒な方が居られますから税務署ももう少し医療費控除の還付金に至る経緯を詳細に周知させるべく広報すべきだと思いました。
税金への無知と謂えば、今から13年前阪神淡路大震災直後の確定申告無料相談会場で、税額ゼロの源泉徴収票を持参され“誰も何十万円も還ってきたと言っているのに、私は家が全壊して子持ちの寡婦(やもめ)暮らしなのにどうして1円も税金が還らないのや?”と激しく詰め寄られた女性が居られましたが、この方も扶養家族も居ずに独身なら幾らか源泉徴収がされて居たでしょうから還付税金があったでしょうが扶養控除や寡婦控除のお陰で課税所得がゼロになっていたことが仇となり、その怨みが偶々相談会場で担当になった私への八つ当たりとなったものでありましたが、自宅がお役所の実地検分の伴わない一部損壊証明書で100万円も還付された高額所得者が少なくなかった処から災害時には行政も支払った税金を還すだけでなく積極的な弱者への援助をする労りに欠けたのではなかったかと痛感したものでした。(;;)
今年も申告のため来所された方は年金などの老人が70%位であり、残りは中途退職や住宅取得借入金控除の若い方でしたが、総じて謂えることは皆様扶養家族や配偶者の生年月日の月日はスラスラ書けるのに生まれた年が思い浮かばない処が共通しており不思議でした。(^^)逆が普通だと思うのですが記憶と謂うものは不思議なものですね。皆様は如何ですか?
それにしても事務所では当たり前のように使っているパソコンの使用できない相談会場の一日は永く、隻眼での電卓使用の計算事務は疲労度が高く帰所したときはくたくたでものを言うのも億劫であり、こんなハードな仕事が後2年(税理士会の相談免除は75歳から(;;))も続くのかと思うと憂鬱でなりません。早く75歳になりたいし、なりたくもないし…(;;)
75歳と謂えば皆様は本年4月より後期高齢者(前期高齢者は居るのか?)と呼ばれる悪しき制度が発足するのをご存じですか? 余り聞き慣れない言葉ですが実は75歳以上の方を後期高齢者と呼んで通常の高齢者と区別し本年4月より家族から独立して別個に国民保険料が徴されるようになりました。(;;)
これまでの国民保険料の仕組みは一家族内の全所得を合算して決められていましたから、一家で一千万円の所得があろうと最高額の56万円位で頭打ちでしたが、今年からは後期高齢者については保険証も新設され、別枠で高額な保険料が徴されることになりました。保険料の金額はその人(後期高齢者)の所得に8.07%を乗じた額に均等割として43924円が加算(最高で50万円頭打ち)された金額を支払わねばならぬことに定められたのでした。(;;)
従って名義だけお年寄りの家賃収入などがある運の悪いご家庭では一家で最高106万円もの保険料の負担を強いられることになって、一家の生計予算再編成を迫られる危機となり、お年寄りは愈々肩身の狭い存在となります。お年寄りは自分の国民年金から払えば食費も残らない勘定になりますから居場所が狭められ姥捨山へ行きたい心境に駆られることでしょう。又この新しい制度の陰湿で恐ろしい処は、国民保険料が住民税を基礎に計算されるのに対し、後期高齢者には所得控除を除いた総所得金額が計算の基礎にされている処です。
通常の国民保険料の計算方法は、皆様ご存じのように神戸市の場合住民税×1.89倍+加入者均等割27950円×加入者数+世帯別平等割29950円で最高56万円止まりとなりますから、保険料の対象が所謂所得控除後の金額であるに対して後期高齢者のそれは総所得金額から住民税の基礎控除(33万円)だけを引いた金額が直接対象とされるために、医療費控除はもとより扶養控除や社会保険料控除などが適用されずにモロに8.07%が襲いかかって参ります。(;;)
従って医療費などが嵩んで所得控除の方が多くなり住民税が掛からない場合でも本人が後期高齢者となれば飛び上がるほどの保険料負担になることになりますが、全ては総所得金額に医療費控除などの所得控除を無視した結果であり、行政がお年寄りに医者に行かせまいと画策しているとしか考えられません。
更に阿漕なことはこの後期高齢者の保険料が自発納付ではなく介護保険のように国民年金から天引きされることです。厚生労働省の意図する真意は恐らく“お年寄り早く死んで下さい、国のため…”ではないでしょうか。(;;)
この新しい法律は単細胞にもお年寄りは世帯主の従属物のように定められていますが、世の中には様々な家族が存在しますから、私の場合だと無職の妻と重度障害の子供の三人家族ですから、生きている限り私が世帯主を勤めねばならず、従って3年後には私が世帯主兼後期高齢者の一人二役を演ずる結果となって最悪の106万円負担組とされるように読み取れますが、74歳なら56万円で75歳になったら106万円に増額されるなど如何様に考えても不条理であって腑に落ちぬものであり、繁忙期の確定申告を済ませ次第、区役所の後期高齢者の係りを訪れてみようと考えています。何分新しい法律ですから当方の期待する明解な回答は得られそうもありませんが…(;;)
先週1週間各紙紙面の1面と3面(最近では31面)ではイージス艦事故に纏わる不祥事に尽くされて居り、27年前の殺人事件三浦和義容疑者のサイパンでの逮捕など本来なら時効や一事不再理の否定など我が国には想像も付かぬ驚嘆すべき事件でありましたが、イージス艦の事件に対しては余りにも影が薄く三浦被告にとっては有難いことであったでしょう。
暗々裡に文字通り水面下で行われたイージス艦事件の様々な隠蔽工作には一国民として愕くばかりであり、清徳丸の父子の生死など何処吹く風かと押しやられて防衛省と海上保安庁が“言った”“否、聞いていない”と事件解決の主導権争いは野党の追及をも招き、縦割り行政の醜い一面を曝け出して居りますが、原因は昨年秋海保第三管区と海事と不法投棄物を巡って諍いがありお互いの間に蟠(わだかま)りがあって関係がぎくしゃくしていた矢先に今回の事件ですが、こんなときにこそ福田総理の決断が望まれますが、 “彼(石破)には彼の考えがあるでショ”などと他人事のような答弁には国民誰しも唖然と致します。
【海上保安庁 主な事件・事故(平成19年7月20日の記事)】
海保も早く省に格上げして貰って防衛省と同じ土俵でものを言いたい処でしょうね。
イージス艦には更には艦内での飲酒問題まで飛び出しています。“火のないところに煙は立たぬ”であり夕食時の飲酒など日常茶飯事であったでしょうが、こんな事件を惹き起こしたばかりに飲酒による注意力散漫が前方不注意や不充分な申し送りの原因になったことは想像に難くありません。
それにしてもあの強面の石破防衛相の詭弁にはほとほと感心しますね。あの難解な石破語録は独特のものであって質疑者の質問に対しての身の躱し方は実に巧妙で、口下手な日本人に対するアメリカ人の詭弁を思わせられますが、彼のように “黒い鴉は白い鷺”と言い遁れる弁論術を身につけないと、いっちょ前の政治家にはなれないようです。福田総理以下閣僚人全員が詐話師の集まりと見ました。(;;)
処が、誰も上手く外国語が喋れないばかりにアメリカや中国の高官にはいいようにあしらわれていますから歯痒いですよね。最近では何でも殺虫剤メタミドホスの混入は中国ではなく日本のせいにされているそうですよ。福田総理も舛添厚労相も怒らないのか!{%怒りwebry%}
先週の答え
【白河夜船】(しらかわよふね)
熟睡して居て前後を知らないことの例えであることは何方もご存じでしょうが、語源についてはご存じない方が多いのではないでしょうか。
昔室町時代に京都を見てきたと偽る者がそれを聞いた人から京都の白河のことを聞かれて困り、川の名だと思って船で夜通ったから知らないと答えた話からこの言葉が生まれました。昔は誰もが善人で平和な時代だったことがよく分かりますね。詰まらない問題だったので今週は骨のある問題にしましょう。
今週の問題
【烏鳥の私情】(うちょうの しじょう)
この格言の意味をお答え下さい

