五月の連休も終わり、愈々夏の到来に備えて衣類や家具の衣替えに忙しい時期となりました。先週職人さんに頼んで雑草畑を我が物顔で跋扈する蛇イチゴや紫式部などをすっかり始末して頂き、さて何を植えようかと思案していたら、昨日の雨であっという間に“ひるがを”の新芽が無数に首を擡げてきました。この“ひるがを”は近所の空き地から5年前に採取してきたものですが一向に花を付けずに地下茎のみが庭中を駆け巡り年中葉ばかりで困っていました。蛇イチゴなどと一緒に一応駆除したつもりでしたが割り箸程度の切れ端の根から芽を出してきましたから今年も当分は悩まされそうです。(;;)

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写真は新しく改築された“池姫地蔵尊”です。この地蔵さんは駅前から歩いて数分の商店街の外れにある三叉路の角に位置し、駅前を山陽バスが通っていた嘗ては“地蔵前”と謂うバス停まで永くあり住民に親しまれていました。以前のお地蔵さんは私が生まれた時には既に存在し、西舞子と違ってお地蔵さんの少ない垂水でも数多くの信者さんが居て何時もお参りで賑わいお供え物を狙って猫達の溜まり場となる程でした。お地蔵さんの館(やかた)が改築されている半月余りの間お地蔵さんは近くの市場の空き地に安置され沢山の信者の方がわざわざ市場の中まで入って来られ日夜お参りをされて居ましたが市場の売上には貢献されなかったようです(;;)。今回の改築完了後にデジカメを持参しました処、誰も居ない時が少なくてシャッターチャンスを見付けるのに多くの時間を要しました。
どうしてお地蔵さんがブログの話題に取り上げられたのか、その理由はこのお地蔵さんの持ち主が居ないからです。持ち主不明のお地蔵さんを誰が建て替えたのかその辺が不思議で市場の小鳥屋さんと話をして真相を聞かされ吃驚したのでしたが、そもそもこのお地蔵さんの馴れ初めは昭和の初めにそこら中が田畑であった時分に、其処にあった池を埋め立てた処、池の底からお地蔵さんそっくりの石が出てきたことから、これを捨てれば罰が当たると周辺に住まっていた信心深い篤志家達が埋立地の南端に“池姫地蔵尊”と名付けて建立されたそうです。さすれば土地は北側の病院のものかと云うと病院とははっきりと側溝で区切られお地蔵さんの土地は単独で存在する如くでした。
小鳥屋さんの話から推理してみるとどうやらお地蔵さんは公道の上に建てられたようであり、面積にして少なくとも10㎡以上ありますから、時価にすれば数百万円もの額になります。当時から不法占拠していた可能性が高く、現在なら到底考えられないことですが区役所の図面にもお地蔵さんは存在するそうですから、当時の村長さん(その頃は明石郡垂水村でした)が信心深い方であり特例として認めて頂いたものでしょう。その後役所も既得権をずっと認めていることでもあり今更土地を明け渡せとも言い出し辛く、税金も取れない工作物が存在することになったようですが、考えてみれば当時は昭和不況の真っ直中であり、土地の価格は兎も角としてもお地蔵さんの建築費には相当な費用が掛かったと思いますが、80年も前に奇特な方が居られたものと感心しました。そしてこの地蔵さんは今も管理人と称する方がいて今回も老朽化を嘆いて立て替えを決意されたそうですが、近隣の方々から市や有志から寄付を募っては?との提案にも、寄付を頂戴すると何かと無理を聞かねばならぬからとやんわりと拒否されご自分の浄財を投げ出して改築されたそうです。成る程よく考えてみると市へ寄付など頼みに行けばあれは市道の一部やからこの際返してくれと言われ兼ねず賢明な選択肢であったでしょう。然し建築費用は素人目にも300万円は下らぬと思われましたが世知辛い世の中なのにこれ又奇特な方が居られたものだと感服致しました。真相は定かでありませんが、ひょっとしたら80年前の方の子孫なのかも知れませんね。法的には一応家屋とされますから建築申請を受けた市役所も公道上の建造物など認めてよいのか応答に困ったでしょうが80年の年輪を持つお地蔵さんと大勢の信者さんには文句の付けようもなかったことでしょう。皆様も一度お参りされたら如何ですか?
