21日木曜日早朝真赤な曼珠沙華が咲きました。この花は地球温暖化や連日の熱帯夜にも騙されることなく体内時計に頼っているのでしょうか、彼岸花と称されるだけあってお彼岸になると健気にも必ず咲いてくれます。5年ほど前に郊外の田圃に咲いていたものを失敬してきたものですが、私が忘れていても彼女の方で憶えていてこの時期になると茎を伸ばし花を付けます。今年など球根があることなどすっかりと忘れて瓢箪池を掘った土を積んだり又その上に不用のプランターを置いたりしていたものですから球根が困惑したことでしょう。茎がプランターの脇から斜めに必死で出て来ましたから心無いことをしたと悔やんでいます。(;;)

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花が小さいのは肥料も何もやらなかったせいでしょう。せめて罪滅ぼしに栄養剤HB101とマガンプKを早速与えてやりました。
こんな可愛い花ですが俗世間では、球根に毒があるため手腐され花とか死人花(墓場にも良く咲いている)とか異名を付けられて嫌われている哀れな花ですが、本来の曼珠沙華は仏典に出てくる天上の花名ですから変な呼び名はお釈迦様に叱られそうです。抑(そもそも)球根の毒も田の畦に植えておいて野鼠や土竜(もぐら)に穴を明けられ水に逃げられないためでそれなりに存在理由があり、又昔は毒を抜いて飢饉の際の保存食とされていましたから今でも田などでよく見掛けます。然しその毒性のために“そんな花持って帰ってきたら家が火事になる”と幼い頃母によく怒られたものです。(;;)
先日の新聞に37歳になる堺市議が資産公開制度に対し預貯金100万円と申告しながら数ヶ月後に4100万円の賃貸住宅を無借金で購入したことが判明したそうです。本人は現金で購入したと主張していますが、そもそも資産公開制度に於いて資産の表現を預貯金とせずに現金預貯金としてあれば、防げたことですからザル法と謂われても仕方がありませんよね。
私は資産公開制度には少しも関心がありませんが、関心があるのはこの市議が4年前に市議に当選し4年間の報酬手取り2千数百万円を全てタンス預金し生活費は同居の父が負担してくれていたと市の倫理調査会に釈明したことです。この記事に一番興味を示したのは堺税務署資産課税部門でしょう。37歳なら妻子もあるでしょうから生活費も少なからず必要でしょうし、市議としての活動費も馬鹿にならぬ金額だと思いますがこれらの金額は一体何処から支弁しているのでしょうか。本人の言葉を推察すると議員活動費も生活費も全て親掛かりで本人名義の収入は全額タンス預金していることになりますが、語るに落ちるとはこのことであり、堺税務署は早速事実関係の調査に乗り出し、生活費と議員活動費のために親が負担した全額を贈与税の申告漏れとして摘発することになりましょう。生活費や教育費は本来贈与税が非課税とされていますが、それは当人が無収入か収入があっても支出金額に不足する場合に限られ、全部溜め込むなどもっての外であり、この市議さん詰まらぬ処で墓穴を掘りましたね。
随分昔のことですが子供が成人し就職した後出費は全て親掛かりとし、子供の給与賞与を全額子供名義で預金し、5年後に目出度く1000万円貯まったので1000万円の土地を子供名義で購入した事件を取り扱いましたが、税務署は少なくとも半分は本人の生活費だからと500万円に対する贈与税を払わされたことがありました。人間霞を喰って生きて行けませんから納税者を説得して贈与税を払って頂いたことがありましたが税金を取るためには無理な牽強付会の多い税務署ですがこの500万円については税務署の言い分は至極尤もだと思いました。
贈与については各論のあるところですが、税務署の考え方は譬え贈与であっても資産化されずに費消されたものには課税するとまで言わず、例えば子女の結婚式や新婚旅行で1000万円掛かってもそれは残ったものは想い出位なものですから、想い出には課税されません。然しその1000万円を持参金として持たせてやると贈与税の対象になりますが、実際にはそのお金が夫婦の住宅資金にでも使われない限り税務署では知る術(すべ)がありませんから、持参金についてはご亭主にも話さずに、来たるべく離婚後の生活資金に蓄財された方が良いでしょうね。ご亭主の給与を少し宛取り込んで三倍になってたりして…(^^)
遂に自民党安倍新総裁が誕生しましたね。彼への政権委譲は党内では当然の路線ではあったでしょうが、国民が誰も賛成したわけではありません。総理たるには“鶏群一鶴”(ぐんけいのいっかく)足るべき人物が要求されますが、今の政治家には“邑犬群吠”(ゆうけんぐんばい)の類ばかりで志を秘めた政治家が全く見当たらないのが残念でなりません。役人の書いた原稿を破り捨て自らの意思で総理としての所信表明演説の筆を取った石橋湛山のような骨太な論客は最早輩出しないのでしょうか!
他に誰も居ないのでは仕方がありませんが、こんな蚊細いお坊ちゃん総理に我が国の進むべき茨の途を委ねて本当に良いのかとの思いが実感です。頭も決断力もイマイチのようだし身体も弱そうだし取り巻きの言いなりになりそうで余り多くは期待しませんが、せめて横田めぐみさんご両親の存命中に彼女だけは連れて帰って下さいネ。
どうしたことか昨夜恐らく10時頃だったでしょうか(何時か12時頃睡んでいます)不覚にも読書の途中で寝入ってしまい、目が覚めたら夜中の2時半であり、30分程モゾモゾしていましたが、いつもの睡眠時間が消化できたためか目が冴えてどうしても睡れずそのまま起きて事務所へやって来ました。
漢字の勉強でもしようかと何気なくラジオを付けたら噂には聞いていますが聴いたことがない“ラジオ深夜便”の真っ直中であり、偶々永い間膠原病と闘われて帰天された私の大好きな岸洋子さんの特輯であり、恋心、バラ色の人生、サントアマミー、想い出のソレンツアーナと懐かしい名曲の目白押しで20年前を想い出して感無量であり久し振りの早起きは三文の得でありました。(^^)
“♪恋なんて、儚いものね♪♪”人の心を揺さぶるいい歌でしたね。人間は幾つになっても恋心を失ってはいけませんよね。我々の歳ともなれば恋と謂っても、色恋ではなく生きて行く目標であり、残り少ない人生になし得えようとする“志”が恋なのではないでしょうか。生きる目標も持たずに生きていても仕方ないですものね。皆様はどんな志と共に生きて行きて居られますか。(^^)
ダンロップ宮城TV杯は強風の中を藍ちゃんの強さばかりが目立った大会であり、流石の大山選手も迫り来る藍ちゃんの幻影に脅えて自らを失い勝てた試合を敗れました。さくらちゃんはさっぱりダメで12位タイは不甲斐なかったですね。ハングリー精神を失っていますから今年はもう勝てないと思います。(;;)アデランスのCMが良くなかったかなあ?