雀の子そこ退けそこ退けお馬が通る


2月も最終週を迎え確定申告も酣(たけなわ)となって参りました。先週にも触れましたが毎年増加する医療費控除のための領収書の膨大な量にはホトホト手を焼いております。医療費控除など昔は滅多になかったことなので我々は無償サービス業務にして居ましたが、最近になって医療費を計算する事務量は所得税ソフトに入力するだけで数秒で税額が得られる年金申告などの数百倍の時間を要しますが、今更医療費控除の代金を追加請求する訳にも行かず困惑して居ります。全てこれらの原因は医療費の高騰と一部負担金の増加に帰するものと恨めしく思っておりますが、一体から誰を怨んだらええのや!{%怒りwebry%}
医療費の高騰で想い出したのですが先週20日水曜日の新聞に一斉に報じられていた大阪泉佐野の市立病院が欠員に伴って、麻酔の先生を年収3500万円で募集を始めた記事でした。病院によればパートの麻酔医の日当が一日12万円(1万2千円ではありません!)だったので、その金額を基準に計算すると3500万円になったそうです。12万円とは暴利ではないか!と考え、昨年春偶々愚息の入院手術時の請求書を捜してきて見て愕きました。手術料5万数千点の下にこっそりと麻酔料14363点と記入してあるではありませんか!1点10円ですから143630円ですよね。大きな病院だと一日2-3件の手術はあるでしょうからパートの麻酔医に12万円払っても病院は損をする処か、しっかりと儲かる仕組みであることが良く分かりました。(;;)全身麻酔などの場合全員異なる患者の体質などの検査が大変ですから、麻酔医の重要な存在は認めますが、それにしても年俸3500万円には魂消てしまいますね。(;;)
前述の請求書の支払い時にはほろ苦い思い出まであります。室料も含めてかなり多額なお金を銀行から振り込んだのですが、窓口の女性が私に領収書を渡しながら“おめでとう御座います”とにっこり宣(のたま)うたのでした。何事か良く分からず一瞬戸惑ったのですが領収先の受取人“神戸大学”を見て、この窓口嬢(小母さん?)は私の子供か孫の入学時の入学金か授業料と勘違いされたもののようでした。咎める気にもならずにっこり笑って帰宅しましたが、あのときはとても複雑な心境に駆られましたよ。(;;)
先週の重大事件は何を置いても房総半島沖で勃発した自衛隊の誇るイージス護衛艦“あたご”があろうことか回避義務を怠って父子の操縦する漁船”清徳丸“に衝突し、哀れ漁船の父子の命を奪った悲惨な事故につきました。7750噸のイージス艦にとっては7.3噸の漁船は芥子(けし)粒のようなもので、自衛艦は歩哨が10人も居たとは謂え一日3交代の8時間勤務では絶えず緊張を持続するのは難しく、トイレや食事でしょっちゅう持ち場を離れていたことは想像に難くないし、早朝4時では目を開けて居ても全員心は眠っていて帰港後家族との家庭団欒(だんらん)や恋人との逢瀬の夢でも見ていたでしょうから、目を凝らしていても見えるかどうかの漁船が発見できる道理がありません。又10人も居たばかりに誰もが他の誰かが見てくれているだろうと心の隙を睡魔が襲ったとしても決して不思議ではなく、見張りは3人が充分で正面と右舷側と左舷側に配置し15分に一回宛次の見張りと交代すれば緊張感を以て歩哨が務まり、こんな無様な事故は回避されたに相違ありませんが、全ては役人によって机上で作成されたマニュアルが事故の原因を招いたに違いないと思います。
乗員達の証言がコロコロと変わってきて“あたご”は衝突12分前に清徳丸らしい船を発見し乍ら其の儘忘れたらしく徒(いたずら)に放置し、船舶銀座と呼ばれる海域を規則で定められた警笛一つ鳴らさずに漫然と衝突1分前まで自動操舵を続けていたなど我々素人でも考えられないことであり、漁業関係者達だけでなく国民全ての不信感を駆り立てています。事故当時に艦長の所在が今日現在未だに公表されずに国民を不快な思いにさせて居ますが、恐らく艦長は自動操縦中でもあり公海上と思ってベッドで熟睡中だったのに違いありませんが、初めから全てを明らかにして土下座して素直に謝って居ればこんな最悪の事態にならなかったものを、恐らく船の仕組みに無知な本省背広組の連中が彼等の口を無理に封じ隠蔽工作に走ったがために話の辻褄が合わなくなり、少し宛ボロが出てきて今となっては修復不能に陥ったのが真相でありましょう。
自衛艦と民間の船舶との事故は88年自衛隊潜水艦”なだしお”以来のものであり、あの事故で学んだ教訓が今回全く生かされていなかったことは真に遺憾です。
この自衛艦にはナントカ次官やナントカ洋行が介在したせいで1400億円もの無駄遣いがされており、高性能の防空レーダーを備え敵のミサイルや攻撃機をコンピュータで識別し、直ちに破壊できる防禦システムが装備されているそうですが、“灯台下(もと)暗し”で眼下の小船すら識別できないのではミサイルを挟撃できるとは到底思えず何がハイテク船じゃ!(;;)
今回の事故ではヤクザの親分のように何時も顔を歪めている(もとが歪んでいる?)石破茂防衛相に情報が伝わったのが事件後1時間半であり、総理に伝わったのが2時間後であったとか…(;;)危機管理危機管理と年中言っていながら、この伝達の遅さには魂消ますが、お役所には名前だけでもそれぞれ直属の長が居ますから、必ず上司の決裁を通すのが規則であり、幕僚長辺りにまで情報が上がるには数箇所の関門があり、事件によっては途中でストップされて行方知れずになるものも少なくないと思います。全てはその上司が情報を上部に上げるか握り潰すかの権限を有していますから、早朝の情報伝達は上司が寝ているために電話が通じないからと飛び越して更なる上部へ情報を伝達することは決して赦されず、上司が目覚めるまで待たねばならぬのはお役人の宿命です。
石破防衛相は情報伝達の遅速の改善に急遽防衛省と自衛隊の連絡体制改善を命じたそうですが、実はその後緊急時には会場幕僚監部より背広組の上司を飛ばして直接防衛相秘書官に報告できる通達が存在することが判明したそうですから、何のための法律やら内規やら分からず、周知されない規則などない方がマシです。この通達の存在を勿論知らなかった石破防衛相は4時過ぎに叩き起こされなかったことを内心一番喜んでいるのではないかと思いますが、伝達方法の不備はさて置き、防衛相への伝達が例え10分後であったとしても、オロオロするだけであの防衛相に救助の智慧があろう訳がなく漁師の父子二人の命が救われたとは到底思えず、寧ろ事故直後の10分間が厳寒時の海温から考えて遭難者の生存を左右する貴重な時間でありますから自衛艦の基地に事故の状況を連絡して説明する暇があれば、自衛艦の全員が海に飛び込んで父子二人の救助に全力を尽くすべきではなかったでしょうか。いやいや、イージス艦員全員にそれ位の気概があるならこんな事故(事件や!)など起こっている筈もなく、衝突は容易に回避されていたことでしょう。(;;)
不運だったのはこの父子のお父さんが心筋梗塞の持病があり23歳の子供が”かなづち“であったことでした。漁師をしていて”かなづち“とは珍しいことですが、操舵室が直撃され真っ二つに切断されての事故ですから、例え水泳の選手でも助からぬ運命(さだめ)であったでしょう。清徳丸の親子二人は操舵室レーダーのモニターから海上衝突予防法の定めた通り右に曲がって行く筈のイージス艦が目の前に現れたのを見て”ウソー“と叫びながら操舵室もろとも海中に投げ出され自分達の状況が何も分からぬ内にあの世へ旅だったと思われますから、この儘では到底成仏できる筈もなく、三途の川を彷徨(さまよ)い、イージス鑑の艦員全員の夢枕に出ては、自分達は今何処に居るのか?と聞いて廻り、上司からの訊問に対して”実は見ていませんでした“と真実を吐露しなかった彼等は真夏でもないのに悪夢と冷や汗に魘(うな)される毎夜を送っていることでしょう。私からのお願いなのですが、何の役立たずの上事件の隠蔽工作に懸命で業者のゴルフ接待に現を抜かし高給を貪っている防衛省の背広組の連中の夢枕にも吉清さん親子に是非出て来て頂きたいですね。(^^)
この事件を考えれば考える程、事件の根幹をなす背景には隠蔽工作以前にイージス護衛艦の艦長以下乗員全員にきっと心の驕りがあり、自分達が通れば海上での船同志の決まりや法規など糞食らえであり、規則で定められている警笛すら鳴らさずに、恰もパトカーが赤色灯だけで緊急自動車でもないのに傍若無人に速度違反で走っている如く、漁船の方が当然避(よ)けるものと信じて疑わなかった処に、事故ではない未必の故意とも謂えるこの事件が惹き起こされたものに相違ないないと考えました。
石破大臣は自衛官の“誇り”が“驕り”に変わったと今日のNHK日曜討論で述べられましたが、“誇り”が真実であれば“驕り”に変わることは決してありません。自衛官の“誇り”は“埃”の間違いでしょうね。(;;)
今回の事件は有名な小林一茶の名句『雀の子 そこ退け そこ退け お馬が通る!』から伝わるユーモアとは無縁のものであり、せっせと働く蟻達を踏み潰すことを容赦しない悪餓鬼を連想するものでありましたが、無学な漁師達を“人”と考えていない本庁の背広組(キャリア組役人)を含めて護衛艦員全員の倫理観について徹底した再教育の必要があると考えました。{%怒りwebry%}
僚友達地元漁協による清徳丸父子の捜索は本日も未だ続いていますが、後日防衛省に請求される莫大な捜索費用と得べかりし漁業利益の損失補償の全額を、私は税金ではなくイージス護衛艦“あたご”の全員と本省背広組の給与や将来の退職金から支弁すべきものであると提言させて下さい。
最後に清徳丸の父子二人のご遺体が一日も早く発見されることを心から祈りたいと思います。合掌
先週の答え
『石に漱(すす)ぎて流れに枕す』
負け惜しみが強くて自分の誤りを認めようとせず強弁すること。
中国の故事であり、孫楚と言う人が『石に枕して流れに漱ぐ』と言うところを言い間違えましたが、“石に漱ぐは、歯を磨くためであり、流れに枕すは耳を洗うため”だと言い張った牽強付会の故事から…
夏目漱石のペンネームはこの故事から取った者だと謂われ、“流石”の言葉もこの故事に由来するそうです。(^^)
今週の問題
【白河夜船】(しらかわよふね)
この意味とその理由をお答え下さい。

