独り言」カテゴリーアーカイブ

馬鹿を見たくば親を見よ


雑草でごった返しの事務所の庭は蛇でも出そうで愚娘から“余りにも酷すぎる”と苦情が出たため週末少しだけ草抜きをしましたが、腰が痛いばかりで幾らも抜けず今週に持ち越しになりました。原因は蛙が冬眠から醒めたときに叢があった方がヤブ蚊など餌があっていいかと単細胞に考えたものでしたが、3日で30cmも伸びる雑草には蛙もおっ魂消たことでしょう。 {%uttori%}
姿は見えませんが時折叢の何処かで“ゲゲゲ”と可愛いくない声が聞こえます。 {%gakkari%}

画像

雑草の中には写真のような昔懐かしい“烏の豌豆”も沢山生えており、何時もは早くに刈ってしまうのですが今回は冬眠蛙のせいで良く育ったために太った豌豆が沢山実を付けたので遠い昔を想い出し豌豆笛を作って吹いてみました。数十年振りのことで最初は上手く吹けませんでしたが、やがて♪ピー♪と良い音で吹けるようになり早速小学三年生の孫達に披露すると、流石子供達は飲み込みが早くすぐに上手に吹けるようになり、明日は学校へクラス全員の数だけ“烏の豌豆”を持って行くと意気込んで先刻豌豆を沢山もいで帰りました。今時(どき)の若い先生に果たして知って頂けるやらと案じております。
先生だけ吹けなかったりして… {%tohoho_a%}
この豌豆は放っておくと真っ黒になるところから“烏の豌豆”と呼ばれますが、私の小さい頃はこの豆を干してお茶っ葉にしていました。少し苦いのですが利尿剤としても効果的とか…腎臓の弱かった私は母から“烏の豌豆”採取役を仰せつかって何時も飲まされていたものです。 {%gomenne%} 60年前の懐かしい想い出でした。 {%uttori%}
先週の“白黒つけます”は『大学生はバカになったか?』でありました。 {%shiranai%}
答は見るまでもなく3000名近いアンケート回答者の70%以上が“大学生はバカになった”と答えましたが、ある学生寮の管理人が勉強のことなどより日常生活に於いて今の学生の幼稚化を歎いて居られるのが注意を惹きました。“トイレは汚しっぱなし、水は出しっぱなし、食べ物は捨てっぱなし、食事の仕方など最低”だとか、これって勉強以前のことですから、バカ以前の問題と謂うべきでしょうか。親の教育や学校の先生の指導がなっていなかったことを意味しますよね。大学生になって急に生活が乱れた訳ではなく中学生高校生の生活を引き摺っての大学生生活に違いありませんから、ずっと以前から親や先生の無放任と本人の無自覚が続いていたものと思われます。男子高校生が電車内で腰パンとか謂われるズボンを腰まで下げてシャツを出し靴の後ろを踏んでいる姿や、女子高生が電車内で尻座して菓子パンを食べたり化粧したりする姿を見るにつけ、我々世代の人間には自分達の恥部を晒された思いでありますが、彼等が次代の大学生になるのですから、バカ以前の問題まで論じるべきではなかったかと思いました。これら全ては子供に人間の為すべきことの善悪を教えられなかった親や学校の先生である新世代の人達が責任を負うべきでありましょう。昔からの諺“馬鹿を見たくば親を見よ”と言うではありませんか。つらつら考えるにその新世代の親たちも又バカであったとすれば、彼等を育てた我々より一回り年長の大東亜戦争を闘ってきた人達も同じくバカであり子弟の教育に反省すべき処が多々あったと感じました。要するに大学生がバカなのは我々が皆バカだったのです。 {%komaru%}
今期の阪神は親会社が宿敵阪急に買収されたせいかメチャ弱いですね。鉄人金本もそろそろトシだし今期は多くは期待できないのではないでしょうか。ほくそ笑んでいるのは“阪神優勝なら一人5万円の商品券を1万名に進呈します”との謳い文句で4月までの僅か3ケ月で2700億円もの定期預金をかき集めた尼崎信用金庫でありました。この信金は嘗て“阪神優勝は金利7.7倍!”で有名となり人気を集めたことをご記憶でしょう。今回もオマケ付きなので本来の利率は最低に設定してありますから、2700億円も売れれば5億円の商品券代など全体の0.18%にしか過ぎず7.7倍のときは尼信の経営が案じられましたから今度は神戸信用の0.6%の1年定期や日新信用のタコ定期0.7%に比べると地均ししてダントツに低いものであり前より圧倒的に少ない出費で済みそうです。50%以上が経費として差引かれる宝くじがあれだけ売れることから日本人が射幸心が強い人種であることがよく分かりますね。どうやら5億円は泡沫の夢になる公算が大であり、全てはダメ虎と化した阪神のお陰で尼信は巨利を得ることになりそうです。
多額の商品券購入を期待していた阪急阪神百貨店もガッカリしていることでしょう。 {%gessori_a%}
昨年の秋、大阪府の中学生陸上中距離走(1500m)ラスト200mでトップ争いの二人の選手の一人が転倒して優勝を逃し更には膝の損傷から重傷となり、先週裁判沙汰となりました。訴えたのは転けて優勝を逸した選手側かと思ったら、ナント!優勝した選手側からの裁判であり被告は泉大津市だとか、何とも面妖な事件となりました。何でも転けた選手側の学校関係者が保護者のビデオから“あの子は後ろから押されて転けたんや!”と抗議していたそうですが、優勝した選手の家族も黙って居ずに、さる民間機関に140万円も支払ってビデオの解析を依頼し、あれは単独転倒であって走路妨害はないと反論し、損害賠償の民事訴訟が提起されました。解析屋さんも140万円も貰えば依頼者に有利な証言はすることでしょうが、ビデオは遠距離からの撮影では立体画面でないため接触の有無の判断は難しいでしょう。でもこの人達はビデオビデオと騒がないでどうして走っていた本人に聞かないのでしょうね。“押されたから転けた”と言わせば全ては解決できるのではありませんか。子供は正直だから当人は“押されていない”と言っているため口封じを命じられたかな…?
沢山の病院が勤務医や従業員の給与から天引きした社会保険料長期間滞納していることが厚生労働省の発表で明らかになりました。営業不振の会社ではよくあることですが、社会保険のお陰で食べている病院が社会保険料滞納とは厚生労働省も嘗められたものですね。2009年度より罰則を設けて長期滞納者を保険医指定から外すとか生温いことを言って厚労省は息捲いて居りますが、そんな邪魔臭いことをしなくても先月分から病院に支払う社会保険診療報酬の振込金額から未納の社会保険料を天引きすれば済むことではありませんか。税務署を見てご覧なさい。還付申告をすれば先ず彼等は申告者に未納税金がないかどうかをチェックして未納があればさっさと差し引いて残額のみが還付されますから経費も掛からずお互いが納得です。それに保険医指定を取り消せばその病院は患者が居なくなって潰れるよりなく、周辺の患者さん何よりは困るし、厚生労働省は余計に社会保険料の取りはぐれが増える一方だと思うのですが… {%gakkari%}
厚生労働省も国税庁から数人出向して貰ってその辺のノーハウを伝授して頂いたら如何ですか?何時もながら厚労省や社保庁のムダさ加減には呆れます。最近又もや年金の加入期間の記録喪失が巷を賑わせて居ますが、最近の半年で実にその数179万件にも上るそうです。団塊の世代が定年を迎えての履歴紹介を受けてのものでしょうが、文句を言ったら“40年前の領収書を持って来い”ですって…良い加減にして欲しいですね。原因が分かった幾つかは入力時に性別誤りや振り仮名をよく見ずに姓名の“読み”をうっかりと誤って勝手な“読み”(例えば角田をかくだ、とか、すみだ、に…)にミスした類のものが多いらしく担当者の注意力散漫さは目を逐うばかりです。其の社会保険庁が今回非公務員型の日本年金機構に改組する法案が提出されようとしていますが、非公務員型に変わったとて中身は同じ保険料と税金の無駄遣いが継続しますから何も変わらないのですが、この法案が可決すると変わることは機構は天下り法人の枠から外れ公務員規制対象外となるので天上がりお役人が幾人雪崩れ込もうと自由であり誤魔化した保険料を食い荒らそうと目論んでいる狡い官僚の深慮遠謀が漸く見えてきましたよね。早く社保庁を国税庁にM&Aでもされて社保庁を解体せよ! {%ikari%}
女子プロゴルフツアーヴアーナルレディース横峯さくら選手は初日81の大叩きで遣る気をなくし“ジンマシン”の診断書で棄権しました。“ジンマシン”はゴルフのプレーにさほど影響はないと思うのですが、人気ゴルファーの欠場はギャラリーや視聴者が激減しますから、協会への手前表向き何らかの診断書が必要だったことでしょう。そのため今日は故事諺格言コーナーに変更します。
『黄昏(こうこん)』と書いて何故か“たそがれ”と読みますよね。夕闇が迫る頃を指しますが、その語源をお考え下さい。
ご存じの方には雑学博士をお贈りしましょう。 {%applause_a%} {%trophy%}
因みに今日のブログの題名“馬鹿を見たくば親を見よ”とはどう謂う意味かお分かりですか?

酒屋さんの燕


愈々GWも今日で終わり、海外へ出掛けた方々の帰国ラッシュです。今年は円安のお陰で皆さん何時もより余計に散財されたことでしょう。
私のGWは全く何時もと変わらぬ仕事オンリーでありました。電話が掛からぬ分仕事が捗ったようですが、自由業とは名前ばかり不自由極まりない因果な商売にはクリントイーストウッド”じゃありませんが“泣けるぜ!”と言いたくなります。(;;)
免許制がなくなってこの方、時の流れは如何とも仕難く、郊外廉売店の乱立とスーパーやコンビニに客を奪われ、古くからある多くの酒屋さんが次々と廃業されたり転業されたりされて居ますが、うちの近くの池姫地蔵尊の傍で戦後間もなくお店を開かれ私の小学校時代から顔馴染みであった空田酒店もこの四月末日を以て廃業されました。(;;)

