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兄ちゃん有難う


何かとばたばた忙しい一ヶ月であり、考えてみれば先月は恒例のセプテンバーソングを聞く余裕すらなかった短い月であったことに気付きました。(;;)
昨日早朝コオロギの朝食にとレタスの葉を取りに庭に出て驚きました。レタスの葉っぱの上にアマガエル(先月始めイボ蛙と一緒に庭の住民となりました)がちょこんと乗っかってキョトンとしているではありませんか(^^)きっと叢で夜の内に藪蚊をたらふく食べて満腹し、お昼寝まで一服して居たものと思われます。9時頃まで長く居ましたからレタスとアマガエルはよく似た色なので鵯(ひよどり)などに見付からぬよう自衛本能が働いてのものでしょうか。

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レタスの葉っぱなど千切っているとアマガエルを脅かすことになるので、昨日の朝はコオロギの朝食は可哀想にレタス抜きとなりました。(;;)
『朝顔に 釣瓶取られて 貰い水』なんて名句を想い出しますよね。
組閣人事にもの申します。覇権を目指して相手と闘い此れを破れば、相手は敗残兵でありますから昔なら討ち死にするか、腹を切るのが武士たる者の採るべき道であり、現代の経済社会の場合なら社長を争って敗れれば会社を去り野に下(くだ)るのが常識としたものです。処が大差で敗れながら麻生太郎が外務相留任とは、はて?政界と謂う処は面妖な世界ですよね。昔上杉鷹山が戦の相手である武田信玄に塩を送った史実とは全く違った経緯であり、実は総裁選が仕組まれた茶番劇であって国民の手前芝居が行われたものだったのでしょう。麻生外相は国民から安倍の“サクラ”だったと思われても仕方ありませんよね。如何に安倍政権が弱体とは謂え、物事にはスジというものがある筈ですが、それが護られなかった総裁選並びに閣僚人事は共に国民を愚弄し、且つ安倍内閣の短命を暗示したものでありました。
一つだけ良かったと思ったのは安倍総理の“美しい日本”(何が美しいのか!)とのキャッチフレーズを受けて、井吹文部科学大臣が27日の記者会見で“美しい日本語も話せず書けもしないのに何が英語じゃ!”と小学校での英語教育にイチャモンを付けたことでした。井吹さんよく言ってくれました。そうですよね。日本語も書けずに英語が出来る道理がありません。どんな学問でも基礎が一番大切であることは自明でありますが、日本語の基礎の理解も出来ずに英語とはちゃんちゃら可笑しいですよね。
新文部科学大臣の発言に一番驚いたのは文科省の事務方であり、予定外の進路変更に大慌てでありましょう。一番喜んでいるのが“This is a pen”しか言えない教育現場の先生方でしょうか。(^^)
今日は午前中雨空の中を愚娘孫達と神出の自然学習教室“掻い掘り”体験にお相伴しました。50組位の親子の参加がありましたが、大きな池の水を殆ど抜いたために、残った僅かなスペースに池の住民がうじゃうじゃと犇めき合っており、そっと網を入れただけで100匹位のスジエビとモツゴなどの小魚が網に入ってくる始末には魂消てしまいました。
おまけに魚と一緒にヘドロまで入ってくるために水質が悪化して、バケツに入れた魚も次々と酸欠で死んで行き私は孫達が捕った小魚の入ったバケツを掻き回して捕った魚達に酸素を送るのに懸命でありました。
魚掬いで水辺に放置された小魚も無数にあり、池に戻れぬ儘では死ぬしかなく、教室も池の小さな魚の命のことも考えて、もう少し水の浄化や採取環境に神経を配って頂きたいと思いましたが、自然学習教室は例えちっぽけな生き物でも断じてその命の大切さを教える場でなければならぬのに大きな魚取りだけが目的では何のための教室やら、安易な興味本位の“掻い掘り”の姿勢を是非改めて貰いたいと願い、主催者や講師の先生に文句を言ってやりたくて喉まで出かかったのですが、私一人ではなく愚娘達も居ることだし只じっと堪えて帰宅しました。然し小魚やエビが横たわったあの水際の無惨な光景は当分私の脳裏から消え去ることはないと思います。(;;)
郵便局が全国の19万本あるポストの内4万本について郵便局の回収を1日1回早朝の集荷を取り止めることで年間30億円の外注コスト(人任せの処が多かったのですね)を削減できるそうであり今月中頃より実施するそうです。何でも現在では郵便物宛名別仕分け作業が早くできるために集荷回数を減らしても届け先への時間は変わらないそうです。仕分け作業の処理速度の迅速化は我々消費者が7桁もの郵便番号を記載させられているせいであり、決して郵便局の手柄ではありません。それをこれまで無駄な集荷費用を費消して30億円もの無駄遣いをして居ながら消費者還元も考えない郵政公社はダメですね。郵便番号を多桁化した段階で郵便料金を葉書封書共に10円宛値下げすべきであったでしょう。生田総裁聞いているのか?
兵庫県の知事井戸敏三が職員の飲酒運転に対して免職はきつすぎると記者会見で疑問を洩らしたことについて県民から非難が殺到しています。最近際だった活動もせず高給を貪っているため、やむなく職員へのご機嫌取りのパフォーマンスかと思われますが、飲酒運転で逮捕されても僅かな停職で済むから何時まで経っても公務員の飲酒運転が無くならないのです。公僕は一般市民の模範たるべきが、一般市民より軽いペナルティーなんて先進国と称している癖して凡そ考えられませんよね。飲酒運転の車は明らかに凶器です。事故の有無とは無関係に厳罰に処すべきでしょう。懲戒免職が行き過ぎなら定年まで給与50%とかアメリカのような共済年金全額没収と謂う手もありますよ。定年まで“私は飲酒運転の前科があり現在反省中です”と胸から吊った名札の傍にもう一枚ゼッケンを張って執務をして貰うのも一法ではないでしょうか。(^^)
昨日お昼の買い物の帰りに道に迷った耳の遠い80歳代の老夫婦に捉まりK内科への道順を聞かれ、身振り手振りで懇切丁寧に教えてあげたら、別れるとき“兄ちゃん有難う”と大声で礼を言われて照れてしまい、気恥ずかしくて誰か見ていないかとキョロキョロ当たりを見回してしまいました。“兄ちゃん”なんて言われたのは何十年振りでしょうか。とても心地よい響きでしたよ。今度からコープに買い物に行ってもコープの小母さんには“お姉さん”と呼ぶことにしましょうか(^^)
ゴルフ日本女子オープンは一昨年2位に食い込んで翌年のシード権を確保したさくら選手にとって記念すべき試合でありましたが、ショットパット共に乱調であったらしく、31位では屈辱以外の何物でもなく最終日にTV画面に登場すらできなかったことも多くの横峯ファンを失望させました。
優勝した韓国のチャンチョン選手は重量級のレスリングの選手かと見紛う可愛いげのないデブッチョであり、あんなのに幾度も優勝を攫われるようでは日本の女子プロも人気に翳りが出てくるかも知れませんね(;;)

お坊ちゃん総理で大丈夫ですか


21日木曜日早朝真赤な曼珠沙華が咲きました。この花は地球温暖化や連日の熱帯夜にも騙されることなく体内時計に頼っているのでしょうか、彼岸花と称されるだけあってお彼岸になると健気にも必ず咲いてくれます。5年ほど前に郊外の田圃に咲いていたものを失敬してきたものですが、私が忘れていても彼女の方で憶えていてこの時期になると茎を伸ばし花を付けます。今年など球根があることなどすっかりと忘れて瓢箪池を掘った土を積んだり又その上に不用のプランターを置いたりしていたものですから球根が困惑したことでしょう。茎がプランターの脇から斜めに必死で出て来ましたから心無いことをしたと悔やんでいます。(;;)