夜間早朝加算がたったの500円


先週は寒かったけどお天気の日が多く、冬らしい一週間でしたね。私共の確定申告も愈々佳境に入って参りましたが、事務量として毎年多くなるのが医療費であり一昔前なら医療費の確定申告は保険の効かない金歯位のもので年に数件であり、保険の一部負担金では到底10万円に満たないものでしたが、何時の間にやら薬価などが上がり、更には一部負担金が増加したため老夫婦で入院もしないのに通院だけで一部負担金が10万円を超えるご時世となりました。又一昨年から明細記入が義務付けられて領収書も大きくなり嵩張るために、お年寄りのご夫婦で200枚近い方もあって税務署が考案した医療費控除の袋に入りきれず、三袋にもなる場合がありますが、更に最近の傾向としてデイケアやショートステイを含んだ介護費用との分別が事務的に大変であり、訪問看護は対象内でも訪問介護はダメであり施設からの計算書の内容を充分に確認しないと後日税務署からクレームがつきますが、我々税金屋には介護と看護の区別など見分けられる道理がなく同様に税務署も困ったことでしょう、やっと最近になって施設からの計算書の末尾に医療費の額が明示するようになったので我々も漸く少し楽になりましたがそれでも医療費が200万円近い方には税務署のチェックが入り施設の書いた医療費が否認されることがありますが、専門外の分野で議論をすれば負けるのは我々に決まっていますからこんなときは迷わず施設に税務署との対応させることにしています。そんなやこんなで最近は医療費の計算に要する時間が仕事の半分近くを占める変な時代となりました。(;;)昨今税務署からのETAXへの勧奨が激しく我々も電子申告をすれば税務署へ医療費の領収書を持参せずに済むのですが、そっちの方がもっと大変なので当分は税務署の倉庫を医療費の領収書綴りで満杯にし賑合わしてやろうと努力するつもりで居ます。(^^)
人の噂も75日とか、あの世間を騒がせた古紙問題も誰が損をしたわけでもなく“白い恋人”や“赤福”などと同じように何時とはなく忘れられることになるものと思われますが、古紙配合率が用途によって義務付けられながら現場では単に製紙メーカーと使用業者間で古紙配合率を記した文書を交わすだけで何の手立てもされていないことが実務上一種の慣習化とされていた現状が暴露されて実情は“グリーン調達”と呼ばれる環境配慮を基準に仕入れ先を選別する手法が実際には殆ど形骸化していたことが判明しました。(;;)
古紙が環境に及ぼす影響は謂わば“風が吹けば桶屋が儲かる”式のものであり、一見分かり難いもので、国内的には古紙を中国に売れば益あって害なしのものを原価高を覚悟で古紙配合に拘るのは世界的な環境に配慮したものと高く評価すべきですが、利益追求を一義的に考える製紙メーカーには“何故うちだけが?”と古紙配合に伴う原価高への抵抗が意外と強いのは当然でありましょう。然し世界的に紙の使用量の増加に連れてパルプ材が滅亡の危機に曝されていることは現実であり、パルプ材の需要と供給のバランスがとっくに崩れようとしていることは誰もが周知する処でありますが、古紙配合よりもっと根源的な問題であるパルプ材の植樹等について我が国として積極的に産地国に協力して臨み、棲息する動植物の生態系を崩すことなく彼等が共存できる原始林を保護する手立てをすべきであろうかと考えます。
【紙と森林伐採】
従って我が国の政府は製紙メーカーに一定の古紙使用割合を義務付けるならば、古紙使用に伴う原価高に見合う助成金を製紙メーカーに支払うべきがスジではありませんか。
古紙古紙とこともなげに誰も言っていますが、私が理解できずに不思議でならぬのは古紙の中でもパルプ材を100%使用した純正の紙を使用した古紙と、新聞紙や雑誌など古紙が数十%混入した再生紙と同じ古紙とは思えないのですが、我々自身では判別できませんからどんな紙も混在させて廃品回収に出しますが、製紙メーカーは一体から如何して識別しているのでしょうか。ひょっとしてメーカーには古紙分別機があって、再生紙達はダンボール用にと二度目乃至は三度目のお務めをさせられているのかも知れませんね。(^^)
アメリカ大統領選挙も酣となりましたが、共和党候補のマケイン上院議員がほぼ確定的になったのに反し、民主党では圧倒的優勢と予想されたクリントン候補が球切れ(女だから仕方ないか)となって、ケニア系のオバマ氏に逆転され民主党代表の地位が危うくなりましたが、民主党が勝てば女性大統領、黒人大統領共に奇しくもアメリカ史上初の登場となります。然し如何に自由の国と謂っても、アメリカには保守派も結構多く最後には共和党が引き続き大統領の地位を守ることになると思われますが、万一オバマ氏が選ばれるとなれば南部のKK団など有色人種蔑視の連中が黙っている筈もなく、不運にも彼は間違いなく暗殺される運命にありましょうから、彼にはキング牧師のように自ら次代の捨石となる覚悟ができているのでしょうか。
最近の夜間妊婦や急病人の搬送受入拒否が大阪などで続出し社会問題化していますが、救急車よりの要請に対し各病院が56回拒否とかギネスに申請するためかと思う程の受入拒否頻度には愕くばかりであり、夜間の受話器に断りの音声案内でも録音されているのではないかと思える程です。(;;)これでは何のための救急指定か何のための夜間当直医かと訝しく思いますが、救急指定病院は医療点数が多い特典がありますから、厚労省は消防署より情報を入手して拒否病院の点数加算を打ち切るか、救急指定を剥奪してやればよいのです。処が13日厚労省の諮問機関“中央社会保険医療協議会”は08年度の診療報酬改定案で再診料の値下げが見送られ、逆に妊婦の救急搬送受入体制の問題化に目を付けて“ハイリスク妊娠管理加算”一日1万円を新設し、更に緊急搬送の妊婦受入加算5万円を設け、また勤務医の疲弊を救うためにと開業医の夜間早朝加算を500円新設して一見親切ごかしにカムフラージュし厚労省に答申を行いました。
こう言うのを世に便乗値上げと謂いますが、妊婦救急搬送の5万円は兎も角、開業医の夜間早朝加算の500円には笑ってしまいますね。5000円と10倍にしても先ず開業医が起きてくれるとは考えられませんよね(;;)
又5万円にしても患者が30%を負担せねばならぬし、5万円貰うのは病院であって勤務医ではありませんから、医者が断ればそれまでのことです。それとも病院は5万円を当直の産科の医者達に手当として渡すのであれば、病院の施設や器械の使用料がなくなるので良くて折半か3分の1となりますが、果たして医者と看護婦達で分ければ一人幾許にもなりませんよね。(;;)
先週の漢字の答え
翡翠は(かわせみ)と読みます。難しくて憶えにくい字ですね。
かわせみは、ブッポウソウ目カワセミ科に分類されます。水辺に生息する小鳥で、鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴ですが、都会の川では見られず鄙びた田舎の清流に行けば稀に見ることができるとか…(^^)この鳥のファンは多くバードウオッチングだけでなくカメラやビデオの撮影に現(うつつ)を抜かせて休日の糧とされている方も少なくないそうです。私はビデオでしか見たことがありませんが、一度見たら忘れられない美しい色をした羽の持ち主で、その羽の色からヒスイと 呼ばれることもあります。
【かわせみ】
翡翠の字は左右どちらの字も訓読みを“かわせみ”と読み、翡は雄で翠は雌だそうです。
麒麟(きりん)と言う字(準一級配当漢字)も左右どちらも訓読みをキリンと読み、麒がキリンの雄で麟が雌です。準一級の教科書からこの話を事務所で皆に話したら女子職員のTさんがショボンとしているので訳を聞くと下の坊やが大人しい子供で“麟”(りん)と言う名前だとか…(^^)名前を付けるときはしっかりその字の意味を調べないとなりませんね。(;;)
漢字は難しいとのお叱りが多く、今週から以前に戻って“格言諺”の問題に戻しましょう。
『石に漱(すす)ぎて流れに枕す』
この格言の意味を答えて下さい。