画像

旦那様に先立たれた奥様も独りで後継者がなく齢80歳では廃業は時間の問題であったと思いますが、私を始め道行く人達の誰もが心残りなのはこのお店で毎年孵化しては秋に旅立ち、翌春卵を産み雛を孵しに帰ってくる燕達がどうなるのかと謂う危惧でありました。燕の巣は通常軒先などに作られるものですが、ここの燕達は何故かお店の中に巣を作り写真では暗くて写っていませんが店の中に燕の巣が数個あり、燕達は自動販売機の上に設けられた丸い穴から出入りしているのです。60年も前に開けていた飾り窓から燕が入ってきて何時の間にか巣を作ったそうですが、商品に糞が掛かったりで奥さんは幾度も巣を潰そうかと思われたそうですが、亡くなったご主人に思い遣りがあって慈悲深い方で燕も安心して毎年実家?へ里帰りできるようになったとか…(^^)お店の前をサッシュの戸に変える際も燕の通路だけは特別に穴あき板にされていますから、この酒屋さんご一家の燕への思いが伝わってきて、まるで戦前にタイムスリップし向田邦子の世界を訪(おとな)った思いでありました。(^^)
昔は酒屋さんも夜の商売で9時や10時までも店が開いていましたから早起きの燕達も我慢して遅くまで虫取りに精を出していたそうですが、最近は商店街も早仕舞となり空田酒店も7時には店を閉めシャッターも閉まるためそうなれば店内が真っ暗になることをチャンと心得ていて燕たちも7時には巣に帰ってきて子供達とお睡みしているそうですよ。(^^)
廃業後は自販機撤去のあとに○穴を残しその下までの短いシャッターを付けられる予定だそうですが、お店が開いてないと店内は昼間も真暗なので果たして雛たちは無事巣立って行けるのか気掛かりでなりません。最近は周辺の宅地化により田圃がなくなったせいで雛の餌探しも大変でしょうし、何より泥が手に入らず、それまでは毎年新しい巣を作っていたのが近年文字通り古巣での産卵が続いていますからその内土の粘りがなくなり、震度1の地震でも倒壊するのではないかと案じられます。(;;)
店の前の花にも店仕舞いが察せられるのか、牡丹の花が泣きそうな顔で項垂れているのが印象的ですね。燕たちの運命を憂いていることでしょう(;;)
先月末に私の敬愛する一人のシスターが壮絶なる癌との戦いに矢折れ力尽き帰天されました(T_T)。彼女と私とは30年の長いお付き合いであり、始めての出会いは大阪箕面の病院へ行くために阪急北千里の駅で待ち合わせてお逢いしたのが初対面でした。私より7歳くらい年下であり物静かで思慮深いこのシスターは本職が看護婦でありましたが、当時経営不振で倒産が噂されていた大阪箕面の病院の救済を大阪大司教区から依頼されてうちの顧問先であった姫路の修道会が主宰する病院が巳むなく引き受ける羽目となり、助っ人として事務職のシスターが1名看護婦のシスターが2名姫路から派遣され、財務系数上の患部の洗い出しには外部から不肖私が任命されましたが、そのとき派遣された看護婦の一人が上述のシスターでありました。彼女には恐らくそのときに余所者としての言葉に尽くせぬ辛酸を嘗められた(この病院は他の修道会のものであったので、周囲は全て小姑ばかりであり、女性ですから陰湿な苛めなど我々鈍な男には到底分からぬものであったことと思います)ことから、木を見て森を見ずの諺に嵌ることなく、一歩離れて病院を見ることができたものでしょう、箕面での数年間の貴重な経験から病院経営には経営コンサルタント100人来て貰うより医者の信頼と協力なくして病院経営はあり得ないと謂う二人三脚の経営哲学を学ばれたと思います。目出度くこの病院の再建に成功されたシスターは姫路に戻ってこられましたが、この姫路の修道会にも暗部があり支部である長崎の病院が10数億の赤字の垂れ流し続きであり、最早誰からも見放されていたのですが、当時の管区長の苦渋の決断でこのシスターが病院長として長崎へ派遣されることになりました。彼女は再度に亙る重い役目でありましたが箕面の病院を建て直された自信からそれまで諦めムードでぬるま湯に浸かっていた病院内の改革に手を付けられ、その結果医師や従業員の誰もが自分のした仕事が適確に院長に評価されることを知って遣る気になり驚異的にも僅か3年で黒字に転換したのでした(^^)。病院長は通常3年で交代が約束でしたが、赤字続きの穀潰し病院が孝行息子になったのは誰の目にもこのシスターの功績であることが評価され、他に適任者も居ずその後も弛まずに10年以上も病院長を続けて来られましたが、その間に少し宛病魔が忍び寄っていたのでしょう。突然の悲しいお別れとなってしまいました。(T_T)
姫路の修道院とは意見の食い違いから10年前に身を引く羽目となった後も、私は彼女のお人柄に惹かれて長崎の帳簿をずっと見て参りましたが、彼女の居なくなった病院には私の存在理由がなくなったので3月上半期の中間決算を最後のご縁にしようと決心致しました。
このシスターは外見と違って内実とてもユーモアに富んだ方であり、20年前私が椎間板の手術で姫路の病院のご厄介になっているとき、早朝6時頃巡回に来られたシスターと病院の窓から払暁を眺めて話をしていたら8時開場8時半診察開始の病院の玄関にもう訪れた10数人の患者さんを見て“あの患者さん達は皆健康なんですよ”と悪戯っぽい目をクルクルとさせながら真面目なお顔で仰った言葉を今もよく憶えております。ジョークとも知らずにそのときは笑いを堪えるのに必死でした(^^)。菊の一種であるデモルフォセカの好きなシスターで春になると机の傍の窓際が何時もデモルで占められていたこともよく憶えて居りますよ。(^^)
永い間ご苦労様でした。思えば本業とは畑違いの職場での30年間人には言えぬご苦労の連続であったことでしょう。どうか天国ではごゆっくりとお睡み下さい。合掌
それにしてもこの修道会では私の記憶だけでも10人近くのシスターが若くして癌で亡くなっています。医学的にはナンセンスな話なのでしょうが、ひょっとして私は男女共に異性との性的な接触がホルモンの関係で癌予防に資するのではないかと考えたりしています。独り身の男は自家発電できても女性は受け身であり、男のような訳には行きませんものね。(;;)
今週のワールドレディース横峯さくら選手は2日目トップタイとなったものの3日目に75と崩れたのが大きく最終日雨の中を1アンダーと踏ん張りましたが及ばず5位に沈み私の期待を裏切りました。優勝は又もや韓国のデブッチョであったことも余計私の憂鬱を助長させたのでありました。(;;)
先週の答え
“急がば回れ”の回る場所は琵琶湖のことです。琵琶湖近辺では京都に行くルートは2種類あり、ひとつは琵琶湖を横断していく船のルート(約6km)ともうひとつは、琵琶湖をぐるっと廻っていく陸路(約12km)です。勿論横断していく船のルートの方が早いのですが、比叡山から吹き降ろす予期せぬ突風(比叡おろし)で、舟が進まなくなったり、酷い時は舟が転覆するといった危険なことも多かったそうです。
このことを室町時代の連歌師宗長が『武士(もののふ)の やばせの舟は 早くとも 急がばまわれ 瀬田の長橋(唐橋)』と詠んだのが起こりだそうです。
【「急がば回れ」の語源】(注:音楽が鳴ります)

君も太ったね!


4月も終盤に入り、昨日から愈々ゴールデンウイークに突入しました。皆様は何処かへお出掛けのご予定でしょうか。小生は休みの間3月決算に着手する傍ら時間があれば6月10日に行われる漢字検定試験勉強の予定ですが、一月も間が開けば加齢のせいで憶えた殆どが忘却の彼方となるので試験日が一月早かったらと頭が痛く、又今月に入って急速に萌んできた庭の雑草も早や50センチを超えたので何とかせねばならず、勝れない体調と併せ何れも頭が痛いことばかりです。{%gakkari%}
苧環も咲き終わり、樽プランターの牡丹が綻び始めました。{%uttori%} 大柄な花は私の好む処ではありませんが、道行く人達の視線を外し、逞しく繁茂している雑草達の目隠しに都合良く利用しています。{%warai_a%}
皆様もご存じと思いますが、昔と違って最近の牡丹の花は気味が悪いほど大きくなりましたよね。バイオの技術革新は西瓜やトマトだけでなく、花にまで進出し接ぎ木の台木に芍薬が使われ出してから牡丹の花も随分と大きくなりました。{%normal%} 花は大きければ良いと謂うものではなく接ぎ木苗になってから花の命が短くなったように感じます。オマケに木が疲れてくると接ぎ木の根っ子が威張ってきて翌年は牡丹ではなく芍薬が咲くようになった{%gomenne%}とか聞きましたから、皆様とこの牡丹もよく見られたら今年は芍薬になっているかも知れませんよ…。{%tohoho_a%}