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花が小さいのは肥料も何もやらなかったせいでしょう。せめて罪滅ぼしに栄養剤HB101とマガンプKを早速与えてやりました。
こんな可愛い花ですが俗世間では、球根に毒があるため手腐され花とか死人花(墓場にも良く咲いている)とか異名を付けられて嫌われている哀れな花ですが、本来の曼珠沙華は仏典に出てくる天上の花名ですから変な呼び名はお釈迦様に叱られそうです。抑(そもそも)球根の毒も田の畦に植えておいて野鼠や土竜(もぐら)に穴を明けられ水に逃げられないためでそれなりに存在理由があり、又昔は毒を抜いて飢饉の際の保存食とされていましたから今でも田などでよく見掛けます。然しその毒性のために“そんな花持って帰ってきたら家が火事になる”と幼い頃母によく怒られたものです。(;;)
先日の新聞に37歳になる堺市議が資産公開制度に対し預貯金100万円と申告しながら数ヶ月後に4100万円の賃貸住宅を無借金で購入したことが判明したそうです。本人は現金で購入したと主張していますが、そもそも資産公開制度に於いて資産の表現を預貯金とせずに現金預貯金としてあれば、防げたことですからザル法と謂われても仕方がありませんよね。
私は資産公開制度には少しも関心がありませんが、関心があるのはこの市議が4年前に市議に当選し4年間の報酬手取り2千数百万円を全てタンス預金し生活費は同居の父が負担してくれていたと市の倫理調査会に釈明したことです。この記事に一番興味を示したのは堺税務署資産課税部門でしょう。37歳なら妻子もあるでしょうから生活費も少なからず必要でしょうし、市議としての活動費も馬鹿にならぬ金額だと思いますがこれらの金額は一体何処から支弁しているのでしょうか。本人の言葉を推察すると議員活動費も生活費も全て親掛かりで本人名義の収入は全額タンス預金していることになりますが、語るに落ちるとはこのことであり、堺税務署は早速事実関係の調査に乗り出し、生活費と議員活動費のために親が負担した全額を贈与税の申告漏れとして摘発することになりましょう。生活費や教育費は本来贈与税が非課税とされていますが、それは当人が無収入か収入があっても支出金額に不足する場合に限られ、全部溜め込むなどもっての外であり、この市議さん詰まらぬ処で墓穴を掘りましたね。
随分昔のことですが子供が成人し就職した後出費は全て親掛かりとし、子供の給与賞与を全額子供名義で預金し、5年後に目出度く1000万円貯まったので1000万円の土地を子供名義で購入した事件を取り扱いましたが、税務署は少なくとも半分は本人の生活費だからと500万円に対する贈与税を払わされたことがありました。人間霞を喰って生きて行けませんから納税者を説得して贈与税を払って頂いたことがありましたが税金を取るためには無理な牽強付会の多い税務署ですがこの500万円については税務署の言い分は至極尤もだと思いました。
贈与については各論のあるところですが、税務署の考え方は譬え贈与であっても資産化されずに費消されたものには課税するとまで言わず、例えば子女の結婚式や新婚旅行で1000万円掛かってもそれは残ったものは想い出位なものですから、想い出には課税されません。然しその1000万円を持参金として持たせてやると贈与税の対象になりますが、実際にはそのお金が夫婦の住宅資金にでも使われない限り税務署では知る術(すべ)がありませんから、持参金についてはご亭主にも話さずに、来たるべく離婚後の生活資金に蓄財された方が良いでしょうね。ご亭主の給与を少し宛取り込んで三倍になってたりして…(^^)
遂に自民党安倍新総裁が誕生しましたね。彼への政権委譲は党内では当然の路線ではあったでしょうが、国民が誰も賛成したわけではありません。総理たるには“鶏群一鶴”(ぐんけいのいっかく)足るべき人物が要求されますが、今の政治家には“邑犬群吠”(ゆうけんぐんばい)の類ばかりで志を秘めた政治家が全く見当たらないのが残念でなりません。役人の書いた原稿を破り捨て自らの意思で総理としての所信表明演説の筆を取った石橋湛山のような骨太な論客は最早輩出しないのでしょうか!
他に誰も居ないのでは仕方がありませんが、こんな蚊細いお坊ちゃん総理に我が国の進むべき茨の途を委ねて本当に良いのかとの思いが実感です。頭も決断力もイマイチのようだし身体も弱そうだし取り巻きの言いなりになりそうで余り多くは期待しませんが、せめて横田めぐみさんご両親の存命中に彼女だけは連れて帰って下さいネ。
どうしたことか昨夜恐らく10時頃だったでしょうか(何時か12時頃睡んでいます)不覚にも読書の途中で寝入ってしまい、目が覚めたら夜中の2時半であり、30分程モゾモゾしていましたが、いつもの睡眠時間が消化できたためか目が冴えてどうしても睡れずそのまま起きて事務所へやって来ました。
漢字の勉強でもしようかと何気なくラジオを付けたら噂には聞いていますが聴いたことがない“ラジオ深夜便”の真っ直中であり、偶々永い間膠原病と闘われて帰天された私の大好きな岸洋子さんの特輯であり、恋心、バラ色の人生、サントアマミー、想い出のソレンツアーナと懐かしい名曲の目白押しで20年前を想い出して感無量であり久し振りの早起きは三文の得でありました。(^^)
“♪恋なんて、儚いものね♪♪”人の心を揺さぶるいい歌でしたね。人間は幾つになっても恋心を失ってはいけませんよね。我々の歳ともなれば恋と謂っても、色恋ではなく生きて行く目標であり、残り少ない人生になし得えようとする“志”が恋なのではないでしょうか。生きる目標も持たずに生きていても仕方ないですものね。皆様はどんな志と共に生きて行きて居られますか。(^^)
ダンロップ宮城TV杯は強風の中を藍ちゃんの強さばかりが目立った大会であり、流石の大山選手も迫り来る藍ちゃんの幻影に脅えて自らを失い勝てた試合を敗れました。さくらちゃんはさっぱりダメで12位タイは不甲斐なかったですね。ハングリー精神を失っていますから今年はもう勝てないと思います。(;;)アデランスのCMが良くなかったかなあ?

検知拒否を厳罰に!


先週木曜日明石税務署に申告書を提出などに行く機会があったので、先日日曜日の収穫に味を占めて、税務署前の田圃からエンマ蟋蟀を50匹ほど捉まえて来ました。この田圃は市街地の真中ですから何時マンションが建つか分からず、譬え1%以下でも今の内に居住地を代えておいた方が蟋蟀のためかと自分勝手な解釈をしていますが私の危惧は恐らく近い将来杞憂に終わらないものと思われます。(;;)
持参した腐葉土入りのアクリル水槽から50匹ほどの蟋蟀は全部庭の叢(くさむら)に放してやりましたが、すぐにコロコロと美声が聞こえてきました。丁度適齢期に達した若者の蟋蟀ばかりであり、雨毎に絶えず水浸しの田圃より住環境は遙かに優れていますから無事交尾産卵を果たし、来夏は是非孵化して欲しいと願って居りますが果たしてどうなるのでしょうか。(^^)

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瓢箪池の向こうの叢に50匹の蟋蟀と3匹のキリギリスが棲んでいます。
今日の日曜日久し振りに教会の御ミサに出席しました。何時も御ミサは荘厳な雰囲気の中で司祭の御言葉に緊張と共に進行するのですが、時は流れて久しく、今日の御ミサは月一のフォークミサであり、Tシャツ青年3人三弦のギターがオルガンの伴奏での讃美歌は軽いノリで心地よくセグレ神父様の説教も快調で仕事を忘れて楽しい一刻(とき)を過ごすことができました。妻が敬虔な信者なので私もその内覚悟は決めています。(^^)
免許センターから葉書が来て先週運転免許の高齢者講習なるものを初めて受講しました。目が悪いため車も殆ど運転しないし50年以上持ち続けた免許を返上しようかと思ったのですが、最近銀行や区役所などで頓に身分確認が五月蝿くなり、写真の付いた身分証明もあった方が良いのかなあ、と軽い気持ちで出掛けました。私より一回り上のお得意先の奥様から“簡単だわよ”と言われたので安心していたのですが、パソコンによる視力動体検査が思ったよりタフであり、アクセルとブレーキが隣り合わせで間隔が狭く踏み代(しろ)も2-3cmしかなくて、信号の色によりアクセルを放したりブレーキを踏んだりと煩わしく、ATM並みに3回ミスをすると機械が止まってしまうと脅かされ、左目の視力が不十分なため左方面の信号の色の識別反応が充分でなく冷汗三斗でありました。一番簡単だったのが教習車による教習所内での実技であり、S字、クランク共に脱輪することもなくスムースにクリアできてホットしましたが、終了時に教官から免許更新時には眼の検査に注意するように言われ、何のための講習やら免許センターで更新できなかったら講習料6150円は溝(どぶ)に放ったお金となる理屈になりますよね。(;;)そのときは返金してくれるのか!
そもそも高齢者講習など昔はなかったのですが、何時からか少子化の影響で自動車学校の経営が難しくなって、警察OBの天下り先でもあり放置もできずに教習所の倒産を防ぐために75歳からの高齢者講習なるものが法制化されましたが、それでも少子化が加速し警察OBの給与分だけ自動車学校の赤字が埋められずに今や70歳に引き下げられるに至ったものです。現在高齢ドライバー800万人とか…講習料が一人僅か3時間で概算約540億円が3年間に分けて入ってくる勘定ですから凄いお金ですよね。自動車学校も3時間で6150円は教習生より遙かに旨味が多い商売となりますから今後は学校も高齢者獲得に必死となるものと思えます。然しどの学校を選ぶかは本人の選択ですからその内自宅送迎まで呼び掛ける学校が出てくることでしょう。(^^)少子化の増加に伴い、後数年もすれば自動車学校存続のため受講年齢が65歳まで下げられることは間違いなく、その内教習生より高齢者受講者の方が多くなったりして…(;;)
高齢者講習と謂えば人の命を預かる医者にも70歳から是非実施して頂きたいと願っていますが、医師会からの政治献金に頼っている自民党がそんな法案に賛成する道理がありませんよね。(;;)講習料は税金のようなものですからこれも不公正税制の見本のようなものでしょうか(;;)
最近公務員による飲酒運転ひき逃げ事件が続発していますが、どうして公務員の事故が多いのかと考えてみると、酒気帯びひき逃げ犯人として逮捕されれば会社勤めなら疑いなく懲戒免職の筈ですが何故か自治体の役人に限って休職処分程度で済むとか…今夏奈良市の職員が飲酒の上ひき逃げ事件を惹き起こし、嘗て5年前にも同様な引き逃げ運転で40万円の罰金を命ぜられていたのにそれでも停職6ケ月だそうですから呆れてモノが言えません。引き逃げは被害者の死傷の結果は別として殺人同様だと考えます。市に言わせれば懲戒に関する明確な規定がないためとしていますが、公僕たる者が市民を刎ねておいて救助もせずにトンズラしているのに停職6ケ月が呆れます。公務員の飲酒事故の多いのは彼等に倫理観が欠落していることと処罰が手緩いことに起因しているに相違ありません。何処が公僕や!
日産自動車が飲酒運転できない車の開発に着手しました。何でも運転者の息から一定濃度のアルコールが検出されるとエンジンが掛からない仕組みになるとか…馬鹿馬鹿しくて嗤ってしまいますよね。そんな車を一般人は勿論酒飲みが買う道理がないではありませんか、社用車で乗る羽目になっても、他の人にエンジン始動して貰うとか、何時ものことですが私など暖機運転に車外からアクセルを1回踏んでセルを回しますが、その時顔を背けていれば検知できずエンジンは掛かる筈でしょうからこれからメーカーとドライバーの知恵比べの鼬ごっことなることでしょう。その度に車の価格が高くなるでしょうから酒を呑まない一般人には遣り切れませんよね。(;;)
現在の法律では交通取り締まりに引っ掛かっても飲酒検知拒否(罰金30万円のみ)が何故か認められるため、この方が飲酒運転者には遙かに有利であり、酒酔いは免許取り消しの上罰金50万円(又は3年以下の懲役)と本末転倒状況ですから、盗人の逃げ道を作っておいて“御用だ!”と言っているようなものではありませんか。
そんな馬鹿馬鹿しい法律は改正して、飲酒検知拒否は即免許取消しとした上で懲役3年にしてやれば良いのです。そして検知の結果飲酒運転酒気帯び運転共に殺人未遂罪で立件するように法制化されれば飲酒運転は極端に減ると思いますが如何でしょうか。
あの植草教授がまたもやハレンチ罪で逮捕されました。電車内で17歳の高校生のお尻を触ったとか…この先生有名な経済アナリストであり、日本経済の指針としてなくてはならぬ教養溢れた方ですが、前回の手鏡事件と謂い今回の事件と謂い完全なビョーキだと思いました。奥様など前の事件で離婚されたかと思いきや夫の無実を信じて共に戦われましたから、ご自宅で奥様の知って居られる日常の植草教授と奥様の知らぬ処でロリコン魔に変身した植草一秀は多分別人なのでしょう。ジキル氏とハイドの映画が大昔ありましたよね。どちらがハイドだったか忘れましたがこれからは教授に行くところはトイレ以外全て奥様同伴にされたら彼のビョーキが出ることはないと思いますが、幾ら仲の良い夫婦でも四六時中一緒と言う訳にも行かないでしょうし、今度の事件で奥様も目が醒めたでしょうし二度あることは三度と言いますから現在の医学では完治は先ず困難でしょう。財産がなくならない内に慰謝料を貰って別れられた方が良いと思いますよ。何せ今回の事件は単に魔が差したと謂うようなものではなく、右手に鞄を左手に傘を持った儘傘を手首に引っ掛けて左手を自由にしておいて女子高生のスカートの中に手を差し入れお尻を触ったそうであり、女子高生の叫びで周囲の人の目線が彼に集中したときにはちゃんと傘を持っていたそうですからタチが悪く明らかに計画的ですよね。蒲田署員には傘を持っているのにそんなことができる訳がないと白を切り、女子高生に手首の傘の事実を指摘されてから慌てて”酔っていて憶えていない“と豹変したそうですから完全な確信犯ですよね。ビョーキだと信じた私が間違っていたのかも知れません。(;;)
日本も貴重な経済アナリストをこんなことで失うのは残念ですね。彼は手鏡事件以前はハンカチ王子のような清潔感溢れる素敵な男性だったのですが…(;;)
女子ゴルフ東海クラシックは横峯さくら選手、未だ全英の疲れが取れず優勝した福島選手に10打差も放されて16位タイと低迷しました。来週は確か昨年優勝した宮城TV杯ですから是非連覇して欲しいですね。(^^)

皇太子のせいで“イタセンパラ”が絶滅!