子供の勉強は畳の部屋で


先週1週間も天気の安定しない日が続き、お天気に雨に霙れ(みぞれ)に雪と午前午後交互に変わる不思議な一週間でしたね。寒さも結構厳しく地球温暖化が疑われる思いでありましたが良く考えてみると我々の少年期の冬は手足のあかぎれに霜焼けと雪合戦に明け暮れていましたから、矢張り温暖化は本当であり、昔に比べて随分と暖かくなったのでしょう。(;;)
新聞のトップ記事となり冒頭のTVニュースとなって脚光を浴びている中国産餃子事件が中国側態度の硬化によって益々傷口を広げようとしております。昨年末に福島県のコープで販売された天洋食品の餃子から我が国では使われることのない有機燐酸系殺虫剤“ジグロルボス”が新しく発見されたことで天地神明に懸けて潔白だと啖呵を切っていた天洋食品も工場内部に問題があったことが発覚し四面楚歌となりました。それでも彼等は懸命に袋メーカーに罪を擦ろうと虚しい努力を続けましたが、その甲斐もなく7日未開封の餃子の中から“メタミドボス”が発見されることとなり言い訳できなくなっています。犯罪なのか過失なのかは別にして事実は事実ですから原因の早期解決に向けてさっさと罪を認めて謝罪し工場内の体質改善を図るのが先決だと思いますが、北京五輪を控えて何とか事態を収拾したい中国政府は天洋食品に罪を認めさすことなく事件を収拾し、できれば何とか我が国に罪を擦ろうと懸命の努力を尽くして居りますが、破れていない袋の内側からの農薬検出の続出によって彼等の意図は脆くも破れましたが、彼等の狂信的な反日感情からは決して罪を認めることはなく、何時か事件は忘れ去られ迷宮入りするものと思われます。(;;)
この事件で甚く評判を落としたのは我が国各地のコープ生協でした。値段が高い分品質が良いと信じて買っていた我々は騙された思いが拭えません。コープのレタスを食べてうちのコオロギが死ぬのもムリありませんよね。(;;)
我が国もこの事件を受けて食品の国内需給率を高め同時に食材加工に安易な冷凍食品依存から脱却し、世の母親達もTVの見過ぎから夜更かしからのズルをしないで早朝から起床し夫や子供達の弁当の副食を自家材料で作る喜びに浸って欲しいものです。うちの孫など私が種から育てた朝採りレタスに毎日お弁当のおかずを包(くる)んで持参しています。100%無農薬だし、おかずの防腐剤の役目も果たすので一石二鳥です。冬は紅娘(てんとうむし)が居ないので時々アブラムシが付いているようですが食べ盛りの孫は気付かずにムシャムシャと食べているようです。紅娘の好物ならアブラムシも害もなく蛋白源として身体に良いかもネ…(^^)。レタスは元々飼っているコオロギの主食のために栽培したものでしたが、昨春孫が灘中入学と同時にコオロギの食事は黄色っぽい下葉に格下げとなり、彼等を失望させているようです。(;;)
餃子毒薬事件以来食材業界で我が世の春を誇っていた冷凍食品が、急速に人気を落としスーパーやコープの店頭から数多く消え去りましたが、冷凍食品は単に食品の保存期間を高めているだけであり、その期間に素材の養分で大切なものが失われていることに気付かねばなりません。食材はどんなものでも新鮮な間が一番良いのに決まっています。
最近“サカタのタネ”が開発した酸っぱいトマト“麗花”は、試食した農協の職員が「こんなもの食えるか!」と酷評したそうですが、酸っぱくない(水っぽい)トマトが増える中を少し宛需要が増えているとか…、トマトの実が青いうちからグルタミン酸が生成されるF1種と見ました(^^)。我々の少年時代のトマトはどれも酸っぱくて見ただけで口中が唾液で充満したものですが、農家が早朝棒手振りで売りに来る朝採りトマトなど酸っぱくても今のトマトと比較しようもない程美味しかったものです。トマトの酸っぱさは人体に必要なグルタミン酸が多い証拠であり、今のトマトは青い内から収穫されるのでグルタミン酸も少なくて栄養価値も少なく、水っぽい味となりそれが当たり前とされるようになりましたから不味くて当然でしょう。(;;)トマトの本当の味も知らぬ今の子供達は可哀想ですね。(;;)
最近の家庭の床材は掃除が簡略化でき、ダニ対策などのためフローリングが多くて子供達の部屋も畳部屋が少なくなり、畳は寝室か客間が定番となっています。処が北九州市立大学の森田准教授の研究で学習塾に畳敷きの特別教室を作って中学一年生233人小学五年生90人を対象に畳み教室と普通の教室で二桁から四桁の足し算や引き算を30分間に何問解けるか調べた処、畳教室の解いた問題数は145問であり、普通教室のそれは129問と大差であり、更に小学五年生の回答数は24.3%と中一12.4%の倍だったそうです。正答率は畳教室が2%程上回っただけでしたがこれは正解率にして25%増加したことを意味し、集中力に大きな差が出たことを森田先生は“低学年程集中力の持続が望めるので学校や塾や家庭の勉強部屋には畳が望ましい”と述べていられると日経新聞は伝えています。藺草(いぐさ)にはいろんな香り成分が含まれ、リラックス効果があるそうですが、DNAは身体だけでなく心にも受け継がれると私は信じていますから、日本人が先祖代々受け継いできた生活様式が畳乃至は莚だったことに意味があり、無意識にご先祖の遺伝子が環境良化に働いたのではないかと思っています。それが証拠にアメリカ人の子供達に同じことを試みたらきっと畳部屋が大負けするに違いないでしょう。(;;)
昨日日経新聞に漢字について面白い企画のアンケートにお目に掛かりましたので皆様にご紹介しましょう。一日5時間以上とパソコンなどのヘビーユーザー20代から60代までの67人(日経生活モニター)が対象であり、日常結構難しい漢字の入力をされている方であっても自分の手でどれだけ正確に書けるかと謂うユニークなテストの発表でありました。