画像

先週のブログ“バツイチ女性の反撃”は多くの方々の共感を呼びました。全てはこれまでの因襲に囚われずに自我に目覚めた女性達の下剋上によるものでありましたが、その原因は高度成長時代に於いて経済的に楽な生活してきた世の男性共が世の試練を受けることがなく、随って生きて行くための自己研鑽と錬磨を怠り男として必要な逞しさを失ったことが災いして自己中心の軟弱な人間となってしまったために、それまで男性を畏怖し尊敬してきた女性達の失望を招き、女は男に随うものと謂う過去の不文律が戦後30年にして脆くも崩れ去り、多くの不甲斐ない世の男共が屈辱感を味わうことなく唯々諾々(嬉々として?)と女性の従属物に取り込まれたことによるものでありました。
その結果結婚はしたものの、昔のように夫婦に上下の差がない割に、お互い厄介なことにプライドだけは充分にあり常にガラスの置物の様な一触即発の壊れ易い状態にある夫婦となり、そのためにお互いが本音を隠して距離を置いて生活している人達が多くなったようです。
先週の日経プラス1掲載の『何でもランキング』では夫婦間の問題に触れて“夫に言われた一言”特輯が大変興味を惹きました。
何でもネットの調査会社が試みた20代以上の既婚女性の回答者1030人に対するアンケートであり、“夫に言われて傷ついた一言”でありました。解答は上位15位までが選ばれましたがネットによるアンケートのため応募者に高齢者は先ず居ないと思われ、昔人間の私が選んだベスト5は何一つベスト5に選ばれることなく、トップやろと思う言葉が下位であったり、そんな言葉で傷つくの?が上位を占めるなど時の流れをまざまざと痛感させられたものです。
一度も傷つけられたことはないと言う思慮深いご亭主(つまらぬ心配(くば)りからストレスで早死にしそうですね)を持つ293名の幸せな奥様を除き、多くの“一言”が寄せられその中から不作為に15位までの一言を記載します。皆様の内上位5位までの正答率が80%あれば今の若い女性の感性が察知できると自負されて良いでしょう。情けないことに私は0%でありました。{%saiaku%} (答は末尾にあります)
回答
1.うちの親の悪口は言うな 1.子供のことなんかどうでもいいじゃないか 1.もっと効率よくやれば? 1.子供のデキの悪さに“お前に似たのじゃないの?” 1.君には関係ない 1.俺の金を自由に使って何処が悪い 1.で、結論は? 1.誰のお陰で生活できてるんだ 1.しっこいな 1.うるさい 1.育児の手伝いなど頼んだら、“仕事で疲れてるんだ” 1.片付けが下手だ 1.家にいるからヒマだろ 1.体調が悪いのに、“飯はないの? ”1.君も太ったね
昔は“穀潰し、役立たず、出て行け!”など妻に対する直裁的な暴言が多かったと思います。言われた奥さんも一々抵抗していては身が持たず馬耳東風ハイハイと受け流して終わっていましたが、現代の言葉は何故か陰湿で凝りが残る侮蔑的な表現が多いですね。反って昔の方が一過性でカラッとして後を曳かずに良かったのかも知れぬと感じました。
アンケートはもう一つ“夫に謂われて嬉しかった一言”と謂うのもありましたが、褒められたことがない(;;)と回答した212人(そこまで酷いのか!)を除いてトップテンの回答はこれまた私の予想を覆すものでありました。参考までに列挙しますから正答率の順序を当ててみてください。
1.今日は一段と可愛いね 1.実家でゆっくりしておいで 1.偉いと思うよ 1.姑達に対して“よくやってくれる” 1.君と結婚して良かった 1.夫側の行事に参加した後“お疲れ様でした” 1.がんばっているね 1.何時も有難う 1.家のご飯が一番美味しい 1.おいしいね、ご馳走様
どれも歯の浮くような気障(キザ)な言葉が多く、我々戦前派人間はジンマシンで身体中が痒くなりそうで到底言える言葉ではありません。然しこれでは奥さんの関心を買おうとしているのがミエミエですから、こんな言葉で嬉しかったなどと満足している奥さんも奥さんですよね。単細胞が丸分かりです。でも何も言われないよりマシなのでしょうか。末尾に嬉しかった回答の数の順番を記載します。矢張り意外な結果であったと思いますよ。{%komaru%}
一方アンケートにはありませんでしたが、男の方も奥様から言われた厭な言葉や嬉しかった言葉についてどうなのか知りたいですよね。厭な言葉の一番が“殺すぞ!”で、二番目が“出て行け!”であり、嬉しかった言葉を掛けられた男性が皆無だったりして…。{%gakkari%}
昨今の夫婦関係は兎角女性が自分のことは棚に上げて夫の欠点ばかりを論(あげつら)うのに忙しく、昔は男の専売特許だった“穀潰し、役立たず、出て行け!”は何時とはなく妻の口から発せられる言葉となりましたが、先日お得意先のさる方が奥さんから“ダボ!”と罵られて蹴りを入れられたとか…。{%gessori_a%}
注 『 “ダボ”とは神戸で一番程度の低い人種しか使わない相手への侮蔑を籠めた言葉であり、自らの教養を貶めていることに気付かぬ愚かな人達が用います。』
夫婦は俗に割れ鍋に綴じ蓋と謂いますが、お互い身の程を知って連れ合いに接する度量が失われているようです。男女共に相手を詰(なじ)る前に“己は一体何様じゃ!”と自分の胸に問うて頂きたいと思ったことでした。
今週の女子プロゴルフは横峯さくら選手お休みのため、久し振りに『故事、格言、諺』を出題しましょう。
『急がば回れ』
この言葉はよく聞く諺ですが“急いでいるときは遠回りせよ”とは何処から出た言葉でしょうか。ご存じの方は雑学博士に推薦したいと思います。{%applause_a%}
アンケートの回答順位
傷ついた一言、嬉しかった一言、何れも末尾が一番で最初の回答が最下位となります。“君も太ったね”がトップとは驚かれたでしょうね。{%ureshii%} 私など女性に対し季節の挨拶代わりに“太ったのと違う?”などとよく口にしますが、これってセクハラだったのですね。(T_T)今度からは“痩せたのと違う?”に変えようと思っています。{%tyoki%}

バツイチ女性の反撃


寒暖の差の激しい四月でしたね。今月は何故か決算が多い上にお得意先にいろんな事件が起こってメチャ忙しく、ことあらば夫婦喧嘩から借地人とのトラブルまで本職以外のことであっても年の劫で何でも屋の小生の出馬が要請されることになります。頼まれれば放っても置けず老骨に鞭打って不動産鑑定士に弁護士に司法書士と事件の処理収拾に八面六臂に奔走せねばならず、お陰で肝心の本職の仕事が疎かになり(;;)26日に申告期限を控えた相続税の書類が週明けに出来上がるかどうかの瀬戸際となり、ゴールデンウイークを間近に控えて四面楚歌の状態を迎えて居ます。とは謂え慌てて死んだ人も居るそうですし、ジタバタしたとてどうなるものでもなく花でも愛でて明鏡止水の心境になりましょうか。{%warai_a%}

画像

裏の土手の木に可愛い花が咲きました。桜に似ていますが時季外れだし何の花でしょうね?実は桜桃(サクランボ)の花です。亡き父が10年位前に苗木を植え、少し宛育っていたのを周囲の潅木に隠れて見えなかったようで、昨秋潅木を伐採したお陰でサクランボも晴れて春を迎えることができました。誰も見てくれないのに毎年可憐に咲いていたことでしょう。実がなっても鵯(ひよどり)の恰好の食事となり我々がお相伴することはないようです。{%naku_a%}
初婚の夫にバツイチの妻こんなカップルが最近流行ってきたそうです。{%normal%}
先週日経の夕刊での記事ですが、若者の堪え性の無さから離婚件数が激増している昨今、何でも夫初婚VS妻再婚の夫婦が最近頓に増加してきたとか…厚生労働省の調べ(何でこの役所なんや!)では2005年度夫婦共に初婚カップルが53万組に対して年間5万組もの夫初婚VS妻再婚カップルが誕生し、年々増加傾向にあるとか…何ともビックリしますよね。一昔前ならこの逆のケースは少なくなく、我々の記憶では“嫁して三年子なきは去る”で離縁されて実家に戻された出戻り娘は瘤付きの後妻の口でもあれば上々でありましたから世の中変わりましたね。バツイチ女性が増えたことは同様にバツイチ男性も増えている筈ですが、こちらの噂を少しも耳にしないのはきっとバツイチ男共が今は亡き植木等歌う♪食べることだけ3人前、炊事洗濯まるで駄目♪一言文句を言ったならプイと出たきり♪はいそれまーでーよ♪に懲りて2度と結婚はすまいと心に誓ったからでありましょう。{%naku_a%}
純なものに憧れる世の独身男性にとってバツイチの女性が未婚の女性より魅力的とはいろんな意味から凡そ考え難い処ではありますが、つらつら考えるに時の流れで何時の間にか軟弱化した世の独身男共が、相手に断られて自分が傷つくのが怖くて“一押し、二金、三男”の鉄則をも忘れ、安売りしたくないために期待に胸をときめかせ乍ら焦(じ)らせている女性の本心をも見抜けずに求婚を諦めて女性を失望させている男どもが多くなったもののではないかと思われます。未婚の女性は決して高嶺の花などではなく、実は結婚願望は充分に持って居り男からの求婚を待っているのですが断られることを覚悟してでも真摯に迫ってくる男共が極端に少なくなったため戸惑っているようです。“俺に付いてこい!”の一言で女を痺れさせたマッチョな男共は一体から何処へ消えてしまったのでしょうか、彼等か居なくなって久しく、右も見ても左を見ても女の顔色ばかり窺う軟弱な男ばかりとなりましたから女性もウンザリして当然ですよね。一方女性は女性で昔と違って自分に相応しい男が見付からなければ独身でも充分食べて行けるし…昔のように近所の目も五月蝿くなくなったからなどと、我が国の憂える少子化を奨励しようとする不埒な連中が多くなりましたから困ったものです。その癖母性本能だけはそう簡単になくなるものではありませんから、極く一部ではありますが未婚の母などが増加しましたよね。運を天に任せて行きずりの男となら後腐れがありませんから子供は自分一人の物ですし経済力さえあれば、亭主の夜のお務めや亭主のパンツを洗わないで済む生活など胸躍る快適そのものではありませんか。{%ureshii%}
そんなこんなで理不尽ではありますが世の適齢期(今や40歳!)の男共にとって受難の時代が到来して居りますが、全ては因果応報であり過保護な親の下で育てられた報いとして意思が弱く信念に欠け己が伴侶すら見付けられぬ軟弱な男共を作り出したものと思われます。そんな処にいち早く目を付けたのが目聡い合コンサービス会社であり、“バツイチ&バツイチOKの方”などの謳い文句でサービスを開始した会社では、バツイチ女性は無論、未婚男性から申し込みが殺到したそうですから、初心(うぶ)な男でもバツイチ相手なら萎縮せず少しは優位に立てると思って応募したものでしょう。{%tohoho_a%}
結婚経験者にとっては初心(うぶ)な男の扱いなど手慣れたもので、記事の中にありましたが、意中の男を焦らせている内にバツイチに彼氏を攫(さら)われてしまった独身女性の一人は“自分も親も理想高く結婚相手捜しに苦戦している最中(さなか)にバツイチ女性が身体を張って(意味深ですね?)結婚市場に参入してくれば、到底勝てそうにない”と歎きのセレナーデとなって居ります。
男の方も相手が経験豊かだと上手くリード(何を?)して貰って昔は多かった成田離婚や関空離婚の心配もなく、女性が初婚だと言ってもこんなフリーセックスの時代に生娘なんてまるで百人に一人期待できませんから反ってバツイチに割り切るのも悪くないかも知れませんね。その上離婚経験者ならある程度相手が読めますから、これまで多かった未婚同士のミスマッチも避けられる可能性だって大でしょうしね。
こんな風なバツイチ女性族の凄まじい叛乱でめぼしい若い男性が食い荒らされては独身女性が受難時代の到来だって近いのではないでしょうか。思い余ってバツイチにも相手にされない男から伴侶を捜していたりして…{%gomenne%}
時が巡って嘗ては最も劣位にあったバツイチ女性達が未婚女性達を席捲する時代が来たなんて笑い事ではありませんが世の中おかしな時代になったものですね。{%gakkari%}
今日は長崎市長選の投票日です。果たしてどんな結果になったのでしょうか。
投票日を目前にして長崎市長狙撃事件は衝撃的でした。医師団による必死の手術も及ばず当選確実であった伊藤市長は黄泉の人となられました。銃撃直後から市長の命は絶望的であり時間の問題とされていましたが、仮に医師団がもう2-3日市長の延命に成功していたら投票日の3日前までと定められた公職選挙法により補充候補が立てられず、長崎市は誰もが期待しない共産党市長の誕生となっていたかもしれませんから法律と謂うものは恐いですね。候補者が亡くなった場合は届け出のやり直しなどと特例を作るにも亡くなった方が泡沫候補であれば選挙費用二重の無駄遣いになるでしょうから、それもできず難しい処ですよね。{%tohoho_a%}
女子プロゴルフツアーも佳境に入って参りました。期待の横峯さくら選手は終盤の4ホールを全てバーディーで上がり4位タイまで追い上げましたが、初日の24位が祟って優勝には届きませんでした。{%warai_a%}優勝はプロ転向僅か4戦目佐伯三貴選手であり、かたせ梨乃風の豊満な肢体は存在感に溢れ、多くのギャラリーや視聴者の視線をボールよりバストに誘ったことでしょう。{%warai_a%}こんな異色女子プロの出現は女子プロ界にとって又とない追い風であり、私のような鼻の下の長いファンが増えるのではないでしょうか{%warai_a%}

