先週1週間も天気の安定しない日が続き、お天気に雨に霙れ(みぞれ)に雪と午前午後交互に変わる不思議な一週間でしたね。寒さも結構厳しく地球温暖化が疑われる思いでありましたが良く考えてみると我々の少年期の冬は手足のあかぎれに霜焼けと雪合戦に明け暮れていましたから、矢張り温暖化は本当であり、昔に比べて随分と暖かくなったのでしょう。(;;)
新聞のトップ記事となり冒頭のTVニュースとなって脚光を浴びている中国産餃子事件が中国側態度の硬化によって益々傷口を広げようとしております。昨年末に福島県のコープで販売された天洋食品の餃子から我が国では使われることのない有機燐酸系殺虫剤“ジグロルボス”が新しく発見されたことで天地神明に懸けて潔白だと啖呵を切っていた天洋食品も工場内部に問題があったことが発覚し四面楚歌となりました。それでも彼等は懸命に袋メーカーに罪を擦ろうと虚しい努力を続けましたが、その甲斐もなく7日未開封の餃子の中から“メタミドボス”が発見されることとなり言い訳できなくなっています。犯罪なのか過失なのかは別にして事実は事実ですから原因の早期解決に向けてさっさと罪を認めて謝罪し工場内の体質改善を図るのが先決だと思いますが、北京五輪を控えて何とか事態を収拾したい中国政府は天洋食品に罪を認めさすことなく事件を収拾し、できれば何とか我が国に罪を擦ろうと懸命の努力を尽くして居りますが、破れていない袋の内側からの農薬検出の続出によって彼等の意図は脆くも破れましたが、彼等の狂信的な反日感情からは決して罪を認めることはなく、何時か事件は忘れ去られ迷宮入りするものと思われます。(;;)
この事件で甚く評判を落としたのは我が国各地のコープ生協でした。値段が高い分品質が良いと信じて買っていた我々は騙された思いが拭えません。コープのレタスを食べてうちのコオロギが死ぬのもムリありませんよね。(;;)
我が国もこの事件を受けて食品の国内需給率を高め同時に食材加工に安易な冷凍食品依存から脱却し、世の母親達もTVの見過ぎから夜更かしからのズルをしないで早朝から起床し夫や子供達の弁当の副食を自家材料で作る喜びに浸って欲しいものです。うちの孫など私が種から育てた朝採りレタスに毎日お弁当のおかずを包(くる)んで持参しています。100%無農薬だし、おかずの防腐剤の役目も果たすので一石二鳥です。冬は紅娘(てんとうむし)が居ないので時々アブラムシが付いているようですが食べ盛りの孫は気付かずにムシャムシャと食べているようです。紅娘の好物ならアブラムシも害もなく蛋白源として身体に良いかもネ…(^^)。レタスは元々飼っているコオロギの主食のために栽培したものでしたが、昨春孫が灘中入学と同時にコオロギの食事は黄色っぽい下葉に格下げとなり、彼等を失望させているようです。(;;)
餃子毒薬事件以来食材業界で我が世の春を誇っていた冷凍食品が、急速に人気を落としスーパーやコープの店頭から数多く消え去りましたが、冷凍食品は単に食品の保存期間を高めているだけであり、その期間に素材の養分で大切なものが失われていることに気付かねばなりません。食材はどんなものでも新鮮な間が一番良いのに決まっています。
最近“サカタのタネ”が開発した酸っぱいトマト“麗花”は、試食した農協の職員が「こんなもの食えるか!」と酷評したそうですが、酸っぱくない(水っぽい)トマトが増える中を少し宛需要が増えているとか…、トマトの実が青いうちからグルタミン酸が生成されるF1種と見ました(^^)。我々の少年時代のトマトはどれも酸っぱくて見ただけで口中が唾液で充満したものですが、農家が早朝棒手振りで売りに来る朝採りトマトなど酸っぱくても今のトマトと比較しようもない程美味しかったものです。トマトの酸っぱさは人体に必要なグルタミン酸が多い証拠であり、今のトマトは青い内から収穫されるのでグルタミン酸も少なくて栄養価値も少なく、水っぽい味となりそれが当たり前とされるようになりましたから不味くて当然でしょう。(;;)トマトの本当の味も知らぬ今の子供達は可哀想ですね。(;;)
最近の家庭の床材は掃除が簡略化でき、ダニ対策などのためフローリングが多くて子供達の部屋も畳部屋が少なくなり、畳は寝室か客間が定番となっています。処が北九州市立大学の森田准教授の研究で学習塾に畳敷きの特別教室を作って中学一年生233人小学五年生90人を対象に畳み教室と普通の教室で二桁から四桁の足し算や引き算を30分間に何問解けるか調べた処、畳教室の解いた問題数は145問であり、普通教室のそれは129問と大差であり、更に小学五年生の回答数は24.3%と中一12.4%の倍だったそうです。正答率は畳教室が2%程上回っただけでしたがこれは正解率にして25%増加したことを意味し、集中力に大きな差が出たことを森田先生は“低学年程集中力の持続が望めるので学校や塾や家庭の勉強部屋には畳が望ましい”と述べていられると日経新聞は伝えています。藺草(いぐさ)にはいろんな香り成分が含まれ、リラックス効果があるそうですが、DNAは身体だけでなく心にも受け継がれると私は信じていますから、日本人が先祖代々受け継いできた生活様式が畳乃至は莚だったことに意味があり、無意識にご先祖の遺伝子が環境良化に働いたのではないかと思っています。それが証拠にアメリカ人の子供達に同じことを試みたらきっと畳部屋が大負けするに違いないでしょう。(;;)
