雑草でごった返しの事務所の庭は蛇でも出そうで愚娘から“余りにも酷すぎる”と苦情が出たため週末少しだけ草抜きをしましたが、腰が痛いばかりで幾らも抜けず今週に持ち越しになりました。原因は蛙が冬眠から醒めたときに叢があった方がヤブ蚊など餌があっていいかと単細胞に考えたものでしたが、3日で30cmも伸びる雑草には蛙もおっ魂消たことでしょう。 {%uttori%}
姿は見えませんが時折叢の何処かで“ゲゲゲ”と可愛いくない声が聞こえます。 {%gakkari%}

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雑草の中には写真のような昔懐かしい“烏の豌豆”も沢山生えており、何時もは早くに刈ってしまうのですが今回は冬眠蛙のせいで良く育ったために太った豌豆が沢山実を付けたので遠い昔を想い出し豌豆笛を作って吹いてみました。数十年振りのことで最初は上手く吹けませんでしたが、やがて♪ピー♪と良い音で吹けるようになり早速小学三年生の孫達に披露すると、流石子供達は飲み込みが早くすぐに上手に吹けるようになり、明日は学校へクラス全員の数だけ“烏の豌豆”を持って行くと意気込んで先刻豌豆を沢山もいで帰りました。今時(どき)の若い先生に果たして知って頂けるやらと案じております。
先生だけ吹けなかったりして… {%tohoho_a%}
この豌豆は放っておくと真っ黒になるところから“烏の豌豆”と呼ばれますが、私の小さい頃はこの豆を干してお茶っ葉にしていました。少し苦いのですが利尿剤としても効果的とか…腎臓の弱かった私は母から“烏の豌豆”採取役を仰せつかって何時も飲まされていたものです。 {%gomenne%} 60年前の懐かしい想い出でした。 {%uttori%}
先週の“白黒つけます”は『大学生はバカになったか?』でありました。 {%shiranai%}
答は見るまでもなく3000名近いアンケート回答者の70%以上が“大学生はバカになった”と答えましたが、ある学生寮の管理人が勉強のことなどより日常生活に於いて今の学生の幼稚化を歎いて居られるのが注意を惹きました。“トイレは汚しっぱなし、水は出しっぱなし、食べ物は捨てっぱなし、食事の仕方など最低”だとか、これって勉強以前のことですから、バカ以前の問題と謂うべきでしょうか。親の教育や学校の先生の指導がなっていなかったことを意味しますよね。大学生になって急に生活が乱れた訳ではなく中学生高校生の生活を引き摺っての大学生生活に違いありませんから、ずっと以前から親や先生の無放任と本人の無自覚が続いていたものと思われます。男子高校生が電車内で腰パンとか謂われるズボンを腰まで下げてシャツを出し靴の後ろを踏んでいる姿や、女子高生が電車内で尻座して菓子パンを食べたり化粧したりする姿を見るにつけ、我々世代の人間には自分達の恥部を晒された思いでありますが、彼等が次代の大学生になるのですから、バカ以前の問題まで論じるべきではなかったかと思いました。これら全ては子供に人間の為すべきことの善悪を教えられなかった親や学校の先生である新世代の人達が責任を負うべきでありましょう。昔からの諺“馬鹿を見たくば親を見よ”と言うではありませんか。つらつら考えるにその新世代の親たちも又バカであったとすれば、彼等を育てた我々より一回り年長の大東亜戦争を闘ってきた人達も同じくバカであり子弟の教育に反省すべき処が多々あったと感じました。要するに大学生がバカなのは我々が皆バカだったのです。 {%komaru%}
今期の阪神は親会社が宿敵阪急に買収されたせいかメチャ弱いですね。鉄人金本もそろそろトシだし今期は多くは期待できないのではないでしょうか。ほくそ笑んでいるのは“阪神優勝なら一人5万円の商品券を1万名に進呈します”との謳い文句で4月までの僅か3ケ月で2700億円もの定期預金をかき集めた尼崎信用金庫でありました。この信金は嘗て“阪神優勝は金利7.7倍!”で有名となり人気を集めたことをご記憶でしょう。今回もオマケ付きなので本来の利率は最低に設定してありますから、2700億円も売れれば5億円の商品券代など全体の0.18%にしか過ぎず7.7倍のときは尼信の経営が案じられましたから今度は神戸信用の0.6%の1年定期や日新信用のタコ定期0.7%に比べると地均ししてダントツに低いものであり前より圧倒的に少ない出費で済みそうです。50%以上が経費として差引かれる宝くじがあれだけ売れることから日本人が射幸心が強い人種であることがよく分かりますね。どうやら5億円は泡沫の夢になる公算が大であり、全てはダメ虎と化した阪神のお陰で尼信は巨利を得ることになりそうです。