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問題は小学校で習う易しい漢字の熟語80問と常用漢字全般に範囲を広げた80問を出題した処、小学校の漢字でも字画の多い字に誤解答が多く、文字自体が浮かばなかった空欄の答えも少なくなく、似た字との混同も多かったようです。又常用漢字の80問については正答率が僅か55.3%(小学校のは90.7%)と教養人の常識が疑われるものであり、“読める”と“書ける”の硲(はざま)の乖離をつくづくと思い知らされました。新聞には難易度上位10問が掲載されていましたので下に列挙します、皆様は何問解けるでしょうか。
小学校で習う字
1.人工(えい)星 2.支払いは(せっ)半で 3.交通(ひ) 4.楽器演(そう) 5.(さく)略 6.(ゆう)位に立つ 7.(い)伝子 8.(む)中になる 9.(うら)表 10.良い(え)顔
常用漢字
1. 児童(ぎゃく)待 2.心を(いや)す 3.人権(よう)護 4.推(せん)入学 5.和洋折(ちゅう) 6.(は)権争い 7.(ぼう)大な財政赤字 8.遊(ぎ)施設 9.(贈収(わい) 10.注意(かん)起
新聞に掲載されている難易度上位10問の正解率は小学校が74%常用漢字が16.4%でしたから、皆様はきっと常用漢字で2問以上正解されたでしょうから日経モニター67名の中位以上となりましたね。日経モニターも大したことないか(^^)
小生は漢字では普段大きなことを言っていながら(よう)護の鍋蓋を草冠と間違えました(;;)
常用漢字で正解率3%と難易度が断然トップであった(ぎゃく)待の“ぎゃく”は、難しくてとても間違い易い字であり、小生ブログ本年1月20日号にて常用漢字に不適当な字だとご紹介したことを憶えていられるでしょうね。
漢字では小生に負けない中一の孫でも“ぎゃく”のとらがしらの旁(つくり)の字を”E“を”ヨ“と書いて×点だったのは一昨年五年生の秋のことでした。(^^)日本語の常として”帰る“とか”掃除“とか”ヨ“(昔の旧字体では真ん中の横棒が右側に突き抜けていた)が常識ですから”E“は異常な旁であり間違って当たり前でしょう。きっと日経モニター解答者も殆どの方が”ヨ“と書かれての×点だったことでしょうね。(;;)
先週の答え
「讒諂面諛」“ざんてんめんゆ”と読み、他人の悪口を言って別の人に媚びへつらうことを謂います。「讒諛(ざんゆ)」とか「諂諛(てんゆ)」などの言葉もあり、前者は他人のことを悪く言って相手に取り入ることを言い、後者は相手に媚びへつらうことを謂います。訓読みで憶えた方が理解が早いでしょうか、讒は“讒る(そしる)”諂は(諂う(へつらう)”諛も“諛う(へつらう)となります。
難しい字でしたから、殆どの方が読めなかったものと察しました。難解なこの四字熟語が読めなかったからとあなたの国語力を卑下されることはないと思いますよ。でも世の中には讒諂面諛の人って沢山居ますよね。人を誹るのは問題外としても他人を媚び諂う人に立派な人物は居ませんからこんな人は先ず近づけないことですが、うちの関与先にもありましたが案外こんな人達を周囲に侍らせて満足している社長が多いのには困ったものです。(;;)こんな手合いを“佞臣”と謂い、辞典では“主君に阿(おもね)る心の不正な臣下”とありますが、この反語は“諫臣”です。“諫死”と謂う言葉があるように死を覚悟して主君を諫めることですが、最近はこんな部下が殆ど居なくなりましたね。その理由は諫めるに値する経営者が居なくなったからでしょう。(;;)世に多数佞臣が存在することには実は経営者に責任があったのですね(;;)
今週の問題
この言葉の読みを答えて下さい。
“翡翠”
この字は宝石の(ひすい)とも読みますが、正しくはどう読むのでしょうか。