親孝行がしたかった


長かった確定申告も漸く終了し、早や今日はお彼岸の入りとなりましたが、皮肉にも“暑さ寒さも彼岸まで”と謂われたその日が今年で一番冷え込んだ日となりました。小雪の舞う早朝事務所のストーブを付けたら9度なので驚きました。事務所はランのサーバーが24時間作動していますから室温が通常の家より3度程高く、さすれば寒さで目覚めた自宅の寝室は6度だったのでしょうか、ともあれ今年は三寒四温も感ずることなく春を迎えることになりそうです。{%tohoho_a%}
昨日庭の小池の傍で蛙の鳴き声が聞こえました。漸く冬眠から醒めたものと思われますが、この寒さではまだ虫も居ないので何を食べているのでしょうか。{%shiranai%}何か与えてやりたいと思いますが蛙は動いているにものしか興を示さないので困っています。コンポーサーに沢山棲んでいる縞蚯蚓でも千切って与えようかと思いますが、何か良い智慧がないでしょうか。
例年3月15日には開花すると謂われている“雪柳”が今年の天候異変にも関わらずちゃんと咲きました。この“雪柳”はご近所のお庭のものですが、入院中のご主人の帰宅を待ち兼ねて居るのでしょう、健気にも咲いています。

画像

日経朝刊のコラム“春秋”は含蓄に富んだものが多く毎日読むのを楽しみにしております。日経と謂えば株式欄を連想しますが、株にも商品取引にも興味のない私は政治欄、経済欄以外では“春秋”と夕刊の連載小説が本命であり、現在掲載中の内田康夫の“地の日天の海”など格調高い出色の歴史小説ですから、前回の渡辺淳一“愛の流刑地”などイヤらしくて読む気もしなかった分とても満足しています。{%uttori%}
この前のブログでは“春秋”の“読書(よみがき)学校”をご紹介しましたよね。先週の“春秋”は夫婦の関係について触れて居られたので興味深く、私なりに現代の夫婦についてあれこれと考えを巡らせてみました。
コラムは昨今の女性の下剋上に対し男子復権を目指そうとしたもので、♪会社帰りの携帯に女房からのメールが入った♪とオヤジ二人組が歌う唄が巷で話題となっているそうで、唄の続きは♪“牛乳、トイレットペーパー、海苔”なんと三つの単語だけだった♪ 単語以外のメッセージが何もない無味乾燥な夫婦の風景を中年デュオが切々と綴る唄への同情でありました。メールの語尾にせめて“よろしくネm(_ _)m”位の労(ねぎら)いの言葉も附いていないことは“お願い”ではなくて“命令”であり亭主の人格がまるで否定されているに等しく、こんな女房の言うが儘になって叩きだしもできないなど、今風の標準的夫婦の力関係と男の無力さを垣間見た思いです。コラムは更に追い打ちを掛け最近は夫婦の会話が余りに少なすぎて或る民間の調査に依れば夫婦二人で語り合うのは一日平均たった66分だと書かれていましたが、どうしてそんなに多いのでしょうか、私は6.6分の誤りではないかと思いました。私など余程卑近な事件でも起こらない限り結婚して以来一日に家内と10分と話したことなど凡そなく、新婚早々でもあるまいし、皆様66分も何を話して居られるのでしょう。以為(おもえらく)大半は亭主の収入の少ないことを詰(なじ)っての奥方からの一方的な愚痴話であり、甲斐性なし呼ばわりが延々66分も続いているとしたらご亭主にとって最早家庭は針の莚以外何物でもありません。それでも子供のため思って馬の耳に念仏とじっと我慢するのが男の性(さが)だとしたら余りにも悲し過ぎますよね。{%naku_a%}山本周五郎“日本婦道記”の女性達は一体何処に消え失せてしまったのでしょうか?{%komaru%}
私は常に夫婦とはお互いが空気のような存在であって話しなどしなくても意思の疎通に事欠かぬもので、極端な話“風呂”飯“寝る”の三言で全てことが足り、円満な家庭生活が築けるものと信じていましたが、世の移り変わりは三文字メールと様変わりしましたから実(げ)に恐ろしい世の中になりましたね。夜の更けたコンビニやスーパーで籠を下げて商品を探すネクタイ姿の疲れたご亭主を見るのは末(うら)悲しい限りです。{%naku_a%}
うちの愚妻は口五月蝿くて喧しく何事にも子供中心で私など何時も一方通行でボロカスに言われていますが、良いように受け取れば五月蝿いのは私を気遣って呉れている証拠であり、私は決して妻から無視されている訳ではないようで、私自身が我身勝手で決して良い亭主とはお世辞にも言えませんから、割れ鍋に綴じ蓋でこんなものかと諦めています。{%gakkari%}然しコラムの3文字メールなどは心の通い合いが全く感じられずご亭主の人格が完全に無視されたものであり、まるで亭主は奴隷のようです。頭に来たご亭主が“出て行け!”などとメールしたらきっと鍵を変えられて家に入れても貰えないのではないでしょうか。{%saiaku%}
悲しいある日の“春秋”でした。皆様は奥様と一日どれ位話されていますか?
先週の全日空プロペラ機の胴体着陸には驚きましたね。ナント!過去3年半に77回もトラブルがあったとか、これではどう考えてもこの飛行機は欠陥商品です。
この飛行機はカナダ製だそうで設計の問題ではなく製造過程での雑な仕事が原因だと思いますが、この数知れぬトラブルを考えて居て、嘗ての愛車ハーレーを思い出しました。{%warai_a%}
ハーレーは新車の時が一番不完全車だと謂われており、走っていて壊れた箇所を丹念に補修して1万キロも走ると漸く一人前の完成車になることで有名です。何せ壊れるところも常識を絶するものがあり、クラッチワイヤーが切れてチェンジできなくなることなど日常茶飯事であり、テールランプやフットレストが走行中に何処かへ吹っ飛んで行くのですから驚きです。然しそれを怒っているようではハーレーに乗る資格がないとか…{%saiaku%}、我々ライダーは何処かが壊れると完成車に近づいたことを誰もが喜んだものです。
然し此方(こなた)乗客乗員の人命を預かる飛行機がこれではどうしようもありませんね。メーカーであるボンバルディア社では経営陣は工場など覗いたこともなく、工場内では不二家のようなだらけた雰囲気でボルトの締め付けも均一さを欠き、偶にはボルト締めを忘れたりして私語が飛び交い乍ら和気藹々と飛行機が造られていたのではないでしょうか。ボンバルディア社も山崎パンの資本参加を求めたらどうですか?
今年は垂水の春を象徴する“いかなご”が未曾有の不漁で売り手買い手共に大弱りが連日続きました。この時期毎朝10時前ともなれば商店街の魚屋さんに長蛇の列が並びますが、肝心の“いかなご”が漁港から届かなかったりで双方言い争いが絶えません。原因の一つには“いかなご”が港に入っても小売りの値段が予め設定されているために仲買人が高値で競り落とせない処にあり、もう少し価額に柔軟性を持たせば客を怒らせることもないのでしょうが、価格の設定は恒例のことでもあり、こんな不漁は予想外のことであったのでしょう。急遽価格を自由化したためにあっという間に価格が乱高下しキロ800円であったものが1900円になっても買えなかったりしましたから、予算制で購入価額を決めているコープ神戸などは対応できずに、エスカレーターの降り口にデカデカと『今日はいかなごの入荷はありません』の張り紙までしてある始末ですから大変です。30キロ50キロと炊いては親戚縁者に毎年釘煮の贈り物を習慣とされている垂水の小母さん達は予算超過でパニックに陥って居られたようです。{%saiaku%}一昨日などどんなルートが得られたのかジャスコではキロ1000円で売られていましたから、1900円で買えて大喜びした小母さん達は、1000円の値札を見てどんな思いを持たれたことでしょうね。{%gessori_a%}
“いかなご”は一日で1糎近く大きくなりますから釘煮用が目的のために網を曳く期間は1週間前後と限られるために深刻です。県漁連や県水産センターでは暖冬のせいだとか、孵化した稚魚が親に食べられたとかを不漁原因に挙げていますが、漁獲量が減ってきているのは例年のことであり、私は不漁原因を瀬戸内海の水質悪化と“いかなご”の獲り過ぎだと思います。網を曳く海域を毎年異なるようにし、更に漁獲量を制限しないと何れ“いかなご”は現在の高級魚“鰯”同様幻の魚となることでしょう。{%gakkari%}今年は垂水の名物若布(わかめ)も異常な不作でまるで採れないようですから、周辺の水質悪化が決定的な原因ではないでしょうか。
西武の裏金事件の気の毒な被害者である早稲田の清水選手の一言『親孝行がしたかった』泣かせる言葉でしたね。死語となったと思った位久しく聞かなかった言葉でした。贈賄は贈った方の罪が重いのですが西武はどんな罪に問われるのでしょうか。西武の一場事件では一場の楽天行きで収拾しましたが、清水選手も楽天にでも入れたらいいですね。
格言故事先週の答え
『世論という字は、どう読みますか?』
世論調査をしたら“せろん”と読む人が28%で、“よろん”と読む人が72%だったそうです。私も“よろん”だと思っていたのですが、実際に調べてみると“せろん”と“よろん”は別の言葉であり、“せろん”は世論でも“よろん”は輿論だったのです。勿論意味も少し異なっており、輿論は世間一般の人に共通した意見のことで、世論は世間のうわさ・風評などのことをいったそうです。昔はそれぞれ分けて使われていたようですが輿論の輿の字が当用漢字として用いられなくなったために仕方なく輿論も世論と書くようになったとか…{%shiranai%}
輿とは漢検辞典によると“多い”“もろもろ”を意味し『輿論』の意味も世間一般の意見、大多数の見解と記されています。輿の字はお輿(こし)入れにも使われお嫁入りのことでしたね。お祭りに恒例の御輿(みこし)もこの字を使いますからこの字は本来人が担ぐ乗り物のことで、お嫁さん昔は白無垢に角隠しの花嫁衣装で御神輿のように担がれて嫁ぎ先まで行ったのでお輿入れと言ったのでしょう。{%uttori%}
◇NHKことばおじさん~気になることば~をご覧になれば納得されるでしょうか。
 
「よろん」と「せろん」は違う言葉だったことがお分かり頂けたと思います。正解の方には雑学博士の称号を授けましょう。と言っても何も出ませんが(笑)
故事格言今週の問題
『学びて思わざれば、則ち(罔)し』
(  )内に読み仮名を入れてその意味を答えて下さい。1級の配当漢字ですから少し難しいですよ。俺は書けぬけど読めると豪語する方も是非挑戦して下さい。