“オレオレ詐欺”こんな変な事件が始まって一体何年になることか、未だ性懲りもなく引っ掛かる手合いが少なくないようであり、警察庁はオレオレ詐欺の昨年度被害状況を先週発表しました。面白いことに発生件数、被害金額共に東京が圧倒的に多くて、大阪と比較すると発生件数は東京が1758件被害金額36億円余とダントツであり大阪の場合は件数33件被害金額8千万円とまるで少額なのに驚かされます。愛知県や北海道も結構多く、全国的にも被害1件当たりの人口は1万5千人前後ですが大阪は全国平均の10倍である17万人であるのに東京のみ7千人に一人が引っ掛かるなど圧倒的な格差がありますから大阪人より東京人が24倍も率が高いことが分かりました。一体東京人の被害率の高い原因は何処にあるのでしょうか。
引っ掛かっても“ない袖は振れぬ”と謂いますから先ず東京の人がお金持ちの方が多いことが上げられると思いますが、大阪がそれほど貧乏人ばかりと謂うのもおかしいし、貧富の差があっても1~2割の範囲でしょうから他に原因があるのではとトクと考えてみました。
警察庁の発表ではオレオレ詐欺も時代と共に高度化し進化して、最近では交通事故などより“ご主人が痴漢で捕まった!”との警官や弁護士を装ったものの登場が流行となって来たようです。外面や世間体中心の生活を営んでいる東京人に対しては、これこそ取って置きの殺し文句であり極め手となることでしょうが、大阪人は言葉は悪くても夫婦間の人間関係は密であり、電話が来ても“アホなこと言いな!”と取り合って貰えないか“そんな亭主なら塀の中に入れたらええがな!”と突っぱねられてお仕舞いとなるケースが多いのでしょう。どちらかと謂えば東京では夫婦間がお互いの人格をしっかりと認め合って少し距離をとって他人行儀な生活をする人が多いようですから、お互いを晒け出して日常茶飯事どつきあいの喧嘩も一夜同衾して朝にはケロリと直っている大阪人とでは夫婦間の理解度や信頼度がまるで違う処にオレオレ詐欺の被害者になるかならぬかの鍵が隠されているように思われました。
東京人は己が夫の危難などより、その事件が公表された結果受けるであろう妻である自らの世間体の方に気を取られて血が上って気が付けば数百万円を盗られていたと謂う結果を招くのではないかと思われます。又一般的に言って東京ではあの植草一秀元早大大学院教授の前例がある如く、教養の高い知識層に痴漢癖の多い風潮が知られていますから、或いはうちの夫も?…と我がご亭主を過大評価しての錯覚が齋らした副産物なのかも知れませんね。奥さんにしては本望かも…?
関西ではよく女性のお尻を撫でてキャッと言わせは女性から平手打ちを食って笑っている男が居ますが、こんなのは趣味は悪くてもスカート内の手鏡や盗撮などよりずっと陽性でいいですよね。どうして植草さん程の方があんなことをされたのか理解に苦しみますが、彼等程の知識階層の方の奥様方も又きっと知的で教養溢れた方に違いありませんし、自らの教養が災いしてとても奥様に閨の誘いまで申し出る勇気がなく(奥様とて同様で年中欲求不満だったりして…)屈折した思いが痴漢へと駆り立てるのかも知れませんね。これを下種(げす)の勘ぐりとでも謂うのでしょうか。(^^)
話は変わりますが植草さんが来春名古屋商科大学大大学院の教授として教壇に立つことになったとか、巷では早過ぎるのではとの憶測が飛び交っています。果たして受講者が居るのでしょうか?誰も来なかったりして…(;;)
話は変な方へ飛んで行ってしまいましたが、オレオレ詐欺は究極時間との勝負ですから今年からATM1日50万円限度となったことだし、彼等も電話代やバイトの日当の採算が合わず何れ終息するものと思われます。
大阪市の三セクから業務委託された飛鳥会の駐車場収入の巨額な横領事件には誰もが呆れましたね。今回の事件で奇しくも飛鳥会と市との癒着振りが暴露されましたが、同和特措法が82年に期限切れ後も役人の前例踏襲の悪弊から続いていたものであり、年に2億円もの駐車料金が旧三和銀行を通して何十年も流れていたのに金融資産に関しては世界一の情報網を誇る国税局がこの大型脱税の摘発にどうして動かなかったのでしょうか。恐らく彼等は事実関係の殆どを把握していたことでしょう、然し国税局も同和に対する課税問題に付いては一般納税者と一線を画して同和対策室で別個に取り扱っており、その辺との調整が難しくこれまで飛鳥会に対して一度も税務調査がなかったことは局側が“触らぬ神に祟りなし”と見て見ぬ振りをしてきたものと思われます。地検の捜索が開始されたことを知って小西容疑者はこの春に慌てて5年分の修正申告書を提出して8000万円納税したそうですが、何れ地検の捜査の結果による課税通報を経て改めて国税局から多額の法人税や源泉所得税が課せられることになるでしょう。
飛鳥会の家宅捜索で地検特捜は普段は持つこともない拳銃を持って臨場した位ですから、同和も一部の連中はある面暴力団と変わりませんから国税局が調査に二の足を踏んだのは良く分かりますが、一般納税者からは税金をしっかりと取り立て暴力団や同和はお目零しなのでは一寸遣り切れない思いが残りますよね。一方世間から疎外視された穢多(えた)を一般人同様まともな生活をと水平社を興され今は亡き部落解放の父松本治一郎氏がきっとあの世で泣いていられると思います。真(まこと)の同和の人々は市井の片隅で普通の人としてひっそりと生きることを望んで居るのです。小西容疑者は40年もの間部落解放同盟大阪府連飛鳥支部長の職に有り、この間に40億円もの蓄財を得たいたことが現在判明しておりますが、飛鳥会に常駐していた旧三和銀行であった三菱東京UFJ銀行(もう少し短くならんのか!)の担当者は百貨店での宝飾品購入が年に千万円単位あったと告白していますから実際の横領額は生計費など個人的費消額を加えれば50億円を超すことになるでしょう。そして日本国中には小西邦彦一人ではなく部落解放を正義の御旗として、地方自治体を恫喝し同和予算を恣(ほしいまま)に私腹を肥やしている第二第三の小西がゴマンといることでしょう。
小西容疑者は命を懸けて穢多(えた)を救おうとされた泉下の松本先生に恥ずかしくないのか!ひょっとして小西容疑者は似非同和ではないのか!
 【部落問題資料室】
http://www.bll.gr.jp/siryositu/s-ta-matum.html
女子ゴルフヴアーナルレディース横峯さくら選手は今週も精彩を欠き26位タイと崩れファンの期待を裏切りました。出ずっぱりで疲労が蓄積しているものと思われます。少し休んで体力を回復させないと、こんな成績の連続ではその内TVにも写して貰えなくなりますよ。(;;)