車買うなら電気屋さん


雨が多くて気分の優れない一週間でしたが、うちの事務所を訪れる雀達にとっても鬱陶しい一週間であったことでしょう。当然とは謂え雨具を持たない彼等にとっては雨の日は木の葉の下でお睡みしたい処でしょうが、腹が減ってはお睡みもできずに朝食を求めて出掛けねばならぬのは家禽と違って野鳥の宿命でありますが、自由があると謂うことは彼等にとって何物にも替え難いものであり、昔うちの鶏小屋に破れた透き間から沢山の雀が鶏の餌を求めて入り込んで居り、私が小屋へ入ると入ってきた場所が思い出せずに逃げ出せず、面白いように捉まるので捉まえて鳥籠に入れて飼っていましたが餌だけ食べて数日で全部死んでしまいましたから、“矢張り野に置け蓮華草”であり、彼等には先祖から遺伝した本能で如何にしても家禽には成れないようでした。雀を馴らすには目の見えない赤ちゃんのときから育てれば雀の子は初めて見た人を母親と思って懐(なつ)くそうです。何時だったかTVで仰向けになってお祖母さんに甘えている雀の姿を信じられない思いで見ましたが、きっと生まれて直ぐに巣から墜ちてお祖母さんに助けられ育てられてきっとこの雀はお祖母さんを母親だと信じていたことでしょう。(^^)
愈々先月末より東京都の杉並区立和田中学校で夜間補修授業「夜スペシャル」が始まりました。この公立中学は校長先生が民間出身者と異色の中学校であり、塾と公立中学の提携した異例の学習プログラムでありましたが、”塾などに頼るとは!“とプライドだけ高い都の教育委員会がイチャモンを付けるなど波瀾万丈の船出であり、報道陣の多数詰めかけた中を先日の土曜日の午前中に大手進学塾の男性講師が教壇に立ち11人の生徒を相手に英語の補修授業が始まったそうです。学校での塾は価格も一般塾の半額程度と廉いせいもあり概ね父兄に好評で、息子は塾に行きたがらなかったが学校でやる授業なら行きたいと意欲を見せていると言う保護者も居て、所謂「夜スペ」によってこれからの中学教育に投じられた一石は全国の公立中学校に大きい波紋を投げかけた如くでありました。校長先生の意図は上位の生徒の力を伸ばして難関高校をクリアさせるためだそうですが、これって自分とこの先生の指導力が塾の先生に劣っていることを世間に喧伝するようなものであり、相当に勇気の要った決断であったことでしょう。
きっと塾の未経験児童も夜スペ体験をしてみれば自分の学校の先生とプロの教師である塾の先生との指導力の大きな能力差に気付き塾へ行く生徒が増加するものと思われます。そしてその結果として公立中学の無気力な先生達が少しでも影響されて児童の指導に熱意が入れば良いのですが果たして「夜スペ」は今後どう言う風に展開して行くのでしょうか。(^^)
今回の事件で一人取り残されて居るのが所謂付いて行けない生徒の扱いです。私は担任の先生の偏見のせいで劣等生に追い遣られた自らの経験からして見れば上位の生徒の成績を伸ばすことよりも、付いて行けない子を引き上げてやる努力の方が大所高所から見て大切ではないかと思うのですが、誰もこの問題に触れたくないようです。“金剛石も磨かずば”であり、成績の良くない生徒でも良い教師に巡り会って勉学の必要性を自覚させてやれば容易に上位グループに入る力を秘めた児童は少なくないと思いますが、今の日教組中心のダメ先生ではこんな願望の実現は到底ムリなんでしょうねえ。(;;)
バスケットとラクビーの混血児のようなゲームで殆ど知る人がなかったハンドボールでありましたが、アジア予選で不可解な審判の判定のために北京行き再予選となったお陰で、一躍脚光を浴びることになりました。然し東京国立競技場で嘗て彼等が想像もできなかった超満員の観客を動員しながら男女とも韓国に敗れ、誰からも忘れ去られ再び忘却の彼方へ消え去って行こうとしています。熱し易く冷め易いのは日本人の常ではありますが、ここ一番で力が発揮できないのは韓国の選手に比べて我が国の選手にハングリー精神が欠如しているせいでありましょう。(;;)それとも所詮選手の誰もが大観衆の下で闘った経験がないので、全員舞い上がってしまって足が地に着かなかったのでしょうか。(;;)マイナーなスポーツの宿命とは謂え悲しいことでありました。
中国製の餃子が国内で多数の中毒者を起こし、その原因が我が国では入手が困難な中国の殺虫剤“メタミドホス”と判明しましたが、高村外務大臣は中国の大使なら兎も角下っ端の次官補に原因の究明を要請したそうですが、彼の返事は“大変に遺憾だ…”と応じたそうです。皆様には次官補の言葉について一見事件の発生のお詫びをしているように聞こえて本当は決してお詫びではないことがお分かりでしょうか。遺憾と言う言葉は中国語でどう言うのか分かりませんが、広辞苑第五版によれば“遺憾”とは残念とか、思い通り行かずに心残りだ、との意味であり、場合によっては相手に対する反対の意見であることもあります。天洋食品の元授業員から工場内にネズミが居るので殺鼠剤を使っているとの情報が伝わりましたが、彼等は非公式な情報は一切認めず、翌日会見した「天洋食品」の工場長からも“厳格な生産体制を敷いており農薬事故は一度もない”と述べられたのみであり、我が国の1000人近い患者に対しても一言も謝罪の言葉が聞けませんでした。“申し訳ありません”と素直に言えないところに含みがあり、それが証拠に中国のネットでは、袋に穴が開いていたとの日本警察の報道を受けて金曜日の夕刻より “悪意ある日本人の犯行だ!”との日本批判の書き込みが始まりました。盗っ人猛々しいと言うか、最早開いた口が塞がりませんね。これが日本と中国と立場が逆なら日本大使館に投石されることはあっても間違ってもこんな書き込みは考えられませんから、如何に彼等が根強い劣等感から日本人を憎んでいるかを垣間見た思いです。表面的には協力関係が円満に続いている如くでありますが、その実北朝鮮を助け、南京大虐殺を捏造して未だ謝罪を求めて居るではありませんか。これまで10兆円以上のODAを受け取りながらお礼の言葉一つもなく、今や中国経済は我が国の経済を遙かに凌駕していますからODAは貧乏人がお金持ちに貢ぎ物をしているようなものであり、即刻廃止すべきであってODAは日本が中国から貰いたい位ですが、事なかれ主義の福田総理ではそんなことは望べくもありませんよね。せめて福田総理は即刻中国からの輸入を全面的に中止せよ!
先週末に届けられた日経ビジネスによれば、あの家電最大手のヤマダ電機が株主総会で定款を変更してナント!自動車の販売を始めました。(^^)車の販売はヤマダ電機の大阪難波店2階のカー用品売り場に登場したそうですが、試乗車も展示車もないのにカタログ販売で車が売れて行くそうです。その秘訣は営業マンの“ディーラー系のお店のお見積もりより15万円程お安くなりますよ”の殺し文句だったそうです。一般的に謂って若者がそれ程の高級車を求めると思えませんから、15万円は購入予定価額の5%を超え10%に迫る額となるでしょうから大きな魅力でしょう。自動車メーカー各社は輸出や国外生産は兎も角国内では若者の車離れに喘いで四面楚歌の状態が続いていますから、売りたいが一心で苦渋の決断を以てヤマダ電機に縋ったものでしょう。考えて見ればメーカーがヤマダ電気向けの卸価額を下げた訳では決してなく、各自動車メーカーのディーラーが如何に暴利を貪っていたのかが良く分かりますね。ご当地にある兵庫トヨタも滝川一族は神戸経済界のトップだし各所に大きな店舗を構えて社長や会長の給与もハンパじゃないでしょうし、30%程度の粗利益がないと遣って行けないでしょう。然し家電安売りのブランドがあれば金額が大きいのでカタログ販売20%の利益で充分以上に採算が合うと思います。その内通販業界までが自動車販売に乗り出してくるのではないでしょうか(^^)。昔は車が壊れたときのことを考えて高くてもディーラーで車を求めていましたが、今や車が一寸やそっとで壊れなくなり、ガソリンスタンドで車検が受けられる時代となりました。何時だったか触れましたが私の従兄弟のように軽トラのエンジンすら載せ替えることなく未だ25年ご機嫌で走っているこの頃ですから、車は何処で買っても安ければ良い時代となったようです。
ヤマダ電機難波店で始まった流通革命がやがては全国数百箇所の店舗に発展するようなことになるは必定ですから、クチコミで忽ちの内に若者の間に広がり、それでなくても国内市場の冷え込みに悲鳴を上げている自動車販売店の大半が倒産するか、或いはヤマダ電機の小売店に変貌するのではないでしょうか。(;;)
先週の問題の答
“束子” たわしと読みます。 江戸時代の束子は棕櫚(しゅろ)や藁(わら)でできていたそうでこんな字が使われていました。現在使われている亀の子束子は明治時代に西尾さんという方が発明されて現在に至っているそうです。
今週の問題
“讒諂面諛”
難しい字ですね。“面”以外の字を書ける方は漢検1級は楽勝でしょう。
読み方と意味をお答え下さい。

常用漢字の不思議


招きもしないのに突如阪神淡路間を訪れ多くの傷跡を残して去って行ったあの悪夢のような大震災が未だ昨日のことのように想い出されますが、丁度大震災の1ケ月前に誕生した孫が今ではもう中学一年生の3学期ですからから早や13年も経過したことを実感しない訳には行きません。
今年も大震災で肉親を失った方々にとっては祥月命日に当たる17日には被災各地区で追悼の鎮魂式(レクイエム)が催されて居ましたが、何時も想い出されるのが大震災の翌年である平成7年1月17日に偶々仕事で芦屋の関与先を訪れた折、業平橋南西地区から二号線を跨いで現在のJR甲南山手駅付近付近にかけて、焼け野原のあちこちに無数に手向けられた花束を見て、犠牲者の多きに驚くと共に、此の世の創造主の如くに威張っている人間が、大自然の力の前に如何に脆く無力な存在であるかを知り、所詮人間は根源的な無明と言ってよい孤独の闇に生かされていることも改めて知らされたのでありました。{%orz_a%}
今日は上記芦屋のお得意先であるNさんから先週仕事のメールのお供をして送られてきた白梅の花を先週の万両に続いてご紹介しましょう。梅の開花は普通2月になってからですがこれも温暖化のせいでしょうか{%gakkari%}