ロシアと謂う國の連中は本当に悪い奴ですね。警備艇を日本領海まで先回りして降ろしたモーターボートで待ち伏せし警備艇とで挟み撃ちした上、警告もせずに発砲し日本漁船員を殺害した上漁船員全員を口封じのために拉致しました。彼等は日本漁船が警備艇に体当たりしてきたとか警告したが逃げたから発砲したとか無茶苦茶な強弁をして居ますが、目撃した仲間の船の乗組員はロシアの発表を否定し、待ち伏せされてのものであり予め標的として狙いを付けられた上でやられたと証言しています。今となっては操業中の場所がどちらの領海内であったか水掛け論ですが、多寡が蟹を巡って人間の闇討ちとは尋常ではありません、血の通った人間のすることではなく余りにも惨い遣り口ですね。おまけにロシアの外務省は彼等の勇み足を謝罪する処か、ソ連領海内に侵入した日本船に非があると開き直りましたから盗人猛々しいとはこのことです。日本の外務省等は聞きとり難い蚊細い声で細々と抗議をしていますが、若しこれが逆にロシアの船員が撃ち殺されたならどんな反響を起こしていたでしょうね。問答無用の圧倒的な脅しと恫喝で北海道位毟り取られていたに違いありませんよね。
彼等は古くは第二次世界大戦終戦時に俄に参戦してきては、多くの日本兵を日本に返すと騙して極寒零下40度のシベリアへ拉致して重労働をさせ、数百万人の日本人を飢えと寒さから死亡させた上に謝罪の一つもせず、更には北方領土迄も取り上げてしまったことは誰もが知る事実ですが、日本政府は未だ相手の牽強付会に手も足も出ない状態であり、こんなことなら北方2島でも返還で手を打っていれば良かったと臍をかんでも後の祭りです。中国韓国からは敵視され今度はロシアまでもジャップ叩きに加わりましたから、“出る杭は打たれる”であり、普段から如何に我が国が諸外国から睨まれているかが良く分かりますね。彼等はど厚かましくも日本領海内で獲った蟹を堂々と釧路の市場に売りに来るそうですから我慢なりませんよね。蟹を食べなくても誰も死ぬ訳でないからロシアからの蟹は一切買わないで追い返せ!
今回の事件で今や北方領土返還どころではなくなりました。何時も思うのですが、これまで各国との対話において日本人がどんな問題についても悪者にされてしまうのは、政府高官がアホな連中ばかりで弱腰と貧ボキャのために相手国の詭弁に対する切り返しの答弁が全くできず相手国の言い成りになる無様さに原因するものと思います。“人の命を何だと思っているのか!問答無用だ!ボートの乗員を全員引き渡せ!日本で裁判に掛けて全員銃殺刑に処するぞ!位のハッタリが噛ませないのでしょうか。と言っても世襲の卑弱いボンボン政治家ばかりでは仕方ないか!選んだ俺達が悪いのよ(>_<)
あの悪名高い武富士の創業者武井保雄氏がお盆前の10日76歳で亡くなりました。この人04年に電話盗聴事件で懲役3年(執行猶予付き)の罪に問われたことで有名ですが、戦後闇屋からの成り上がりの元ヤクザであり、過去に窃盗に傷害更には強姦未遂まで前科10犯の強者(つわもの)であったことは余り知られていないようです。彼の金融業のスタートは誰もが見向きもしなかった団地に住むサラリーマンの主婦を相手に小口の生活費の貸与から始まりましたが、彼の商法は誰に学んだものでもなく全くの自己流であり、申し込んだ相手の生活態度から性格を読み取り融資を決断したそうですが、そのポイントはベランダに干される洗濯物の時間から郵便物の取り込み状況や、更には室内の状況やトイレを借りて掃除の有無を確かめることで融資を決断されたそうです。つまり性格的に几帳面な人には貸し、だらしない人は相手にしなかったのが彼の貸金哲学の身上であり見事に成功したものです。こうして築いた巨億の富も、05年には長男の俊樹氏にオランダの法人を通じて生前贈与した武富士の株の贈与税1600億円課税決定を巡って現在国税当局と係争中であり、この世に多くの煩悩を残しての旅立ちとなりましたから無念やるかたなしでありましょうが、これまでの悪業の数々からして到底“後生菩提”とは行かぬのではないでしょうか。
昨年米経済誌“フォーブス”で日本の富豪40人の中に武井氏が第三位で選ばれその資産は52億ドルとか、邦貨に換算してざっと6000億円にもなりますが、1円すらあの世へ持って行けるでなし、贈与税ばかりか今度は相続税まで伸(の)し掛かってきますから武井一族は大黒柱を失って“前虎後狼”となりましたね。須く持たざるべきものはお金ですよね。武井氏は死の直前に至って人が神に生かされているに過ぎぬ無力な存在であることを知り、歎異抄に記されたる“善人なおもて、往生をとぐ、いわんや、悪人をや”の言葉に縋って逝かれたのではないでしょうか。“朝盈夕虚”であります。合掌
國の天然記念物“イタセンパラ”が淀川で絶滅したそうです。(;;)01年に8000匹も確認できたのが今年は0匹になったそうな(;;) このタナゴの一種は淀川のワンドに棲息していますが、これまで外来魚に食べられぬようにと国土交通省河川環境科ではワンドと本流の境界の水位を調節して大型ブラックバスなどが入れないようにしていましたが、昨年皇太子が全国“みどりの愛護”の集いに来られた際に淀川を船で渡るプランが採用され、航路の一部となった水深の浅いところを深くするために単細胞にも下流淀川大堰の放流を止めて水位を上げましたが、どうやらそのせいでワンドと本流の境界の水位も自動的に高くなってブラックバスなどが大量にワンドに入り込み孵化したばかりの赤ちゃん共々イタセンパラを全滅させたものと思われます。河川環境科は水位操作とイタセンパラの全滅との関係は分からないと惚(とぼ)けていますが、ワンドにブラックバスがうじゃうじゃ居たそうですからイタセンパラの絶滅と無関係の筈がありません。何も知らされなかった皇太子もとんだ罪なことをしたものですね。“みどりの愛護”は自然保護が目的ではないのですか。浅いところがあったのなら遠回りするかその箇所だけ浚渫すれば済むことではなかったのか!
役人のすることは何時もながら尻が抜けていて腹立たしいですね。来年からはワンドの外来魚を一網打尽にした上で水族館からイタセンパラやホンモロコの稚魚を貰ってきて放流しワンドと本流の間に網を張ってでも外来魚から隔離し日本の淡水魚の生態系を護ったらどうや!
壁画事件で謝罪させられることになった河合隼雄先生は事件が自己の生存に関わる重大なショックであったものでしょう、先週自宅で倒れられました。恐らく事件の責任感によるストレスが原因と思われます。役人達はカビなどあろうがなかろうが無関心ですから何が起ころうとも“蛙の面に小便”でありストレスなど捜しても出てこないでしょうが、先生には自己に対する高い矜恃が災いしての発病と考えました。衷心より早いご回復をお祈りしたいと思います。
今日の女子ゴルフキャタピラー三菱は高校野球決勝戦が延長戦のため放映中止となりました。どうせさくら選手は昨日まで14位でしたし全英の疲れも取れて居ずトップテンは難しいでしょうから見なかった方が良かったかも…
高校野球は明日再試合となりますが、3連投早実の斉藤投手は20数年前愛知東邦高校の坂本投手(通称バンビちゃん)を思わすルックスの良さは抜群であり一躍女子高生のアイドルとなりました。そしてアイドルは涙と共に去って行くことで人気を高めますから三沢高校の太田投手(懐かしいなあ)同様、早実は恐らく明日勝てないのではないでしょうか。試合終了と同時に入院中の王監督の容態が悪化したりして…(;;)

銀ヤンマは幼い頃の宝物


馬齢を重ねると月日の経過が早く感じられるようで困っていますが今年早くもお盆を迎えてしまいました。この間までの日照不足が嘘のようにカンカン照りの毎日が続き庭の水遣りで水道代が嵩みます。(;;)
最近は殆ど見掛けることがなくなりましたが、先週の水曜日の早朝うちの庭でトンボの王様である銀ヤンマを捉まえましたが、60年も前の幼い頃の感動が甦り身体が震えました。年寄りに捉まる位ですから産卵も終えて居て弱っていたらしくて間もなく死んでしまいましたが、私の幼少時代はどんな宝物より大切だった雌の銀ヤンマだったのです。このトンボは雄に比べて個体数が少なく恐らく20匹に1匹も居ないと思われ昼間は雄の尻尾に頚を挟まれてアベックで飛んでいるときしか捉まえるチャンスがないのでした。そして捉まえると直ぐに糸で羽根の根元を十字に縛って竹の棒の先に1m位の糸を付けて飛ばしてやると今なら想像もつかぬことですが当時は田圃の上を舞って蚊を食べている雄が近づいてきて雌にしがみつくため子供にでも容易に雄の銀ヤンマが捉まえられるのでした。(^^)恐らく三木街道周辺の溜池で孵化し、数十キロを飛行してきたものと思われます。今年は是非おたまじゃくしが孵り、銀ヤンマが産卵できるような池を庭に作る予定ですが、肝心の施主である孫達が塾だ宿題だと忙しくやむなく私と愚娘とで仕上げることになりそうです。(;;)