損保の逆襲


愈々11月も最終週を迎え、雨に混じって師走の風が舞うようになり忙しない年の瀬を迎えようとしていますが、皆様は風邪を引いていられませんか。私は年末調整の準備で大忙しの毎日ですが、この歳では朝夕の漢字の勉強を一日忘れると元の黙阿弥となるために決して欠かしてはならず、ネットでの囲碁対局も儘ならぬこの頃です。
先日の新聞で今話題の年金について政府は年金の実態調査を纏め発表しましたが、ナント!民間の方が公務員より年金給付が多いという奇妙な結論となって波紋を呼んでいます。
人事院とて公務員ですから、手前味噌になるは当然でしょうが、民間の比較対象会社を企業年金の高額な会社に特定して居る処にカラクリが潜んでいるようです。公務員と民間の比較は厚生年金と共済年金だけを比較することなく、退職金の一部とされる企業年金をも含めた民間企業を恣意的に選んだ形跡が強く、本人拠出分の少ない公務員の共済年金が厚生年金より少ない道理がありませんよね。
更に公務員には天下りと謂う恩典があり、民間人の再就職は運良くできても嘱託扱いで給与は退職前の60%乃至50%あればオンの字であり退職金はなしと謂う決まりですから、天下り後の高給と更に二度目三度目の退職金が追い掛けてくる天下りの連中との格差は格段のものと思われこの辺りを何ら考慮せずに行われた官民比較は国民をコケにしたものと謂うべきでしょう。元々この調査が官優遇の年金制度にメスを入れ此を是正すべく行われた調査ですから、此を阻止すべく各省のトップからの人事院への揺さぶりは凄まじかったものでしょう。このまま行けば来年度の年金一元化の議案提出も危ぶまれ、共済年金に更なる税投入と謂う国民不在のシナリオができあがるやも知れません。一体何のための調査やったのやら、国民の願望が無惨にも一度に打ち砕かれた感が致します。こんなに官の横暴が罷り通る背後には政治家が不勉強で何時も官庁事務方のシナリオ通りの国会審議しか行われず、政治家が自身の信念を有さず官僚のロボット化した結果でありましょう。驕れる官僚達に対する在野からの“草茅危言”が待たれます。平成の大塩平八郎は居ないのか!
今日の話題は保険料の矛盾撞着です。うちの車は給油が年2回程度で年に500キロも走りませんが、ソニー保険など計算が合理的で年間走行キロ数で保険料が決まるようで保険料がベラ安になるので数年前喜んで申し込んだら業務用はダメと断られました{%naku_a%}。家族中で騒ぎ乍ら雑踏の街中へ又は郊外の大型店へと買い物に行くのも楽しいでしょうが、そんな日曜ドライバーより3日に一度決まった路をちょこちょこと走っている方が事故率が圧倒的に少ないと思いますが、保険会社の頭が硬くて約款なんてまるで柔軟性に欠けており、役所の法律そっくりだと思いました。然しよくよく考えてみれば保険会社の規則は昔大蔵省保険局の馬鹿な役人共が検閲して決めたものでありましたよね{%gomenne%}。金融庁には保険金の未払ばかりでなく、この矛盾撞着の甚だしい保険料を見直す役人は居ないのでしょうか!金融庁のキャリア役人の乗る車は公用車で自分の懐とは無縁ですから誰もこの保険料のちょっとしたカラクリに気付かないのでしょうね{%gakkari%}。
先月うちのボロ車に今年も任意保険の改訂のお知らせが来ましたが、ナント!保険料が2000円も上がって居るではありませんか。過去に貰い事故はあっても当方が事故を起こしたことは30年以上ありませんからずっと60%割引(90%割引はできんのか!)であり免許証もゴールドでしたので、値上げされる憶えはなく驚いてお知らせの中身を読むと何でも私と同種の車の事故の比率によって保険料が上る仕組みになったとか…{%komaru%}。昨今騙しの保険金未払いで金融庁にお灸を据えられている損保会社がワル智慧を絞って新手の手法を考え出したものと思われます。腹が立ったので他社の保険も色々調べましたが、保険料の自由化など表面上の釉薬(うわぐすり)であり、何処の損保も答えは同じでありました。此ってある意味の“談合カルテル”ですよね。
それにしても同種の車の事故が他車より多いだけの理由で一般の善良なテラノの所有者が保険料の影響を受けるなど如何に考えても合点が行きません。事故を起こした車の所有者から多く保険料を取れば済む話ではないのですか?以為(この言葉は最近毎週使われていますが便利な言葉です{%ureshii%})私のテラノなど過去の車で現在は販売されていませんから、保険会社も大胆な料金値上げが打ち出せたものであり、万一クラウンやシーマの事故率が高くても保険会社はメーカーに気兼ねして絶対に保険料を上げないと思いますが皆様は如何思われますか。これって明らかに差別ですよね。或いはムラーノなどへの買換を誘う日産の陰謀も加わってのものかも知れませんね。金融庁さんは事故率の実態調査はしたのか!

画像

余りの義憤を感じたため毎日新聞にメールで投書したら23日全国版“みんなの広場”に採用されました。{%ureshii%}
新聞社も投書を鵜呑みに登載した訳ではなく、大阪支社から電話があり数日掛けて種々保険料の調査をされたらしく、私の投書のウラを取られた如くでありました。矛盾撞着や牽強付会などの四字熟語も読者には難し過ぎるからと訂正させて欲しいととやんわり引導を渡されてしまいました。{%akkanbe%}
投書が採用されると図書券2000円が送られてきますから、孫達の良いクリスマスプレゼントになります。そう謂えば昨年も丁度今頃漢字検定の投書が採用されて頂戴した図書券をプレゼントして孫達に大喜びされたことを想い出しました。{%ureshii%}
女子プロゴルフは愈々本年最終戦を迎えました。期待の横峯さくら選手は4日目もトップ発進でしたが、諸見里選手の猛追に一時は1ストローク差まで追い上げられ乍らマイペースを保持し、逆に1打差に迫った諸見里選手に気負いが出てショットが乱れ最後は11アンダー7打差での圧勝となりました。これで賞金ランキングも3位まで昇り獲得賞金9660万円はお見事と言う外ありません。{%cracker_a%}
心配なのはこの大会に優勝すると3年間国内ツアーのシード権が与えられるので、さくらちゃんが来年アメリカツアーに挑戦するのではないかと謂う懸念ですが、私始め多くのさくらファンを悲しませないためにも彼女にアメリカに行って欲しくありませんよね。折角女子ゴルフ界が隆盛期に入った今藍ちゃんとさくらちゃんを欠いた国内ツアーでは人気者不在で空洞化し再び低迷期に入るのではないでしょうか。男子プロゴルフ界が喜んだりして…{%shiranai%}。

検知拒否を厳罰に!


先週木曜日明石税務署に申告書を提出などに行く機会があったので、先日日曜日の収穫に味を占めて、税務署前の田圃からエンマ蟋蟀を50匹ほど捉まえて来ました。この田圃は市街地の真中ですから何時マンションが建つか分からず、譬え1%以下でも今の内に居住地を代えておいた方が蟋蟀のためかと自分勝手な解釈をしていますが私の危惧は恐らく近い将来杞憂に終わらないものと思われます。(;;)
持参した腐葉土入りのアクリル水槽から50匹ほどの蟋蟀は全部庭の叢(くさむら)に放してやりましたが、すぐにコロコロと美声が聞こえてきました。丁度適齢期に達した若者の蟋蟀ばかりであり、雨毎に絶えず水浸しの田圃より住環境は遙かに優れていますから無事交尾産卵を果たし、来夏は是非孵化して欲しいと願って居りますが果たしてどうなるのでしょうか。(^^)