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白梅と謂えば湯島天神ですが“湯島天神と謂えば懐かしい婦系図(おんなけいず)”のお蔦と早瀬主税の別れの情景が想い出されます。あのとき月の光に白梅が浮き出たとき『切れるの別れるのって、そんなことは芸者のときに言う言葉、私にはいっそ死ねと言って下さい』お蔦のあの有名な名セリフに泣かされたのは何時のことだったでしょうか。現代の女性なら素人娘でも “手切れ金はなんぼ出せんねん!”と男に詰め寄り、気の弱い男性をオロオロさせることでしょうね。{%saiaku%}婦系図(泉鏡花作)は徳冨蘆花作の武夫と浪子の不如帰(ほととぎす)、尾崎紅葉作の貫一お宮の金色夜叉(こんじきやしゃ)と併せて明治時代を代表する三代通俗小説と呼ばれましたが、今の通俗小説と違って昔は読者が帝大出の知識層辺りに多かったせいか、格調が高く現在の純文学より遙かに高度なものであり、只男女間の“ものの哀れ”を主題としているばかりに通俗小説と呼ばれていたようです。この時代は文語体が国語教育の基礎であったために泉鏡花の作品も初期の作品は文語体でしたからその後口語体に転じても、五七五調でフレーズが韻を踏んでいて歯切れのよい文章です。私には難解な漢字熟語の勉強にもなり今も愛読書の中に入っています。{%tyoki%}皆様も未だだったら“高野聖”など一度読まれたら如何ですか。今流行(はやり)のあやかし物の趨りのようですが、今流行(はやり)の畑中恵“しゃばけ”などとは違って格調が高く、読者を全く違った世界に誘(いざな)ってくれる神秘と驚異の物語にきっと驚かれることでしょう。{%ureshii%}
脱線した話を元に戻しましょう、お得意先である芦屋のNさんは大震災で自宅兼本社が全壊となり、翌年建て替えられましたが平成14年には芦屋市から強制的に区画整理(それまでの4mの道路を6mに拡幅)の対象となり、再度取り壊しとなって{%komaru%}翌年建て替えとなりましたが、私より3歳も年長の方にとって5年間に2度の建て替えは莫大なエネルギーを要し更に生活様式の変化による精神的なダメージも大きく、大震災後手を拱(こまぬ)いていた芦屋市の朝令暮改が腹立たしく思われてなりません。区画整理をするなら大震災直後焼け野原になって何処が道やら人家の後やら分からぬ時にどうしてできなかったものでしょうか。これぞ税金の無駄遣いの標本のようなものであり、儲けたのは建築業者と道路工事業者だけでありました。{%ikari%}{%ikari%}
ともあれ、築後三年漸くお庭も昔の佇まいを取り戻し、草木やコオロギ達も帰ってきて四季の草花が色取り取りに咲き誇るようになり、Nさん宅に時折仕事でお伺いするのが季節の楽しみとなって居ります。{%spring%}
常用漢字の見直しを進めている文部科学省文化審議会国語分科会漢字小委員会(舌を噛みそうな何とも長い名前ですが何とかならんのか!)では現行の常用漢字に含まれていない11字を新たに常用漢字に追加することになり、2010年度より実施するそうです。新常用漢字11字は鹿、阪、奈、岡、熊、梨、阜、埼、茨、栃、媛、となっていますが、奇妙な共通点にお気付きでしょうね。そうです全て我が国の府県名の内常用漢字に入れられてなかった字が今回追加されることになりました。常用漢字は学習漢字を含んで中学3年生の義務教育期間までに教えられる漢字ですが、中学校を卒業しても自分の住む県の名前すら教えられていないのではマズイのではないかと謂う処が遅蒔きながら発想の原点と見ました。
処が埼玉の埼は現在準1級の配当漢字ですが音読みが“き”で訓読みは“さき”ですから困りましたね。漢字小委員会では無理矢理訓読みに“さい”を入れるつもりでしょうか?{%tohoho_a%}
常用漢字は今から27年前1981年に制定されて現在に至って居ますが、その出所はそれまで使用されていた当用漢字や教育漢字から移行してきたものと思われ、当時既に殆ど使用されていない漢字や難解な漢字が多数含まれていることから常用漢字が当時の文部省の役人によって充分に精査されることなく第二次世界大戦当時に使用されていた漢字が当用漢字を経由してフリーパスで常用漢字にされたものと思われ法案に盲判を押した文部省役人の怠慢にも驚きますが、民間の有識者も傲慢な役人の前では一言も言えなかったは不甲斐なかったと思いますよ。
例えば陛、爵、璽、詔、勅、謁、閲、慶、陵、など天皇に関する用語と思われ、獄、拷、脅、嚇、虐、虜、などまるで監獄用語ではありませんか。逓、など昔郵政省のことを逓信省と言っていたための用語であり、現在では逓減とか逓増に使われる位で死語に近い字となっています。小委員会はこれら現在使われなくなった漢字と画数の多い繊、遷、薦、繭、髄、麗、などを常用漢字から追放して準一級に格上げすれば漢検2級の合格率が現在の25%から50%に上昇することに違いありません。
小委員会では引き続き約4000の漢字(現在の準1級迄の漢字3000字に1級の漢字を1000字加える)を書籍や新聞で使用頻度を順位付けして上位の漢字を新しい常用漢字と定め下位は個別に検討し、更に読めるだけでよい“準常用漢字表”の制定をも検討するそうですが、書けなくても良い常用漢字なんて可笑しなものであり、実施するとなればセンター試験は言うに及ばず、中学受験、高校受験にも影響が大きく長いスパンで見ないことには、どうかすると浪人に不利になる可能性が大となりますがその辺を愚かな役人達はどう考えているのでしょうか。
高級料亭とは表向き実は偽装のデパートであったあの悪名高い船場吉兆が民事再生法による再建を目指し、この22日から営業を再開することとなりましたが、僅か5名のパート従業員が労働組合を作り、ボンボンでお飾りであった長男に変わって新社長に就任した湯木佐知子女将に造反し、“湯木一族が会社に残る限り体質改善は望めない”と新社長の退陣を強く求めております。幹部社員達も容赦のないリストラで退職を余儀なくされ、残された低賃金のパート達5名だけが失うものは何もないと立ち上がったものですが。この女将謝罪会見の折社長である隣の息子に小声で謝罪の入れ智慧をしてメディアの失笑を誘うなど役職は兎も角、従来から実質的な経営者であったものと思われ、お客に向けた笑顔が振り向けば従業員に対する閻魔顔となる所謂典型的な搾取型の見本のような人だったことが今回のパート従業員の造反となったものでしょう。例え偽装事件があっても経営者が従業員を庇い、上に立つ者として全ての罪を被っていれば此処まで事態は悪化しなかったと思われますが、それすらできずに従業員の心を繋ぎ止めることができなかった経営者など経営者としての資格が全くありません。本来なら会社更生法を適用したかったことでしょうが、兄弟は他人とばかりに同業吉兆にソッポを向かれてスポンサーとなる者がなくて、仕方なしの民事再生法申請でありましたが前途は多難でありこの会社の行く末は三途の川と見ました。{%shiranai%}
立派な会社の経営者は口を揃えてこう言っているではありませんか。
“うちの会社の財産は機械でも技術でもないうちの従業員や”
吉兆の女将聞いているのか!
先週の答え
 幼気ない(いとけない)
読めるようで読めない字ですよね。“幼い”は誰が読んでも“おさない”ですが常用漢字の表外読みでは“いとけない”と読みます。然しそれでは“おさない”か“いとけない”は判読できないところから幼の後ろに“気”をくっつけて“いとけない”と読むようになりました。準1級でよく出される言葉です。送りがなの異なる“幼気な”と謂う言葉もありますが、こちらは“いたいけな”と読みます。{%warai_a%}又、幼稚の“稚”という字に送りがなの“い”をくっつけても“いとけない”と読みます、勿論此も常用漢字の表外読みとなっています。
前回の漢検試験で私に解けなかった常用漢字は“尚ぶ”の仮名付けでした。勿論表外読みなんですが正解は“たっとぶ”だったのです。{%gakkari%}常用漢字と謂ってもバカにできず結構難しいですね。
“漏洩”という熟語は機密などが漏れることを謂い“ろうえい”若しくは“ろうせつ”と読みますが同じ意味でも”洩漏“は”せつろう“の一本読みですから熟語って難しいですね。
今週の漢字の問題
“雪袴”
読み方とその意味をお答え下さい。勿論“ゆきばかま”では正解ではありませんよ。{%ureshii%}

懲役七年半は遣り切れない!