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トンボの止まっている葦簀は、先月の22日に孵化したコオロギ500匹(水槽4槽)と虫籠に入ったキリギリスの日除け覆いです。
先日孫達が自然学習体験とか神出あたりに行って幾つかの小さな魚やエビなどを持って帰ってきましたが、飼育方法も知らず仕方なくうちの事務所で飼っている豊年エビ(ミジンコのような子えび)やメダカの赤ちゃんなどと混棲させましたが、同居することになった3cm位のヨシノボリ(はぜ科の淡水魚)の成魚が生憎肉食のため、金魚の餌などは食べては呉れず豊年エビやメダカの赤ちゃんをすっかり食べ尽くしてしまいました。(;;)食べられたものは仕方なく諦めましたが、そうなると今度はこいつを餓死させる訳にもゆかず餌の調達に困り、最近の金魚屋さんではミジンコやイトミミズなど置いて居ないため、ない知恵を絞った挙げ句、畑にうじゃうじゃ居るヤブ蚊の子供である孑孑(ぼうふら)をそこいらの水溜まりから掬ってきて与えたら普段は石の下で寝ている横着者(栄養失調?)のヨシノボリが飛び出してきて踊り廻ってアッという間に食べ尽くしてしまいケロリとしています。然し孑孑(ぼうふら)もそうそうは居ず、現在やむなく孑孑を育てるためそこらここらの草の繁みに水を張った容器などで蚊の産卵を待っている状態ですが、生憎孑孑は綺麗な水には産卵してくれず泥混じりの水が好きで、おまけに孑孑を掬おうとすると泥の中に隠れるため泥ごと水槽に入れることになり、そうなると水槽をしょっちゅう清掃せねばならず何か良き方法はないのか?とネットで調べたらナント!冷凍赤虫なるものの通販があったので少し高かった(クール宅急便の運賃の方が)けど送ってもらって毎朝森永のキャラメル位の大きさのものを解凍して与えていますが、生きた赤虫のように水槽を舞い降りるのでヨシノボリだけでなく他の雑魚達もお相伴してご機嫌です。(;;)
日本製紙と並んで2強となっている王子製紙が更なる上位を目指して第3極の北越製紙に対し法外な高値で敵対的TOBを仕掛けて居ますが北越には三菱商事が援護に回り、更には日本製紙が味方について呉れて防戦買いに出ましたから王子製紙の野望は難関に突入しています。王子の目的は子会社化しておいて生産性の高い新潟工場のみを残し他の2つの工場は閉鎖して従業員はリストラ対象の予定だとか…(>_<)
ご存じの方は少ないと思いますが、王子製紙は戦後財閥解体で分割されましたが戦前はメチャメチャ大きな会社であり各地に沢山の山林を有し、今では考えられないことですが本社から社員が出張してくると村長さん宅で山海の珍味でもてなしを受け、夜には村一番の娘が夜伽に出されて居たことで有名であり、政府本省の御役人の地方出張と少しも代わらぬ待遇だったそうですから、さぞ本社の社員は出張の順番を待ち焦がれたでしょうね。
民俗学者柳田國男が農商務省の役人として全国津々浦々を巡り職権を利用して多くの民話を蒐集されたことは余りにも有名ですが、戦前は田舎の村落に政府の御役人が来ることは天皇陛下が来られたにも等しく、その余禄は計り知れませんが、柳田國男同様王子製紙の本社社員も同様の待遇を受けていたのが戦後の財閥解体でそんな特権も奪われてから60年虎視眈々と復権を狙ってこの会社の当時への怨念は今だ凄まじいものであり、最早時代が変わりましたから村娘の夜伽など夢物語になりましたが、日本製紙の合併で危機感を募らせた王子はシェアの接近に“多寡が下郎の分際で頭が高い”と腹癒せに北越が狙い撃ちしたものでありましょう。
然し西欧等狩猟民族と違い農耕民族の日本人には敵対的TOBは馴染みません。日本人ならあくまで話し合いによる対話を通じたM&Aであらねばならぬのを何を西欧気触れ(かぶれ)したのか王子の手法は昔の驕りを引き摺ってのものでありましたが、私はこの事件で最低180億円もの損失を蒙ることになった北越製紙に勝たしてやりたいと思いますがきっと皆様も私と同じ判官贔屓であろうと思います。
今回の事件で王子はイメージをメチャ悪くしましたからひょっとしたら、下剋上の昨今ですから業界1位の座もそのうち日本製紙グループに明け渡すことになるかも知れませんね。王子さん昔のお殿様も今は誰もが平民なのを忘れてはダメですよ。“驕れる平家は久しからず”の格言が思い出されますよね。(^^)
河合隼雄長官が明日香村で壁画をどうしてくれるのかと地元の人達に詰め寄られて、一言の返答すらできず謝罪されたそうですね。この方本職は哲学者であって心理学者ですから人の心を読むのは巧みであった筈が部下の心だけ読めなかったようですが、それもその筈文化庁長官など名誉職の最たるものであり、上がって来る書類はどれもチンプンカンプンですがめくら判でも押してしまえば責任逃れはできず、長官も“儂も幹部達も実は壁画のことは良く分からんのじゃ”と言いたかった処でしょうが、そこまでは矜恃が赦さず自らの給与返納などで事態の収拾を謀って居られますが、給与を返せば壁画が復元されるものでもなく、所詮文化庁が現場を見ずに机上の空論を振り翳した似非学者擬きの寄せ集めであったに過ぎなかったことが露呈されました。毒説の河合先生、いつもの河合節でそこの処を一切合切暴露して辞職されたら如何でしょうか。こんなつまらない魑魅魍魎の世界にいては天下の河合隼雄の名が泣きますよ。先生に文化庁長官の称号は凡そ不似合いであり、勲章に阿る先生とも思えませんから、この際、野に下って世の権力者に対しペンと言葉で刃向われるのが先生の真骨頂ではないのでしょうか。
瑛梨香ちゃん事件と謂い、この壁画事件と謂いお役所ってどうしてこんなに無責任なんでしょうね。嘗て中国が共産主義(今も?)の時代に、働いても働かなくても給与が同じのために、お店の店員が客が来ても全く働かず、やむなく現体制に進路変更した経緯がありましたが、日本の役所もひょっとしたら昔の中国と一緒なの?
今週は毎夏恒例のNEC軽井沢72レディースです。横峯さくら選手全英オープン疲れの処を主催者の強い要請に負けて仕方なく出場しましたが、体調不良で最下位と屈辱の結果となりました。私は怒っています!全英にも行かず国内で連勝しで賞金1億円も稼いだ大山志保はさくらちゃんの顔がまともに見られるのか!(>_<)

舛岡の(ます)は何処から?


池作りの畑の端に先月植えたトマトの幹がすくすくと順調に育っていましたが10日ほど前から葉っぱが巻いて茶色くなり成長が止まりました、おかしいなあと思っていたら一昨日ニュースで長雨と日照不足で大きくなったトマトの実が色付く前に落果するために兵庫県のトマト生産業者が歎いていると報道され合点が行きました。トマトは古来“照り草”と呼ばれ水を遣らなくても良い見本のように謂われて来ましたからこの長雨はトマトの生育に致命的でありうちのトマトも天候の犠牲になったものと分かりホットしました。葉っぱは見るも無惨な状態ですが、実が子供の拳くらいに成長していますので此からの日照如何で葉っぱが恢復すれば収穫の可能性があり、孫の期待を裏切らないように祈って居ります。(^^)

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ハリポタの翻訳者が3年間に35億円の申告納税漏れとは驚きましたね。先週水曜日の新聞記事ですが翻訳者は01年からスイスに住民票を移しあちらで納税していたそうですから強(あなが)ち脱税ではなく二国間の税率の差を考えての節税工作かと考えられますが、翻訳料を支払っているのは自分の経営する出版社であり、支払時には原稿料や講演料などと同じく源泉徴収がなされて居り、通常は10%ですが非居住者であるために20%天引きされています。日本の所得税の最高税率は37%ですから35億円は天引き納税の20%を控除した17%相当額に該当し、逆算すればこの翻訳者の3年間の所得金額は200億円を超えることになりますが、如何にハリポタが売れたとは謂え200億円の翻訳料は凄いですよね。この出版社が取得した翻訳出版権の金額だって少なくないでしょうし紙代や装幀代も馬鹿にならないし、一体我が国でのハリポタの売上は幾らあったのでしょう。東京国税局は住民票は兎も角日本を生活の本拠としているから実質課税の原則に則り、譬えスイスで永住権を獲得(税金を沢山払ったから手に入った?)したからと言って非居住者扱いはできないと主張していますが、スイスだって税金が欲しいのに違いなく両方から税金を取られては翻訳者も堪ったものではありませんから、国同士の争いに委ねることになりそうですが、内弁慶で評判の日本の国税局のことだし20%は貰っていることだから、きっとスイスに粘り負けすることでしょう。(;;)2005年の追徴税額のことは新聞に何も記載がありませんでしたから、どうやら05年は翻訳者に居住者扱いを納得(本年立法化しました)させて10%の源泉所得税にして申告を日本でさせたように思われます。
税金逃れと謂えば郵政民営化総務大臣竹中平蔵が90年代に毎年年末になるとアメリカに住民票を移しお正月が済んでから日本に転入する手口で1月1日現在の住所地に課税すると定めた欠陥地方税法の盲点を突いて毎年住民税を免れていたことが発覚し、国会で追及され窮地に陥ったことがありましたよね。そのことと比較すればハリポタの翻訳者の節税など可愛いものではありませんか。でも本当に国内で税金が取られるとなれば住民税(13%)と個人事業税(5%)で更に36億円追徴されますし、加算税や延滞税も少なくありませんから、スイスから税金を返して貰わないと到底払えない税金でありこの翻訳者の方本当に大変でしょうね。小賢しいことをしないで、一昨年投信の運用で会社から100億円給与を貰い税金NO1になった清原さんのように翻訳料を給与で貰って5億円給与所得控除を享受していた方が賢明だったでしょうね。
先週の裁判で元東芝の社員現東北大学電気通信研究所舛岡富士雄教授がフラッシュメモリーの特許を巡って500万円の報奨金が不服として11億円の支払いを要求し結局8700万円で和解が成立しました。
今から3年位前でしたか青色ダイオード日亜化学VS中村修二氏の地裁600億円判決を思い出しますよね。彼は結局高裁で6億円に値切られ上告を断念しましたが、私は常々思うのですが彼等は企業に働く者として一番大切なことを忘れているのではないかと思っています。何故なら会社に禄を食(は)む者は売上歩合の者を除き全て時給乃至月給の固定給であり、社内の功績などに対しては賞与などで報いられるものであり、会社が調達した材料や機器類を使用して新発明に至っても譬え発明が個人の智恵を発想の原点としたものであったとしても同僚の助力も得たことであろうし、如何ような事情が存しようとも全ては会社に帰属するものと考えます。会社は何のために給与を払っているのですか。若しも何の発明もできなかった者はそれまでに貰った給与賞与の全額を会社に返還して解雇される約定でもあれば別ですが、現在の企業は月給泥棒のような奴にでも取り敢えず定年まで働く権利を与えていますから、逆に言えばどんな功労発明があってもそれは全て給与賞与に含められているものであり、もし訴訟を起こすなら儂の賞与は少なすぎると申し立てるべきですが、それでは幾ら何でも判事が納得しませんから特許権の利益をよこせなどと筋違いな戯(たわ)けたことほざいているのです。年に250日しか働かない者に365日分の高い給与を払ってまで自分を育ててくれた会社に対し叛旗を翻すような奴は人間の風上にも置けませんよね。その点島津製作所の田中さんは自らの分(ぶん)を心得て居られて偉いですよね。舛岡富士雄も中村修二も田中さんの爪の垢でも有難く頂いて煎じて呑めば己の過ちに気付き、居た堪れない悔恨に苛まれることになるのではないでしょうか。所詮人間の教養と品性が違うから無理ヤロ!
話は変わりますが舛岡の姓は誰も無意識に“ますおか”と読みますよね、処がこの舛の字は漢検準一級の配当漢字なのですが何処にも“ます”の読みの記載がなく音読みは“セン”であり訓読みは“そむく”“あやまる”“いりまじる”なのです。一体“ます”は何処から来たのか調べてみたのですが私の貧弱な語彙では正解するに至らず僅かに“桝(ます)”が枡の俗字であると書いてある処からどうやら桝の木偏が忘れられて“ます”と読まれるに至った如くでありますが釈然としません。パソコンのATOKUでは“ます”で出ますが辞書では先ず無理で若しご存じの方は是非お教え頂きたいと思います。<(_ _)>
毎週木曜発売の週刊新潮と週刊文春の広告が何時も各新聞朝刊に並んで掲げられますよね。先週の広告で記事の内容を見ていたら両紙共に欽ちゃん野球チームの不祥事を取り上げていましたが、面白いことに新潮の方は“極楽とんぼの相方が援交少女だった”と書き、文春は“17歳少女怒りの告発”と極楽とんぼ以外にも加害者が居たようにまるで正反対の記事になっている如くでした。雑誌は読んでいないので詳細は不明ですが、どうやら真相は援交に纏わるお金の多寡で揉めたようでどっちもどっちの良い勝負ですが、譬え人気タレントとは謂え未成年者買春は明らかに犯罪であり、タレントの知名度を利用した非行は許せない行為です。又少女の方もタレントの人気と謂うアキレス腱を利用して金にしようとしたものでしょう。この頃の子供は怖いですね。欽ちゃんもこんな程度の低い連中と野球などしないでもう少しマシな奴を集められんのか!
全英オープンを来週に控えフランスエビアンマスターズでの横峯選手は最終日1番2番ダボダボとビギナー並みの出だしでどうなるのかと気遣いましたが、9番のイーグルなどで踏ん張ってライバル宮里藍選手を抑えて通算イーブンパー日本勢トップの28位はまずまずでした。(^^)