画像

瓢箪池の向こうの叢に50匹の蟋蟀と3匹のキリギリスが棲んでいます。
今日の日曜日久し振りに教会の御ミサに出席しました。何時も御ミサは荘厳な雰囲気の中で司祭の御言葉に緊張と共に進行するのですが、時は流れて久しく、今日の御ミサは月一のフォークミサであり、Tシャツ青年3人三弦のギターがオルガンの伴奏での讃美歌は軽いノリで心地よくセグレ神父様の説教も快調で仕事を忘れて楽しい一刻(とき)を過ごすことができました。妻が敬虔な信者なので私もその内覚悟は決めています。(^^)
免許センターから葉書が来て先週運転免許の高齢者講習なるものを初めて受講しました。目が悪いため車も殆ど運転しないし50年以上持ち続けた免許を返上しようかと思ったのですが、最近銀行や区役所などで頓に身分確認が五月蝿くなり、写真の付いた身分証明もあった方が良いのかなあ、と軽い気持ちで出掛けました。私より一回り上のお得意先の奥様から“簡単だわよ”と言われたので安心していたのですが、パソコンによる視力動体検査が思ったよりタフであり、アクセルとブレーキが隣り合わせで間隔が狭く踏み代(しろ)も2-3cmしかなくて、信号の色によりアクセルを放したりブレーキを踏んだりと煩わしく、ATM並みに3回ミスをすると機械が止まってしまうと脅かされ、左目の視力が不十分なため左方面の信号の色の識別反応が充分でなく冷汗三斗でありました。一番簡単だったのが教習車による教習所内での実技であり、S字、クランク共に脱輪することもなくスムースにクリアできてホットしましたが、終了時に教官から免許更新時には眼の検査に注意するように言われ、何のための講習やら免許センターで更新できなかったら講習料6150円は溝(どぶ)に放ったお金となる理屈になりますよね。(;;)そのときは返金してくれるのか!
そもそも高齢者講習など昔はなかったのですが、何時からか少子化の影響で自動車学校の経営が難しくなって、警察OBの天下り先でもあり放置もできずに教習所の倒産を防ぐために75歳からの高齢者講習なるものが法制化されましたが、それでも少子化が加速し警察OBの給与分だけ自動車学校の赤字が埋められずに今や70歳に引き下げられるに至ったものです。現在高齢ドライバー800万人とか…講習料が一人僅か3時間で概算約540億円が3年間に分けて入ってくる勘定ですから凄いお金ですよね。自動車学校も3時間で6150円は教習生より遙かに旨味が多い商売となりますから今後は学校も高齢者獲得に必死となるものと思えます。然しどの学校を選ぶかは本人の選択ですからその内自宅送迎まで呼び掛ける学校が出てくることでしょう。(^^)少子化の増加に伴い、後数年もすれば自動車学校存続のため受講年齢が65歳まで下げられることは間違いなく、その内教習生より高齢者受講者の方が多くなったりして…(;;)
高齢者講習と謂えば人の命を預かる医者にも70歳から是非実施して頂きたいと願っていますが、医師会からの政治献金に頼っている自民党がそんな法案に賛成する道理がありませんよね。(;;)講習料は税金のようなものですからこれも不公正税制の見本のようなものでしょうか(;;)
最近公務員による飲酒運転ひき逃げ事件が続発していますが、どうして公務員の事故が多いのかと考えてみると、酒気帯びひき逃げ犯人として逮捕されれば会社勤めなら疑いなく懲戒免職の筈ですが何故か自治体の役人に限って休職処分程度で済むとか…今夏奈良市の職員が飲酒の上ひき逃げ事件を惹き起こし、嘗て5年前にも同様な引き逃げ運転で40万円の罰金を命ぜられていたのにそれでも停職6ケ月だそうですから呆れてモノが言えません。引き逃げは被害者の死傷の結果は別として殺人同様だと考えます。市に言わせれば懲戒に関する明確な規定がないためとしていますが、公僕たる者が市民を刎ねておいて救助もせずにトンズラしているのに停職6ケ月が呆れます。公務員の飲酒事故の多いのは彼等に倫理観が欠落していることと処罰が手緩いことに起因しているに相違ありません。何処が公僕や!
日産自動車が飲酒運転できない車の開発に着手しました。何でも運転者の息から一定濃度のアルコールが検出されるとエンジンが掛からない仕組みになるとか…馬鹿馬鹿しくて嗤ってしまいますよね。そんな車を一般人は勿論酒飲みが買う道理がないではありませんか、社用車で乗る羽目になっても、他の人にエンジン始動して貰うとか、何時ものことですが私など暖機運転に車外からアクセルを1回踏んでセルを回しますが、その時顔を背けていれば検知できずエンジンは掛かる筈でしょうからこれからメーカーとドライバーの知恵比べの鼬ごっことなることでしょう。その度に車の価格が高くなるでしょうから酒を呑まない一般人には遣り切れませんよね。(;;)
現在の法律では交通取り締まりに引っ掛かっても飲酒検知拒否(罰金30万円のみ)が何故か認められるため、この方が飲酒運転者には遙かに有利であり、酒酔いは免許取り消しの上罰金50万円(又は3年以下の懲役)と本末転倒状況ですから、盗人の逃げ道を作っておいて“御用だ!”と言っているようなものではありませんか。
そんな馬鹿馬鹿しい法律は改正して、飲酒検知拒否は即免許取消しとした上で懲役3年にしてやれば良いのです。そして検知の結果飲酒運転酒気帯び運転共に殺人未遂罪で立件するように法制化されれば飲酒運転は極端に減ると思いますが如何でしょうか。
あの植草教授がまたもやハレンチ罪で逮捕されました。電車内で17歳の高校生のお尻を触ったとか…この先生有名な経済アナリストであり、日本経済の指針としてなくてはならぬ教養溢れた方ですが、前回の手鏡事件と謂い今回の事件と謂い完全なビョーキだと思いました。奥様など前の事件で離婚されたかと思いきや夫の無実を信じて共に戦われましたから、ご自宅で奥様の知って居られる日常の植草教授と奥様の知らぬ処でロリコン魔に変身した植草一秀は多分別人なのでしょう。ジキル氏とハイドの映画が大昔ありましたよね。どちらがハイドだったか忘れましたがこれからは教授に行くところはトイレ以外全て奥様同伴にされたら彼のビョーキが出ることはないと思いますが、幾ら仲の良い夫婦でも四六時中一緒と言う訳にも行かないでしょうし、今度の事件で奥様も目が醒めたでしょうし二度あることは三度と言いますから現在の医学では完治は先ず困難でしょう。財産がなくならない内に慰謝料を貰って別れられた方が良いと思いますよ。何せ今回の事件は単に魔が差したと謂うようなものではなく、右手に鞄を左手に傘を持った儘傘を手首に引っ掛けて左手を自由にしておいて女子高生のスカートの中に手を差し入れお尻を触ったそうであり、女子高生の叫びで周囲の人の目線が彼に集中したときにはちゃんと傘を持っていたそうですからタチが悪く明らかに計画的ですよね。蒲田署員には傘を持っているのにそんなことができる訳がないと白を切り、女子高生に手首の傘の事実を指摘されてから慌てて”酔っていて憶えていない“と豹変したそうですから完全な確信犯ですよね。ビョーキだと信じた私が間違っていたのかも知れません。(;;)
日本も貴重な経済アナリストをこんなことで失うのは残念ですね。彼は手鏡事件以前はハンカチ王子のような清潔感溢れる素敵な男性だったのですが…(;;)
女子ゴルフ東海クラシックは横峯さくら選手、未だ全英の疲れが取れず優勝した福島選手に10打差も放されて16位タイと低迷しました。来週は確か昨年優勝した宮城TV杯ですから是非連覇して欲しいですね。(^^)

再び竹田の子守歌


木曜日に寒蝉(つくつくほうし)の声が聞こえたと思ったら早や9月を迎えてしまいました。1年の3分の2が過ぎ去った計算であり、歳月の過ぎ行く早さには只々驚くばかりです。
9月の声に驚いたのか昨日一昨日と気温が8月と急に様変わりして肌寒いくらいの朝でありました。暑さでゲンナリしていた蟋蟀もお陰で元気を取り戻し美声を震わせています(^^)
然し敵は名うてのCO2温暖化現象ですからこの儘すんなりと秋が到来するとも思えず必ず逆襲があるものと応戦の覚悟をしておきましょう。(;;)
庭の瓢箪池には沢山の蛙達がやってきて(播磨町から通ってくる事務所の職員が毎日自宅の近くで捕まえてきて呉れています(^^))賑やかになりました。そろそろ夜には大合唱が始まるかな?と期待していますが何せ五月蝿い住宅街ですから近所から苦情が出るやも知れませんが、“町の真ん中で自然の歌声が聞けて有難く思わんのか!”と一喝し逆襲してやろうと思っています。(^^)
昨夜からひよんなことからキリギリスも庭の仲間に加わりました。昨日個人的な用で町内の民生委員の方に判子を頂戴に参上したとき、縁側でキリギリスの美声が聴こえたので、お訊ねしたら毎年夏になるとご夫婦で“しあわせの村”まで行かれてキリギリスを40-50匹程捕られるそうです。用途はお中元代わりに近所の方々に毎年差し上げるとか、私も便乗して5匹ほど頂戴して、内雄2匹と雌1匹を庭に放し来春の楽しみの基を作りました。
私も経験上この虫の捕獲が如何に困難かを知っていますので、ご夫婦に秘訣をお聞きしたら、ご夫婦の仰るには、竹の先にタマネギを括って鳴いているキリギリスの鼻先にそっと差し出すと暫くしてタマネギの誘惑に耐えかねてタマネギを食べ始めるので、夢中になった頃を見計らってそっと手繰り寄せ昆虫網で捕まえられるとか、奥様の役目はご主人が少し耳が悪いのでキリギリスの鳴いている場所を見付けてはご主人に知らせ、ご主人が目を凝らせてキリギリスを見付けられるそうです。(^^)雌は鳴きませんが雄の近くを丹念に捜すと見付かるとか、それにしても50匹とは凄いですね。
私が行き付けの小鳥屋さんでは1匹700円ですから原価を1匹300円としても15000円にもなりますから“しあわせの村”でお風呂に入ってご馳走が食べられますよね(^^)

画像

今朝樽プランターに止まっているのを見付けてシャターを切りました。産卵管が付いていますから雌なのがお分かりですね。他の昆虫同様雌の方が雄より少し大きいのですが、産卵後雄は雌に食べられて仕舞いますから哀れですよね。と謂っても人間も似たようなものか!
“竹田の子守歌”は先月後半毎日新聞が社会の底辺に纏わる種々の問題を取り上げたコラム“夕刊ストーリー”の一環として5回に渉って連載特輯されましたが、この子守歌は19世紀の末期に京都市伏見区竹田地区にある被差別部落より生まれたとされております。今年になってから京都市で同和出身職員の不祥事や大阪市の同和住民対策として設けた芦原病院への不正貸付や部落解放同盟幹部による駐車場不法賃貸事件など由々しき問題が発覚しました。同和を錦の御旗として自治体が食い物にされてきた原因は実に自治体の事なかれ主義を利用した一部の同和の連中乃至は似非同和の連中の仕業に依るものでありますが、同和利権のその背景には日の当たらない被差別部落の人達が過去に如何に悲惨な生活を強いられていたかの事実を放任し傍観していた自治体の贖罪であったことを意味し、それらを片や放置し片や食い物にしてきた彼等双方を許すことはできませんが、敢えて嘗てのムラと呼ばれた部落の実状を一般の方々に知って貰い、これらを検証するため今回この重い問題を毎日新聞が勇気を持って取り上げられたものと思いました。
私自身にとってもこの“竹田の子守歌”は大変に感慨深いものであり、一昨年元旦に“竹田の子守歌”と銘打ってこのブログ(当時はHP)が更新されたことを覚えて居られる方もいられることでしょう。この子守唄については何時か機会を見て部落の問題を検証したいと筆を置いた記憶がありますが、この歌は実は子守歌ならぬ守り子唄であり、貧しいため年端も行かぬうちに子守に出された被差別部落の少女が、貧困と差別の中を遊ぶことも学ぶことも叶わなかった怒りと恨みが籠められたものであって、決してその背中に負われた赤ん坊に聞かすものではなく生まれながら置かれた自身の境遇への恨み節であったのです。
当時の被差別部落の人達は貧しいために教育を受ける機会が失われていたため、殆どの女性が文盲であり、自らの生活への自虐から唄った守り子唄はムラの恥を曝すもので人前では決して唄うものでないと信じられていたために、この儘では末代に伝承できずに消え去るところでありましたが、いろいろな方々の努力から様々な経緯を経て彼女達の唄を次世に伝えるために、元歌を丹念に調べて嘗てのムラの暮らしを歌い継ぐ運動が少しずつ浸透し、自らの暮らしへの劣等感から頑なに唄うことを拒んだ人達もやがては次第に心を開き、自分達の生活を唄うことで部落の在り方への次代への問い掛けにしたいと考えるようになったのでした。
アイヌのように文字を持たない彼女達の歌は口から口へと伝えるには方言も災いし至難の業でなかったと思いますが、文字に代えなければ消え去るしかない儚い唄も部落全員の努力で遂にこれをなし得て、01年伏見区で行われた“伏見人権の集い”の舞台では白いブラウス姿のムラの女性30数名の合唱がなされたと記されていますから、被差別部落の方々にとっても唄の再生に努力を尽くされた方々も感慨無量であったことでしょう。
♪久世の大根飯、吉祥の菜飯、またも竹田のもんぱ飯、どうしたい、こりゃ聞こえたか!♪(久世、吉祥、竹田は何れも伏見にある被差別部落の字(あざ)名です)。どう読んでみても子守歌である訳がありませんよね。ムラの恥であったもんぱ飯(少しの雑穀におからが殆ど)を皆の前で曝した歌ですから人前では恥ずかしくて唄えなかったのも当然でありますが彼女達の勇気には頭が下がり、この人達を賤民と貶めて平気で居た我々が居たたまれぬ思いです。記事には彼女達の悲惨な生活が縷々と記されていますが、戦後我が国の憲法第14条に於いては『すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において差別されない。』 と記載されてあり、古くは明治4年に穢多廃止令が施行されて100年以上が経過しながら平成の世に至るまで被差別部落と謂う言葉が生き続けていたのは何故でしょうか。深く考えさせられた“竹田の子守歌”でありました。
この100年もの永い年月には愛を誓い合いながら自らの出生の秘密が明かせずに結ばれることなく自らの運命を呪い乍ら、死を選んだ有為の若人が数知れずあったことも我々は決して忘れてはなりません。皆様も一度機会があれば古くは藤村の“破戒”近くは住井すえ著“橋のない川”全九巻を読まれたら如何でしょうか。
休養明けのさくらちゃんでしたが、疲れが残っているのかイマイチ気合いが入らず16番2度の池ポチャで6位と沈みました。(;;)藍ちゃんも帰ってくることだし来週の日本女子プロ選手権に期待を繋ぎましょうか。