先週は年初の御用初めで多忙な一週間でした。お陰様でやっと年末調整事務も殆ど終了し、今週は11月決算に集中しようと思っていますが早く終わらせないと来週には税務署から確定申告の用紙が届けられるでしょうから年中行事で戦闘状態に追い込まれることになりますが、其の間を縫って市役所への償却資産の申告提出や関与先の従業員住民税特別徴収の申告など繁忙期の到来であり一年で一番忙しい時期が近づいて参りますので健康に留意して頑張りたいと願っております。
お正月にお得意先芦屋のNさんからお正月の縁起物“万両”の写真が送られてきましたのでご一緒に楽しんで下さい。{%heart1_a%}

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ゴージャスなお庭に咲く万両は流石に見事なものですね。実が上を向いている”千両“なんてのもありますが、あれは実が小さいですね。”万“は重いから下を向いているのでしょう。{%money%}それから園芸店に行くと”百両”なんてのも売っていますよ。{%money%}うちなんか十両位がお似合いでしょうか{%komaru%}
法律が不備だったのか裁判官が間抜けだったのか、一昨年9月九州福岡で起こった博多湾車輌転落事故での三人の幼児が酔っぱらい運転の若者に殺された事件で8日福岡地裁の川口裁判長は今林被告に危険運転致死傷罪を適用せずに業務上過失致死傷罪として懲役7年6月を言い渡し原告の両親を初め全国の人々を唖然とさせました。三人の幼児を殺されたご両親はきっと遣り切れない思いを駆り立てられたことでありましょう。{%ikari%}
メディアも各紙五段抜きでこの問題を取り上げ、経済紙日経新聞ですら社説“春秋”欄にてこの判決を徹底批判し、“危険運転致死傷罪が年間に立件されるのは業務上過失致死傷罪の1000分の1以下であって法の不備で適用が困難であるが、酒を飲んで運転席に座った段階で『未必の故意』が発生しているのではないか”と結んでいられましたよ。{%shiranai%}
社説“春秋”に書かれたことはホンにその通りであり、判決の根拠となったものは事故後40分後に行われた飲酒検知で呼気アルコール濃度がたったの0.25mlだったことが唯一の証拠として採用され、それ以前の情況証拠は全て否定されたどころか、事故を起こして逃走したことや友人に水を持ってこさせてガブ飲みしたことなどが全て被告に有利な証拠として採用されたのでした。何故なら裁判官は酩酊状態なら被告は現場から逃走しなかっただろうし、水をガブ飲みしたこと自体罪を重くする筈の被告が正気であって罪を免れるための小細工が酩酊状態を否定する皮肉な結果と認定されたもののようですが、そんな巫山戯た論理が世の中に罷り通るなら犯人を庇うために法律があることになり馬鹿馬鹿しくてお話になりません。元凶は酒酔運転の目安が呼気アルコール濃度0.5ml以上と不文律として定められているために、この数値が逆に足枷となって犯人の手助けをしたことになり、事件後40分も車から逃げ去り友人宅まで走り回って水を求めてガブ飲みしたことによる呼気アルコール濃度の低下を何ら考慮に入れなかった裁判官は酩酊度には個人差があるからと判断しましたが、それなら今林被告の酩酊度を再現すれば済むとことではなかったでしょうか、それすら怠っての書類を見ただけでの判決は明らかに職務怠慢であり、犯人が事件を起こした時間と経路を再現し再度ビール350ml焼酎のロック9杯、ブランディー水割り数杯を証人達(幇助罪に問われていますから自分達のためにも積極的に協力が得られる筈です)と共に飲ませて事件現場まで運んでいって呼気アルコール濃度を測定すれば必ずや0.5mlを遙かに超える数値が得られ、喩え法が欠陥法であっても目出度くクリアできたものと思い犯人の懲役25年は確定したに違いありません。更にその場から逃走して友人(これも幇助罪に問われています)持参の水をガブ飲みさせれば必ずや呼気アルコール濃度0.25mlに到達できたと思われ、より確かな酩酊運転の確証が得られたと思慮しますが、1年以上も掛かって徒(いたずら)に事件を放置し真剣に事件に取り組もうとしなかった裁判官達を到底許すことができません。事件後酔いが醒めた後の飲酒検知の数値しか判断材料としなかったこんな無能な裁判官は当然弾劾されるべきでありましょう。
検察側は控訴することになるでしょうが、是非高裁の判事達にはこのブログ上の私の愚考を実践されんことを願って已みません。高裁でやってみたら今林被告は拘置所で酒を断っていたため水を飲んでも〇.5mlを超えていたりして…{%gessori_a%}
正月明けの8日早朝4時前にJR明石駅前大明石町の2号線交差点でパトカーに逐われた軽自動車が3人乗りの軽乗用車に衝突して衝突された車の乗員3名の内一人が重体(一人は軽傷)となったそうです。逐われていた軽自動車の運転者は事故後逃走して行方不明だそうですが、逃げたところからしてこの事故の当事者は飲酒運転の疑いが大です。新聞の記事ではナンバー灯の消えた軽自動車が居たために本町1丁目市道付近で停止を求めた処逃走し、パトが約450m追跡した処で見失い約3分後衝突事故が起こったとされていますが、私が不思議に思ったのは本町1丁目市道は丁度魚の棚商店街の西側又は南側の道路であり2号線大明石町交差点は三井住友銀行の角にありますから丁度距離は450m位のもので軽自動車とパトカー共に浜国道側から2号線に右折したと推定され直線道路のこの僅か一信号の間にV8強力エンジンのパトは相手がフェラーリでもあるまいし、多寡が軽自動車を見失うとは到底考えられず、私の推理では真相はパトカーの警官は衝突した軽自動車の男が車を乗り捨て桜町辺の迷路へ逃げ込んだために追い掛けようとして見失い追跡を断念して車に戻り、事故車の負傷者を発見保護したものと考えました。故に事故の第一原因はパトが軽自動車の被近距離を追走し規則で決められた250m以上の間隔を維持できなかったために交差点での事故を誘発したものであり、3分の時間差は車を見失ったのではなく徒歩で逃げた車の運転手を探し倦ねた時間であったと思慮致しました。でなければ逃走している車は本能的に遠くに行きたいに相違ありませんから3分間も2号線と浜国道との間をぐるぐると周回するなんてことは到底考えられません。パトの警官も貰い事故の負傷者を放置して逃走した男を追っかけるなど本末転倒もよい所です。この事件に限らずパトカーに追跡された車が事故を起こす事件は後を絶ちませんがその多くがパトカーが見失った後で事故が起こったとされていますがこれはどうも怪しいですね。逃走車がゲンチャリならいざ知らずプロドライバーを自認する機動隊の隊員がそう簡単に逃走車を見失う訳がないではありませんか。恐らく警察庁から追跡による貰い事故を起こさぬよう通達が出されているために、点数稼ぎ(減点されぬために)見失った後の事故と発表しているのではないかと考えました。私も数回サイレンを鳴らしたパトに追走されている現場を反対車線から目撃しましたが、車間距離はとても250mどころでなく追突しそうな位接近してマイクで“前の車、左に寄って止まりなさい”などと連呼していましたよ。{%saiaku%}
話のついでですが、貰い事故の相手にも責任がなかったとも言えませんよね。緊急自動車となったパトのサイレンとマイクでの呼び掛けの音はハンパではありませんから、信号は青だったのでしょうが、不用意に交差点に進入してしまったのは車内のラジカセのサウンドが大きすぎてサイレンを聞き落としたのではないでしょうか。{%saiaku%}
先週の解答
“女犯”は“にょぼん”と読みます。
童貞でなければならぬ僧侶が女性と性的な関係に陥ることを“女犯”と謂いますが、“にょはん”と憶えられている方が多いようですね。{%warai_a%}
“犯“は6級の配当漢字で5年生で憶えますが、この字を”ぼん“と読むのは所謂常用漢字の表外読みであり、学校で教わるのは高校生或いは大半が大学生になってからになるでしょうし、それも学校の勉強でなく文学書から学ぶ場合が多く、読めない方もご自分を卑下されなくてもいいですよ。
今週の漢字の問題
“幼気ない”この言葉の意味は容易に分かりますが“読み”はおわかりでしょうか?