地裁が泣いた。裁かれるべきは行政


暑い暑いと言っていたら先週は日曜日から肌寒い雨の日ばかりで、コオロギのお家もカビだらけとなりお陰でコオロギ達もご機嫌斜めです。おまけに向こうの通りのガス工事が終わったと思ったら一軒向こうのマンションのリフォームで終日“ガガガガ”とコンクリートに穴を開ける騒音に悩まされ、体調までおかしくなってしまいました。(;;)
一昨日金曜日の午後仕事で神戸まで出掛ける用があり、天気予報が雨だったのが上天気になり雨傘が日傘になってしまいましたが、駅に着く途中灌木の繁みで今年初めてのクマゼミの大合唱に遭遇しました。考えて見ればこの蝉は油蝉なんかと違って午前中しか鳴かない蝉なのですが、生まれてきたものの毎日雨続きで1週間限りの命でもあり、午後だから鳴くのを止めておこうなんて考えている余裕が到底なくて種族保存の本能から午後の斉唱となったものとのと思われます。天晴れ健気なものではないですか!
日本の若者も少子化我が国の将来を憂いてクマゼミに見習い、選り好み(自分の顔を見ろ!)せずにさっさと相手を見付けて夜とは言わずに子供作りに精を出したらどうだ!そして政府は堕胎処罰を立法化せよ!

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愈(いよいよ)夏休みの宿題であり課題でもある池作りに励むことになり、2年生孫娘が庭の畠の穴掘り作業に取り掛かっています。畳一畳位の池にする予定なのでまだまだ掘らねばなりませんが、池作りも世の中と同様一筋縄では行かず、大きなコンクリートの殻などが出てきたりと試練にぶつかり兄妹して頑張っているようです。(^^)今朝も早くから頑張っていましたが雨が降ってきて頓挫しています。(;;)
昭和天皇が崩御の直前までA級戦犯合祀に反対だったことが記された富田宮内庁長官(浅間山荘事件当時の警察庁長官)の書き残された天皇との会話メモが発見され、A級戦犯合祀に天皇が強い不快感を抱かれ “だからあれ(合祀)以来参拝していないそれが私の心だ” と陛下ご自身の強い意思が露わにされていたことは衝撃的でしたね。
我々国民が貴重な富田メモの公表により海よりも深く山よりも高い人民を想う陛下の御心に接することができたことは誠に感慨深いものでありました。
究極の公人であるためご自分の意見を表現されることなく、国技館でも贔屓力士の名も言えず、好きな食べ物すら明かせなかった生活は我々市井人には到底堪えられないものでありますが、厚生省が愚かにも遺族会の無理押しに屈してA級戦犯の合祀を認めた際にも、陛下の意向を踏まえて靖国神社の筑波宮司が在職中は合祀を取り止められていましたが、次の宮司に選ばれ能天気にもA級戦犯を合祀することに決めた松平永芳に対し天皇は“松平(元宮内大臣松平慶民)の子である今の宮司が何を考えているのか、松平は平和への強い考えがあったのに一体どう考えたのか、親の心子知らずと余は思っている”と松平宮司を強烈に批難された下(くだ)りは圧巻であり、陛下の心情が吐露されています。又中国の批判を受けて靖国参拝を中止した中曽根総理に対し“靖国への処置は極めて適切であった、よくやったと伝えなさい”と言われ富田氏に首相官邸へ電話を入れさせたことからも昭和天皇のA級戦犯は日本を戦争に駆り立てた犯罪者だとの揺るぎない信念の持ち主であったことが分かります。真のA級戦犯が誰と誰であったか今となっては霧の中でありますが、少なくとも靖国神社は“天皇陛下万歳”と叫んで敵地で散っていった若者の命を讃えるために顕彰されるべき場所であると陛下は考えて居られたことでありましょう。戦後靖国神社が宗教法人となって異なった歴史観を持つものになったと思われますが、今回の富田メモは海外メディアにも喧伝され最早総理大臣が参拝不可能になったと考えるべきではないでしょうか。それでも小泉さんは来月15日お参りする勇気あるの?ヤケクソでお参りしたりして…(;;)
仕事を辞めてまで懸命に認知症の母親の介護に尽くしたが、介護と両立する仕事が見付からなかったばかりに生活苦からやむなく認知症の母親を殺し、自らも死を諮ったが果たさず、承諾殺人の罪に問われていた54歳の男性に対する判決が一昨日21日京都地裁であり、東尾裁判長は“福祉事務所で生活保護の相談に乗って貰えなかった被告の絶望感は言葉で言い尽くせなかったと推察される”と異例の言葉を述べ被告に対し懲役2年6ケ月執行猶予3年を申し渡しました。何事にも介護保険を申請しろと突っぱねて動じない行政窓口が事件の発端であることを痛烈に批判した上でのものでありますが、介護保険の適用には10%の自己負担が必要であることを知ってのこのお上(かみ)の対応が、余りにも物事を杓子定規に捉えて情がなく哀れな市民を助けようとする姿勢がてんで窺えないことに裁判長が憤りを覚えたものと思われます。
恐らく福祉事務所の窓口担当者もこの事件の証人として喚問されたでありましょうが、彼の口からは市の条例を読み上げるだけで人間としての情のある言葉が一切聞かれなかったことが、東尾裁判長の苛立ちを掻き立てたに相違ありません。裁判長はこの事件の真の犯人は福祉事務所の窓口担当者であり現在の刑事訴訟法では人の倫(みち)に外れた消極的な行為に対してまで踏み込んで罰することは出来ないために上記の如き発言となったものと考えました。
首吊りの足を引っ張るなんて酷い奴(案外女だったりして…)も居るものですね。裁判長もできることなら個人名を挙げて糾弾したかったでしょうが個人情報その他諸般の事情によりそれもできなかったことが無念であったでしょう。(>_<)
数年前死を決意して東尋坊を訪れた中年の男女が、自殺を思い留まるよう巡視の警官から説得され、やり直そうと三国町役場を訪れましたが、係員からつれない対応をされ傘も貸して貰えなかったことに絶望し、故郷に戻る途中首を吊って心中された事件がありましたね。広告の紙の裏に記された遺書から警官の温情に対する礼と同時に町役場の心ない仕打ちに対する無念が記されていた事件がありましたが、同じ公務員でもどうしてこうも違うのか不思議ですが、因果は巡ると謂いますから、きっとその内に人を思い遣る心を持たなかった彼等自身が同じ運命に襲われることになることでしょう(^^)。そうでないと世の中不公平ですものね。
フィランソロピーLPGAレディースは横峯さくら選手ショートアイアンにいつもの切れが見られず、無念にも韓国の“太っちょブス”に優勝を攫われ3位タイは無念でした。(;;)来月3日の全英オープンはお祭りだから一所懸命にならずほどほどに予選墜ちして無事元気で帰ってきて下さいね。待っていますヨ(^^)

処方箋料の謎


酷暑と謂う言葉は少しオーバーな手紙の書き出し季語かと思っていたら、最近は本当に毎年やってくるようになりましたから参っています。未だ梅雨も済んでないのに連日のこの暑さは地球温暖化を暗示するものでしょう。今日は夕方から久し振りの雨なので熱帯夜から解放されて熟睡できそうです(^^)
海の記念日とか何時からかこんな祝日が出来て久しいのですが、お陰で明日まで3日間3連休となりました。仕事も繁忙期を外れたことだし、ボケ防止の漢字の勉強以外特にすることとてないので畠の手入れや、兼ねてから孫達が楽しみにしていた小さい池作りの穴掘りに取り掛かろうかと思っていましたが余りの暑さにゲンナリし早朝だけの植え替え作業で終え、少し先送りにすることにしました。夢は池にトンボが飛んできて卵を産んでいったり、ミズスマシや蛙が居たりとミニ里山の箱庭を目指していますが、果たして上手く行くことやら、蛙も触(さわ)れない孫達の夢でなく、案外爺ちゃんの夢なのかも知れませんね(^^)