池姫地蔵尊


五月の連休も終わり、愈々夏の到来に備えて衣類や家具の衣替えに忙しい時期となりました。先週職人さんに頼んで雑草畑を我が物顔で跋扈する蛇イチゴや紫式部などをすっかり始末して頂き、さて何を植えようかと思案していたら、昨日の雨であっという間に“ひるがを”の新芽が無数に首を擡げてきました。この“ひるがを”は近所の空き地から5年前に採取してきたものですが一向に花を付けずに地下茎のみが庭中を駆け巡り年中葉ばかりで困っていました。蛇イチゴなどと一緒に一応駆除したつもりでしたが割り箸程度の切れ端の根から芽を出してきましたから今年も当分は悩まされそうです。(;;)

画像

写真は新しく改築された“池姫地蔵尊”です。この地蔵さんは駅前から歩いて数分の商店街の外れにある三叉路の角に位置し、駅前を山陽バスが通っていた嘗ては“地蔵前”と謂うバス停まで永くあり住民に親しまれていました。以前のお地蔵さんは私が生まれた時には既に存在し、西舞子と違ってお地蔵さんの少ない垂水でも数多くの信者さんが居て何時もお参りで賑わいお供え物を狙って猫達の溜まり場となる程でした。お地蔵さんの館(やかた)が改築されている半月余りの間お地蔵さんは近くの市場の空き地に安置され沢山の信者の方がわざわざ市場の中まで入って来られ日夜お参りをされて居ましたが市場の売上には貢献されなかったようです(;;)。今回の改築完了後にデジカメを持参しました処、誰も居ない時が少なくてシャッターチャンスを見付けるのに多くの時間を要しました。
どうしてお地蔵さんがブログの話題に取り上げられたのか、その理由はこのお地蔵さんの持ち主が居ないからです。持ち主不明のお地蔵さんを誰が建て替えたのかその辺が不思議で市場の小鳥屋さんと話をして真相を聞かされ吃驚したのでしたが、そもそもこのお地蔵さんの馴れ初めは昭和の初めにそこら中が田畑であった時分に、其処にあった池を埋め立てた処、池の底からお地蔵さんそっくりの石が出てきたことから、これを捨てれば罰が当たると周辺に住まっていた信心深い篤志家達が埋立地の南端に“池姫地蔵尊”と名付けて建立されたそうです。さすれば土地は北側の病院のものかと云うと病院とははっきりと側溝で区切られお地蔵さんの土地は単独で存在する如くでした。
小鳥屋さんの話から推理してみるとどうやらお地蔵さんは公道の上に建てられたようであり、面積にして少なくとも10㎡以上ありますから、時価にすれば数百万円もの額になります。当時から不法占拠していた可能性が高く、現在なら到底考えられないことですが区役所の図面にもお地蔵さんは存在するそうですから、当時の村長さん(その頃は明石郡垂水村でした)が信心深い方であり特例として認めて頂いたものでしょう。その後役所も既得権をずっと認めていることでもあり今更土地を明け渡せとも言い出し辛く、税金も取れない工作物が存在することになったようですが、考えてみれば当時は昭和不況の真っ直中であり、土地の価格は兎も角としてもお地蔵さんの建築費には相当な費用が掛かったと思いますが、80年も前に奇特な方が居られたものと感心しました。そしてこの地蔵さんは今も管理人と称する方がいて今回も老朽化を嘆いて立て替えを決意されたそうですが、近隣の方々から市や有志から寄付を募っては?との提案にも、寄付を頂戴すると何かと無理を聞かねばならぬからとやんわりと拒否されご自分の浄財を投げ出して改築されたそうです。成る程よく考えてみると市へ寄付など頼みに行けばあれは市道の一部やからこの際返してくれと言われ兼ねず賢明な選択肢であったでしょう。然し建築費用は素人目にも300万円は下らぬと思われましたが世知辛い世の中なのにこれ又奇特な方が居られたものだと感服致しました。真相は定かでありませんが、ひょっとしたら80年前の方の子孫なのかも知れませんね。法的には一応家屋とされますから建築申請を受けた市役所も公道上の建造物など認めてよいのか応答に困ったでしょうが80年の年輪を持つお地蔵さんと大勢の信者さんには文句の付けようもなかったことでしょう。皆様も一度お参りされたら如何ですか?
“オレオレ詐欺”こんな変な事件が始まって一体何年になることか、未だ性懲りもなく引っ掛かる手合いが少なくないようであり、警察庁はオレオレ詐欺の昨年度被害状況を先週発表しました。面白いことに発生件数、被害金額共に東京が圧倒的に多くて、大阪と比較すると発生件数は東京が1758件被害金額36億円余とダントツであり大阪の場合は件数33件被害金額8千万円とまるで少額なのに驚かされます。愛知県や北海道も結構多く、全国的にも被害1件当たりの人口は1万5千人前後ですが大阪は全国平均の10倍である17万人であるのに東京のみ7千人に一人が引っ掛かるなど圧倒的な格差がありますから大阪人より東京人が24倍も率が高いことが分かりました。一体東京人の被害率の高い原因は何処にあるのでしょうか。
引っ掛かっても“ない袖は振れぬ”と謂いますから先ず東京の人がお金持ちの方が多いことが上げられると思いますが、大阪がそれほど貧乏人ばかりと謂うのもおかしいし、貧富の差があっても1~2割の範囲でしょうから他に原因があるのではとトクと考えてみました。
警察庁の発表ではオレオレ詐欺も時代と共に高度化し進化して、最近では交通事故などより“ご主人が痴漢で捕まった!”との警官や弁護士を装ったものの登場が流行となって来たようです。外面や世間体中心の生活を営んでいる東京人に対しては、これこそ取って置きの殺し文句であり極め手となることでしょうが、大阪人は言葉は悪くても夫婦間の人間関係は密であり、電話が来ても“アホなこと言いな!”と取り合って貰えないか“そんな亭主なら塀の中に入れたらええがな!”と突っぱねられてお仕舞いとなるケースが多いのでしょう。どちらかと謂えば東京では夫婦間がお互いの人格をしっかりと認め合って少し距離をとって他人行儀な生活をする人が多いようですから、お互いを晒け出して日常茶飯事どつきあいの喧嘩も一夜同衾して朝にはケロリと直っている大阪人とでは夫婦間の理解度や信頼度がまるで違う処にオレオレ詐欺の被害者になるかならぬかの鍵が隠されているように思われました。
東京人は己が夫の危難などより、その事件が公表された結果受けるであろう妻である自らの世間体の方に気を取られて血が上って気が付けば数百万円を盗られていたと謂う結果を招くのではないかと思われます。又一般的に言って東京ではあの植草一秀元早大大学院教授の前例がある如く、教養の高い知識層に痴漢癖の多い風潮が知られていますから、或いはうちの夫も?…と我がご亭主を過大評価しての錯覚が齋らした副産物なのかも知れませんね。奥さんにしては本望かも…?
関西ではよく女性のお尻を撫でてキャッと言わせは女性から平手打ちを食って笑っている男が居ますが、こんなのは趣味は悪くてもスカート内の手鏡や盗撮などよりずっと陽性でいいですよね。どうして植草さん程の方があんなことをされたのか理解に苦しみますが、彼等程の知識階層の方の奥様方も又きっと知的で教養溢れた方に違いありませんし、自らの教養が災いしてとても奥様に閨の誘いまで申し出る勇気がなく(奥様とて同様で年中欲求不満だったりして…)屈折した思いが痴漢へと駆り立てるのかも知れませんね。これを下種(げす)の勘ぐりとでも謂うのでしょうか。(^^)
話は変わりますが植草さんが来春名古屋商科大学大大学院の教授として教壇に立つことになったとか、巷では早過ぎるのではとの憶測が飛び交っています。果たして受講者が居るのでしょうか?誰も来なかったりして…(;;)
話は変な方へ飛んで行ってしまいましたが、オレオレ詐欺は究極時間との勝負ですから今年からATM1日50万円限度となったことだし、彼等も電話代やバイトの日当の採算が合わず何れ終息するものと思われます。
大阪市の三セクから業務委託された飛鳥会の駐車場収入の巨額な横領事件には誰もが呆れましたね。今回の事件で奇しくも飛鳥会と市との癒着振りが暴露されましたが、同和特措法が82年に期限切れ後も役人の前例踏襲の悪弊から続いていたものであり、年に2億円もの駐車料金が旧三和銀行を通して何十年も流れていたのに金融資産に関しては世界一の情報網を誇る国税局がこの大型脱税の摘発にどうして動かなかったのでしょうか。恐らく彼等は事実関係の殆どを把握していたことでしょう、然し国税局も同和に対する課税問題に付いては一般納税者と一線を画して同和対策室で別個に取り扱っており、その辺との調整が難しくこれまで飛鳥会に対して一度も税務調査がなかったことは局側が“触らぬ神に祟りなし”と見て見ぬ振りをしてきたものと思われます。地検の捜索が開始されたことを知って小西容疑者はこの春に慌てて5年分の修正申告書を提出して8000万円納税したそうですが、何れ地検の捜査の結果による課税通報を経て改めて国税局から多額の法人税や源泉所得税が課せられることになるでしょう。
飛鳥会の家宅捜索で地検特捜は普段は持つこともない拳銃を持って臨場した位ですから、同和も一部の連中はある面暴力団と変わりませんから国税局が調査に二の足を踏んだのは良く分かりますが、一般納税者からは税金をしっかりと取り立て暴力団や同和はお目零しなのでは一寸遣り切れない思いが残りますよね。一方世間から疎外視された穢多(えた)を一般人同様まともな生活をと水平社を興され今は亡き部落解放の父松本治一郎氏がきっとあの世で泣いていられると思います。真(まこと)の同和の人々は市井の片隅で普通の人としてひっそりと生きることを望んで居るのです。小西容疑者は40年もの間部落解放同盟大阪府連飛鳥支部長の職に有り、この間に40億円もの蓄財を得たいたことが現在判明しておりますが、飛鳥会に常駐していた旧三和銀行であった三菱東京UFJ銀行(もう少し短くならんのか!)の担当者は百貨店での宝飾品購入が年に千万円単位あったと告白していますから実際の横領額は生計費など個人的費消額を加えれば50億円を超すことになるでしょう。そして日本国中には小西邦彦一人ではなく部落解放を正義の御旗として、地方自治体を恫喝し同和予算を恣(ほしいまま)に私腹を肥やしている第二第三の小西がゴマンといることでしょう。
小西容疑者は命を懸けて穢多(えた)を救おうとされた泉下の松本先生に恥ずかしくないのか!ひょっとして小西容疑者は似非同和ではないのか!
 【部落問題資料室】
http://www.bll.gr.jp/siryositu/s-ta-matum.html
女子ゴルフヴアーナルレディース横峯さくら選手は今週も精彩を欠き26位タイと崩れファンの期待を裏切りました。出ずっぱりで疲労が蓄積しているものと思われます。少し休んで体力を回復させないと、こんな成績の連続ではその内TVにも写して貰えなくなりますよ。(;;)