昨日日経新聞に漢字について面白い企画のアンケートにお目に掛かりましたので皆様にご紹介しましょう。一日5時間以上とパソコンなどのヘビーユーザー20代から60代までの67人(日経生活モニター)が対象であり、日常結構難しい漢字の入力をされている方であっても自分の手でどれだけ正確に書けるかと謂うユニークなテストの発表でありました。

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問題は小学校で習う易しい漢字の熟語80問と常用漢字全般に範囲を広げた80問を出題した処、小学校の漢字でも字画の多い字に誤解答が多く、文字自体が浮かばなかった空欄の答えも少なくなく、似た字との混同も多かったようです。又常用漢字の80問については正答率が僅か55.3%(小学校のは90.7%)と教養人の常識が疑われるものであり、“読める”と“書ける”の硲(はざま)の乖離をつくづくと思い知らされました。新聞には難易度上位10問が掲載されていましたので下に列挙します、皆様は何問解けるでしょうか。
小学校で習う字
1.人工(えい)星 2.支払いは(せっ)半で 3.交通(ひ) 4.楽器演(そう) 5.(さく)略 6.(ゆう)位に立つ 7.(い)伝子 8.(む)中になる 9.(うら)表 10.良い(え)顔
常用漢字
1. 児童(ぎゃく)待 2.心を(いや)す 3.人権(よう)護 4.推(せん)入学 5.和洋折(ちゅう) 6.(は)権争い 7.(ぼう)大な財政赤字 8.遊(ぎ)施設 9.(贈収(わい) 10.注意(かん)起
新聞に掲載されている難易度上位10問の正解率は小学校が74%常用漢字が16.4%でしたから、皆様はきっと常用漢字で2問以上正解されたでしょうから日経モニター67名の中位以上となりましたね。日経モニターも大したことないか(^^)
小生は漢字では普段大きなことを言っていながら(よう)護の鍋蓋を草冠と間違えました(;;)
常用漢字で正解率3%と難易度が断然トップであった(ぎゃく)待の“ぎゃく”は、難しくてとても間違い易い字であり、小生ブログ本年1月20日号にて常用漢字に不適当な字だとご紹介したことを憶えていられるでしょうね。
漢字では小生に負けない中一の孫でも“ぎゃく”のとらがしらの旁(つくり)の字を”E“を”ヨ“と書いて×点だったのは一昨年五年生の秋のことでした。(^^)日本語の常として”帰る“とか”掃除“とか”ヨ“(昔の旧字体では真ん中の横棒が右側に突き抜けていた)が常識ですから”E“は異常な旁であり間違って当たり前でしょう。きっと日経モニター解答者も殆どの方が”ヨ“と書かれての×点だったことでしょうね。(;;)
先週の答え
「讒諂面諛」“ざんてんめんゆ”と読み、他人の悪口を言って別の人に媚びへつらうことを謂います。「讒諛(ざんゆ)」とか「諂諛(てんゆ)」などの言葉もあり、前者は他人のことを悪く言って相手に取り入ることを言い、後者は相手に媚びへつらうことを謂います。訓読みで憶えた方が理解が早いでしょうか、讒は“讒る(そしる)”諂は(諂う(へつらう)”諛も“諛う(へつらう)となります。
難しい字でしたから、殆どの方が読めなかったものと察しました。難解なこの四字熟語が読めなかったからとあなたの国語力を卑下されることはないと思いますよ。でも世の中には讒諂面諛の人って沢山居ますよね。人を誹るのは問題外としても他人を媚び諂う人に立派な人物は居ませんからこんな人は先ず近づけないことですが、うちの関与先にもありましたが案外こんな人達を周囲に侍らせて満足している社長が多いのには困ったものです。(;;)こんな手合いを“佞臣”と謂い、辞典では“主君に阿(おもね)る心の不正な臣下”とありますが、この反語は“諫臣”です。“諫死”と謂う言葉があるように死を覚悟して主君を諫めることですが、最近はこんな部下が殆ど居なくなりましたね。その理由は諫めるに値する経営者が居なくなったからでしょう。(;;)世に多数佞臣が存在することには実は経営者に責任があったのですね(;;)
今週の問題
この言葉の読みを答えて下さい。
“翡翠”
この字は宝石の(ひすい)とも読みますが、正しくはどう読むのでしょうか。