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うちの扶養家族であるコオロギ達の主食はレタスなのですが、最近のレタスは農薬がきつくてコオロギ達が次々と死んでゆくので自衛上自家製のレタスを種から栽培し、毎朝レタスの株から直接葉を千切ってコオロギに与えるようになってからすっかり元気になりました。人間もスーパーのレタスなど平気で食べていますが、コオロギが死ぬ位だから人も10年程寿命を短くしているのかも知れませんよ。無農薬とか減農薬とかのレタスもある時期売っているのですが、夏場は虫が多いせいか販売されません。うちの蒔いた種は何故か丸くなるレタスでなく焼肉用のレタスのようですが、コオロギは美味しく食べてくれて居ます。(^^)孫達も喜んでお相伴していますよ(^^)
最近ジェネリック薬品とか銘打って特許の切れた同品質の薬品を格安で提供する中小メーカーが続出し、これら後発薬品の宣伝がとみに多くなりTVコマーシャルでは高橋英樹あたりまで駆り出されていますから、武田薬品などの大手もジェネリック如きとウカウカできなくなってきました。
私も大手製薬会社の儲けすぎには常々苦々しく思っておりましたから効能が同じなら廉い方が良いに決まっていますし、偶々掛かり付けのI先生の受付にジェネリックご希望の方はお申し出下さいと張り紙がしてあったので、早速先生に申し出たら就寝前に服用する睡眠剤ハルシオンと安定剤デパスにジェネリックが出ていると教えられその場ですぐに処方して頂いたのですが、調剤薬局へ処方箋を持って行ってからが大変で薬局ではあの手この手と“商品を置いてないとか、取り寄せるのに手間が掛かるとか”何とか断ろうとしましたが私がガンとして聞かないので仕方なく最期に言った言葉が“薬を変えても岡本さんの場合10円しか廉くなりませんよ”の捨て台詞には流石の私も頭に来て、薬の価格表を見せろと詰め寄ったら、“見せられない決まりですとか何とか言ってシドロモドロなので客が買う商品の単価を聞いて何処が悪いのか!と一喝すると渋々見せてくれたのでコピーしてくれと言ったら、又一騒ぎあり結局私の処方された薬の他は塗りつぶした新旧価格表を貰いました、デパスは9円がゼネリックの場合6円40銭とそれ程でもありませんでしたがナント!ハルシオンは1粒17円40銭が7円40銭と10円も安く、一度に3週間分貰いますから10円しか廉くならんのは腑に落ちずめげずにしぶとく食い下がると、”岡本さんは2割負担なので…“とか抵抗しましたが数字のことなら商売柄お手のものであり暗算で手早く反論するとやむなくジェネリックは処方料が高くなることを白状しました。調剤薬局も処方箋料が多くなるなら当然ジェネリックを積極的に勧めそうなものですが、それがそうでないのは橋梁談合事件のバックリベート同様大手製薬の薬品は背後に多額なバックマージンが流れていて、大勢(たいせい)がジェネリック潰しに動いていることを予感しました。どの業界も消費者不在の足の引っ張り合いばかりで厭ですね。
今ではリベートは裏の話であって薬価差額は昔と違って表向きは薄口銭であり調剤薬局は処方箋料という美名の許に薬袋へ薬を入れるだけの作業で暴利を貪っていますが、処方箋料がどうして高いのかその理由は、昔、お薬は専門の薬剤師が異なる粉薬をミリグラム単位を度量衡で量って調合し1回毎の分量に指先を器用に使って薬包紙(やくほうし)という薄い紙に包む作業時間から割り出されていましたから、40年くらい前に分包機が発明されるまでは手間暇が掛かって処方箋料もそれなりに値打ちがあったのでしょうが、今や薬はカプセルや錠剤に定型化され薬局のする仕事は、医師の処方箋に書かれた薬と同じ名前のものを薬品棚から探し出して数合わせして袋に入れるだけの仕事になりましたから日本語さえ読めれば薬剤師でなくても誰にでも充分に勤まる仕事になっていますが、料金だけは厚生省との癒着により昔のテクニック代がその儘踏襲されていることが彼等の旨味となっているようです。
よく似た商売に眼鏡屋さんがありますよね、眼鏡の利益率は通常の計算上80%位ありボロもうけの見本のようなものですが、実際にはレンズの球を加工中に割ってしまう確率がとても高く実際の利益率は熟練した職人でも50%がやっとでした。処がこの世界も数十年前に精巧な球摺機が出来たために素人でも球を割ることがなく利益率だけ80%が確保されたために何処も兼業で営んでいた時計屋を廃業し専業眼鏡屋ばかりとなり時計など郊外のホームセンターにでも行かぬと手に入らなくなったことは皆様ご承知の通りです。
然し眼鏡は自由競争ですし、値引き競争となり一時より少しは廉くなりましたが、先週眼鏡の三城の社長が30億円の脱税とか新聞を賑わせていましたからまだまだ美味しい世界なのでしょうね。それに引換え処方箋料は厚生労働省のお決めになることで今だ彼等の手厚い保護の許に置かれていますから庶民は堪りませんよね。
然し今年4月からこれまで病院だけであった診療費の内訳が一般の開業医や調剤薬局にも公表するように改められたために中に記載されてある医学管理料とは何だ!とか薬学管理料は?とか巷では物議を醸していますが、特に調剤薬局の調剤技術料と薬学管理料が一段と目を牽きますね。先週貰った眼科のお薬の内訳を見るとお薬代が230円で処方箋料に該当する調剤技術料と薬剤管理料が1160円でしたから、ナント!代金の83%が調剤薬局の儲けとなっているのでした。エール調剤薬局、巫山戯(ふざけ)るな!
以上のような訳で、皆様の中で定期的にお薬を処方されて居る方は、先生に言って出来るだけ長い期間のお薬を処方して頂くとトクになりますね。3日で治る風邪などはダメですが血圧心臓など生活習慣病の場合現在の法律では3週間4週間分も出して頂けますから調剤薬局の処方箋料がとても助かります。勿論先生ところへは毎週診察に行かれても薬だけは纏めて処方して貰ってくださいね。薬局と違って先生の方は薬を一つ処方するのも10種類処方するのも幾らも変わらないので収入への影響は少ないのですが、調剤薬局からはその都度高い処方料が毟(むし)られますから出来るだけ薬局のドアを開ける回数を減らす努力が必要です。
現在は世論が動いて少し宛改善されているようですが、医者の薬の過剰投与を防ぐために医薬分業となって当初調剤薬局が認可された頃は、私も仕事で某病院の調剤薬局のコスト計算に携わったことがありますが、分業を推進する余りに薬局の利益を厚くし、従業員一人あたり一日8人の患者で充分ペイする過保護な処方箋料に驚いた記憶があります。その分患者の負担が増加したことについて当時の厚生省は何も言わず国民が騙された結果となっております。その一方で院外薬局の発足当時は法整備が未成熟であったため、垂水では駅前のT医院の調剤薬局を奥さん名義で認可され物議を醸しましたが、これでは何のための医薬分業か分からず意味がありませんよね。
以下は読売新聞が調査発表した処方箋料などのカラクリですが、結構面白いですよ。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/nedan/20060616ik12.htm
皆様も結構無駄な支出をされているのではありませんか?
特許切れと謂えば、1953年に公開された映画“ローマの休日”などの複製DVDに対し東京地裁で先週画期的な判決が下されましたよね。薬の特許など一般の時効は精々15年程度ですが、歌曲や映画などは50年もあるためにウカウカと歌の文句などブログに引用すると特許権に引っ掛かって酷い目に遭うことがありますが50年とは又永いですよね。その永い時効をアメリカに怒られて更に70年に伸ばさされたのが04年からでありましたが、小泉さんと同じようにアメリカに弱腰の文化庁は法の施行日を04年1月1日としながらも、1月1日は午前0時0分だから、つまりは03年の12月31日の午後12時だと屁理屈を垂れて53年公開作品は70年時効の対象になると牽強付会(こじつけ)ましたが、東京地裁の高部真基子裁判長は“紛らわしい表現は刑事罰をも伴う著作権法に馴染まない、利用者が理解できる立法にすべきだ”と切って捨てパラマウント社の申し立てを却下しました。法務省が同じ役所同士の文化庁に楯突くなどいい気味ですね、そりゃそうですよね、04年1月以降と法律に書いてあれば誰だって03年はセーフだと思いますよね。文化庁はアメリカの意向を受けて53年作品から70年時効に移すつもりで法律を作ったと抗弁していますが、そもそも特定の作品の著作権料を払うためにアメリカに従うなど文化庁も嘗められたものです。文化庁のお墨付きの許に訴訟に踏み切ったパラマウント社は先ずは即時抗告することになるでしょうが東京高裁も最高裁も東京地裁の高部真基子裁判長を見習って頑張って下さいね。(^^)
アメリカも50年もロイヤリティーを取ってまだ取り足らぬのか!
アメリカの著作権時効は現在95年ですから、日本も“鉄腕アトム”や“となりのトトロ”なんかで取り返してやりましょうか(^^)
今週の女子ゴルフは横峯さくらちゃん全英オープン出場前のトレーニングのために休養し、興がないのでお休みとします。(^^)
土曜日の朝刊には、何時もなら例え成績が悪くても“横峯さくら選手は18位タイでした”とか載る筈が日経も毎日も“さくら”のさの字もでないので、訝(いぶか)しく思ってスポニチを買ってきたら矢張り無視されていましたので順位表を虱潰しに見ていったら名前がなくナント欠場と分かりました!察するにどうやら主催者としては、さくら選手欠場が報道されると観客数もTVの視聴率もガタ落ちとなるため、敢えてメディアに頭を下げて記事を差し止めたものと思われます。さくら選手目当てに東名CCまでわざわざ観戦に出掛けられたファンの方々お気の毒でした。入場料を返せ!