“お前とこは貧乏なのか”


愈々GWも終わりましたが皆様は如何お過ごしでしたか。最終日の今日は特別でしたが概ね爽やかな良い天気が多くて良かったですね。私の休暇は先週お知らせした通り70%の仕事と20%の漢字検定の勉強と10%の庭の手入れに終始しましたが、体調不良のせいもあり野草ウオッチングは残念ながらパスしました。

画像

永く咲かないで僻(ひが)んでいた“からまつ草”が開花しました。(^0^)/
今週は先ず一重(ひとえ)咲きをご覧頂きましょう。楚々として可憐さが“売り”でありますが、これで一ケ月以上咲くのですから驚きです。何時ぞや三宮高架下の山野草のお店で花が殆ど終り掛けた“からまつ草”を見付け値札1500円の処を1000円に負けてくれたら買うと持ち掛けたら、そのお店の小母さん曰く“うちが損するからあかん”と断られました。理由を糾(ただ)したら“花が済んでも持って帰って養生させたら来年は株が二つになって3000円に売れるから”とのこと、自前で花を育てる山野草屋さんならではの言葉であり敬服しました。その辺の園芸屋さんなら花の終わり掛けた鉢は半値処か只同然で処分されていますが、それらは何れも花の需要がその花期に限られ、花が終わればポット鉢毎捨てられる宿命(さだめ)が慣わしとなっているからであり、この小母さんのように売れなくても来年株を増やして…なんてことは正に小売業者と生産者の違いでありましょう。
宿根草は花が終わったら捨てるのではなく、お礼肥を与え秋には新しい用土に植え替えてやれば幾らでも増殖しますが、一番大切なことは花鉢を買ってきたときに直ぐさま用土を入れ替えてやることですが、殆どの方は買ってきた鉢の儘水や肥料だけ遣っているので段々花の数が減り、やがては消え去る運命を辿ります。これは園芸屋の商売上の作戦でもありますが、真の園芸ファンの花の楽しみ方は翌年もっと多くの花を付けさせることです。今だったらそろそろシクラメンが終わり掛けていますよね。来年もう一度咲かすために挑戦して見ませんか。一般的には水を切って涼しいところに9月の末まで保管し、その後新しい用土で水遣りを開始する方法と、水を切らずに木陰の涼しいところで夏越しさせる方法と二つありますが、どちらも一長一短ですあり、シクラメン栽培のポイントは芋(根茎部分)の表面を土の上に1cm位露出させて芋には直接水を掛けないことです。この花は水が好きなので底面給水式が流行っていますが、水道の水を遣る場合は必ず日向水にしないと鉢の表面が塩素でやられますから注意して下さい。今日は何故か何時の間にか園芸コーナーになりましたね。反省して本論に戻しましょう。<(_ _)>
“コンニチハー”
先週日経新聞夕刊巻頭の波音“挨拶の法則”に出ていた言葉です。クラス会に出席するために母校を訪れたら“コンニチハー”後輩の女子高生が見知らぬ記者さんに声を掛けた。との一文に疑問符が残りました。私は旧仮名遣い世代ではありますが、“コンニチハ”なら“こんにちは”と読めても“コンニチハー”では“こんにちわー”と読み難いのです。まさか吉本新喜劇末成由美さんのギャグではないでしょうから“コンニチワー”が正しいのではないでしょうか。
然し私の捻(ひね)くれた頭でよくよく考えてみるに、天下の日経記者ともあろうお方がこんな初歩的な誤った日本語を使う道理がありませんから、ひょっとして今の女子学生の言葉の乱れとモチモチした怪しい発音を普段から快く思っていなかった記者さんの憂いからのアイロニーであり、作為的に言葉をカタカナに変えて正しい平仮名では表現できないもどかしさを“ハ”に文法的には正しくない横棒まで付け日本語の透明化を図るため警告されたのではないかと深読みしてしまったのでした。
先週4日NHK衛星放送で42年前の映画“青い山脈”リバイバル編が放映されましたが、吉永小百合を初めあの当時の若い女性の言葉は今の女性の言葉の音程よりキーにして2つ位高く、然も早口でハキハキしていて会話のテンポがリズミカルでしたよね。56年前初代“青い山脈”原節子、杉葉子、若山セツ子の時代なんてもっと高いキーだったのを覚えています。あの当時の礼儀正しく敬語に溢れたあの若者達の歯切れの良い言葉は何処へ行ったのでしょうか。聞き取り難い低い声で“うぜーな!、チョーきもい”などとても気持ち悪くて聞いていられませんよね。(>_<)
こんな連中がお母さんになったら子供に対してどんな言葉で話すのか考えただけでもゾクゾク寒気がしそうです。赤ん坊から“うぜーな!”と言われてお母さん愕然としたりして…(;;)
彼女達(男子も同様ですが)は家でも同じ言葉を使っているのでしょうか。若しそんな言葉を聞いたなら、戸塚さんも愈々6年の刑を終えてスクールに帰ってこられたことですし、親は直ちに子供を張り倒し、直ちに戸塚ヨットスクールへ放り込んでやればよいのです。
甘やかせたり子供に迎合するのは親の教育として決して正しくありません。ちゃんとしたまともな子供に教育したかったら子供が自分が悪かったと認めるまで子供を叱り、聞き入れなければ蹴飛ばしてでも親の意に従わさなければ、必ずや親が子にどつかれる日がやって来るでしょう。そのときになって気付いても最早手遅れであることを知って下さい。
それしてもリバイバル編の“青い山脈”は吉永小百合独りを除いては、小物ばかりで自然の描写も極く少なく初代作品の傍にも寄れぬ駄作でしたね。原節子の気高さ、池辺良の格好良さ、若山セツ子の可愛らしさ、杉葉子の乙女の潔癖さと前作の印象が余りに強かったせいもあるでしょうが、静と動、東宝と日活のカラーの違いは大きく前作が名作であったことが14年後のリバイバルによって証明されるなんて世の中皮肉ですね。(^^)
不肖私も嘗ての映画ファンの一人として一度は行って見たかったロケに使われた中津川を訪れて、川の畔を散策しながら遠く甲斐駒や恵那山を臨み感慨に耽ってから幾年が経過したことでしょう。かれこれ50年昔の懐かしい思い出でありました。(^^)
それから四半世紀を経てもう一度中津川を訪れる機会に恵まれましたが、当時の町の佇まいは殆ど失われており、恵那山に中央自動車道が敷設されていることも驚くばかりでありました。
先週の月曜日京都の女性(60歳)から“みんなの広場”への投書が掲載されました。新学期が始まり学校から“雑巾を持ってくるように”と先生から指示があり、お嬢さんである娘さんがミシンを掛けて孫に持って行かせたらクラスで二人だけが手作りであり、他の生徒の持参した雑巾は全てお店で売っている商品だったそうです。そして手作り雑巾持参の生徒に対し、“お前とこは貧乏なのか”が先生の発した言葉であったそうです。心ない先生も居るものですね。(>_<)
きっとこの二人の生徒は心を抉(えぐ)られ潰れんばかりの衝撃を受けたことと思います。子供は帰宅後“今度からは買ってきて持たせてね”とお母さんに言ったそうですから悲しい言葉ですね。お母さんはもっと悲しかったことでしょう。それを聞かされたお祖母さんの悲しみも一入(ひとしお)であったでしょう。私が親なら学校へ怒鳴り込み校長と教諭が謝罪するまで職員室に座り込んで動かなかったと思います。(>_<)
一体全体この先生の脳味噌の何処からそんな言葉が出てくるのか私にはどうしても理解できませんが、私はこの言葉から心貧しい先生ばかりで占められた現在の教育現場の有り姿を垣間見た思いで暗澹たる心持ちに陥りました。貧しいのは生徒の親でなくて、この先生の短絡的な心であり、母親の愛情の籠もった雑巾は決して金銭などで評価し得るものではありません。雑巾は中国で大量生産されていて5枚100円で買えますが、お母さんの手作りの雑巾はパートの時給に換算しても300円以上に相当するでしょう。それなら冒頭の言葉はお店で買った雑巾を持参した子供達に対し発せられるべきでありますが、親の愛情を金銭に換算するなどそんな見当違いことではなく、この世の中金が全てだと錯覚しているこの愚かな先生が、自分が何気なく吐いた心ない言葉が世界で最も大切な親子の愛情の絆を引き裂いたことにも気付かないなんておぞましく情けなくて涙が零れますよね。(>_<)
こんな非常識な先生は直ちに学校に辞表を出し、アイフルの債権取り立ての営業マンにでも転職すれば良いのです。
アイフルと謂えばあのチワワのタキシードのコマーシャルを思い出しますね。あのときチワワは震えていましたよね。今から思えば、スポンサーの疚(やま)しさが隠せなかったのは動物の本能だったでしょうか?
先週2日毎日新聞万柳川柳にアイフルに関する二つの投句が載っており笑ってしまいました。
“震えてたチワワの気持ちいま分かり” “チワワよりブルドッグだなコマーシャル”(^^)
賞金総額1億円のサントリーレディースは雨と風の悪コンディションが続き、さくら選手は健闘及ばず17位タイと潰えました。先週今週とパー5でのボギーはきざんで居れば楽にバーディーが奪えたものを、飛距離を過信してのイーグル狙いが目立ち若さを露呈しました。
コースマネージメントを任せられるちゃんとしたプロのキャディーを帯同すれば優勝に絡むゴルフができるものを肉親に拘っていては我(が)が出て何時までも現在の状態を脱せないと思います。猛省して下さい!さくらちゃん!