多額の商品券購入を期待していた阪急阪神百貨店もガッカリしていることでしょう。 {%gessori_a%}
昨年の秋、大阪府の中学生陸上中距離走(1500m)ラスト200mでトップ争いの二人の選手の一人が転倒して優勝を逃し更には膝の損傷から重傷となり、先週裁判沙汰となりました。訴えたのは転けて優勝を逸した選手側かと思ったら、ナント!優勝した選手側からの裁判であり被告は泉大津市だとか、何とも面妖な事件となりました。何でも転けた選手側の学校関係者が保護者のビデオから“あの子は後ろから押されて転けたんや!”と抗議していたそうですが、優勝した選手の家族も黙って居ずに、さる民間機関に140万円も支払ってビデオの解析を依頼し、あれは単独転倒であって走路妨害はないと反論し、損害賠償の民事訴訟が提起されました。解析屋さんも140万円も貰えば依頼者に有利な証言はすることでしょうが、ビデオは遠距離からの撮影では立体画面でないため接触の有無の判断は難しいでしょう。でもこの人達はビデオビデオと騒がないでどうして走っていた本人に聞かないのでしょうね。“押されたから転けた”と言わせば全ては解決できるのではありませんか。子供は正直だから当人は“押されていない”と言っているため口封じを命じられたかな…?
沢山の病院が勤務医や従業員の給与から天引きした社会保険料長期間滞納していることが厚生労働省の発表で明らかになりました。営業不振の会社ではよくあることですが、社会保険のお陰で食べている病院が社会保険料滞納とは厚生労働省も嘗められたものですね。2009年度より罰則を設けて長期滞納者を保険医指定から外すとか生温いことを言って厚労省は息捲いて居りますが、そんな邪魔臭いことをしなくても先月分から病院に支払う社会保険診療報酬の振込金額から未納の社会保険料を天引きすれば済むことではありませんか。税務署を見てご覧なさい。還付申告をすれば先ず彼等は申告者に未納税金がないかどうかをチェックして未納があればさっさと差し引いて残額のみが還付されますから経費も掛からずお互いが納得です。それに保険医指定を取り消せばその病院は患者が居なくなって潰れるよりなく、周辺の患者さん何よりは困るし、厚生労働省は余計に社会保険料の取りはぐれが増える一方だと思うのですが… {%gakkari%}
厚生労働省も国税庁から数人出向して貰ってその辺のノーハウを伝授して頂いたら如何ですか?何時もながら厚労省や社保庁のムダさ加減には呆れます。最近又もや年金の加入期間の記録喪失が巷を賑わせて居ますが、最近の半年で実にその数179万件にも上るそうです。団塊の世代が定年を迎えての履歴紹介を受けてのものでしょうが、文句を言ったら“40年前の領収書を持って来い”ですって…良い加減にして欲しいですね。原因が分かった幾つかは入力時に性別誤りや振り仮名をよく見ずに姓名の“読み”をうっかりと誤って勝手な“読み”(例えば角田をかくだ、とか、すみだ、に…)にミスした類のものが多いらしく担当者の注意力散漫さは目を逐うばかりです。其の社会保険庁が今回非公務員型の日本年金機構に改組する法案が提出されようとしていますが、非公務員型に変わったとて中身は同じ保険料と税金の無駄遣いが継続しますから何も変わらないのですが、この法案が可決すると変わることは機構は天下り法人の枠から外れ公務員規制対象外となるので天上がりお役人が幾人雪崩れ込もうと自由であり誤魔化した保険料を食い荒らそうと目論んでいる狡い官僚の深慮遠謀が漸く見えてきましたよね。早く社保庁を国税庁にM&Aでもされて社保庁を解体せよ! {%ikari%}
女子プロゴルフツアーヴアーナルレディース横峯さくら選手は初日81の大叩きで遣る気をなくし“ジンマシン”の診断書で棄権しました。“ジンマシン”はゴルフのプレーにさほど影響はないと思うのですが、人気ゴルファーの欠場はギャラリーや視聴者が激減しますから、協会への手前表向き何らかの診断書が必要だったことでしょう。そのため今日は故事諺格言コーナーに変更します。
『黄昏(こうこん)』と書いて何故か“たそがれ”と読みますよね。夕闇が迫る頃を指しますが、その語源をお考え下さい。
ご存じの方には雑学博士をお贈りしましょう。 {%applause_a%} {%trophy%}
因みに今日のブログの題名“馬鹿を見たくば親を見よ”とはどう謂う意味かお分かりですか?