倒産前日に賞与


梅雨が終わったのかどうか、今年は梅雨独特のシトシトと降る女性的な雨が少なく、男性的な豪快な雨ばかりで、その内知らぬ間に梅雨が明けていたと謂うことになるのではないでしょうか。湿度が高くて鬱陶しいのに最近隣の通りで道路の削(はつ)り工事がずっと続き騒音でイライラし憂鬱な1週間でありました。然し世の中厭なことばかりでなく爽やかなこともありましたよ。
昨日の土曜日は早朝から仕事で玉津に出掛けましたが、帰路路線バスに乗ったらナント“お早うございます”とウグイス色の声が掛かり運転席を見ると紛いもなく女性運転手ではありませんか。10トントラックなどで捻り鉢巻きのお姐さんはよく見掛けますが、路線バスでは初めてであり、何時も無愛想でぶっきらぼうで何を言っているのか聞き取りにくい男性運転手の言葉に慣れているためにメチャ驚きでした。この女性運転手さん絶えず乗客に対し信号で止まる注意から降車の客に対して“到着が遅れて申し訳ありません、どうかお気を付けて、行ってらっしゃいませ”等と親身な話し掛けが続き、前方から駆けてくる乗客には前の降車ドアから乗車するように声を掛けてあげたりと臨機応変の対応で、車内はほのぼのした雰囲気に包まれている内に“永いご乗車お疲れ様で御座いました。乗務員は神姫バス西神営業所の水瀬でした…”と終着の明石駅に到着し全員ほんわかムードで“有り難う”などと言って降りて行く方も多くありました。横顔を拝見すると30代半端かと思われる小柄な美形であり、最難関の大型2種免許をクリアし、女性の男性社会進出の目覚ましさを垣間見た思いでありましたが、あの10mを超す巨体を転がすだけでも大変なのにその上乗客への話し掛けや細やかな気配りなど女性ならではであり、我々の若い時分はパワステがなく男でも非力な者にはハンドル捌きが難しかったのですが今や全てパワステ車になりましたから、バス業界もこれからはどんどん女性が進出する職場になることを予感しました。男の運転手は深夜と早朝勤務だけになったりして…(;;)梅雨空の中ではありましたが、ほんに爽やかな一刻でありました(^^)
でもこの小柄な女性の力でタイヤがパンクしたときには予備タイヤを持ち上げられるのかな?とちょっぴり心配でした(;;)
今日お見せする花はご近所で今月初めから咲き始めた“梔子(くちなし)の花”の珍しい八重咲き(普通は一重咲きが多いのです)です。鼻炎が治らず絶えず詰まらせている私の鼻でもこの花の芳香には強烈に反応しますから沈丁花も敵わぬ程です。

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花期が短いのが玉に瑕ですが、葉に艶があり私の好きな花の一つです。♪くちなしの馨りが…♪と30数年前に渡哲也のヒット曲として有名になりましたから名前は誰もご存じですが花までご存じの方は少ないようです。(^^)
北海道夕張市が600億円超の赤字を抱えて赤旗を掲げ財政再建団体に指定のための申請を決めたことは耳新しい話題でありましたが、この夕張市が先月15日に前年を上回る一人平均76万円もの賞与を支給しておいて翌16日破産したとの発表をしたそうですから魂消ました。これはどう考えても詐欺ですよね。市の職員は人口14000人に対し196人と全国平均より100人もメチャ多く、市会議員も数十人いるでしょうから掠め取った賞与の総額は2億円近くに上るでしょう。我々の得意先でも赤字会社は役員賞与は疎か給与すらカットされるのが常でありますが、この夕張市は借金の利息も払えぬのに市長が163万円、助役144万円、市会議員70万円も賞与を取り込んでいたのにはぶっ魂消ました。
市の係員曰く賞与の引き下げについては6月1日までに条例の改正が必要だとか…、赤字団体の賞与支給など法律の問題以前の話ではあり人の倫(みち)の話ではありませんか、盗人猛々しいとはこのことです。急に一日で赤字や借金が降って湧いた訳でもないのに、柔軟性に欠けたこの硬直した姿勢と借金を他人事のように思っている市長以下全員の危機管理のなさにはほとほと愛想が尽きますよね。
市長と謂えば社長も同然です。赤字会社の社長や重役は賞与を取らずとも赤字の責任を株主代表訴訟で訴追され多額の追徴金で家屋敷を失うことになりますが、夕張市の市長や助役や多くの幹部職員が何の罪にも問われないのでは世の中何処か狂っていますよね。巨額赤字の大阪市が磯村前市長の責任追及もできず退職金すら取り返せない実情ですから役人の体質が何処も腐りきっていることが窺えますが、倒産一日前に賞与を盗っていたなんて並みの常識では到底考えられませんから、親方日の丸で借金の600億円はお国が何とかしてくれるやろと甘く考えているのでしょう。総務省も今回ばかりは素知らぬ顔をしてお前等が作った借金やからお前等で返したら?と嘯(うそぶ)いてやったらどうですか(>_<)
これからは自治体が借金をするときは市長を始め助役や局長辺りまで連帯保証人にさせてやればよいのです。きっと何処の自治体も借金をしないで経費節減に励むことになり一石二鳥の効果がでることでしょうね。(^^)
横田めぐみさんの夫とか名乗る数十年ぶりであった母親との対面でもニタニタと笑うばかりで涙一つ見せぬあの胡散臭い胡乱な男は、平壌での記者会見で横田めぐみさんがどうして北朝鮮に来たのか聞いたこともなく話題にもならなかったと語ったそうですが、真実彼が横田めぐみさんの夫なら二人の最大の関心事が拉致であったことは疑う余地がありませんから、彼のこれまでの証言の全てが演技と虚構に包まれたものであることがはっきりと分かりました。
安倍幹事長が総理になったら一番にこの胡乱な男と横田佐紀江さんと対面させて彼の仮面を斌(ひん)向いてやるために最大の努力を尽くして頂きたいと思いますが、先方の役者が上手(うわて)でこのお坊ちゃん総理には荷が重過ぎて無理でしょうね(;;)
先日訪問した明石のお得意先で聞いた話ですが、10年近く子なしだった弟夫婦に三つ子が生まれたとかきっと排卵誘発剤のせいだと思いますが、一度に3人ではおっ魂消ますよね。実家のお母さんからご兄弟の家族まで総動員して育児に励んで居られるそうですが、もう少し経つと戸外に出すことになりますが、自転車も乳母車も三つ子用などありませんから、外出には最低大人二人が介助に必要でありとても大変だと思います。最近は少子化の影響で各自治体からも3人目の子供に対して何かと恩典が与えられることになっていますが、介護保険のように10%負担でヘルパーさんでも派遣してくれると助かりますよね。然し明石市は県内でも貧乏な市で有名ですから大したことは期待できないでしょう。(^^)
先日新聞に載っていましたがダンボール最大手のレンゴーが従業員に対し、この4月から三人目の子供が生まれたら100万円の祝い金を出すことに決め、既に3人が受取りこれからも子作りに励む社員が多くなったそうです。生まれた後は兎も角として、奥さんは毎晩ご機嫌でしょうがご亭主は会社で扱き使われ、帰ればもう一度頑張らねばならぬではとってもお気の毒ですね。
税金屋として気になるのですが、この会社の慶弔規定では1子2万円2子5万円であり、3子目の100万円は一寸高すぎるからと90万円位は税務署が賞与として源泉所得税対象に認定するのではなかろうかと危惧しています。2万円5万円なら次は10万円が妥当な数字ですものね。政府は少子化の心配だけしていても子は増える道理がなく、レンゴーのように会社だって100万円払ってまでも少子化対策に協力しようとしているのですから、積極的に扶養控除を3人目以降現在の38万円を100万円に挙げてやる位のことができないのでしょうか。そうすれば会社に負担を掛けずに少子化に少しは歯止めが掛かるのではないかと思いますが…。
明石大蔵海岸の砂浜陥没事故で関係者は何故か全員無罪の判決を受け当時5歳の美帆ちゃんのお父さんは“海岸へ連れて行った私への有罪判決だ!”と意外な判決への衝撃から悔しさを露わに滲ませました。過去の判例を辿ることしか頭にない石頭の地裁の判事は、“事故が予測されるものでなかった”と決めつけましたが,欠陥工事だからこそ砂が陥没したのではないのですか、海水の浸蝕すら計算に入ってないのでは小学生以下ですよね。百歩譲って刑事責任は問えないとしても幼気な少女の命を奪った人の倫の罪は免れません。判事は被告4人に対し“これから20年間美帆ちゃんの命日には欠かさず佛前にお参りに行くこと!これに反した場合は一回につき100万円の科料に処する“位の判決が出せないものでしょうか?刑事責任を問えなかったことを詫びて判事も一緒にお参りをせよ!
奈良の高校生の事件とは裏腹に豊中で阪大生の強盗に見せ掛けた母親殺害事件はよく似通っていてまるで異質な事件でありました。連日のパチスロ通いで学校にも行かず2年も留年して更に来春の卒業見込みもないのではお母さんが怒るのも尤もです。奈良の少年には1500通も減刑の嘆願書が差し入れられましたが、こちらの方は極刑に処せよ!との嘆願書が殺到するのではないでしょうか。(;;)
人を思い遣ることのない我が身勝手な若者の増加は昨今の風潮ですが、これからの小学生には英語など教えずに佐藤一齋の“言志四録”でも講ずればどうでしょうか。今の若者達は“この世に生を受けて何を為すべきか”について考えたことがないのではないでしょうか。先生や親の方が何も考えてなかったりして…(>_<)
女子プロツアー明治チョコレートは2週連続優勝を狙ったさくらちゃんでありましたが、今ひとつ波に乗り切れず6位タイに終わりました。来週に期待しましょうか(^^)

国税庁は社保庁を併呑せよ!


梅雨明けも当分望めそうもなく、蒸し暑い日が続き雨の日とカンカン照りの日と交互に続くので体調不十分な毎日です。先週は気象情報で降る降ると言われ乍ら少しも降らなかったのですが、昨日今日と久し振りの雨模様のようでいて実は晴れ間の方が多かったりと変な天気でしたが皆様は如何お過ごしでしたか。
愈々我が家の額紫陽花も終わりが近づきました。この花は晩生(おくて)なので普通の紫陽花より花期が遅く6月半端より7月初旬までが最盛期です。
処で皆様は紫陽花の漢字について疑問を持たれたことはありませんか。この言葉は中国から渡来した言葉ですが、当て字にしては相似する箇所がまるでなく、先日新聞の中国古典学者の書かれた“漢字ことば散策”を読んでいてどうやら中国で紫陽花と呼ばれた花と日本のアジサイとは別の花であることが分かりました。
紫陽花を詠った中国の詩人は白居易だそうですが彼の詩(うた)には“色は紫にして気香る”と記されているそうで我々は薫り高い紫陽花にはお目に掛かったことがありませんからきっと別の花でありアジサイに紫陽花を宛てた平安時代の学者源順はきっと香り音痴の蓄膿症だったのでしょう(^^)

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私の一日は5時の起床に始まります。簡素な食事の後メールチェック(迷惑メール50通の削除が大半です)と事務所の掃除などを済ませ6時半から1時間くらい道路に面している庭の手入れや水遣りなどが日課となっていますが、日中と違って朝は道行く人達の流れにリズムがあり、神戸女学院の生徒らしいお嬢さんの6時半通学を皮切りに、7時半コンビニの袋から直接パンをむしゃむしゃ食べながら運動靴で気忙しく通勤される20歳代の職人さんと思える青年まで数十人の方が時計代わりとなります。7時5分になると決まって長渕剛の“とんぼ”(ご存知ない方の方が多いでしょうね)の歌詞ではありませんが、カツカツと早足の高い靴音を響かせて我が家の前の坂を下りて来られる30歳前後のご夫婦が居られます。どうやらうちから徒歩5分の処にお住まいで7時ジャストに家を出られるのかなあと思っています。どちらもTVドラマに出てくる私が嘗て50年前に憧れていた大手商社総合職と謂った雰囲気でとても格好良く、仲が良くてお二人共黒のビジネススーツをピシッと決めて腕を組まれて歩まれる姿は絵になっており微笑ましい光景でしたが、流石に最近は暑くて腕を組まれることが少なくなり、奥様はジーンズ姿に変身されたりしてギャラリーとして些か寂しい思いをして居ます。この時間には小生は大抵玄関先で座り込んで5箱のアクリル水槽のコオロギ飼育箱の掃除と餌換えとレタスの襞(ひだ)に入り込んだコオロギ赤ちゃんの篩い落とし(蝕ると潰れるので…)や水槽の外に逃げ出した奴を金魚掬いの小網に誘導してお家に戻す作業などのため汗だくの奮戦中ですから、“とんぼ”のご夫婦はこのお年寄り一体何をしているのかしら?ときっと不思議に思って居られることでしょう。(^^)
対照的に7時15分になると今度は上下ともベージュ系が好みの慎ましい40代の小母さんがうつむき加減にひっそりと通って行かれます。跫音がしないので見落としてしまいそうですが、悪くない右目が道路側なので毎日しっかりと認識しています。この方は土曜日も日曜日も休むことなく必ず出勤されていますから、平日が休日かと思いましたが私が見ている限り、通られない日がなく、労働基準法なんて大手企業や官庁など上辺(うわべ)だけのものであることがよく分かりました。こんな人って世の中には沢山居られ、日本政府も国民の労働時間週40時間とか白々しく決めて置いて自分達お役人だけがちゃっかりと享受し、余力のある大企業が上手く便乗し、その跳ねっ返りによる不足時間の埋め合わせを日本の裾野を占めるこんな方達がきっと支えて居られるに違いありません。政府は一度でも土日に両親と遊ぶことも出来ぬ子供達のことを考えたことがあるのでしょうか!(>_<)
“月月火水木金金”とは戦時中兵隊さんを唄った国民歌謡ですが、我々自営業者とて例外ではなく、私などこの歳になっても退職金も定年もなしに未だ“月月火水木金金”の現役生活を送っていますが、することとてなく家族からは粗大ゴミ扱いされ、毎日が日曜日のお年寄りを思うと私などずっと仕合わせな部類だと思っています(^^)
そうそう今週は7年前のあの忌まわしい事件について私の“思い”を聞いて頂く御約束でしたね。先々週の20日7年前に山口県光市で起きた残虐極まりない母子惨殺事件で当時18歳だった被告に対し最高裁は当然とは言え無期懲役を宣した二審の判決を破棄し審理を広島高裁に差し戻しました。被告はこいつが死刑にならなかったら死刑になる奴は居ないと思える程極悪非道なワルであり、犯行後も何時ものように友人宅を訪れ何事もなかったようにスナック菓子を食べてTVを見て笑っていたそうですから人間ではありません、鬼畜生でもかくやと思える程であり悪魔のような奴です。
広島高裁は不十分ながら反省の情が芽生えていると判断して被告が当時未成年だった(18歳)と言う理由だけで死刑を回避して無期懲役を言い渡しましたが、反省の情があれば死刑にしないなど高裁判事は何を戯(たわ)けたことを言っているのですか!精神科医でもなく加害者の心の中を覗いた訳でもないのにええ加減な事を言ったらいけません!犯人は誰でも助かり一心から反省の素振りなど平気でしますよね。反省の振りをして死刑が免れるなら死刑は不要です。無期懲役の裁決は1審2審共に夫の本村洋さんが“犯人が死刑にならなかったら私が殺します”と明言したことが判事の心証を悪くし、地裁、高裁双方の判事の鼻にぶら下がったプライドを痛く傷つけたからに相違ありませんが、その点最高裁も同じく自身で死刑判決をする勇気に欠けていて、差し戻しと謂う不十分な裁決であって良い子振ったために本村さんの満足すべき結果ではありませんでした、然し最高裁の上告棄却は10年後に不幸な殺人者を又一人生み出すことに憂慮して時間差での死刑判決同様でなかったかと思われます。差し戻された広島高裁は世論を畏れて前言を翻し厭々ながらも死刑の判決を下すことになるでしょう。無期懲役と死刑の差は文字以上に大きいものであり、無期懲役と言う言葉などは日本語の間違いであり実際には懲役30年です。それが証拠に刑法第12条には次のように記されています。
【懲役】 第12条 《 懲役ハ無期及ヒ有期トシ有期懲役ハ一月以上十五年以下トス》
【仮出獄の要件】 第28条 《 懲役又ハ禁固ニ処セラレタル者改悛ノ状アルトキハ有期刑ニ付テハ其刑期三分ノ一無期刑ニ付テハ十年ヲ経過シタル後行政官庁ノ処分ヲ以テ仮ニ出獄ヲ許スコトヲ得》ナント!有期刑の最高がタッタ15年なのには驚きですが、法務省は無期懲役とか上手いこと言って我々を騙しておきながら、その実、無期懲役は懲役30年であることが私達だけでなく“分数のできない大学生”にも簡単に分かります。以上は私が00年7月29日のWEBにてご紹介したものであり、事件の詳細をお知りになりたい方は上記のWEBをご覧下さい。きっと流石の鬼畜もアッと驚きそうな被告の極悪非道振りに皆様も仰天されることと思います。
旧聞に属しますが国民年金保険料の不正免除や猶予事件が新たに10万件も発覚し、都合20万件に達したと先月各新聞が報じました。これはあくまで身内の内部調査ですから、真黒なのは仕方ないにしても灰色なのは白(正式合法免除)にカウントされているに違いありませんから第三者の外部監査に委ねたら益々不正件数が拡幅して行くものと思われます。
どうしてこんな杜撰なことが申し合わせたように各事務局で頻発するのか不審でなりませんが、本庁の事務局長会議などの席上で誰かから分母を減らす裏技の披露があり殆どの事務局が同調したものと思われます。然しそれが発覚すれば本庁からもお縄付きが出ますからあくまで本庁は聞いていない、知らぬ存ぜぬで押し通すことでしょう。
どうしてこんな不祥事が続発するのか、国民年金推進員の手当が年金免除に対してポイント制の歩合給が支給されていた事実まで明るみに出ましたから不正件数の調査や摘発だけでは対症療法であり、社会保険庁の役人の基本的な意識改革が必要かと思われます。彼等は世間では公僕などと呼ばれていても決して自分達はそんな風に思ってなく天下のエリートだと信じて居り国民年金の掛金者など賤民としか考えていないようです。その上本来年金支給を国庫負担の加算をして自分達が支給してやっていると謂う驕り意識が抜けていませんから、免除すれば国の負担が軽減されるなどと手前勝手な理屈を付けてせっせと免除していたものでしょう。通常なら5年乃至は10年の消滅時効も国民年金に限って2年とされていることからも、役人が国民年金の支給を減らそうとの懸命の努力が窺えますよね。
反面自分達はと謂うと、国民年金より圧倒的に手厚い国庫補助による高額な共済年金を当然のように受給する権利を得ていますから、国民は国民としての権利を平等に享受する憲法の定めから逸脱しており一寸おかしいですね。
自分勝手なお役人に正論を吐いていても埒が開きません。少し荒療治ですが、国民年金加入者の掛金と社保庁お役人の共済年金の掛金を合算して、支給額を比例配分する方法の採用は如何でしょうか。そうすれば国民年金の納付額(率ではなく)が減少すれば自分達の老後の受給年金が減ることになりますから彼等は免除要件を今よりより厳しくし、と言って自分達が集金に回るのは矜持が赦さず、固定給高給取りの外務委託員を大幅に増やして必死に集金に励むことでしょうが、これだけ撒き散らした悪評がおいそれと払拭されるわけもなく、NHK以下の低徴収率に終始するに違いありません。
又この方法を採用すれば劇的な副産物の効果が齎されると思います。それは社保庁に入庁すれば他の省庁より共済年金の受給額が薄くなると分かれば誰も社会保険庁に入らなくなり、この役所は自然消滅しますから、やむを得ず所得税と年金の両方の所管を国税庁が引き受けることになり徴収費用の莫大な軽減が期待出来ますよね、税金の徴収は国税庁のお手のものであり、国民年金は所得税部門で、厚生年金は法人税部門で扱えば現在のコンピュータの容量を少し増やすだけで十分対応できますし、納税者の資産状況も熟知していますから、社会保険庁のように滞納者の内ベンツに乗っている人や大邸宅に住んでいる人達だけ追い掛けても中身は借金地獄やも知れずそんな非能率なことをしているとベンツのヤーさんにどつかれるのが関の山でしょう。(^^)
庁の統合こそ本当の行政改革と言うのですよ。聞いていますか?小泉さんじゃなかった、麻垣康三さん!
先週28日の万能川柳には6句並んで腐りきった社保庁が取り上げられました。 “社保庁は日本全土で代書屋に” “社保庁よ謝罪だけでは済まんでしょ” “分数をこねくり回す保険庁” “定番のわびでは済まぬ保険庁” “保険庁行政書士の仕事する” 仲畑選者もよくよく腹に据え兼ねたものでしょう。(^^)
私も一句 “書士会さん 社保事務局を 訴えろ!”
ベルーナレディースは群馬県で行われ2日目64のコースレコードを出し18位から一挙にトップに躍り出た横峯さくら選手が勢いに乗って最終日も土砂降りの雨の中を67の好スコアで15アンダー2位とぶっちぎりの5打差は見ていて胃が痛くなることもなく快適な昼下がりの一刻(ひととき)でした。(^0^)/
楽しみにしていた8チャンネル5時半からのニュースでは日本も出ないのに他国のサッカーに映像を奪われて、さくらちゃんの勇姿を見ることが出来なかったのが残念でした。ブラジルが勝とうがフランスが勝とうが日本人にはどうでも良いことなのでは…?フジTVさん